JPS6311148Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6311148Y2 JPS6311148Y2 JP17040083U JP17040083U JPS6311148Y2 JP S6311148 Y2 JPS6311148 Y2 JP S6311148Y2 JP 17040083 U JP17040083 U JP 17040083U JP 17040083 U JP17040083 U JP 17040083U JP S6311148 Y2 JPS6311148 Y2 JP S6311148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- explosion
- dust collection
- coal car
- coke oven
- stop signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 33
- 238000004880 explosion Methods 0.000 claims description 32
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims description 29
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Coke Industry (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案はコークス炉装炭作業中に地上集塵ブロ
ワーがあらゆる異常停止した際装炭車集塵装置内
でのガス爆発を未然に防止する装置に関するもの
である。
ワーがあらゆる異常停止した際装炭車集塵装置内
でのガス爆発を未然に防止する装置に関するもの
である。
(従来技術)
コークス炉に装炭車で石炭を装入する際装入孔
から噴出する発煙ガスは大気汚染のみならず作業
環境を悪化させるため各種の集塵装置で集塵され
ている。
から噴出する発煙ガスは大気汚染のみならず作業
環境を悪化させるため各種の集塵装置で集塵され
ている。
その1例を第1図により説明する。
コークス炉炭化室1に装炭車2のホツパー3か
ら石炭を装入する際装入孔4から噴出する発煙ガ
スは各装入孔4を覆う集塵フード5で付近の空気
と共に地上に設けたブロワー13で吸引される。
この発煙ガスは集塵フード5及び燃焼室6で点火
バーナー7により強制着火された後プレダスター
8で1次除塵されダクト9、コネクター10を介
して固定ダクトに導びかれ集塵機で浄化しスタツ
ク14から大気へ放散される。
ら石炭を装入する際装入孔4から噴出する発煙ガ
スは各装入孔4を覆う集塵フード5で付近の空気
と共に地上に設けたブロワー13で吸引される。
この発煙ガスは集塵フード5及び燃焼室6で点火
バーナー7により強制着火された後プレダスター
8で1次除塵されダクト9、コネクター10を介
して固定ダクトに導びかれ集塵機で浄化しスタツ
ク14から大気へ放散される。
平常運転時であると発煙ガスは上記集塵フード
5及び燃焼室6で点火バーナー7により強制着火
されるので装炭車集塵係内で爆発する危険性はな
いが、上記ブロワー13が運転条件を満たせなく
なり異常停止した場合装炭作業を継続すると、レ
ベリング等によつて装炭車集塵系内における発煙
ガスと空気の混合割合が一時的に着火範囲外とな
つて失火した後再度着火範囲内になることで度々
爆発を起し装炭車集塵系に損傷を与えるだけでな
く近傍の作業者に危険を及ぼす問題があつた。
5及び燃焼室6で点火バーナー7により強制着火
されるので装炭車集塵係内で爆発する危険性はな
いが、上記ブロワー13が運転条件を満たせなく
なり異常停止した場合装炭作業を継続すると、レ
ベリング等によつて装炭車集塵系内における発煙
ガスと空気の混合割合が一時的に着火範囲外とな
つて失火した後再度着火範囲内になることで度々
爆発を起し装炭車集塵系に損傷を与えるだけでな
く近傍の作業者に危険を及ぼす問題があつた。
上記の爆発対策として従来は第2図に1例を示
す重力式爆発弁が装炭車集塵系の適宜の位置に広
く設けられている。図において6は装入車上の集
塵系に設けられた燃焼室、9はダクト、15は燃
焼室6上部に設けられた短管18に当接し前述爆
発力により容易に開放するように設けられ回転軸
16に固着された爆発弁、17は爆発弁15のス
トツパーである。爆発が起ると爆発力によつ爆発
弁15は上部に開放され爆発力を大気に逃がすこ
とによつて装炭車上集塵系内の爆発力を弱め機器
の損傷を防止するものであるが、爆発力が強い場
合には上記爆発弁15だけでは爆発力を逃がしき
れず、機器の損傷を防止することが出来ない欠点
があつた。又実願昭53−40536号公報の「コーク
ス炉装炭車集塵装置の爆発防止装置」もあるが、
この装置は、 a 装炭車と地上集塵ブロワーとが電源容量等の
問題で別々の電源系統の場合、地上集塵ブロワ
ーのみが停電しても、装炭車にはこの検出装置
がないため「集塵装置の起動停止に連動してダ
ンパーを回動させて捕捉フードと固定ダクトの
縁継ぎ、縁切りを行うダンパー制御機構」を自
動的に作動させ爆発を防止させることは出来な
い。
す重力式爆発弁が装炭車集塵系の適宜の位置に広
く設けられている。図において6は装入車上の集
塵系に設けられた燃焼室、9はダクト、15は燃
焼室6上部に設けられた短管18に当接し前述爆
発力により容易に開放するように設けられ回転軸
16に固着された爆発弁、17は爆発弁15のス
トツパーである。爆発が起ると爆発力によつ爆発
弁15は上部に開放され爆発力を大気に逃がすこ
とによつて装炭車上集塵系内の爆発力を弱め機器
の損傷を防止するものであるが、爆発力が強い場
合には上記爆発弁15だけでは爆発力を逃がしき
れず、機器の損傷を防止することが出来ない欠点
があつた。又実願昭53−40536号公報の「コーク
ス炉装炭車集塵装置の爆発防止装置」もあるが、
この装置は、 a 装炭車と地上集塵ブロワーとが電源容量等の
問題で別々の電源系統の場合、地上集塵ブロワ
ーのみが停電しても、装炭車にはこの検出装置
がないため「集塵装置の起動停止に連動してダ
ンパーを回動させて捕捉フードと固定ダクトの
縁継ぎ、縁切りを行うダンパー制御機構」を自
動的に作動させ爆発を防止させることは出来な
い。
b 上記の本案は「装炭作業中に停電が起つた場
合」と限定しているが地上集塵ブロワーが停止
するのは停電だけとは限らない。例えばモータ
ー焼損、電気品の故障等により地上集塵ブロワ
ーが停止した場合これを検出する装置がないこ
とから、ダンパー制御機構を自動的に作動させ
爆発を防止させることは出来ない。
合」と限定しているが地上集塵ブロワーが停止
するのは停電だけとは限らない。例えばモータ
ー焼損、電気品の故障等により地上集塵ブロワ
ーが停止した場合これを検出する装置がないこ
とから、ダンパー制御機構を自動的に作動させ
爆発を防止させることは出来ない。
等の問題は残つていた。
(考案の目的)
本考案は地上に設けたブロワーがあらゆる異常
停止した際速やかに装炭車集塵系内に設けた爆発
弁及びコネクターを開放することによりガス爆発
を未然に防止し機器の損傷を皆無とすることにあ
る。
停止した際速やかに装炭車集塵系内に設けた爆発
弁及びコネクターを開放することによりガス爆発
を未然に防止し機器の損傷を皆無とすることにあ
る。
(考案の構成及び作用)
本考案装置は地上集塵ブロワーのあらゆる異常
停止信号を報知する発信器、上記異常信号の受信
器を装炭車に設け上記受信異常信号によつて装炭
車集塵系内に設けた爆発弁及びコネクターを開放
する駆動装置から成るコークス炉装炭車集塵装置
の爆発防止装置である。
停止信号を報知する発信器、上記異常信号の受信
器を装炭車に設け上記受信異常信号によつて装炭
車集塵系内に設けた爆発弁及びコネクターを開放
する駆動装置から成るコークス炉装炭車集塵装置
の爆発防止装置である。
以下本考案を第3図に示す実施例にもとづいて
具体的に説明する。装炭車上に燃焼室6、ダクト
9を有し、かつ燃焼室6上部には短管18に当接
し回転軸16に固着された爆発弁15と回転軸1
6に連絡されたレバー19及び爆発弁15のスト
ツパー17が設けられている。そして上記レバー
19を押上げ爆発弁15を開放させる油圧シリン
ダーを燃焼室6外周に立設し油圧パイプ21で油
圧ユニツト23と方向制御弁22に接続する。さ
らに下記の発信器26からの信号を受信する受信
器25を設け、受信器25と方向制御弁22の油
圧流路を制御する制御盤24とを電気的に接続す
る。一方地上にはブロワー13の運転を制御する
制御盤27と電気的に接続された異常停止を報知
する発信器26が設けられ上記受信器25へ信号
を送信する。
具体的に説明する。装炭車上に燃焼室6、ダクト
9を有し、かつ燃焼室6上部には短管18に当接
し回転軸16に固着された爆発弁15と回転軸1
6に連絡されたレバー19及び爆発弁15のスト
ツパー17が設けられている。そして上記レバー
19を押上げ爆発弁15を開放させる油圧シリン
ダーを燃焼室6外周に立設し油圧パイプ21で油
圧ユニツト23と方向制御弁22に接続する。さ
らに下記の発信器26からの信号を受信する受信
器25を設け、受信器25と方向制御弁22の油
圧流路を制御する制御盤24とを電気的に接続す
る。一方地上にはブロワー13の運転を制御する
制御盤27と電気的に接続された異常停止を報知
する発信器26が設けられ上記受信器25へ信号
を送信する。
上記の如く構成したので炭装作業中にブロワー
があらゆる異常停止した場合にはブロワー13の
制御盤27で異常停止を検出し発信器26から装
入車上の受信器25へ異常停止信号を送信する。
受信器25で受信した異常停止信号は制御盤24
へ電気的に指令が送られこの指令により方向制御
弁22が作動し油圧ユニツト23から油圧パイプ
21を通して油圧を油圧シリンダー20へ送るこ
とによつて油圧シリンダー20がレバー19を押
上げ回転軸16を回転させることによつて爆発弁
15を上部に開放させる。尚説明はしていないが
コネクター10を固定ダクト11から開放する場
合も同様に制御盤24よりの信号によりコネクタ
ー駆動装置28により開放する。
があらゆる異常停止した場合にはブロワー13の
制御盤27で異常停止を検出し発信器26から装
入車上の受信器25へ異常停止信号を送信する。
受信器25で受信した異常停止信号は制御盤24
へ電気的に指令が送られこの指令により方向制御
弁22が作動し油圧ユニツト23から油圧パイプ
21を通して油圧を油圧シリンダー20へ送るこ
とによつて油圧シリンダー20がレバー19を押
上げ回転軸16を回転させることによつて爆発弁
15を上部に開放させる。尚説明はしていないが
コネクター10を固定ダクト11から開放する場
合も同様に制御盤24よりの信号によりコネクタ
ー駆動装置28により開放する。
(考案の効果)
以上のことから地上に設けたブロワーがあらゆ
る異常停止した場合速やかに異常停止を検出して
速やかに装炭車集塵系に設けた爆発弁及びコネク
ターを自動的に開放するので、発煙ガスが固定ダ
クトに侵入することなく爆発弁から大気に放散さ
れるので爆発は未然に防止でき機器を損傷させる
ことなく近傍の作業者の安全を確保出来る実用的
効果がある。
る異常停止した場合速やかに異常停止を検出して
速やかに装炭車集塵系に設けた爆発弁及びコネク
ターを自動的に開放するので、発煙ガスが固定ダ
クトに侵入することなく爆発弁から大気に放散さ
れるので爆発は未然に防止でき機器を損傷させる
ことなく近傍の作業者の安全を確保出来る実用的
効果がある。
第1図は発煙ガスの集塵フローを示す図、第2
図は従来の爆発対策である重力式爆発弁を示す
図、第3図は本考案の実施例爆発防止装置の概要
図である。 1:コークス炉炭化室、2:装炭車、3:ホツ
パー、4:装入孔、5:集塵フード、6:燃焼
室、7:点火バーナー、8:プレダスター、9:
ダクト、10:コネクター、11:固定ダクト、
12:集塵機、13:ブロワー、14:スタツ
ク、15:爆発弁、16:回転軸、17:ストツ
パー、18:短管、19:レバー、20:油圧シ
リンダー、21:油圧パイプ、22:方向制御
弁、23:油圧ユニツト、24:制御盤、25:
受信器、26:発信器、27:制御盤、28:コ
ネクター駆動装置。
図は従来の爆発対策である重力式爆発弁を示す
図、第3図は本考案の実施例爆発防止装置の概要
図である。 1:コークス炉炭化室、2:装炭車、3:ホツ
パー、4:装入孔、5:集塵フード、6:燃焼
室、7:点火バーナー、8:プレダスター、9:
ダクト、10:コネクター、11:固定ダクト、
12:集塵機、13:ブロワー、14:スタツ
ク、15:爆発弁、16:回転軸、17:ストツ
パー、18:短管、19:レバー、20:油圧シ
リンダー、21:油圧パイプ、22:方向制御
弁、23:油圧ユニツト、24:制御盤、25:
受信器、26:発信器、27:制御盤、28:コ
ネクター駆動装置。
Claims (1)
- 地上集塵ブロアーに連結したダクトとコークス
炉装炭車集塵装置のダクトを連結するコネクター
10及び上記装炭車集塵装置内に設けた爆発弁1
5を備えたコークス炉装炭車集塵装置の爆発防止
装置において、上記地上集塵ブロアーの異常停止
信号の発信器26を設け、該異常停止信号の受信
器25を上記装炭車に設けると共に同受信器25
の異常停止信号で作動制御される油圧駆動装置
を、該駆動装置の作動時に上記コネクター10及
び爆発解放弁15を開放可能に連動設置したこと
を特徴とするコークス炉装炭車集塵装置の爆発防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17040083U JPS6078848U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | コ−クス炉装炭車集塵装置の爆発防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17040083U JPS6078848U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | コ−クス炉装炭車集塵装置の爆発防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078848U JPS6078848U (ja) | 1985-06-01 |
JPS6311148Y2 true JPS6311148Y2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=30372008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17040083U Granted JPS6078848U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | コ−クス炉装炭車集塵装置の爆発防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078848U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6394293B2 (ja) * | 2014-11-05 | 2018-09-26 | 三菱ケミカル株式会社 | コークス炉用装入車 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP17040083U patent/JPS6078848U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078848U (ja) | 1985-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN115288651A (zh) | 压裂设备 | |
EP0408033A1 (en) | Safety system for engine overturning | |
JPS6311148Y2 (ja) | ||
CN107510907A (zh) | 一种用于油罐车油品泄露后的自动清理装置及其清理方法 | |
CN106221710B (zh) | 一种用于装煤除尘系统的安全联锁控制系统 | |
KR200333314Y1 (ko) | 집진기 | |
JPH0120199B2 (ja) | ||
KR200151554Y1 (ko) | 차량의 충돌시 잔류연료 회수장치 | |
JP6916642B2 (ja) | 塵芥収集車 | |
CN210278652U (zh) | 一种木质涉爆粉尘收集处理设备 | |
CN203742850U (zh) | 防爆柴油机安全保护装置 | |
CN221142358U (zh) | 一种带三级灭火系统的沥青热再生滚筒 | |
CN219453979U (zh) | 一种电池热失控烟气处理装置及系统 | |
CN218451806U (zh) | 防火装置及电站控制系统 | |
CN212732613U (zh) | 一种离心机罩壳防爆装置 | |
CN221713395U (zh) | 一种具有防火功能的充电桩 | |
CN208605231U (zh) | 煤矿瓦斯检测与风机自动控制系统 | |
JPH0379396B2 (ja) | ||
CN116943079A (zh) | 停车楼消防喷淋系统及方法 | |
CN206670361U (zh) | 一种加热炉端出料液压炉门装置 | |
CN116985777A (zh) | 电传动自卸车后桥制动定点灭火监测系统、方法及电传动自卸车 | |
CN111425236A (zh) | 一种机械替换式矿井防爆门 | |
JPS6023302Y2 (ja) | コ−クスバケット内の赤熱コ−クスの燃焼を抑制する装置 | |
TR2022012992A1 (tr) | Dizel motor ambale önleme sistemi. | |
JPH0615916Y2 (ja) | 給油所システム |