JPS63107848A - 無機繊維強化セメント複合材料 - Google Patents
無機繊維強化セメント複合材料Info
- Publication number
- JPS63107848A JPS63107848A JP25306786A JP25306786A JPS63107848A JP S63107848 A JPS63107848 A JP S63107848A JP 25306786 A JP25306786 A JP 25306786A JP 25306786 A JP25306786 A JP 25306786A JP S63107848 A JPS63107848 A JP S63107848A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- fiber
- potassium titanate
- weight
- cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 30
- 239000004568 cement Substances 0.000 title claims description 27
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 title description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 98
- NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N dipotassium dioxido(oxo)titanium Chemical compound [K+].[K+].[O-][Ti]([O-])=O NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 claims description 15
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 11
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 8
- 239000010456 wollastonite Substances 0.000 description 8
- 229910052882 wollastonite Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 5
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 2
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 2
- BWHMMNNQKKPAPP-UHFFFAOYSA-L potassium carbonate Chemical compound [K+].[K+].[O-]C([O-])=O BWHMMNNQKKPAPP-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 208000005623 Carcinogenesis Diseases 0.000 description 1
- 206010007269 Carcinogenicity Diseases 0.000 description 1
- 239000011398 Portland cement Substances 0.000 description 1
- ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N Potassium Chemical compound [K] ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000036952 cancer formation Effects 0.000 description 1
- 231100000504 carcinogenesis Toxicity 0.000 description 1
- 231100000260 carcinogenicity Toxicity 0.000 description 1
- 230000007670 carcinogenicity Effects 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 238000001027 hydrothermal synthesis Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 239000012768 molten material Substances 0.000 description 1
- 239000011591 potassium Substances 0.000 description 1
- 229910052700 potassium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000027 potassium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- GROMGGTZECPEKN-UHFFFAOYSA-N sodium metatitanate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-][Ti](=O)O[Ti](=O)O[Ti]([O-])=O GROMGGTZECPEKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B14/00—Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B14/38—Fibrous materials; Whiskers
- C04B14/46—Rock wool ; Ceramic or silicate fibres
- C04B14/4681—Titanates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は無機質繊維で強化された強度の優れたセメント
複合材料に関するものである。
複合材料に関するものである。
セメントは各種建築用コンクリート、コンクリートパネ
ルあるいは土木用ヒエーム管やその他各種構造体として
広範囲に使用されている。最近それら構造体の強度向上
あるいは軽量化のために繊維質物質を添加した複合体く
以下これらを総称して単にセメント複合体という)が使
用されるようになってきている。この繊維質物質として
は有機繊維の使用もみられるが、主として無機繊維、特
にアスベストが広(使用されている。
ルあるいは土木用ヒエーム管やその他各種構造体として
広範囲に使用されている。最近それら構造体の強度向上
あるいは軽量化のために繊維質物質を添加した複合体く
以下これらを総称して単にセメント複合体という)が使
用されるようになってきている。この繊維質物質として
は有機繊維の使用もみられるが、主として無機繊維、特
にアスベストが広(使用されている。
セメント複合材料用の繊維質物質として使用されるアス
ベストについては、近年その発癌性が問題となり、次第
に使用できなくなりつ\ある。このアスベストの代替繊
維としてガラス繊維が検討されているが、ガラス繊維は
アルカリとは反応して消失してしまうので、セメントと
共に使用されると次第に強度が低下し強化の役目をはた
さないのである。
ベストについては、近年その発癌性が問題となり、次第
に使用できなくなりつ\ある。このアスベストの代替繊
維としてガラス繊維が検討されているが、ガラス繊維は
アルカリとは反応して消失してしまうので、セメントと
共に使用されると次第に強度が低下し強化の役目をはた
さないのである。
その対策として、耐アルカリ繊維が開発されたり、セラ
ミックス繊維やアルミナ繊維などの利用も検討されては
いるが、価格の点でアスベストやガラス繊維の代替とは
なり得ないのである。
ミックス繊維やアルミナ繊維などの利用も検討されては
いるが、価格の点でアスベストやガラス繊維の代替とは
なり得ないのである。
本発明らは以前よりチタン酸カリウム繊維の開発に取り
組んでいるが、チタン酸カリウム繊維の耐薬品性、特に
耐アルカリ性の大きいこと\、強化繊維として、少量の
添加で強度向上が著しい点に着目し、鋭意研究を重ねた
結果、チタン酸カリウム繊維と岩綿繊維との混合したも
のをセメント複合体の強化繊維として用いることにより
、ガラス繊維のように次第にアルカリと反応して強度が
低下することもなく、アスベストより少量の添加でより
強度が向上し、しかも、施工時に接触しても発癌などの
人体に対する害作用もない優れた複合体を得ることに成
功したものである。さらに、本発明のセメント複合体は
岩綿繊維を用いるため価格的にも安価であり、十分アス
ベストの代替となるものである。即ち本発明はチタン酸
カリウム繊維10〜40重量%と岩綿繊維90〜60重
量%よりなる複合繊維を1〜40重量%含有することを
特徴とする無機繊維強化セメント複合材料である。
組んでいるが、チタン酸カリウム繊維の耐薬品性、特に
耐アルカリ性の大きいこと\、強化繊維として、少量の
添加で強度向上が著しい点に着目し、鋭意研究を重ねた
結果、チタン酸カリウム繊維と岩綿繊維との混合したも
のをセメント複合体の強化繊維として用いることにより
、ガラス繊維のように次第にアルカリと反応して強度が
低下することもなく、アスベストより少量の添加でより
強度が向上し、しかも、施工時に接触しても発癌などの
人体に対する害作用もない優れた複合体を得ることに成
功したものである。さらに、本発明のセメント複合体は
岩綿繊維を用いるため価格的にも安価であり、十分アス
ベストの代替となるものである。即ち本発明はチタン酸
カリウム繊維10〜40重量%と岩綿繊維90〜60重
量%よりなる複合繊維を1〜40重量%含有することを
特徴とする無機繊維強化セメント複合材料である。
本発明のセメント複合体に用いられる無機繊維はチタン
酸カリウム繊維と岩綿繊維の複合繊維である。チタン酸
カリウム繊維はアスペクト比(長さ/直径)の大きい人
工の短繊維であって、耐熱性、耐薬品性、特に耐酸、耐
アルカリ性を有し、濾過材、触媒担体、隔膜、各種複合
材料用補強材として最近注目を集めている無機質繊維で
ある。
酸カリウム繊維と岩綿繊維の複合繊維である。チタン酸
カリウム繊維はアスペクト比(長さ/直径)の大きい人
工の短繊維であって、耐熱性、耐薬品性、特に耐酸、耐
アルカリ性を有し、濾過材、触媒担体、隔膜、各種複合
材料用補強材として最近注目を集めている無機質繊維で
ある。
一方、岩綿繊維は天然に産する繊維あるいは天然の岩石
鉱物を溶融して繊維化したものであり、チタン酸カリウ
ム繊維に比して長さ、直径とも大きい。
鉱物を溶融して繊維化したものであり、チタン酸カリウ
ム繊維に比して長さ、直径とも大きい。
このチタン酸カリウム繊維と岩綿繊維とを混合して使用
すると、岩綿繊維が骨格繊維となり、岩綿繊維の絡み合
いのなかにマトリックス繊維としてのチタン酸カリウム
の短繊維が絡み合って分散し、それによって岩綿繊維の
みでは弱かった複合体の強度がチタン酸カリウム繊維と
の複合によって著しく向上するのである。また、チタン
酸カリウム繊維のみでは繊維長かや−短かいため繊維の
絡み合いに難点があったものが、繊維の長い岩綿繊維に
よって増強され、セメント複合体の補強として最適なも
のとなっている。
すると、岩綿繊維が骨格繊維となり、岩綿繊維の絡み合
いのなかにマトリックス繊維としてのチタン酸カリウム
の短繊維が絡み合って分散し、それによって岩綿繊維の
みでは弱かった複合体の強度がチタン酸カリウム繊維と
の複合によって著しく向上するのである。また、チタン
酸カリウム繊維のみでは繊維長かや−短かいため繊維の
絡み合いに難点があったものが、繊維の長い岩綿繊維に
よって増強され、セメント複合体の補強として最適なも
のとなっている。
本発明はチタン酸カリウム繊維と岩綿繊維よりなる複合
繊維をセメント、砂、砂利などに混合したものであり、
使用されるチタン酸カリウム繊維はチタニアなどのチタ
ン含有化合物と炭酸カリウムなどのカリウム含有化合物
とから焼成法、溶融法、水熱法などの既知の方法で製造
されたものが使用できる。また、チタン酸カリウム繊維
を各種処理して得られたチタン酸カリウム水和物繊維、
チタニア繊維などやチタン酸ナトリウム繊維などの単独
あるいは混合繊維もチタン酸カリウム繊維として使用可
能である。その繊維の平均長さは4〜100μm1好ま
しくは10〜50μm1繊維平均径は0.1〜3μm1
好ましくは0.2〜1.5μmのものである。繊維長さ
の短かいものはセメント複合体の強度が小さくなり、繊
維の長いものはセメント複合体のマトリックス部の補強
効果が期待できない。また繊維径は0.1μm未満では
綱すぎて、3μm以上では太すぎて、いずれもセメント
複合体のマトリックス部の補強が不十分である。
繊維をセメント、砂、砂利などに混合したものであり、
使用されるチタン酸カリウム繊維はチタニアなどのチタ
ン含有化合物と炭酸カリウムなどのカリウム含有化合物
とから焼成法、溶融法、水熱法などの既知の方法で製造
されたものが使用できる。また、チタン酸カリウム繊維
を各種処理して得られたチタン酸カリウム水和物繊維、
チタニア繊維などやチタン酸ナトリウム繊維などの単独
あるいは混合繊維もチタン酸カリウム繊維として使用可
能である。その繊維の平均長さは4〜100μm1好ま
しくは10〜50μm1繊維平均径は0.1〜3μm1
好ましくは0.2〜1.5μmのものである。繊維長さ
の短かいものはセメント複合体の強度が小さくなり、繊
維の長いものはセメント複合体のマトリックス部の補強
効果が期待できない。また繊維径は0.1μm未満では
綱すぎて、3μm以上では太すぎて、いずれもセメント
複合体のマトリックス部の補強が不十分である。
岩綿繊維としては天然で繊維状で産するもの、例えばウ
オラストナイト繊維など、あるいは玄武岩、安山岩など
の天然の岩石を溶融し、溶融物を空気または水蒸気で吹
き飛ばすことにより繊維状としたものが使用できる。2
種以上の混合物でも構わない。成分的にはセメント複合
体に用いることから塩基性のものが望ましい。その繊維
の平均長さは8〜200μm、好ましくは20〜120
μm1繊維平均径は1〜20μm、好ましくは3〜15
μmが望ましい。繊維長さが8μm未満では骨格繊維と
しての効果に乏しく十分な強度が得られず、逆に200
μm以上では繊維がセメント複合体中に均一に分散しに
く\なり好ましくない。また、太さが1μm未満では骨
格繊維として細すぎて強度が不十分であり、20μm以
上では繊維が太すぎて売場ムラが生じる。
オラストナイト繊維など、あるいは玄武岩、安山岩など
の天然の岩石を溶融し、溶融物を空気または水蒸気で吹
き飛ばすことにより繊維状としたものが使用できる。2
種以上の混合物でも構わない。成分的にはセメント複合
体に用いることから塩基性のものが望ましい。その繊維
の平均長さは8〜200μm、好ましくは20〜120
μm1繊維平均径は1〜20μm、好ましくは3〜15
μmが望ましい。繊維長さが8μm未満では骨格繊維と
しての効果に乏しく十分な強度が得られず、逆に200
μm以上では繊維がセメント複合体中に均一に分散しに
く\なり好ましくない。また、太さが1μm未満では骨
格繊維として細すぎて強度が不十分であり、20μm以
上では繊維が太すぎて売場ムラが生じる。
繊維相互の混合割合はチタン酸カリウム繊維10〜40
重量%、好ましくは20〜30重量%、で残部を岩綿繊
維とする。チタン酸カリウム繊維が10重量%未満では
マトリックス部分の強化が不十分であり、40重量%を
越えると骨格繊維が少なすぎてセメント複合体とした際
の強度が低下する。
重量%、好ましくは20〜30重量%、で残部を岩綿繊
維とする。チタン酸カリウム繊維が10重量%未満では
マトリックス部分の強化が不十分であり、40重量%を
越えると骨格繊維が少なすぎてセメント複合体とした際
の強度が低下する。
セメントとしてはそれぞれの用途に合わせた砂および砂
利との混合比で使用すればよい。セメント複合体中の繊
維の混合割合は1〜40重量%、好ましくは5〜25重
量%である。混合割合が40重量%以上ではセメンI・
の量が少ξくなり強度が低下する。また、1重量%以下
では添加効果がほとんどなくなってしまう。
利との混合比で使用すればよい。セメント複合体中の繊
維の混合割合は1〜40重量%、好ましくは5〜25重
量%である。混合割合が40重量%以上ではセメンI・
の量が少ξくなり強度が低下する。また、1重量%以下
では添加効果がほとんどなくなってしまう。
繊維の混合方法は通常のセメントミキサーでの混合時に
繊維をほぐしながら添加すればよい。
繊維をほぐしながら添加すればよい。
平均長さ30μm1平均径1μmのチタン酸カリウム繊
維が30重量%と平均長さ70μm1平均径6μmのウ
オラストナイト繊維が70重量%よりなる複合繊維Aお
よび平均長さ1508m1平均径10μmのチタン酸カ
リウム艙維が30重量%と平均長さ250μm1平均径
25μmのウオラストナイト繊維が70重量%よりなる
複合繊維Bをそれぞれポルトランドセメント、砂、砂利
の容積比が1:2:4であるセメント混合物に第1表に
示すような割合で混合し、水セメント比0.6ロとした
混練物を鋳込み養生後の強度を測定した。同時に比較例
として同じく第1表に示す配合のものについて同様に鋳
込んで強度を測定した。
維が30重量%と平均長さ70μm1平均径6μmのウ
オラストナイト繊維が70重量%よりなる複合繊維Aお
よび平均長さ1508m1平均径10μmのチタン酸カ
リウム艙維が30重量%と平均長さ250μm1平均径
25μmのウオラストナイト繊維が70重量%よりなる
複合繊維Bをそれぞれポルトランドセメント、砂、砂利
の容積比が1:2:4であるセメント混合物に第1表に
示すような割合で混合し、水セメント比0.6ロとした
混練物を鋳込み養生後の強度を測定した。同時に比較例
として同じく第1表に示す配合のものについて同様に鋳
込んで強度を測定した。
なお、複合繊維Cは平均長さ30μm1平均径1μmの
チタン酸カリウム繊維が30重量%と平均長さ150μ
m1平均径5μmのガラス繊維が70重量%よりなるも
の、チタン酸カリウム繊維は平均長さ30μm、平均径
1μmのもの、ウオラストナイト繊維は平均長さ708
m1平均径6μmのもの、ガラス繊維は平均長さ150
μm1平均径5μmのものを用いた。
チタン酸カリウム繊維が30重量%と平均長さ150μ
m1平均径5μmのガラス繊維が70重量%よりなるも
の、チタン酸カリウム繊維は平均長さ30μm、平均径
1μmのもの、ウオラストナイト繊維は平均長さ708
m1平均径6μmのもの、ガラス繊維は平均長さ150
μm1平均径5μmのものを用いた。
本発明のチタン酸カリウム繊維とウオラストナイト繊維
との混合繊維を用いたセメント複合体は第1表に示した
結果にみられるように、従来のアスベストを用いたもの
に比較して、圧縮強さ、曲げ強さとも著しく向上し、特
に、実施例1〜3ではアスベストの約1.5倍の値を示
しく比較例1〜3)、アスベストの代替としては余りあ
る特性を示している。この特性はチタン酸カリウム繊維
やウオラストナイト繊維を単独で使用した場合(比較例
5および6)やガラス繊維のみ(比較例7)の場合やチ
タン酸カリウム繊維とガラス繊維との混合繊維(比較例
4)を用いても得られず、チタン酸カリウム繊維とウオ
ラストナイト繊維との混合繊維を用いると骨格繊維とマ
トリックス繊維とがうまく相互に作用することにより、
両繊維の特徴がうまく引き出されていることがわかる。
との混合繊維を用いたセメント複合体は第1表に示した
結果にみられるように、従来のアスベストを用いたもの
に比較して、圧縮強さ、曲げ強さとも著しく向上し、特
に、実施例1〜3ではアスベストの約1.5倍の値を示
しく比較例1〜3)、アスベストの代替としては余りあ
る特性を示している。この特性はチタン酸カリウム繊維
やウオラストナイト繊維を単独で使用した場合(比較例
5および6)やガラス繊維のみ(比較例7)の場合やチ
タン酸カリウム繊維とガラス繊維との混合繊維(比較例
4)を用いても得られず、チタン酸カリウム繊維とウオ
ラストナイト繊維との混合繊維を用いると骨格繊維とマ
トリックス繊維とがうまく相互に作用することにより、
両繊維の特徴がうまく引き出されていることがわかる。
このように本発明はチタン酸カリウム繊維とウオラスト
ナイト繊維に代表される岩綿繊維との混合繊維を用いる
ことにより、アスベストの代替として、アスベストより
は性能のより優れたセメント複合体を得ることができる
ものである。
ナイト繊維に代表される岩綿繊維との混合繊維を用いる
ことにより、アスベストの代替として、アスベストより
は性能のより優れたセメント複合体を得ることができる
ものである。
Claims (1)
- チタン酸カリウム繊維10〜40重量%と岩綿繊維90
〜60重量%よりなる複合繊維を1〜40重量%含有す
ることを特徴とする無機繊維強化セメント複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25306786A JPS63107848A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 無機繊維強化セメント複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25306786A JPS63107848A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 無機繊維強化セメント複合材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63107848A true JPS63107848A (ja) | 1988-05-12 |
Family
ID=17246028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25306786A Pending JPS63107848A (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 無機繊維強化セメント複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63107848A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH029740A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Otsuka Chem Co Ltd | 珪酸カルシウム水和物成形体及びその製造方法 |
JPH0280356A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Nitto Boseki Co Ltd | ロックウール系繊維板 |
JP2002365246A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Seiko Instruments Inc | X線マッピング分析方法 |
-
1986
- 1986-10-23 JP JP25306786A patent/JPS63107848A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH029740A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Otsuka Chem Co Ltd | 珪酸カルシウム水和物成形体及びその製造方法 |
JPH0280356A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-20 | Nitto Boseki Co Ltd | ロックウール系繊維板 |
JP2002365246A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-18 | Seiko Instruments Inc | X線マッピング分析方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106242429B (zh) | 一种高韧性混杂纤维增强混凝土及其制备方法 | |
US4115135A (en) | Composition and method for producing glass reinforced cement products | |
Dai et al. | Comparative study of different cement-based inorganic pastes towards the development of FRIP strengthening technology | |
Chiranjeevi et al. | Investigation of fly ash and rice husk ash-based geopolymer concrete using nano particles | |
Patil et al. | Granulated Blast-Furnace Slag (GGBS) based Geopolymer Concrete–Review | |
CN109160780A (zh) | 高强耐热混凝土 | |
CN109824323A (zh) | 一种钢竹混合纤维再生保温混凝土及其制备方法 | |
US20090301355A1 (en) | Cementitious Composition and Concrete of Such Composition | |
IL42666A (en) | Alkali resistant fiberizable glass compositions | |
KR960001432B1 (ko) | 내화 단열재 | |
Kishore | Geopolymer concrete and its strength influencing variables | |
Ayawanna et al. | Enhancing flexural strength of metakaolin-based geopolymer reinforced with different types of fibers | |
JPS63107848A (ja) | 無機繊維強化セメント複合材料 | |
JPS6287445A (ja) | 建材用粒体 | |
CN105481317B (zh) | 一种用于型钢混凝土组合结构c50强度等级的混凝土 | |
CN105439517B (zh) | 一种用于型钢混凝土组合结构c45强度等级的混凝土 | |
CN105621995B (zh) | 一种用于型钢混凝土组合结构c30强度等级的混凝土 | |
KR100516758B1 (ko) | 고강도 시멘트 조성물 및 이를 이용한 패널의 제조방법 | |
JPS60191047A (ja) | セメント軽量硬化体の製法 | |
CA1094111A (en) | Composition and method for producing glass reinforced cement products | |
KR100441739B1 (ko) | 알루미노 실리케이트계 무기 폴리머 결합재 조성물 | |
Öksüzer et al. | Mechanical Characteristics of Self-Healing, Deflection-Hardening, High-Performance Fiber-Reinforced Cementitious Composites Using Coarse Aggregates | |
CN116675482A (zh) | 混掺硫酸钙晶须和玄武岩纤维的高抗氯离子迁移的混凝土 | |
Verma et al. | Geopolymer Concrete: A Material for Sustainable Development in Indian Construction Industries. Crystals 2022, 12, 514 | |
CN105481318B (zh) | 一种用于型钢混凝土组合结构c40强度等级的混凝土 |