JPS63112975A - 微生物の培養とテストのための装置およびその方法 - Google Patents

微生物の培養とテストのための装置およびその方法

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JPS63112975A
JPS63112975A JP62214947A JP21494787A JPS63112975A JP S63112975 A JPS63112975 A JP S63112975A JP 62214947 A JP62214947 A JP 62214947A JP 21494787 A JP21494787 A JP 21494787A JP S63112975 A JPS63112975 A JP S63112975A
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Japan
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medium
carrier
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liquid
bacteria
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JP62214947A
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ロイ・ホウルブルツク
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Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
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Publication date
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微生物培養及びテスト用装置及び方法に係る
。特定の具体例では本発明は、サルモネラ(Salmo
nella)、カンピロバクタ−(campyloba
c−ter)、リステリ゛ア(Listeria)、ビ
ブリオ(Vibrio)、アエロモナス(^eromo
nas)又はエシェリキア(Esc−berichia
)の種、菌株及び血清型のような運動性バクテリア(m
oLile bacteria)に適用するのに好適な
装置及び方法に係る。
これらの運動性バクテリアは、人体及び動物に対して病
原性であるため、食品衛生、環境衛生及び汚染並びに臨
床試料を監視する培養及びテスト方法の特に重要な検査
対象物である。
現在使□用されている方法、特に例えば食品サンプルの
サルモネラ菌汚染をテストするためにしばしば使用され
ている方法は、時間と労力を要する。
例えば食品サンプルのサルモネラ菌汚染をテストする一
つの標準方法は、 (a)例えば細菌学的ペプトンを含む225z1の「増
殖前段階」又は[復活(resusc i tat 1
on) J培地中に被験食品又は池のサンプルの試料2
51?を分散させ、せいぜい1日間インキュベート(3
7℃で18〜24時間)する段階と、 (b)サルモネラ菌が存在する場合その成長に対して他
の微生物の生長を抑制するように、最初の培養株を1種
以上(例えば2種)の異なる「選択増殖」培地(sel
ective enrichn+enL mediuI
ll)の各々に継代培養し、サルモネラ菌(存在する場
合)の明白な集団(明白な集団の最低レベルは非常に広
範囲であり得るが、他の汚染物質が不在の場合は例えば
微生物数約1000/zj!であり得、他の生物で強く
汚染されている場合には微生物数約1,000,000
#1’以上に達し得る)を形成するようにインキュベー
ションによりこれらの増殖培養株を成育させる段階と、
(c)サルモネラ菌のコロニーを同定できるように(原
サンプル中にサルモネラ菌が存在している場合)、シャ
ーレ中の一般に寒天培地である一連の選択確認固体成長
培地上で得られた増殖培養物を接種する段階と、 (d)更に同定な確認又は否認するために、サルモネラ
菌であると仮定されたコロニーに少なくとも生化学的及
び/又は免疫学的(凝集)テストを実施する段階とを含
んでいる。
上記プロセス全体を実施するには約1週間を要する。
な改良された免疫学的テスト方法が開発された。
従来技術には、選択運動性システムによるサルモネラ菌
の単離という方法も提案されている(P FStuar
t及びII Pivnick(1965) 、^ppl
ied Microbi−oloHy 13(3) p
p365−372)、この方法はU字管に収容された「
半固体」ゲル培地を使用しており、増殖前の培養物から
のサンプルを半固体ゲルの表面に接種してU字管の一方
のアームに接種後、他方のアームから[fを収集しなけ
ればならなかった。
米国特許第4563418号(Bio−ConLrol
s、 Inc、)には、検出すべき生物の運動性に依存
する別の方法が記載されている。この文献は、サルモネ
ラ菌のような運動性生物の検出に使用される運動性−免
疫固定法について記載しており、各端部の開口と各端部
開口を覆うためのキャップとを有しており且つゲル化し
た運動培地(motiliLy mediuIi)を収
容する運動容器を開示している。システムは、−端のゲ
ル化培地と接触しているサルモネラ菌を固定するように
抗血清を配置し、L−セリンのような走化性誘因剤を含
む選択増殖培地を、他端のゲル化培地と接触している従
来の選択増殖培養物からの生物の接種材料と共に配置す
ることにより使用される。インキュベーション後の陽性
の結果は、抗血清が加えられた管の端部付近に固定され
た細菌のバンドにより示される。
運動性強化を扱ったサルモネラ菌検出の別の考察及び記
載として、J M De SmedL、 RF Bol
der−dijk、lI F Rappold及びD 
Lautenscblaeger(1988)J、 F
ood Protection vol 49(7) 
pp510−514に掲載されたものがあり、この文献
によると接種材料を増殖前培養物から移してラバボート
ーヴアシリエイジス(Rappaport−Vassi
liadis)ブロスを含む半固体寒天の表面にスポッ
トを形成し、24時間インキュベーション後、遊走した
細菌の増殖が出現した領域の縁部から得た試料を更に継
代培養し、サルモネラ苗の存在を試験する。
米国特許第3704204号(^r +n o u r
 & Co )は、サルモネラ菌の迅速な試験を実現す
るための試みを記り 載しており、こ刻方法は例えば肝汁酸塩、デオキシコー
ル酸、塩fヒリチウム及びアクリジン誘導体(アクリフ
ラビン)のような選択抑制剤を含む栄養培地中の肉及び
骨扮の試料を、培地表面がら約1.5インチ上方に配置
したi!ii:酸鉛で飽和したコツトンスワブと共にイ
ンキュベーション、24時間のインキュベーション後に
黒変したスワブを陽性(被疑)結果とみなす、この方法
では誤って陰性の結果が出たという事例はないが、誤っ
て陽性の結果が出たという事例は多数報告されている。
これらの努力にも拘わらず、特に早期の培養段階につい
て運動性バクテリアのこのテスト方法を適宜短縮すると
いう問題が残っている。
本発明の一つの目的は、単一容器内のサンプル培養物か
ら良好な信顆できるテスト結果を得ることが可能な運動
性バクテリアのテスト用装置及び方法を提供することに
ある。
本発明の別の目的は、作業者により必要とされるサンプ
ル及び培養物の処理を単純化及び/又は短縮するために
、運動性バクテリアの選択増殖培養及びテストに使用さ
れる簡便な装置及び方法を提供することにある。
他方、本発明は運動性バクテリアを選択的に培養するた
めの方法を提供するものであり、該方法は、 (a)細菌学的インキュベーションのために、運動性バ
クテリアを含んでいる疑いのある材料サンプルを準備す
る段階と、 (b)運動性バクテリアの復活及び成長に適当な液体栄
養培地を含む培養容゛器に前記材料サンプルを入れる段
階と、 (c)液体栄養培地中にその表面から突出するように少
なくとも1つのキャリアを部分的に浸漬し、前記キャリ
アが運動性バクテリアの細菌学的2択成長と指凛に適す
る培地から選択された支持栄養培地を含んでおり、更に
前記キャリアは前記容器内の液体培地と前記支持培地と
を接触させるための開口部を液体栄養培地の表面の下方
に有しており、これにより培養中に運動性バクテリアが
液体培地から支持培地に遊走し得るようになっている段
階と、 (d)サンプル及び栄養培地をインキュベートして液体
培地内のサンプル中に存在している運動性バクテリアを
成長させ、この培養中に運動゛性バクテリアを支持培地
に遊走させ且つ運動性バクテリアを支持培地内で成長さ
せる段階とを含んでいる。
該方法の数種厘の具体例では、キャリアは液体栄養培地
の表面の上方にも開口部を有し得、支持栄養培地は、バ
クテリアサンプルが支持培地中に上動して該培地中での
成長及び遁走後に該サンプルを移送するために使用され
る移行表面を有してもよく、該方法は更に、支持培地中
及び該培地を通って成長した後に運動性バクテリアを支
持培地の移行表面から移送する段階を含み得る。
更に本発明によると、運動性バクテリアを選択的に培養
するための装置が提供され、該装置は、(a)運動性バ
クテリアの復活及び成長に適当な液体栄養培地を含む培
養容器と、 (b)前記液体栄養培地中にそれ表面から突出して部分
的に浸漬されているキャリアとを具備し、前記キャリア
が運動性バクテリアの細菌学的な選択成長と指徨に適す
る培地から選択された支持栄養を 培地を有して漬り、前記キャリアが前記容器中の前記液
体培地と前記キャリア中の前記支持培地との間の接触の
ため前記液体栄養培地の表面より下に開口部を有してお
り、前記バクテリアの培養中に前記運動性バクテリアが
前記液体培地から前記支持培地へ遁走しうるようになっ
ている。
従って本発明は、例えば運動性バクテリアである微生物
の培養、選択、増殖、及び多くの例ではその検出を実現
できる。本発明は被験微生物の復活及び成長にそれ自体
既知の形悪の液体培地を使用することができ、水又は適
当な基礎培地で再水相後にこのような液体培地を形成す
るための屹燥enricbment medium)、
及び/又はill ffa IAX生物の存在及び成長
を指標するための指標培地(indicaLorued
iu+a)は、それ自体既知の形態のものを使用するこ
とができ、変形例は、水又は適当な基礎培地で再水和後
にこのような支持培地を形成するために乾燥調製物を含
む。
本発明は、以下に記載するような特徴を有しており且つ
明細書に記載されるような措置手順で使用される支持培
地のキャリアも提供する。
本発明の使用にあたっては、2択増殖及び/又は指標培
地が復活及び成長培地と接触しているゾーン又は容器に
位置するように培養容器及び支持培地を配置するので、
使用中、被Q微生物は培養中に増殖培地中に優先的に成
長又は遊走することができ、手作業の接種により移す必
要がない。
不明a書中、「支持培地」とは、対流が実質的に阻止さ
れ且つ運動性生物がその中を移動することはできるが、
(適例では)非運動性生物がその中を通って発胃できな
いような程度までゲル又は固体材料と結合したく例えば
散在させた)液体増殖培地(liquid Hrowt
h medium)を息昧する。この条件は、ゲル化剤
を含む培地、又は例えば対流が実質的に阻止されるよう
な程度まで固体ネットワーク又は枠組により支持された
液体培地により提供され得る。支持体の適当な例として
は無制限であるが、運動性バクテリアの増殖用としてそ
れ自体既知の「薄い(sloppy)Jゲルのような低
濃度ゲル材料、及び繊維性伝導材料があり、後昔の例は
、P紙及びナイロン又はポリアミド又はポリエステルフ
ィルター、特に微生物がそれに沿って成育可能、又はそ
れ自体の運動性により移動可能な液体又は半固体ゲルを
含む非常に狭い長手方向チャネルを規定するプリーツ状
フィルター、又は多孔性ポリマーフィルターである。
選択培地及び増殖培地とは、被験微生物以外のほとんど
の微生物の成育を阻止又は低下するように選択された選
択的抑制剤を含む培地を意味する。
該抑制剤は所望の微生物の増殖に対して最悪でも穏やか
な抑制性、好ましくは中性又は刺激性である。このよう
な剤及びその適用量の例は当分野では周知であるので本
発明の対象から外す、サルモネラの場合、既知の選択剤
は肝汁酸塩、アクリジン誘導体及び後述するような培地
の所定の他の成分、例えばブリリアントグリーン(br
illiantgreen)のような染料を含んでいる
本発明で使用される液体復活/成長培地は選択抑制剤を
含まなくてもよい。サルモネラ菌テストの場合、マラカ
イトグリーン(malacl+ite green)の
ような選択抑制剤が有利である。復活/成長培地はほと
んどの場合、走化性誘因剤を含むべきでなく、こうする
ことによりL−セリンのような既知の走化性誘因剤を所
望により支持培地中に効果的に含有させることができ、
こうして液体復活培地から支持還択及び/又は指標培地
への運動性微生物の(自己)遁走を強化できる。
本発明は、被験微生物(存在している場合)の増殖培養
を単一のインキュベーション段階後にするために、食品
又は他の材料を培養装置に加えることができる。
本発明の利点のひとつは、本発明を使用すると、食品サ
ンプルを接種した単一の培養装置により、サルモネラの
ような運動性細菌種の十分濃厚且つ強化した培地を得る
ことが可能な培養装置を提供できるという点にある。
本発明は更に、例えば微生物、特に運動性細菌の選択増
殖培養に使用される対応する方法も提供し、該方法は、
被験微生物の復活及び成長のための液体培地に、微生物
を含んでいる疑いのある食品又は他のサンプルを接種し
、微生物(存在している場合)を液体培地中で復活及び
成長させることから成り、液体培地は、微生物の支持選
択増殖培地と液体接触した状態でインキュベ−1・され
、従って微生物が存在している場合、インキュベージョ
ン中に該微生物は選択培地中に成育又は移動し、サンプ
ル中に微生物が存在している場合にはインキュベーショ
ン後に該微生物の選択増殖培養物を形成する。
本発明は更に、上記のような選択増殖培地用の材料も提
供し、該材料は上述のように、水又は基礎培地で再水和
すると装置を構成するような調製試薬と乾燥調製試薬を
含むキャリアとのセット、及び支持培地を支持するため
のインサートから構成される。このような材料は好まし
くは密閉乾燥無菌パックの形態で頒布され、使用時にバ
ックを開いて再水和する。
本発明の一具体例に従う装置では、選択増殖及び/又は
指標培地からの増殖培養株の試料を培養期間の終わりに
適宜取り出すことができるように、半固体又はそれ以外
の支持選択増殖及び/又は指標培地は、第2の容器、又
は培!t11の第2のゾーンに支持されている。
第2の容器内の選択増殖及び/又は指標培地は、所望に
より、メツシュ、フィルター又は多孔膜又は他の隔壁(
但しこのような隔壁は運動性細菌を通過させることがで
きるもの、である)のような支持隔壁により第1の容器
内の液体培地から分離され得る。好適な孔寸法は少なく
とも約5〜101m程度であり、これよりも大きい孔が
許容可能且つ有利である。好適な多孔性ポリマー材料は
例えばPorex Tecbnologies Inc
、から市販されている”Porex”(登録商標)であ
り、このような材料の現時点で好適な例はf’orex
 cat、5489Bとして入手可能な孔寸法15〜4
51aaの精密化繊親水性DBS多孔性ポリマーであり
、例えば適当な寸法の円盤に切断可能な厚さ178イン
チのシートである。
適当な一梢或例では、第2の容器又は容器ゾーンの試料
抽出用アパーチャを通って抽出に利用できる適当な抽出
点を提供するように、例えば半固体増殖培地に含まれる
ゲルの弱離液により、半固体選択増殖又は指標培地と接
触している液体培地ゾーンが存在している。こうするこ
とにより、液体状の増殖培養物から試料を容易に抽出す
ることができ、これは半固体培養物から試料を抽出する
よりも好適であり得る。
所望により本発明の装置は2つ以上の培地のゾーンを備
えてもよく、該ゾーンは、液体培地の接種ゾーンから抽
出点に移動する運動性バクテリアが培地の2ゾ一ン以上
を横切らなければならないように連続して配置される。
この構成は例えば支持選択増殖及び/又は指標培地を含
む二次管を使用して実現できる。このような管は例えば
開放頂部及び開放底部を有しており、液体復活培地に浸
漬され、管の下端で生物により横断され得る多孔膜又は
フィルター又は他の隔壁を介して液体培地と管内に支持
されている培地とを液体接触させ、管の開放上部から利
用可能な抽出点又は他の適当な抽出点を有する増殖培地
の多数のゲル又は他の支持層を含んでいる。
装置は、(a)運動性バクテリアを含んでいる疑いのあ
る材料のサンプルを、増殖培地のゾーンではなく液体培
地のゾーンに接種しくこれは例えばサンプルを液体培地
に細砕又は他の方法で分散することにより実施され得る
)、(b)運動性バクテリア(存在する場合)を増殖培
地ゾーンに成長及び遊走させるように培地をインキュベ
−1−L、(c)(接種材料中に存在している場合には
)運動性バクテリアを含んでいる増殖培養物を増殖培地
のゾーン又はゾーンの1つから抽出することにより、本
発明に従って使用され得る。
本発明の別の培養装置具体例は、半固体の又はその他の
方法で支持された選択及び/又は指標培地ゾーンを2つ
以上含み、これらのゾーンが互いに平行に配置される。
これは微生物、例えば目的の運動性バクテリアが液体培
地の接種ゾーンから各平行ゾーン内に成長又は遊走でき
るようにするためである。各ゾーンは半固体の又は支持
された選択/指標培地を1つ以上含む、このような装置
は例えば、液体培地中に浸漬され、この液体培地と支持
培地とを各管の下方端で微少孔膜、フィルタ又はその他
の隔壁を介して接触させ、且っ各管の開放上方部からア
クセスできるサンプリング地点を有する複数の二次的管
を用いることによって構成し得る。
この具体例及び他の具体例は、単一培養容器内で運動性
バクテリアの2つ以上の形態の選択的増殖及び/又は指
部培地を、最初の接種後に操作を行うことなく、同時に
且つ多くの時点で実施できるという利点をもたらす。
増殖培養サンプルは次いで任意の方法、例えば微生物学
的培養、生化学的方法、免疫学的方法又は顕微鏡検査に
より、被検生体、例えば運動性バクテリアの存在を調べ
るべくテストし得る。
本発明の材料及び装置は、好ましい形態の1つとして、
両端が開放したチューブ状キャリアを含み、支持された
選択的増殖培地又は水分補給によって前記培地形態に戻
される乾燥材料が前記キャリア内に収容される。この場
合支持培地は、ゲル状であっても液状であっても、微生
物を通過させ得る適切な多孔性保持手段によって前記チ
ューブ状キャリア内に保持するようにできる。液体培地
の場合の前記保持手段は、例えば比較的密に折り畳んだ
(pleated)紙又はプラスチック材料のフィルタ
で構成し得る。このようにすれば、実質的な対流が生じ
ないように十分狭いが、被検微生物の成長又は運動によ
る通過は可能であるような長平方向通路が確保される。
これには、フィルタ又はフィルタ付きタバコの製造に従
来から使用されているタイプのプリーツフィルタを使用
できることが判明した。
前記チューブ状キャリアは有利には円筒状にし得るが、
これは絶対条件ではなく、別の形状の横断面を用いるこ
ともできる。「チューブ状キャリア」という用語は、開
放底部と開放頂部、又は更に別のテストのために運動性
バクテリアが移動できるような他の装置又は材料と連通
ずる頭部とを存するような任意の形状のチューブを意味
する。
好ましい一具体例として、前記チューブ状キャリアは防
水プラスチック材料で形成し、内部に1つ以上の互いに
類似した又は異なる選択的増殖ゾーンを存するように構
成し得、また場合によっては被検微生物に適した診断培
地ゾーンも有するようにし得る。これらのゾーンは、生
体培地が各ゾーンを通らなければチューブ状キャリアの
一端がら他端まで延びることができないように、−直線
に配置される。
前記チューブ状キャリアは、補足的診断もしくは培養処
理を所望の場合に、そのための増殖培地試料として、N
m液([r661iquid)又は、遊煎液が(例えば
チューブを圧縮することにより)容易に抽出されるよう
な多孔性材料を、使用中に復活培地と接する開放端から
遠い方の開放端に支持するのが好ましい。チューブ状キ
ャリア内に支持培地が1つ以上存在する場合には、頭部
が開放されていない1つ以上のチャンバ毎に排出口を具
備して、例えば代謝ガス又は空気を水分補給による戻し
操作の間に排出するようにすると有利である。
例えば以下に説明するテスト装置で使用される培地の現
時点で好ましい非限定的具体例は、下記のごとく調製さ
れ且つ使用される。
(a)培地1(インキュベーション槽内でのサルモネラ
菌の復活及び成育に適した培地)は、滅菌水に混入する
と下記の組成物が225m l得られるような量の乾燥
粉末アリコートの形態に製造すると有利である。
カゼイントリプトン(Oxoid L42)10g/l
; m化ナトリウム5g/l 、リン酸水素ジナトリウ
ム3.5g/Ii幸リン酸ニリン酸二水素カリウム1I
 、マラカイトグリ−ン(Merckm菌学グレード)
40ng/l、この培地は製造後に約7.2のpHを有
する筈である。
培地1はサルモネラ菌に関するもの以外の微生物汚染が
少ししか又は全く予想されない試料、例えば92燥ミル
ク及び乾燥卵のごとき乳製品及び卵製品の検査に使用す
るのが好ましい。
別の培地1aは更に40w+g/ lのノボビオシンと
4g/lの(抗生物質無含有)乾燥脱脂粉乳とを含む、
この培地の一変形例として、得られる培地が清澄性を有
するようにするためには、粉乳の代わりにカゼインを3
.0g/l使用するのが好ましい、1地1aは大きな非
サルモネラ菌汚染が予想される製品、例えば肉製品の検
査に使用するのが好ましい。
(b)培地2(LID)(運動性サルモネラ菌の成育及
び移動用の指標物体を含む選択的支持培地)は水で戻す
と下記のrWeJ組成をもつ高粘度培地になるような組
成物の乾燥粉末からなる。
Net(g/I) 3fJ苗学的ペプトン(Oxoid L37)    
  10イースト抽出物(Oxoid  L21)  
     6右旋N2 L−リシン              20クエン酸
第二鉄アンモニウム      1チオ硫酸すトリウム
          0.08アルギン酸すトリウム 
        10(^Iginate Indus
tries/Kelco Manucol DMF)(
又は、好ましくは、アルギン酸塩に代えてキサンタンガ
ムを3.75g/I) し−セリン                1デオキ
シコール酸ナトリウム      5−(最終pH約6
.7)− 培地2は乾殻粉末アリコートとじて管状キャリアの下方
チャンバに導入し得る。
培地、2 (LID)の現時点で好ましい変形例の1つ
は、アルギン酸ナトリウムの代わりに3.−75g/l
のキサンタンガムと1.25g/jのラクトースとを含
む。
(c)培地3(改iRV:Rappaport−Vas
siliadis培地をベースとする)は運動性サルモ
ネラ菌の成長及び移動用の指標物体を含む別の選択的支
持培地であり、水で戻すと下記の−eLjfl成をもつ
高粘度培地になるような乾燥粉末からなる。
Net(g/l) 大豆ペプトン、中和したもの (0xoid L44)             5
塩化すl・リウム            8リン酸二
水素カリウム         1.6塩化マグネシウ
ム(無水)        18.7アルギン酸すトリ
ウム        12.5(^Iginate I
ndustries/Kelco Manucol D
MF)セリン              1マラカイ
トグリーン(m蘭学グレード”)  0.04−(I&
終pn約5.2)− ここでは培地3も例えば管状キャリアの下方チャンバで
使用する。
(d)培地4 (flGD)(ブリリアントグリーンデ
オキシコール酸指漂培地)二 Net(g/1) Lab Lemco Powder(Oxoid)  
      5arJ学ペプトン(Oxoid)   
     10イースト抽出物(Oxoid L21)
       3ラクト−七゛°1゜ 蔗糖                1゜リン酸水素
二すl・リウム        1リン酸二水素ナトリ
ウム        0,6フエノールレツド    
       0.091リリアントグリーン    
     0.0047L−セリン         
       1デオキシコール酸すトリウム    
  5アルギン酸す1−リウム(Manucol DM
F)  10(又は、好ましくは、アルギン酸塩に代え
てキサンタンガムをIg/l) −(最終pH約6.9)− 培地4は、ここでは例えば管状キャリアの上方チャンバ
で使用する。
(e)培地5 (LICNR)(rリシン鉄シスチンニ
ュートラルレッド」)指標培地): Net(g/l) モノ塩酸L−リシン          8ジ塩酸L−
リシン           2トリプトン(Oxoi
d L42)         5イースト抽出物(O
xoid L21)       3ラクト−、セ゛ 
            5グルコース       
       1サリシン             
  1クエン酸第二鉄アンモニウム      0.5
チオ硫酸ナトリウム          0.1L−シ
スチン              0.1し一セリン
                1アルギン酸すl−
リウム(Manucol DMF)   7.5〜10
ニュートラルレッド          0.025−
<ffL終ptl約6.2) − ここではこの培地も、例えばチューブ状キャリアの上方
チャンバで使用する。
これらの培地の有用な使用法の1つとして、チャンバを
2つ持つ第1の選択的指部チューブの下方チャンバに培
地LID、上方チャンバに培地[ICDを収容し、第1
チユーブと平行で類似の構造をもつ第2の2択的指標チ
ューブの下方チャンバに改質RV培地、上方チャンバに
LICNR培地を収容し得る。
これらの培地具体例の有利な一最的特徴は、1つ以上の
選択/指標培地が(弱い)ゲルの状態を示し且つ走化的
に有効な量のセリン又は他の誘引物質を含み、一方復活
/成長培地が液体であって添加セリン又は他の走化性誘
引物質を含まないことにある。
以下、添付図面に基づき好ましい非限定的具体例を数例
あげて、本発明を更に詳細に説明する。
尚、これらの図面の縮尺は正確ではない。
以下の説明において培地及びその成分は、特にことわり
書きのない限り、0xoid Ltd、、Wade R
oad。
BasingsLoke、Ilampshire RG
240PJuK出版のOxoidManual(第5版
、1982年)及びその最新の付録に記載のものである
第1図ではワイヤバスケット状のホルダー1がテスト装
置2を保持している。このテスト装置はその外111r
iが藍付きの成型プラスチックでできている。ボルダ−
1はテスト装面2のような装置を複数個アレイ状、この
場合は列状に収容することができる。
第2図は第1図のテス)・装置2のごときテスI・装置
2を部分断面図を含む斜視図で示している。
このテスト装置2は、全周にツバを有する蓋4と着脱式
内側プラスチックカバー5とを備えた成型プラスチック
のタブボディ3を含む、前記カバー5は使用時に、この
カバー5を支持すべくボディ3に設けられたレッジの6
上に配置される。該具体例では、プラスチックボディ3
は実質的に透明な側壁を有し、実際に全体が実質的に透
明なプラスチック材料で形成されている。カバー5及び
レッジ6よりも下の装置ボディ3下方部分7は、後述の
微生物成長培地及びテスI・サンプルを収容するインキ
ュベーション容器として構成されている。
有利な一具体例として、装置2は約250+nlの液体
及び試料を(適当なヘッドスペースをもって)内側カバ
ー5の下方に収容できるような大きさを有すアを受容し
保持する収納部8が設けられている。
第2図にはこの種の収納部8を4つ示した。これらの収
納部8は第2図のキャリア9のごときチューブ状キャリ
アを受容し保持する半円形凹部の形状を有する。チュー
ブ状キャリア9はボディ3の可1n性側壁に設けられた
収納部8の作用と、内側カバー5のほぼ半円形の凹部1
0の作用とによってチューブ状キャリアの出し入れが容
易である。各タブボディ3はこれらのチューブ状キャリ
アを4つまで収容し得る。
タブボディ3、M4及び内側カバー5の構造は第3図及
び第4図に更に詳細に示した。
チューブ状キャリア9の構造は第5図に示した。
各チューブ状キャリア9(例えば、ある程度の可視性を
有するポリスチレンからなる)は開放頂部及び開放底部
11と、例えば少なくとも2つの多孔性隔壁12.13
 (例えば、本明細書に記載のごときPorex DB
S親水性多孔質ポリマーシートからなる)とを有し、こ
れらの隔壁によってその内部が複数のチャンバ14.1
5に分割される。一番上のチャンバ15は開放チャンバ
であるか、又は更に別の多孔性隔壁をその頭部に有する
ものでもよい、これらの隔壁は勿論、チューブ状キャリ
アを本明細書に記載のように使用できるように、即ちこ
れらのキャリアを液体培地中に浸漬した時に、この液体
培地がキャリア内の培地と接触できるように配置する。
そのためには通常、一番下の隔壁をチューブの底又はそ
の近傍に配置する。
ポリスチレンのチューブ9及びその付属品の適切な大き
さは、例えば次の通りである:内径約9m(下方チャン
バ8績(例えば、選択培地用のチャンバ)約1輸1、上
方培地の高さ及び容積的8mm及び0.61、チューブ
の全長約65輪m。
前記各チャンバには、運動性バクテリアに選択的な培養
培地及び/又は運動性バクテリアの成長を指標すること
のできる培養培地を収容する。
適切な培地としては、例えば前述のごとき培地が挙げら
れる。セリンは特に有用な培地成分であり、培地が成る
種の運動性バクテリア、例えばサルモネラ及び大腸菌を
走化的に誘引できるようにする。
前記隔壁の材料は例えば、Porex Technol
ogiesInc 、の多孔性ポリマー1’orex(
商標)であってよく、特に例えば厚み約1/8インチの
親水性1)BSポリマーシートを切断して厚み約1〜3
I、好ましくは21以上のディスクにしたものを使用し
得る。乾燥培地を使用し、水と接触させて再水和する場
合には、前記ポリマーディスクの下面に疎水性材料の軽
いコーティング(例えばR6pelcot(商標))を
すると有利である。培地は水によってゲル状に戻すこと
のできる乾燥粉末の形態でチャンバに導入する。
培地のラクト−ス及びアルギン酸塩成分(又は現時点で
好ましいものとしてキサンタン及びラクト−ス成分)は
、場合によっては、前記多孔性ディスクの疎水性下面と
協働して水分の吸い上げを円滑にし、水性液体で充填さ
れたチューブ内の多孔性隔壁を介して互いに連通し合う
連続的ゲル培地を形成せしめることが判明した。
これらの管には通常乾燥粉末培地成分を収容し、これを
例えばホイルバック(foil pack)のごとき密
閉容器内でX線照射により滅菌処理する。
装置は例えば以下のごとく使用され得る。
インキュベーション用サンプルの調製のためには例えば
、Stomacller(商標)ホモジナイザーデバイ
ス(Seward Surgicai、 UACl1o
use、 [1lackfriar3Road、 Lo
ndon 5EI)を用いてサンプルを培地に分散させ
る(又は米国特許第3819158号/英国特許第14
02538号に記載のごとく行なう)のが有利である。
サンプルと培地とを25g:225w1の割合で使用す
るのが有利であろう、(シかしながらこの場合及びその
他の場合でも、本発明の範囲内でより多址の物質を使用
することができる。例えば各256の多数(例えば約1
0以下)のサンプルを1つのグループとするか又は混合
して事実上の単一サンプルとして前記のごとく検査する
ことも可能である。勿論このグループ化したサンプルが
陽性であると判明すると、このグループを構成する個々
のサンプルを、被疑サンプルとして更に検査する必要が
ある)。
次にサンプルと液体栄養培地とを、上記した適当な培地
を充填した1つ以上のチューブ状キャリアと共に培λ容
器にいれる。培養容器中では支持培地が栄養培地と接触
する。チューブ状キャリアは、その下端が液体栄養培地
中に浸漬しその上端が液面の上方に突出するように配置
されるのが好ましい。
例えば37℃又は41.5℃以下で、例えば18〜24
時間又は約48時間以下の必要時間だけインキュベーシ
ョンした後に、リシン−鉄ブロスに於いていずれかのゾ
ーンが黒色を呈示するか及び/又は鮮緑色の指標ブロス
に於いていずれかのゾーンが赤色に変化するか又は本明
細書中に変形例として示した別の指標培地を使用した場
合の夫々に対応する呈色によってサルモネラ菌の存在を
検出し得る。
培養及び/又はテストを更に1iI認したい場合、サル
モネラ富培養物の液体サンプルを頂部開口部9から必要
に応じて収り出してもよい、取り出すためには、可撓性
チューブを少し圧迫し該チューブの内部のゲル又は他の
形態の支持培地から培養)浅をしぼり出す。また、培養
装置のインキュベーション時間を所望に応じて延長して
もよい。
所望の場合、適当な培養期間後に、チューブ状キャリア
の支持培地の上面に存在するサンプル)夜温を、検出す
べき運動性バクテリアを多量に含有するサンプルとして
回収することも可能である。
一般的に、多数のサンプルをテスI・するために培養容
器を一列に配置する場合、陽性の反応を示したチューブ
のサンプルだけを採取して更に検査すればよい。泗択培
地と指標培地とを保有するチューブ状キャリアの頂部と
連通ずるように組み込まれたこのような追加のテスト手
段も本発明の範囲内に包含される。
第6図の変形具体例は培養基1を含み、t、11は、微
生物テストの対象となる食品及びその他の物質を適当量
分散させて含有する復活及び成長培地として作用する細
苗学的ペプトンー水培地2を収容している。この具体例
は、サンプルのサルモネラ汚染検査に使用される。この
場合のサンプルの調製及びインキュベーションは第1図
から第5図に基づいて説明した手j1nと実質的に同じ
である。
培養基1はまた、壜1によって形成される培養容器の第
2ゾーンを与えるキャリアインサート3を3む。この第
2ゾーンは培養容器の開口部に対して固定され得る。こ
の具体例でインサート3は、サルモネラ菌に対して逗択
的な1種類以上の選択増殖培地及び/又は指標培地を支
持培地の形態で保有しており、微生物はキャリアインサ
ート3及びその内部の培地に遊走し、内部栄養培地によ
って退択的に増殖及び/又は指標される。同時に別の微
生物の移動及び増殖は阻止される。
キャリアインサート3は、水不透過性の可視性プラスチ
ックチューブ4から成り、これは培nt″A1の開口部
5に装むされ該開口に懸吊されている。
壜1は多孔質の細菌学的プラグ6によって閉鎖されてい
る。チューブ4の上端及び下端は開口している。また、
この具体例では、チューブが液面上方で多数の空気交換
用の側面開孔部をもつ。
3つの培地ゾーンがチューブ4に保持されており、各ゾ
ーンは、フィルター付きたばこのフィルター製造に使用
されるタイプと同様の稠密ひた付きフィルターによって
支持されている。ひだ付きフィルターはデユープ4の軸
線に実質的に平行に伸びる長平方向の狭い通路を形成す
る。3つのひだ酊きフィルター7.8.9の各々がチュ
ーブ4に内蔵されるプラグを形成する。フィルターは互
いに接触するか又はほぼ接触するように配置されている
。フィルター7とフィルター9とは後述する培地を含浸
させた祇フィルターである。フィルター8は祇又はプラ
スチック材料から成り、該フィルターは、保有する培地
成分にかかわりなく、チューブ4とフィルター7.8.
9とのアセンブリが乾燥含浸状態から水又は栄養培地に
よって再水和するときに流入した液体を保持する。
この具体例でプラグ7は、リシン−鉄ブロスを形成する
成分を含浸した乾燥材料から再水和する゛ (かかるブ
ロスに通常台まれる寒天、キサンタン、又はその他のゲ
ル化成分の有無は任意である)。
この具体例の1ラグ9は鮮緑色の指標ブロスを形成する
成分を含浸した乾燥材料から再水和する。
ゲル化成分の有無は任意である。
チューブ4及びその内部のフィルタープラグ7.8゜9
は、使用前に無菌蒸留水に約5分間湿潤されて再水和す
る0次に無菌的に壜1に移され環1内の第1図の位置に
挿入される。
この具体例では、本発明の装置及び方法の別の具体例と
同様に、−列に配置された壜のうちの陽性を示した(お
そらくは少数の)被疑サンプルだけのサブ培養又は追加
的テストが必要である。従って、この装置を使用すると
処理手順の数が大幅に減少することになる。従って本発
明装置の多くの別の具体例と同様にこの具体例でも迅速
な培養試験結果が得られる。
(実寸通りの縮図でない)第7図の装置は以下の違いを
除いて第1図の装置と同様である。
第7図は、壜1の代わりに主として2つのシートから成
る可1n性プラスチック袋21を含み、2つのシートが
縁端22でし一トシールされて、微生物の復活及び成長
培地の収容袋を形成する具体例を示す0袋の背面シート
と前面シー)・の上縁23aとによって形成された開口
部をフラップ23が閉鎖している。使用中の袋は2つの
ハンガー24.25と2つのハンガー24.25pに伸
びる剛性サポートとによって懸吊され得る。別のし−ト
シールしたシーム26が袋を主チャンバと側部ポケット
27とに分割し、該ポケットは、上端及び下端が開口し
た不透過可視性プラスチックチューブ4を受容且つ保持
し、第6図に示す装置と実質的に同様にチューブ4は、
2択増殖培地及び/又は指標培地を保持する。シーム2
6が袋の底部まで及んでいないので、側部ポケット27
の下部は培養培地を入れた主チャンバと連通している。
該培地の表面は28で示される。
チューブ4とその内容物とは第6図の場合と同様である
が、第7図のチューブは、稠密ひた付きフィルター材料
から成るプラグを5つ含む。
最下位のプラグは、この中に含まれるブロスがある程度
容量の大きい復活及び成長培地に溶出しても十分な呈色
反応が得られるように、(不要なゲル化成分を除いて)
2倍濃度のりシンー鉄ブロスを与える成分を含浸させた
乾燥調製物から再水和する。中間のプラグは、(再水和
前は)1倍濃度のりシンー鉄ブロスを与える成分を含み
、最上位のプラグは、(再水和前は)鮮緑色の指標ブロ
スを与える成分を含む、適当な具体例では5つのプラグ
合計の全長が約2インチで直径が約174インチである
第7cil!lの装置の使用方法は前記に準じる。
第8図は、脱水されたチューブ4形成用物質と前記のご
とくチューブに内包された支持培地とを収容したプラス
チックケーシング31から形成された無菌密封乾燥パッ
クの具体例を示す、(例えば紙製の)乾燥プラグは、前
記のごとき培地形成材料n”4当量をプラグの上で乾燥
させ、ひだを付け、例えば真空下60℃で充填すること
によって調製される。材料は、乾燥、ひだ付け、チュー
ブ4内充填及びケーシング31密封後に0.5Mrad
(kGrays)のガンマ線によって滅菌され得る。所
望の場合、各ケーシング31に多数のインサーj・を所
望圧の適当な乾燥剤と共に充填し得る。
第6図から第8図に基づいて説明したインサートチュー
ブの重要な変形は、例えば第1図から第5図に基づいて
説明したような多孔質隔壁、例えばマクロポーラスな隔
壁によって閉じ込められたゲルに支持された半固体培地
の使用から成る。これらの培地は第8図に基づいて説明
したように乾燥充填され得る。
(図示しない)1つの適当なインサートチューブは0x
oid(商標)同様にビスマスサルファイドブロス(3
,01h%〉中にコール酸すトリウム(0,2,、%)
とデオキシコール酸ナトリウム(0,6g%)とノボビ
オシン(0,04g%)とキサンタン(o、42%)と
3含むゲル化培地を内包する。この混合物はサルモネラ
菌を3択的に培養し陽性の場合は黒色に変色する。
このゲルはチューブの下端に固定された多孔質フィルタ
ー膜を介してチューブ内に保持され得る。このような膜
は勿論ひだ付きフィルターサポートを使用する具体例で
も使用できる。
同じくサルモネラ検査に使用される変形具体例において
、ゲル又は液体の形態の選択増殖培地を復活及び成長培
地と接触した状態で保持する装置は、下端開口の直径約
1インチをもち上端開口に向かって直径が約174イン
チまで漸減する全長約1インチの開口熱可塑性プラスチ
ックチューブから成る。1f11細ナイロンメツシユ膜
が底部開口の周囲に接着剤で封止されている。この具体
例及びその他の具体例に適当なメツシュは太さ42μの
ナイロン糸から成り網目サイズ10μ、網目;!!L1
90/am、透水性801/+’/秒のメツシュである
(Simonyl 11010(商標)として市販)。
この装置は復活成長培地の表面に支持されてもよく又は
浮動してもよく、前記のごとき選択増殖培地を保持する
。上部開口はサンプル採取口として機能し得る 前記のごときキャリアチューブを復活増殖培地中に適切
に配置するための別の構造が第9図及び第10図に概略
的に示されている。これらの図によれば、第1図から第
8図で示したチューブと実質的に同様の2つのチューブ
状キャリア91が浮動ボルダ−92の開口に押込嵌合に
よって着脱自在に挿入されている。ホルダー92はチュ
ーブ91を挿入する開口を備えた台93を備える。好ま
しくは台93は、チューブ91内部の培地の状態が見易
いような白色プラスチック(剛性)シート材料から成る
0台93の下方で台93の周囲に浮スカート94が固定
されており、該スカートには空気又は気泡又はその他の
浮力材料が充填されている。空気浮力を用いるときはス
カートが気密性である。各キャリアチューブは、多孔質
親水性ポリマーから成る下部隔壁95及び上部隔壁96
と、下部に支持された選択培地97及び上部に支持され
た指標培地98とを含む、培養期間が終了するとサンプ
ルは上部培地の上面99から収り出される。
使用中、チューブ内の培地は、水と接触することによっ
て再水和し、チューブは台93の開口内に押込嵌合され
る。アセンブリを次に被検サンプルを接種した復活培地
に浮遊させてインキュベートする。この構造によって、
種々の規模の復活培養物に適応するように外側培養容器
の形状及び寸法を広い範囲内で変更し得る。
第11図は、本文中に記載の培養方法で使用されるキャ
リアチューブの改良具体例を示す、射出成形したプラス
チックチューブ111に前記のごとき多孔質親水性ポリ
マーから成る下部隔壁112及び上部隔壁113を設け
、使用中に選択培地及び指標培地を夫々保有する下部チ
ャンバ114及び上部チャンバ115を形成する。−最
的にこのキャリアチューブは、前記のごとき乾燥成分を
チャンバ114,115に内蔵した密封滅菌バックとし
て提供される。下部チャンバ114は、上部隔壁113
と接触し、またチューブ111の側壁に形成された側壁
孔116,117に開口する。側壁孔116,117は
チャンバ115に沿って該チャンバより上方に延びてお
り、チューブ111の主開口に再度開口してチャンバ1
14のベンI・を形成する。この開口は使用以前はチャ
ンバ115の上方でチューブ111と密封的に係合した
ピストン118によって隠蔽されている。この具体例に
よれば、再水和用の水は、ピストン118をハンドル1
19によって引き上げると下部隔壁112から速やかに
導入されチャンバ114,115内部のゲル化培地を再
水和する。ピストン118はこの使用後に完全に引き出
され廃棄される。得られた再水和キャリアチューブは、
通常は単なる水浸漬によって再水和する前記のごときよ
り簡単なキャリアチューブと同様に使用され得る。この
構造によれば、本発明の増殖培地の凝固が促進され、ま
た使用中にベント116,117は任意の代謝ガスの通
風によって下部チャンバから上部チャンバに向かって微
生物を確実に移動させる。
増殖培地及び/又は指標培地を復活成長培地と接触した
支持培地の状態で使用する本発明の培養方法において、
前記のごとき培地を適当に置換することによって別の微
生物の復活及び増殖を行なうことが可能である0例えば
、カンピロバクタ−(cas+pylobacLer)
は第6図から第8図に示すインサート形具体例のプラグ
7にrPrestonJ1択培地用成分(所望ならば寒
天を削除するか又は寒天をキサンタンとラクトースとの
併用のごとき別のゲル化剤で置換する)を含浸させプラ
グ9に適当な公知の指標培地を含浸させこれらを用いる
ことによって増殖しテストすることが可能である。
復活成長培地の有効な変形例では、少量の消泡剤例えば
0.2ml’のアミルアルコールを225xffiの培
地に添加する。
不可欠ではないが本発明の範囲内で、サンプルを接種し
た復活成長培地の一部を例えばインキュベーション期間
後に分割し全培養量の一部分だけを支持培地と接触させ
2てもよい、この場合、特許請求の範囲第1項の工程(
c)は、任忘に培養物の一部を分離除去し残りを支持培
地又は別のインキュベーション及び培養培地と接触させ
た後に行なわれ、工程(0)は、サンプルと復活成長培
地とのインキュベーションによって産生じた培養物の一
部だけをインキュベーション、運動性バクテリアを支持
培地内に移動させるように修正される。処理手11ri
のこの修正において、復活成長培養物の分離された部分
を追加量の培地で希釈する必要はないが希釈を行なうこ
とは可能である。
現在、発明者は、サルモネラ苗テストの好ましい支持培
地は、前記のごとき単一チューブに保有された改質RV
培地(復活成長培地と直接接触する下部の培地)とLI
CNR培地(RV培地と直接接触する上部培地)との組
み合わせであると考えている。
所望の場合、チューブの上部で指標反応が促進されるよ
うにチューブの下部を遮蔽してもよい。
支持培地のチューブを再水和するために第11図の改良
ピストン方法を使用する場合、別の場合には有効であっ
た前記rRepelcote」のごとき抗水性皮膜は不
要である。また、キャリアチューブに保有された支持培
地が例えば滅菌水で再水和するときには1例えば’Wh
irl:輸1xer(商徨)」で完全に攪拌するのがと
きには有効であろう。
被検サンプルを接種した復活成長培地の単一標本にチュ
ーブ4と同様のインサートチューブ及びその内容物又は
その他の選択増殖培地のキャリアを複数又は多数挿入す
ることが本発明の範囲内で可能である。
前記のごとく本発明によれば、存在が予想される複数種
の微生物を例えば同一容器で同時に検査することが可能
である。
本発明の多数の修正及び変更が当業者によって容易に可
能であること、及び本発明の開示が本明細書及び図面及
び特許請求の範囲に記載された特徴のいかなる組み合わ
せも包含することは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はユニットアレイ形の本発明の微生物テスト装置
の具体例の概略斜視図、第2図は第1図のアレイの一部
を形成するテスト装置の概略斜視図、第3図は第2図の
装置の一部断面概略平面図、第4図は第2図の装置の一
部断面概略側面図、第5図は第1図のチューブ状キャリ
アの構造を示す概略斜視図、第6図は本発明の培養装置
の変形具体例の断面図、第7図は培養装置の別の変形具
体例の概略正面図、第8図は第6図又は第7図の装置の
一部を構成し得る再水和用円筒状乾燥サポートを内包す
る無菌密封サツシュの断面図、第9図及び第10図は浮
動ボルダ−に保持されたチューブ状キャリアの概略斜視
図及び垂直断面図、第11図は本発明の培養方法で使用
されるチューブ状キャリアの改良具体例の概略断面図で
ある。 1・・・・・・ホルダー、2・・・・・・テスト装置、
3・・・・・・タブボディ、4・・・・・・蓋、5・・
・・・・カバー、9・・・・・・キャリアチューブ、1
°・・・・・・培養壜、3′・・・・・・インサート、
4゛・・・・・・チューブ、6゛・・・・・・プラグ、
7° 3Z91・・・・・・フィルター。 手b′とネ市正fp:i 持訂庁長°α小用邦夫殿 1、事f1の表示  昭和62年特許願第214947
日2、発明の名称  微生物の培養とテストのための装
置およびその方法 3、補1をする者 1+ f’lとの関係 特許出願人 名 称   ユニリーバ−・ナームローゼ・ペンノート
シャープ 4、代 理 人  東京都新宿区新宿1丁目1番14号
 山[TIビル6、?lIi正に上り増1111する発
明の敗7、補正の対象  願出中、出願人の代表者の欄
、図面及び委任状8.7ID正の内容 (1)願力中、出願人の代表者を別紙の通り補充する。 ■ iE式図面を別紙の通り補充する。   (内容に
変更なし)(3)  委任状及び同訳文を別紙の通り補
充する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)細菌学的インキユベーシヨンのため、運動
    性バクテリアを含有している疑いのある材料サンプルを
    用意し、 (b)運動性バクテリアの復活と成長に適する液体栄養
    培地を含む培養容器に前記材料サンプルを入れ、 (c)前記液体栄養培地中にその表面から突出するよう
    に少なくとも1つのキャリアを部分的に浸漬し、前記キ
    ャリアが運動性バクテリアの細菌学的な選択成長と指標
    に適する培地から選択した支持栄養培地を含有しており
    、前記キャリアは前記液体栄養培地の表面よりも下の位
    置に開口部を有していて前記容器中の前記液体培地と前
    記キヤリアに担持されている前記支持培地とが接触し得
    るようになつており、このため前記運動性バクテリアが
    培養中に前記液体培地から前記支持培地へ遊走し得るよ
    うになつており、 (d)前記サンプル中に存在し得る運動性バクテリアの
    成長のため前記液体培地中で前記サンプルと前記栄養培
    地とをインキニュベートし、この培養中に前記運動性バ
    クテリアが前記支持培地に遊走し、その中で前記運動性
    バクテリアを成長させることからなる、 運動性バクテリアを選択的に培養する方法。
  2. (2)前記キャリアが更に前記液体栄養培地の表面より
    も上の位置に開口部を有しており、前記支持栄養培地が
    移行表面を有していて前記バクテリアサンプルの前記支
    持培地への遊走およびそこでの成長後に前記移行表面を
    通って遊走するようになっており、前記バクテリアの前
    記支持培地内での成長後前記支持培地の移行表面から前
    記連動性バクテリアを移行させることを更に特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)少なくとも2つの連続した支持培地を有するキャ
    リアを使用し、前記少なくとも2つの支持培地のうち第
    1の支持培地は前記液体培地に接触しており、第2の支
    持培地は前記第1の支持培地に接触しており、これによ
    り培養中に前記液体培地から連続的に第1および第2の
    支持培地を通つて運動性バクテリアが遊走し得るように
    なつていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  4. (4)前記液体培地に接触する、培養対象のバクテリア
    に対し選択的な支持培地と、前記選択培地に接触してこ
    れと連続して設けられている培養対象のバクテリアの指
    標培地とを有するキャリアを使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)サルモネラ菌の選択的増殖培養と指標のため、ゲ
    ル化リジン−鉄培地とゲル化変成ラパポート−ヴアシリ
    エイジス培地とから選択された選択培地、および鮮緑色
    デオキシコール酸塩培地とリジン−鉄−シスチン−中性
    赤色培地とから選択された指標培地を使用することを特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. (6)1つ以上のキャリアを使用し、各キヤリアが前記
    液体栄養培地と接触して支持選択培地および/または指
    標培地を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
  7. (7)(a)運動性バクテリアの復活および成長に適す
    る液体栄養培地を含有する培養容器と、 (b)前記液体栄養培地中にその表面から突出して部分
    的に浸漬されているキャリアとを具備し、前記キャリア
    が運動性バクテリアの細菌学的な選択成長と指標に適す
    る培地から選択された支持栄養培地を有してなり、前記
    キャリアが前記容器中の前記液体培地と前記キャリア中
    の前記支持培地との間の接触のため前記液体栄養培地の
    表面より下に開口部を有しており、前記バクテリアの培
    養中に前記運動性バクテリアが前記液体培地から前記支
    持培地へ遊走しうるようになつている、運動性バクテリ
    アを選択的に培養する装置。
  8. (8)前記キャリアが多孔性又は穴あき支持隔壁によっ
    て分けられている2つのチャンバを有しており、前記2
    つのチャンバは第1および第2の前記選択培地および/
    または指標培地を含有しているる特許請求の範囲第7項
    に記載の装置。
  9. (9)前記隔壁が10ミクロン以上の孔サイズを有する
    多孔性ポリマーからなり、前記隔壁を運動性バクテリア
    が通過し得るようになっていることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項に記載の装置。
  10. (10)前記培地がゲル化培地であることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  11. (11)前記培地の内容物が乾燥していて滅菌密封パッ
    クされており、培養にあたり前記培地が形成されるよう
    に再水和可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項に記載の装置。
  12. (12)前記培養容器が前記キャリアを装着するため、
    ポケット、グリップ、ホーメーシヨンおよびフロートか
    ら選択される手段を有しており、使用に際して前記キャ
    リアが前記液体培養培地中に部分的に浸漬されることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の装置。
  13. (13)前記キャリアが、前記乾燥内容物を再水和する
    ため水性液体を吸引できる可動自在のシリンジ状ピスト
    ンと、培養中に前記第1の(下方の)チャンバからガス
    を放出するための空気口とを有するチューブ状の形態に
    なっていることを特徴とする特許請求の範囲第9項又は
    第11項に記載の装置。
  14. (14)運動性バクテリアの選択増殖培養のための少な
    くとも1つの栄養培地用の材料を含む細菌学的キャリア
    であつて、前記キャリアは第1の開口部とこれとは空間
    を隔てて存在する第2の開口部とを有するチューブから
    なり、前記キャリアは前記第1の開口部の近傍に支持培
    地を形成する材料を含み、前記培地は運動性バクテリア
    の細菌学的な選択成長および指標に適する培地から選択
    され、前記チューブと前記支持培地とは、液体栄養培地
    が前記キャリアの支持培地と接触して、前記液体栄養培
    地中にその表面から突出するように部分的にキャリアが
    浸漬されるように配置され、これによって運動性バクテ
    リアがその培養中に前記液体培地から前記支持培地へ遊
    走し得るようになっている、前記細菌学的キャリア。
  15. (15)前記支持培地が前記第1の開口部に隣接する多
    孔性または穴あき隔壁に接触している支持培地であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の細菌学
    的キャリア。
  16. (16)少なくとも2つの支持培地用の材料を有してお
    り、各々は運動性バクテリアの細菌学的な選択成長と指
    標に適する培地から選択され、前記培地のうち第1の培
    地は前記第1の開口部に隣接する多孔性または穴あき隔
    壁に接触する支持培地であり、前記培地のうち第2の培
    地は前記第1の培地と前記第2の開口部との間に位置す
    る第2の多孔性または穴あき隔壁と接触している支持培
    地であることを特徴とする特許請求の範囲第15項に記
    載の細菌学的キャリア。
  17. (17)本明細書、添附図面およびクレームに記載の各
    特徴事項の1つ又はそれ以上を有する、運動性微生物を
    選択的に増殖培養し又はテストするための方法および装
    置。
JP62214947A 1986-08-28 1987-08-28 微生物の培養とテストのための装置およびその方法 Pending JPS63112975A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191352A (ja) * 2000-12-27 2002-07-09 Iatron Lab Inc 運動性微生物検出用管状容器及び運動性微生物前培養容器、並びにそれらを用いる運動性微生物の検出方法
USRE38863E1 (en) 1995-02-03 2005-11-01 Ruy Tchao Chemotaxis assay procedure
WO2008132861A1 (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Olympus Corporation 培養用容器、細胞又は組織の培養方法、及び細胞又は組織の解析方法

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