JPS629880Y2 - - Google Patents

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JPS629880Y2
JPS629880Y2 JP1984124939U JP12493984U JPS629880Y2 JP S629880 Y2 JPS629880 Y2 JP S629880Y2 JP 1984124939 U JP1984124939 U JP 1984124939U JP 12493984 U JP12493984 U JP 12493984U JP S629880 Y2 JPS629880 Y2 JP S629880Y2
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magnetic field
magnetic
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supply circuit
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JP1984124939U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気治療器、特に電磁界による磁気
治療と共に、適宜の触子を用い人体の壷を押圧し
て指圧若しくはマツサージ治療を併せて行ない得
る磁気治療器に関する。
〔従来技術〕
磁気が肩凝りその他の疾患の治療に有効である
ことは広く知られており、これを利用した磁気治
療器も従来より種々提供されている。
磁気がこのような治療効果を有するのには、磁
界内で血液が移動するため血液中に電流が生じ、
これが自律神経系統に刺激を与えて、その機能を
正常ならしめるためであると考えられている。従
つて、固定された磁界よりも、変動する磁界の方
が、血液移動のほか磁界変動によつて生ずる電流
も加わつて、治療効果は一層増大するものであ
る。
かかる観点から、変動磁界を生じさせるように
した磁気治療器も、例えば特開昭48−77686号公
報等に於て提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然しながら、上記変動磁界周期を変動させるの
みであつたり、従来の磁気治療器にあつても、単
に磁気パルスを発生させるだけであつたりするの
で磁気治療効果が未だ不充分であるという問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、叙上の観点に立つてなされたもので
あり、本考案は、人体の壷に圧接して使用する先
端部を球状又は針状とした磁性材触子をキヤツプ
及びスプリングを介して着脱自在に設け、更にこ
の触子に設けた磁界発生コイルと、上記触子及び
コイルを収容するケーシングと、上記コイルに1
乃至100Hzの範囲で可変とする所望の周波数でし
かも電流の強さを可変抵抗で変化する電流を供給
し、患部に300〜3000エルステツドの変化磁界を
作用させる電源回路とにより構成し、磁気及び指
圧の複合治療をなし得るようにすることにある。
〔実施例〕
以下、図面を用いて、本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案にかかる磁気治療器の一実施例
を示す説明図、第2図はその磁界作用する触子部
分のアタツチメントのその他の実施例を示す説明
図、第3図は触子部分をバンドに取り付けた実施
例を示す説明図である。
而して、第1図中、1は本考案にかかる磁気治
療器、2はその把持部、3はその頭部、4は頭部
3内に収容、固定された磁界発生用のコイル、5
はその中心に固定されたその鉄芯、6は一端を半
球状とし、他端を中心軸に直角な切断面としたア
タツチメント触子7の切断面を鉄芯5に密着、接
触させるために頭部3に装着されるキヤツプ、8
は触子7に固定して嵌め込まれたリング板9に作
用して触子7の切断面を鉄芯5に押圧密着させる
スプリング、10はスイツチ、11は周波数調整
用つまみである。又、12はコイル、4は電流を
供給する電源回路であり、13はその直流電源、
10aはスイツチ10の接点、14はパルス発振
回路、15はスイツチングトランジスタ、16は
挿入した可変抵抗で磁界発生コイル4に流れる電
流を制御して300〜3000エルステツドの変化磁界
を発生させるものである。又、17は患者の皮膚
である。電源回路12は、本実施例に於ては、把
持部2及び頭部3内に収容するようにしてある
が、直流電源13として商用交流電源を変圧整流
して用いる場合等には治療器1の外部に別個に設
けて、そこから電流のみをコイル4に導くように
してもよい。
而して、パルス発振回路14は、公知の非安定
マルチバイブレータであり、本実施例に於ては、
つまみ11に連結された連動可変抵抗11a,1
1bを変化させることにより、所定の範囲内の任
意の周波数のパルス信号が得られるようになつて
いる。そこでこの出力をスイツチングトランジス
タ15のベースに導き、電源13からの電流を断
続させることにより、上記パルス信号の周波数に
等しい周波数の電流を得るようになつている。そ
の出力電流は、出力端子14a,14bから可変
抵抗16を通して、電流の強さを調整して磁界発
生用コイル4に供給され、300〜3000エルステツ
ドの変動磁界を発生する。
従つて、鉄芯5からは、上記周波数の周期で変
動する磁界が発生するが、本実施例に於ては、鉄
芯5を直接患者の皮膚に接触させるのではなく、
アタツチメント触子7を介して接触させるように
する。それは、鉄芯が皮膚と接触する部分の形状
を、患者の症状に応じて、異なつた形状のものと
適宜交換し得るようにするためである。このた
め、アタツチメント触子7は、リング板9とキヤ
ツプ6にそれぞれ一端を取り付けたスプリング8
の弾性力の範囲内で摺動自在となつており、キヤ
ツプ6のねじ部を頭部3のねじ部に螺合させて取
り付けることにより鉄芯5に押圧密着するように
なつている。触子7は、磁性材料を用い、治療器
1の外壁ケーシングやキヤツプ6等は、合成樹脂
等の非磁性材料で作製することは勿論である。
而して、変動磁界の周波数、即ちパルス発振回
路14から発振されるパルスの周波数は、1乃至
100Hzの範囲で適宜切換えられるように回路設計
する。それは、例えば人の頭の磁力線が左半分か
ら右半分に向つていることから睡眠者の頭の近く
に磁石をおくと、その位置によつて睡眠をよくす
る。その際、パルスの周波数は睡眠時若しくは睡
眠を誘引する場合には4Hz前後が有効であり、安
静な状態で精神活動を行なうには7乃至20Hz前後
が有効であり、通常の肉体運動を伴う覚醒時に60
Hz前後の周波数がそれぞれ有効であることが臨床
の結果解つた。しかして1Hz以下又は100Hz以上
では、磁界を変動させることに基づく特別の効果
は認められなかつた。一方、磁界の強度は300乃
至3000エルステツドが適当であり、これは電気と
磁気との関係で、電流による磁異の強さは磁界発
生コイル4の巻数に電流をかけたアンペア・ター
ンによるから、電源回路12の可変抵抗の抵抗値
を調整して磁界発生コイル4に流す電流の強さを
調節すれば任意の強さの磁場がつくられることに
よつてなされる。又、図示しないが触子7の接触
する患部の血行が悪く酸素が欠乏したりして神経
が鈍くなつた状態によつて患部のインピーダンス
が変化するからこのインピーダンス変化を信号と
して発振回路の出力抵抗16を自動制御すれば、
患部の状態に応じた最適磁界を発生作用でき、
又、一定磁界を発生作用することができる。
第2図は、第1図で示すアタツチメント触子7
とは異なつた形状のアタツチメント触子7′を有
するアタツチメント部分を示しており、これを交
換する場合には、キヤツプ6ごと取り換えるか、
或いはアタツチメント触子7,7′のみをキヤツ
プから取り外して交換するようにしてもよい。
第1図に示すアタツチメント触子7の先端は、
なだらかな丸みを有する曲面の半球状であり、そ
の触子7の半球状先端部を患者の皮膚表面に接触
させて人体の壷を指圧治療するマツサージと同様
に押圧移動させつつ使用するのに適している。
これに対して、第2図に示すアタツチメント触
子7′の先端は針状に尖らせてあり、針治療或い
は指圧治療で利用される人体の壷の位置に、その
針状の先端を押し当てて使用するようになつてい
る。
又、第3図は、触子部分をバンドに取り付け、
腕その他人体の所望の位置に固定して使用するよ
うにした実施例を示している。図中、18はその
中央部に穴18aを有する基板、19はキヤツ
プ、20は磁界コイル、21は鉄芯を兼用した触
子、22はクツシヨン材、23は図では省略した
電源回路から電流をコイル20に導くためのコー
ド、24,24はバンド、25,25は凹凸の突
起を有する公知の接合部材(商品名:マジツクテ
ープ)である。
鉄芯21の先端は、第2図に示すアタツチメン
ト触子7′と同様に針状に尖らせてあり、その先
端が基板18を設けた穴18aから下方に突出す
るように取り付けてある。クツシヨン材22は、
触子21の先端が皮膚に接触するときの圧力を適
度に調節する作用を有している。
本実施例治療器を使用する際は、触子21の先
端を、患者の症状に応じた壷の位置に当てがい、
バンド24,24を体に巻き付けた上、接合部材
25,25で適宜の強さで固定する。然る後、コ
ード23先端のプラグを別途設けた電源回路装置
に差し込み、所望の周波数の変動磁界を発生させ
る。
本実施例は、身体上の同じ位置に長時間の加療
を行なう場合に適しており、特に睡眠中の加療に
便利である。
〔考案の効果〕
而して、本考案磁気治療器を用いて、本考案者
が臨床実験を行なつた結果によれば、腰痛、肩痛
を訴える患者のうち91%の者が治癒された。又、
気管支炎、鼻炎の患者の87%、高血圧、冠心痛患
者の78%、神経性皮膚炎、帯状疱疹の患者の83%
が治癒された。尚、腰痛等の神経系疾患、気管支
炎等の呼吸器系疾患、或いは高血圧等の循環器系
疾患の場合には、その夫々に対応する壷に磁界を
作用させるのが効果的であり、皮膚系の疾患に対
しては、その患部に直接磁界を作用させた方が効
果的であることが判明した。
本考案は、叙上の如く構成されるから、本考案
によるときは、血液の流れだけでなく、作用する
磁界を変動させたことによつて治療効果を高める
ことができ、変動磁界の周波数を切り換えること
ができ、又、作用磁界の強度を任意に調整するこ
とができ、これにより、治療効果を高めることが
でき、更に人体の壷を指圧治療するマツサージ又
は針治療等と同様の治療効果をもたらす優れた磁
気治療器が提供されるものである。
尚、本考案の構成は叙上の実施例に限定される
ものではなく、例えば、パルス発振回路としてそ
の他公知のパルス発振回路を利用したり、必ずし
もパルス発振回路でなくとも、周波数を調整可能
なその他の任意の変動電流発生回路を利用した
り、患者の皮膚に接触させる触子先端の形状も使
用方法に応じて変化させるなど、本考案の目的の
範囲内に於ける設計変更は自由であり、本考案は
それらの全てを包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる磁気治療器の一実施例
を示す説明図、第2図はその触子部分アタツチメ
ントのその他の実施例を示す説明図、第3図は触
子部分をバンドに取り付けた実施例を示す説明図
である。 2……把持部、4,20……磁界発生コイル、
5……鉄芯、21……鉄芯兼触子、7,7′……
アタツチメント触子、11……周波数調整用つま
み、12……電源回路、24……バンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 患者の皮膚に接触又は接近させて磁力線を与
    え磁気治療をし得る磁気治療器において、先端
    部を球状又は針状の形状とした磁性材触子と、
    上記触子に接する鉄芯を設けた磁界発生コイル
    と、上記触子を着脱自在に設け且つ磁界発生コ
    イルを収容するケーシングと、上記磁界発生コ
    イルに所望の周波数と電流値の変化電流を供給
    し、患部に磁界の強さと周期とを変えた変化磁
    界を作用させる電源回路と、から成ることを特
    徴とする上記磁気治療器。 (2) 上記ケーシングに収容された触子がキヤツプ
    及びスプリングを介して着脱自在であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の磁気治療器。 (3) 上記電源回路が発生する電流の周波数を、1
    乃至100Hzの範囲で可変としたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の磁気治
    療器。 (4) 上記電源回路が発生する電流値を可変とし発
    生磁界強度300〜3000エルステツドの変更がで
    きるようにした実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第3項記載の磁気治療器。
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