JPS6296141A - 車両の駆動・制動制御装置 - Google Patents
車両の駆動・制動制御装置Info
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- JPS6296141A JPS6296141A JP23829585A JP23829585A JPS6296141A JP S6296141 A JPS6296141 A JP S6296141A JP 23829585 A JP23829585 A JP 23829585A JP 23829585 A JP23829585 A JP 23829585A JP S6296141 A JPS6296141 A JP S6296141A
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- Japan
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- drive
- braking
- vehicle
- wheel
- skid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野J
本発明は、車両の駆動・制動制御装置に係り、特に、車
両を制動する制動手段と、2輪駆動と4輪駆動とを切換
える駆動切換手段と、制動時の車輪のロックを防止する
アンチスキッド手段とを備えた車両の駆動・制動制御装
置の改良に関する。
両を制動する制動手段と、2輪駆動と4輪駆動とを切換
える駆動切換手段と、制動時の車輪のロックを防止する
アンチスキッド手段とを備えた車両の駆動・制動制御装
置の改良に関する。
【従来の技術]
一般に、2輪駆動(以下2WDと称する)の車両にあっ
ては、片輪のオフロードスピンによる走行不能という特
有の弱点はあるが、非駆動輪が駆動輪の回転速度に対し
て適当な差をもって追随回転Jることができ゛、従って
操舵角が大きくても円滑に旋回することが可能という利
点がある。 これに対し、4輪駆動(以下4WDと称する)の車両、
特にいわゆるセンターデフを持たない、あるいはセンタ
ーデフがロックされた状態における4WD車両にあって
は、コーナリング時に生じる前後輪間の回転速度差のた
めに、タイヤと路面間の摩擦力が大ぎい場合には車両が
うまく走行できなくなるいわゆるタイトコーナブレーキ
ング現象が発生するという弱点はあるが、4輪金部に駆
動力が掛かるため、不整地や悪路の走破性に優れ、又、
車両の急制動時においては、前車輪と後車輪とが駆動系
統を介してd械的に一体回転するため、前車輪及び後車
輪のいずれか一方が先に制動停止することがなく、2W
Dの車両に比べて急制動時の特性が優れているという利
点を持っている。 このような点に鑑み、特開昭59−184026におい
ては、車両の制動力を検出し、この制動力が所定値以上
となったときに2WDから4WDに駆動方式を切換える
ようにした駆動・制動制御技術が提供されている。 ところで、近年急制動時の車輪ロックを防止するいわゆ
るアンチスキッド手段を搭載した車両が実用化されてい
る。一般に、路面とタイヤ間の摩擦特性は、そのスリッ
プ率によって変化し、スリップ率が20%前後で最大と
なる。又、サイドホースにあってはスリップ率100%
(車輪ロック状態)にて零となるため、車輪がロックさ
れると車体の横滑べりに対でる効力が失われる。そこで
、スリップ率が20%付近になるようにブレーキ油圧を
コントロールすることによって効果的なブレーキ作用を
行い、且つ車体の安定性を確保するようにしたのがこの
アンチスキッド手段である。通常アンデスキッド手段は
、個々の車輪と路面との摩擦係数の差に拘らず、特定の
車輪だけが先にロックしたりしないように前後の車輪毎
、あるいは各車輪毎に制動力を別々に調整・制御する方
法がとられる。このアンチスキッド手段に関しての具体
的な制御方法については、既に例えば特願昭56−14
0633、同56−125608〜9等において幾つか
の開示がなされている。 【発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、前後輪が一体的に回転する4WD走行時
にあっては、必然的にこのアンチスキッド手段を前後の
車輪毎、あるいは各車輪毎に有効に作動させるのが回加
であり、アンデスキッド手段がその本来の別面を果し得
ないことがあるという問題があった。 即ち、上述したように4WDがその機能を最も発揮する
のは、雪道、あるいはめかるみ等の悪路走破時及びその
急制動時であり、一方、アンチスキッド手段が最もその
搬面を発揮するのもこのような悪路での急制動時であり
ながら、これを同時に使うことができないという極めて
不都合な面があったものである。 【発明の目的】 本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、4WDという駆動手段とアンチスキッド手段
との干渉を合理的にW? H’4し、両機能が共に最大
限に発揮できるようにした車両の駆動・制動制御装置を
提供することを[1的とする。
ては、片輪のオフロードスピンによる走行不能という特
有の弱点はあるが、非駆動輪が駆動輪の回転速度に対し
て適当な差をもって追随回転Jることができ゛、従って
操舵角が大きくても円滑に旋回することが可能という利
点がある。 これに対し、4輪駆動(以下4WDと称する)の車両、
特にいわゆるセンターデフを持たない、あるいはセンタ
ーデフがロックされた状態における4WD車両にあって
は、コーナリング時に生じる前後輪間の回転速度差のた
めに、タイヤと路面間の摩擦力が大ぎい場合には車両が
うまく走行できなくなるいわゆるタイトコーナブレーキ
ング現象が発生するという弱点はあるが、4輪金部に駆
動力が掛かるため、不整地や悪路の走破性に優れ、又、
車両の急制動時においては、前車輪と後車輪とが駆動系
統を介してd械的に一体回転するため、前車輪及び後車
輪のいずれか一方が先に制動停止することがなく、2W
Dの車両に比べて急制動時の特性が優れているという利
点を持っている。 このような点に鑑み、特開昭59−184026におい
ては、車両の制動力を検出し、この制動力が所定値以上
となったときに2WDから4WDに駆動方式を切換える
ようにした駆動・制動制御技術が提供されている。 ところで、近年急制動時の車輪ロックを防止するいわゆ
るアンチスキッド手段を搭載した車両が実用化されてい
る。一般に、路面とタイヤ間の摩擦特性は、そのスリッ
プ率によって変化し、スリップ率が20%前後で最大と
なる。又、サイドホースにあってはスリップ率100%
(車輪ロック状態)にて零となるため、車輪がロックさ
れると車体の横滑べりに対でる効力が失われる。そこで
、スリップ率が20%付近になるようにブレーキ油圧を
コントロールすることによって効果的なブレーキ作用を
行い、且つ車体の安定性を確保するようにしたのがこの
アンチスキッド手段である。通常アンデスキッド手段は
、個々の車輪と路面との摩擦係数の差に拘らず、特定の
車輪だけが先にロックしたりしないように前後の車輪毎
、あるいは各車輪毎に制動力を別々に調整・制御する方
法がとられる。このアンチスキッド手段に関しての具体
的な制御方法については、既に例えば特願昭56−14
0633、同56−125608〜9等において幾つか
の開示がなされている。 【発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、前後輪が一体的に回転する4WD走行時
にあっては、必然的にこのアンチスキッド手段を前後の
車輪毎、あるいは各車輪毎に有効に作動させるのが回加
であり、アンデスキッド手段がその本来の別面を果し得
ないことがあるという問題があった。 即ち、上述したように4WDがその機能を最も発揮する
のは、雪道、あるいはめかるみ等の悪路走破時及びその
急制動時であり、一方、アンチスキッド手段が最もその
搬面を発揮するのもこのような悪路での急制動時であり
ながら、これを同時に使うことができないという極めて
不都合な面があったものである。 【発明の目的】 本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、4WDという駆動手段とアンチスキッド手段
との干渉を合理的にW? H’4し、両機能が共に最大
限に発揮できるようにした車両の駆動・制動制御装置を
提供することを[1的とする。
【問題点を解決するための手段]
本発明は、2輪駆動と4輪駆動とを切換える駆動切換手
段と、車両を制動する制動手段と、制動時の車輪のロッ
クを防止するアンチスキッド手段とを備えた車両の駆動
・制動制御装置において、第1図にその要旨を示づ如く
、前記駆動切換手段の切換状態を検出する駆動状態検出
手段と、前記制動手段の作動状態を検出する制動状態検
出手段と、駆動状態が4輪駆動状態と検出され、且つ制
動手段が作動状態と検出されたときに、11「1記駆動
切換手段を2輪駆動側に制611づ゛る電子制御11手
段と、を備えたことにより、上記目的を達成したもので
ある。 【作用】 本発明においては、制動手段が作動したという信号によ
り、4WDを2WDに切換えていわゆるFF車、あるい
はFR車のような通常の2WDと同様にアンチスキッド
手段が有効に作動できるようにしたlこめ、4WDの駆
動方式とアンチスキッド手段との干渉を解消し、両機能
の両立を図ることができる。 即ち、具体的には、2WDでの走行時は、制動によって
アンチスキッド手段はいつでもそのまま作動される。又
、4WDでの走行時は、先ず制動手段の作動検出と共に
2W[)への切換えが行われ、この切換った2WDの状
態でアンチスキッドの作動が行われることになる。この
切換えは前述した特開昭59−184026のように制
動時に2WDから4WDに切換えるものとは逆の切換え
となる。 上記構成における好ましい実施態様は、前記電子制御手
段が、前記駆動切換手段のマニュアル選択スイッチが4
輪駆動側となっているときには、制動手段の非作動検出
と共に11rJ記駆動切換手段を自動的に4輪駆動側に
復帰させる構成とされていることである。これにより、
運転者は道路状況に合わせて駆動切換手段のマニアル選
択スイッチを一度設定するだけでよいことになり、マニ
ュアル選択スイッチが4輪駆動側となっているときは、
制動手段が作動されているときのみアンチスキッド手段
を有効に機能させるべく自動的に2WDとすることがで
きるようになる。
段と、車両を制動する制動手段と、制動時の車輪のロッ
クを防止するアンチスキッド手段とを備えた車両の駆動
・制動制御装置において、第1図にその要旨を示づ如く
、前記駆動切換手段の切換状態を検出する駆動状態検出
手段と、前記制動手段の作動状態を検出する制動状態検
出手段と、駆動状態が4輪駆動状態と検出され、且つ制
動手段が作動状態と検出されたときに、11「1記駆動
切換手段を2輪駆動側に制611づ゛る電子制御11手
段と、を備えたことにより、上記目的を達成したもので
ある。 【作用】 本発明においては、制動手段が作動したという信号によ
り、4WDを2WDに切換えていわゆるFF車、あるい
はFR車のような通常の2WDと同様にアンチスキッド
手段が有効に作動できるようにしたlこめ、4WDの駆
動方式とアンチスキッド手段との干渉を解消し、両機能
の両立を図ることができる。 即ち、具体的には、2WDでの走行時は、制動によって
アンチスキッド手段はいつでもそのまま作動される。又
、4WDでの走行時は、先ず制動手段の作動検出と共に
2W[)への切換えが行われ、この切換った2WDの状
態でアンチスキッドの作動が行われることになる。この
切換えは前述した特開昭59−184026のように制
動時に2WDから4WDに切換えるものとは逆の切換え
となる。 上記構成における好ましい実施態様は、前記電子制御手
段が、前記駆動切換手段のマニュアル選択スイッチが4
輪駆動側となっているときには、制動手段の非作動検出
と共に11rJ記駆動切換手段を自動的に4輪駆動側に
復帰させる構成とされていることである。これにより、
運転者は道路状況に合わせて駆動切換手段のマニアル選
択スイッチを一度設定するだけでよいことになり、マニ
ュアル選択スイッチが4輪駆動側となっているときは、
制動手段が作動されているときのみアンチスキッド手段
を有効に機能させるべく自動的に2WDとすることがで
きるようになる。
以下図面に基いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図に駆動装置10、アンチスキッド□能を有する制
動装置20及び電子制御21I装r30を備えた車両を
概略的に示16 前記駆動装置10は、エンジン11と、このエンジン1
1の駆動力を左右車輪12a、12bに伝達すると共に
、ん右後輪13a、13bに選択的に伝達する駆動切換
機構14と、左右前輪12a、12b間に配設した前輪
用差動償栴15と、/iも後輪13a、13b間に配設
した後輪差動機構16とを備える。 前記駆動切換機構14においては、電磁ソレノイド14
aの励磁、非励磁によって図示せめ摩擦クラッチが油圧
駆動され、4WD及び2WDの切換え、即ち、前側主駆
動f*17a及び後側主駆動軸17 bの接頗が行われ
るようになっている。前側主駆動軸17aはエンジン1
1の回転駆動力を前輪用差動機構15及び左右前輪駆動
車軸18a、18bを介して左右前輪12a、12bに
伝達する。一方後側主駆動情17bは駆動切換機構14
を介して前側主駆動軸17aの回転駆動力を後輪用差動
n構16、左右後輪駆動車軸19a、19bに伝達し、
左右後輪13a、13bを駆動する。 なJ5この駆動切換機構14自体の構成については、従
来と同様であるため詳細な説明は省略する。 前記制a装C20は、運転者が操作するブレーキペダル
21と、該ブレーキペダル21の踏込みにより駆動され
るマスクシリンダ22と、該マスクシリンダ22からの
圧力の供給を受けて左右前後輪12a、12b、13a
、13bの回転を制動するホイールシリンダ23a〜2
3dと、該ホイールシリンダ23a〜23dへの圧力油
の供給状態を制御して後述する左右前輪回転数センサ3
3a 、33b 、後輪回転数センサ33C1及びマイ
クロコンピユータ34との協頒により周知のアンチスキ
ッド装置を構成するアクチュエータ24とを備える。 前記マスクシリンダ22は、ブレーキペダル21の踏込
みにより、導管25a〜25cを介して圧力油をホイー
ルシリンダ23a 、23bに供給し、又、導管25d
及び25eを介して圧力油をホイールシリンダ23c、
23dに供給する。 前記アクチュエータ24は、後述する電子制御装置30
からの制御信号へにより制御されて、左右前輪12a、
12b及び左右後輪13a、13bの回転数に基づき各
々検出した各車輪12a、12b 、13a 、13b
の71,1 ’/ブ状態に応じて、ホイールシリンダ1
38〜13dへの圧力油の供給状態を制御する(アンチ
スキッド制動)。 前記電子制御装置30は、運転者によって操作され、2
輪駆動状態及び4輪駆動状態の選択信号を発生するマニ
ュアル選択スイッチ31と、ブレーキペダル21が踏込
まれたときにブレーキオン信号を発生するブレーキスイ
ッチ32と、左右前輪12a、12bの各回転速度を検
出するための回転数センサ33a 、33bと、左右後
輪13a、13bの回転速度(詳しくは左右後輪13a
、13bの平均回転速度)を求めるための回転数センナ
33cと、マニュアル選択スイッチ31、ブレーキスイ
ッチ32、回転数センサ33a〜33cの出力信号に基
づいて後述するプログラムを実行することにより、前記
駆動切換義横14及びアクチュエータ24を制御する制
御信号B及びAを出力するマイクロコンピュータ34と
を備えている。 前記マイクロコンピュータ34は、第3図に示すフロー
チャートに対応するプログラムを記憶する読出し専用メ
モリROM34aと、プログラムを実行する中央処理装
置CPU34bと、プログラムの実行に必要な変数を一
時的に記憶する書込み可能メモリRΔM340と、外部
回路との信号の授受を行う入出力インターフェースl1
034dと、これらのROM34a 、CPU34b
、ROM34a及びl1034dを各々共通に接続する
バス34eを備える。 前記11034dには、運転席近傍に配設され駆動状態
を運転者に知らせるための駆動7択ランプ35、駆動切
換線描14を制御する制御信号Bを記憶する記憶回路3
6及びアクチュエータ24が接続されている。記憶回路
36にはT3v11ソレノイド制御回路37が接続され
おり、同回路37は、記憶回路36からの制御信号に応
答して、駆動切換機構14の電磁ソレノイド14aを励
磁する励磁信号B′を発生する。 次に、第3図を参照しながらこの実施例の作用を説明す
る。 第3図においてはエンジンキースイッチと共ににスター
トされるルーチンが示されている。 この実施例では、一層の安全のために、アンチスキッド
手段は、2WDのときに限って作動が可能な状態となる
ようにしている。 即ち、まずステップ100において、マニュアル選択ス
イッチ31が4WDとなっているか否かが判断される。 通常道路の走行の場合このマニュアル選択スイッチ31
は普通2WDに設定されるため、NOの判断がなされ、
ステップ102においてアンチスキッド装置はいつでも
作動可能とされてリセットされる。即ち、2WDの状態
においては、アンチスキッド装置は何時でも有効に作動
可能である。 ステップ100においてマニアル選択スイッチ31が4
WDの位置にあると判断されたときには、ステップ10
3に進んでアンチスキッドを作動不能にした後、ステッ
プ104に進み、制動装置の作動が開始されたか否かが
ブレーキスイッチ32の0N−OFFによって判断され
る。制動装置が作動されていないとぎは、特に支障がな
いためリセットされ、4WDがそのまま維持される。 一方、ステップ104において制動装置の作動が開始さ
れたと判断されたときには、ステップ106に進んで2
WDへの切換えが行われる。この切換えは、マイクロコ
ンピュータ34のI10ボート34dから記憶回路36
、電磁ソレノイド制御回路37を介して駆動切換R構1
4の電磁ソレノイド14aに励Tl41解除の制御信号
が出されることによって行われる。 ステップ106において2WDに切換えられた後は、ス
テップ108に進んでアンチスキッドの作動が可能な状
態とされる。この状態はステップ110.112によっ
て、制動状態が解除されるまでそのまま維持される。制
動状態が解除したと判断されたときには、ステップ11
4に進んで再びアンチスキッドが作動不能とされ、且つ
ステップ116において4WDへの切換え復帰が行われ
た後リセットされる。 このように、ステップ110〜116においてiI+1
18の解除と共にアンチスキッドを作動不能とし、且つ
4WDに復帰させるのは、支障がない限り運転者が選択
したマニアル選択スイッチ31の選択状態に常に車両の
駆動状態を合わせるためである。 なお、本実施例においては、その制御フロー中のステッ
プ102.103.108.112.114において、
アンチスキッド手段が作動するのが2WDのときのみと
なるように構成して一層の安全を図るようにしていたが
、アンチスキッド手段は本来制動時にのみ載面するもの
であるため、上記ステップは必ずしも設けなくても同様
の作用がなされる。 本実施例によれば、悪路走破に強い4WD走行中におい
ては、制動手段の作動にJ:って自動的に2WD走行に
切替わり、且つこの切12えの後にアンチスキッド手段
が作動可能な状態とされるため、アンチスキッド手段を
、必ず2WD走行時に作動させることができる。従って
/IWD及びアンチスキッドの両機能を共に有効に発揮
させることができ、走破性能、及び制動性能の高い車両
を4qることができる。 又その際に、マニアル選択スイッチが4WDに設定され
ているときには、制動手段の作動終了と共に、アンチス
キッドを作動不可とし、且つ、2WDから4WDに自動
的に復帰させるように構成したため、運転者が一部4W
D走行の2択設定をするだけで制動手段が作動している
とき以外の走行時を常にアンデスキッド手段が作動しな
い4WD走行に維持しておくことができる。 【発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、悪路、あるいはオ
フロードに強い4WDとアンチスキッド手段との双方を
、互いに干渉Jること“なく有効に機能させることがで
き、走行性能、及び制動性能の高い車両を1!7ること
ができるようになるという優れた効果が19られる。
動装置20及び電子制御21I装r30を備えた車両を
概略的に示16 前記駆動装置10は、エンジン11と、このエンジン1
1の駆動力を左右車輪12a、12bに伝達すると共に
、ん右後輪13a、13bに選択的に伝達する駆動切換
機構14と、左右前輪12a、12b間に配設した前輪
用差動償栴15と、/iも後輪13a、13b間に配設
した後輪差動機構16とを備える。 前記駆動切換機構14においては、電磁ソレノイド14
aの励磁、非励磁によって図示せめ摩擦クラッチが油圧
駆動され、4WD及び2WDの切換え、即ち、前側主駆
動f*17a及び後側主駆動軸17 bの接頗が行われ
るようになっている。前側主駆動軸17aはエンジン1
1の回転駆動力を前輪用差動機構15及び左右前輪駆動
車軸18a、18bを介して左右前輪12a、12bに
伝達する。一方後側主駆動情17bは駆動切換機構14
を介して前側主駆動軸17aの回転駆動力を後輪用差動
n構16、左右後輪駆動車軸19a、19bに伝達し、
左右後輪13a、13bを駆動する。 なJ5この駆動切換機構14自体の構成については、従
来と同様であるため詳細な説明は省略する。 前記制a装C20は、運転者が操作するブレーキペダル
21と、該ブレーキペダル21の踏込みにより駆動され
るマスクシリンダ22と、該マスクシリンダ22からの
圧力の供給を受けて左右前後輪12a、12b、13a
、13bの回転を制動するホイールシリンダ23a〜2
3dと、該ホイールシリンダ23a〜23dへの圧力油
の供給状態を制御して後述する左右前輪回転数センサ3
3a 、33b 、後輪回転数センサ33C1及びマイ
クロコンピユータ34との協頒により周知のアンチスキ
ッド装置を構成するアクチュエータ24とを備える。 前記マスクシリンダ22は、ブレーキペダル21の踏込
みにより、導管25a〜25cを介して圧力油をホイー
ルシリンダ23a 、23bに供給し、又、導管25d
及び25eを介して圧力油をホイールシリンダ23c、
23dに供給する。 前記アクチュエータ24は、後述する電子制御装置30
からの制御信号へにより制御されて、左右前輪12a、
12b及び左右後輪13a、13bの回転数に基づき各
々検出した各車輪12a、12b 、13a 、13b
の71,1 ’/ブ状態に応じて、ホイールシリンダ1
38〜13dへの圧力油の供給状態を制御する(アンチ
スキッド制動)。 前記電子制御装置30は、運転者によって操作され、2
輪駆動状態及び4輪駆動状態の選択信号を発生するマニ
ュアル選択スイッチ31と、ブレーキペダル21が踏込
まれたときにブレーキオン信号を発生するブレーキスイ
ッチ32と、左右前輪12a、12bの各回転速度を検
出するための回転数センサ33a 、33bと、左右後
輪13a、13bの回転速度(詳しくは左右後輪13a
、13bの平均回転速度)を求めるための回転数センナ
33cと、マニュアル選択スイッチ31、ブレーキスイ
ッチ32、回転数センサ33a〜33cの出力信号に基
づいて後述するプログラムを実行することにより、前記
駆動切換義横14及びアクチュエータ24を制御する制
御信号B及びAを出力するマイクロコンピュータ34と
を備えている。 前記マイクロコンピュータ34は、第3図に示すフロー
チャートに対応するプログラムを記憶する読出し専用メ
モリROM34aと、プログラムを実行する中央処理装
置CPU34bと、プログラムの実行に必要な変数を一
時的に記憶する書込み可能メモリRΔM340と、外部
回路との信号の授受を行う入出力インターフェースl1
034dと、これらのROM34a 、CPU34b
、ROM34a及びl1034dを各々共通に接続する
バス34eを備える。 前記11034dには、運転席近傍に配設され駆動状態
を運転者に知らせるための駆動7択ランプ35、駆動切
換線描14を制御する制御信号Bを記憶する記憶回路3
6及びアクチュエータ24が接続されている。記憶回路
36にはT3v11ソレノイド制御回路37が接続され
おり、同回路37は、記憶回路36からの制御信号に応
答して、駆動切換機構14の電磁ソレノイド14aを励
磁する励磁信号B′を発生する。 次に、第3図を参照しながらこの実施例の作用を説明す
る。 第3図においてはエンジンキースイッチと共ににスター
トされるルーチンが示されている。 この実施例では、一層の安全のために、アンチスキッド
手段は、2WDのときに限って作動が可能な状態となる
ようにしている。 即ち、まずステップ100において、マニュアル選択ス
イッチ31が4WDとなっているか否かが判断される。 通常道路の走行の場合このマニュアル選択スイッチ31
は普通2WDに設定されるため、NOの判断がなされ、
ステップ102においてアンチスキッド装置はいつでも
作動可能とされてリセットされる。即ち、2WDの状態
においては、アンチスキッド装置は何時でも有効に作動
可能である。 ステップ100においてマニアル選択スイッチ31が4
WDの位置にあると判断されたときには、ステップ10
3に進んでアンチスキッドを作動不能にした後、ステッ
プ104に進み、制動装置の作動が開始されたか否かが
ブレーキスイッチ32の0N−OFFによって判断され
る。制動装置が作動されていないとぎは、特に支障がな
いためリセットされ、4WDがそのまま維持される。 一方、ステップ104において制動装置の作動が開始さ
れたと判断されたときには、ステップ106に進んで2
WDへの切換えが行われる。この切換えは、マイクロコ
ンピュータ34のI10ボート34dから記憶回路36
、電磁ソレノイド制御回路37を介して駆動切換R構1
4の電磁ソレノイド14aに励Tl41解除の制御信号
が出されることによって行われる。 ステップ106において2WDに切換えられた後は、ス
テップ108に進んでアンチスキッドの作動が可能な状
態とされる。この状態はステップ110.112によっ
て、制動状態が解除されるまでそのまま維持される。制
動状態が解除したと判断されたときには、ステップ11
4に進んで再びアンチスキッドが作動不能とされ、且つ
ステップ116において4WDへの切換え復帰が行われ
た後リセットされる。 このように、ステップ110〜116においてiI+1
18の解除と共にアンチスキッドを作動不能とし、且つ
4WDに復帰させるのは、支障がない限り運転者が選択
したマニアル選択スイッチ31の選択状態に常に車両の
駆動状態を合わせるためである。 なお、本実施例においては、その制御フロー中のステッ
プ102.103.108.112.114において、
アンチスキッド手段が作動するのが2WDのときのみと
なるように構成して一層の安全を図るようにしていたが
、アンチスキッド手段は本来制動時にのみ載面するもの
であるため、上記ステップは必ずしも設けなくても同様
の作用がなされる。 本実施例によれば、悪路走破に強い4WD走行中におい
ては、制動手段の作動にJ:って自動的に2WD走行に
切替わり、且つこの切12えの後にアンチスキッド手段
が作動可能な状態とされるため、アンチスキッド手段を
、必ず2WD走行時に作動させることができる。従って
/IWD及びアンチスキッドの両機能を共に有効に発揮
させることができ、走破性能、及び制動性能の高い車両
を4qることができる。 又その際に、マニアル選択スイッチが4WDに設定され
ているときには、制動手段の作動終了と共に、アンチス
キッドを作動不可とし、且つ、2WDから4WDに自動
的に復帰させるように構成したため、運転者が一部4W
D走行の2択設定をするだけで制動手段が作動している
とき以外の走行時を常にアンデスキッド手段が作動しな
い4WD走行に維持しておくことができる。 【発明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、悪路、あるいはオ
フロードに強い4WDとアンチスキッド手段との双方を
、互いに干渉Jること“なく有効に機能させることがで
き、走行性能、及び制動性能の高い車両を1!7ること
ができるようになるという優れた効果が19られる。
第1図は、本発明に係る車両の駆動・制動装置の要旨を
示TI概略ブロック図、第2図は、本発明の実施例が適
用された車両の駆動及び制動系の一部にブロック線図を
含む全体スケルトン図、第3図は、上記実施例装置で用
いられている制御ルーチンを示す流れ図である。 10・・・駆動装置、 12a 、 12b −前m、 13a 、 13b ・WG、 14・・・駆動切換機構、 20・・・(アンチスキッド癲能付)制動装置、21・
・・ブレーキペダル、 22・・・マスクシリンダ、 23a 、23b 、23c 、23d・・・ホイール
シリンダ、 24・・・7クチユエータ、 30・・・電子制m装置、 31・−・マニュアル選択スイッチ、 32・・・ブレーキスイッチ、 33a 、33b・・・前輪回転数センサ、33c・・
・後輪回転数センサ、 34・・・マイクロコンピュータ。
示TI概略ブロック図、第2図は、本発明の実施例が適
用された車両の駆動及び制動系の一部にブロック線図を
含む全体スケルトン図、第3図は、上記実施例装置で用
いられている制御ルーチンを示す流れ図である。 10・・・駆動装置、 12a 、 12b −前m、 13a 、 13b ・WG、 14・・・駆動切換機構、 20・・・(アンチスキッド癲能付)制動装置、21・
・・ブレーキペダル、 22・・・マスクシリンダ、 23a 、23b 、23c 、23d・・・ホイール
シリンダ、 24・・・7クチユエータ、 30・・・電子制m装置、 31・−・マニュアル選択スイッチ、 32・・・ブレーキスイッチ、 33a 、33b・・・前輪回転数センサ、33c・・
・後輪回転数センサ、 34・・・マイクロコンピュータ。
Claims (2)
- (1)2輪駆動と4輪駆動とを切換える駆動切換手段と
、車両を制動する制御手段と、制動時の車輪のロックを
防止するアンチスキッド手段とを備えた車両の駆動・制
動制御装置において、 前記駆動切換手段の切換状態を検出する駆動状態検出手
段と、 前記制動手段の作動状態を検出する制動状態検出手段と
、 駆動状態が4輪駆動状態と検出され、且つ制動手段が作
動状態と検出されたときに、前記駆動切換手段を2輪駆
動側に制御する電子制御手段と、を備えたことを特徴と
する車両の駆動・制動制御装置。 - (2)前記電子制御手段が、前記駆動切換手段のマニュ
アル選択スイッチが4輪駆動側となつているときには、
前記制御手段の非作動検出と共に前記駆動切換手段を自
動的に4輪駆動側に復帰させる構成とされている特許請
求の範囲第1項記載の車両の駆動・制動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23829585A JPS6296141A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車両の駆動・制動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23829585A JPS6296141A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車両の駆動・制動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296141A true JPS6296141A (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=17028068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23829585A Pending JPS6296141A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車両の駆動・制動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296141A (ja) |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP23829585A patent/JPS6296141A/ja active Pending
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