JPS63100188A - 液体と線材の接触用セル - Google Patents
液体と線材の接触用セルInfo
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- JPS63100188A JPS63100188A JP28137086A JP28137086A JPS63100188A JP S63100188 A JPS63100188 A JP S63100188A JP 28137086 A JP28137086 A JP 28137086A JP 28137086 A JP28137086 A JP 28137086A JP S63100188 A JPS63100188 A JP S63100188A
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Classifications
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C18/00—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
- C23C18/16—Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
- C23C18/1601—Process or apparatus
- C23C18/1619—Apparatus for electroless plating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
- C21D9/5732—Continuous furnaces for strip or wire with cooling of wires; of rods
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[a業上の利用分野]
本発明は線材の酸洗(電解酸洗を含む:以下間じ)処理
や脱脂(電解脱脂を含む:以下間じ)処無電解めっき等
)処理や冷却処理等、要は線材を液体によって処理する
あらゆるケースに利用される液体接触用セルに関し、詳
細には各種処理用液体と(以下単に液体と言う場合があ
る)と被処理線材の接触効率を高めることによって線材
の走行速度即ち処理速度の向上を可能にすることを目的
として開発された線材・液体接触用セルに関するもので
ある。尚以下の説明では便宜上線材の脱脂処理に関連す
る事項を中心にして説明を展開するが、その他の場合に
おいても同様の趣旨で理解されるべきである。
や脱脂(電解脱脂を含む:以下間じ)処無電解めっき等
)処理や冷却処理等、要は線材を液体によって処理する
あらゆるケースに利用される液体接触用セルに関し、詳
細には各種処理用液体と(以下単に液体と言う場合があ
る)と被処理線材の接触効率を高めることによって線材
の走行速度即ち処理速度の向上を可能にすることを目的
として開発された線材・液体接触用セルに関するもので
ある。尚以下の説明では便宜上線材の脱脂処理に関連す
る事項を中心にして説明を展開するが、その他の場合に
おいても同様の趣旨で理解されるべきである。
[従来の技術]
線材を脱脂処理するに当たっては、従来、例えば第16
図に示す様なオーブンタイプの接触用セルを用いている
。即ちタンク1からポンプPで抜き出した脱脂液りをセ
ル2内へ上方から注入し、セル2内を満たすだけでなく
更に積極的に大量注入してオーバフローさせ、オーバフ
ロー分をタンク1へ戻している。この様にして脱脂態勢
を調えたセル2内へ線材Wを通すことにより、該線材W
表面の油脂分が除去される。
図に示す様なオーブンタイプの接触用セルを用いている
。即ちタンク1からポンプPで抜き出した脱脂液りをセ
ル2内へ上方から注入し、セル2内を満たすだけでなく
更に積極的に大量注入してオーバフローさせ、オーバフ
ロー分をタンク1へ戻している。この様にして脱脂態勢
を調えたセル2内へ線材Wを通すことにより、該線材W
表面の油脂分が除去される。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、一般にこの様な構成からなるセルを用いて効
率良く脱脂操業を行なうとすれば、脱脂液の移動速度を
高める必要がある。しかるに従来の脱脂用セルは第16
図に示した如く高低差を利用した自然の落下流中へ被処
理線材を供給して通過させるものに過ぎず、しかもセル
中央部における脱脂液の移動速度は一層遅くならざるを
得ないから、脱脂効率を高める目的で脱脂液の移動速度
を少なくともセル両端のオーバフロー近傍において上げ
ようとすれば滞留液位を高くするしかない、しかし勿論
のことこの対策には限界があるので結局脱脂効率の向上
にも限界があった。又脱脂効率の改善に当たり、脱脂用
セルから脱脂液が洩れて周囲へ飛散すると、脱脂液は例
えば塩素化炭化水素やガソリン、ソルベントナフサ等の
可燃性溶剤からなる為毒性及び引火性等に基づく重大な
事故に発展する恐れもある。従って脱脂用セルからの脱
脂液の洩れはぜひとも回避しなければならない、即ち脱
脂用セルとしては脱脂液の洩れがなく、しかも線材と脱
脂液を効率良く接触させ得る様な構造の接触用セルの提
供が望まれる。
率良く脱脂操業を行なうとすれば、脱脂液の移動速度を
高める必要がある。しかるに従来の脱脂用セルは第16
図に示した如く高低差を利用した自然の落下流中へ被処
理線材を供給して通過させるものに過ぎず、しかもセル
中央部における脱脂液の移動速度は一層遅くならざるを
得ないから、脱脂効率を高める目的で脱脂液の移動速度
を少なくともセル両端のオーバフロー近傍において上げ
ようとすれば滞留液位を高くするしかない、しかし勿論
のことこの対策には限界があるので結局脱脂効率の向上
にも限界があった。又脱脂効率の改善に当たり、脱脂用
セルから脱脂液が洩れて周囲へ飛散すると、脱脂液は例
えば塩素化炭化水素やガソリン、ソルベントナフサ等の
可燃性溶剤からなる為毒性及び引火性等に基づく重大な
事故に発展する恐れもある。従って脱脂用セルからの脱
脂液の洩れはぜひとも回避しなければならない、即ち脱
脂用セルとしては脱脂液の洩れがなく、しかも線材と脱
脂液を効率良く接触させ得る様な構造の接触用セルの提
供が望まれる。
[問題点を解決する為の手段]
上記目的を達成した本発明の接触用セルは、線材走行用
貫通空間を軸方向に有すると共に一端側に線材導入口、
他端側に線材排出口を有し、且つ周方向からの導入液体
を旋回させて中空旋回液流を形成した後に又は該中空旋
回液流を形成しつつ該導入液体の流れの向きを、線材導
入口又は線材排出口のいずれかを兼ねる液体排出口方向
に強制する回流形成部、並びに液体排出口に向けられた
前記中空旋回液流を中実液流に交換してから液体排出口
へ排出する中実液流形成部を有する液体導入部材を、 線材及び中実液流走行用貫通孔を内包する筒状体の少な
くとも一端側に設けて前記液体排出口を該貫通孔に連設
し、 該筒状体の他端側又は中央部には、貫通孔内を流れる中
実液体を走行線材から分離して排出する排出部を設けて
なる点に要旨を有するものである。
貫通空間を軸方向に有すると共に一端側に線材導入口、
他端側に線材排出口を有し、且つ周方向からの導入液体
を旋回させて中空旋回液流を形成した後に又は該中空旋
回液流を形成しつつ該導入液体の流れの向きを、線材導
入口又は線材排出口のいずれかを兼ねる液体排出口方向
に強制する回流形成部、並びに液体排出口に向けられた
前記中空旋回液流を中実液流に交換してから液体排出口
へ排出する中実液流形成部を有する液体導入部材を、 線材及び中実液流走行用貫通孔を内包する筒状体の少な
くとも一端側に設けて前記液体排出口を該貫通孔に連設
し、 該筒状体の他端側又は中央部には、貫通孔内を流れる中
実液体を走行線材から分離して排出する排出部を設けて
なる点に要旨を有するものである。
[作用]
引続き脱脂処理の場合を中心にして本発明の詳細な説明
する。
する。
本発明者等は、効率の高い脱脂操業を実施するには、被
処理線材が浸漬される領域における脱脂液の移動速度を
高める必要があると考えて研究に着手した。しかし従来
の様なオープンタイプのセルにおいて、゛脱脂液移動速
度を高めようとすれば前述した様にオーバフロ一部より
上方のセル槽高さをかなり高くしてオーバフロ一部にお
ける液圧を高める必要があるが、それにはセル槽を相当
に大規模とする必要があり実用上、また経済上も問題で
ある。しかもこれによって増速できるのはオーバフロ一
部近傍の流速に限られ、槽の中心部では水平方向への流
れ分布が生じる為全域を平均してみれば流速の増大効果
はわずかである。そこで本発明においてはセルを筒状に
形成し、該筒状体の線材通過用貫通孔を脱脂液流通部分
にするという基本構成を採用し、線材走行軸を略水平方
向に配する場合には筒状体の少なくとも一端に後述する
様な脱脂液導入部材を設けると共に筒状体の他端側若し
くは略中央部に脱脂液排出部を設け、又線材走行軸を略
垂直方向に配する場合には筒状体の下端に該脱脂液導入
部材を設けると共に筒状体の上端に脱脂液排出部を設け
、前記線材通過用貫通孔内を一端から他端(若しくは下
端から上端)へあるいは両端から中央へ向けて脱脂液を
強制的に流す様に構成している。即ち脱脂液の強制流通
を可能にすることによフて脱脂液の移動速度を貫通孔内
全域において飛躍的に高めることができ、脱脂液と被処
理線材の接触効率を高め、脱脂処理を十分に進行させる
ことができる様になったのである。しかもセルそのもの
をコンパクト化することも可能となった。
処理線材が浸漬される領域における脱脂液の移動速度を
高める必要があると考えて研究に着手した。しかし従来
の様なオープンタイプのセルにおいて、゛脱脂液移動速
度を高めようとすれば前述した様にオーバフロ一部より
上方のセル槽高さをかなり高くしてオーバフロ一部にお
ける液圧を高める必要があるが、それにはセル槽を相当
に大規模とする必要があり実用上、また経済上も問題で
ある。しかもこれによって増速できるのはオーバフロ一
部近傍の流速に限られ、槽の中心部では水平方向への流
れ分布が生じる為全域を平均してみれば流速の増大効果
はわずかである。そこで本発明においてはセルを筒状に
形成し、該筒状体の線材通過用貫通孔を脱脂液流通部分
にするという基本構成を採用し、線材走行軸を略水平方
向に配する場合には筒状体の少なくとも一端に後述する
様な脱脂液導入部材を設けると共に筒状体の他端側若し
くは略中央部に脱脂液排出部を設け、又線材走行軸を略
垂直方向に配する場合には筒状体の下端に該脱脂液導入
部材を設けると共に筒状体の上端に脱脂液排出部を設け
、前記線材通過用貫通孔内を一端から他端(若しくは下
端から上端)へあるいは両端から中央へ向けて脱脂液を
強制的に流す様に構成している。即ち脱脂液の強制流通
を可能にすることによフて脱脂液の移動速度を貫通孔内
全域において飛躍的に高めることができ、脱脂液と被処
理線材の接触効率を高め、脱脂処理を十分に進行させる
ことができる様になったのである。しかもセルそのもの
をコンパクト化することも可能となった。
尚筒状体及び線材通過用貫通孔の断面形状については特
に制限がなく、円形あるいは多角形のいずれであっても
よい、又脱脂液注入部及び脱脂液排出部等の構造や形状
についても前・後記の要件を横足する限り、特に制限は
なく、脱脂液排出部については線材通過方向又はその反
対方向へ流れる脱脂液流を線材通過方向と交叉する方向
に方向転換して排出できるものであればどの様な構造の
ものを用いてもよい。
に制限がなく、円形あるいは多角形のいずれであっても
よい、又脱脂液注入部及び脱脂液排出部等の構造や形状
についても前・後記の要件を横足する限り、特に制限は
なく、脱脂液排出部については線材通過方向又はその反
対方向へ流れる脱脂液流を線材通過方向と交叉する方向
に方向転換して排出できるものであればどの様な構造の
ものを用いてもよい。
次に本発明セルに適用される脱脂液導入部材について説
明する。脱脂液導入部材は前記筒状体の線材走行用貫通
孔に洩れを起こすことなく脱脂液を強制流通させる為に
不可欠のものであり、該筒状体の線材導入側及び/又は
線材排出側の貫通孔に連設され、る、即ち本発明セルに
おいては線材の走行方向と脱脂液の流通方向が同じ場合
(順流)と反対の場合(対向流)及び順流と対向流を組
合せた場合があり、順流の場合には脱脂液導入部材は筒
状体の線材導入口に連設され、対向流の場合には筒状体
の線材排出口に連設されることになる。尚順流と対向流
を組合わせる場合については実施例の項において説明す
る。かかる脱脂液導入部材は、線材走行用貫通空間を軸
方向に有すると共に、一端側に線材導入口、多端側に線
材排出口を有し、これら線材導入口と線材排出口のいず
れか一方が脱脂液排出口を兼ねている。そして導入部材
の周方向には脱脂液導入口が配設され、該脱脂液導入口
から脱脂液排出口に至る貫通空間に回流形成部が設けら
れ、脱脂液は当該回流形成部を通過する過程で旋回力が
付与され回流となる0回流が形成される結果脱脂液流は
遠心力によって局面へ押しつけられて中空流となる。そ
して該中空流は、後続の脱脂液流に押されて脱脂液排出
口側へ押しやられる様にして移動していき、やがて脱脂
液排出部へ至るが、脱脂液流が中空流のままでは当該中
空部を走行する線材との接触が不可能であり、従って十
分な脱脂処理を行なうことができない、即ち脱脂液と走
行線材を十分に接触させる為には中空流を中実流に変換
する必要がある。中実流形成の為の手段については本発
明は特段の制限を設けるものではないが、例えば線材走
行軸を略垂直方向に配して接触用セルにおいては、筒状
体内を上昇する液流は重力による抵抗を受けると共にあ
る高さに設計された筒状体内に存在する脱脂液の水頭圧
が上昇液流に対して背圧として作用する、従って筒状体
高さを適正範囲に設定すれば上昇する中空液流に適度の
背圧を加えることができ、中空液流に対する流路抵抗が
存在することとなって液流の押戻し作用が働き中空液流
を中実液流に変換することができる。尚筒状体高さが大
き過ぎると背圧が過大になり、上昇液流が背圧に押しか
えされて筒状体上端を越えにくくなり、脱脂液の一部、
或は時によってその全てが筒状体下端の線材導入口から
洩れてしまう、そうすると筒状体内では高速液体流を得
ることができず走行線材と脱脂液の接触効率は極めて低
いものとなる。また洩出液体による作業上の不都合も無
視できない、−万両状体高さが低すぎる場合には十分な
背圧が加わらない為中空流は中空流のまま筒状体部分を
通過し頂部から四方へ飛散する様な状態で排出されるこ
とになる。その結果走行線材に脱脂液を十分に接触させ
ることができず、また飛散液体による不都合もある。
明する。脱脂液導入部材は前記筒状体の線材走行用貫通
孔に洩れを起こすことなく脱脂液を強制流通させる為に
不可欠のものであり、該筒状体の線材導入側及び/又は
線材排出側の貫通孔に連設され、る、即ち本発明セルに
おいては線材の走行方向と脱脂液の流通方向が同じ場合
(順流)と反対の場合(対向流)及び順流と対向流を組
合せた場合があり、順流の場合には脱脂液導入部材は筒
状体の線材導入口に連設され、対向流の場合には筒状体
の線材排出口に連設されることになる。尚順流と対向流
を組合わせる場合については実施例の項において説明す
る。かかる脱脂液導入部材は、線材走行用貫通空間を軸
方向に有すると共に、一端側に線材導入口、多端側に線
材排出口を有し、これら線材導入口と線材排出口のいず
れか一方が脱脂液排出口を兼ねている。そして導入部材
の周方向には脱脂液導入口が配設され、該脱脂液導入口
から脱脂液排出口に至る貫通空間に回流形成部が設けら
れ、脱脂液は当該回流形成部を通過する過程で旋回力が
付与され回流となる0回流が形成される結果脱脂液流は
遠心力によって局面へ押しつけられて中空流となる。そ
して該中空流は、後続の脱脂液流に押されて脱脂液排出
口側へ押しやられる様にして移動していき、やがて脱脂
液排出部へ至るが、脱脂液流が中空流のままでは当該中
空部を走行する線材との接触が不可能であり、従って十
分な脱脂処理を行なうことができない、即ち脱脂液と走
行線材を十分に接触させる為には中空流を中実流に変換
する必要がある。中実流形成の為の手段については本発
明は特段の制限を設けるものではないが、例えば線材走
行軸を略垂直方向に配して接触用セルにおいては、筒状
体内を上昇する液流は重力による抵抗を受けると共にあ
る高さに設計された筒状体内に存在する脱脂液の水頭圧
が上昇液流に対して背圧として作用する、従って筒状体
高さを適正範囲に設定すれば上昇する中空液流に適度の
背圧を加えることができ、中空液流に対する流路抵抗が
存在することとなって液流の押戻し作用が働き中空液流
を中実液流に変換することができる。尚筒状体高さが大
き過ぎると背圧が過大になり、上昇液流が背圧に押しか
えされて筒状体上端を越えにくくなり、脱脂液の一部、
或は時によってその全てが筒状体下端の線材導入口から
洩れてしまう、そうすると筒状体内では高速液体流を得
ることができず走行線材と脱脂液の接触効率は極めて低
いものとなる。また洩出液体による作業上の不都合も無
視できない、−万両状体高さが低すぎる場合には十分な
背圧が加わらない為中空流は中空流のまま筒状体部分を
通過し頂部から四方へ飛散する様な状態で排出されるこ
とになる。その結果走行線材に脱脂液を十分に接触させ
ることができず、また飛散液体による不都合もある。
次に線材走行軸を略水平方向に配した接触用セルにおい
ては、重力の影響による背圧は期待できないが、筒状体
の長さと筒状体の流路断面積によって決定される流路抵
抗が走行液流に対する背圧として作用し、中空流を中実
流に変換することができる。即ち筒状体内の流路抵抗は
筒状体が長くなる程、又流路断面積が縮少する程大きく
なるので、筒状体の長さ及び/又は流路断面積を変化さ
せることによって任意の流路抵抗に設定することができ
る。しかし上記流路抵抗が大きすぎる場合には走行液流
の一部又はその大部分が押しかえされて線材導入口から
洩れ出すことになる。一方上記流路抵抗が小さすぎると
中空流が中実流に変換されないまま、あるいは中実流変
換位置が液排出部近くになったり、仮に中実流になった
としても空気の巻込みによって気泡の多い中実流が形成
され、走行線材に脱脂液が十分接触しない事態が発生す
る。
ては、重力の影響による背圧は期待できないが、筒状体
の長さと筒状体の流路断面積によって決定される流路抵
抗が走行液流に対する背圧として作用し、中空流を中実
流に変換することができる。即ち筒状体内の流路抵抗は
筒状体が長くなる程、又流路断面積が縮少する程大きく
なるので、筒状体の長さ及び/又は流路断面積を変化さ
せることによって任意の流路抵抗に設定することができ
る。しかし上記流路抵抗が大きすぎる場合には走行液流
の一部又はその大部分が押しかえされて線材導入口から
洩れ出すことになる。一方上記流路抵抗が小さすぎると
中空流が中実流に変換されないまま、あるいは中実流変
換位置が液排出部近くになったり、仮に中実流になった
としても空気の巻込みによって気泡の多い中実流が形成
され、走行線材に脱脂液が十分接触しない事態が発生す
る。
尚上記流路抵抗は線材走行軸を略垂直方向に配した接触
用セルにおいても発生し得るものであり、前記では専ば
ら筒状体内に存在する脱脂液の水頭圧を利用するという
立場で説明したが、特に流路抵抗が大きい様な筒体形状
を設計(例えば内面に邪魔部材を設けるなど)すること
によって有意の流路抵抗を形成しこれを水頭圧に基づく
抵抗に加算して背圧調整を行なうことも本発明に含まれ
る。尚流路抵抗の形成手段としては、筒状体の内径を途
中から縮少して断面積を徐々に減少させていく方法が一
般的であるが、前述の邪魔板の如き適当な流路抵抗部材
を筒状体の途中あるいは出口部に付設して流路抵抗を増
大させることも可能である。
用セルにおいても発生し得るものであり、前記では専ば
ら筒状体内に存在する脱脂液の水頭圧を利用するという
立場で説明したが、特に流路抵抗が大きい様な筒体形状
を設計(例えば内面に邪魔部材を設けるなど)すること
によって有意の流路抵抗を形成しこれを水頭圧に基づく
抵抗に加算して背圧調整を行なうことも本発明に含まれ
る。尚流路抵抗の形成手段としては、筒状体の内径を途
中から縮少して断面積を徐々に減少させていく方法が一
般的であるが、前述の邪魔板の如き適当な流路抵抗部材
を筒状体の途中あるいは出口部に付設して流路抵抗を増
大させることも可能である。
又上記説明では中空流を中実流に変換するに際し中空旋
回流を直接中実旋回流に変換する例を述べたが、中空旋
回流を一旦中空直進流に変換し、その後で前記手段等に
より中実直進流とする様な場合も本発明に含まれる。こ
の場合の例としては、例えば筒状体の液体導入部近傍に
整流板を放射状に配設したものが挙げられる。もつとも
該整流板による中空旋回流の解消が余りにも早めに、即
ち入口側で行なわれた場合には、線材導入口からの液洩
れが発生するので整流板形成位置<X>については、液
体導入部材の液体導入口からの距離が筒状体内径d、の
2倍以上となる位置が望ましい0通常は、セルの長さの
点を考慮して3〜5倍に設計する。
回流を直接中実旋回流に変換する例を述べたが、中空旋
回流を一旦中空直進流に変換し、その後で前記手段等に
より中実直進流とする様な場合も本発明に含まれる。こ
の場合の例としては、例えば筒状体の液体導入部近傍に
整流板を放射状に配設したものが挙げられる。もつとも
該整流板による中空旋回流の解消が余りにも早めに、即
ち入口側で行なわれた場合には、線材導入口からの液洩
れが発生するので整流板形成位置<X>については、液
体導入部材の液体導入口からの距離が筒状体内径d、の
2倍以上となる位置が望ましい0通常は、セルの長さの
点を考慮して3〜5倍に設計する。
本発明セルは上記の様に構成されており、導入される脱
脂液は液導入側において中空状態を呈し、セル本体とな
る筒状体側の貫通孔に連設される液体排出口側において
中実状態を呈するものである為、液体導入側における液
洩れを防止しつつ筒状体貫通孔へ脱脂液を強制導入させ
ることができる。又中空流から中実流へ8行する段階で
中心部の空気が押し戻されるので脱脂液流に空気が巻き
込まれることなく、線材と脱脂液の密接な接触が確保さ
れる。
脂液は液導入側において中空状態を呈し、セル本体とな
る筒状体側の貫通孔に連設される液体排出口側において
中実状態を呈するものである為、液体導入側における液
洩れを防止しつつ筒状体貫通孔へ脱脂液を強制導入させ
ることができる。又中空流から中実流へ8行する段階で
中心部の空気が押し戻されるので脱脂液流に空気が巻き
込まれることなく、線材と脱脂液の密接な接触が確保さ
れる。
[実施例]
第1図は本発明に係る脱脂用セルを示す断面説明図で、
セル2aは、線材通過用孔5を有する円筒体3aの一端
(図面では右端)に第2図に示す形状の脱脂液導入ガイ
ド6(詳細は後述)を設け、且つ他端(図面では左端)
に第6図に示す形状の脱脂液排出ガイド8(詳細は後述
)を設けて構成される。そして脱脂液導入ガイド6に対
しては供給ライン9を接続し、一方脱脂液排出ガイド8
に対しては脱脂液排出ライン10を接続している。そし
て線材Wをガイドローラ4に挟持しつつ液排出側からセ
ル2a内へ導入し、円筒体3aの貫通孔5内を通過させ
て液導入側より抜き出している。
セル2aは、線材通過用孔5を有する円筒体3aの一端
(図面では右端)に第2図に示す形状の脱脂液導入ガイ
ド6(詳細は後述)を設け、且つ他端(図面では左端)
に第6図に示す形状の脱脂液排出ガイド8(詳細は後述
)を設けて構成される。そして脱脂液導入ガイド6に対
しては供給ライン9を接続し、一方脱脂液排出ガイド8
に対しては脱脂液排出ライン10を接続している。そし
て線材Wをガイドローラ4に挟持しつつ液排出側からセ
ル2a内へ導入し、円筒体3aの貫通孔5内を通過させ
て液導入側より抜き出している。
この様なセル2aを用いて線材Wの脱脂処理を行なうに
当たっては、ポンプPによりタンク1から抜き出した脱
脂液を供給ライン9を経て脱脂液導入ガイド6から円筒
体3a内へ強制的に導入し脱脂液排出ガイド8から排出
ライン10を経由してタンク1へ戻す循環ラインを形成
しておく、この様な脱脂用セルにおいて図中左から右へ
線材Wを走行させると、これによって線材表面に対する
脱脂液の接触効率が高まり、短時間で脱脂処理を完了す
ることができる。又円筒体3aの線材道通用貫通孔5の
内部に滞留する油脂分は脱脂液流に流し去られるので常
時活性な脱脂液が接触することになり脱脂効率が高まる
。
当たっては、ポンプPによりタンク1から抜き出した脱
脂液を供給ライン9を経て脱脂液導入ガイド6から円筒
体3a内へ強制的に導入し脱脂液排出ガイド8から排出
ライン10を経由してタンク1へ戻す循環ラインを形成
しておく、この様な脱脂用セルにおいて図中左から右へ
線材Wを走行させると、これによって線材表面に対する
脱脂液の接触効率が高まり、短時間で脱脂処理を完了す
ることができる。又円筒体3aの線材道通用貫通孔5の
内部に滞留する油脂分は脱脂液流に流し去られるので常
時活性な脱脂液が接触することになり脱脂効率が高まる
。
尚上記脱脂液導入ガイド6は、第2図に示す様に導入部
材13とアダプタ14及び蓋板24からなり、導入部材
13は、段差を有する円筒体11、の先端面に複数の螺
旋状ガイド板12を設けており、又アダプタ14は段差
状円筒体の大径部14bに導入部材収納孔部15aを有
すると共に該収納孔部15aに連通して供給ライン9が
接続されており、且つ小径部14aには第3図(第2図
におけるm−III線断面矢視図)に示す様に線材通過
用筒部21に対して放射状の整流板16を設けている。
材13とアダプタ14及び蓋板24からなり、導入部材
13は、段差を有する円筒体11、の先端面に複数の螺
旋状ガイド板12を設けており、又アダプタ14は段差
状円筒体の大径部14bに導入部材収納孔部15aを有
すると共に該収納孔部15aに連通して供給ライン9が
接続されており、且つ小径部14aには第3図(第2図
におけるm−III線断面矢視図)に示す様に線材通過
用筒部21に対して放射状の整流板16を設けている。
更に蓋板24は皿形状円板の中央部に線材通過孔22を
穿設している。この様な脱脂液導入ガイド6を円筒体3
aに取付けるに当たっては、まず始めに円筒体3aの端
部拡径孔5aにアダプタ14の小径部14aを挿入した
後、アダプタ14の導入部材収納孔部15aに導入部材
13を図示する向きに収納し、その後蓋板24をアダプ
タ14の大径部14b端面に対設する様に嵌着する。
穿設している。この様な脱脂液導入ガイド6を円筒体3
aに取付けるに当たっては、まず始めに円筒体3aの端
部拡径孔5aにアダプタ14の小径部14aを挿入した
後、アダプタ14の導入部材収納孔部15aに導入部材
13を図示する向きに収納し、その後蓋板24をアダプ
タ14の大径部14b端面に対設する様に嵌着する。
この様に構成される脱脂液導入ガイド6取付部において
、供給ライン9から脱脂液りを注入すると、脱脂液は導
入部材13の小径円筒部11aとアダプタ14の収納孔
部tSa内壁の間に流入し、円筒体3a側へ流れて螺旋
状ガイド板12に案内されて中心側へ流れ込む、このと
き脱脂液流には旋回性が付与され、液は遠心力によって
外周側へ押し付けられた状態となる。次いでアダプタ小
径部14aの貫通孔15に入り、慣性力によって上記の
如く外周側へ押し付けられた状態を維持しつつ整流板1
5によって整流されて中空状の直進流となり、さらにア
ダプタ14から円筒体3aへ移るテーパ状縮径部分3b
で絞られて中実流となり、円筒体3aの貫通孔5へ導入
される。
、供給ライン9から脱脂液りを注入すると、脱脂液は導
入部材13の小径円筒部11aとアダプタ14の収納孔
部tSa内壁の間に流入し、円筒体3a側へ流れて螺旋
状ガイド板12に案内されて中心側へ流れ込む、このと
き脱脂液流には旋回性が付与され、液は遠心力によって
外周側へ押し付けられた状態となる。次いでアダプタ小
径部14aの貫通孔15に入り、慣性力によって上記の
如く外周側へ押し付けられた状態を維持しつつ整流板1
5によって整流されて中空状の直進流となり、さらにア
ダプタ14から円筒体3aへ移るテーパ状縮径部分3b
で絞られて中実流となり、円筒体3aの貫通孔5へ導入
される。
脱脂液導入ガイド6は上記の如く構成され、導入脱脂液
は外周側に押し付けられた状態で円筒体3a方向へ流れ
るので線材が通過する中心部への脱脂液の流れ込みは防
止され、線材挿入側における脱脂液の漏れは防止される
。しかも絞り部分において中空流中心部分の空気は絞り
込まれて液が流れる方向と反対側へ押し戻されるので導
入電解液に空気が巻込まれることもなく、空気巻込みに
より接触効率が低下する恐れもない。
は外周側に押し付けられた状態で円筒体3a方向へ流れ
るので線材が通過する中心部への脱脂液の流れ込みは防
止され、線材挿入側における脱脂液の漏れは防止される
。しかも絞り部分において中空流中心部分の空気は絞り
込まれて液が流れる方向と反対側へ押し戻されるので導
入電解液に空気が巻込まれることもなく、空気巻込みに
より接触効率が低下する恐れもない。
その他の脱脂液導入ガイドの例としては344図に示す
様な導入部材13aの先端に取付けられた螺旋子17を
アダプタ14の小径部14a内に挿入するものが挙げら
れ、該脱脂液導入ガイドを用いることによって前記と同
様の効果を得ることができる。又上記導入部材13aの
代わりに、第5図に示す様に液流ガイド筒18をアダプ
タ14の小径貫通孔20先端まで届く様に延設した導入
部材13bを使用することもできる。但しこの場合には
若干の漏れが予想される。その他導入ガイドについては
種々の形状のものを適用することができる。
様な導入部材13aの先端に取付けられた螺旋子17を
アダプタ14の小径部14a内に挿入するものが挙げら
れ、該脱脂液導入ガイドを用いることによって前記と同
様の効果を得ることができる。又上記導入部材13aの
代わりに、第5図に示す様に液流ガイド筒18をアダプ
タ14の小径貫通孔20先端まで届く様に延設した導入
部材13bを使用することもできる。但しこの場合には
若干の漏れが予想される。その他導入ガイドについては
種々の形状のものを適用することができる。
他方脱脂液排出ガイドについては第6図に示す様に、螺
旋流路21を有する回転子22を内蔵し、該回転子22
の軸部相当部分の線材通過孔に回転方向と逆方向の螺旋
溝23を形成した脱脂液排出ガイド8を例示することが
できる。該脱脂液排出ガイド8を用いることによって円
筒体3aの貫通孔5を通り送給されてきた脱脂液は、流
れに押されて自転する該回転子22によって遠心側へ振
り分けられ排出ライン10へ集められてタンク(図示せ
ず)へ戻される。このとき脱脂液排出ガイド8における
液漏れは上記遠心力による振り分は効果並びに逆螺旋溝
23による押し戻し効果によって回避される。
旋流路21を有する回転子22を内蔵し、該回転子22
の軸部相当部分の線材通過孔に回転方向と逆方向の螺旋
溝23を形成した脱脂液排出ガイド8を例示することが
できる。該脱脂液排出ガイド8を用いることによって円
筒体3aの貫通孔5を通り送給されてきた脱脂液は、流
れに押されて自転する該回転子22によって遠心側へ振
り分けられ排出ライン10へ集められてタンク(図示せ
ず)へ戻される。このとき脱脂液排出ガイド8における
液漏れは上記遠心力による振り分は効果並びに逆螺旋溝
23による押し戻し効果によって回避される。
上記では筒状体の後端側から脱脂液を導入し、筒状体の
先端側から排出する向流タイプの実施例(導入ガイド及
び排出ガイドを使用した例)並びに導入ガイド及び排出
ガイドの具体例を示したが、脱脂液の流れ方向はこれに
限定されず、線材走行方向と同方向に流れる順流タイプ
のものであってもよい。
先端側から排出する向流タイプの実施例(導入ガイド及
び排出ガイドを使用した例)並びに導入ガイド及び排出
ガイドの具体例を示したが、脱脂液の流れ方向はこれに
限定されず、線材走行方向と同方向に流れる順流タイプ
のものであってもよい。
第7図は本発明の他の変形例を示す断面説明図であって
、筒状体3bの先端側に前記導入ガイド6を配設する一
方、筒状体の後端側に脱脂液回収チャンバー27を設け
、筒状体3bの先端側から後端側へ脱脂液りを流す順流
タイプの実施例を示し、面倒では回収チャンバー27の
通線孔にエアワイパー28を設けている。尚本実施例に
おいては、回収チャンバー27を設計するに当たり脱脂
液放流の落差りを考慮して回収チャンバーの長さを設定
することが望ましい、即ち脱脂液りの流速をV9回回収
チャンバー2フ実効長さを1とすると落差りは次式で表
わすことができるので、通線孔の孔径にもよるが通線孔
からの液洩れを防止する為にはh≧3c+*となる様に
実効長さ2゜を設計することが望まれる。
、筒状体3bの先端側に前記導入ガイド6を配設する一
方、筒状体の後端側に脱脂液回収チャンバー27を設け
、筒状体3bの先端側から後端側へ脱脂液りを流す順流
タイプの実施例を示し、面倒では回収チャンバー27の
通線孔にエアワイパー28を設けている。尚本実施例に
おいては、回収チャンバー27を設計するに当たり脱脂
液放流の落差りを考慮して回収チャンバーの長さを設定
することが望ましい、即ち脱脂液りの流速をV9回回収
チャンバー2フ実効長さを1とすると落差りは次式で表
わすことができるので、通線孔の孔径にもよるが通線孔
からの液洩れを防止する為にはh≧3c+*となる様に
実効長さ2゜を設計することが望まれる。
h=星・(−!!−!−)2
v
さらに安全を期す為に上述の様なエアワイパーの他回収
チャンバー通線孔の下部にはね止めを設けてもよい、尚
第7図の例は順流タイプを示したが向流タイプであフて
もよい。
チャンバー通線孔の下部にはね止めを設けてもよい、尚
第7図の例は順流タイプを示したが向流タイプであフて
もよい。
第8図は順流と交流の組合わせ方式に係る実施例を示す
模式図で筒状体3aの両端に脱脂液導入ガイド6を夫々
設け、ポンプPから抜き出された脱脂液を両端から筒状
体3aの貫通孔5へ導入し、筒状体3aの略中央部に設
けた脱脂液排出ガイド8aから脱脂液を抜き出してタン
ク1に戻している。
模式図で筒状体3aの両端に脱脂液導入ガイド6を夫々
設け、ポンプPから抜き出された脱脂液を両端から筒状
体3aの貫通孔5へ導入し、筒状体3aの略中央部に設
けた脱脂液排出ガイド8aから脱脂液を抜き出してタン
ク1に戻している。
第9図は線材走行軸を略垂直方向に配した本発明セルを
示す断面説明図であって、セル2bの構成は、内側タン
ク25と外側タンク26からなる2!i円筒体27の下
部に小径の立上り管28を接続し、該立上り管28に脱
脂液導入ガイド6を接続したものである。そして外側タ
ンク26には脱脂液排出ライン10を接続すると共に脱
脂液導入ガイド6に供給ライン9を接続している。又2
重内筒体27に近い側の立上り管28の内面には第10
図に示す様に液流走行方向に沿って放射状整流板16を
設けている。さらに本実施例セルにおいては旋回流を発
生させる為の脱脂液導入ガイド6として、第11図(斜
視説明図)に示す様にドーナツ円板に複数の螺旋状切込
み29を設けてなる旋回流形成部材30を脱脂液導入路
に配したものを用いている。
示す断面説明図であって、セル2bの構成は、内側タン
ク25と外側タンク26からなる2!i円筒体27の下
部に小径の立上り管28を接続し、該立上り管28に脱
脂液導入ガイド6を接続したものである。そして外側タ
ンク26には脱脂液排出ライン10を接続すると共に脱
脂液導入ガイド6に供給ライン9を接続している。又2
重内筒体27に近い側の立上り管28の内面には第10
図に示す様に液流走行方向に沿って放射状整流板16を
設けている。さらに本実施例セルにおいては旋回流を発
生させる為の脱脂液導入ガイド6として、第11図(斜
視説明図)に示す様にドーナツ円板に複数の螺旋状切込
み29を設けてなる旋回流形成部材30を脱脂液導入路
に配したものを用いている。
上記実施例セルにおいて線材Wを下方から上方へ走行さ
せつつ脱脂液導入口から脱脂液を導入すると脱脂液は中
空旋回流となって立上り管28へ至り整流板16の設置
部分で重力との複合作用で中実直進溝となって内側タン
ク25へ入り内側タンク25上部からあふれ出て排出ラ
イン10へ流れる。この結果線材Wは脱脂液と十分に接
触して効率良く脱脂処理を行なうことができる。
せつつ脱脂液導入口から脱脂液を導入すると脱脂液は中
空旋回流となって立上り管28へ至り整流板16の設置
部分で重力との複合作用で中実直進溝となって内側タン
ク25へ入り内側タンク25上部からあふれ出て排出ラ
イン10へ流れる。この結果線材Wは脱脂液と十分に接
触して効率良く脱脂処理を行なうことができる。
東凱里ユ
第9図に示すタイプの接触用セルにおいて、線材導入口
径をd、とし立上り管の内径をd2としたとき、(d2
d+=α)と脱脂液の洩れとの関係を調べたところ第
1表に示す結果が得られた。尚旋回流形成部材としては
第12図(a):平面図、(b):側面図に示すものを
使用し、脱脂液導入量は5〜25 fL /winとし
た。
径をd、とし立上り管の内径をd2としたとき、(d2
d+=α)と脱脂液の洩れとの関係を調べたところ第
1表に示す結果が得られた。尚旋回流形成部材としては
第12図(a):平面図、(b):側面図に示すものを
使用し、脱脂液導入量は5〜25 fL /winとし
た。
第 1 表
○:線材導入口からの洩れなし
Δ:線材導入口から若干の洩れあり
×:線材導入口からの洩れ顕著
第1表に示す様にdl≦0.77・d2に設計すると線
材導入口からの液洩れを完全に防止することができた。
材導入口からの液洩れを完全に防止することができた。
去I11主
第9図に示すタイプの接触用セルにおいて、脱脂液導入
圧を種々変更して立上り管28につづく内側タンク25
の最大高さ)(maX (線材導入口から液洩れが起
こらない最大高さ:Hmax)を求めたところ第13図
に示す結果が得られた。尚H0は各導入圧下における水
頭高さを意味する。又接触用セルの設計はd、諺15m
+oす、d、−20m−であり、旋回流形成部材は第1
2図(a) 、 (b)において螺旋溝幅(W)が1m
■のものをA型、2IIII11のものをB型とした。
圧を種々変更して立上り管28につづく内側タンク25
の最大高さ)(maX (線材導入口から液洩れが起
こらない最大高さ:Hmax)を求めたところ第13図
に示す結果が得られた。尚H0は各導入圧下における水
頭高さを意味する。又接触用セルの設計はd、諺15m
+oす、d、−20m−であり、旋回流形成部材は第1
2図(a) 、 (b)において螺旋溝幅(W)が1m
■のものをA型、2IIII11のものをB型とした。
第13図に示す様に脱脂液導入圧に応じてHmaxが決
定され、内側タンク高さをHwax以下で且つ空気の巻
込みが起こらない様な範囲で設計すればよいことが分か
る。
定され、内側タンク高さをHwax以下で且つ空気の巻
込みが起こらない様な範囲で設計すればよいことが分か
る。
ここでHo [mlについては下記(1)式で求める
ことができる。
ことができる。
γ
F :回転流を直進流にした時発生する液の持上げ力[
kgl γ :処理液の比重量[kg/m’1 Q :導入液量[m’/5ecl ■R:液回転速度[m/sec] AR:旋回流形成部材の総断面積(I112)ΔP:圧
損[kg/m21 ξ :各種損失係数 一方H,とHmaxの間には(2)式に示す関係がある
。
kgl γ :処理液の比重量[kg/m’1 Q :導入液量[m’/5ecl ■R:液回転速度[m/sec] AR:旋回流形成部材の総断面積(I112)ΔP:圧
損[kg/m21 ξ :各種損失係数 一方H,とHmaxの間には(2)式に示す関係がある
。
Htsax = k−Ha ・・・(2)
そこで前記実験データを(1) 、 (2)式に適用し
てHmaxとHoの関係を求めると1 、’−HmaX ’T O,65H。
そこで前記実験データを(1) 、 (2)式に適用し
てHmaxとHoの関係を求めると1 、’−HmaX ’T O,65H。
・’・Hmax 今0.68H。
となる。なお、この時Kが0.4以下になるような高さ
に内側タンクを設けた場合、空気の巻込みが厳しくなり
、減圧によりHoを下げる必要が生じた。
に内側タンクを設けた場合、空気の巻込みが厳しくなり
、減圧によりHoを下げる必要が生じた。
去illユ
線材走行軸を略水平方向に配した接触用セルにおいて、
第14図(模式図)に示す様に内筒体3aを途中から縮
径して背圧を高めるに際し、縮径部分の長さしとd s
/ d 2の比によって中空流の形態が如何に変化す
るかを調べたところ第15図に示すグラフが得られた。
第14図(模式図)に示す様に内筒体3aを途中から縮
径して背圧を高めるに際し、縮径部分の長さしとd s
/ d 2の比によって中空流の形態が如何に変化す
るかを調べたところ第15図に示すグラフが得られた。
第15図に示す様に、線材導入口からの洩れを防止し且
つ空気の巻込みを防止し得る範囲は斜線で示した範囲で
あり、同範囲より上では空気の巻込みが発生し、一方間
範囲より下では洩れが起こっている。
つ空気の巻込みを防止し得る範囲は斜線で示した範囲で
あり、同範囲より上では空気の巻込みが発生し、一方間
範囲より下では洩れが起こっている。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、脱脂を始めとする
各種処理を実施するに当たり、線材と脱脂液の接触効率
が高まる為短時間で処理を完了することができる。
各種処理を実施するに当たり、線材と脱脂液の接触効率
が高まる為短時間で処理を完了することができる。
第1図は本発明に係るセルを示す概略説明図、第2図は
脱脂液導入ガイドを示す斜視説明図、第3図は第2図に
おけるIII −III線断面矢視図、第4.5図は他
の脱脂液導入ガイドを示す斜視説明図、第6図は脱脂液
排出ガイドを示す説明図、第7.8図は他の実施例セル
を示す説明図、第9図は線材走行軸が略垂直方向である
実施例セルを示す断面説明図、第10図は整流板の付設
状況を示す斜視説明図、第11図は旋回流形成部材を示
す斜視図、第12図は旋回流形成部材の形状を示す平面
図及び側面図、第13図はHOとHmaxの変化を示す
グラフ、第14図は実験3に用いた実施例セルを示す模
式図、第15図はLとd s / d 2の最適範囲を
示すグラフ、第16図は従来の接触用セルを示す説明図
である。 1・・・タンク 2.28・・・脱脂用セル3
a・・・円筒体 4・・・ガイドローラ5・・
・線材通過貫通孔 6・・・脱脂液導入ガイド8・・・
脱脂液排出ガイド 9・・・供給ライン 10・・・排出ラインW・・
・線材 L・・・脱脂液第1図 ■ 第6図 第8図 く 継 (E) L (m) 第16図
脱脂液導入ガイドを示す斜視説明図、第3図は第2図に
おけるIII −III線断面矢視図、第4.5図は他
の脱脂液導入ガイドを示す斜視説明図、第6図は脱脂液
排出ガイドを示す説明図、第7.8図は他の実施例セル
を示す説明図、第9図は線材走行軸が略垂直方向である
実施例セルを示す断面説明図、第10図は整流板の付設
状況を示す斜視説明図、第11図は旋回流形成部材を示
す斜視図、第12図は旋回流形成部材の形状を示す平面
図及び側面図、第13図はHOとHmaxの変化を示す
グラフ、第14図は実験3に用いた実施例セルを示す模
式図、第15図はLとd s / d 2の最適範囲を
示すグラフ、第16図は従来の接触用セルを示す説明図
である。 1・・・タンク 2.28・・・脱脂用セル3
a・・・円筒体 4・・・ガイドローラ5・・
・線材通過貫通孔 6・・・脱脂液導入ガイド8・・・
脱脂液排出ガイド 9・・・供給ライン 10・・・排出ラインW・・
・線材 L・・・脱脂液第1図 ■ 第6図 第8図 く 継 (E) L (m) 第16図
Claims (9)
- (1)線材走行用貫通空間を軸方向に有すると共に一端
側に線材導入口、他端側に線材排出口を有し、且つ周方
向からの導入液体を旋回させて中空旋回液流を形成した
後に又は該中空旋回液流を形成しつつ該導入液体の流れ
の向きを線材導入口又は線材排出口のいずれかを兼ねる
液体排出口方向に強制する回流形成部、並びに液体排出
口に向けられた前記中空旋回液流を中実液流に変換して
から液体排出口へ排出する中実液流形成部を有する液体
導入部材を、 線材及び中実液流走行用貫通孔を内包する筒状体の少な
くとも一端側に設けて前記液体排出口を該貫通孔に連設
し、 該筒状体の他端側又は中央部には、貫通孔内を流れる中
実液体を走行線材から分離して排出する排出部を設けて
なることを特徴とする液体と線材の接触用セル。 - (2)液体導入部材の線材導入口径をd_1、筒状体の
内径をd_2としたとき、d_1≦0.8×d_2であ
る特許請求の範囲第1項記載の接触用セル。 - (3)中実液流形成部には、中空旋回液流をまず中空直
線流に強制する為の整流板を設けたものである特許請求
の範囲第1又は2項に記載の接触用セル。 - (4)液体導入部材の液体導入口から整流板形成位置ま
での距離が筒状体の内径d_2の2倍以上である特許請
求の範囲第3項に記載の接触用セル。 - (5)線材走行軸を略垂直方向に配した接触用セルであ
って、導入液体の圧力を水頭高さH_0として表わした
値が筒状体内の中実液流の水頭高さより大きくなる様に
筒状体高さHを調整した特許請求の範囲第1〜4項のい
ずれかに記載の接触用セル。 - (6)筒状体高さHが導入液体の水頭高さH_0の0.
4〜0.7である特許請求の範囲第5項に記載の接触用
セル。 - (7)線材走行軸を略水平方向に配した接触用セルであ
って、液体導入圧が走行中の液流の流路抵抗圧より大き
くなる様に筒状体の流路断面積を縮少した特許請求の範
囲第1〜4項のいずれかに記載の接触用セル。 - (8)線材走行軸を略水平方向に配した接触用セルであ
って、液体導入圧が走行中の液流の流路抵抗圧より大き
くなる様に筒状体長さを調整した特許請求の範囲第1〜
4項のいずれかに記載の接触用セル。 - (9)筒状体内に流路抵抗部材を配設した特許請求の範
囲第1〜8項のいずれかに記載の接触用セル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12457586 | 1986-05-29 | ||
JP61-124575 | 1986-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63100188A true JPS63100188A (ja) | 1988-05-02 |
JPH0543795B2 JPH0543795B2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=14888866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28137086A Granted JPS63100188A (ja) | 1986-05-29 | 1986-11-25 | 液体と線材の接触用セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63100188A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356623A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 線材、棒鋼の冷却方法 |
JP2015186785A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 三菱電機株式会社 | 洗浄装置 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP28137086A patent/JPS63100188A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356623A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 線材、棒鋼の冷却方法 |
JP2015186785A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 三菱電機株式会社 | 洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0543795B2 (ja) | 1993-07-02 |
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