JPS6295447A - 蒸気乾き度計 - Google Patents

蒸気乾き度計

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JPS6295447A
JPS6295447A JP23566985A JP23566985A JPS6295447A JP S6295447 A JPS6295447 A JP S6295447A JP 23566985 A JP23566985 A JP 23566985A JP 23566985 A JP23566985 A JP 23566985A JP S6295447 A JPS6295447 A JP S6295447A
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Osamu Miyata
理 宮田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、蒸気を使う原動機部、乾燥設備などの熱管
理に用いられる蒸気乾き度計に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、例えば所定の蒸気主管1内を通る蒸気の乾き度を
知るには第3図に示すような構成の絞り乾き度計が用い
られていた。同図において、2はゲートパルプ、3は絞
り、4は室、5は温度計、6は排気口、7け保温材、8
はコック、9はマノメータ、10は圧力計である。この
ような絞り乾き度計を用いて乾き度Xを知るには、ゲー
トパルプ2を全開として各部が十分に熱せられ、温度計
5の読みが一定となるまで蒸気を通しておいてから、主
管1内の原蒸気の圧力plを圧力計10により、絞り後
の蒸気の温度t2及び圧力p2を温度計5及びマノメー
タ9により同時に読取り、近似的にはその読取った値と
モリエール線図とから求めるが、精密にはその読取った
敏と飽和蒸気表及び過熱蒸気表とを用いて次のように計
算により求める。すなわち、蒸気主管l内(一次側)の
圧力p1、乾き度Xの湿り蒸気が校り3を通って室4内
(二次側)に至り圧力p2、温度t2の過熱蒸気となる
変化は、等エンタルピー変化であることから、次式によ
って計算する。式(1)におけるi1′は一次側圧力p
1の飽和水のエンタルピー、i1″は一次側圧力p1の
飽和蒸気のエンタルピー、i2は二次側の圧力p2で温
度℃2の蒸気(過熱蒸気)のエンタルピーである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の蒸気乾き度計は、測定した圧力p1、p2、温度
t2と蒸気表からエンタルピーi、l”、i1′、i2
を求めて、それから乾き度Xを計算するので、非常に手
間がかかる問題と乾き度Xを連続測定することが事実上
不可能である問題があった。
このような問題に対して、従来の蒸気乾き度計を自動化
することが考えられる。すなわち、圧力センサー及び温
度センサーを用いて圧力p1、p2、温度t2を検出す
るようにして、飽和蒸気表、過熱蒸気表、前記式(1)
を記憶させたマイコンシステムの構成が考えられる。し
かし、過熱蒸気表に表わされているエンタルピーは、つ
まシ過熱蒸気のエンタルピーは圧力と温度の関数である
ので、回帰式で表わすことが困難であり、デープルの状
態で記憶部に記録しなければならない。従って、このよ
うな構成では大容量の記憶部を必要とする点で問題があ
る。
く問題点を解決するだめの手段〉 この発明の手段は、乾き度を知ろうとする一次側蒸気を
所定のオリフィスを介して二次側のフラッシュ室に導入
し、そのフラッシュ室から開度が電気信号により制御さ
れる流量制御弁を介して排出するように蒸気通路を構成
し、上記一次側蒸気の圧力並びに上記二次側蒸気の圧力
及び温度を夫々検出するセンサーを設け、上記流量制御
弁の開度を上記センサーによって検出される上記二次側
蒸気の圧力及び温度に基いて二次側蒸気が飽和蒸気とな
るように制御すると共にその二次側蒸気が飽和状態にな
った状態において上記各センサーによって検出値に基い
て一次側蒸気の乾き度を算出する制御演算部を設けてな
るものである。
〈作  用〉 前記手段によれば、二次側蒸気が飽和蒸気となるように
流量制御弁の開度が自動的に調整される。
二次側蒸気が飽和蒸気であれば、乾き度Xを計算した前
述の式(1)における二次側の蒸気のエンタルピーi2
が飽和蒸気のエンタルピーとなり、飽和蒸気表から得ら
れることになる。すなわち、乾き度Xの計算において、
過熱蒸気表は使用しないで、飽和蒸気表のみを使用して
計算できることになる。
なお、飽和蒸気は圧力が与えられればそれに相当する飽
和の温度が決定するものであり、飽和蒸気表における飽
和水のエンタルピー1′及び飽和蒸気のエンタルピーj
−//はいずれも圧力のみの関係式として表わすことが
できるものであるから、マイコンに組込む構成において
過熱蒸気表を使用しない乾き度計算方式の方が過熱蒸気
表を使用する乾き度計算方式よりも記憶演算部の記憶量
が少なくなる。
〈実 施 例〉 第1図はこの発明の1実施例であシ、図において、1は
蒸気主管で、この主管1内の蒸気の乾き度を測定するも
のである。主管1から分岐した蒸気通路20に順次固定
゛オリフィス21、フラッシュ室22、電動式流量制御
弁23を設け、蒸気通路端20aが外界に開放されてい
る。
蒸気通路20には、その固定オリフィス21の入口側に
圧力センサー24を設けて一次蒸気圧を検出し、フラッ
シュ室22に圧力センサー25、温度センサー26を設
けて二次蒸気圧及び温度を検出するようになっている。
流量制御弁23は、その開度を変えるアクチュエータ2
7を具備しており、電気信号によって開度が自由に変更
されるものである。この流量制御弁23の開度の制御と
、乾き度の計算のために制御演算部2つとしてマイコン
を設けである。
制御演算部29は、センサ24から一次蒸気圧P1、セ
ンサー25から二次蒸気圧P2、センサー26からフラ
ッシュ室22内の二次蒸気温度Tに相当する信号を得る
ようになっている。流量制御弁23の制御は二次蒸気が
飽和蒸気となるように制御される。このために、制御演
算部29の記憶部に、飽和蒸気表の圧力と温度との関係
を次の関係式 T = ft(P) =10oxグ=丁    ・・・・・(2)1≦P≦5
のとき A = 0.219−0.0408(5−P)−0,0
006(5−P)・・・・・(2−1) 5≦P≦21のとき A = 0.279−0.003(9−P)  ・・・
・・(2−2)として記憶しており、二次蒸気温度Tが
そのときの二次蒸気圧P2に相当する飽和温度であるか
否かを判断するようになっている。
また、乾き度を前述の式(1)によって計算するために
、飽和蒸気表の圧力と飽和水のエンタルピーilの関係
を次の関係式 %式%(3) として記憶しており、さらに飽和蒸気表の圧力と飽和蒸
気のエンタルピーJ、I/”の関係を次の関係式%式%
() として記憶している。
そして乾き度Xの計算を、式(1)に相当する次式(5
)、すなわち、 に従って行うようになっている。
第2図は第1図に示した乾き度計の制御演算部2c+l
c使用したマイコンのフローチャートであり、これに従
って乾き度計の動作を説明する。まず、スタート信号に
よってステップ30において流量制御弁(以下弁とのみ
記す。)23が全開状態とされる。すなわち、弁23が
全開となるようにアクチュエータ27に信号が与えられ
る。弁23が全開になると、蒸気主管1から分かれてオ
リフィス21を通りフラッシュ室22に達した蒸気は弁
29を介して大量に排出されるから、二次側蒸気(フラ
ッシュ室内蒸気)は過熱蒸気となる。次のステップ31
において、弁23が少し閉じられる。すなわち、弁23
0弁体が閉弁方向へ少し移動させられる。これによって
二次側の過熱蒸気は少し飽和蒸気に近ずく。次のステッ
プ32において、二次側蒸気が飽和蒸気であるか否かを
判断する。すなわち、温度センサー26及び圧力センサ
ー25からの検出信号に基いて記憶している式(2)に
よって、二次側蒸気の温度がその時の二次側圧力に相当
する飽和温度であるか否かを判断することによって行い
、飽和蒸気でないときはステップ33へ、飽和蒸気であ
るときはステップ34へ移行する。ステップ33におい
ては検出された二次側蒸気の温度と、検出された二次側
蒸気の圧力P2を用いて式(2)によシ算出された飽和
温度とが比較される。その結果二次側蒸気の温度Tが二
次側蒸気の圧力P2に相当する飽和温度よりも低くけれ
ばステップ31に戻り、高ければステップ35へ移行す
る。ステップ35では弁23が少し開かれ、そして次の
ステップ32へ戻る。ステップ32において二次側蒸気
温度Tが二次側蒸気圧力P2に相当する飽和温度である
と判断されたときは34へ移行する。ステップ34にお
いては、記憶している式(3)、(4)、(5)によっ
て乾き度Xが算出され、その結果が次のステップ36で
表示(又はプリントアウト)され、次にステップ32へ
移行する。
通常は、スタートしてステップ30からステップ31へ
移行した初期の段階では弁23が殆ど全開であるからス
テップ32において二次側蒸気温度Tは二次側蒸気圧力
P2に相当する飽和温度ではなく、従ってステップ33
へ移行し、ステップ33においても、T<P2の飽和温
度、であり、ステップ31へ戻る。
このステップ31,32.33への移行が繰返されてい
ると、次第に弁23の開度が小さくなっである時点で二
次側蒸気温度Tと二次側蒸気圧P2に相当する飽和温度
とが等しくなる。この段階でステップ32からステップ
34へ移行することになり、乾き度Xが計算される。そ
して、センサー24.25.26の検出値が変化しなけ
れば、同じ乾き度が表示される。
弁23の開度を二次側蒸気が飽和蒸気となるように変化
させて、二次側蒸気が飽和蒸気となると乾き度が計算さ
れて表示される。
く効  果〉 この発明によるときは、二次側であるフラッシュ室の排
気量を流量制御弁によって制御することによって二次側
蒸気を飽和蒸気の状態に保つから、乾き度の計算におい
て過熱蒸気表の値を使用することなく、飽和蒸気表の値
を使用して算出できるようになり、従って、マイコンを
使用した自動装置とするときにその記憶部の必要な記憶
量を大幅に減少させることができて、記憶部が小容量の
ものでよいものとなる効果が得られる。また、当然のこ
とながら、自動化したものであるから測定者の手間が大
幅に減少し、さらに乾き度を連続的に測定できてその変
化状態を連続しだもあ゛として把握できる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例の概略構成図、第2図は同
実施例制御演算部のフローチャート、第3図は従来の乾
き変針の概略構成図である。 1・・・蒸気主管(一次側)、20・・・蒸気通路、2
1・・・オリフィス、22・・・フラッシュ室、23・
・・流量制御弁、24・・・圧力センサー(一次側用)
、25・・・圧力センサー(二次側用)、26・・・温
度センサー(二次側用)、27・・・流量制御弁のアク
チュエータ、29・・・制御演算部。 特許出願人  株式会社 チイニルブイ化 理 人  
 清  水   哲 ほか2名第1図 第30 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次側蒸気を所定のオリフィスを介して二次側の
    フラッシュ室に導入し、そのフラッシュ室から開度が電
    気信号により制御される流量制御弁を介して排出するよ
    うに蒸気通路を構成し、上記一次側蒸気の圧力並びに上
    記二次側蒸気の圧力及び温度を夫々検出するセンサーを
    設け、上記流量制御弁の開度を上記センサーによつて検
    出される上記二次側蒸気の圧力及び温度に基いて二次側
    蒸気が飽和蒸気となるように制御すると共にその二次側
    蒸気が飽和状態になつた状態において上記各センサーに
    よつて検出される検出値に基いて一次側蒸気の乾き度を
    算出する制御演算部を設けてなる蒸気乾き度計。
JP60235669A 1985-10-21 1985-10-21 蒸気乾き度計 Expired - Fee Related JPH0614004B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01155256A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Tlv Co Ltd 蒸気乾き度計
JPH0275947A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Tlv Co Ltd 蒸気乾き度計

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5595825A (en) * 1979-01-13 1980-07-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Measuring device for discharged gas amount

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