JPS629858Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629858Y2 JPS629858Y2 JP1984000882U JP88284U JPS629858Y2 JP S629858 Y2 JPS629858 Y2 JP S629858Y2 JP 1984000882 U JP1984000882 U JP 1984000882U JP 88284 U JP88284 U JP 88284U JP S629858 Y2 JPS629858 Y2 JP S629858Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- seat plate
- back plate
- plate
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000035606 childbirth Effects 0.000 description 4
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 3
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 3
- 238000010253 intravenous injection Methods 0.000 description 2
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 235000011888 snacks Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は座位分娩台、歯科治療台の如き医療台
の改良に関する。
の改良に関する。
たとえば上記座位分娩台は妊婦にとつてその体
位からくる分娩力の集中から、また助産者(医
師、看護婦)にとつては仰臥分娩に比べて妊婦の
分娩部位に近い位置で助産作業ができるという意
味で、近時見直されつつある。また、この種座位
分娩台においては、妊婦の個体差に合わせて座板
および背板の傾斜角度を分娩に適したものに調節
かつセツトする必要があると共に、たとえば貧血
を起した際とか、逆子の場合であるとか、さらに
難産のために妊婦に軽食を途中でとらせる必要が
ある時には座板および背板の角度を好ましい角度
に動かさねばならない。従来はこの角度変更をマ
ニアルに従い術者が勘によつて指示しているのが
一般的で、正確性に劣り、角度が正確であるかど
うかの注意確認のため助産者の負担が増し、助産
作業が疲労の多いものとなつている。
位からくる分娩力の集中から、また助産者(医
師、看護婦)にとつては仰臥分娩に比べて妊婦の
分娩部位に近い位置で助産作業ができるという意
味で、近時見直されつつある。また、この種座位
分娩台においては、妊婦の個体差に合わせて座板
および背板の傾斜角度を分娩に適したものに調節
かつセツトする必要があると共に、たとえば貧血
を起した際とか、逆子の場合であるとか、さらに
難産のために妊婦に軽食を途中でとらせる必要が
ある時には座板および背板の角度を好ましい角度
に動かさねばならない。従来はこの角度変更をマ
ニアルに従い術者が勘によつて指示しているのが
一般的で、正確性に劣り、角度が正確であるかど
うかの注意確認のため助産者の負担が増し、助産
作業が疲労の多いものとなつている。
本考案は、上記の実情に鑑みたもので、座板お
よび背板の傾斜角度を、妊婦等患者の施術上、最
適の角度に調節し、かつセツトするための助産者
等術者に対する作業負担を著しく軽減することが
できる医療台を提供することを目的とする。
よび背板の傾斜角度を、妊婦等患者の施術上、最
適の角度に調節し、かつセツトするための助産者
等術者に対する作業負担を著しく軽減することが
できる医療台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る医
療台は、ベースに対して座板および背板をそれぞ
れ傾動自在に装着してなる医療台において、上記
座板と背板とのうち、少なくとも一方の傾動角度
を視覚表示する表示器を、上記座板の側部から前
方斜め下方に向けて突接したブラケツトの前方斜
め上方に向かう面に取り付けたという構成に特徴
を有するものである。
療台は、ベースに対して座板および背板をそれぞ
れ傾動自在に装着してなる医療台において、上記
座板と背板とのうち、少なくとも一方の傾動角度
を視覚表示する表示器を、上記座板の側部から前
方斜め下方に向けて突接したブラケツトの前方斜
め上方に向かう面に取り付けたという構成に特徴
を有するものである。
上記のように構成された医療台においては、座
板または背板、若しくはその両方を妊婦等患者の
施術上、最も好ましい傾斜角度に調節して使用さ
れるが、この場合、上記座板や背板の現在の傾斜
角度が、助産者等術者の医療位置から楽に視認し
易い位置に設けられた表示器に表示されるので、
術者はその表示角度を視覚確認しながら、座板や
背板の傾斜角度を容易に、かつ正確に調節するこ
とが可能である。これによつて術者の作業負担は
軽くなり、本来の医療作業に専念することができ
るのである。
板または背板、若しくはその両方を妊婦等患者の
施術上、最も好ましい傾斜角度に調節して使用さ
れるが、この場合、上記座板や背板の現在の傾斜
角度が、助産者等術者の医療位置から楽に視認し
易い位置に設けられた表示器に表示されるので、
術者はその表示角度を視覚確認しながら、座板や
背板の傾斜角度を容易に、かつ正確に調節するこ
とが可能である。これによつて術者の作業負担は
軽くなり、本来の医療作業に専念することができ
るのである。
以下本考案の詳細を図面に基づき説明する。
第1図および第2図において、1はベースであ
り、昇降機構(オイルシリンダ機構、モータ機構
等)2によつて昇降し、このベース1内部には座
板3および背板4を独立してもしくは連動的に傾
動させるためのオイルシリンダ機構(またはモー
タ機構…不図示)が互いに並行関係を維持して同
一水平面域内に配備されている。なお、その詳細
は別願中であるので、ここでは省略する。座板3
および背板4は上記のベース1上に傾動性を許容
された状態で載置されているので、昇降機構2に
よつて任意の高さに昇降停止し得る。5は座板3
上に重積して固定された大腿受板であり、その前
面はくり抜き部51と、その両側斜め上方に起立
させ大腿の内側対応部位に抑止片52,52を連
成した大腿受板53,53を具備している。6は
座板3の両側から前方斜め下方に向けて突設され
たブラケツトで、このブラケツト6の先端には任
意の足を支持するための支脚部7が調節部杆8を
介し取着されており、この調節部杆8は支脚部7
の高さ、水平回動および前後傾動の三次元を調節
可能にしたものであるが、この機構についても別
願中であるので詳細な説明は割愛する。9は上記
ブラケツト6の途中より後方に突設された握りで
あつて、妊婦の分娩時の気張りを役助するもので
ある。10は背板4より角度調節部材(不図示)
を介して該背板の両側に配備された静注用腕置台
(静脈注射のため)であつて、背板4の角度如何
に拘わらず角度調整によつて略水平に保持される
ようになつている。また、座板3の直下にはトレ
ー収納厘(不図示)が連設され、この収納厘内に
新生児を受けるトレー11が前方より後方に向つ
て差入れ自在とされている。
り、昇降機構(オイルシリンダ機構、モータ機構
等)2によつて昇降し、このベース1内部には座
板3および背板4を独立してもしくは連動的に傾
動させるためのオイルシリンダ機構(またはモー
タ機構…不図示)が互いに並行関係を維持して同
一水平面域内に配備されている。なお、その詳細
は別願中であるので、ここでは省略する。座板3
および背板4は上記のベース1上に傾動性を許容
された状態で載置されているので、昇降機構2に
よつて任意の高さに昇降停止し得る。5は座板3
上に重積して固定された大腿受板であり、その前
面はくり抜き部51と、その両側斜め上方に起立
させ大腿の内側対応部位に抑止片52,52を連
成した大腿受板53,53を具備している。6は
座板3の両側から前方斜め下方に向けて突設され
たブラケツトで、このブラケツト6の先端には任
意の足を支持するための支脚部7が調節部杆8を
介し取着されており、この調節部杆8は支脚部7
の高さ、水平回動および前後傾動の三次元を調節
可能にしたものであるが、この機構についても別
願中であるので詳細な説明は割愛する。9は上記
ブラケツト6の途中より後方に突設された握りで
あつて、妊婦の分娩時の気張りを役助するもので
ある。10は背板4より角度調節部材(不図示)
を介して該背板の両側に配備された静注用腕置台
(静脈注射のため)であつて、背板4の角度如何
に拘わらず角度調整によつて略水平に保持される
ようになつている。また、座板3の直下にはトレ
ー収納厘(不図示)が連設され、この収納厘内に
新生児を受けるトレー11が前方より後方に向つ
て差入れ自在とされている。
このように座板3と背板4とがベース1に対し
傾動自在に取着されたものにおいて、座板3から
突設した前述のブラケツト6,6のうち、左側
(または右側)のブラケツト6の前方斜め上方に
向かう面に座板角度表示器12が取り付けられ、
右側(または左側)のブラケツト6の前方斜め上
方に向かう面に背板角度表示器13が取り付けら
れ、座板角度および背板角度がこれらの傾動動作
に伴つて表示器12,13にてデジタル的にもし
くはアナログ的に表示するようになされている。
この表示は、たとえば第3図に示すように座板、
背板の動きをポテンシヨメータ14により電気量
として取り出し、演算増幅器15を経てA/D変
換器16にかけたのちLEDまたは液晶等の表示
器12,13に入力することで行なわれる。この
実施例の座位分娩台にあつては各表示器12,1
3は助産者の位置する方向、つまりトレー引出し
方向側に向いており、助産者が一目で角度を読み
取れるようになされている。故に、助産者はこれ
らの表示角度により座板3および背板4が自分の
望む、そして施術上最も好ましい角度にあるか否
かを直ちに判定できるのである。
傾動自在に取着されたものにおいて、座板3から
突設した前述のブラケツト6,6のうち、左側
(または右側)のブラケツト6の前方斜め上方に
向かう面に座板角度表示器12が取り付けられ、
右側(または左側)のブラケツト6の前方斜め上
方に向かう面に背板角度表示器13が取り付けら
れ、座板角度および背板角度がこれらの傾動動作
に伴つて表示器12,13にてデジタル的にもし
くはアナログ的に表示するようになされている。
この表示は、たとえば第3図に示すように座板、
背板の動きをポテンシヨメータ14により電気量
として取り出し、演算増幅器15を経てA/D変
換器16にかけたのちLEDまたは液晶等の表示
器12,13に入力することで行なわれる。この
実施例の座位分娩台にあつては各表示器12,1
3は助産者の位置する方向、つまりトレー引出し
方向側に向いており、助産者が一目で角度を読み
取れるようになされている。故に、助産者はこれ
らの表示角度により座板3および背板4が自分の
望む、そして施術上最も好ましい角度にあるか否
かを直ちに判定できるのである。
なお、上記実施例は座位分娩台に本考案を適用
したものであるが、歯科治療台においても背板、
座板の角度を変えて施術上好ましい姿勢に患者の
体を動かす必要があるので、該歯科治療台に本考
案を適用できることは勿論である。
したものであるが、歯科治療台においても背板、
座板の角度を変えて施術上好ましい姿勢に患者の
体を動かす必要があるので、該歯科治療台に本考
案を適用できることは勿論である。
以上の説明から明らかなように、本考案による
時は、助産者等の術者が、座板および背板の傾斜
角度を、施術上、最適の角度に調節する際、その
調節角度を表示器に表示させて、それを一目瞭然
のもとに確認することができる。しかも、上記表
示器の取り付け位置および姿勢が、術者の施術位
置から最も見易い位置であるから、現在の傾斜角
度を確認するために、術者がいちいち大きく移動
する必要がなくなり、従つて、術者の作業負担が
それだけ軽減され、本来の医療作業への専念化を
達成できるという実用的効果を奏する。
時は、助産者等の術者が、座板および背板の傾斜
角度を、施術上、最適の角度に調節する際、その
調節角度を表示器に表示させて、それを一目瞭然
のもとに確認することができる。しかも、上記表
示器の取り付け位置および姿勢が、術者の施術位
置から最も見易い位置であるから、現在の傾斜角
度を確認するために、術者がいちいち大きく移動
する必要がなくなり、従つて、術者の作業負担が
それだけ軽減され、本来の医療作業への専念化を
達成できるという実用的効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は座位分娩台の平面図、第2図は同側面図、第3
図は角度信号取出し手段の一例を示す回路図であ
る。 符号の説明、1……ベース、3……座板、4…
…背板、12,13……角度表示手段(角度表示
器)。
は座位分娩台の平面図、第2図は同側面図、第3
図は角度信号取出し手段の一例を示す回路図であ
る。 符号の説明、1……ベース、3……座板、4…
…背板、12,13……角度表示手段(角度表示
器)。
Claims (1)
- ベースに対して座板および背板をそれぞれ傾動
自在に装着してなる医療台において、上記座板と
背板とのうち、少なくとも一方の傾斜角度を視覚
表示する表示器を、上記座板の側部から前方斜め
下方に向けて突設したブラケツトの前方斜め上方
に向かう面に取り付けてあることを特徴とする医
療台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP88284U JPS60113029U (ja) | 1984-01-07 | 1984-01-07 | 医療台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP88284U JPS60113029U (ja) | 1984-01-07 | 1984-01-07 | 医療台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60113029U JPS60113029U (ja) | 1985-07-31 |
JPS629858Y2 true JPS629858Y2 (ja) | 1987-03-07 |
Family
ID=30473119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP88284U Granted JPS60113029U (ja) | 1984-01-07 | 1984-01-07 | 医療台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60113029U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933413B2 (ja) * | 1981-07-07 | 1984-08-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 密閉型混練機に於ける混練材料の品質制御法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933413U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-03-01 | 株式会社島津製作所 | テ−ブル操作形手術台 |
-
1984
- 1984-01-07 JP JP88284U patent/JPS60113029U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933413B2 (ja) * | 1981-07-07 | 1984-08-15 | 株式会社神戸製鋼所 | 密閉型混練機に於ける混練材料の品質制御法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60113029U (ja) | 1985-07-31 |
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