JPS6310429A - マグネトロン用陰極構体 - Google Patents
マグネトロン用陰極構体Info
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- JPS6310429A JPS6310429A JP15250786A JP15250786A JPS6310429A JP S6310429 A JPS6310429 A JP S6310429A JP 15250786 A JP15250786 A JP 15250786A JP 15250786 A JP15250786 A JP 15250786A JP S6310429 A JPS6310429 A JP S6310429A
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- Japan
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- filament
- concaves
- opposing surfaces
- welded
- laser welding
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- Granted
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、直熱型マグネトロンの陰極構体に関するもの
である。
である。
従来の技術
電子レンジ等に用いられる直熱型マグネトロンの陰極1
14体は、たとえば第2図に示すように構成され、トリ
ウムタングステンからなる螺旋状フィラメント1は、セ
ラミックからなるコツプ状ステム絶縁体2の底板部を気
密に貫通した第1および−第2のリード線3,4ならび
に両リード線3,4の先端部にとりつけられた第1およ
び第2のエンドハツト5.6によって支持される。
14体は、たとえば第2図に示すように構成され、トリ
ウムタングステンからなる螺旋状フィラメント1は、セ
ラミックからなるコツプ状ステム絶縁体2の底板部を気
密に貫通した第1および−第2のリード線3,4ならび
に両リード線3,4の先端部にとりつけられた第1およ
び第2のエンドハツト5.6によって支持される。
第1のエンドハツト5はアイレット状のもので、第1の
リード線3の先端部とはフランジ部5aの下面で固着さ
れ、筒状部5bにおいてフィラメント1の一端部を収容
している。また、第2のエンドハツト6は天板部材6a
と、これに固着されたカップ部材6bとからなり、第2
のリード線4の先端部とは天板部材6aの中央部で固着
され、カップ部材6bの筒状部においてフィラメント1
の他端部を収容している。
リード線3の先端部とはフランジ部5aの下面で固着さ
れ、筒状部5bにおいてフィラメント1の一端部を収容
している。また、第2のエンドハツト6は天板部材6a
と、これに固着されたカップ部材6bとからなり、第2
のリード線4の先端部とは天板部材6aの中央部で固着
され、カップ部材6bの筒状部においてフィラメント1
の他端部を収容している。
発明が解決しようとする問題点
前述のように構成される陰極構体の製造1こおいて、第
1および第2のエンドハツト5,6とフィラメント1と
をレーザ溶接法により溶着すべく、溶接点A、Bにレー
ザ光線を矢印方向に照射すると、レーザ光線がフィラメ
ント1に直接当たり、フィラメント1の当該部分に結晶
成長を生じ、脆弱化して第3図図示のように亀裂7を生
じやす(なる。また、溶接によって生じた金属蒸気や金
属溶片がフィラメント表面に異物として付着し、電子放
射機能を低下させるという問題点もあった。
1および第2のエンドハツト5,6とフィラメント1と
をレーザ溶接法により溶着すべく、溶接点A、Bにレー
ザ光線を矢印方向に照射すると、レーザ光線がフィラメ
ント1に直接当たり、フィラメント1の当該部分に結晶
成長を生じ、脆弱化して第3図図示のように亀裂7を生
じやす(なる。また、溶接によって生じた金属蒸気や金
属溶片がフィラメント表面に異物として付着し、電子放
射機能を低下させるという問題点もあった。
さらに、第1および第2のエンドハツト5,6:よ、薄
肉のモ+1ブデン仮をプレス成型することにより得てい
るので熱容量が小さく、溶接条件の設定幅が小さく、微
妙な調整を必要とした。そのうえ、マグネトロンの動作
時陰極温度は約2000“にに達し、点火および消火が
ひんばんに繰り返えされるため、とくに両エンドハツト
5,6の筒状部5bやカップ部材6bに熱変形を生じ、
陽極ベイン8との相対的位置が変動して、管特性に悪影
響をおよぼすという問題点もあった。
肉のモ+1ブデン仮をプレス成型することにより得てい
るので熱容量が小さく、溶接条件の設定幅が小さく、微
妙な調整を必要とした。そのうえ、マグネトロンの動作
時陰極温度は約2000“にに達し、点火および消火が
ひんばんに繰り返えされるため、とくに両エンドハツト
5,6の筒状部5bやカップ部材6bに熱変形を生じ、
陽極ベイン8との相対的位置が変動して、管特性に悪影
響をおよぼすという問題点もあった。
問題点を解決するための手段
本発明は、前述のような従来の問題点を解決すべくなさ
れたもので、本発明によると、第1および第2のエンド
ハツトの少なくとも一方の相対向面の中央領域に螺旋状
フィラメントの端部を収容する凹所を有せしめるととも
、に、前記相対向面の周辺領域には、前記凹所をとりま
く円環状の凹溝を有せしめる。そして、前記凹所と前記
凹溝との間に位置する円筒状の隔壁部と前記フィラメン
トとを溶着せしめる。
れたもので、本発明によると、第1および第2のエンド
ハツトの少なくとも一方の相対向面の中央領域に螺旋状
フィラメントの端部を収容する凹所を有せしめるととも
、に、前記相対向面の周辺領域には、前記凹所をとりま
く円環状の凹溝を有せしめる。そして、前記凹所と前記
凹溝との間に位置する円筒状の隔壁部と前記フィラメン
トとを溶着せしめる。
作用
このように構成すると、前記隔壁部がフィラメント端部
を覆うので、前記溶着になとえレーザ溶接法を適用して
も、レーザ光線がフィラメント端部に直接当たることが
少なく、前述のような亀裂の発生や電子放射機能の低下
を軽減させることができる。また、エンドハツトの全体
的な熱容量が比較的大きくなり、たとえ円筒状隔壁部に
熱変形を生じても、外周壁部が陽極側へ張り出すような
熱変形はなく、安定した特性が得られる。
を覆うので、前記溶着になとえレーザ溶接法を適用して
も、レーザ光線がフィラメント端部に直接当たることが
少なく、前述のような亀裂の発生や電子放射機能の低下
を軽減させることができる。また、エンドハツトの全体
的な熱容量が比較的大きくなり、たとえ円筒状隔壁部に
熱変形を生じても、外周壁部が陽極側へ張り出すような
熱変形はなく、安定した特性が得られる。
実施例
本発明の実7施例を示す第1図において、トリウムタン
グステンからなる螺旋状フィラメント1の両端部を支持
する第1および第2のエンドハツト9.10は、ともに
モリブデン等の高融点金属からなる円盤状のもので、そ
の相対向面の中央領域に円形の凹所9a、10aをそれ
ぞれ有し、相対向面の周辺領域には各凹所9a、10a
をとりま(円環状の凹溝9b、10bをそれぞれ有して
いる。そして、凹所9a、10aにフィラメント1の端
部が収容され、各凹所9a、10aと各凹溝9b。
グステンからなる螺旋状フィラメント1の両端部を支持
する第1および第2のエンドハツト9.10は、ともに
モリブデン等の高融点金属からなる円盤状のもので、そ
の相対向面の中央領域に円形の凹所9a、10aをそれ
ぞれ有し、相対向面の周辺領域には各凹所9a、10a
をとりま(円環状の凹溝9b、10bをそれぞれ有して
いる。そして、凹所9a、10aにフィラメント1の端
部が収容され、各凹所9a、10aと各凹溝9b。
10bとの間に位置する円筒状の隔壁部9c、10cが
フィラメント1の両端部にそれぞれレーザ溶接法の適用
により溶着される。
フィラメント1の両端部にそれぞれレーザ溶接法の適用
により溶着される。
レーザ溶接時におけるレーザ光線の、照射および還元用
ガスの支給は、図中に矢印で示す方向から行なわれるの
で、筒状隔壁部9c、10cの突端外周面側に面とり状
の傾斜面9d、10dを設け、かつ、円環状凹溝9b、
10bの外周面9e。
ガスの支給は、図中に矢印で示す方向から行なわれるの
で、筒状隔壁部9c、10cの突端外周面側に面とり状
の傾斜面9d、10dを設け、かつ、円環状凹溝9b、
10bの外周面9e。
10eを、同凹溝の出口側が径大となる向きに傾斜させ
ることによって、溶接効率を高めている。
ることによって、溶接効率を高めている。
なお、かかる形状のエンドハツト9.10は、粉末焼結
加工法によって得ることができる。また、レーザ光線の
照射は、エンドハツトの全周にわたって行なう必要はな
く、1個所であってもよい。さらに、レーザ溶接法に代
えてアーク溶接法等を適用してもよい。さらにまた、第
1および第2のエンドハツト9.10のいずれか一方に
、従来の形状のものを用いてもよい。
加工法によって得ることができる。また、レーザ光線の
照射は、エンドハツトの全周にわたって行なう必要はな
く、1個所であってもよい。さらに、レーザ溶接法に代
えてアーク溶接法等を適用してもよい。さらにまた、第
1および第2のエンドハツト9.10のいずれか一方に
、従来の形状のものを用いてもよい。
発明の効果
本発明は前述のように構成されるので、螺旋状フィラメ
ントをエンドハツトに対し、脆弱化や異物の付着を生じ
ることな(安定に溶着でき、しかも、溶着部に熱変形を
生じても、エンドハツトと陽極との相対的間隔に変化を
生じることがなく、管特性を安定ならしめ得る利点があ
る。
ントをエンドハツトに対し、脆弱化や異物の付着を生じ
ることな(安定に溶着でき、しかも、溶着部に熱変形を
生じても、エンドハツトと陽極との相対的間隔に変化を
生じることがなく、管特性を安定ならしめ得る利点があ
る。
第1図は本発明を実施したマグネトロン用陰極構体の側
断面図、第2図は従来のマグネトロン用陰極構体の側断
面図、第3図は従来の同陰極構体のフィラメントに生じ
た亀裂を例示する部分拡大図である。 9.10・・・・・・エンドハツト、9a、10a・・
・・・・凹所、9b、10b・・・・・・凹溝、9 C
I L Oc・・・・・・隔壁部。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 :王が1名q、10
−−−ニンドハ・ント 9αJOの一〜−回盾 qb、rob−一一回丹
断面図、第2図は従来のマグネトロン用陰極構体の側断
面図、第3図は従来の同陰極構体のフィラメントに生じ
た亀裂を例示する部分拡大図である。 9.10・・・・・・エンドハツト、9a、10a・・
・・・・凹所、9b、10b・・・・・・凹溝、9 C
I L Oc・・・・・・隔壁部。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 :王が1名q、10
−−−ニンドハ・ント 9αJOの一〜−回盾 qb、rob−一一回丹
Claims (1)
- トリウムタングステンからなる螺旋状フィラメントの両
端部に設けられた第1および第2のエンドハットの少な
くとも一方が、前記フィラメントの端部を収容する凹所
を相対向面の中央領域に有するとともに、前記凹所をと
りまく円環状の凹溝を相対向面の周辺領域に有し、前記
凹所と前記凹溝との間に位置する円筒状の隔壁部が前記
フィラメントに溶着されてなることを特徴とするマグネ
トロン用陰極構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15250786A JPH0668954B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | マグネトロン用陰極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15250786A JPH0668954B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | マグネトロン用陰極構体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310429A true JPS6310429A (ja) | 1988-01-18 |
JPH0668954B2 JPH0668954B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=15541963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15250786A Expired - Lifetime JPH0668954B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | マグネトロン用陰極構体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668954B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5861716A (en) * | 1995-02-20 | 1999-01-19 | Hitachi, Ltd. | Magnetron having a cathode mount with a grooved recess for securely receiving a cathode filament |
EP1263016A2 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-04 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Magnetron |
KR20040013308A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
EP1933357A1 (en) * | 2006-10-25 | 2008-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetron |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP15250786A patent/JPH0668954B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5861716A (en) * | 1995-02-20 | 1999-01-19 | Hitachi, Ltd. | Magnetron having a cathode mount with a grooved recess for securely receiving a cathode filament |
EP1263016A2 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-04 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Magnetron |
EP1263016A3 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-18 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Magnetron |
US6696790B2 (en) | 2001-05-30 | 2004-02-24 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Magnetron with external terminals having connecting portions which are air-tightly connected to cathode leads |
KR20040013308A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
EP1933357A1 (en) * | 2006-10-25 | 2008-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetron |
US7696697B2 (en) | 2006-10-25 | 2010-04-13 | Panasonic Corporation | Magnetron |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668954B2 (ja) | 1994-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |