JPS6310449Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310449Y2 JPS6310449Y2 JP6615482U JP6615482U JPS6310449Y2 JP S6310449 Y2 JPS6310449 Y2 JP S6310449Y2 JP 6615482 U JP6615482 U JP 6615482U JP 6615482 U JP6615482 U JP 6615482U JP S6310449 Y2 JPS6310449 Y2 JP S6310449Y2
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- Japan
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- disperser
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- rectifier
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- absorption
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- Expired
Links
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は精留を必要とする吸収式冷温水機にお
いて発生器の上部に配す精留装置に関するもので
ある。
いて発生器の上部に配す精留装置に関するもので
ある。
一般に、吸収式冷温水機にあつての吸収冷凍系
としては、水アンモニヤ系とか臭化リチウム水系
の外に、フロンやアルコールを冷媒とすることも
知られている。この場合、発生器で加熱発生する
ガス流から冷媒と吸収液とを分離する精留器は、
濃縮部と回収部とから構成されている(例えば、
本願出願人の提示した特願昭56−195013号)。
としては、水アンモニヤ系とか臭化リチウム水系
の外に、フロンやアルコールを冷媒とすることも
知られている。この場合、発生器で加熱発生する
ガス流から冷媒と吸収液とを分離する精留器は、
濃縮部と回収部とから構成されている(例えば、
本願出願人の提示した特願昭56−195013号)。
従来は、精留器(塔)を採用する場合、充填材
としては第1図A,Bに示す如きラシヒリングと
かポールリングが普通用いられている。このと
き、蒸気の流れとしては同図矢印の用に充填材の
位置(水平、垂直等の位置)によつて異なつてし
まう(充填時の向き)。即ち、ラシヒリング、ポ
ールリング等のチツプ型充填材にあつては、精留
器本体への充填むら(水平、垂直、傾斜)を避け
ることは難しく、不均一充填となる。このため還
流液、蒸気が偏流(チヤンネリング)を起してし
まうこともあり、十分な接触が行なわれず、目的
の組成蒸気が得られないものである。このこと
は、化学プラントの様な場合はテストランのもと
に充填を現地での調整も可能であるが、量産を目
的とした吸収式冷温水機にあつては、製品のバラ
ツキにも関係してくるため、均一(規則)性のあ
る充填を行なわねばならず問題点を含むものであ
る。即ち、規則充填を主に、還流液、蒸気の流れ
に対して圧力損失が小さく濡れの良い吸収式冷温
水機を得るには、まだ大なる課題となつている。
としては第1図A,Bに示す如きラシヒリングと
かポールリングが普通用いられている。このと
き、蒸気の流れとしては同図矢印の用に充填材の
位置(水平、垂直等の位置)によつて異なつてし
まう(充填時の向き)。即ち、ラシヒリング、ポ
ールリング等のチツプ型充填材にあつては、精留
器本体への充填むら(水平、垂直、傾斜)を避け
ることは難しく、不均一充填となる。このため還
流液、蒸気が偏流(チヤンネリング)を起してし
まうこともあり、十分な接触が行なわれず、目的
の組成蒸気が得られないものである。このこと
は、化学プラントの様な場合はテストランのもと
に充填を現地での調整も可能であるが、量産を目
的とした吸収式冷温水機にあつては、製品のバラ
ツキにも関係してくるため、均一(規則)性のあ
る充填を行なわねばならず問題点を含むものであ
る。即ち、規則充填を主に、還流液、蒸気の流れ
に対して圧力損失が小さく濡れの良い吸収式冷温
水機を得るには、まだ大なる課題となつている。
但し、充填材に規則性をもたせ、且つ気液接触
を十分に行なわしめるには、液の滞留時間をいか
に長くさせ、分散させるかに係わる。又、蒸気の
滞留を長くし、吹き抜けを無くすかにかかつてく
ることは当然である。この点、規則性のみを考慮
すれば、第3図に示す如きハラカム構造のもので
もよいが、これとても接触を考えると吹き抜け等
が懸念されるものである。
を十分に行なわしめるには、液の滞留時間をいか
に長くさせ、分散させるかに係わる。又、蒸気の
滞留を長くし、吹き抜けを無くすかにかかつてく
ることは当然である。この点、規則性のみを考慮
すれば、第3図に示す如きハラカム構造のもので
もよいが、これとても接触を考えると吹き抜け等
が懸念されるものである。
本考案は上記実情に鑑み、量産に対処しえる精
留器を提供するにある。
留器を提供するにある。
以下、本考案を実施例の図面にて説明すれば、
次の通りである。
次の通りである。
1はステンレス、アルミ等の細線となる金属繊
維1aを、複数本を織糸として織りあげた一定巾
の金網で、該金網1には波形稜線aを一定角度方
向に傾けてなる波形2をもたせてなる。この場
合、波形稜線aの角度は、蒸気、液流れ方向に対
し30〜60゜程度の傾きであればよい(精留効果が
大なるには、実験上は45゜であつた)。この金網1
をロール状に巻き付け円筒型の充填材エレメント
3とし、該充填材エレメント3を複数個、円筒型
精留器本体4へ前記波形2の流れ方向を交互に異
なるよう積み重ねるものであるが、この場合該精
留器本体4の上段を濃縮部5とし、下段を回収部
6とし、且つ濃縮部5の上部には分縮器7に連絡
せるサイフオン分散器8を設け、該回収部6の上
部に吸収液用の小孔分散器9を取付け精留装置1
0とする。11は精留器本体4の真下位置に配す
発生器である。
維1aを、複数本を織糸として織りあげた一定巾
の金網で、該金網1には波形稜線aを一定角度方
向に傾けてなる波形2をもたせてなる。この場
合、波形稜線aの角度は、蒸気、液流れ方向に対
し30〜60゜程度の傾きであればよい(精留効果が
大なるには、実験上は45゜であつた)。この金網1
をロール状に巻き付け円筒型の充填材エレメント
3とし、該充填材エレメント3を複数個、円筒型
精留器本体4へ前記波形2の流れ方向を交互に異
なるよう積み重ねるものであるが、この場合該精
留器本体4の上段を濃縮部5とし、下段を回収部
6とし、且つ濃縮部5の上部には分縮器7に連絡
せるサイフオン分散器8を設け、該回収部6の上
部に吸収液用の小孔分散器9を取付け精留装置1
0とする。11は精留器本体4の真下位置に配す
発生器である。
いまこの作用を説明すると、先ずこの精留器本
体4内へ収容した積層の充填材エレメント3は、
その波形2の流れ方向を、各層ごとに方向を変え
るよう積層する。又、このときの単一の充填材エ
レメント3の厚さは、精留器本体4の直径に対し
1/2の割合がよい。
体4内へ収容した積層の充填材エレメント3は、
その波形2の流れ方向を、各層ごとに方向を変え
るよう積層する。又、このときの単一の充填材エ
レメント3の厚さは、精留器本体4の直径に対し
1/2の割合がよい。
ここにおいて、分縮器7より流出せる還流液は
サイフオン分散器8より充填材エレメント3の上
面全域に亘つて均一に散布しえるものである。下
方となる回収部6にあつては、小孔分散器9より
吸収液が充填材エレメント3上面全域にスプレー
状に散布されるものとなる。一方、下端に位置せ
る発生器11からは加熱器12の作用により吸収
液の冷媒ガスが上昇し、回収部6及び濃縮部5の
夫々の充填材エレメント3,3中を上昇し濃液及
び還流液と気液接触するものである。この場合、
各充填材エレメント3は波形2をもつと共にロー
ル巻き状を呈し、且つ各層ごとに波形方向を変え
てなるため、均一に上昇し、吹き抜け現象を招か
ないものとなる。
サイフオン分散器8より充填材エレメント3の上
面全域に亘つて均一に散布しえるものである。下
方となる回収部6にあつては、小孔分散器9より
吸収液が充填材エレメント3上面全域にスプレー
状に散布されるものとなる。一方、下端に位置せ
る発生器11からは加熱器12の作用により吸収
液の冷媒ガスが上昇し、回収部6及び濃縮部5の
夫々の充填材エレメント3,3中を上昇し濃液及
び還流液と気液接触するものである。この場合、
各充填材エレメント3は波形2をもつと共にロー
ル巻き状を呈し、且つ各層ごとに波形方向を変え
てなるため、均一に上昇し、吹き抜け現象を招か
ないものとなる。
上述の様に本考案の吸収式冷温水機の精留装置
は、充填材エレメントの改良(金属繊維の波状金
網をロール巻き)により、一本の塔型となる精留
器本体を上下に分け、濃縮部と回収部を構成する
ことが可能となり、コンパクト化が計れるもので
ある。勿論、この充填材エレメントは波形方向を
変えた積層とすると共に、濃縮部にあつてはサイ
フオン分散器を、回収部にあつては小孔分散器を
配してなるため、均一な液散布が出来、且つ吹き
抜けも生じない。又、この充填材エレメントは、
金網をロール巻きして形成した不変形状構成で、
且つ単体を呈するため、精留器の組立てに際して
も均一な充填材詰めが出来、製品にバラツキを招
かず、延いては量産タイプに適する等の実用的効
果を奏するものである。
は、充填材エレメントの改良(金属繊維の波状金
網をロール巻き)により、一本の塔型となる精留
器本体を上下に分け、濃縮部と回収部を構成する
ことが可能となり、コンパクト化が計れるもので
ある。勿論、この充填材エレメントは波形方向を
変えた積層とすると共に、濃縮部にあつてはサイ
フオン分散器を、回収部にあつては小孔分散器を
配してなるため、均一な液散布が出来、且つ吹き
抜けも生じない。又、この充填材エレメントは、
金網をロール巻きして形成した不変形状構成で、
且つ単体を呈するため、精留器の組立てに際して
も均一な充填材詰めが出来、製品にバラツキを招
かず、延いては量産タイプに適する等の実用的効
果を奏するものである。
第1図A,Bは従来の充填材を示す説明図、第
2図は同充填状態の説明図、第3図は同ハニカム
構造の説明図、第4図は本考案の充填材エレメン
トの展開斜視図、第5図は同ロール巻きの斜面
図、第6図は積層状態の説明図、第7図は使用状
態の断面図、第8図はサイフオン分散器の斜面
図、第9図は小孔分散器の斜面図である。 1……金網、1a……金属繊維、2……波形、
3……充填材エレメント、4……精留器本体、5
……濃縮部、6……回収部、7……分縮器、8…
…サイフオン分散器、9……小孔分散器。
2図は同充填状態の説明図、第3図は同ハニカム
構造の説明図、第4図は本考案の充填材エレメン
トの展開斜視図、第5図は同ロール巻きの斜面
図、第6図は積層状態の説明図、第7図は使用状
態の断面図、第8図はサイフオン分散器の斜面
図、第9図は小孔分散器の斜面図である。 1……金網、1a……金属繊維、2……波形、
3……充填材エレメント、4……精留器本体、5
……濃縮部、6……回収部、7……分縮器、8…
…サイフオン分散器、9……小孔分散器。
Claims (1)
- 発生器の真上に配す精留器本体の上下部を、金
属繊維よりなる波状の金網をロール巻きした充填
材エレメントを適宜個数積層して濃縮部と回収部
とすると共に、該濃縮部の上部に還流液用サイフ
オン分散器を、回収部の上部に吸収液用小孔分散
器を夫々設置してなる吸収式冷温水機の精留装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6615482U JPS58169463U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 吸収式冷温水機の精留装置 |
US06/449,213 US4468934A (en) | 1981-12-16 | 1982-12-13 | Absorption refrigeration system |
DE8282306693T DE3279422D1 (en) | 1981-12-16 | 1982-12-15 | Absorption refrigeration system |
EP82306693A EP0082018B1 (en) | 1981-12-16 | 1982-12-15 | Absorption refrigeration system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6615482U JPS58169463U (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 吸収式冷温水機の精留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169463U JPS58169463U (ja) | 1983-11-11 |
JPS6310449Y2 true JPS6310449Y2 (ja) | 1988-03-28 |
Family
ID=30076050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6615482U Granted JPS58169463U (ja) | 1981-12-16 | 1982-05-07 | 吸収式冷温水機の精留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169463U (ja) |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP6615482U patent/JPS58169463U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58169463U (ja) | 1983-11-11 |
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