JPS63112525A - ピコルナウイルス感染の処置剤 - Google Patents

ピコルナウイルス感染の処置剤

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JPS63112525A
JPS63112525A JP61254812A JP25481286A JPS63112525A JP S63112525 A JPS63112525 A JP S63112525A JP 61254812 A JP61254812 A JP 61254812A JP 25481286 A JP25481286 A JP 25481286A JP S63112525 A JPS63112525 A JP S63112525A
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phe
ala
gly
leu
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JP61254812A
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English (en)
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チヤールズ・アドリアン・ケツトナー
ブルース・デビツド・コラント
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般にウィルスのプロテアーゼの阻害に関し
、さらに詳しくはピコルナウィルス(Picornav
irus)のブチアーゼ活性の特異的阻害剤として、あ
る種のペプチドのハロメチルケトン類を使用することに
関する。
プロテアーゼは蛋白質類を特定のペプチド結合において
切離す酵素類である。、生きている系において、高度に
特異的なプロテアーゼ類および相補的プロテアーゼ阻害
剤類は生物学的機能の広いスペクトルを仲介または制御
する。例えば、ピコルナウィルスは前駆体を切離してポ
リペプチドの翻訳後のプロセシング(post−tra
nslational  processing)にお
いて活性な蛋白質類を形成し、酵素前駆体の活性化のカ
スケード、血液の凝固、フィブリツリシスおよびある種
の免疫学的反応の機作を提供し、そして選択した蛋白質
類の生物学的膜を横切る輸送を仲介する。したがって、
プロテアーゼ類はプロテアーゼ活性の特異的阻害剤とし
て機能するように設計された治療剤のための潜在的ター
ゲットを代表する。
ウィルスのゲノムにより暗号化されるプロテアーゼ類は
ウィルスの増殖において重要な役割を演する。ウィルス
のプロテアーゼ類は感染した細胞により生産された大き
い前駆体のポリペプチド類を小さい蛋白質成分またはサ
ブユニットに切離し、これらは引続いて組立てられて機
能的ウィルス構造体を形成する。ロジスキー(Lozi
skii)、Usp、  Sovrem、  Biol
且3 : 352−362 (1982)は、鳥類およ
びI(i乳類のウィルスの増殖における蛋白質分解の役
割を概観し、そしてウィルスのプロテアーゼ阻害剤に関
する文献の一部を概説している。
ピコルナウィルス類はヒトおよび他の1mH[動物類に
おけるウィルスの病原体の有意のクラスを提供する。こ
のクラスには、ポリオウィルス類、ライノウィルス類、
およびA型肝炎およびひずめ−および口の病気の病因学
的因子であるウィルス類が包含される。ピコルナウィル
スの増殖の間、ウィルスのmRNAは連続的継代培養(
continuous  passage)においてウ
ィルスのmRNAの分子に沿って翻訳され、線状の蛋白
質産生物を生成し、この産生物は選択された部位でウィ
ルス特異的プロテアーゼにより切離された後、蛋白質/
リポソーム複合体は解離する。
ある数の研究者らはピコルナウィルスの特異的阻害剤を
探究した。二ラン) (Korant)。
ウィルス字詰(J、  Virol、)よ旦、751−
759 (1972)は、単純アミノ酎のクロロメチル
ケトン誘導体類によるポリオウィルスおよびエコーウィ
ルス−12蛋白質のプロセシングの阻害を開示している
。詳しくは、コラン) (Korant)ffトリスル
ホニルフェニルクロロメチルケトン(T P CK)お
よびトリスルホニルリシルクロロメチルケトン(T L
 CK)による阻害を開示している。サンマーズ(Su
mmers)ら、ウィルス字詰(J、  Virol、
)旦。
880−884 (1972)は、同様に、TPCK、
TLCK、およびカルボベンジルオキシフェニルアラニ
ルクロロメチルケトン(ZPCK)のD−異性体および
L−異性体による、大きいポリオウィルス−特異的ポリ
ペプチドのプロテアーゼの切離しの阻害を開示しいる。
引続く報告において、コラント(Korant)ら、プ
ロシーディングスeオブ・ナショナルφアカデミ−・オ
ブーSci、)見SA、76 : 2992−2995
(1979)は、カルポベンジルオキシエウシルクロロ
メチルケトン(Z L CK)によるポリオウィルス蛋
白質のプロセシングの阻害を記載している。
プロテアーゼ活性を阻害する能力をもつ種々のプロテア
ーゼ誘導体類が知られている。パワーズ(Powers
)、 “蛋白質分解酵素類のハロケトン阻害剤類(Ha
loketone  Innhibitors  of
  ProteolyticEnzyme s)”  
、アミノ酸類、ペプチドスティン(Weinstein
)編、[マーセルデツカ−(Marcel  Dekk
er)。
ニューヨーク、1977]  、65−178ページは
、アミノ酸類およびペプチド類のハロケトン類におるプ
ロテアーゼ活性の阻害を報告する文献を概観している。
パワーズ(Powers)ら。
A)、±旦0,246−261 (1977)は、l系
列のペプチドクロロメチルケトン類により、バクテリア
のプロテアーゼであるスブチリシンBPN’を阻害する
ことを開示している。試験された化合物のうちで、アセ
チル−し−フェニル−アラニル−L −クリシル−L−
アラニル−L−ロイシルクロロメチルケトン(Ac−P
he−Gly−A I a−Le uCH2CI)は最
も早い阻害剤であった。関連する化合物のメトキシ−ス
クシニル−L−フェニルアラニル−L−グリシル−L−
アラニル−L−ロイシルクロロメチルケトン(MeOS
uc−Phe−Gly−Ala−LeuCH2C1)は
、1981年の製品の報告中の酵素系の産生物(Enz
yme  5yst ems  Products  
 in   a  November1981  pr
oduct   bul let in)に開示されて
いる。
イトウ(I t o)ら、バイオケミカル・アンド49
(1972)は、ある種のペプチドアルデヒド類による
消化プロテアーゼのキモトリプシンの阻害を含む実験を
記載している。イI・つ(ItO)らは、また、Ac−
Leu−Leu−PheCH3すなわちトリペプチジル
メチルケトンによるキモトリプシンの阻害について試験
した。しかしながら、600pg/mlの阻害剤濃度で
阻害は観測されなかった。
最後に、フィツトカラ(F i t t kau)ら。
゛′ペプチドケトン類の合成および性質(S y n 
thesis  and  Properties  
f  Pept ide  Ketones)”、ベブ
天工m(Pept 1des)1982.ブラーハ(B
 l a h a)ら編、[デ拳グルイタ−(deGr
uyter)、=ニーE−り、1983]617−62
2ページは、ある種のペプチドメチルu1garis)
の熱安定性セリンプロテアーゼであるサーミスターゼの
阻害を開示している。
ピコルナウィルスのプロテアーゼ活性はある種のペプチ
ドハロメチルケトン類によって阻害できることが、今回
発見された。これらの化合物はI■a乳動物類における
ウィルスの感染の処置において使用することができる。
本発明によれば、有効成分として、式 %式% 式中、 AIはAla、Val、Leu、I le、Phe、T
yr、Gly、Pro、SerおよびThrから成る群
より選択されるアミノ酸残基であり、 A2はAla、Val、Leu、Ile、およびGly
から成る群より選択されるアミノ酸残基であり、 A3はAla、Val、Leu、Ile、Phe、Ty
rおよびGlyから成る群より選択されるアミノ酸残基
であり。
R1はN−末端保護基であり、モして R2はメチル、イソプロピル、イソブチル、4−ヒドロ
キシベンジル、または l −CH2CH2CR−3 であり、ここで R3はアミン、メトキシル、エトキシル、ベンジルオキ
シ、または1〜6個の炭素原子のアルキルであり、 XはCIまたはBrであり、そして nはOまたはlであり、ただしA3およびA1の両者は
同時にAlaではない、 の化合物または生理学的に許容されうるその塩を含有す
ることを特徴とする曲孔動物におけるピコルナウィルス
の感染の処置剤、が提供される。
また、本発明によれば、式 %式% 式中。
A1.A2.A3.R1,Xおよびnは上に定義した通
りであり、そして R2は l −CH2CH2CR3 であり、ここでR3はメトキシルまたはエトキシルであ
る、 の化合物または生理学的に許容されうるその塩、が提供
される。
本発明における有効成分は、選択したトリペプチドおよ
びテトラペプチドのハロメチルケトン誘導体である。こ
れらの化合物はウィルスの暗号化プロテアーゼ類(vi
 rus−encodedproteases)による
ピコルナウィルスのカプシド蛋白質のプロセシングを阻
害する。
この明細書を通じて使用するとき、アミノ酸残基または
アミノ酸について次の略号を適用する:Ala:L−ア
ラニン G1y+   グリシン Gin:L−グルタミン Glu:L−グルタミン酸 Leu:L−ロイシン 11e:L−インロイシン Lys:L−リジン Phe : L−フェニルアラニン Pro:L−プロリン Ser:L−セリン Thr:L−スレオニン Val:L−バリン この明m書を通じて使用するとき、「N−末端保護基」
は次の基を意味するニアリールカルボニル、アルキルカ
ルボニル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル
ボニル、アラルコキシカルボニル、アリールスルホニル
、アルキルスルホニル、またはアリールスルホニルペプ
チド保護基、あるいはペプチド合成の分野において当業
者に知られている他の同等な基。グロス(G r o 
sS)およびメイエンホウファー(Meienh。
f e r)編、ベノ±上3(The  Peptid
es)、Vol、3 (アカデミ・ンク争プレス。
ニューヨーク)3’−81ぺ′−ジ(その開示をここに
引用によって加える)は、多数のアミノ酸保護基を記・
敗している。ここで使用するとき、「アルキル」は、個
々にあるいは大きい部分の一部として、1〜10炭素原
子の直鎖状、環状、あるいは分枝鎖状の脂肪族部分を意
味する; 「アリール」は、6〜18個の炭素原子の芳
香族部分、例えば、フェニルを意味し、この部分は置換
されていないか、あるいは1または2以上のアルキル、
ニトロ、アルコキシまたはハロ基により置換されている
; 「アラルコキシ」は7〜19個の炭素原子の芳香族
部分を意味し、この部分は脂肪族置換基、および、任意
に、他の置換基、例えば、1または2以上のアルキル、
アルコキシ、ニトロまたはハロ基を有する。ここで使用
するとき、「ハロ」はCIまたはBrを意味する。
N−末端保護基R1についての適当な意味の例は、次の
通りである:ホルミル、アセチル、トリフルオロアセチ
ル、ベンジルオキシカルボニル(カルボベンゾキシ)、
置換ベンジルオキシカルボニル、tert−ブチルオキ
シカルボニル、インプロピルオキシカルボニル、アリル
オキシカルボニル、フタロイル、ベンゾイル、アセトア
セチル、クロロアセチル、フェノキシカルボニル、メト
キシスクシニル、スクシニル、2,4−ジニトロフェニ
ル、タンシル、p−メトキシベンゼンスルホニル、P−
1ルエンスルホニル、メタンスルホニルおよびフェニル
チオ。R1についてのとくに便利な意味は、カルボベン
ゾキシ(2)、1ert−ブチルオキシカルボニル(B
 o c)およびアセチル(Ac)である。
N−末端保護基についてのいくつかの意味を、この明細
書を通じて次のように略する:Z     :カルボベ
ンゾキシ Boc   : t−ブチルオキシカルボニルAc  
   ニアセチル Et     :エチル Suc    ニスクシニル MeQSuc:メトキシスクシニル DNS    :ダンシル DNP    :2,4−ジニトロフェニル本発明の処
置剤において有用な化合物を命名するとき、C−末端ア
ミノ酸部分 −NHCHC− は対応するアミノ酸の名称が割当てられる。こうして 
R1が2であり、A1がLeuであり、A2がGlyで
あり、A3がPhe’であり R2がイソブチルであり
、モしてXがC1である上の式Iの化合物は1便利に、
N−カルボベンゾキシ−L−フェニルアラニル−L−グ
リシル−し−口イシル−L−ロイシンクロロメチルケト
ンと命名される;この化合物はZ−Phe−Gly−L
eu−Le uCH2Clと略される。
本発明の種々の実施態様において好ましい化合物の考え
られるクラスは、次のものを包含する。
第1クラスは、HI 、R2、AI 、A2 、A3お
よびXが上に定義した通りであり、そしてnがOである
化合物を包含する。第2クラスは、R1、R2およびX
がFに定義した通りであり、nが1であり AIがPh
e、cty、Ala、Pro、LeuおよびSerから
成る群より選択され、A2がAla、Vat、Leu、
IleおよびGlyから成る群より選択され、そしてA
3がAla、Val、Leu、I le、Phe、Ty
rおよびGlyから成る群より選択される化合物を包含
する。
ウィルスの増殖を阻害する効果のすぐれることを基準に
すると、nが1であり、R2がイソブイルまたはメトキ
シカルボニルエチルであり、R1がZまたはMeQSu
cであり、AIがAla、GlyまたはLeuであり、
A2がIleまたはGlyであり、モしてA3がPhe
、AlaまたはLeuである式Iの化合物は本発明の処
置剤における使用にとくに好ましい。
本発明の化合物は、R2がメトキシカルボニルエチルま
たはエトキシカルボこルエチルである上の弐工の化合物
である。この属の範囲内に入る考えられる化合物のクラ
スは、本発明の処理剤中に使用する化合物について上に
定義した化合物に範囲が相当するクラスを包含する。本
発明の好ましい化合物は、nが1であり、RIがZまた
はMeOSucであり、R2がメトキンカルボニルエチ
ルA2がGlyであり、そしてA3がPheまたはAl
aであるものである。とくに好ましい化合物は、A1が
Leuであり、A3がPheであり、そしてR1がMe
OSucである化合物である。
本発明の種々の実施態様において有用な化合物の特定の
例は、次のものを包含する: ZーPheーGlyーLeu−LeuCH2 Cl、 Z−Phe−Gly−Ala−LeuCH2 Cl、 Ac−Phe−Gly−Ala−LeuCH2Cl、 Sue−Phe−Gl y−Ala−LeuCH2Cl
、 MeOSuc−Phe−Gly−Ala−LeucH2
cl、 DNS−Phe−Gly−Ala−LeuCH2 Cl
、 DNP−Phe−Gly−Ala−LeuCH2 Cl
、 B o c−G l y − 1 a−Le uCH2
  C 1、Z−Le u−G l y−A l a−
Le uCH2  Cl、 Z−Phe−aty−Gly−LeuCH2  C1、 Z−Phe−Leu−Ala−LeuCH2  Cl、 Z−Phe−Gly−Phe−LeuCH2  C1、 Z−Phe−Gly−Ser−LeuCH2  Cl、 Z−Phe−Gly−Pro−LeuCH2 Cl、 Z−Phe−Gly−Ala−LeuCH2 CMeO
Suc−Ala−I  1e−Phe−LeucH2c
1、 MeOSuc−Phe−Gly−Leu−Glu  (
OCH3 )CH2  C l、MeOSuc−Ala
−I  1e−Phe−Glu  (O C Hs )
  C R2  C l、Z−Phe−Gly−Ala
−ValCH2 Cl、および Z−Phe−Gly−Ala−TyrCH2 Cl。
式1の化合物の生理学的に許容されうる塩類は、存在す
る場合、lfi塩基の酸付加塩類を包含し、ここで酸は
有機酸または無機酸、例えば、塩酸、リン酸、マレイン
酸、酢酸,クエン酸、コ/\り酸などであることができ
る。あるいは、ナトリウム、カリウムおよびアンモニウ
ムの塩類を包含する、il!ペプチド酸の塩類は本発明
において有用な化合物の範囲内に包含される。
本発明の処理剤において、上の化合物を単独で、互いに
組み合わせて、他の治療剤と組み合わせて、あるいは種
々の不活性の製薬学的に許容されうる担体と組み合わせ
て、種々の投与形態で、経口的にあるいは非経口的に使
用することができる。投与の要件は化合物および使用す
る投与形態および処置される動物とともに変化するであ
ろう。典型的には、治療はより低い投与量で開始され、
そして所望の阻害効果が達成されるまで投与量は増加さ
れる。
本発明において使用する化合物は、ケラトナー(Ke 
t t ne r)ら、アーチーブスeオブOバ互ユ)
↓旦2:56(1974)に開示される技術に一般に相
当する技術によって製造することができる。
まず、N−保護されたペプチド類またはアミノ酸類を約
1当量のN−メチルモルホリンおよび約Is量のインブ
チルクロロホルメートと約−20°Cにおいて反応させ
て、混合ペプチド−イン酪准無水物を生成させる。この
標準の技術は、アンダーソン(Anderson)ら、
ジャーナ/lze旦: 5012 (1967)に記載
されている。第2に、得られる混合無水物を約1当量の
ジアゾメタンとテトラヒドロフランまたは他の適当な不
活性非プロトン性溶媒中で0°Cで処理して、N−保護
されたペプチドまたはアミノ酸のジアゾメチルケトンを
生成させる。第3に、後者の化合物を無水のエタノール
またはエーテル中のHCIまたはHBrの溶液で処理し
て、N−保護されたハロメチルケトンを生成させる。
大きいペプチドハロメチルケトン類は、それぞれ脱保護
されたハロメチルケトンを、前の手順に従って生成した
他のN−保護ペプチドまたはアミノ酸の混合無水物と結
合させることによって組立てることができる。N−末端
アミン基の脱保護はは、トリフルオロ酢酸、無水HFま
たは無水HC1で処理することにより、あるいはこの分
野において知られた他の方法により達成することができ
る。
本発明の範囲内の処置剤において使用する特定の化合物
の製造に適当な手順は、下記の実施例の前の節に記載す
る。製造手順および実施例において、特記しないかぎり
、すべての部および百分率は重量により、そしてすべて
の度はセ氏である。
一般の合成手順 1、混合無水物の結合手順 はぼ1gのN−保護されたアミノ酸またはペプチドを2
0m1のテトラヒドロフラン(THF)中に溶解し、そ
して生ずる溶液を一20’C!に冷却する。N−メチル
モルホリン(1当量)およびインブチルクロロホルメー
ト(1当量)を添加し、5分後、追加の10m1の冷T
HFおよび1当量のトリエチルアミンを添加する。得ら
れる混合物を、5mlのジメチルホルムアミド(DMF
)中に溶解した1当量のアミンの塩酸塩またはトリフル
オロ酢酸塩に直ちに添加する。−20℃において1時間
、次いで約23°Cにおいて2時間攪拌することによっ
て、反応を確実にする。生ずる混合物を濾過し、次いで
これにより得られる癌液を蒸発によりほぼ5mlにe縮
する。得られるeiIit物または残留物を酢酸エチル
中に溶解し、順次に0.2Nの塩酸、5%の重炭酸ナト
リウム溶液、および飽和水性塩化ナトリウムで洗浄する
。次いで、得られる有機溶液を硫酸ナトリウムで簡単に
乾燥し、濾過し、そして最後に蒸発すると、粗製ペプチ
ド生成物が残る。
2、ヒドロキシスクシンイミド(O3u)の結合玉町 N−保護されたアミノ酸類およびペプチド類のN−ヒド
ロキシスクシンイミドエステルは、アンダーソン(An
derson)ら、ジャーナル−才ブ・アメリカンやケ
ミカル争ソサイアテイ(J、   Amer、   C
hem、   Soc、)8旦+1839 (1964
)に開示される手順に実質的に類似する手順により製造
することができる。OSuエステルを小さい体積のジオ
キサン中に溶解し、そして得られる溶液を等しい体積の
1.5当量のトリエチルアミンおよび1.5当量のアミ
ノ酸または1.1当量のペプチドから成る水溶液に添加
して反応混合物を形成する。5分後、完全な溶液が得ら
れない場合1反応混合物の小さい試験試料を水で希釈し
、そして他の試料をジオキサンで希釈することができる
。得られる結果を基準にして、反応混合物を次いで示し
た溶媒(水またはジオキサン)で完全に溶解するまで希
釈する。反応が完全に進行した後、得られる混合物を塩
酸で酸性化し、そして生ずる生成物を酢酸エチル中に抽
出する。次いで、得られる抽出液を0.2Nの塩酸で、
次いで飽和塩化ナトリウム中の0.2Nの塩酸で洗浄す
る。次いで、洗浄した抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥し
、濾過し、そして最後に蒸発乾固すると、a製ペプチド
が残る。
3、他の結合手順 ヘフチド類のダンシル、2,4−ジニトロフェニル、お
よびメトキシスクシニル誘導体類は、選択した塩化物、
フッ化物またはN−とドロキシスクシンイミドエステル
を適当なペプチドと反応させることによって製造される
。アセチル誘導体およびスクシニル誘導体は対応する無
水物から製造することができる。ペプチドの塩酸塩また
はトリフルオロ酢酸塩を50%の水性ジオキサン中に0
.25ミリモル/mlの水準で溶解し、そして得られる
溶液を0℃に冷却する0選択した結合剤(1,0〜1.
2当量)をジオキサン中に溶解し、そして2当量の重炭
酸ナトリウムと一緒に添加する。生ずる反応はニンヒド
リン陽性物質の消失に従い監視する。
4、メチルエステルの鹸化 N−保護メチルエステルをジオキサン中に溶解しく1m
11モル)、そして等しい体積の1.0ONの水酸化ナ
トリウムを30分かけて添加する。出発物質の消失は薄
層クロマトグラフィーにより監視する。得られる反応が
完全に進行した後、1当量の1.0ONの塩酸を添加し
、そして溶液を100m1に水で希釈する9次いで、生
成物を酢酸エチル中に抽出し、そして生ずる有機相を0
.2Nの塩酸で、次いで飽和塩化ナトリウム中の0.2
Nの塩酸で洗浄する。次いで、溶媒を蒸発により除去す
ると、粗製カルボン酸が残る。
5、BoC基の加水分解 Boc保護基は、選択したペプチドをトリフルオロ酢酸
中に溶解し、そしてこの溶液を室温で5分間攪拌するこ
とによってペプチドから除去される。次いで冷エーテル
を添加する。エールの添加時に沈殿が得られる場合、そ
れをエーテルで粉砕しそして単離する。沈殿が得られな
い場合、エーテルを蒸発させ、そしてトルエンを添加し
て脱保護されたペプチドをトリフルオロ酢酸塩として沈
殿させる。
あるいは、Boc保護ペプチドをエタノール性塩酸(2
,0〜3.5N)中に溶解し、そして生ずる溶液を約2
3℃で約30分間攪拌し、次いで溶媒を蒸発させること
ができる。すべての場合において、ペプチドの塩酸塩ま
たはトリフルオロ酢酸塩は固体の水酸化カリウムおよび
五酸化リンの存在下に一夜真空乾燥する。
6、t−プリルエステル(B u)の加水分解t−ブチ
ルペプチドエステルをトリフルオロ酢酸中に溶解し、そ
して生ずる溶液を室温で1時間攪拌する。次いで、溶媒
を蒸発させ、生ずる残留物をトルエン中に溶解する。第
2のトルエンの蒸発工程後、残留物を固体の水酸化カリ
ウムを使用して真空乾燥する。粗生成物を適当な溶媒、
例えば、トルエンまたは酢酸エチルから再結晶化する。
7、薄層クロマトグラフィー(TLC)手順TLCは5
X 10 amのシリカゲルの板上で蛍光性指示薬を使
用して実施する。斑点を普通の技術により、UV光また
はヨウ素びんを使用して可視化する。Boc基により保
護されたMgIアミン基を有するペプチドをHCI蒸気
さらし、次いでニンヒドリンで着色させる。次の溶媒系
はクロマトグラフィーに有用である: メタノール:クロロホルム(1+9) ブタノール:酢酸:水(4+1+1) 酢酸エチル:ヘキサン(8: 2) ペプチドハロメチルケトン類の合成 代表的ペプチドハロメチルケトン類は、下に記載するよ
うにして、示した手順により製造した:A、  Ac−
Phe−Gly−Ala−LeuC2CI Ac−Phe−Gly−Ala−LeuCH2C1は、
インブチルクロロホルメートを使用する混合無水物手順
を用いて、N−7セチルーし−フェニルアラニルグリシ
ルーL−アラニンをロジンクロロメチルケトン塩酸塩と
縮合させることにおって製造した。パワーズ(Powe
 rs) ら。
バイオヒミカ・エト・バイオフィジカ・アクタ3)1旦
0 : 246−261 (1977)は類似する手順
を記載している。粗生成物を酢酸エチルから再結晶化す
ると、白色結晶質固体、融点152.4−153.8℃
(融点167−168℃がtμ告されている)、が得ら
れた。
B、  Z−Phe−Gly−Ala−LeuC2C1 100mlのTHF中の4.OOg(9,4ミリモ、I
L/) (7)Z−Phe−Gly−Al a−OHお
よび0.95gのN−メチルモルホリンの溶液を窒素の
下に一20℃に冷却し、次いで1.28gのインブチル
クロロホルメートを添加した。5分後、乾燥アセトン中
の1.14gのロイシンクロロメチルケトン塩酸塩の溶
液を添加し、次いで0.95gのN−メチルモルホリン
を添加した。
生ずる反応混合物を攪拌し、そして2時間かけて約25
℃に加温した。溶媒を蒸発させ、そして得られる残留物
を酢酸エチル中に溶解した。この溶液を氷水で洗浄し、
次いで冷5%クエン酸で洗浄した。得られる溶液を乾燥
し、次いで溶媒を蒸発させると、5.63gの泡を含む
固体が残った。
この物質を250 m lのエーテルで一夜粉砕した。
生ずるゲル様生成物をエーテルから濾過し、そして追加
のエーテルで洗浄すると、3.10gの粗生成物が微細
な白色粉末として得られた。
2.56gの部分を25m1のあたたかい酢酸エチル中
に溶解すると、曇った溶液が形成した。この溶液を炭素
[セライ)(Celite)]を通して濾過し、そして
追加の200m1のニーテリを添加した。種結晶の添加
後、1.15gのZ−Phe−G l y−A l a
−LeuCH2CIが沈殿し、そしてこれを集めた。こ
れらの結晶は138−141.8℃で溶融した;δb5
−59℃(C=0.45g/100m1、アセトン中)
泣訴:C29H37ClN406 ; 計算値: C160,78;H2S、51;N、9.7
8゜ 実測値: C160,45,H2S 、 44 ; N
、9.69゜ C,Z−Phe−Gly−Leu−LeuC2C1 前の化合物の合成における予備工程として、Z−Phe
−Gly−Leu−OHを次の手順により調製した。
Z−Phe−OHのN−ヒドロキシスクシンイミドエス
テル(19,15g、48.3ミリモル)を50m1の
ジオキサン中に溶解し、そして生ずる溶液を濾過し−(
H−G l y−Le u−OH(10,0g、53.
1ミリモル)、トリエチルアミン(10,1ml、72
.4ミリモル)および水(50ml)から成る溶液中に
入れた。この反応混合物を約23℃で一夜攪拌し、次い
で蒸発によりほぼ60%にe縮した。得られるe縮され
た溶液を1.ONの塩酸で酸性になるまで希釈した。生
成物のZ−Phe−Gly−Leu−OHを酢酸エチル
中に抽出し、そして得られる抽出液を0.2Nの塩酸で
、次いで0.1ONの塩酸に調節した飽和水性塩化ナト
リウムで洗浄した。洗Ml後、この酢酸エチル溶液を無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過した。次いで、
酢酸エチルを蒸発させて22.5gの白色の泡を含む生
成物が得られ、これを引続いて酢酸エチルから結晶化す
ると、16.7g(7)Z−Phe−aty−Leu−
OH(融点147−148℃)が得られた。
公訴: C2s H3+ N306 ;計算値: C1
63,94;H2S、51.N、8.95゜ 実測値: C164,19,H2S、65.N、8.9
0゜ H−Le uCH2CI @HC1は、ケラトナーs、
)165ニア39−743 (1974)に開示される
技術に実質的に従い調製した。
混合無水物は、Z−Phe−G l y−Le u −
OH(1,05g、2.24ミリモル)を10m1のテ
トラヒドロフラン中に溶解し、生ずる溶液を一20℃に
冷却し、モしてN−メチルモルホリン(0,25m1.
2.24ミリモル)を添加することによって調製した。
得られる混合物を一20℃で5分間攪拌し、次いで20
m1の冷テトラヒドロフランおよびトリメチルアミン(
0、31ml、2.24ミリモル)を添加した。この混
合物を5mlの冷N、N−ジメチルホルムアミド中ノH
−Le ucH2C1・HC1(0、48g、2.24
ミリモル)の溶液に添加した。生ずる反応混合物を一2
0℃で約1時間攪拌し、次いで約23℃で約2時間攪拌
した0次いで、この混合物を慮過し、そしてテトラヒド
ロフランを濾液から蒸発させた。得られる残留物を10
0m1の酢酸エチル中に溶解した0次いで、この溶液を
順次に0.2Nの塩酸、5%の水性重炭酸ナトリウム、
および飽和水性塩化ナトリウムで洗浄した。次いで、洗
浄した抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで溶
媒を蒸発させると、1.2gの泡が得られた。この生成
物を酢酸エチルから結晶化すると、0.94g(融点1
60−161.5°C)C7)Z−Phe−Gly−L
eu−LeuCH2C1が得られた。
漣: C32Ha 3 N406 C1;計算値: C
162,47,H27,06,N、9.14゜ 実測値: C162,32;H2S、90;N、9.1
4゜ D、  Z−Phe−Gly−Ala−LeuC2Br Z−Phe−Gly−Leu−LeuCH2C1の製造
について記載する手順に実質的に従って、Z−Phe−
G l y −A 1 a−OHC7)混合無水物(0
,41g、0.95ミリモル)を調製し、そしテH−L
e uCH2B r * HB rに結合した。得られ
る生成物を酢酸エチル:へキサンらら結晶化すると、0
.30gが得られた。得られた生成物を同一の溶媒から
再結晶化すると、0.07g、融点135.5−138
℃(分解)が得られた。
’t>Fr:C29H3t N406 Br;計算値:
  C,56,39,H2S、05.N、9.07゜ 実測値: C156,70;H2S、26;N、8.9
7゜ E、  Z−Phe−GIV−Ala−ValC2C1 まず、Boc−Val −OH(6,5g、30ミリモ
ル)をl Om lのTHF中に溶解し、そしてそれを
N−メチルモルホリン(3、3g、30ミリモル)およ
びインブチルクロロホルメート(3,9ml、30ミリ
モル)で−20℃で10分間処理することによって、前
駆体H−ValCH2C1・HCIを調製した。得られ
る混合物を癌過し、そして保持された物質を40m1の
冷THFで洗浄した。合わせた濾液を200 m lの
ジアゾメタン:エーテルに添加した。得られた溶液を0
℃で2時間攪拌し、次いで溶媒を蒸発により除去すると
油が得られた。この油を酢酸エチル中に溶解し、5%の
重炭酸ナトリウムで洗浄し、次いで飽和水性塩化ナトリ
ウムで洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を蒸発すると6゜4gの油が残った。この油を100m
1のエーテル中に溶解し、そして得られた溶液を5%の
過剰のエタノール性HCIで15分間処理した。この溶
液を冷水で洗浄し、次いで飽和水性塩化ナトリウムで洗
節し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒の蒸発後
、生成物をヘキサンで洗浄すると、2.7gのBoc−
ValCH2C1(融点70−73°C)が得られた。
Boc−ValCH2C1(1,0g)を5mlの3N
のエタノール性HCIとともに30分間約23℃で攪拌
することによって脱ブロッキングする。溶媒を蒸発し、
そして得られた残留物をエーテルで粉砕して0.69g
のH−ValCH2C1・HClが得られた。
次いで、上(1)Z−Phe−Gly−Leu−Leu
cH2clの製造について記載した手順に実質的に類似
する手順により、Z−Phe−Gly−A l a−O
H(1、60g、3.73ミリモル)をHV a r 
CH2CI 8HClに結合した。得られる生成物を酢
酸エチル:エーテルから再結晶化すると、1.29g(
7)Z−Phe−Gly−A l a−Va 1cH2
Cl (融点143−144℃)が得られる。
立祈: C28H35N4 o、、 C1;計算値: 
C160,14,H,6,32,N、10.02゜ 実Δ11値: C159,92,H2S、25.N、1
0.05゜ F、  Z−Phe−Gly−Ala−TyrC2CI Boc−Tyr−OH(Log、35.5ミリモル)を
30m1のテトラヒドロフラン中に溶解し、次いでそれ
をN−メチルモルホリン(3,91g、35.5ミリモ
ル)およびインブチルクロロホルメート (4,62m
1.35.5ミリモル)で−20℃で5分間処理するこ
とによって、B o c−Ty rCHN2を調製した
。得られる混合物を濾過し、そしてフィルターに保持さ
れた物質を50m1の冷テトラヒドロフランで洗浄した
。得られた溶液を集め、そして合わせた。合わせた政府
を150m1のジアゾメタン:エーテル(約40ミリモ
ル)に添加し、そして得られた反応混合物を15分間O
℃で攪拌した。次いで、溶媒を窒素の流れで蒸発させた
。残留物を酢酸エチル中に溶解し、そして得られた溶液
を水で洗浄し、次いで水性塩化ナトリウムで洗浄した。
次いで洗浄した溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで
溶媒を蒸発して粗生成物を得た。この物質を75gのシ
リカゲルを含有する4cmのカラムのクロでトゲラフイ
ーにかけ、溶媒としてクロロホルムを使用すると、3.
67gのBoc−TyrCHN2が得られた。この生成
物をエーテルから再結晶化すると、t、gsg(融点1
3B−137℃)が第1収穫物として得られ、そして0
.58g(融点133.5−134.5℃)が第2収穫
物として得られた。CDCl3中のNMRはδ5.27
にジアゾのプロトンを示した。
公訴:C+ 5HI 9N304  ;計算値: C1
58,99;H2S、28;N、13.76゜ 実測値: C159,08;H2S、16;N、13.
65゜ Boc−TyrCHN2  (1,81g、5.92ミ
リモル)を30m1のテトラヒドロフラン中に溶解し、
そして得られた溶液を3.45Nのエタノール:HCl
(1,72g、5.92ミリモル)で0℃で5分間処理
した。温度を調節しないで、溶媒を回転蒸発器による蒸
発により除去した。残留物を酢酸エチル中に溶解し、そ
して得られた溶液を0.2Nの塩酸で、次いで悠和水性
塩化ナトリウムで洗浄した。洗浄した溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、次いで溶媒を結晶質Boc−Ty rC
H2C1を得た。結晶を単離し、そして冷エーテルで洗
浄して0.45g(融点110−112℃)が第1収穫
物として得られ、そして0.90g(融点110−11
2℃)が第2収穫物として得られた。CDCl3中のN
MRは期待するものに相当したが、ただし−〇〇CH2
Clのメチレンのプロトンはδ4,1に二重線として現
われた。
eM:cI5H20NO4C1; 計算値: C157,41;H2S、44;N、4.4
6゜ 実測値: C157,66;H2S、66;N、4.5
2゜ Boc−TyrCH2C1(0,5g)を20m1の3
.5Nのエタノール性HCIで約236Cで30分間処
理することによって脱ブロッキングした。溶媒を蒸発し
、得られた生成物、H−”ryrCH2C1・HCl 
(0,45g)を固体の水酸化カリウムおよび五酸化リ
ンの存在下に真空転帰した。
上の手順EにおけるZ−Phe−Gly−Le  、u
−LeuCH2C1の製造について記載した手順に実質
的に類似する混合無水物の結合により、Z−Phe−G
ly−Ala−OH(0,77g、1.80ミリモル)
をH−Ty rcH2C1・HCIに結合した。生成物
を酢酸エチルから結晶化して、0.73g+7)Z−P
he−Gly−Al a−Ty rCH2CIが得られ
た。生成物は140−160℃でゆっくり分解し、そし
て160−160.5℃で完全に分解と伴って溶融した
分析: C32N3 s N407 C1;計算値: 
C157,41;H2S、44;N、4.46゜ 実測値: C157,66、H,6,66、N、4.5
2゜ 手順Cについて記載するようにして、Z−Phe−G 
I y−Le u−OHからMeOSuc−Phe−G
ly−Leu−OHを製造した。z−phe−cty−
Leu−OH(4,00g、8゜52ミリモル)を10
0m1のメタノール中に溶解し、そして1.0当量の無
水HCIおよび0゜50gの炭素担持10%Pdの存在
下にバール(P a r r)装置で一夜水素化した。
得られた反応混合物を濾過しそして溶媒を蒸発させると
、3、1gt7)H−Fhe−Gly−Leu−OHが
得られた。
この生成物を5mlのN、N−ジメチルホルムアミド中
に溶解し、これにメトキシコハク酸のN−ヒドロキシス
クシンイミドエステル(1,9g、8.4ミリモル)お
よびトリエチルアミン(1,2ml、8.4ミリモル)
を添加した。この反応混合物を周囲温度において0.5
0時間攪拌し、次いで追加のトリエチルアミン(0,5
8m1.4,2ミリモル)を添加した。次いで、この反
応混合物を一夜攪拌した。この時点で、5mlの重炭酸
ナトリウムの5%の水溶液を添加した。5分後、反応混
合物を5%の水性重炭酸ナトリウムで50m1に希釈し
て沈殿が得られ、これを廃棄した。酢酸エチルを反応混
合物に添加して生成物MeO3uc−Phe−Gly−
Leu−OHを抽出した。得られた抽出混合物の水性部
分を塩酸で酸性化し1次いで酢酸エチルの相または抽出
液を水性部分から分離した。抽出液を0.2ONの塩酸
で洗浄し、次いで0.2ONの塩酸中で調製した飽和塩
化ナトリウムで洗浄した。次いで、洗浄した溶液を硫酸
ナトリウムで乾燥した。
溶媒を蒸発し、そして得られた残留物を酢酸エチルから
再結晶化すると、1.30gのM e OS uc−P
h e−G I y−Le u−OH(融点167.5
−168.5°C)が得られた。
分析: C23N32 N30y ; 計算値: C158,91;H2S、76、N、9.3
7゜ 実測値: C159,20;H2S、99;N、9.0
6゜ Z−Phe−Gly−Leu−LeuCH2C1の製造
について記載した手順に実質的に類似する手順により、
MeOSuc−Phe−Gly−Le u−OH(1、
0g、2.23ミリモル)をH−LeuCH2C1・H
Clに結合した。結合後、溶媒を蒸発して泡の生成物が
得られ、これを酢酸エチルから結晶化して、0.30g
(融点116−117°C)のMeOSuc−Phe−
G l y−Le u−Le uCH2C1が第1収穫
物として得られ、そして0.25g(融点115−11
6°C)が第2収穫物として得られた。第1収穫物の試
料を分析した。
立逝:C29H43N407C1; 計算値: C158,51,N17.30.N、9.4
2゜ 実測値: C158,67;H17,20,N、9.3
1゜ H,5uc−Phe−Gly−Ala−LeuH2CI Boc−Phe−Gly−Ala−OHを前述の混合無
水物の結合手順に実質的に従って調製したが、ただしア
ミン成分をテトラヒドロフランまたはアミン塩酸塩を溶
解するために最少量の水を含有するテトラヒドロフラン
の中に添加した。酢酸エチルをメタノール中の水性水酸
化ナトリウムで鹸化した。
混合無水物手順を使用して、Boc−Gly−OH(3
5,Og、200ミリモル)をH−A 1a −OCH
3・HCl (27、9,200ミリモル)に結合する
ことによって、Boc−Gly−Ala−OCH3を調
製した。得られる生成物(43,5g、ロアミリモル)
をジオキサン中において無水MCIで脱ブロッキングし
た。脱ブロッキング後、ジオキサン:エーテルから結晶
化すると、27 、1 gOH−G l y−A l 
a−OCH3・HCIが得られた。
混合無水物手順に従い、Boc−Phe−OH(26,
5g、100ミリモル)をH−G l 7−Ala−O
CH3・HCl (19,6g、100ミリモル)に結
合した。酢酸エチル:へキサンから結晶化後、30.2
gのBoc−Phe−Gly−A l a−OCH3(
融点126.4−127.8℃)が得られた。
+)i: C2o H29N30s ;計算値: C1
58,95;H17,71,N、10.31゜ 実測値: C159,49;H17,05;N、10.
26゜ Boc−Phe−Gly−Ala−OCH3(28,4
g、69.7ミリモル)を鹸化して22g(7)固体(
7)Boc−Phe−Gly−Ala−OHが得られた
。それをアセトン:エーテルから結晶化すると、20g
の生成物(融点105.7−109℃)が得られた。
公訴:Cl9H27N306; 計算値: C158,00,H2S、92.N、10.
68゜ 実測値: C15B、04;H2S、78.N、10.
66゜ 混合無水物手順に従い、B o c−Ph e −G 
1y−A l a−OH(11、8g、30ミリモル)
をH−LeuCH2C1@HCI (6,06g、30
ミリモル)に結合することによって、Boc−Phe−
Gly−Ala−LeuCH2C1を調製した。Boc
−Phe−Gly−Ala−OHの混合無水物を300
m1のテトラヒドロフランおよび25m1のアセトンの
溶液の中で3J製し、次いでH−LeuCH2C1−H
Clをアセトン中において添加した。得られる生成物の
17.6gをエーテル中に溶解し、炭素で処理し、そし
て濾過した。生成物BoC−Phe−cty−A l 
a−Le uCH2CIをエーテルから再結晶化した(
10.0g)。
公1?:C2o H39N40s C1;計算値: C
157,93;H17,29,N、10.39゜ 実測値: C157,92,H17,53;N、10.
17゜ Boc−Phe−Gly−Ala−LeuCH2C1(
0,30g)を1mlの無水トリプルオロ酢酸で約23
°Cにおいて5分間処理してトリフルオロ酢酸塩を形成
し、これを冷エタノールの添加により沈殿させ、次いで
追加の冷エーテルで洗浄した。次いで、この塩を固体の
水酸化カリウムおよび五酸化リンで乾燥すると、0.3
1g(0,55ミリモル) t7)H−Phe−Gly
−Ala−LeuCH2C1・トリフルオロアセテート
が得られた。この生成物を2mlの50%のジオキサン
:水中に溶解し、そして得られた溶液を0℃に冷却した
。1mlのジオキサン中に溶解した重炭酸ナトリウム(
0,09g、0.66ミリモル)およびコハク酸無水物
(0,066g、0.66ミリモル)を添加した。1時
間後、0゜55m1の1.ONの塩酸を添加し、そして
得られた溶液水で10m1に希釈し、そして4℃に保持
した。この期間の間、生成物5uc−Phe−G 1 
y−A l a−Le uCH2C1は溶液から結晶化
した。この生成物を濾過し、そして100m1の0.0
INの塩酸で洗浄した。真空乾燥後、0.18gc7)
Suc−Phe−Gly−Ala−LeuCH2C1(
融点157.5−158℃)が得られた。
9Ft: C2s H3s Na Oy C1;計算値
: C155,70,H2S、56.N、10.40゜ 実aIll値: C155,47,H2S、59;N、
10.48゜ 5ue−Phe−Gly−Ala−LeuCH2C1(
0,20g、0.37ミリモル)を10m1のアセトン
中に溶解し、そして得られた溶液をジアゾメタン:エー
テル(10m l)で0℃において30分間処理した。
溶液を約23℃に加温した後、溶媒を蒸発させた。残留
物をアセトン中に溶解し、そして得られた溶液濾過し、
そして溶媒の蒸発により濃縮した。濃縮物を酢酸エチル
で希釈し、そしてこの溶液を再び蒸発により濃縮してア
セトンの大部分を除去した。この生成物を単離し、そし
て冷酢酸エチルで洗浄すると、0゜11gc7)MeO
Suc−Phe−Gly−Ala−Le uCH2C1
(融点128.5−129゜5°C)が得られた。
注折: C2s H37N407 C1;計算値: C
156,45;H2S、76、N、10.13゜ 実測値: C156,26,H2S、69.N、10.
01゜ J、   Bo C−Gly−Ala−LeuCH2C
↓ B o c−G l y−A 1 a−OHをN−tド
ロキシスクシンイミドの結合手順により調製した。Bo
c−Gly−O3u (7,67g、28.2ミリモル
)を10m1のジメチルスルホキシド中に溶解し、そし
て得られた溶液を20m1の水中のH−Ala−OH(
3,76g、42.3ミリモル)およびトリエチルアミ
ン(5,89g、42.3ミリモル)から成る溶液に添
加した。−夜攪拌後、沈殿を濾過により除去した。残る
溶液を水で希釈し、次いで塩酸で耐性化した。水相を分
離し、それから生成物を酢酸エチルの添加により抽出し
た。酢酸エチル抽出液を0.2Nの塩酸で洗浄し1次い
で0.2Nの塩酸中で調製した飽和塩化ナトリウムで洗
浄した。次いで、洗浄した酢酸エチル溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、そして濾過した。次いで溶媒を蒸発させ
ると、そして泡状生成物が残り、これを酢酸エチル:ヘ
キサンから結晶化させると、2.88g(7)Boc−
Gly−Ala−OH(融点128−130℃)が得ら
れた。
/!ML: C+ o H+ s N20S  :計算
値: C148,76、H17,38,N、11.38
゜ 実測値: C149,12,H17,27;N、11 
、28゜ Z−Phe−Gly−Leu−LeuCH2C1の製造
について記載した手順に実質的に類似する手順により、
B o c−G l y−Le u−OH(2、5g、
10.2ミリモル)をH−LeuCH2C1・HCIに
結合した。酢酸エチルの蒸発させると、3.7gの泡が
得られた。酢酸エチル:ヘキサンから結晶化すると、3
.1gのBoc−G I y−A 1 a−Le uC
H2C1(融点95−99.5℃)が得られた。
公fr:c+ 7H3ON305C1;計算値: C1
52,09;H17,73,N、10.72゜ 実測値: C152,21;H17,46;N、10.
63゜ K、  Z−Phe−Ser−Ala−LeuC2CI Z−Phe−Se t  (OCH2C6H5)−Al
a−OHを混合無水物結合手順に従い調製した。
まず、Boc−5et (OCH2C6Hs)−OH(
4,93g、16.7ミリモル)をH−Ala−OCH
3・HCl (2,80g、20.0ミリモル)に混合
無水物手順により結合すると、6.1g(7)油が得ら
れた0次いでZ−Ser(OCH2C6Hs )−A 
1 a−OCH3をトリフルオロ酢酸で脱ブロフキング
し、そして得られたH−3e r (OCH2Cs H
s ) −A 1 a −OCH3・トリフルオロアセ
テート(6,15g、15.6ミリモル)を混合無水物
手順に従いZ−Phe−OH(3,89g、13.0ミ
リモル)に結合した。この生成物を酢酸エチルから結晶
化すると、5.4gc7)Z−Phe−Ser COC
H2Cs Hs )−A I &−0CH3(融点15
8−159℃)が得られた。
分析:C31H35N307; 計算値: C166,28;H2S、29.N、7.4
8゜ 実測値: C165,54;H2S、24;N、7.3
7゜ Z−Phe−3er (OCH2Cs Hs)−Ala
−OCH3(4,63g、8.24ミリモル)を実質的
に前述のようにして餉化したが、ただし16m1のジオ
キサンおよび1.0ONの水酸化ナトリウムを使用した
。所望生成物z−phe−3e r (OCH2C6H
s ) −A l a−OHをメタノール:酢酸エチル
から結晶化させると、3.5g(融点171.5−17
2.5℃)が得られた。
’i□  二 C3o  H33N3 07  ;計算
値: C165,79,H2S、08;N、7.67゜ 実測値: C165,50、H2S、86.N、7.8
4゜ 上の手順Cにおいテ2−Phe−G I y−Leu−
Le uC)(2CIの製造について記載した手順に実
質的に類似する手順により、Z−Phe−5e r (
OCH2C6Hs) −A 1 a−OH(1,37g
、2.5ミリモル)をH−LeuCH2C1・HCIに
結合した。生成物は結晶質固体として得られた、0.9
8g(融点167−168℃)。
公訴:C37H4SN407; 計算値: C264,09;H2S、56.N、8.0
8゜ 実測値: C564,22,H2S、3B、N、8.0
8゜ Z−Phe−3e r (OCH2C6Hs ) −A
ia−LeuCH2C1(0,71g、10.2ミリモ
ル)を、15m1の無水HFと1mlのアニソールとの
混合物で商用HF装置[ペプチド・インスチュート、イ
ンコーポレーテッド(Peptide  In5tit
ute、Inc、)により処理した。0℃で70分後、
HFを蒸発により除去すると、残留物が残り、これを水
酸化カリウムで一夜真空乾燥した。残留物をエーテルで
粉砕した後、0.35gのH−Phe−Ala−3er
 (OCH2C6Hs ) −Le uCH2C1* 
HFが得られた。
このフッ化水素酸塩(0,39g、0.71ミリモル)
を2mlの水と1mlのジオキサンとの混合物中に溶解
した。この得られた溶液を0℃に冷却し、モしてカーポ
ベンゾキシクロライド(0,10m1. 0.71ミリ
モル)および重炭酸ナトリウム(0,12g、1.42
ミリモル)を添加した。0℃で30分後、ニンヒドリン
陽性物質を検出することはできなかった。得られた反応
混合物を酢酸エチルで希釈し、そして得られた有機層を
5%の重炭酸ナトリウム、0.2Nの塩酸、および飽和
塩化ナトリウムで洗浄した。洗浄した溶液を硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物が残り、これを
50%だけへキサンで希釈すると、0.13g(7)Z
−Phe−3er−A l a−Le uCH2Cl 
(融点155−157℃)が得られた。
漣:C3oH39N407C1; 計算値: C259,73,H2S、53;N、9.2
9゜ 実測値: C159,81,H2S、47.N、9.1
3゜ L、  Z−Phe−Gly−3er−LeuCHL9
ユ Z−Phe−Gl y−Se r−、LeuCH2C1
を次の手順により調製した。まず、Z−Phe−G I
 y−5e r (OCH2C6H5) Le uCH
2C1(0,98g、14.4ミリモル)を15m1の
無水HFおよびl m lのアニソールで処理して脱ブ
ロッキングして(手1111’iK)、0.69g(7
)H−Phe−Gly−3er−LeuCH2C1・H
Fが得られた。次いで、手順にの手順に実質的に従い、
この中間体(0,59g、1264ミリモル)をカーポ
ベンゾキシクロライドと結合し、酢酸エチル/ヘキサン
から結晶化した後、0.4gc7)Z−Phe−Gly
−3er−LeuCH2C1(融点146−146.5
℃)が得られた。
公訴:C29H37N407C1; 計算値: C159,12;H2S、34.N、9.5
1゜ 実測値: C159,45,H,6,37,N、9.4
6゜ 選択したペプチドハロメチルケトン類の生物学的活性 本発明の組成物において有用な選択した化合物は、2種
類のアッセイにおいてウィルスのプロテアーゼ活性を阻
害することが示された。ウィルスの切離しアッセイ(v
ial  cleavageassay)として知られ
る1つのアッセイは、選択した試験化合物の存在下およ
び不存在下に生長したウィルス感染HeLa細胞におけ
る蛋白質合成のパターン(標識アミノ酸類の組込みによ
り可視化された)の比較を包含する。プラーク阻害アッ
セイとして知られる第2のアッセイは、寒天が上に配置
された細胞培養物におけるウィルスの感染性に対する試
験化合物の作用の評価を包含する。試験化合物の毒性の
作用も、存在した場合、プラーク阻害アッセイのインキ
ュベーションの期ffJIIの間にi82察されるであ
ろう0両者のアッセイについて、下に詳しく説明する。
ウィルスの切離しアッセイ このアッセイにおいて、生長するHeLa−0細胞の試
料を、約10感染ウイルス粒子/細胞のウィルス濃度で
、ヒトの急性灰白髄炎ウィルス2型またはヒトのライン
ウィルスIA型に暴露した。数時flfl後、宿主細胞
の代謝は著しく阻害され、そして添加された放射性アミ
ノ酸類はウィルスの蛋白質の中にのみ組込まれた。種々
の濃度の試験化合物を細胞の試料に添加した後、ウィル
スの蛋白質を感染の中間のサイクル(mid−cycl
e)において60分M標識付けされた(m胞をウィルス
に最初に暴露した後3〜5時間)。次いで、細胞の試料
を1%(W/V)のドデシル硫酸ナトリウムおよび1%
(V/V)の2−メルカフトエタノールを含有する0、
01モルのトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩
衝液、pH6,8、の中で可溶化した。得られる標識付
けされたウィルスの蛋白質を、コララント(KoraL
旦: 2992 (1979)に前に記載されているよ
うに、ポリアクリルアミドゲル上で分離し、そしてオー
トラジオグラフィーによって検出した。選択した濃度の
試験化合物がウィルスの蛋白質のプロセシングの通常の
パターンを崩壊させた場合、その化合物をその濃度で活
性であると記録した。ウィルスのプロテアーゼ阻害活性
を示す試験化合物の存在下に標識付けされた細胞の試料
に和名するゲルは、一般に、対照のゲル上には現われな
い高分子量の蛋白質種の出現によって区別することがで
きた。
プラーク阻害アッセイ このアッセイにおいて、培養したHeLa細胞を60m
mのプラスチックのペトリ皿中で全面生長させた1次い
で、各培養物にほぼ300プラ一ク形成単位のウィルス
を感染させた。ヒトライノウィルスIA型を下に報告す
る試験において使用した。この実験に使用したウィルス
を34.5℃で30分間細胞に吸収させた。
試験した化合物を、エタノール中に試験すべき最高濃度
より100倍高い濃度で溶解した。次いで、得られた溶
液を、5%の熱不活性化ウシ胎児血清および0.38%
の寒天を含有するマツクコイ(McCoy)の培地の溶
液中に1:100に希釈した。次いで、寒天培地中で2
倍希釈を行なった。
ウィルスが細胞へ吸若した後、過剰のウィルスを洗浄除
去し、そして試験すべき化合物の予備選択した希釈物を
含有する寒天培地の5 m lを各培養物の上に配置し
た。対照には寒天培地のみを上にのせた。次いで、各培
養物を34.5°Cでインキュベーションしてプラーク
を発生させた。
プラークは培養物中の死亡した細胞のほぼ円形の領域で
あり、ウィルスの1プラ一ク形成単位が最初に1つの細
胞に感染した区域を示す。寒天の上に配置したものはウ
ィルスの移動度を制限するので、ウィルスの感染は隣接
細胞の間においてのみ伝達される。
対照培養物中のプラークが観察されるために十分に大き
く、しかもなお比較的明確であるとき、すべての培養物
を1%のクリスタル・バイオレット(crystal 
 violet)で若色した。プラークは感染しない細
胞の深い紫色の領域中に明瞭な領域として現われた。試
験化合物の毒性の投与料は、培養血中のn(視細胞の脱
離を生じた。
実施例1−19および比較例A−J ウィルスの切離しアッセイにおけるペプチドハロメチル
ケトン類のプロテアーゼ阻害活性 ポリオウィルスを使用するウィルスの切離しアッセイに
おけるプロテアーゼ阻害活性について、代表的テトラペ
プチドおよびトリペプチドのクロロメチルケトン類を試
験した、1系列の実験において得られた結果を下の表1
および表2に記載する。結果は次のように記録するニ ー    活性なし +/−低い活性 +    100ルg / m 1で活性++    
 50pg/mlで活性 +++    10ルg / m Iで活性++++ 
  <5JLg/mlで活性表1: 選択したペプチド
ハロメチルケトン類I   Z−Phe−Gly−Al
a −Le uCH2C1+++ 2   Ac−Phe−Gly−AI a−LeuCH2C1+++ 3  5uc−Phe−GIV−A l a−Le uCH2Cl    +++4    
MeO3uc−Phe−Gly−A l a−Le u
CH2C+++5   DNS−Phe−Gly−A l a−Le uCH2C1+++ 6   DNP−Phe−Gly−A l a−Le uCH2C1+++ 7   Boc−Phe−Gly−A l  a−Le ucH2C1++ 8    Z−Leu−Gly−AlaLe uCH2
C1+士+ 9    Z−Phe−GIV−Gly−Le uCH
2Cl        +++10    Z−Phe
−cty−Ala−Le uCH2B r      
  +++11    Z−Phe−cty−Ala−
ValCH2C1++ 12    Z−Phe−Gly−Leu−Le uC
H2C1++++ 13    Z−Phe−Leu−Ala−Le uC
82C1++ 14    Z−Phe−cry−Phe−LeuCH
2C1−++ 15    Z−Phe−Gly−5er−LeuCH
2C1++ 16    Z−Phe−Gly−Pr。
−LeuCH2C1++ 17    MeOSuc−Ala−Ife−Phe−
LeuCH2C+++ 18    MeOSuc−Phe−Gly−Le u
−G 1 u  (OCH++++3)  CH2C1 19MeOSuc−Ala−Ii e−Phe−Glu(QC+++ H3)  CH2CL 20    Z−Phe−cty−Ala−Ty rc
H2CI      ++表2: 他のペプチドハロメ
チルケトン類を含A   H−Phe−Gly−Ala −Le uCH2C1+/ − B   Z−Ala−GIV−Ala −Le uCH2C1+/− CZ−Gln−Phe−Ala −LeuCH2CI        +D    Z−
Phe−Phe−Ala−Le uCH2C1+/ − E    Z−Phe−3er−Ala−LeuCH2
Cl        +F    Z−Phe−Gly
−Lys−L6uCH2CI        +G  
  Z−Phe−Lys−Ala−LeuCH2C1+ HZ−Phe−Pro−Ala −LeuCH2C1+ HAc−Phe−Gly−Gl u−Le uCH2Cl       +/−J   
 Ac−Phe−Glu  (OEt)−Ala−Le
uCH2+/− I K    Ac−Phe−Glu−AIa−Le uC
H2C1+/一 実施例20 ラインウィルスIA5に対するするZ−Phe−G l
 y−Le u−Le uCH2C1c7)抗ウィルス
活性を、前述のプラーク阻害アッセイにより評価した。
90%のプラーク減少により記録された抗ウィルス活性
がIgg/mlで認められ、一方細胞毒性はヒトHeL
a−0ltfJ胞を使用したとき約15ルg / m 
1の濃度で最初に検出された。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス会ア
ンド争カンパニー 一一一)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 A^1はAla、Val、Leu、Ile、Phe、T
    yr、Gly、Pro、SerおよびThrから成る群
    より選択されるアミノ酸残基であり、 A^2はAla、Val、Leu、Ile、およびGl
    yから成る群より選択されるアミノ酸残基であり、 A^3はAla、Val、Leu、Ile、Phe、T
    yrおよびGlyから成る群より選択されるアミノ酸残
    基であり、 R^1はN−末端保護基であり、そして R^2はメチル、イソプロピル、イソブチル、4−ヒド
    ロキシベンジル、または ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここで R^3はアミノ、メトキシル、エトキシル、ベンジルオ
    キシ、または1〜6個の炭素原子のアルキルであり、 XはClまたはBrであり、そして nは0または1であり、ただしA^3およびA^1の両
    者は同時にAlaではない、 の化合物または生理学的に許容されうるその塩を有効成
    分として含有することを特徴とする哺乳動物におけるピ
    コルナウイルス感染の処置剤。 2、nが1である特許請求の範囲第1項記載の処置剤。 3、R^1がZ、Ac、Boc、MeOSuc、Suc
    、DNSまたはDNPである特許請求の範囲第2項記載
    の処置剤。 4、R^2がイソプロピル、イソブチル、または▲数式
    、化学式、表等があります▼ であり、ここでR^3はメトキシルである特許請求の範
    囲第3項記載の処置剤。 5、A^1がAla、Val、Leu、Ile、Phe
    、Gly、ProおよびSerから成る群より選択され
    る特許請求の範囲第4項記載の処置剤。 6、A^2がAla、Val、Leu、GlyおよびI
    leから成る群より選択される特許請求の範囲第5項記
    載の処置剤。 7、A^3がAla、Val、Leu、IleおよびP
    heから成る群より選択される特許請求の範囲第6項記
    載の処置剤。 8、R^1がZ、MeOSucまたはSucである特許
    請求の範囲第7項記載の処置剤。 9、R^2がイソプロピルまたはイソブチルである特許
    請求の範囲第8項記載の処置剤。 10、A^1がAla、Phe、Leu、 Gly、ProまたはSerである特許請求の範囲第9
    記載の処置剤。 11、A^2がIle、LeuまたはGlyである特許
    請求の範囲第10項記載の処置剤。 12、AsがAla、Val、LeuまたはPheであ
    る特許請求の範囲第11項記載の処置剤。 13、A^1がAla、LeuまたはGlyである特許
    請求の範囲第12記載の処置剤。 14、A^2がIleまたはGlyである特許請求の範
    囲第13項記載の処置剤。 15、A^3がPhe、LeuまたはAlaである特許
    請求の範囲第14項記載の処置剤。 16、R^1がZまたはMeOSucである特許請求の
    範囲第15項記載の処置剤。 17、R^2がイソブチルである特許請求の範囲第16
    項記載の処置剤。 18、A^1がAlaまたはLeuである特許請求の範
    囲第17記載の処置剤。 19、A^2がGlyである特許請求の範囲第18項記
    載の処置剤。 20、A^3がPheである特許請求の範囲第19項記
    載の処置剤。 21、A^1がAlaであり、そしてR^1がZである
    特許請求の範囲第20項記載の処置剤。 22、A^1がLeuであり、そしてR^1がZである
    特許請求の範囲第20項記載の処置剤。 23、R^2が ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでR^3はメトキシルである特許請求の範
    囲第8項記載の処置剤。 24、A^1がAlaまたはLeuであり、A^2がG
    lyであり、 A^3がPheまたはAlaであり、そしてR^1がZ
    またはMeOSucである、 特許請求の範囲第23項記載の処置剤。 25、A^1がLeuであり、 A^3がPheであり、そして R^1がMeOSucである、 特許請求の範囲第24項記載の処置剤。 26、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 R^2は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、ここでR^3はメトキシルまたはエトキシルで
    あり、そして A^1、A^2、A^3、R^1、Xおよびnは特許請
    求の範囲第1項において定義した通りである、 の化合物。 27、R^2がR^3はメトキシルである特許請求の範
    囲第26項記載の化合物。 28、A^1がAlaまたはLeuであり、A^2がG
    lyであり、 A^3がPheまたはAlaであり、そしてR^1がZ
    またはMeOSucである、 特許請求の範囲第27項記載の化合物。 29、A^1がLeuであり、 A^3がPheであり、そして R^1がMeOSucである、 特許請求の範囲第28項記載の化合物。
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