JPS629614Y2 - - Google Patents

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JPS629614Y2
JPS629614Y2 JP6916181U JP6916181U JPS629614Y2 JP S629614 Y2 JPS629614 Y2 JP S629614Y2 JP 6916181 U JP6916181 U JP 6916181U JP 6916181 U JP6916181 U JP 6916181U JP S629614 Y2 JPS629614 Y2 JP S629614Y2
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JP
Japan
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filler metal
resin
diameter
cylindrical body
insulating cylinder
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JP6916181U
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JPS57180915U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Insulators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエポキシ樹脂等の樹脂注形電気部品
に関するものでその目的とするところは安価なこ
の種電気部品を提供することにある。
例えばガスしや断器等のしや断部極間、対地間
を絶縁支持するためにエポキシ等の樹脂注型によ
る絶縁筒が広く使用されている。第1図、第2図
は従来絶縁筒の1例を示すものであるが、エポキ
シ樹脂から成る絶縁筒1に埋金2を埋設した場合
エポキシ樹脂と埋金2の熱膨張係数の差により埋
金2近辺に残留ストレスが生じ、更に使用雰囲気
温度の変化で熱膨張係数の差によるサーマルスト
レスが埋金2近辺に生じる。このため絶縁筒内の
内圧の上昇あるいは地震、その他の機械的外力が
絶縁筒に作用した場合は前記埋金近辺のエポキシ
樹脂は埋金が無い部分に比べて著しく強度が低く
(金属寸法と埋金部のエポキシ部肉厚の比により
強度比は異なるが、通常、埋金のない部分に対し
強度は1/3〜1/5程度となる)このため亀裂が入つ
たり破損するといつた難点がある。これを解消す
る簡単な方法は埋金2近辺の肉厚を厚くして強度
を持たせればよい。しかし強度を持たせるためだ
けに絶縁筒2全体に亘つて肉厚を一様にすること
はエポキシ樹脂を多く使用し不経済である。従つ
て前記強度と経済性を両立させるために一手段と
して埋金近辺以外の肉厚を薄くすることが考えら
れるが、この場合、注形金形として一体形金形で
は注形後、中心軸方向に金形から離形できず、こ
の為、2分割金形を使用する必要がある。2分割
金形とした場合は、当該技術者においては周知の
如く、金形が複雑で高価格、金形の耐用ライフ期
間が短かいこと、成形作業能率が悪いなどの経済
的難点がある。
この考案は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、以下この考案の一実施例を第3図について説
明する。第1図、第2図同様1はエポキシ樹脂等
から成る絶縁筒、2,3は埋金である。本案は、
絶縁筒1の両端部4,5の内径(外径も同じ)に
寸法差を設けたものである。具体的には、一方の
端部4では埋金2を内側に寄せ、即ち埋金2の中
心位置と絶縁筒1の中間部分の平均径よりも小さ
く設定している。又、他方の端部5では埋金2を
外側に寄せ、即ち埋金3の中心位置を絶縁筒1の
中間部分の平均径よりも大きく設定している。
更に、絶縁筒は、一方の端部4の内径を他の部
分、即ち中間部分及び他方の端部5の内径に比べ
小さく設定している。又、絶縁筒1は他方の端部
5の外径を他の部分、即ち中間部分及び一方の端
部4の外径よりも大きく設定している。そして、
前記絶縁筒1は、内径が1方の端部4から他方端
部5に向つて大となるテーパ付きとされ、また外
径が他方の端部5から1方の端部4に向つて小と
なるテーパ付きとされている。この構成によれば
絶縁筒1全体に亘つて略々等しい強度を持たせる
ように埋金2,3が埋設される部分の肉厚に比べ
て中間部分の肉厚tを薄くすることが出来る為、
樹脂使用量の削減が可能で、経済効果が得られ
る。更に内、外周の注形金形は鎖線矢印、実線矢
印方向にそれぞれ引抜けばよいので絶縁筒1の軸
方向に2分割された注形金形も不要になる。な
お、一例として軸方向長さが450mm、両端部4,
5の外径がそれぞれ300mm、340mm、直径20mmの埋
金を埋設した絶縁筒の場合は、埋金埋設部分の肉
厚40mmに対して中間部分の肉厚を30mm程度に設定
すれば絶縁筒全体に亘つて略々等しい強度を持つ
ことが本考案者らの実験によつて実証された。第
4図は絶縁筒の異なつた形を示す他の実施例であ
る。
以上詳述したようにこの考案によれば強度を減
じることなく、埋金の影響のない中間部の樹脂肉
厚を減じることができ、樹脂量を削減できるほか
注形金形を2分割形にする必要がないので安価な
部品を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来絶縁筒の軸方向よりみた平面図、
第2図は第1図A−A′線で切断した断面図、第
3図はこの考案の絶縁筒の一実施例を示す一部断
面した側面図、第4図は本案の他の実施例を示す
一部断面した側面図である。 1……絶縁筒、2,3……埋金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エポキシ等の樹脂で筒状体を構成し軸方向の両
    端部にそれぞれ埋金を埋設した電気部品におい
    て、前記一端部では埋金の中心位置を前記筒状体
    の中間部分の平均径より小とすると共に内径を他
    部分より小とし、前記他端部では埋金の中心位置
    を前記筒状体の中間部分の平均径より大とすると
    共に外径を他部分より大とし、且つ前記筒状体は
    内径を前記一端部から前記他端部に向つて大とな
    るテーパ付きとし外径を前記他端部から前記一端
    部に向つて小となるテーパ付きとして、前記両端
    部の肉厚に対し前記中間部分における肉厚を薄く
    構成した事を特徴とする樹脂注形電気部品。
JP6916181U 1981-05-12 1981-05-12 Expired JPS629614Y2 (ja)

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JP6916181U JPS629614Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JP6916181U JPS629614Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS57180915U JPS57180915U (ja) 1982-11-16
JPS629614Y2 true JPS629614Y2 (ja) 1987-03-06

Family

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JP6916181U Expired JPS629614Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JPS57180915U (ja) 1982-11-16

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