JPS6292265A - 磁気テ−プカ−トリツジ収納セル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 カートリッジ収納棚を構成する場合、磁気テープカート
リッジ収納セルはボス部でフレームに取り付けられる。

カートリッジ収納棚へのカートリッジの出し入れは、上
下左右方向に移動できる自動搬送装置を用いて行うので
、出し入れ時にカートリッジと収納セル間の接触摩耗を
防止し、カートリッジを長寿命化するためには収納セル
のフレームへの取り付けは上下左右方向に正確に行う必
要があり、ボス部でその位置決めを行っている。

ところが収納セルとフレームとの構成材料は異なり、温
度膨張係数は異なるので該ボス部の根本は温度変化によ
って力を受はクランク、破損等が生じ易いので、ボス部
の外周にフレーム穴に外接する突起を設けて、温度変化
による変形力を突起部に集中させクラック、破損等が生
じないようなボス形状とした。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、カートリッジ収納棚を構成する磁気テープカ
ートリッジ収納セルの形状に関する。

情報処理システムの大型化、高性能に伴って、オンライ
ンで処理されるデータセット、ファイル量が著しく増大
している。保存されているデータテープと、装置に取り
付けられ何時でもデータの出し入れが出来るテープの間
で、テープリールを取扱う作業が繁雑化している。この
ような状況から最近は磁気テープがカートリッジ化して
おり、さらに第３図に示すように複数のカートリ・ノジ
１をカートリッジ収納棚２に収納しておき、１個づつ自
動搬送装置３のハンド機構４により取り出され、記録再
生部（図示しない）に投入され、読み／書きが行われ、
また読み／書き終了後自動搬送装置のハンド機構により
記録再生部より元のカートリッジ収納棚２に戻される。

なお自動搬送装置３のハンド機構４は柱５上にあって、
センサ６によってロッカ７内に設けられたカートリッジ
収納棚２に対応した位置で停止する。さらにカートリッ
ジ収納棚２を選択する為の上下移動の他に、カートリッ
ジ収納棚２にカートリッジ１を挿入する為のカートリッ
ジ収納棚２方向の移動と、カートリッジ１を記録再生部
へ運ぶ為の図の前後方向の移動機構を有する。

上記ロッカ７内に設けられたカートリッジ収納棚２の取
り付け位置は寸法精度が出てないと、自動搬送装置３の
ハンド機構４によりカートリッジｌが円滑に挿入されず
、自動倉庫機能が果たせないので、カートリッジ収納棚
２の取り付け位置は正確である必要がある。

〔従来の技術〕

第４図は収納セル８の斜視図を示し、該複数の収納セル
８を第５図（イ）（ロ）のようにロッカのフレーム９に
取り付け、カートリッジ収納棚２を形成している。この
カートリッジ収納棚２の位置は、自動倉庫機能を果たす
為に寸法精度が必要であり、その為に、収納セル８にボ
ス１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃを設けるとともに、該ボス１
０Ａ１１０Ｂ、１０ｃに対向して相手側フレーム９に穴
１１を備え、該穴１１にボス１０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃを
挿入し、第６図（イ）に示すようにスペーサ１３を介し
てネジ１４で締め付ける。なお、第６図（ロ）は基準の
ボス頭部を示す図である。

従来、収納セル８の取り付け位置を出す為、収納セル８
のボス１０Ａは上下左右の位置決め基準とし、ボス１０
Ｂにより左右方向の位置決めをしている。ボス１０Ｃは
位置決めには使用せず、血に取り付け用としている。な
お、１０Ｂは収納セル８のボスピンチと相手側フレーム
穴のピッチがずれた場合にも、取り付けられるよう上下
は逃げる形状（ボス１０Ｂ、１０Ｃの左右方向に突起が
ある）になっている。

□ ：　　　　　　　　　　　（発明が解決しようとする問
題点〕収納セル８のボス１０Ａは上下左右の基準となる
為、ボス１０Ａ径とフレーム側の穴ＩＩとの径差は極く
僅かになっている（径差０，０３〜０．３ｍ１Ｉ）。実
際の装置では、ボス１０Ａ、１０Ｂのピンチが約２００
ｍｍであり、フレーム９　（材質はアルミ）と収納セル
８（材質は樹脂）との熱膨張係数の差による寸法変化の
差は、１０℃当たり約０．１ｍｍとなり、無視できない
値である。

収納セル８のボス１０Ｂ、１０Ｃには第５図に示す如く
図の左右方向に突起１２があり、上下方向に逃げる構造
になっているが、ボス１０Ａは逃げ部を持っていない為
、温度の変化により根元に力を受けることになり、クラ
ック、破損等を発生すると云う問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明する図で、（イ）は断面図
、（ロ）はボス頭部を示す図である。

第１図において、９はフレーム、１０Ａは収納セル８の
頭部にネジ穴を持つボスで、上下左右の位置決め基準と
なる。本発明では、収納セル８の該ボス１０Ａの外周に
、フレーム９の穴１１に内接する突起１５（図では４個
の突起）を設けている。

他の収納セルのネジ穴を持つボス１０Ｂ、１０Ｃは、従
来と同じであるので、図は省略している。

フレーム９と収納セル８の固定は、フレーム９の穴１１
に収納セル８のボス１０Ａ、　１０Ｂ、１０Ｃを挿入し
、スペーサ１３を介してネジ１４で締め付ける。

〔作用〕

即ち、収納セル８の基準のボス１０Ａに、フレーム９の
穴１１に外接する突起１５を設けることにより、位置決
め精度は現状と同等に保ちながら、温度変化によってフ
レーム９　（材料アルミ等）と収納セル８　（材料樹脂
）の寸法変化があっても、突起１５のみが変形して、ボ
ス全体が力を受けるようなことばない。なお、突起１５
の形状、数量、位置は第１図の限りではない。

（実施例〕 第２図は本発明の詳細な説明する図、（イ）は正面図、
（ロ）は側面図である。なお、全図を通し共通する符号
は同一対象物を示す。

第２図（イ）は収納セル８の側面を示し、該収納セル８
の基準のボス１０Ａに、フレーム９の穴１１に外接する
突起１５　（図では４つの突起）を設ける。他の収納セ
ル８のボス１０Ｂ、１０Ｃは従来と同じように左右方向
に突起１２があり、１ＯＢは収納セル８のボスピッチと
相手側フレーム９の穴ピッチがずれた場合にも、取り付
けられるように上下は逃げる形状になっており、１０Ｃ
は単に取り付け用としている。

上記のように収納セル８の基準のボス１０Ａに突起１５
を設けることで、位置決め精度は従来と同じように正確
に出来る。また、フレーム９と収納セル８との材料の違
いによる温度変化による寸法変化があっても、ボス１０
Ａが穴１１と密着していないので、突起１５のみが力を
受け、ボス全体が力を受けることはない。従ってボス１
０Ａにクラック、破損は生じない。

上記基準のボス１０Ａの突起１５の形状、数量、位置等
は実施例に限定しない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、収納セルの基準の
ボスに、相手側フレーム９の穴に内接スる突起を設けた
ことにより、温度変化によるボス根本に力を受けること
がなくなり、クランク破…を防ぐことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する図、 第２図は本発明の詳細な説明する図、 第３図は自動搬送装置を説明する図、 第４図は収納セルの斜視図、 第５図は従来の収納セルとフレームの取り付けを説明す
る図、 第６図はフレームへの取り付け詳細図を示す。 図に於いて、 ８は収納セル、 ９はフレーム、 １０Ａ、１０Ｂ、１０Ｃは収納セルのボス、１１は穴、 １２．１５は突起、 １３はスペーサ、 第１　図 ４４ＥＩＲのブ施余ｌ免ＯＨす１図 第２　図 咄４み弘）しの・令子力り図 第４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 上下左右の位置決めをする基準ボス（１０Ａ）と、左右
   方向の位置決めをするボス１０Ｂと、単なる取り付けボ
   ス（１０Ｃ）とを有する収納セル（８）において、取り
   付け穴（１１）を有するフレーム（９）に多数取り付け
   て構成したカートリッジ収納棚において、 前記基準ボス（１０Ａ）に前記取り付け穴（１１）に内
   接する突起（１５）を設けたことを特徴とする磁気テー
   プカートリッジ収納セル。