JPS6296563A - アスフアルト舗装組成物 - Google Patents

アスフアルト舗装組成物

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JPS6296563A
JPS6296563A JP23837685A JP23837685A JPS6296563A JP S6296563 A JPS6296563 A JP S6296563A JP 23837685 A JP23837685 A JP 23837685A JP 23837685 A JP23837685 A JP 23837685A JP S6296563 A JPS6296563 A JP S6296563A
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JP
Japan
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asphalt
weight
rubber latex
amount
new
Prior art date
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Pending
Application number
JP23837685A
Other languages
English (en)
Inventor
Riyouji Konno
金野 諒二
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアスファルト舗装の切削廃材を再利用するアス
ファルト舗装組成物に関し、さらに詳しくはアスファル
ト舗装の切削廃材を利用して軟化点及び針入度を大幅に
低下させることなく、締固め温度を下げ、且つ密度の上
昇等改質されたアスファルト舗装混合物を与え、かつ舗
装時の施工性の改善を可能にする組成物に関する。
〔従来の技術〕
道路舗装材としてアスファルトあるいはタールが用いら
れている。しかし長期の使用後アスファルト舗装はとこ
ろどころ表層が剥げたり、窪みが形成されることが多い
。かかる場合、小さい窪みならばそこにアスファルト補
修材を充填するが、大きい窪みになるとその部分全部を
除去し、新たにアスファルト舗装することになる。
除去されたアスファルト舗装切削廃材(以下廃材と略記
することがある)はアスファルト部分を回収して再生利
用が図られる。廃材の再利用にあたり、再生添加剤とし
て石油系軟化剤(例えば昭和シェル石油■製 フレッシ
ュゾール200)を廃材に添加して施工することが広く
行なわれてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の再生添加剤を切削廃材に添加して目
標とする針入度を得るために再生添加剤量を増すと軟化
点が低くなり、使用時の性能が低下する。
アスファルト舗装は、廃材の使用の有無に拘らず、一般
に積雪寒冷時におけるタイヤチェーンやスパイクによる
損耗や撓み性不足、滑りやすさ、高温時における流動、
コルゲーション、ブリーディング、更には合材の劣化な
どを生ずる欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は軟化剤系バインダー入り廃材を利用した舗装の
欠点、特に軟化点を下げることなく針入度を大きくさせ
、クラック防止、耐摩耗性の向上のほか、締固め温度を
下げ、混合物密度を向上させるべく種々検討した結果、
軟化剤とゴムラテックスを特定量添加混合することによ
り、目的を達成できることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は骨材とアスファルトを主成分とするア
スファルト舗装組成物において、骨材100重量部とア
スファルト3〜15重量部からなる新アスファルト合材
(以下新材と略すことがある)1重量部に対して、アス
ファルト舗装を切削して得た廃材0.5〜3重量部およ
び該廃材中のアスファルトに対してゴムラテックスを固
形分として0.1〜10重量%および該ゴムラテックス
の固形分の0.5〜20重量倍の軟化剤を配合すること
を特徴とするアスファルト舗装組成物である。
本発明に使用されるアスファルト合材としては全量廃材
を使用することは困難であり、新材をアスファルト舗装
組成物中、少なくとも25重景%以上使用する必要があ
る。すなわち新材の新アスファルトは針入度40〜60
乃至80〜100のものであるのに対し廃材よりの回収
アスファルトは通常40以下であるため新材1に対し廃
材は0.5〜3の重量比率で用いる。
廃材の量が新材1重量部に対して0.5重量部未満であ
ると本発明のアスファルト組成物の見掛は密度、安定度
が劣り、コスト的な利益も少なくなる。また3重量部を
越えると空隙率、安定度がよくない。新アスファルト合
材1重量部に対して用いられる切削廃材の比率は、好ま
しくは0.6〜1.5重量部、さらに好ましくは0゜8
〜1.2重量部である。このアスファルト混合物中には
骨材100重量部に対しアスファルト(バインダー)は
3〜15重量部、好ましくは5〜10重量部使用される
アスファルトの量が骨材100重量部に対して3重量部
未満であると1本発明に使用されるアスファルト合材の
密度、フロー値などの物性値が劣り、15重量部を越え
るとコスト的な利益がなくなる。
本発明に使用されるゴムラテックスは一般的には通常の
乳化重合法で製造される固形分25〜70重量%のスチ
レン−ブタジェンゴムラテックスである。一般には結合
スチレンが40重量%以下、好ましくは20〜30重量
%のものであるが、スチレン、ブタジェンの外にこれら
と共重合可能なアクリロニトリル、メタクリル酸メチル
、ビニルピリジン、不飽和カルボン酸等他の単量体を一
部使用して差支えない。さらに本発明ではスチレン−ブ
タジェンゴムラテックス以外のゴムラテックスやスチレ
ン−ブタジェンブロック共重合体、スチレン−イソプレ
ンブロック共重合体等の熱可塑性エラストマー等のラテ
ックスも使用可能である。
本発明で使用する軟化剤は通常ゴムに配合される伸展油
、好ましくは芳香族系油(特に粘度比重恒数が0.89
〜0.97のもの)が用いられる。
ゴムラテックスと軟化剤の配合割合は廃材中のアスファ
ルト(廃材から溶媒を用いて抽出することで、アスファ
ルト含有率が求められる。)に対しゴムラテックス0.
1〜10重量%(固形分)と該ゴムラテックスの固形分
の0.5〜20重量倍、好ましくは5〜15重量倍の軟
化剤である。ゴムラテックス中に軟化剤を投入し、これ
を廃材に混合後新材と混合する。また施工現場で廃材と
新材とを混合し、その後軟化割入りゴムラテックスをこ
れに混合してもよい。混合する軟化剤入りゴムラテック
スの量は、廃材のアスファルト量を分析して求める。
本発明のアスファルト舗装組成物(アスファルト合材)
をプラントミックスで施工する1例を説明する。
まず砕石、砂、石粉等の骨材を数秒間170±10℃で
空線し1次いで160±10℃に加熱された新しいアス
ファルトおよび骨材と新アスファルトと同量の廃材を加
えミキサーに投入し、さらに適量の常温のスチレン−ブ
タジェンゴムラテックスおよび軟化剤を加え、10〜2
0秒混練りすれば150〜170℃のアスファルト合材
が得られるので、これを路面に施工する。
本発明の組成物は一般の道路舗装は勿論、スパイクタイ
ヤ等で損傷を受けた凹凸の多い路面の補修にも施工でき
る。この場合は、軟化剤を通常より多くした組成物が適
している。
〔実施例〕
次に実施例により本発明を説明する。なお%および部は
それぞれ重量%、重量部である。
実施例1 アスファルト含量8%の廃材(直径約20mm以下)と
これと同等の粒度に調整した新材(骨材100重量部と
アスファルト6重量部とからなる)とを1:1に混合し
たアスファルト混合物について本発明の改質材、従来の
市販石油系軟化剤等を配合した場合につき各種の試験を
行なった。
ここで改質剤は、スチレン−ブタジェン共重合体ラテッ
クス(結合スチレン23重量%、固形分濃度40%、乳
化重合品)30部(固形分)と、芳香族系伸展油100
部との混合物であり、石油系軟化剤は昭和シェル石油■
製 フレッシュゾール200、改質材の添加量は廃材中
のアスファルト8重量%に対するものである。
試験方法 (1)密度および締固め度 加熱混合物を敷きならした後締固めるが、所定の密度が
得られるよう十分に締固めなければならない。そのため
締固め温度は高いほどよいが、低くても十分締固め得、
しかも所定の密度が得られることが重要である。
試験方法は供試体の乾燥重量、水中浸漬後の重量などか
ら供試体の表面状態に応じて適用計算式を変えて算出す
る。
(2)マーシャル試験(安定度試験) マーシャル試験機により舗装用アスファルト混合物の塑
性流動に対する抵抗性を測定するもので、安定度試験と
いわれるものである。供試体を60℃の水槽に30〜4
0分入れ、後載荷ヘッドの下側に供試体をのせ、上側の
ヘッドをかぶせて載荷装置にすえ荷重をかける。最大荷
重(安定度)、フロー値等を測定する。
(3)摩耗試験 (i)ホイールトラッキング試験(WT)試験温度’C
60±1 接地圧 kg/ci         6.4供試体締
固め度%     100 (ii)ラベリング試験(RT) 回転式トペカ型 試験温度℃O 試験時間hrs          5チエーン形状 
クロスチェーン12本 供試体締固め度%     100 (iii) DB型摩耗試験 回転数 回        1000 回転速度回/min        90荷  重  
kg                25試験温度℃
2 試験結果を第1表、第2表、第3表に示した。
空隙率の結果は本発明組成物が骨材とバインダーの親和
性を改善しており、また締固め温度をストレートアスフ
ァルト合材は勿論混合アスファルト合材の場合より10
〜20℃低くすることが可能で施工条件の幅が広くなっ
ている。
本試験結果に見られる如く一般の再生添加剤を添加した
場合アスファルト混合物が軟化する傾向となりマーシャ
ル安定度、DS、摩耗量ともすべて劣る結果となるが、
本発明の改質材ではこれらの性状を低下することなく、
締固め温度を低くすることができるので作業性が著るし
く向上する。また本発明の改質材の最適添加量は新材:
廃材=1:1では廃材のアスファルト量の3〜8%で高
い密度が得られている。
実施例2 アスファルト含量8%の廃材と新材の混合比率をかえて
改質材の添加i6%、締固め温度110℃で安定度、見
掛は密度、空隙率、安定度をホ11定した。その結果を
第4表に示す。
廃材の量が新アスファルト合材(新材)1に対して4の
場合には0.3〜3の場合に比べ、空隙率、安定度が劣
っている。また新材1に対して0.3の場合には、見掛
は密度が低い。新材1に対して用いられる廃材の比率が
1の場合が最も好ましい性能を有している。
〔発明の効果〕
アスファルト舗装廃材の再生利用もこしまゴムラテック
スと軟化剤を配合すること番こより、新規アスファルト
合材(新材)に使用したと同じように軟化点を大幅に下
げることなく針入度を高め、締固め温度10℃以上低く
すること力Xでき施工時の作業性の改善及びアスファル
ト混合物の物性も大いに改善された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 骨材100重量部とアスファルト3〜15重量部からな
    る新アスファルト合材(新材)1重量部に対して、アス
    ファルト舗装を切削して得た廃材0.5〜3重量部およ
    び該廃材中のアスファルトに対してゴムラテックスを固
    形分として0.1〜10重量%および該ゴムラテックス
    の固形分の0.5〜20重量倍の軟化剤を配合すること
    を特徴とするアスファルト舗装組成物。
JP23837685A 1985-10-24 1985-10-24 アスフアルト舗装組成物 Pending JPS6296563A (ja)

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JP23837685A JPS6296563A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 アスフアルト舗装組成物

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JPS6296563A true JPS6296563A (ja) 1987-05-06

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ID=17029262

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JP23837685A Pending JPS6296563A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 アスフアルト舗装組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100395841B1 (ko) * 1999-06-04 2003-08-27 니시니혼치켄 가부시키가이샤 재생가열 대입경형 아스팔트 혼합물, 그 제조방법 및그것을 이용한 포장의 구축방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100395841B1 (ko) * 1999-06-04 2003-08-27 니시니혼치켄 가부시키가이샤 재생가열 대입경형 아스팔트 혼합물, 그 제조방법 및그것을 이용한 포장의 구축방법

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