JPS63100099A - β−サイアロンウイスカ−の製造方法 - Google Patents
β−サイアロンウイスカ−の製造方法Info
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- JPS63100099A JPS63100099A JP24404286A JP24404286A JPS63100099A JP S63100099 A JPS63100099 A JP S63100099A JP 24404286 A JP24404286 A JP 24404286A JP 24404286 A JP24404286 A JP 24404286A JP S63100099 A JPS63100099 A JP S63100099A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、β−サイアロンウイスカーの製造方法に関
する。
する。
(従来の技術および問題点)
β−サイアロンウイスカーは、α−5i3N4 ウィス
カーのように熱による相転移を起こさないため、高温強
度が高いという特徴を有する。また、同形であるβ−5
isNaウイスカーとくらべても、よりすぐれた耐酸化
特性を有している。このため、高温での複合材料の強化
材として広い用途が期待されている。β−サイアロンウ
イスカーの製造方法としては、窯業協会誌第94巻1月
号(1986年)第19頁〜25頁に5iO1−C−N
a5A I Ph系の窒化反応により低圧でβ−サイア
ロンウイスカーを製造する方法が提案されているが、こ
の方法では少量のα−5i3N、ウィスカーが混入する
ため、その品質に問題が残されており、いまだ製造方法
が確立されていないのが現状である。
カーのように熱による相転移を起こさないため、高温強
度が高いという特徴を有する。また、同形であるβ−5
isNaウイスカーとくらべても、よりすぐれた耐酸化
特性を有している。このため、高温での複合材料の強化
材として広い用途が期待されている。β−サイアロンウ
イスカーの製造方法としては、窯業協会誌第94巻1月
号(1986年)第19頁〜25頁に5iO1−C−N
a5A I Ph系の窒化反応により低圧でβ−サイア
ロンウイスカーを製造する方法が提案されているが、こ
の方法では少量のα−5i3N、ウィスカーが混入する
ため、その品質に問題が残されており、いまだ製造方法
が確立されていないのが現状である。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、元素として少なくとも珪素(St)
、アルミニウム(Al)、酸素(0)を含む化合物また
は混合物を窒素(N2)または窒素と他の不活性ガスの
雰囲気内で窒素圧力もしくは分圧がI MPa以上、温
度が1000℃以上の条件下で窒化反応を生ぜしめβ−
サイアロンウイスカーを生成することを特徴とする。
なされたもので、元素として少なくとも珪素(St)
、アルミニウム(Al)、酸素(0)を含む化合物また
は混合物を窒素(N2)または窒素と他の不活性ガスの
雰囲気内で窒素圧力もしくは分圧がI MPa以上、温
度が1000℃以上の条件下で窒化反応を生ぜしめβ−
サイアロンウイスカーを生成することを特徴とする。
この発明においてβ−サイアロンを生成する原料として
は、元素として少なくともSi、 AA’、 0を含む
固体の化合物または混合物が用いられる。
は、元素として少なくともSi、 AA’、 0を含む
固体の化合物または混合物が用いられる。
この例としては、前述したようなSi、Nn、 A l
203の混合物、又は金属シリコン、AI!20.の
混合物等が考えられるが、β−サイアロンウイスカーに
不純物として混入し、その特性を劣化しないものであれ
ば、それ以外の元素を含有してもさしつかえない。例え
ば、SiO□、Al2O3の混合物に還元剤として炭素
を含んでいる場合でもβ−サイアロンウイスカーの原料
として用いることができる。
203の混合物、又は金属シリコン、AI!20.の
混合物等が考えられるが、β−サイアロンウイスカーに
不純物として混入し、その特性を劣化しないものであれ
ば、それ以外の元素を含有してもさしつかえない。例え
ば、SiO□、Al2O3の混合物に還元剤として炭素
を含んでいる場合でもβ−サイアロンウイスカーの原料
として用いることができる。
これらの原料は圧粉体としてまたは低温でか焼して用い
るのが好ましい。
るのが好ましい。
この発明においては、上記原料を窒素または窒素とアル
ゴンの如き他の不活性ガス雰囲気内で窒素圧力もしくは
分圧がI MPa以上、温度が1000℃以上の条件下
で窒化反応を行わせるが、I MPa以上(望ましくは
50 MPa以上)の高圧窒素ガス雰囲気中としたのは
、結果として系内の窒素ガス分圧が高(なり、β−サイ
アロンの生成には必要な窒化反応を効率よく促進させる
ためであり、また、α−3i3N4のような不純物の生
成を抑制するためである。即ち、0.1 MPa以下の
低窒素雰囲気下では、原料として反応性の高いものを使
用するというような工夫をしない限り、加熱された原料
は、窒化反応までには至りにくい。また、前記窯業協会
誌に記載されているように、原料として反応性の高いも
のを使用した場合でも、窒化反応は起りβ−サイアロン
ウイスカーは生成するもののα−3i3N、ウィスカー
という不純物も同時に生成して純度が最大85%程度で
あるという重大な問題がある。
ゴンの如き他の不活性ガス雰囲気内で窒素圧力もしくは
分圧がI MPa以上、温度が1000℃以上の条件下
で窒化反応を行わせるが、I MPa以上(望ましくは
50 MPa以上)の高圧窒素ガス雰囲気中としたのは
、結果として系内の窒素ガス分圧が高(なり、β−サイ
アロンの生成には必要な窒化反応を効率よく促進させる
ためであり、また、α−3i3N4のような不純物の生
成を抑制するためである。即ち、0.1 MPa以下の
低窒素雰囲気下では、原料として反応性の高いものを使
用するというような工夫をしない限り、加熱された原料
は、窒化反応までには至りにくい。また、前記窯業協会
誌に記載されているように、原料として反応性の高いも
のを使用した場合でも、窒化反応は起りβ−サイアロン
ウイスカーは生成するもののα−3i3N、ウィスカー
という不純物も同時に生成して純度が最大85%程度で
あるという重大な問題がある。
また、加熱温度については、出発原料により大きく異な
るが、通常1000°C以上の温度が用いられる。例え
ば、5iJ4とA N zo:+の混合物を用いた場合
、両者の分解温度は高<、1500℃、好ましくは17
00℃以上に加熱する必要がある。一方、金属シリコン
とA N zo:+の混合物を用いる場合は、1000
℃、好ましくは1200℃以上に加熱すれば良い。加熱
温度が1000℃未満の場合は、窒化反応は起こりにく
く、したがってβ−サイアロンウイスカーはほとんど生
成しなかった。
るが、通常1000°C以上の温度が用いられる。例え
ば、5iJ4とA N zo:+の混合物を用いた場合
、両者の分解温度は高<、1500℃、好ましくは17
00℃以上に加熱する必要がある。一方、金属シリコン
とA N zo:+の混合物を用いる場合は、1000
℃、好ましくは1200℃以上に加熱すれば良い。加熱
温度が1000℃未満の場合は、窒化反応は起こりにく
く、したがってβ−サイアロンウイスカーはほとんど生
成しなかった。
次に、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、上面及び下方に穴1をあけた窒化
珪素ルツボ2の中に、第2図に示すように原料3を置く
、この原料の入った窒化珪素ルツボを第3図に示すよう
に高圧容器5内のヒーター4の内側にセットする。ヒー
ター4によりルツボ2ごと加熱すると、原料3は熱分解
もくしは蒸発し始め、対流等によって生じた窒素ガス流
により攪はんされ、その成分がルツボ2内に充満する。
珪素ルツボ2の中に、第2図に示すように原料3を置く
、この原料の入った窒化珪素ルツボを第3図に示すよう
に高圧容器5内のヒーター4の内側にセットする。ヒー
ター4によりルツボ2ごと加熱すると、原料3は熱分解
もくしは蒸発し始め、対流等によって生じた窒素ガス流
により攪はんされ、その成分がルツボ2内に充満する。
そして、気相中もしくは界面(例えばルツボの表面)で
この熱分解もしくは蒸発した成分と雰囲気中の窒素が反
応し、β−サイアロンのいわゆるたねとなる。このβ−
サイアロンのたねが周囲の壁や上面の穴のふちのような
表面に付き、それより結晶成長し、第4図に示すような
β−サイアロンウイスカー6を生成する。β−サイアロ
ンウイスカーを生成する反応機構については、まだ明ら
かとなっていないこともあるが、おおむね上記過程をへ
て、高純度のβ−サイアロンウイスカーを生成すること
ができる。
この熱分解もしくは蒸発した成分と雰囲気中の窒素が反
応し、β−サイアロンのいわゆるたねとなる。このβ−
サイアロンのたねが周囲の壁や上面の穴のふちのような
表面に付き、それより結晶成長し、第4図に示すような
β−サイアロンウイスカー6を生成する。β−サイアロ
ンウイスカーを生成する反応機構については、まだ明ら
かとなっていないこともあるが、おおむね上記過程をへ
て、高純度のβ−サイアロンウイスカーを生成すること
ができる。
(実施例)
次にこの発明を図面に基づいて実施例および比較例によ
り説明する。
り説明する。
11〜4. ′11
平均粒径が約1μmのSi、N、粉末と平均粒径が約0
.5μmのA I 、0.粉末を第1表に示す割合で夫
々ボールミルによりエタノール中で94時間混合した。
.5μmのA I 、0.粉末を第1表に示す割合で夫
々ボールミルによりエタノール中で94時間混合した。
次いで自然乾燥し、粉砕、分級して金型を用いて20
MPaで形成し、更に200 MPaの静水圧プレスで
ラバーブレスし、5 XX10X5(hの5種類の圧粉
体を成形した。これを第2図に示すように窒化珪素ルツ
ボ(外径100TIIX高さ150 s■)内に置き、
第3図に示すように高圧容器内にセットし、窒素雰囲気
下で第1表に示す窒素圧力及び温度で約1時間保持した
ところ、第4図に示すように針状の結晶6(直径10μ
l×長さ500〜5000μm)を得た。元素分析及び
X線回折分析から、第1表に示すように、これはすべて
β−サイアロンウイスカーであり、その他の不純物は存
在しないことが判明した。但し比較例1においては圧力
が0.1MPaと低いためウィスカーは生成しなかった
。
MPaで形成し、更に200 MPaの静水圧プレスで
ラバーブレスし、5 XX10X5(hの5種類の圧粉
体を成形した。これを第2図に示すように窒化珪素ルツ
ボ(外径100TIIX高さ150 s■)内に置き、
第3図に示すように高圧容器内にセットし、窒素雰囲気
下で第1表に示す窒素圧力及び温度で約1時間保持した
ところ、第4図に示すように針状の結晶6(直径10μ
l×長さ500〜5000μm)を得た。元素分析及び
X線回折分析から、第1表に示すように、これはすべて
β−サイアロンウイスカーであり、その他の不純物は存
在しないことが判明した。但し比較例1においては圧力
が0.1MPaと低いためウィスカーは生成しなかった
。
第1表
(発明の効果)
以上説明してきたように、この発明の方法は、低圧窒素
雰囲気で合成する方法に比べ、特殊な原料を使用するこ
となく、高純度のβ−サイアロンウイスカーを製造でき
るという絶大な効果を奏し得る。
雰囲気で合成する方法に比べ、特殊な原料を使用するこ
となく、高純度のβ−サイアロンウイスカーを製造でき
るという絶大な効果を奏し得る。
第1図はこの発明で用いる一例の窒化珪素ルツボの斜視
図、 第2図は第1図に示す窒化珪素ルツボの断面図、第3図
はこの発明に用いる一例の高圧容器の路線図、 第4図は実施例で第3図の容器により製造したウィスカ
ーを示すため容器内より取出した窒化珪素ルツボの断面
図である。 1・・・穴 2・・・窒化珪素ルツボ3
・・・原料 4・・・ヒーター5・・・高
圧容器 6・・・ウィスカー第1図 第2図 第3図 篇1 :^:
図、 第2図は第1図に示す窒化珪素ルツボの断面図、第3図
はこの発明に用いる一例の高圧容器の路線図、 第4図は実施例で第3図の容器により製造したウィスカ
ーを示すため容器内より取出した窒化珪素ルツボの断面
図である。 1・・・穴 2・・・窒化珪素ルツボ3
・・・原料 4・・・ヒーター5・・・高
圧容器 6・・・ウィスカー第1図 第2図 第3図 篇1 :^:
Claims (1)
- 1、元素として少なくとも珪素、アルミニウム、酸素を
含む化合物または混合物を窒素または窒素と他の不活性
ガスの雰囲気内で窒素圧力もしくは分圧が1MPa以上
、温度が1000℃以上の条件下で窒化反応を生ぜしめ
β−サイアロンウイスカーを生成することを特徴とする
β−サイアロンウイスカーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24404286A JPS63100099A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | β−サイアロンウイスカ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24404286A JPS63100099A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | β−サイアロンウイスカ−の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63100099A true JPS63100099A (ja) | 1988-05-02 |
Family
ID=17112850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24404286A Pending JPS63100099A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | β−サイアロンウイスカ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63100099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100389233C (zh) * | 2006-05-22 | 2008-05-21 | 东北大学 | β'-Sialon晶须的气相反应制备方法 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24404286A patent/JPS63100099A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100389233C (zh) * | 2006-05-22 | 2008-05-21 | 东北大学 | β'-Sialon晶须的气相反应制备方法 |
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