JPS6297221A

JPS6297221A - 可変型温度調節器

Info

Publication number: JPS6297221A
Application number: JP23597985A
Authority: JP
Inventors: 金澤　信義
Original assignee: Uchiya Thermostat Co Ltd
Current assignee: Uchiya Thermostat Co Ltd
Priority date: 1985-10-22
Filing date: 1985-10-22
Publication date: 1987-05-06
Also published as: JPH0413804B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、　産業上の利用分野本発明はバイメタルを用いた可変型温度調節器に関する
。

ｂ、　従来の技術従来の可変型温度調節器を第６図に示す。図においてａ
は鋼製のベース、ｂは可動板、Ｃは固定接点、ｄはバイ
メタルであり、これら各部材はセラミック製の絶縁板ｅ
、ｆ、ｇを介して挾持するとともに、各部材と各絶縁板
を貫通するリベットｈによって絶縁パイプｉを介して固
定されている。

ｊはベースａに設けられた回転可能な調整ノブで、その
先端が可動板すに接し、接点の開閉時期を調節するよう
になっている。ｋは前記可動板ｂ、にスポット溶接によ
り固定された可動接点アームで、先端に可動接点を備え
、該接点は前記固定接点Ｃに接して、回路を開閉するよ
うに構成しである。

ｌは前記バイメタルｄの先端に固定されたセラミック製
のプランジャーで、その先端が前記可動接点アームにの
端部に接触するように構成しである。

いま、設定温度に昇温すると、バイメタルｄは上方に反
り、したがってプランジャーｌを介して可動板すの端部
が押し上げられる。そのため可動接点アームには上方に
転勤し、接触している可動接点が離れ、閉じている回路
が開くようになっている。

Ｃ１発明が解決しようとする問題点以上のように前記従来の可変型温度調節器は、構造が比
較的複雑で部品点数も多く、そのため組立工数も多（か
＼るという欠点がある。したがって部品管理が煩わしい
ばかりでなく、製品原価も上昇するため、製品販売もむ
づかしいという問題点がある。

本発明は前記事情に鑑み、前記従来の可変型温度調節器
の問題点を解消し、部品点数が少なく組立工数も少ない
可変型温度調節器を提供しようとするものである。

ｄ、　問題点を解決するための手段本発明は前記問題点を解決するため、外端部にフランジ
を周設した一対の絶縁体を互に当接して設け、この相対
するフランジ間の空間に固定接点付のターミナルとベー
スとを絶縁体を介して挟設し、これらにアイレットを貫
挿して固定し、さらに前記ベース先端に可動板とバイメ
タルの端部を固定するとともに、可動板の他端を自由端
としてこれに前記固定接点に対応する可動接点を設け、
さらにバイメタルの他端を可動板に反転可能に係止し、
このバイメタルに当接して反転時期を制御する調節ノブ
を前記ベースに設けるようにしたものである。

以下、本発明の実施例について、図面を参照し。

なから詳細に説明する。

第１図〜第５図において、ｌはベース、２はターミナル
、３・４・５はこれら部材の間に介設されたセラミック
製の絶縁体、６は前記各部材と各絶縁体を貫通して、こ
れらを一体に一定するアイレットである。

ｗＡａ体４・５は互に端面を当接せしめるとともに上下
両端に共にフランジ部４．ａ・５ａを設けてあり、この
フランジ部４ａ・５ａの間に環状の絶縁体３を挾んでベ
ース１とターミナル２を挟設しである。

７は可動板、８は可動板７に係止したバイメタル、９は
可動板７とバイメタル８の端部をベース、ｌのし状に曲
設した端部に固定したリベツト、１０・１１はそれぞれ
可動板７と前記ターミナル２に固定した可動接点と固定
接点である。

可動板７は第３図（ａｌ　（ｂ）に示すように長方形状
をなし、一方の尖状端部に前記可動接点１０を備え、中
央部に長方形状の穴１２を設けである。１３はこの人１
２の可動接点１０寄りに設けた切欠き部、１４は切欠き
部１３の反対側の穴１２に設けた切起し部であり、この
切欠き部１３と切起し部１４は第４図（ａ）　（ｂｌに
示すように前記バイメタル８の一端に設けたＬ状の折曲
げ部１５と他端寄りに設けた小穴１６とにそれぞれ係合
して、第５図ｔａｌ　（ｂｌに示すようにバイメタル８
を反転可能に、かつ低膨張側を上側にして弧状となるよ
うに係止しである。

２０はベース１にネジ等によって調整可能に設けた絶縁
性の調整ノブで、先端にスクリュー２１を突設して固着
剤によって固定し、さらに水平方向に突出した係止片２
２を備えている。この係止片２２は調整ノブ２０を回動
した場合に、べ［相］−スｌ上のぼり中央に突設したス
トッパー２５に゛当接して、調整ノブ２０の回動範囲を
制御する。

２７は前記ベース１に抜き起された可動を反７用のスト
ッパーで、前記ターミナル２に固定した固定接点１１の
はＶ°直上に下向きに突設しである。

なお、３０はベースｌに連続して一体に設けられたター
ミナルである。

ｅ、　作用調整ノブ２０を第２図に示すしの位置から１１の位置ま
で回動することによって先端のスクリュー２１が上下に
移動し、その先端に接触しているバイメタル８に対する
接触点が上下に変位する。これによってバイメタルの反
転時期が調整され、所望の作動温度が設定される。すな
わち、Ｌの位置は調整可能な最低温度を、Ｉ］の位置は
同最高温度を示している。

いま、設定温度に昇温すると、バイメタル８は反転して
下側に膨出し、この反転にともなって可動板７も同じ側
に反転し、可動接点１０が上昇して固定接点１１から離
れ、回路が開かれる。

また、設定温度以下に降下すると、バイメタル８が再び
反転復帰し、同時に可動板７も復帰して可動接点１０と
固定接点１１とが接触して回路を閉じる。

ｆ、　発明の効果本発明に係る可変型温度調節器は、以上のように構成さ
れ１、かつ機能を備えている。したがって前記した従来
の可変型温度調節器に比較して構造が極めて節単になり
、部品点数が大巾に減少した。

すなわち具体的には部品点数２２点が部品点数１４点に
減少できた。

また、バイメタルを小型とし、その反転動作によって可
ＯＪ板を従動反転させて接点を開閉する機構としたので
、バイメタルを多量に使用した前記従来の可変型温度調
節器に比較して構成部品中で最も高価なバイメタルの使
用量を１／１０に減らすことができた。

さらにターミナル絶縁体を積層して組付ける工程は、最
も工数のか＼る部分であるが、組付けるべき部品点数を
減らし、かつ外端部にフランジを周設した二対の絶縁体
の間にターミナル、ベース等を挟設固定するようにした
ので、組付が容易かつ簡単になり組付工数を従来のもの
に比較して残らすことができる。したがって綜合的にみ
ると製品原価を従来のものに比較して大巾に減らすこと
ができ販路を拡大することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る可変型温度調節器の断面説明図、
第２図は同平面図、第３図＋ａｌ　ｆｂｌは同調節器の
可動板の平面図と縦断面図、第４図＋ａ＋　（ｂｌは同
じくバイメタルの平面図と縦断面図、第５図［ａｌ　（
ｂｌは同じく可動片にバイメタルを組付けた場合の平面
図と縦断面図、第６図は従来の可変型温度調節器の前記
第１図に対応する断面説明図である。１・・・ベース、　　　　　　　２由ターミナル、３・
４・５・・・絶縁体、　　４ａ・５ａ・・・フランジ部
、７・・・可動板、　　　　　　　８・・・バイメタル
、１０・・・可動接点、　　　　　１１・・・固定接点
、２０・・・調整ノブ・第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】１）ベースと固定接点を設けたターミナルとを絶縁体を
介して保持し、前記ベース先端に可動板とバイメタルの
端部を固定するとともに、可動板の他端を自由端として
これに前記固定接点に対応する可動接点を設け、さらに
バイメタルの他端を可動板に反転可能に係止し、このバ
イメタルに当接して反転時期を制御する調節ノブを前記
ベースに設けたことを特徴とする可変型温度調節器。２）前記可変型温度調節器において、外端部にフランジ
を周設した一対の絶縁体を互に当接して設け、この相対
するフランジ間の空間に固定接点付の前記ターミナルと
前記ベースとを絶縁体を介して挟設し、これらにアイレ
ットを貫挿して固定したことを特徴とする可変型温度調
節器。