JPS63101885A - 光プリンタ - Google Patents

光プリンタ

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JPS63101885A
JPS63101885A JP61248081A JP24808186A JPS63101885A JP S63101885 A JPS63101885 A JP S63101885A JP 61248081 A JP61248081 A JP 61248081A JP 24808186 A JP24808186 A JP 24808186A JP S63101885 A JPS63101885 A JP S63101885A
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JP
Japan
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photoreceptor
light
drum
wavelength
potential
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Pending
Application number
JP61248081A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Shibata
柴田 芳隆
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63101885A publication Critical patent/JPS63101885A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光プリンタに関し、特にセレン系の材料で形
成された感光体を備える光プリンタに関する。
(従来技術) 電子写真方式の光プリンタなどにおいて、セレン系の材
料で形成された高感度の感光体を用いると、停止状態か
らプリント動作に入る過渡状態においては、感光体の表
面電位の安定性がよくな(、安定するまで長時間必要と
する。もし、感光体の電位が安定していないとき、すな
わち感光体の電位が高いときにプリントすると、たとえ
ば正転現像方式の場合は、画像が濃くなり“地かぶり”
を生じる。
従来、このような高感度感光体において、初期的な電位
低下を速めて早く感光体の表面電位を安定させる技術が
種々開示されている。
特開昭58−1159号公報には、全面イレース専用の
光源とは別に電位を安定させるためのイレース光源を設
け、この光源は使用開始時のみ感光体表面を最大光量で
照射し、以後は電位が安定するまで少光量で照射するよ
うにしたものが開示されている。
特開昭57−202586号公報では、帯電器を2箇所
設け、一方の帯電器は使用開始時のみ動作するようにし
て、感光体表面の電位低下を早めるようにしている。
特公昭59−52428号公報は、使用開始に先立って
、感光体を少なくとも1回転させて予備露光を行い、所
定の値まで疲労させて感光体の電位を安定させるように
したものである。
特公昭49−4337号公報には、使用再開時のみに動
作させる全面露光用光源を画像露光用の光源とは別に設
けることが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の従来装置では、いずれも、電子写真プロセスの露
光光源あるいは帯電器とは別に、感光体の電位を安定す
るための専用のイレース光源あるいは帯電器を配置する
ために、装置が複雑になって大型化するとともに、コス
ト高になるという問題があった。
さらに、このような大型化、高価の問題を解決するため
に、たとえばクリーニング処理が行われた後の感光体表
面を照射するイレースランプを電位安定用の光源として
兼用することも考えられるが、この全面イレースランプ
の発生する光は、従来は波長がλ−550nmと一定で
あるため、感光体の疲労を促進させて早く電位を安定さ
せるという目的では、利用できなかった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、電位安定のため
の装置を小型化できるとともに、安価な、光プリンタを
提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、簡単にいえば、セレン系の材料で形成され
かつその表面が移動される感光体、感光体の表面を一様
に帯電するための帯電手段、感光体の表面の移動方向の
上流側に設けられ、光の照射によって感光体の表面の除
電を行うためのかつ比較的長波長の光と短波長の光とを
発生可能な除電器、および除電器が発生する光の波長を
切り換えるための切換手段を備え、停止後に再開するプ
リントアウトに先立って、スタートシーケンスとして、
帯電手段を動作させるとともに、切換手段によって除電
器が発生する光を長波長に切り換えて感光体の表面を安
定させる、光プリンタである(作用) プリント要求があると、感光体が駆動され、たとえば感
光体ドラムが回転するとともに、帯電手段が動作する。
そうすると、感光体の表面は移動しながら帯電手段によ
って一様に帯電される。その後、除電器が動作される。
このとき、除電器から発生する光が、切換手段によって
、長波長、たとえば700nmに切り換えられる。長波
長の光で除電されると、セレン系感光体の表面が強制的
に疲労され、したがってその表面電位は、過渡状態を脱
して安定状態に遷移する。
(発明の効果) この発明によれば、プリントアウトに先立って、長波長
の光で除電を行った後帯電を行うので、疲労が促進され
て感光体の表面電位を早く安定状態に移行させることが
でき、最初の1枚目のプリントアウトから良好な画像が
得られる。
さらに、表面電位を安定させるための動作は、通常の画
像形成プロセスにおける除電器と帯電手段とを併用して
動作させるだけであるので、従来のように専用のイレー
ス光源あるいは帯電器を必要としない。このため、装置
の小型化が可能になり、コストダウンが図れる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す断面図解図である。
以下には、この発明が光プリンタに適用されたものとし
て説明されるが、この発明はこのようなプリンタ以外の
他の像形成装置、たとえば複写機、ファクシミリなどに
も適用され得るということを予め指摘しておく。
また、プリンタの一般的な動作すなわちプリント動作は
よく知られているので、ここでは主として、停止状態に
あった装置にプリント要求があった直後のスタートシー
ケンスにおける動作について説明する。
プリンタ10は本体12を含む。本体12の上部には、
中央部で部分されたカバー14とカバー16とが面一に
設けられる。カバー14は、本体12にビスによって固
定される。カバー16は、トナー補給時に回動軸18を
中心として上方に開放できるように設けられる。
本体12の一端側には、蛤祇カセソ)20を装脱自在に
装着するための給紙部22が形成され、他方端側には定
着処理を終えた用紙を排出するための排祇部24が形成
される。
本体12のほぼ中央部には、矢印方向(時計方向)に回
転する(その駆動機構は図示せず)感光体ドラム26が
配置される。この感光体ドラム26の怒光体材料には、
無定形(アモルファス)セレンが用いられる。無定形セ
レンを用いると、酸化膜または樹脂層の形成されたアル
ミニウムのドラム表面に真空蒸着で感光層を比較的容易
に形成でき、感光体の電子写真特性、すなわち繰り返し
使用における安定性および耐久性に優れる。
感光体ドラム26の上部には、発光ダイオード(LED
)ヘッド28が設けられる。LEDヘッド28は、たと
えばその発光波長λ”660nmの赤゛色系エレメント
を含み、感光体ドラム26の長さ方向に沿って平行に設
けられたLEDアレイを含む、さらに、そのLEDアレ
イと感光体ドラム26との間にセルホックスレンズのよ
うな短焦点レンズが介挿される。したがって、LEDヘ
ッド28は、与えられたプリントデータに応じて、通常
はLEDアレイのLEDエレメントを選択的に駆動し、
そのLEDエレメントの光がレンズ系で集束されて感光
体ドラム26表面上へ照射される。
LEDヘッド28よりも感光体ドラム26の回転方向上
流側には、感光体ドラム26を均一にプラス帯電、たと
えば約600ボルトに帯電するための帯電用コロトロン
30が固定的に設けられる、この帯電用コロトロン30
によってプラス帯電された後、LEDヘッド28から光
が照射されると、プリントデータに応じた静電潜像が感
光体ドラム26表面上に形成される。なお、この帯電用
コロトロン30は、後述するように、停止していた状態
でプリント要求があった直後のスタートシーケンスでは
、感光体ドラム26の表面電位を安定させるために動作
する。
LEDヘッド28の下流側には、静電潜像をトナーによ
って現像するための現像装置32が設けられる。この現
像装置32には、トナーとキャリアとの混合物からなる
現像剤(デベロッパ)が溜められる。この現像剤は、マ
グネットローラ34によって、感光体ドラム26に向け
て転送される。このとき、マグネットローラ34の感光
体ドラム26と対峙する部分には、現像剤の磁気ブラシ
、すなわち穂立が形成される。この穂立が感光体ドラム
26に接触することによって、マイナス帯電されたトナ
ーがプラス電荷によって形成された静電潜像に吸着され
る。このようにして、感光体ドラム26上に形成された
静電潜像が現像装置32によってトナー像として現像さ
れる。
、本体12の一端側に装脱自在に装着された給紙カセッ
ト20内には、転写紙36がvi層的に載置される。給
紙カセット20の底部には、その上に転写紙36を載置
するための支持プレート38が上下方向に揺動自在に設
けられる。支持プレート38の下部には、開口40が形
成される。この間口40には、その基端が本体12の内
定部に揺動自在に装着された押上レバー42の上方が挿
通される。この押上レバー42に関連して、支持プレー
ト38を時計方向に回転付勢するためのばね(図示せず
)が設けられる。支持プレート38は、この押上レバー
42によって上方に押し上げられる。したがって、給紙
カセット20内に積層的に収納された転写紙36が押上
レバー42によって押しあげられ、最上部の転写紙36
が給紙ローラ44に接触して取り込まれる。装着された
給紙カセット20の先端部と対応する部分には、給紙カ
セット20に関連して収納された転写紙36のサイズを
検出するための紙サイズ検知器46が設けられる。
給紙ローラ44の後方には、レジスタローラ48が設け
られる。このレジスタローラ48によって給紙カセット
20から送られた転写紙36が一端停止され、LEDヘ
フド28による露光に同期して、感光体ドラム26の方
向へ給送される。感光体ドラム26の周側面近傍であっ
て、レジスタローラ48から転写紙36が供給される位
置には、現像装置32によって現像されたトナー像を転
写紙36に転写するための転写用コロトロン50が設け
られる。この転写用コロトロン50と一体的に、分離用
コロトロン52が設けられる。この分離用コロトロン5
2は、残留電荷によって吸着されている転写紙36を、
交流放電を与えてその電荷を中和させることによって、
感光体ドラム26から剥離させるものである。
分離用コロトロン52の下流側には、トナー像が転写さ
れた転写紙36を搬送するためのバキュームコンベア5
4が設けられる。このバキュームコンベア54によって
、転写紙36が定着装置56の方向に向けて搬送される
。定着装置56は、ヒータを内蔵した加熱ローラ58、
および加熱ローラ58に圧接される加圧ローラ60によ
って構成される。トナー像の転写された転写紙36が加
熱ローラ58と加圧ローラ60との間に挿入されること
によって、加熱および加圧されて、トナー現像の定着が
行われる。この定着装置56の下流側には、定着後の転
写紙36を外部へ排出するための排紙ローラ62が設け
られる。
前述のバキュームコンベア54の上方でありかつ感光体
ドラム26の周側面近傍には、クリーニング装置64が
設けられる。このクリーニング装置64は、転写紙36
に転写されずに感光体ドラム26上に残留しているトナ
ーを除去するものである。このクリーニング装置64に
は、感光体ドラム26上の残留トナーを掻き取るための
ブレード66およびブレード66によって掻き取られた
トナーを廃トナー容器に搬送するためのスクリュウコン
ベア68が含まれる。
クリーニング装置64の下流側には、残留トナーが除去
された感光体ドラム26表面の残留電荷を除去するため
に、イレースランプとして機能する除電用LEDヘッド
70が設けられる。この除電用LEDヘフド70は、第
2図に示すように、基板72上に複数のLEDエレメン
ト74が2列に配列されて形成される。これらのLED
エレメント74はいずれも同じ素子であるが、等間隔を
保って直線上に並べられる一方のLEDエレメント74
0列の間隙をカバーするように、他方のしEDエレメン
ト74の列が配置される。したがって、これらのLED
エレメント74が全点灯されると、発生する光は配列さ
れた長さ全長にわたってほぼ均一な直線光源となる。
除電用LEDヘッド7Gの長さは、感光体ドラム26の
有効幅りより長く設定される。
LEDエレメント74には、1つのエレメントで2種類
の発光が可能な、すなわち波長の異なる2種類の光の発
生が可能な、1チツプハイブリツドLEDエレメント、
いわゆる2色発光ダイオードが用いられる。LEDエレ
メント74が発生する短波長の光は緑色光であってその
波長はλ−565nmであり、長波長の光は赤色光であ
ってその波長はλ=700nmである。LEDエレメン
ト74が発生する光を、緑色光にするか、それとも赤色
光にするかは、後述するマイクロコンピュータによるス
イッチ制御によって選択される。
λ−700nmの赤色光が照射されると、感光体ドラム
26表面の疲労が促進され、λ=565nmの緑色光で
は疲労は少なく感光体ドラム26表面の残留電荷の除去
機能のみを果たす、したがって、プリントシーケンスに
入る前のスタートシ−ケンスでは、感光体ドラム26表
面の表面電位を安定させるために、LEDエレメント7
4から赤色光が照射される。それによって、疲労が促進
されて表面電位が安定するのである。プリントシーケン
スに入ると、すなわち画像形成プロセスでは、緑色光の
照射によって除電処理が行われる。
定着装置56の上部には、感光体ドラム26および現像
装置32のマグネットローラ34などを駆動するための
メインモータ76が設けられる。
感光体ドラム26やマグネットローラ34は、ベルトま
たはチェーンを通してメインモータ76によって駆動さ
れる。
メインモータ76の上部には、制御ボックス78が設け
られる。この制御ボックス78内には、プリンタ全体の
動作を制御するための制御部が設けられる。
第3図はこの実施例の制御システムの一例を示すブロッ
ク図である。制御システムには、マイクロコンピュータ
80が含まれ、このマイクロコンピュータ80は光プリ
ンタ10全体の動作を制御する。また、詳細は図示して
いないが、マイクロコンピュータ80には、cpuと、
このCPUに接続され制御用プログラムなどを格納して
おくためのROMと、CPUによる制御の際にデータの
一時格納を行いかつ制御に必要な種々のフラグのための
領域およびタイマ領域に設けられたカウンタ80aのた
めのRAMとが含まれる。
マイクロコンピュータ80は、I10インタフェース8
2を介して機器との信号のやりとりを行う。したがって
、I10インタフェース82の出力ボートの出力端子0
1には、メインモータ76の制御系が接続される。そし
て、メインモータ76の駆動軸には、感光体ドラム26
の回転軸がベルトまたはチェーンあるいはギア等によっ
て連結される。
また、感光体ドラム26の回転軸には、感光体ドラム2
6の回転角および回転数を検出するためのロータリエン
コーダ84が連結される。このロータリエンコーダ84
は、たとえば回転軸を中心として放射状にスリットが穿
設されたスリット円板に発光素子から光を照射し、照射
された光をスリットを介して発光素子で受光することに
より回転角を検出するようにしたものである。すなわち
、スリットを透過した光は、受光素子によって電気信号
に変換され、時間幅たとえば8.8m5eCのパルスに
変換され、I10インタフェース82の入力端子1.に
与えられる。そして、マイクロコンピュータ80のカウ
ンタ80aによって、そのパルスがカウントされる。す
なわち、感光体ドラム26の回転角は、I10インタフ
ェース82を介して、マイクロコンピュータ80で制御
される。
I10インタフェース82の出力端子02および03に
は、除電用LEDヘッド70の発光を制御するためのト
ランジスタ86および88のペースがそれぞれ抵抗を介
して接続される。トランジスタ86および88のエミッ
タには、5■の直流電圧が与えられるとともに、ベース
−エミッタ間には抵抗が接続される。トランジスタ86
および88のコレクタは、除電用LEDヘッド70に接
続される。なお、第3図では、除電用LEDヘフド70
のLEDエレメント74は2つしか描いていないが、第
2図に示したすべてのLEDエレメント74が、この2
つのトランジスタ86および88によって切り換え制御
される。そして、LEDエレメント74の中の赤色光を
発光するエレメント74aのアノードには、エレメント
1つずつについて限流用の抵抗が接続されるとともに、
この抵抗の他端はトランジスタ86のコレクタに共通接
続される。緑色光を発光するエレメント74bのアノー
ドも同様に限流用の抵抗が接続されるとともに、この抵
抗の他端はトランジスタ88のコレクタに接続される。
これらのエレメント74aおよび74bのカソードは、
共通的に接地される。
したがって、I10インタフェース82の出力端子02
がローレベルになると、トランジスタ86がオンし、エ
レメント74Hに電流が流入するため、除電用LEDヘ
フド70は波長がλ=70Qnmの赤色光を発光する。
一方、I10インクフエー、ス82の出力端子03がロ
ーレベルになると、トランジスタ88のオンによってエ
レメント74bに電流が流入するため、除電用LEDヘ
ッド70は波長がλ−565nmの緑色光を発光する。
I10インタフェース82の出力端子04には、インバ
ータ90を介して、高圧回路92の制御系が接続される
。したがって、I10インタフェース82の出力端子o
4がローレベルになると、ローレベルはインバータ90
でハイレベルに反転され、高圧回路92にハイレベルが
与えられる。
そうすると、高圧回路92には、常時、駆動電圧として
24Vが与えられているので、出力端子に接続された帯
電用コロトロン30に高圧を発生する。帯電用コロトロ
ン30に高電圧が発生すると、上述したように、感光体
ドラム26表面はたとえば約600vにプラス帯電され
る。
なお、第3図では、感光体ドラム26を説明の関係上2
つ描いているが、実際は1つである。
I10インタフェース82の出力端子OSには、クリー
ニング装置64のブレード66を感光体ドラム26表面
に当接させるためのソレノイド94の制御回路が接続さ
れる。したがって、出力端子04がローレベルになると
、ソレノイド94のオンによって、ブレード66が感光
体ドラム26表面へ当接される。
次に、第3図を参照して、第4図に示すフロー図に基づ
いて、この実施例の操作ないし動作について説明する。
第4図の最初のステップ311において、たとえばプリ
ントキーが操作されたり、あるいはこのプリンタが接続
されたコンピュータやワードプロセサなどのホスト機か
らプリンタ要求があると、メインモータ76およびソレ
ノイド94がオンされる。すなわち、プリント要求があ
ると、第5図にタイミング図を示すように、マイクロコ
ンピュータ80はI10インタフェース82の出力端子
OIおよび0諷をローレベルにすることによりメインモ
ータ76およびブレード66がオンし、スタートシーケ
ンスを開始する。このスタートシーケンスは、停止状態
にあった装置の感光体ドラム26表面の表面電位を安定
させるために行われる。すなわち、装置が長時間停止さ
れていると、感光体ドラム26表面の表面電位は定常値
よりかなり上昇しているため、いきなりプリントシーケ
ンスに入っても良好な画像形成が行えない、それで、停
止状態にあった装置は、スタートシーケンスを実行する
ことによって、感光体ドラム26表面の表面電位を定常
値に落ち着かせた後、プリントシーケンスへと入ってい
く。
メインモータ76が駆動されると、感光体ドラム26′
が回転する。そして、感光体ドラム26の回転角および
回転数は、ロータリエンコーダ84によって検出される
。すなわち、ロータリエンコーダ84がI10インタフ
ェース82の出力端子0、に時間幅8.8m5ecのパ
ルスを与え、このパルスはマイクロコンピュータ80の
カウンタ80aによってカウントされる。
一方、ソレノイド94がオンされると、クリーニング装
置64のブレード66が感光体ドラム26表面へ当接さ
れる。そうすると、感光体ドラム26表面に残留トナー
があれば、ブレード66によって掻き落とされる。
次のステップS13では、ロータリエンコーダ84から
与えられたパルスが57パルスに達したかどうかがマイ
クロコンピュータ80のCPUで判断される。57バル
スに達すると、すなわちスタートシーケンスの開始から
約500 m s e cの時間が経過すると、次のス
テップS15に進む。
ステップS15では、最初のステップSllにおいてオ
ンされたソレノイド94がオフされる。
なお、このソレノイド94のオフは、感光体ドラム26
表面へ当接されているブレード66の当接を解除するも
のではない。ブレード66を当接させるときには、ソレ
ノイド94のオンによる大きな電磁力を必要とするが、
一旦ブレード66が当接されると、その当接を保持する
だけの微弱な電流で十分ブレード660当接が保持でき
るので、ブレード66を当接させた後は、このステップ
S15においてソレノイド94をオフするのである、し
たがって、ブレード66の感光体ドラム26上への当接
は、スタートシーケンスの開始からエンドシーケンスの
終了までずっと維持される。
次いで、ステップS17では、先のステップS13で5
7パルスを確認した後、さらに11パルスをカウントし
たかどうか、すなわち第5図においてスタートシーケン
スの開始から68パルスがカウンタ80aでカウントさ
れたかどうかが判断される。11パルスのカウントが確
認されると、次のステップS19に進む。
ステップS19では、帯電用コロトロン30がオンされ
る。すなわち、I10インタフェース82の出力端子0
4がローレベルになり、このローレベルはインバータ9
0で反転されて高圧回路92にハイレベルを供給するた
め、帯電用コロトロン30に高電圧を発生させる。そう
すると、感光体ドラム26表面が帯電用コロトロン30
直上を通過するとき、感光体ドラム26表面は約600
■に均一にプラス帯電される。
次のステップS21では、先のステップ317の終了か
らさらに212パルスがカウントされたかどうかが判断
される。そして、212パルスがカウントされると、す
なわちスタートシーケンスの開始から280パルスがカ
ウントされると、次のステップS23に進む。
ステップS23では、第5図に示すように、I10イン
クフェース82の出力端子Otがローレベルとなって、
除電用LEDヘッド70は波長がλ−700nmの赤色
光を発光する。すなわち、I10インタフェース82の
出力端子08がローレベルになると、トランジスタ86
がオンし、赤色光を発光するニレメンt−74aに電流
が流入し、赤色光を発光する。
除電用LEDヘッド70から赤色光が照射されると、感
光体ドラム26表面は、除電処理が行われる。そして、
この除電処理が行われた後に、感光体ドラム26表面が
帯電用コロトロン30直上を通過すると、帯電処理も行
われる。そうすると、この除電、帯電によって、疲労が
促進され、表面電位は過渡状態を脱して定常値へと遷移
する。
ステップS25では、先のステップ321の終了からさ
らに320パルスがカウントされたかどうかが判断され
る。ここで、カウントされる320パルスは、赤色光の
照射によって除電処理が行われた後に重ねて帯電処理を
行って少なくとも感光体ドラム26を1回転以上させる
ための時間である。したがって、ステップS25におい
て、320パルスのカウントが確認されると、感光体ド
ラム26表面は除電と帯電処理を全面にわたって本冬了
している。
このように、スタートシーケンスにおいて、除電処理と
帯電処理とを重ねて行えば、第6図で実線で示すように
、プリントシーケンスに入ったとき、時間の経過ととも
に感光体の表面電位が低下することはない、すなわち、
帯電処理を行わない赤色光のみの除電処理だけであれば
、破線で示すように、プリントシーケンスに入ったとき
感光体の表面電位は時間とともに低下し、定常値に落ち
着くには長時間を要する。したがって、この感光体の表
面電位が低下する過程においてプリントアウトを実行す
ると、いわゆる“地かぶり”を生じ、良好なプリント画
像を形成することができない。
次いで、ステップS27では、先のステップS23で発
光された赤色光の発光が停止されるとともに、今度は緑
色光が除電用LEDヘフド70から照射される。すなわ
ち、I10インタフェース82 ノ出力端子a、がロー
レベルからハイレベルに切り換わって、トランジスタ8
6がオフし、赤色光を発光していたエレメント74aへ
の電流の流入が遮断され、赤色光の発光は停止する。
一方、I10インタフェース82の出力端子O雪がハイ
レベルになると同時に、出力端子O1はローレベルにな
る。そうすると、トランジスタ88がオンし、緑色光を
発光するエレメント74bには電流が流入する。したが
って、除電用LE、Dヘッド70のすべてのLEDエレ
メント74は、波長がλ−565nmの緑色光を発光す
る。この緑色光は、先の赤色光と異なり、画像形成プロ
セスにおいて、残留電荷を除去するためのイレース光と
しての意味を持つ、すなわち、クリーニング装置64の
ブレード66によって残留トナーが掻き落と、された感
光体ドラム26表面の残留電荷を、この緑色光で除去す
るのである。したがって、この緑色光は、第5図に示す
ように、プリントシーケンス中は勿論のこと、エンドシ
ーケンスが終了するまでずっと感光体ドラム26表面へ
照射される。
第4図のステップS27が終了すると、すなわちスター
トシーケンスの開始から668パルスがカウントされる
と、第5図に示すように、スタートシーケンスが終了し
てプリントシーケンスに入っていく。
プリントシーケンスに入ると、まず、668パルスをカ
ウントした時点で、現像装置32に現像バイアスが与え
られる。その後、スタートシーケンスの開始から685
パルスがカウントされると、LEDヘッド28がオンさ
れる。応じて、LEDヘッド28からプリントデータに
応じた光像が感光体ドラム26表面へ照射される。そう
すると、感光体ドラム26は矢印方向に回転しているた
め、感光体ドラム26表面へ形成された静電潜像は現像
装置32の方向へ転送される。
740パルスがカウントされると、670パルスがカウ
ントされた時点で給紙ローラ44を回転させるためにオ
ンされた給紙クラッチは、オフされる。すなわち、第5
図では、装置がアクティブローで動作するので、給紙ク
ラッチに供給する信号は740パルスをカウントした時
点でハイレベルになる。その後、所定のパルスをカウン
トすると、レジスタローラ48.転写用コロトロン50
および分離用コロトロン52がオンされる。そして、9
82パルスがカウントされると、685パルスがカウン
トされたときにオンされたLEDヘッド28はオフされ
、転写紙36の1枚分に相当するプリントデータの感光
体ドラム26表面への光度の照射は終わる。
LEDヘッド28がオフされてからしばら(たつと、す
なわち最終端の静電潜像が感光体ドラム26の回転によ
って現像装置32まで転送されると、第5図に示すよう
に、プリントシーケンスは終了する。
エンドシーケンスでは、1,055のパルスがカウント
された時点でレジスタローラ48を回転させるためのレ
ジスタローラクラッチがオフされる。その後、1.13
4のパルスがカウントされると、転写用コロトロン50
がオフされ、1.150パルスがカウントされると、分
離用コロトロ2ン52がオフされる。そして、スタート
シーケンスの開始から1.506のパルスがカウントさ
れると、メインモータ76、帯電用コロトロン30、現
像バイアスおよび除電用LEDヘッド70の緑色光を発
光するニレメン)70bがそれぞれオフされ、エンドシ
ーケンスも終了する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構造図解図である。 第2図は第1図実施例の除電用LEDヘフドを示す図解
図である。 第3図はこの実施例の制御システムの一例を示すブロッ
ク図である。 第4図はこの実施例の操作ないし動作を説明するための
フロー図である。 第5図はこの実施例の各部のタイミングを示すタイミン
グ図である。 第6図はスタートシーケンスにおける感光体ドラムの表
面電位の変動状態を比較するグラフである。 図において、26は感光体ドラム、28はLEDヘッド
、30は帯電用コロトロン、70は除電用LEDヘッド
、74はLEDエレメント、74aは赤色光用エレメン
ト、74bは緑色光用エレメント、80はマイクロコン
ピュータ、80aはカウンタ、84はロータリエンコー
ダを示す。 特許出願人  三洋電機株式会社 代理人 弁理士 山 1)義 人 (ほか1名) 第1図 W 第2図 第6図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セレン系の材料で形成されかつその表面が移動され
    る感光体、 前記感光体の表面を一様に帯電するための帯電手段、 前記感光体の表面の移動方向の上流側に設けられ、光の
    照射によって前記感光体の表面の除電を行うためのかつ
    比較的長波長の光と短波長の光とを発生可能な除電器、
    および 前記除電器が発生する光の波長を切り換えるための切換
    手段を備え、 停止後に再開するプリントアウトに先立って、スタート
    シーケンスとして、前記帯電手段を動作させるとともに
    、前記切換手段によって前記除電器が発生する光を長波
    長に切り換えて前記感光体の表面を安定させる、光プリ
    ンタ。 2 前記除電器は、長波長の光と短波長の光とを発生可
    能な2色LEDが複数個配列されて構成されるLEDア
    レイを含む、特許請求の範囲第1項記載の光プリンタ。 3 前記感光体は感光体ドラムを含み、前記スタートシ
    ーケンスにおいて、前記感光体ドラムの回転表面を少な
    くとも1回転させる、特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の光プリンタ。
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