JPS6310850Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310850Y2 JPS6310850Y2 JP1983179041U JP17904183U JPS6310850Y2 JP S6310850 Y2 JPS6310850 Y2 JP S6310850Y2 JP 1983179041 U JP1983179041 U JP 1983179041U JP 17904183 U JP17904183 U JP 17904183U JP S6310850 Y2 JPS6310850 Y2 JP S6310850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- axis
- blades
- scale
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 11
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は管内クリーニング装置、特に都市ガス
管などの既設埋設管の更正に際する管内清掃に用
いて有用な管内クリーニング装置に関する。
管などの既設埋設管の更正に際する管内清掃に用
いて有用な管内クリーニング装置に関する。
従来管内を牽引走行しつつ掻取り部の先端で管
内面よりスケールを掻取るような形式の管内クリ
ーニング装置が種々提案されているが、従来構造
のものは、いずれも掻取られたスケールを装置と
一緒に管出口方へ搬出して行う方式であるので、
作業の進行につれ累積するスケールにより作業の
途中で管が閉塞し作業不能に陥ることがあり、特
にこのような傾向は、都市ガス管の更正のように
100〜150m程度の長さを一単位として作業を行う
ような場合に顕著である。
内面よりスケールを掻取るような形式の管内クリ
ーニング装置が種々提案されているが、従来構造
のものは、いずれも掻取られたスケールを装置と
一緒に管出口方へ搬出して行う方式であるので、
作業の進行につれ累積するスケールにより作業の
途中で管が閉塞し作業不能に陥ることがあり、特
にこのような傾向は、都市ガス管の更正のように
100〜150m程度の長さを一単位として作業を行う
ような場合に顕著である。
本考案はこのような従来の問題を一掃すること
を目的としてなされたもので、即ち本考案は、管
a内を牽引走行しつつカツタブレード群の先端で
管a内面より付着物を掻取る形式の管内クリーニ
ング装置に於て、装置本体1の前部1aと後部1
bに1組ずつカツタブレード群2a,2bが備え
られ、各組のカツタブレード21a…及び21b
…は前後方向且つ等間隔に平行配置されていて、
その軸線には、本体1の軸線を横切る方向の傾斜
が、前部1aと後部1bで向きが逆となるように
与えられていると共に、カツタブレード21a…
及び21b…自身にも、軸線の傾斜と同方向の傾
斜が与えられていることを特徴とする管内クリー
ニング装置に係る。図中11は装置本1の中心軸
線上に延設された中心軸、12は、該中心軸11
の前部と後部に支持部材13を介して取付けられ
た前後一対の環状体で、この一対の環状体12
a,12bの間に、カツタブレード21a…又は
21b…が跨架状に配設されている。環状体12
a,12bのうち前側の環状体12aは後側のそ
れより僅かに外径が小で且つ外周面が僅かに前方
へ傾斜され、カツタブレード21a又は21bの
前端部に案内傾斜面21a′又は21b′(第3図参
照)を与えるような構成になつている。3は中心
軸11の中間に設けた自在接手部である。
を目的としてなされたもので、即ち本考案は、管
a内を牽引走行しつつカツタブレード群の先端で
管a内面より付着物を掻取る形式の管内クリーニ
ング装置に於て、装置本体1の前部1aと後部1
bに1組ずつカツタブレード群2a,2bが備え
られ、各組のカツタブレード21a…及び21b
…は前後方向且つ等間隔に平行配置されていて、
その軸線には、本体1の軸線を横切る方向の傾斜
が、前部1aと後部1bで向きが逆となるように
与えられていると共に、カツタブレード21a…
及び21b…自身にも、軸線の傾斜と同方向の傾
斜が与えられていることを特徴とする管内クリー
ニング装置に係る。図中11は装置本1の中心軸
線上に延設された中心軸、12は、該中心軸11
の前部と後部に支持部材13を介して取付けられ
た前後一対の環状体で、この一対の環状体12
a,12bの間に、カツタブレード21a…又は
21b…が跨架状に配設されている。環状体12
a,12bのうち前側の環状体12aは後側のそ
れより僅かに外径が小で且つ外周面が僅かに前方
へ傾斜され、カツタブレード21a又は21bの
前端部に案内傾斜面21a′又は21b′(第3図参
照)を与えるような構成になつている。3は中心
軸11の中間に設けた自在接手部である。
本考案装置は上述の通りの構造を有し、これを
管a内に設置し、この設置状態で管外からのロー
プb操作により管a内を前後方向に牽引走行する
ことにより、その前後のカツタブレード群2a及
び2bでもつて、管a内面より付着スケールを掻
落し、管内面クリーニングを行い得るものであ
る。
管a内に設置し、この設置状態で管外からのロー
プb操作により管a内を前後方向に牽引走行する
ことにより、その前後のカツタブレード群2a及
び2bでもつて、管a内面より付着スケールを掻
落し、管内面クリーニングを行い得るものであ
る。
この際本考案に於ては、各組のカツタブレード
群2a及び2bを、前後方向且つ等間隔に平行配
置されたカツタブレード21a…及び21b…か
ら構成したので、ブレード21a…及び21b…
より掻き落されたスケールは、前後方向に延びる
ブレード21a,21a相互間及び21b,21
b相互間の間隙22a及び22bを通路として、
掻き落された位置に実質的に残り、装置だけが牽
引走行されて行くので、掻き落されたスケールに
よる管閉塞の問題はなくなる。
群2a及び2bを、前後方向且つ等間隔に平行配
置されたカツタブレード21a…及び21b…か
ら構成したので、ブレード21a…及び21b…
より掻き落されたスケールは、前後方向に延びる
ブレード21a,21a相互間及び21b,21
b相互間の間隙22a及び22bを通路として、
掻き落された位置に実質的に残り、装置だけが牽
引走行されて行くので、掻き落されたスケールに
よる管閉塞の問題はなくなる。
更に本考案では各組のカツタブレード21a…
及び21b…の軸線には、本体1の軸線を横切る
方向の傾斜が与えられている。この軸線の傾斜の
向きが、前後とも同方向であると、タツプによる
ねじ切り作業と同様に装置本体1が牽引走行され
るにつれ周方向に回つてしまい、その結果付着ス
ケールは単に螺旋状にしか掻き落されず、その大
部が残つてしまう。之に対し本考案では前後の組
で軸線の傾斜の方向が逆になつているので、牽引
走行時に軸線傾斜にもとづくトルクが発生しても
前後でトルクの方向が逆となり相殺されてしま
い、本体1は非回転下に牽引走行される。その結
果、前後の各組のブレード21a…及び21b…
は、このような軸線の傾斜によつて面で効率的に
付着スケールを掻取る。ブレードの軸線l1とその
有効掻取り面の巾Wの関係が第3図に示され、こ
のような巾Wが円周方向に実質的に連続するよう
に、ブレード21a…及び21b…を配列するこ
とにより、一回の操作でもつて、管内全面より付
着スケールを完全除去できる。ブレードの軸線l1
の傾斜角θ1(第3図参照)は、広い範囲から選択
でき、通常5゜〜85゜、有利には、20゜〜45゜の範囲内
から適宜選定される。第3図に於て、l2は本体1
の中心軸線である。
及び21b…の軸線には、本体1の軸線を横切る
方向の傾斜が与えられている。この軸線の傾斜の
向きが、前後とも同方向であると、タツプによる
ねじ切り作業と同様に装置本体1が牽引走行され
るにつれ周方向に回つてしまい、その結果付着ス
ケールは単に螺旋状にしか掻き落されず、その大
部が残つてしまう。之に対し本考案では前後の組
で軸線の傾斜の方向が逆になつているので、牽引
走行時に軸線傾斜にもとづくトルクが発生しても
前後でトルクの方向が逆となり相殺されてしま
い、本体1は非回転下に牽引走行される。その結
果、前後の各組のブレード21a…及び21b…
は、このような軸線の傾斜によつて面で効率的に
付着スケールを掻取る。ブレードの軸線l1とその
有効掻取り面の巾Wの関係が第3図に示され、こ
のような巾Wが円周方向に実質的に連続するよう
に、ブレード21a…及び21b…を配列するこ
とにより、一回の操作でもつて、管内全面より付
着スケールを完全除去できる。ブレードの軸線l1
の傾斜角θ1(第3図参照)は、広い範囲から選択
でき、通常5゜〜85゜、有利には、20゜〜45゜の範囲内
から適宜選定される。第3図に於て、l2は本体1
の中心軸線である。
更に本考案に於ては、前後の各組のブレード2
1a…及び21b…には、それ自身に、軸線の傾
斜と同じ方向の傾斜が与えられているので、ブレ
ード21a…及び21bは、本体1の牽引走行に
つれ、オープンカツトの状態で付着スケールを切
削し掻落して行く。従つて本考案では各ブレード
21a…及び21b…が付着スケールを面で掻落
して行くに拘わず、掻落し時に受ける抵抗が小さ
く、このような掻落し作業をスムーズに安全確実
に達成できる。ブレード21a及び21bの傾斜
角度θ2(第2図参照)は、広い範囲から選択でき、
通常5゜〜85゜、有利には20゜〜45゜程度の範囲内から
適宜選択される。
1a…及び21b…には、それ自身に、軸線の傾
斜と同じ方向の傾斜が与えられているので、ブレ
ード21a…及び21bは、本体1の牽引走行に
つれ、オープンカツトの状態で付着スケールを切
削し掻落して行く。従つて本考案では各ブレード
21a…及び21b…が付着スケールを面で掻落
して行くに拘わず、掻落し時に受ける抵抗が小さ
く、このような掻落し作業をスムーズに安全確実
に達成できる。ブレード21a及び21bの傾斜
角度θ2(第2図参照)は、広い範囲から選択でき、
通常5゜〜85゜、有利には20゜〜45゜程度の範囲内から
適宜選択される。
このように本考案に於ては、管内面よりの付着
スケールの掻落し作業を、各ブレード21a…及
び21b…でもつて面で掻取りを行いながら、し
かも掻落されたスケールを実質的に掻取り位置に
残置せしめつつ行い得るものであつて、このよう
な管内クリーニング作業を、管内閉塞の危険性な
いし、しかも効率的に能率よく達成できる特徴を
有する。尚管内に残置された掻落しスケールは、
次工程に於て行なわれる管内清掃作業により管内
より搬出される。
スケールの掻落し作業を、各ブレード21a…及
び21b…でもつて面で掻取りを行いながら、し
かも掻落されたスケールを実質的に掻取り位置に
残置せしめつつ行い得るものであつて、このよう
な管内クリーニング作業を、管内閉塞の危険性な
いし、しかも効率的に能率よく達成できる特徴を
有する。尚管内に残置された掻落しスケールは、
次工程に於て行なわれる管内清掃作業により管内
より搬出される。
第1図は本考案の一実施例及び一使用状況を示
す縦断面図、第2図は、第1図のA〜A線に沿う
断面図、第3図は、カツタブレードの軸線の傾斜
とその有効掻取り巾の関係を示す説明図である。 図に於て、1は装置本体、2a,2bはカツタ
ブレード群、21a,21bはカツタブレード、
22a,22bは間隙である。
す縦断面図、第2図は、第1図のA〜A線に沿う
断面図、第3図は、カツタブレードの軸線の傾斜
とその有効掻取り巾の関係を示す説明図である。 図に於て、1は装置本体、2a,2bはカツタ
ブレード群、21a,21bはカツタブレード、
22a,22bは間隙である。
Claims (1)
- 管a内を牽引走行しつつカツタブレード群の先
端で管a内面より付着物を掻取る形式の管内クリ
ーニング装置に於て、装置本体1の前部1aと後
部1bに1組ずつカツタブレード群2a,2bが
備えられ、各組のカツタブレード21a…及び2
1b…は前後方向且つ等間隔に平行配置されてい
て、その軸線には、本体1の軸線を横切る方向の
傾斜が、前部1aと後部1bで向きが逆となるよ
うに与えられていると共に、カツタブレード21
a…及び21b…自身にも、軸線の傾斜と同方向
の傾斜が与えられていることを特徴とする管内ク
リーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904183U JPS6086489U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 管内クリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904183U JPS6086489U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 管内クリ−ニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6086489U JPS6086489U (ja) | 1985-06-14 |
JPS6310850Y2 true JPS6310850Y2 (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=30388554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17904183U Granted JPS6086489U (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 管内クリ−ニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6086489U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0905506D0 (en) | 2009-03-31 | 2009-05-13 | Ind Brushware Ltd | Down hole cleaning tool |
JP6543804B2 (ja) * | 2015-08-17 | 2019-07-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 熱交換器およびそれを用いた給湯機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712056A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-21 | Exxon Research Engineering Co | Polymer having aromatic nitrile-plasticized 1,3-imidazolidine-1,3-diyl ring |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156276U (ja) * | 1977-05-09 | 1977-11-28 |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP17904183U patent/JPS6086489U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712056A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-21 | Exxon Research Engineering Co | Polymer having aromatic nitrile-plasticized 1,3-imidazolidine-1,3-diyl ring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6086489U (ja) | 1985-06-14 |
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