JPS63112785A - 高強度ロ−プの製造方法 - Google Patents
高強度ロ−プの製造方法Info
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- JPS63112785A JPS63112785A JP25573786A JP25573786A JPS63112785A JP S63112785 A JPS63112785 A JP S63112785A JP 25573786 A JP25573786 A JP 25573786A JP 25573786 A JP25573786 A JP 25573786A JP S63112785 A JPS63112785 A JP S63112785A
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Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、高強度繊維集合体を繊維編組物のシース材で
カバーしたものに、ポリウレタン樹脂を含浸、被覆した
高強度ロープの製造方法に関するものである。
カバーしたものに、ポリウレタン樹脂を含浸、被覆した
高強度ロープの製造方法に関するものである。
く本発明の目的〉
本発明はアラミド繊維等の高強度繊維集合体を芯材にし
、これを摩擦から保護するポリエステル等の編組物のシ
ース材からなるロープを加工処理して、(1)強度が大
きく、かつ耐摩擦性の大きいロープ、(2)内部への水
分の浸透がないため、軽量で、かつ、水分による劣化の
ないロープ、および(3)高い生産性で製造されるロー
プの製造方法を提供することを目的とする。
、これを摩擦から保護するポリエステル等の編組物のシ
ース材からなるロープを加工処理して、(1)強度が大
きく、かつ耐摩擦性の大きいロープ、(2)内部への水
分の浸透がないため、軽量で、かつ、水分による劣化の
ないロープ、および(3)高い生産性で製造されるロー
プの製造方法を提供することを目的とする。
く本発明の構成〉
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
明する。
(1)材料
くイ〉芯材
芯材1は、耐熱性、高強度繊維として市販されているア
ラミド繊維、カーボン繊維、全芳香族ポリエステル繊維
等の高強度繊維等からなり、これらの繊維のマルチフィ
ラメントの集合体で、軽量なものである。この芯材1は
、引張強度は非常に大きいが弾性に乏しく、また、剪断
に対する強度が小さいという性質を有する。
ラミド繊維、カーボン繊維、全芳香族ポリエステル繊維
等の高強度繊維等からなり、これらの繊維のマルチフィ
ラメントの集合体で、軽量なものである。この芯材1は
、引張強度は非常に大きいが弾性に乏しく、また、剪断
に対する強度が小さいという性質を有する。
(ロ)シース材
シース材2は、芯材1を被覆して保護することを目的と
した保護材であり、耐摩耗性、柔軟性、耐寒性に優れた
ものが用いられる。本発明の場合には、液状ポリウレタ
ンの含浸を行うため、液体の浸透が可能な繊維編組物の
ような構成が求められる。シース材としては、例えば、
ポリエステル等が用いられる。
した保護材であり、耐摩耗性、柔軟性、耐寒性に優れた
ものが用いられる。本発明の場合には、液状ポリウレタ
ンの含浸を行うため、液体の浸透が可能な繊維編組物の
ような構成が求められる。シース材としては、例えば、
ポリエステル等が用いられる。
くハ〉液状ポリウレタン樹脂
本発明に用いるポリウレタン樹脂は湿度硬化タイプのプ
レポリマーでも二液タイプのポリウレタンのいずれでも
よい。例えば、分子量1.000のポリオキシメチレン
グリコールとNN’−ジフェニルメタンジイソシアネー
トをモル比1:2で温度100℃で60分間反応させた
プレポリマーまたは、市販の二液性ウレタン接着剤等を
用いることができる。
レポリマーでも二液タイプのポリウレタンのいずれでも
よい。例えば、分子量1.000のポリオキシメチレン
グリコールとNN’−ジフェニルメタンジイソシアネー
トをモル比1:2で温度100℃で60分間反応させた
プレポリマーまたは、市販の二液性ウレタン接着剤等を
用いることができる。
く二〉溶融ポリウレタンポリマー
熱可塑性ポリウレタンエラストマー、例えば、市販のモ
ビロンP−27が用いられる。
ビロンP−27が用いられる。
(2)方法
くイ〉繊維編組物によるシース材の被覆2万デニールの
ポリエステルフィラメントを組紐機で編組する。この工
程によってケブラー等高強度繊維の集合体の芯の周囲に
組織をつくり被覆する。
ポリエステルフィラメントを組紐機で編組する。この工
程によってケブラー等高強度繊維の集合体の芯の周囲に
組織をつくり被覆する。
く口〉液状ポリウレタン樹脂の含浸(第2図)上記のシ
ース材を被覆したロープを上記液状ポリウレタンに次の
ような条件で含浸する。
ース材を被覆したロープを上記液状ポリウレタンに次の
ような条件で含浸する。
方法:ロープ1を液状ポリウレタン2を満たした槽にガ
イドロール5を通して含浸させ、絞り用治具3で余分の
ポリウレタンをかき落とし、−重捲取ロール4に捲き取
る。この場合の捲取は未反応のポリウレタンによるロー
プ間の接着を防ぐたハ め、溝などのあるロープに一重に行う。
イドロール5を通して含浸させ、絞り用治具3で余分の
ポリウレタンをかき落とし、−重捲取ロール4に捲き取
る。この場合の捲取は未反応のポリウレタンによるロー
プ間の接着を防ぐたハ め、溝などのあるロープに一重に行う。
場合には、捲取をせずに被覆ダイに送り込む。
時間:浸漬時間は約1分
温度=100℃
〈ハ〉溶解ポリウレタンポリマーによる被覆(第3図)
含浸したポリウレタンが硬化をする前で、含浸樹脂が溶
融ポリウレタンポリマーとまだ良好な接着性を有するよ
うな状態で被覆を行う。この被覆工程は、含浸ポリウレ
タン樹脂の硬化のための1〜2時間を待つことなく、最
終多重捲・取を可能にして生産性を高めるために行う。
融ポリウレタンポリマーとまだ良好な接着性を有するよ
うな状態で被覆を行う。この被覆工程は、含浸ポリウレ
タン樹脂の硬化のための1〜2時間を待つことなく、最
終多重捲・取を可能にして生産性を高めるために行う。
被覆は次のようにして行う。
熱可塑性ポリウレタンをエクストルーダー7で溶融して
、被覆ダイ1に導き、液状ポリウレタン含浸ロープ2に
厚さ0.5mmの被覆をつくる。このようにしてできた
溶融ポリウレタン被覆ロープ4は、ガイドロール5下を
通して冷却液槽6を通過の多重捲取ができる。
、被覆ダイ1に導き、液状ポリウレタン含浸ロープ2に
厚さ0.5mmの被覆をつくる。このようにしてできた
溶融ポリウレタン被覆ロープ4は、ガイドロール5下を
通して冷却液槽6を通過の多重捲取ができる。
なお、熱可塑性ポリウレタンの種類によっては捲取時に
自着が起きる。その場合は、少量のシリコン系エマルジ
ョン等の自若防止剤を冷却液に加える。
自着が起きる。その場合は、少量のシリコン系エマルジ
ョン等の自若防止剤を冷却液に加える。
なお、含浸工程を省いて溶融ポリマー樹脂の被覆のみと
した場合はポリエステル等編組物と溶融ポリマーとの樹
脂接着は弱く、ロープの使用時に′おける剥離が起こり
易い。
した場合はポリエステル等編組物と溶融ポリマーとの樹
脂接着は弱く、ロープの使用時に′おける剥離が起こり
易い。
く本発明の効果〉
本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
を期待することができる。
くイ〉高強度繊維集合体を芯材としたロープ材を保護す
る目的のポリエステル等の繊維編組物に、液状ポリウレ
タンを含浸させ、硬化させることによって、内部への水
分の浸透が妨げられる。
る目的のポリエステル等の繊維編組物に、液状ポリウレ
タンを含浸させ、硬化させることによって、内部への水
分の浸透が妨げられる。
その結果、ロープの軽量性を保つことができ、水分によ
るロープの劣化を防止することができる。
るロープの劣化を防止することができる。
この効果は前記含浸ロープを溶融ポリウレタンポリマー
を被覆することでさらに増す。
を被覆することでさらに増す。
く口〉上記の方法で液状ポリウレタンを含浸させると樹
脂の硬化までに少なくとも1〜2時間を要し、お互いの
接着のためにその間は捲取は一重捲取しかできず、工程
的に生産性がよくない。
脂の硬化までに少なくとも1〜2時間を要し、お互いの
接着のためにその間は捲取は一重捲取しかできず、工程
的に生産性がよくない。
本発明においては、含浸直後に溶融ポリマーで被覆して
冷却すれば表面の溶融ポリマーは短時間で被膜を形成し
て硬化するので、捲取が即時に可能になる。
冷却すれば表面の溶融ポリマーは短時間で被膜を形成し
て硬化するので、捲取が即時に可能になる。
くハ〉本発明によるロープの強化方法では芯材となって
いる高強度繊維集合体ロープのもつ特性、即ち引っ張り
強度、曲げ耐久力、摩擦に対する抵抗性、軽量性を保持
することができる。
いる高強度繊維集合体ロープのもつ特性、即ち引っ張り
強度、曲げ耐久力、摩擦に対する抵抗性、軽量性を保持
することができる。
く二〉含浸した樹脂と溶融ポリマーは、硬化前に被覆す
ると良好な接着性を持つ。また被覆後も表面ポリマーか
ら水分の浸透または、2液性ポリウレタンの反応により
含浸樹脂の硬化は進み、所定の物性を有するポリマーと
なる。
ると良好な接着性を持つ。また被覆後も表面ポリマーか
ら水分の浸透または、2液性ポリウレタンの反応により
含浸樹脂の硬化は進み、所定の物性を有するポリマーと
なる。
第1図:本発明の一実施例による高強度ロープ第2図:
液状ポリウレタンの含浸方法の説明図第3図:エクスト
ルーダーより押し出した溶融ポリウレタンポリマーの被
覆方法の説明図代理人 弁理士 山口 刺虫、
−,3:1リ−軸−N−1
液状ポリウレタンの含浸方法の説明図第3図:エクスト
ルーダーより押し出した溶融ポリウレタンポリマーの被
覆方法の説明図代理人 弁理士 山口 刺虫、
−,3:1リ−軸−N−1
Claims (2)
- (1)アラミド繊維等からなる高強度繊維集合体の芯材
に、 これを被覆保護するポリエステル等からなる繊維編組物
のシース材でカバーし、 前記編組物のシース材に液状のポリウレタン樹脂を含浸
させて製造することを特徴とする高強度ロープの製造方
法。 - (2)上記のポリウレタン樹脂を含浸させて製造したロ
ープに、 溶融ポリウレタンポリマーを被覆して製造することを特
徴とする特許請求範囲の第1項記載の高強度ロープの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573786A JPS63112785A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 高強度ロ−プの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573786A JPS63112785A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 高強度ロ−プの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63112785A true JPS63112785A (ja) | 1988-05-17 |
Family
ID=17282931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25573786A Pending JPS63112785A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | 高強度ロ−プの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63112785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146778A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-21 | Nisshinbo Ind Inc | 高強度ロープの製造方法 |
JPH0443954U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-14 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442444A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Kojima Seni Kougiyou Kk | Processing and treating of dial cord |
JPS6019431A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-31 | 小室 徳太郎 | 漁網編成用原糸 |
JPS6128092A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-07 | 東京製綱繊維ロ−プ株式会社 | 複合線条体およびその製造方法 |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25573786A patent/JPS63112785A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442444A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-04 | Kojima Seni Kougiyou Kk | Processing and treating of dial cord |
JPS6019431A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-31 | 小室 徳太郎 | 漁網編成用原糸 |
JPS6128092A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-07 | 東京製綱繊維ロ−プ株式会社 | 複合線条体およびその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146778A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-21 | Nisshinbo Ind Inc | 高強度ロープの製造方法 |
JPH0443954U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-14 |
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