JPS6293296A - 2′,3′−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンa誘導体、およびその製造法 - Google Patents

2′,3′−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンa誘導体、およびその製造法

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JPS6293296A
JPS6293296A JP60231027A JP23102785A JPS6293296A JP S6293296 A JPS6293296 A JP S6293296A JP 60231027 A JP60231027 A JP 60231027A JP 23102785 A JP23102785 A JP 23102785A JP S6293296 A JPS6293296 A JP S6293296A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な半合成アミノ配糖体抗生物質でアル2’
、3’−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンAの
1−N−(α−ヒドロキシ−ω−アミノアルカノイル)
誘導体、およびこれらの製造法に関する。これらの新規
化合物は種々なカナマイシン感受菌およびカナマイシン
耐性菌に対して高い抗菌活性を示し、抗菌剤として有用
である。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)−h
f−=rイシンA、B及びCから誘導された半合成アミ
ノ配糖体抗生物質として、カナマイシンA。
B、Cの攬々なデオキシ誘導体、ならびにこれらの1−
N−(α−ヒドロキシ−ω−アミノアルカノイル)誘導
体が知られている。従来既知のデオキシカナマイシン類
ならびにこれらの1−N−アミノアルカノイル誘導体は
有用な抗菌活性を有するが、抗菌スペクトルはさまざま
な範囲であり、また新しい耐性菌が出現してこれに無効
になることもあるから、より侵れた新しい抗菌性化合物
を創製することは常に要望されている。
(問題点を解決するための手段) 先に、本発明者レジ、カナマイシンAの3′位ヒドロΦ
シル基をフルオロ基で置き換えた誘導体、すすbチ3’
−フルオロ−3′−デオキシカナマイシンAを創製でき
るならば、これはカナマイ7ン耐性菌にも有効である化
合物であろうと期待し、これを合成することに成功した
。すなわち、本発明者らは、先の特願昭59−1616
15号(出願臼:昭和59年8月2日)に、新規な半合
成アミノ配糖体抗生物質として3′−フルオフ−3′−
デオキシカナマイシンAを初めて合成したことを記載し
、またこの新規化合物の製造のための方法として、i知
物iの3−デオキシ−3−フルオロ−1,2:5,6−
ノー〇−インクロピリデンーα−り一グルコフラノース
から出発して多段階よりなるルートを経る合成方法を記
載した。また、本発明者らは、カナマイシンAから出発
して3′−フルオロ−3′−デオキシカナマイシンAを
合成する方法も開発した(特願昭59−261776号
)。
更に、不発明者は、3′−フルオロ−3′−チオキシカ
ナマイシンBを創製することを意図して研究を進めた。
すなわち、本発明者は、特開昭56−63993号公報
、参考例2.米国特許4.349,666号明細書及び
[日本化学会誌J 19g2年10号l706頁〜17
12頁にカナマイシンBのN、〇−保護誘導体として記
載される既知物質の6’−N。
4′−〇−カルボニルー4#、 bl  Q−シクロヘ
キシリデン−1,2’、  3. 3’−テトラ−N−
トシルカナマイシンBを使用して、新規な合成方法によ
り初めて3′−フルオロ−3′−デオキシカナマイシン
Bを合成することに成功した(特願昭59−26270
0号明細書参照)。本発明者らは、これら3′−フルオ
ロ−3′−デオキシカナマイシンA又はHの1位アミン
基をDL−又はI、−3−アミノ−2−ヒドロキシゾロ
ピオン酸又はL−4−7ミノー2−ヒドロキシ酪酸でア
シル化することによって、1−N−(DL−又はL−3
−アミノ−2−ヒドロキシプロピオニル)−又は1−N
−(L −4−−アミノ−2−ヒドロキシブチリル)−
3′−フルオロ−3′−デオキシカナマイシンA又はB
を新規化合物として製造することに成功し、しかもこれ
ら新規化合物が耐性菌を含めて種々なダラム陽性菌、ダ
ラム陰性菌に対して秀れた抗菌活性を有することを認め
た(特願昭60−76706号明細省分明)。
更に研究の結果、本発明者は、2’、 3’−ノブオキ
シ−2′−フルオロカナマイシンAを創製することを意
図して研究を進め、r Can、 J、 Chem、 
J49巻796〜799頁(+’?71  )に記載さ
れる既知物質、メチル・4.6−0−ベンジリデン−3
−デオキシ−β−D−アラビノ−へキソビラノシドと既
知物質6−O−(3−アミノ−3−デオキシ−α−D−
グルコピラノシル)−2−デオキシストレグタミンとか
ら出発して、後述する谷考例に示した合成ルーI・によ
り2’、 3’−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイ
シンAを初めて合成することに成功し、しかもこの新規
化合物が耐性菌を含めて種々なダラム陽性菌、陰性菌に
対して抗菌活性を有することを認めた(特願昭59−2
63759号明細V診分明。
しかも、今回は、本発明者らは、この2’、 3’−ジ
デオキシ−2′−フルオロカナマイシンAの1位アミン
基をDL−又はL−3−アミノ−2−ヒドロキシゾロピ
オン酸又はL−4−アミノ−2−ヒドロキシ酪酸でアシ
ル化することに工って、1−N−(DL−又はL−3−
アミノ−2−ヒドロキシプロピオニル)−又は1−N−
(L−4−アミノ−2−ヒドロキシブチリル)−2’、
3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナマイシンAを新
規化合物として製造することに成功し、しかもこれら新
規化合物が耐性菌を含めて種々なダラム陽性菌、ダラム
陰性菌に対して秀れた抗菌活性を有することを認めた。
従って、第1の本発明によると、次の一般式〔式中、n
は1又は2の整数である〕で示される1−N−(α−ヒ
ドロキシ−ω−アミノアルカノイル)−2’、3’−ノ
ブオキシ−2フーフルオロカナマイシンA、及びその酸
付加塩が提供される。
一般式(1)の本発明化合物の例には、1−N−(DL
−又はL−3−ア1)−2−ヒドロキシプロピオニル)
 −2’・3′−ノブオキシ−2′−フルオロカナマイ
シンA;およびI−N−(L−4−アミノ−2−ヒドロ
キシブチリル)−2’、3’−ジデオキシ−2′−フル
オロカナマイシンA、ならびにこれらの酸付加塩がある
一般式(I)に包含される本発明の1−N−(DL−又
はL−3−アミノ−2−ヒドロキシプロピオニル)−2
’、3’−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンA
も、また1−N−(L−4−アミノ−2−ヒドロキシブ
チリル) −2’ 、 3’−ジデオキシ−2′−フル
オロカナマイシンAも、夫々に、明確な融点を示さない
白色粉末状の物質であシ、後の実施例1〜2に記載され
る物性を示す塩基性物質である。本発明の新規化合物(
1)は通常、遊離塩基または水和物または炭醸塩として
得られるが、通常の方法により薬学的に許容できる酸付
加塩とすることができる。酸付加塩としては、例えば塩
酸、硫酸、燐酸、硝酸などの薬学的に許容できる無機酸
あるいは酢酸、リンゴ酸、クエン酸、アスコルビン酸、
メタンスルホン酸などの薬学的に許容できる有機酸との
塩がある。
本発明による一般式(I)の化合物又はこれの酸付加塩
は、薬学的に許容できる液体又は固体担体と配合して抗
菌剤組成物に調合できる。
本発明による1−N−(L−3−アミノ−2−ヒドロキ
シグロピオニル)−1,3′−ジデオキシ−2′−フル
オロカナマイシンA(2’−F−インセリル−DKMA
と略記する)および1−N−(L−4−アミノ−2−ヒ
ドロキシブチリル)−2’、3’−ジデオキシ−2′−
フルオロカナマイシンA (2’−F −AHB −D
KMAと略記する)(夫々、遊離塩基として)の抗菌ス
はクトル(最低阻止濃度、mcg/−)は次の第1表に
示す通りである。比較のため、アミカシン、すなわち1
−N−(L−4−アミノ−2−ヒドロキシブチリル)カ
ナマイシンAと、2’、 3’−ジデオキシ−2′−フ
ルオロカナマイシンA (2’−r −DKMAと略記
する)の抗菌スはクトルも第1表に示す。
第1表の抗菌データから判るように、本発明圧よる一般
式(I)の化合物は高い抗菌活性を及ぼす細菌が多電に
わ九っており、幅広い抗菌スペクトルを有する。しかも
、1−N−アミノアシル基をもたない2’、 3’−ジ
デオキシ−2′−フルオロカナマイシンAに比べて抗菌
活性が増強されている。
その上、!ウスに対して極めて低い急性毒性を示すこと
が認められ、例えば2’−F −AHB −DKMAの
150〜/に9を経口投与してもマウス金側が生存した
@    1 供      試     菌 スタフイロコカス・アウレウス(Staphyloco
ccus  aureus)209Pスミス(Smit
h) スタフイC1ffカス・エビデルミノス(Staphy
lococcug  epidermldis)109
バチルス・アンスラシx(Bacillua  ant
hraeis)コリネバクテリウム・ボビx(Cory
nebacterium bovis)1810大腸菌
(Escherichia coil) K −121
1ML1629 #   I   ■、1410R81 、JR66/W677 ミコハクテリウA(Mycobactarium )6
07りVf’/エラ・ニューモニア(Klebaiel
、la  pnaumoniae)22す3038デロ
テウx−バルガリスCI’roteus  vu1g+
1ria)ox +’?セラチア・”fルセンセンス(
Serratia marcescens)クロビデ7
17ア壷エスピー(Provideneia  ap、
)Pv  16緑1!lI函(Paeudomonas
 aeruginosa ) A3最低阻止濃度(ma
g / w ) 0.780.783.12  1.560.78  0
.39    +、56  0.71!3.12  1
.56  12.5   6,250.39   <0
.2    1.56   0.390.78  0.
78  12.5   1.56o、’zg     
O,391,56Q、フ81.56  0.78  3
.12  1.561.56   +、56  6.2
5   +、563.12  1.56   >100
   3.120.78  0.78    +、56
  0.781.56  1.56   100   
6.25+、56  0.78  3.12  1.5
63.12  3.12  12.5   6.251
.56  0.18  6.25   +、560.2
   0.39  0.78  0.23.12  6
.25  12.5   3.12本発明の式(1)の
化合物の製造は、概略的に言えば、次式([I) A′ で示される2’、3’−ジデオキシ−2′−フルオロカ
ナマイシンA、あるいは式(II)の化合物の1位アミ
7基以外の全部の又は一部のアミノ基を公知のアミン保
護基で保護された2’、3’−ジデオキシ保護−フルオ
ロカナマイシンh保護!導体(Ir)の1位アミノ基を
次式 〔式中、nは前記と同じ慧味をもつ〕で示されるα−ヒ
ドロキシ−ω−アミノアルカン酸、具体的にはDL−又
はL−3−アミノ−2−ヒドロキシプロピオン酸又はL
−4−アミノ−2−ヒドロキシ酪酸でアシル化すること
によって行われる。式(III)のα−ヒドロキシ−ω
−アミノアルカン酸は、これと均等的に反応する活性カ
ルボン酸誘導体、例えば活性エステル、活性アシド、酸
無水物、混成酸無水物、等の如き反応性誘導体(官能的
均等物)であることができる。式(■)のα−ヒドロキ
シ−ω−アミノアルカン酸のアミン基はアミノ保護基で
保護されであるのが好ましい。
出発化合物としての式(■)の2′・3′−ジデオキシ
−2′−フルオロカナマイシンAがアミノ基を保護され
ている場合には、上記のl−N−アシル化の反応生成物
から、これに残留するアミン保護基を常法で脱離するこ
とによって式(I)の目的化合物が収得される。
従って、第2の本発明によると、次の一般式で示される
2’、3’−ジデオキシ−2フーフルオロカナマイシン
A、あるいはこの化合物の1位アミン基以外のアミノ基
の一部又は全部なアミノ保護基で保護された保護誘導体
の1位アミン基を、次の一般式 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示されるα−ヒ
ドロキシ−ω−アミノアルカン酸又はこのアミノアルカ
ン酸(ITS)のアミノ基をアミノ保護基で保護された
保護誘導体、あるいはこれらの反応性誘導体と反応させ
、こうして得られた1−N−アシル化反応生成物から、
残留したアミン保護基がある場合には、アミノ保護基を
次いで脱離させることから成る、次の一般式 〔式中、nは前記の意味を有する〕で示される1−N−
(α−ヒドロキシ−ω−アミノアルカノイル)−2’、
3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナマイシンAの製
造法が提供される。
本発明の方法において、一般的には、式(II)の出発
化合物の1位アミノ基以外のアミノ基のすべて又は一部
を保護するアミン保護基としては、通常のアミノ保護基
が使用される。例えば、第三ブトキシカルボニル基、第
三アミロキシカルボニル基などのアルコキシカルボニル
基、シクロへキシルオキシカルボニル基などのシクロア
ルキルオキシカルボニル基、ペンシルオキシカルボニル
基などのアラルキルオキシカルボニル基、トリフルオロ
アセチル基、オルト−ニトロフェノキシアセチル基など
の、加水分解で脱離し易い置換された低級アルカノイル
基、ノフェニルホスフイノチオイル基、ツメチルホスフ
ィノチオイル基などのホスフィノチオイル基、ノフェニ
ルホスフィニル基すどのホスフィニル基の如き一価のア
ミノ保護基が用いられる。また二価のアミノ保護基とし
てフタコイル基を用いることができ、また式(II)の
出発化合物の1位アミノ基以外のアミン基は、これをシ
ップ塩基の形にして保護することもできる。これらのア
ミン保護基の導入はペプチド合成等で公知の方法により
、例えば酸ハライド、酸アット、活性エステル、酸無水
物などのアシル化剤の形で公知のアミノ保護基導入剤を
用いることができる。
これらのアミン保護基導入剤を0.5−6モル当量比の
範囲で用いることにより、出発化合物(II)の各アミ
7基の反応性の差異により種々の部分アミノ保護誘導体
を任意の比率で製造することができる。
本発明の化合物(1)の製造方法においては、1位アミ
ノ基以外のアミノ基のすべて又は一部分が保護されたア
ミノ保護誘導体、例えば3.6’、3’−トリーN−保
役体、3.6′−および6’、3’−シーN−保膿体、
又は6′−モノ−N−保護体が使用できる。さらに、こ
れらの部分アミノ保護体の混合物も本発明の方法で1位
アミノ基のアシル化のために用いられる。
本発明の方法において一般式(I)の目的化合物を高い
収率で製造するためには、一般式(■)の出発化合物の
1位アミノ基を選択的に式(III)のα−ヒトミキシ
−ω−アミノアルカン酸でアシル化すれば良いのである
。従って、1位アミノ基以外のすべてのアミノ基がアミ
ノ保護基で閉塞されている出発化合物(n)の保護誘導
体、すなわち3 、6’。
3′−トリーN−保護−2’、3’−ノブオキシ−2′
−フルオロカナマイシンAを末法の出発物質として用い
るのが最も好ましいことは明らかであろう〇−一般式I
I)の化合物の1位アミノ基以外のすべてのアミノ基が
保護された保護誘導体を調製するには、例えば次の方法
を利用できる。すなわち、式(II)の2’、3’−ジ
デオキシ−2′−フルオロカナマイシンAを二価遷移金
属、 911えは銅(■)、ニッケル(■)、コパルl
−(II) 等のカチオンと反応させて金属錯体な形成
させ、この錯体にアミノ保護基導入剤を作用させて2’
、3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナマイシンAと
金属カチオンとの錯体のカナマイシン部分の1位と1位
の2個のアミノ基(これらは二価金属イオンと錯結合し
て閉塞されている)以外のすべてのアミノ基をアミノ保
護基で保護し、その後に、上記錯体から二価金属カチオ
ンを例えばカチオン交換樹脂による処理、硫化水素処理
又はアンモニア水処理で脱除することによって2’、3
’−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンAの3.
6′−シーN−保護誘導体を作ることからなる特開昭5
2−153944号によるN−保護方法を応用すること
によって、若しくは前記の二価遷移金属カチオンに代え
て亜鉛イオンを用い以後は前記のN−保護方法と同様に
処理して、上記と同様のN−保護誘導体を作る本出願人
の特開昭55−64598号(特願昭53−13840
2号)によるN−保護方法を応用することによって、先
づ2’、3’−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシ
ンAの3,6′−ノーN−保護誘導体を高収率で生成す
る。次いで、本発明者らが開発した特開昭55−+64
696号(特願昭54−73064号)による1位以外
のアミ7基が選択的に保護されたアミノグリコシド抗生
物質保護誘導体の製造法の応用によって、前記3.6′
−ジ−N−保護誘導体の3′位アミン基を選択的にアシ
ル化により保護すると、化合物(■)の1位アミノ基以
外のすべてのアミノ基が保護された) U −N−保護
誘導体を高収率で調製できるのである。この特開昭55
−164696号の方法においては、1位及び31位ア
ミン基以外のアミノ基を保護されであるアミノグリコシ
ド抗生物質に対して、1位アミノ基の選択的アシル化剤
として、例えばギ酸エステル、ジハロゲン化’!たHト
リハロゲン化アルカン酸エステル、あるいはホルミルイ
ミダゾールを用いて作用せしめるものであり、これによ
って該アミノグリコシドの1位アミノ基をアシル化する
ことなく、1位アミノ基をホルミル基、ノー又はトリー
710アルカノイル基で選択的【保護できるのである。
第2の本発明による方法においては、式(III)のα
−ヒドロキシ−ω−アミノアルカン酸としては、アミノ
基を保護し九又はしていないα−ヒドロキシ−ω−アミ
ノアルカン酸が用いられ、これで上記の出発化合物(I
I)又はそれの部分アミノ保護誘導体(II’)の1位
アミン基をアシル化する。この1−N−アシル化反応は
、式(+n)のα−ヒドロキシ−ω−アミノアルカン酸
又はこれの反応誘導体(官能的均等物)をノシクロヘキ
シルカルボノイミド法、混合酸無水物法、アシド法、活
性エステル法などで、作用させて実施できる。反応温度
は0°C〜30°Cの範囲が適当である。式([II)
のα−ヒドロキシ−ω−アミノアルカン酸のアミン基を
保護するアミン保護基は、出発化合物の保護誘導体(■
′)のアミン保護基に用いられたと同じ又は異なるもの
でよい。特に、トリフロロ酢酸、酢酸などの水溶液ま九
は塩酸などの希薄溶液中で処理して容易に脱保護できる
第三!トキシカルボニル基やパラメトキシペンノルオキ
シカルボニル基は、好゛ましく用いられるアミノ保護基
である。ちた、・ゼラジウム、酸化白金などの白金族触
媒の存在下に通常の接触還元で脱保護できるペンツルオ
キシカルボニル基も便利なアミン保護基である。
本発明方法での1−N−アシル化反応は含水溶媒中で活
性エステル法で行われることが好ましい。
例えば、通常の方法で得られる活性エステルとして(L
) −4−第三プトキシカルボニルアミノ−2−ヒトa
Φシ酪酸のN−ヒドロキシコノ)り酸イミドを1−3モ
ル当量、好ましくはI−1,5モル当量の範囲で使用し
て式(II)の化合物に反応させるO使用される溶媒と
しては、好ましくはノオキサン、ジメトキシエタン、ジ
メチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トリエチル
アミンなどの水混和性の有機溶剤が使用される。
なお、式(■)の出発化合物の6’−N−保護体のよう
に、1位アミン基以外の了ミノ基の一部のみが保護され
た部分保護誘導体を本法で1−N−アシル化される出発
物質として用いた場合には、混成したN−アシル化反応
生成物をシリカゲルなどの塔クロマトグラフィーによっ
て精製し、未反志の原料を除去してN−アシル化生成物
の混合物を得ることができる。しかし、一般には、この
混成N−アシル化生成物は精製することなしに脱保護し
て後に精製して目的化合物(Io)を採取することがで
きる。
本法においては、こうして生成された1−N−アシル化
反応生成物にアミノ保護基が残存する場合、アミン保護
基を脱離せしめるが、この脱離は常法で行なわれる。す
なわち、上記のアルキルオキシカルボニル基型のアミン
保護基はトリフ・ロロ酢酸、酢酸などの水溶液、または
塩酸などの希薄溶液中で加水分解により処理して脱離さ
れる。またアミノ保護基がペンツルオキシカルボニル基
などのアラルキルオキシカルボニル基の場合には通常の
接触還元(水添分解)によって容易に脱離できる。また
アミノ保護基にフタロイル基を有する場合は抱水ヒドラ
ジノのアルコール溶液中で加熱により除去できる。
本発明化合物(I)の合成は、未保護の2’、3’−ジ
デオキシ−2′−フルオロカナマイシンAから出発して
特開昭55−645’?8号の亜鉛錯体法ならびに特開
昭55−164696号の選択的3′−アミノ保護法を
利用してアミノ保護誘導体を先づ調製し、次いで本発明
の方法を行う合成ルート、例えば具体的には次の工程か
ら成る合成ルートで行うのが便利である。
先ツ、2’、3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナマ
イシンA(化合物a)と酢酸亜鉛とをジメチルスルホキ
シド(DMSO)に懸濁し、又は水とツメチルホルムア
ミド(DMF )の混液に溶解し、生成した2’、3’
−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンへ−亜鉛錯
体の溶液に対して、N(ペンツルオキシカルボニルオキ
シ)サクシンイミド(アミノ保護基としてのペンノルオ
キ7カルボニル基の導入試薬)を作用させてカナマイシ
ン八部分の3位及び6′位のアミノ基をベンジルオキシ
カルボニル基で保護し更に亜鉛カチオンをイオン交換樹
脂(例えばアンバーライトcc−so )処理により脱
離させて3.6′−ビス−N−(ペンシルオキシカルボ
ニル)−2’、3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナ
11フフ人(化合物b)を生成させる(工程1)。さら
にDMS O又はDMF中でトリフルオロ酢酸エチルを
化合物(いに作用させて、3′位γミノ基をトリフルオ
ロアセチル基で保fi(特開昭55−164696号の
保換法による)して3.6′−ビス−N−(ペンシルオ
キ7カルボニル) −3’−N−トリフルオロアセチル
−2’、3’−ノブオキシ−2′−フルオロカナマイシ
ンA (化合物c )を生成させる(工程2)oさらに
含水テトラヒドロフラン中で炭酸ナトリウムの存在下に
化合物(C)KN −(ヘア ノルオヤシカルボニル)
−L−4−アミノ−2−ヒドロキシゾチリルオキシサク
7ンイミドまたはN−(ベンジルオキシカルボニル)−
L−3−アミノ−2−ヒト。キシプaピオニルオキシサ
クシンイミドを作用させ、1位アミノ基を選択的にL−
4−ペンノルオキシカルボニルアミノ−2−ヒトa′I
Pシブチリル化、tたは、L−3−ペンシルオキ7カル
ボニルアミノ−2−とドロキングロピオニル化する(工
程3)。これによって、l −N−CL−4−(ベンジ
ルオキシカルボニル)アミノ−2−ヒトaキシ!チリル
〕−文Ul−N−CL−3−(ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−2−ヒドロキシクロピオニル〕−3、6’
−ヒx−N−(ペンノルオキシカルボニル)−3’−N
−トリフルオロアセチル−2’、3’−ジデオキシ−2
フーフルオロカナVイシンA(化合物a)を1−N−ア
シル化反応生成物として形成させる0次に化合物(d)
からアミン保護基としてのトリフルオロアセチル基を酸
又は塩基による加水分解により、またベンジルオキシカ
ルボニル基を白金族金柘触媒による接触還元にょシ脱離
する(工程4)。これらの工程により目的の化合物(I
)が得られるのである。
本発明の方法で原料として用いられる2’、3’−ノブ
オキシ−2′−フルオロカナマイシンAはfi規物質で
あるから、これの製造法として、特願昭59−2637
59号記載の方法を説明する。
すなわち、原料として用いられる式(■)の2′。
3′−ノブオキシ−2′−フルオロカナiイシンAの製
造方法は、次の3工程、すなわち次式〔式中、Aはヒド
ロキシル保@基、例えばアシル基、好ましくはベンゾイ
ル基又はアラルキル基好ましくはペンツル基である〕で
示される6−アジド−4−〇−保11−2.3.6−)
リゾオキシ−2−フルオロ−リボ−ヘキソピラノシル・
ブロマイドを次式 〔式中、Yはアミ/保護基例えばアルコキシカルボニル
基、アラルキルオキシカルボニル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、アラルキルスルホニル基
であ!11、Dハヒト90キシル保護基例えばアシル基
、好ましくはアセチル基であり、Bは夫々がDと異なる
又は同じである1価のヒドロキシル保@基例えばアシル
基又はアラルキル基であるか、又は2つのBが共同して
二価のヒドロキシル保護基としてのアルキリデン基又は
シクロアルキリデン基又はアラルキリデン基の1個を表
わすものである〕で示される6−0−(2’。
4’、 6’−1−リー〇−保護−3′−N−保@−3
′−アミノ−3′−デオキシ−α−D−グルコピラノシ
ル)−1,3−ビスーN−保ii′″″2−デオキシス
トレデタミンの4位ヒドロキシル基と縮合させて次式〔
式中、A、B、D及びYは前記と同じ保護基である〕で
示される縮合生成物を生成させる工程と、式(Vl)の
縮合生成物のアット基(N5)を還元してアミノ基に転
化する工程と、そのアミン化生成物から、残留の保護基
(A、  B、  D、  Y)を常法で脱離させて式
(II)の化合物、すなわち2’、3’−ノブオキシ−
2′−フルオロカナマイシンAを生成する工程とから成
る。
素原料として用いる式(IV)の化合物は、後述の参考
例1(イ)〜(ニ)に示された方法で生成された6−ア
ツドー4−0−ベンゾイル−2,3,6−ドリデオキシ
ー2−フルオロ−〇−リポーヘキンピラノースを用い、
これの1位ヒドロキシル基を臭化チオニルと反応させて
ブロム比して、6−アツドー4−〇−ぺ/シイルー2.
3.6−ドリデオキシー2−フルオロ−α−D−リボ−
ヘキソピラノシル・ブロマイドを生成しく一考例1(ホ
)参照)、次いで4−0−ベンゾイル基を所望ならば公
知方法で他のヒドロキシル保護基(A)例えばペンノル
基と取代えることによって調製できる。
式(V)の化合物は、既知物質である6−0−(3′−
アミノ−3′−デオキシ−α−D−グルコピラノシル)
−2−デオキシストレプタミンの1位、3位、3′位の
アミン基を公知のアミノ基(Y)例え基で保護して得ら
れる6−0−(2’−0−保護一3′−N−保護−31
−アミノ−3′−デオキシ−α−D−グルコピラノシル
)−1,3−ビスーN−保it!−2−デオキシストレ
グタミンを用い、これの4’Q、6’位のヒドロキシル
基2個を公知の1価ヒドロキシル保護基(B)、若しく
は公知の2価ヒドロキシル保護基であるアルキリデン基
、例えばインクロピリデン基、アラルキリデン基、゛例
えばペンゾリデン基、又はシクロアルキリデン基、例え
ばシクロヘキシリデン基で保護することKより調製でき
る。保護基の導入の順序は都合のよいように調整できる
式(V)の化合物は後記の参考例2 ())で作られた
6−0−(2’−〇−アセチルー4’、6’−0−シク
ロへキシリデン−3′−デオキシ−3′−トシルアミノ
−α−D−グルコピラノシル)−1・3−ビス−N−)
シル−2−デオキシストレグタミン、若しくは特願昭5
9−161615号明細書の参考例2で作られた6−0
−(2’−0−ベンツルー3′−ヘンシルオキシカルボ
ニルアミノ−4’、6’−0−シクロへキシリデン−3
′−チオヤシーα−D−グルコピラノシル)−1,3−
ビス−N−ベンベルオキシカルボニル−2−デオキシス
トレプタミンでありうる。
式(【V)の化合物と式(v)の化合物との縮合工程は
、触媒としてシアン化第二水銀の存在下に無水の有機溶
媒、例えば塩素化炭化水素、好ましくはジクロロメタン
中で室温で又は加熱下に、例えば10〜100°Cの温
度で行い得る。生成した式(Vl)の縮合生成物のアシ
ド基(N、)の還元は、公知の方法により、例えば・9
ラノウム触媒の存在下に接触的還元法で行い得る。アシ
ド基の還元はアミノ保護基の脱離と同時に行ってもよい
。例えばアミン保護基(Y)がトフル基である場合には
、このトシル基を液体アンモニア中の金属ナトリウムで
処理して脱離すると、この際に伴う還元作用でアット基
もアミン基に還元される(参考例3(ロ)参照)。残留
する保護基(A、  B、  D、 Y)を脱離させる
脱保護工程は、用いた保護基の糧類に応じて、−挙に又
は段階に分けて、常用される脱保護法で公知手法で行い
得る。なお、前記の縮合反G 及Uアット基の還元反応
は3′−デオキシカナマイシンAの合成に係る米国特許
第3,929.761号明細書に示される方法と同じ要
領で行い得る@この脱保護反応で得られた反応液を濃縮
し、固体残渣を水に溶解しCM−セファデックスC−2
5のカラムに通しアンモニア水で展開することにより、
単離、精製すると、所望の式(11)の2’ 、 3’
 −ノブオキシ−2′〜フルオロカナマイシンAが収得
できる。
次に本発明を参考例及び実施例について具体的に説明す
る。なお、これらの参考例、実施例に示された式におい
て、Me  はメチル基、Ph はフェニル基、Bzハ
ヘンゾイル基、T8ハトシル基、ACfiアセチル基、
zはペンシルオキシカルボニル基を表わす。
参考例1 (イ)メチル・4.6−0−ペンノリチン−3−デオキ
シ−β−D−アラビノ−へキソビラノシト“〔化合物(
1)というコよりメチル・4.6−0−ペンゾリデンー
2.3−ジデオキシ−2−フルオロ−β−p −IJボ
〜ヘキンピラノシド〔化合物(2)という〕の〕合成無
水ベンゼン25−1無水ビリソン15−の混液に、ジエ
チルアミノスルファトリフルオライド1.1−を加え、
0°C攪拌下に、既知物質(E、H。
Williams、 W、A、5zarek、 and
 J、に、N、Jones ニー Can、 J、 C
hem、 ” 、  49巻、796〜799頁(+9
71)参照)である化合物fl+の5ooMlを加えて
、溶解セシメ、0°Cにて、0.5時間、攪拌後、60
’CKて3時間加熱した。反応液を氷冷した飽和炭酸水
素ナトIJウム水溶液250+dlC加えて、0.5時
間激しく、攪拌した。その後、ベンゼン1oo−を加え
て、抽出し、水洗後無水硫酸ナトIJウム尤て乾燥し、
濃縮してシロツノとした。シリカデルカラムクロマトグ
ラフィ−(シリカダルtlooi、クロロホルムで展開
)にて精製し、化合物(2;の391〜を結晶として、
得た。収率78チ。
(ロ)化合物(21よりメチル・4−0−ベンゾイル−
6−ブロモー2.3・6−ドリデオキシー2−フルオロ
−β−D−IJホ−ヘキ7ビラノシド〔化合物(3)と
いう]の合合成 化合物(3) 前項(イ)の化合物+21の391〜.N−ブロモコハ
ク酸イミド285キ、炭酸バリウム474〜に、無水の
四塩化炭素20−を加えて1時間加熱還流せしめた。反
応懸濁液を濃縮し、クロロホルムを加えて抽出し、不溶
物をr側抜、抽出液を水洗し、無水硫酸ナトリウムにて
乾燥し、濃縮すると、淡黄色結晶として化合物(3)の
粗製物の4q9MIIを得た。粗収率99チ。
()・)化合物(3)よりメチル・6−アソト9−4−
〇−ベンゾイルー2.3゜6−ドリデオキシー2−フル
オロ−β−D−リボ−ヘキソピラノシド〔化合物(4)
という〕の合合成 化合物(4) 前項(ロ)で得た化合物(3)の粗製物49979を無
水ツメチルホルムアミド10−に溶解し、アノ化ナトリ
ウム112〜を加え、+oo’tにて0.5時間反応せ
しめた。均−反厄液を濃縮後、クロロホルム100−に
て抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾
燥し、濃縮して、黄褐色シロップを得た。これをシリカ
ケ9ルカラムクロマトグラフイー(シリカケ9ル130
t/、クロロホルムで展開)により、精製して、無色シ
o77’の化合物(4)の430〜を得た。化合物+2
1よりの収率96チ。
(ニ)化合物(4)より6−アツドー4−〇−ベンゾイ
ルー2.3.6−ドリデオキシー2−フルオロ−D−リ
ボ−ヘキソピラノース〔化合物(5)という〕の合成 前項(ハ)の化合物(4)の128■を6規定塩酸を含
むトリフルオロ酢酸−水(1:l)の混液2.6−に溶
解し、50°Cにて、1時間反応せしめた。
反応液を水にて希釈し、水冷下にて、炭酸水素ナトリウ
ムを加え中和後、クロロホルム抽出を行ない、抽出液を
水洗し、無水硫酸す) IJウムにて、乾燥後、濃縮し
て、70ツグとし、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲルfjk5−、トルエン−酢酸エチル(6
:l)で展開により精製して、無色シロップの化合物(
5)の110〜を得たO収率90%。
(ホ)化合物(5)より6−アゾドー4−〇−ベンゾイ
ルー2.3.6−ドリデオキシー2−フルオロ−α−D
−リボ−ヘキソピラノシル・ブロマイド〔化合物(6)
という〕の合成前項(ニ)の化合物(5)の1.47f
を、無水ジクロロメタン29−に溶解し、臭化チオニル
1.9−を加え、室温で36時間、反応せしめた。酸性
の反応液に炭酸水素すl−IJウム80tを加えて中和
後、ジクロロメタンにて抽出し、不溶物をf’別側抜濃
縮し、シロップを得た。これをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ−(シリカゲル−!]250−、ベンゼンで
展開)にて精製し、無色シロップの化合物(6)の1.
03 ?を得た。収率58チ。
旋光度: 〔α)” : + 186°(C1,クロロ
ホルム)赤外線吸収スはクトル:2110CIn(アシ
ド)参考例2 (()  6−0− (3’−アミノ−3′−デオキシ
−α−D−グルコピラノシル)−2−デオキシストレプ
タミン〔化合物(力という〕より6−0−(3’−デオ
キシ−3′−トシルアミノ−α−D−グルコピラノシル
)−1,3−ビス−N−1シル−2−デオキシストレゾ
タミン〔化合物(8)という〕の合成既知の化合物(7
)の15.0gと炭酸ナトリウム10、ofをジオキサ
ン−水(1:l)の混液30〇−に溶解し、水冷下にト
シルクロライド27.7Fを加え、2時間攪拌後室塩に
て一晩(14時間)反応せしめた(N−トシル化)。反
応液を濃縮して得た残渣を酢酸エチルにて抽出し、抽出
液を水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、濃縮して
無色固体の化合物(8)の29.5Fを得た。化合物(
7)をフリーペースとして収率81チ。
(ロ)化合物(8)より6−0− (4’、 6’−0
−シクロへキシリデン−3’−チオキシ−3′−トシル
アミノ−α−D−グルコピラノシル)−1,3−ビス−
N−)シル−2−デオキシストレゾタミン〔化合物(9
)という〕の合成 H 化合物(91 前項((イ)の化合物(81+7) 25.Ofを無水
N、N−7メチルホルムアiド300−に溶解し、ノ母
ラドルエンスルホン酸1.Irと1.1−ジメトキシフ
クロヘキサン5.3−を加え、60°C120〜25π
m1g の圧力下にで1時間反応せしめた( 4’、 
6’−〇−シクロへキシリデン化)。
反応液を5チ炭酸水素ナトリウム水溶液2tに加え、生
じた沈澱なr取し、シリカダルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカrルi11.4t、クロロホルム−メタノー
ル(8:l)で展開)にて精製し、無色固体の化合物(
9)の16.IPを得た。収率58%<ノー〇−シクa
ヘキシリゾ7体の5.7f(19俤)も同時に得られた
(ハ)化合物(9)より6−0−(2’−〇−アセチル
ー4’、6’−0−シクロヘキシリデン−3′−チオ午
シー31−トシルアミノ−α−D−グルコピラノシル)
−1,3−ビス−N−トシル−2−デオキシストレグタ
ミン〔化合物a〔という〕の合成 UTs Ac 化合物口1 前項(ロ)の化合物(9)の+ 4.4 Fを無水/ 
l f ルスル示キシドー無水ピリノンcq”、+)の
混液70dに溶解し、N−アセチルイミダゾール3.7
62を加え、窒素置換後、室温にて27時間反応せしめ
た(2’−o−アセチル化)。
反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2tに加え、生
じた沈澱を水で洗浄後、さらにエチルエーテルで洗浄し
、シリカデル力ラムうaマドグラフィー(シリカデルt
 I−21、l aロホルムーメタノール(to:I)
で展開)にて精製し、無色固体の化合物illのIO,
Irを得た。収率67チ旋光度:cα〕。+3°(cl
・クロロホルム)・〔α]o+68°(c  1.DM
F)参考例3 (()’  2’−0−7−にチル−6’−7&)”−
4’−0−ペンソイル−41,61−0−シクロへキシ
リデン−61−デアはノー2’、3’−ノチオギシー2
′−フルオロートリス−N−トシルカナマイシンA〔化
合物qυという〕の合成参考例1で得た化合物(6)の
515W9を、無水ジクロルメタン1.3−に溶解し、
粉砕したドライライト1.18 ?、粉砕したシアン化
第二水銀543■を加え、ここに参考例2で得られた化
合物α〔638〜を加えて溶解せしめ遮光下に40°C
にて、7時間攪拌した(縮合反応)。反応懸濁液を、ク
ロロホルム+00−にて希釈し、セライトを併用してr
過しr液を、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水にて1
1次洗浄後、無水硫酸す) IJウムを用いて乾燥し、
濃縮した。得られた褐色固体を、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル1130d、ベンゼン:酢
酸エチル(IO:9)で展開)にて分離精製すると、淡
黄色固体の化合物(111の粗製物3004と、β−縮
合化合物225〜〔化合物a〔よりの収率27チ)とを
得た。
粗化合物aυの30011Fを再びシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル量60+d、ベンゼン−
酢酸エチル(5:3)で展開)にて精製し、無色固体の
所望化合物aυの134’llを得た。化合物α1より
の収率16嘩。
(ロ)化合物なりより2’、3’−ジデオキシ−2′−
フルオロカナマイシンA(化合物(II) )の合成 前項(イ)の化合物(Iυの137yqをセファデック
スLH−20カラムクロマトグラフイー(セファデック
ス1i17d、アセトンで展開)により再精製して得ら
れた無色固体状の化合物αυの134..2m9を、−
50tにおいて、液体アンモニア30−に溶解せしめ、
金属ナトリウム200qを加え、−50゜Cにて2時間
攪拌して反応した。アシド基の還元とトシル基の脱離が
起きた。メタノール約1−を加え、暗青色の反応液を淡
黄色とし、濃縮して淡黄色残渣を得九〇これを水15−
に溶解すると、アルカリ性加水分解によりアセチル基と
ベンゾイル基が脱離した。アンバーライトCG−120
樹脂(H型200〜40oメツシユ)2.5ofを゛加
え中和し、樹脂なr取、水洗し、1規定アンモニア水に
て展開、溶離し、ニンヒドリン呈色陽性の溶離液を集め
濃縮し、淡黄色固体を得た。本固体を酢酸−水(4:l
)の混液1o−に溶解し8゜0Cにて0.5時間加熱す
ると、シクロへキシリデン基の脱離が起きた。その反応
液を濃縮し得九固体を、水に浴解し、CM−セファデッ
クスc−250カラム(20m/)に通し、0〜O,1
5fi定アンモニア水により、そのアンモニア濃度を次
第に増大しつつ展開した。溶離液をニンヒドリン呈色し
、目的物質を含む部分(75〜95−)を集め濃縮し、
無色固体として所望の2’、3’−ソチオ牛シー2′−
フルオロカナマイシンAの14.119を得た(H2C
O3塩として収率23チ)。
実施例1 (()  3・6′−ビス−N−(ベンジルオキシカル
ボニル)−2’、3’−ジデオキシ−2′−フルオロカ
ナマイシンAC化合物(b)〕の調製化合物 (a) 
           化合物 (b)2’、3’−ジ
デオキシ−2′−フルオロカナマイシンA〔化合物(a
)〕の炭駿塩4g、911Pを無水ツメチルスルホキシ
ド(DMSO)0.75−に懸濁させ、酢酸亜鉛Z n
 (OAc ) 2 ・2H20の9gIIgを加え、
室温にて5時間攪拌せしめて得られた均一溶液に、N−
(ペンノルオキシカルボニルオキシ)サクシンイミド4
gWを10分かけて徐々に加え、室温にて1時間反応せ
しめた(ペンノルオキシカルボニル基によるアミノ基保
S)。
反応液にエチルエーテルを加え、エチルエーテルによる
洗浄を繰り返し、得られたシロップをアンバーライトC
G−50樹脂(H型とNH,型との混合物容量比1:l
)+04のカラムに加え、テトラヒドロフラン−水(1
:I)の混液にて洗浄後、0.5規定のアンモニアを含
むテトラヒドロフラン−水(1:l)の混液にて展開し
九。相当するフラクションを集め、25°Cで濃縮し、
約3−となったところで水で希釈し炭酸ガスを吹き込む
中和操作を数回行なった後、a縮乾固して無色固体の化
合物(b)の49.4myを得た。
(に) 3.6’−ヒx−N−(ヘンツルオキシカルボ
ニル)−2’、3’−ノブオキシ−2′−フルオ(1−
3’−N−トリフルオロアセチルカナマイシンA〔化合
物(C)〕の調段 重1 化合物 (c) 前項(イ)で得られた化合物(b)の49.0■を無水
ツメチルスルホキシド0.2−に溶解し、トリフルオロ
酢酸エチル(0,0095Wt)  を無水ジメチルス
ルホキシドにとかした溶液0.14を加え、室温にて3
0分間反応せしめた(3’−N−トリフルオロアセチル
化によるアミノ基保護)。
反応液にエチルエーテルを加え、生じたシロップをさら
にエチルエーテルにで洗浄し、無色固体64.41!q
を得た。本固体をメタノール1−に溶解し、エチルエー
テルを加えて沈澱を生じせしめ、沈澱をさらにエチルエ
ーテルで洗って無色固体の化合物(C)の50.O#I
Fを得た。
(−う 316′−ビス−N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)−1−N−(L−4−ペンノルオキシカルボニル
オキシ−2−ヒトミキシブチリル)−2’、3’−ジデ
オキシ−2′−フルオロ−3’−N−トIJフルオロア
セチルカナマイシンA〔化合物(d−1))の製造 前項(→で得られた化合物(C)の50mF及び炭酸ナ
トリウム&、0IIvをテトラヒドロフラン−水(1:
1)の混液の+、3dK溶解した溶液に、L−4−ペン
ノルオキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシ酪酸のN
−ヒドロキシサクシンイきドエステル30■をテトラヒ
ドロフラン0.7艷に溶解した溶液を加え、室温てて1
0分間反応せしめた(1−N−アシル化)。反応液を濃
縮し、得られた残渣を水洗して、シリカダルカラムクロ
マトグラフィー(シリカダルf7mj、  クロロホル
ム−メタノール−水(4:3:2)の下層を展開溶媒と
して使用)にて精製し、無色固体の化合物(d−1)の
46.9岬を得た。
(→ 1−N−(L−4−アミノ−2−ヒドロキシブチ
リル)−2’、3’−ジデオキシ−21−フルオロカナ
マイシンA〔化合物(Ia) l OH造前項(ハ)で
得られた化合物(d−1)の46.0岬を2規定アンモ
ニア水−テトラヒドロフラン(1:I)の混液2−に溶
解し、室温にて一晩(+5時間)反応せしめ、3’−N
−トリプルオロアセチル基の脱離を行なった。その後、
反広液を濃縮して得られた固体を、酢酸−ジオキサン−
水(1:10:10)の混液4.2−に溶解し、ノ9ラ
ゾウム黒を触媒として、室温にて水素を吹き込み、1時
間接触還元して、N−ベンジルオキシカルボニル基を脱
離せしめた。反応液をr過少、濃縮して得られた固体を
水に溶解し、CM−セファデックスC−25のカラム1
0−に通し、0〜0.5規定アンモニア水により、その
アンモニア濃度を次第に増大しつつ展開した。溶離液は
、ニンヒドリン呈色を行ない目的化合物を含む部分(4
0−60−)を集め、濃縮し、無色固体として表題化合
物(Ia)の22.2■を得た。
比旋光度〔α〕24+77°(C1,水)111− N
HRスベ/ トル(250MB2. 20 ’IrM、
7yモニアー重水中、テトラメチルシラン内 部標準): δ4.+6 (IHda、  H−2”’)、  4.
72 (IHadt。
H−2’)、  5.52 (IHd、  f(−1’
)実施例2 (03・6′−ビス−N−(ペンツルオキシカルボニル
)−1−N−(L−3−ペンノルオキシカルボニルアミ
ノ−2−ヒドロキシクロピオニル)−2’、3’−ジデ
オキシ−2′−フルオロ−3’−N−)リフルオロアセ
チルカナマイシンA〔化合物(d−2)]の製造 10′I    化合物(d−2) 実施例1(ロ)で得られた化合物(e)の471q及び
炭酸ナトリウム6.0HIをテトラヒドロフラン−水(
1:l)の混液1−に溶解した溶液に、L−3−ベンジ
ルオキシカルボニルアミノ−2−ヒドロキシクロピオン
酸即ちN−ペンノルオキシカルボニル−L−イソセリン
とN−ヒトaキシサクシンイミドとのエステル25wq
をテトラヒドロフラン0.5−に溶解した溶液を加え、
室温にて20分間反応せしめた。反応液を濃縮し、得ら
れた残渣を水洗してシリカデルカラムクロマトグラフィ
−(シリカグル量6−、クロロホルム−メタノール−水
(4:3:2)の下層を展開溶媒として使用)にて精製
し、無色固体の化合物(d−2)の43.8岬を得た0 (rll)l−N−(L−3−アミ/−2−1?ドロキ
シグロビオニル)−2’、3’−ジデオキシ−2′−フ
ルオロカナマイシンA [化合物(Ib) ]の製造 前項(うで得られた化合物(d−2)43.019を2
規定アンモニア水−テトラヒドロフラン(1:1)の混
i2+dに溶解し、室温にて一晩(18時間)反応せし
め、3’−N−トリフルオロアセチル基の脱離を行なっ
た。その後、反応液を濃縮して得られた固体を酢酸−ジ
オキサン−水(1:10:10)の混液2.1−に溶解
し、/4ラジウム黒を触媒として、室温にて水素を吹き
込み、1時間接触還元して、N−ベンジルオキシカルボ
ニル基を脱離せしめた。反応液をr過少、濃縮して得ら
れた固体を水に溶解し、CM−セファデックスC−25
の8−カラムに添加した。カラムを水洗後、0→0.5
規定アンモニア水で溶出し、相当するフラクションを合
わせて濃縮乾固し、表題の化合物(Ib)  の21.
3”9を得た。
比旋光度〔α]24+ 80°(C1,水)手続補正書
泪発) 昭和61年1月 20日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示される1−N
    −(α−ヒドロキシ−ω−アミノアルカノイル)−2′
    ,3′−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンA及
    びその酸付加塩。 2、1−N−(DL−又はL−3−アミノ−2−ヒドロ
    キシプロピオニル)−2′,3′−ジデオキシ−2′−
    フルオロカナマイシンAである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 3、1−N−(L−4−アミノ−2−ヒドロキシブチリ
    ル)−2′,3′−ジデオキシ−2′−フルオロカナマ
    イシンAである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示される2′,3′−ジデオキシ−2′−フルオロカ
    ナマイシンA、あるいはこの化合物の1位アミノ基以外
    のアミノ基の一部又は全部をアミノ保護基で保護された
    保護誘導体の1位アミノ基を、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示されるα−ヒ
    ドロキシ−ω−アミノアルカン酸又はこのアミノアルカ
    ン酸のアミノ基をアミノ保護基で保護された保護誘導体
    、あるいはこれらの反応性誘導体と反応させ、こうして
    得られた1−N−アシル化反応生成物から、残留したア
    ミノ保護基がある場合には、アミノ保護基を次いで脱離
    させることから成る、次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、nは前記の意味を有する〕で示される1−N−
    (α−ヒドロキシ−ω−アミノアルカノイル)−2′,
    3′−ジデオキシ−2′−フルオロカナマイシンAの製
    造法。
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