JPS6310137Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6310137Y2 JPS6310137Y2 JP1981014562U JP1456281U JPS6310137Y2 JP S6310137 Y2 JPS6310137 Y2 JP S6310137Y2 JP 1981014562 U JP1981014562 U JP 1981014562U JP 1456281 U JP1456281 U JP 1456281U JP S6310137 Y2 JPS6310137 Y2 JP S6310137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- floor
- suction port
- backward
- fin piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は電気掃除機の床用吸込具に関する。
（従来の技術）
此種電気掃除機の床用吸込具において、特公昭
51−35064号公報には空気流路用溝内に吸込口を
跨ぐようにして左右方向に刷毛を設けると共に該
刷毛の前後に間隔をなして複数の突起体を設けて
糸くず、綿塵等をかき上げ、溝内を流れる空気流
で除去するようにしたものが開示されている。し
かしながら、上記の従来例においては突起体によ
りじゆうたん床面上の糸くず、綿塵等はかき上げ
られて除去されるものの、この突起体の存在によ
り床用吸込具のじゆうたん床面上での前進、ある
いは後退等の移動に支障を来たし使用性が悪いと
いう問題点がある。
51−35064号公報には空気流路用溝内に吸込口を
跨ぐようにして左右方向に刷毛を設けると共に該
刷毛の前後に間隔をなして複数の突起体を設けて
糸くず、綿塵等をかき上げ、溝内を流れる空気流
で除去するようにしたものが開示されている。し
かしながら、上記の従来例においては突起体によ
りじゆうたん床面上の糸くず、綿塵等はかき上げ
られて除去されるものの、この突起体の存在によ
り床用吸込具のじゆうたん床面上での前進、ある
いは後退等の移動に支障を来たし使用性が悪いと
いう問題点がある。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、特
にじゆうたん床面上の糸くず吸上性能を向上せし
めると共に前進、あるいは後退等の移動がスムー
ズに行なわれる使用し易い床用吸込具を提供する
ことを目的とするものである。
にじゆうたん床面上の糸くず吸上性能を向上せし
めると共に前進、あるいは後退等の移動がスムー
ズに行なわれる使用し易い床用吸込具を提供する
ことを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案の電気掃除機の床用吸込具の構成は、第
１図〜第４図に示すように、吸込具本体１の下面
に吸込口５と、該吸込口５の左右両側に凹状の吸
込通路６及び該通路６の後方にブラシ７を設ける
と共に前記吸込口５の左右両側の吸込通路６内の
長手方向に可撓性を有するヒレ片９を夫々設け、
該ヒレ片９の先端部後面に間隔を有して複数個の
突起１０……を形成してなるものである。
１図〜第４図に示すように、吸込具本体１の下面
に吸込口５と、該吸込口５の左右両側に凹状の吸
込通路６及び該通路６の後方にブラシ７を設ける
と共に前記吸込口５の左右両側の吸込通路６内の
長手方向に可撓性を有するヒレ片９を夫々設け、
該ヒレ片９の先端部後面に間隔を有して複数個の
突起１０……を形成してなるものである。
（作用）
上記の構成により、床用吸込具１をじゆうたん
床面上で前方に移動すると、ヒレ片９は後方に湾
曲して倒れて突起１０……が床面に接しないで塵
埃を吸上げて行く。
床面上で前方に移動すると、ヒレ片９は後方に湾
曲して倒れて突起１０……が床面に接しないで塵
埃を吸上げて行く。
またこの床用吸込具１をじゆうたん床面上で手
前に引くとヒレ片９は前方に湾曲して倒れ突起１
０……が床面を摺動するため、該突起１０……が
床面にからみ付いた糸くずなどを引掛けて引きは
がし、該糸くずなどは吸込口５より吸引される。
また、床用吸込具１の前進・後退等の移動は、ヒ
レ片の湾曲にともない、後退時のみ突起１０……
が床面に摺動することによつて、同程度の操作力
でスムーズに行なわれる。
前に引くとヒレ片９は前方に湾曲して倒れ突起１
０……が床面を摺動するため、該突起１０……が
床面にからみ付いた糸くずなどを引掛けて引きは
がし、該糸くずなどは吸込口５より吸引される。
また、床用吸込具１の前進・後退等の移動は、ヒ
レ片の湾曲にともない、後退時のみ突起１０……
が床面に摺動することによつて、同程度の操作力
でスムーズに行なわれる。
（実施例）
以下、本考案の電気掃除機の床用吸込具の構成
と第１図〜第４図に示す具体例に基いて説明す
る。
と第１図〜第４図に示す具体例に基いて説明す
る。
１は吸込具本体で、該本体は延長管等へ接続さ
れる接続管２を備えた上面部材３と下面部材４に
より構成されている。前記下面部材４の略中央部
には前記接続管２に連通する吸込口５と該吸込口
より左右両側に延びる凹状の吸込通路６，６を形
成している。７は前記吸込口５の吸込通路６，６
の後方下面に長手方向に沿つて設けたブラシであ
る。８，８は前記吸込通路６，６の前方左右両側
に設けた１対のローラーである。
れる接続管２を備えた上面部材３と下面部材４に
より構成されている。前記下面部材４の略中央部
には前記接続管２に連通する吸込口５と該吸込口
より左右両側に延びる凹状の吸込通路６，６を形
成している。７は前記吸込口５の吸込通路６，６
の後方下面に長手方向に沿つて設けたブラシであ
る。８，８は前記吸込通路６，６の前方左右両側
に設けた１対のローラーである。
而して９，９は前記吸込口５の左右両側の吸込
通路６，６内の長手方向に夫々設けた可撓性を有
するヒレ片で該ヒレ片の先端部後面に間隔を有し
て複数個の突起１０，１０……を一体に形成して
いる。
通路６，６内の長手方向に夫々設けた可撓性を有
するヒレ片で該ヒレ片の先端部後面に間隔を有し
て複数個の突起１０，１０……を一体に形成して
いる。
前記ヒレ片９，９の長さは吸込具本体１を平ら
な床面に置いた場合にその先端部が床面に接する
ように設定するとよい。
な床面に置いた場合にその先端部が床面に接する
ように設定するとよい。
次に上記の構成による作用を説明する。まずじ
ゆうたん床面１１の掃除を行なう場合、床用吸込
具本体１を前方に押し出すと第３図イの如くヒレ
片９は後方に湾曲して倒れ、床面には突起１０が
接しない状態で塵埃を吸上げてゆく。次に床用吸
込具本体１を手前に引くと第３図ロの如くヒレ片
９は前方に湾曲して倒れ先端部の突起１０が床面
を摺動するため、床面にからみ付いた糸くずなど
該突起１０が引掛けて引きはがして吸込口５より
吸引する。引きはがした糸くずが突起１０に引掛
つて吸込まない場合でも次の前進動作時にヒレ片
９が反転した際に容易に吸込まれる。また突起１
０をヒレ片９の先端部後面に形成しているために
移動性も良い、すなわち第４図イに示した如く、
床用吸込具本体１を前進させる場合、接続管２に
連結された延長管１２の手持ち部１３に力Ｆを加
えるとＦは水平成分Fxと垂直成分Fyとに分解で
きFxは前進力となり、Fy＋吸着力Fs（真空圧＋
自重）が摩擦力に比例する垂直抗力Ｎに等しくな
る。つまりＮ＝Fy＋Fsとなる。また後退の場合
は第４図ロに示すように垂直抗力Ｎ＝−Fy＋Fs
となり床面との摩擦力は後退の方が小さくなり従
つて床用吸込具の移動は軽くなる。本考案では、
突起１０をヒレ片９の先端部後面に設けているた
め、前進時には従来と変わりない操作力で移動で
き、後退時にのみ突起１０とじゆうたん床面との
摩擦力が働くものである。そのため、前進時の操
作力と後退時の操作力とのつり合いがとれ、操作
性を低下させることがない。
ゆうたん床面１１の掃除を行なう場合、床用吸込
具本体１を前方に押し出すと第３図イの如くヒレ
片９は後方に湾曲して倒れ、床面には突起１０が
接しない状態で塵埃を吸上げてゆく。次に床用吸
込具本体１を手前に引くと第３図ロの如くヒレ片
９は前方に湾曲して倒れ先端部の突起１０が床面
を摺動するため、床面にからみ付いた糸くずなど
該突起１０が引掛けて引きはがして吸込口５より
吸引する。引きはがした糸くずが突起１０に引掛
つて吸込まない場合でも次の前進動作時にヒレ片
９が反転した際に容易に吸込まれる。また突起１
０をヒレ片９の先端部後面に形成しているために
移動性も良い、すなわち第４図イに示した如く、
床用吸込具本体１を前進させる場合、接続管２に
連結された延長管１２の手持ち部１３に力Ｆを加
えるとＦは水平成分Fxと垂直成分Fyとに分解で
きFxは前進力となり、Fy＋吸着力Fs（真空圧＋
自重）が摩擦力に比例する垂直抗力Ｎに等しくな
る。つまりＮ＝Fy＋Fsとなる。また後退の場合
は第４図ロに示すように垂直抗力Ｎ＝−Fy＋Fs
となり床面との摩擦力は後退の方が小さくなり従
つて床用吸込具の移動は軽くなる。本考案では、
突起１０をヒレ片９の先端部後面に設けているた
め、前進時には従来と変わりない操作力で移動で
き、後退時にのみ突起１０とじゆうたん床面との
摩擦力が働くものである。そのため、前進時の操
作力と後退時の操作力とのつり合いがとれ、操作
性を低下させることがない。
（考案の効果）
本考案による電気掃除機の床用吸込具は上述の
如く構成したものであるから、前進時にはヒレ片
が後方に湾曲して倒れ、突起が床面に接しないで
塵埃を吸上げ、後退時にはヒレ片が前方に湾曲し
て倒れて突起がじゆうたん床面を摺動するので、
前進時と同程度の操作力で移動しながら前記突起
が床面にからみ付いた糸くずなどを引掛けて引き
はがして吸上げる。従つてじゆうたん床面上の塵
埃を前進時に、糸くずなどを後退時に、夫々確実
に吸上げると共に前進、あるいは後退等の移動が
スムーズに行なわれる使用し易い床用吸込具を得
ることができる。
如く構成したものであるから、前進時にはヒレ片
が後方に湾曲して倒れ、突起が床面に接しないで
塵埃を吸上げ、後退時にはヒレ片が前方に湾曲し
て倒れて突起がじゆうたん床面を摺動するので、
前進時と同程度の操作力で移動しながら前記突起
が床面にからみ付いた糸くずなどを引掛けて引き
はがして吸上げる。従つてじゆうたん床面上の塵
埃を前進時に、糸くずなどを後退時に、夫々確実
に吸上げると共に前進、あるいは後退等の移動が
スムーズに行なわれる使用し易い床用吸込具を得
ることができる。
第１図は本案床用吸込具の平面図、第２図は第
１図の中央断面図、第３図イ及びロは前進時と後
退時における第２図に相当する要部断面図、第４
図イ及びロは前進時と後退時の動作説明図であ
る。 １……吸込具本体、５……吸込口、６，６……
吸込通路、７……ブラシ、９，９……ヒレ片、１
０，１０……突起。
１図の中央断面図、第３図イ及びロは前進時と後
退時における第２図に相当する要部断面図、第４
図イ及びロは前進時と後退時の動作説明図であ
る。 １……吸込具本体、５……吸込口、６，６……
吸込通路、７……ブラシ、９，９……ヒレ片、１
０，１０……突起。
Claims (1)
- 吸込具本体の下面に吸込口と、該吸込口の左右
両側に凹状の吸込通路及び該通路の後方にブラシ
を設けると共に前記吸込口の左右両側の吸込通路
内の長手方向に可撓性を有するヒレ片を夫々設
け、該ヒレ片の先端部後面に間隔を有して複数個
の突起を形成してなることを特徴とする電気掃除
機の床用吸込具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981014562U JPS6310137Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981014562U JPS6310137Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57128959U JPS57128959U (ja) | 1982-08-11 |
| JPS6310137Y2 true JPS6310137Y2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=29812604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981014562U Expired JPS6310137Y2 (ja) | 1981-02-03 | 1981-02-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6310137Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135064A (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-25 | Nippon Emp Kk |
-
1981
- 1981-02-03 JP JP1981014562U patent/JPS6310137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135064A (ja) * | 1974-09-19 | 1976-03-25 | Nippon Emp Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57128959U (ja) | 1982-08-11 |
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