JPS628892B2 - - Google Patents
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- JPS628892B2 JPS628892B2 JP7103180A JP7103180A JPS628892B2 JP S628892 B2 JPS628892 B2 JP S628892B2 JP 7103180 A JP7103180 A JP 7103180A JP 7103180 A JP7103180 A JP 7103180A JP S628892 B2 JPS628892 B2 JP S628892B2
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Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は真空しや断装置に関するものである。
従来、真空しや断器としては絶縁筒を用いた円
筒状のものが用いられているが、大形で高価とな
る。そこで最近では小形で安価なタンク形の真空
しや断器も用いられており、この形の真空しや断
器では絶縁板と金属タンクとから真空容器を形成
し、この真空容器内に一対の電極を接離自在に対
向配置している。しかし、この場合には絶縁板に
おける絶縁沿面距離特に大気側の絶縁沿面距離が
短いため耐電圧が低下するという欠点がある。こ
れは、真空中の長さに対する耐電圧は金属間では
10mmで100KV以上であり、絶縁板の表面でも(沿
面耐圧)10mmで50KV以上の値を示すので、真空
中の耐圧は長さが短かくても充分高いが、大気中
では耐圧は真空中の数分の1に低下するためであ
る。
筒状のものが用いられているが、大形で高価とな
る。そこで最近では小形で安価なタンク形の真空
しや断器も用いられており、この形の真空しや断
器では絶縁板と金属タンクとから真空容器を形成
し、この真空容器内に一対の電極を接離自在に対
向配置している。しかし、この場合には絶縁板に
おける絶縁沿面距離特に大気側の絶縁沿面距離が
短いため耐電圧が低下するという欠点がある。こ
れは、真空中の長さに対する耐電圧は金属間では
10mmで100KV以上であり、絶縁板の表面でも(沿
面耐圧)10mmで50KV以上の値を示すので、真空
中の耐圧は長さが短かくても充分高いが、大気中
では耐圧は真空中の数分の1に低下するためであ
る。
本発明は上記の点を考慮して、真空しや断器の
耐電圧およびしや断特性を向上できるとともに、
構造が簡単小形で組立容易な真空しや断装置を提
供することを目的とする。
耐電圧およびしや断特性を向上できるとともに、
構造が簡単小形で組立容易な真空しや断装置を提
供することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図A,Bは本発明の第1の実施例を示し、1
は円筒状に形成されたしや断用コイル、2はしや
断用コイル1の外周に同心状に配置されるととも
に下部に内向きのフランジ部2aを有する円筒状
の固定鉄心、3は絶縁材から成り、しや断用コイ
ル1および固定鉄心2を一体にモールドした円筒
状の中間モールド体で、中間モールド体3は外周
中央にフランジ部3aを有する。4はタンク形の
真空しや断器で、真空しや断器4はセラミツクか
ら成り、中央に孔5aを有するとともに孔5aの
周辺部および外周部に夫々メタライズ部5b,5
cを有する絶縁板5と、Fe−Ni合金あるいはFe
−Ni−Co合金などから成り、有底円筒状に形成
されるとともにメタライズ部5cにロー付けされた
金属タンク6と、Fe−Ni合金あるいはFe−Ni−
Co合金などから成り、メタライズ部5bにロー
付けされたシールド7と、Cuなどから成り、金
属タンク6の底部中心に挿通ロー付けされた固定
電極棒8と、Fe−Cr合金などから成り、一端を
シールド7にロー付けされたベローズ9と、Cu
などから成り、ベローズ9の他端にロー付けされ
るとともに孔5aに挿通された可動電極棒10
と、Cu合金あるいはAu合金などから成り、夫々
各電極棒8,10の先端にロー付けされた固定電
極11および可動電極12とから構成され、絶縁
板5と金属タンク6により真空容器が形成され
る。この真空しや断器4においては可動電極棒1
0の操作により両電極11,12間を接離するこ
とにより投入、しや断を行う。13は固定電極棒
8に螺着した固定側リード、14は真空しや断器
4の周囲を絶縁板5も含めてモールドするととも
に固定側リード13の下端もモールドし、かつ中
間モールド体3の外周の上側部分を覆う上部モー
ルド体で、上部モールド体14の上部には絶縁バ
リヤ部14aが形成される。15は一端を可動電
極棒10に螺着されるとともに中間モールド体3
の中心部を貫通する接続導体、16は接続導体1
5の外周に移動自在に嵌合するとともに上部にフ
ランジ部16aを有する可動鉄心で、しや断用コ
イル1、固定鉄心2および可動鉄心16によりし
や断用電磁石を構成する。17は可動鉄心16の
上端に当接するよう可動電極棒10に螺着された
鉄心押え、18は可動鉄心16の下端に当接する
よう接続導体15の下端のねじ部15aに螺着さ
れた鉄心押で、鉄心押え17,18により可動鉄
心16は接続導体15と一体的に保持される。
又、接続導体15のねじ部15aにはリング導体
19を介してばね受け20を螺着する。21は中
間モールド体3の下側部分などを覆う下部ケース
で、中間モールド体3のフランジ部3aには上部
モールド体14および下部ケース21を周方向に
設けた複数組のボルト22およびナツト23によ
り一体的に取付ける。又、フランジ部3aは配電
盤の盤壁などの支持部24に周方向に設けた復数
組のボルト25およびナツト26によつて取付け
られる。21aは下部ケース21の下部に設けら
れた絶縁バリヤ部である。27は可動側リード、
28は絶縁材から成り、可動側リード27の段部
27aに係合するとともにボルト29により下部
ケース21に埋設された埋込みナツト30に締着
されたリード支え、31は可動側リードのねじ部
27bに螺着されたリード押えである。又、可動
側リード27の上端にはリング導体32を介して
ばね受け33のねじ部33aを螺着する。34は
ばね受け20,33間に支持された投入、圧接用
ばね、35はリング導体19,32間に接続され
た可撓リードである。尚、中間モールド体3、上
部モールド体14、下部ケース21およびリード
支え28はエポキシ樹脂やガラス繊維入りプリミ
ツクス(ポリエステル)などにより形成する。
第1図A,Bは本発明の第1の実施例を示し、1
は円筒状に形成されたしや断用コイル、2はしや
断用コイル1の外周に同心状に配置されるととも
に下部に内向きのフランジ部2aを有する円筒状
の固定鉄心、3は絶縁材から成り、しや断用コイ
ル1および固定鉄心2を一体にモールドした円筒
状の中間モールド体で、中間モールド体3は外周
中央にフランジ部3aを有する。4はタンク形の
真空しや断器で、真空しや断器4はセラミツクか
ら成り、中央に孔5aを有するとともに孔5aの
周辺部および外周部に夫々メタライズ部5b,5
cを有する絶縁板5と、Fe−Ni合金あるいはFe
−Ni−Co合金などから成り、有底円筒状に形成
されるとともにメタライズ部5cにロー付けされた
金属タンク6と、Fe−Ni合金あるいはFe−Ni−
Co合金などから成り、メタライズ部5bにロー
付けされたシールド7と、Cuなどから成り、金
属タンク6の底部中心に挿通ロー付けされた固定
電極棒8と、Fe−Cr合金などから成り、一端を
シールド7にロー付けされたベローズ9と、Cu
などから成り、ベローズ9の他端にロー付けされ
るとともに孔5aに挿通された可動電極棒10
と、Cu合金あるいはAu合金などから成り、夫々
各電極棒8,10の先端にロー付けされた固定電
極11および可動電極12とから構成され、絶縁
板5と金属タンク6により真空容器が形成され
る。この真空しや断器4においては可動電極棒1
0の操作により両電極11,12間を接離するこ
とにより投入、しや断を行う。13は固定電極棒
8に螺着した固定側リード、14は真空しや断器
4の周囲を絶縁板5も含めてモールドするととも
に固定側リード13の下端もモールドし、かつ中
間モールド体3の外周の上側部分を覆う上部モー
ルド体で、上部モールド体14の上部には絶縁バ
リヤ部14aが形成される。15は一端を可動電
極棒10に螺着されるとともに中間モールド体3
の中心部を貫通する接続導体、16は接続導体1
5の外周に移動自在に嵌合するとともに上部にフ
ランジ部16aを有する可動鉄心で、しや断用コ
イル1、固定鉄心2および可動鉄心16によりし
や断用電磁石を構成する。17は可動鉄心16の
上端に当接するよう可動電極棒10に螺着された
鉄心押え、18は可動鉄心16の下端に当接する
よう接続導体15の下端のねじ部15aに螺着さ
れた鉄心押で、鉄心押え17,18により可動鉄
心16は接続導体15と一体的に保持される。
又、接続導体15のねじ部15aにはリング導体
19を介してばね受け20を螺着する。21は中
間モールド体3の下側部分などを覆う下部ケース
で、中間モールド体3のフランジ部3aには上部
モールド体14および下部ケース21を周方向に
設けた複数組のボルト22およびナツト23によ
り一体的に取付ける。又、フランジ部3aは配電
盤の盤壁などの支持部24に周方向に設けた復数
組のボルト25およびナツト26によつて取付け
られる。21aは下部ケース21の下部に設けら
れた絶縁バリヤ部である。27は可動側リード、
28は絶縁材から成り、可動側リード27の段部
27aに係合するとともにボルト29により下部
ケース21に埋設された埋込みナツト30に締着
されたリード支え、31は可動側リードのねじ部
27bに螺着されたリード押えである。又、可動
側リード27の上端にはリング導体32を介して
ばね受け33のねじ部33aを螺着する。34は
ばね受け20,33間に支持された投入、圧接用
ばね、35はリング導体19,32間に接続され
た可撓リードである。尚、中間モールド体3、上
部モールド体14、下部ケース21およびリード
支え28はエポキシ樹脂やガラス繊維入りプリミ
ツクス(ポリエステル)などにより形成する。
上記構成の真空しや断装置においては、第1図
に示す投入状態では接続導体15および可動鉄心
16は投入、圧接用ばね34に押圧され、又、真
空しや断器4の自閉力の作用も受けており、可動
電極棒10を介して可動電極12は固定電極11
に圧接されているとともに可動電極12と中間モ
ールド体3の上端との間にギヤツプgが形成され
ている。ここで、しや断用コイル1を励磁すると
可動鉄心16は固定鉄心2に吸引され、可動鉄心
16は投入、圧接用ばね34に抗して中間モール
ド体3の上端に接触するまで下動し、可動電極1
2は固定電極11から開離してしや断操作が行わ
れる。開離ギヤツプgの調整に際しては鉄心押え
17,18や接続導体15、ばね受け20の螺着
位置を調整して可動鉄心15の位置調整を行う。
又、組立に際してはフランジ部3aを介して支持
部24に取付けられた中間モールド体3の上下か
ら夫々可動鉄心16などを既に取付けられた上部
モールド体14および下部ケース21を被せて、
上部モールド体14および下部ケース21をフラ
ンジ部3aに取付け、次に投入、圧接用ばね34
を配置し、ばね受け33、リング導体32および
可動側リード27を一体にしたものを投入、圧接
用ばね34を圧縮するようにリード支え28およ
びリード押え31により下部ケース21に取付け
る。
に示す投入状態では接続導体15および可動鉄心
16は投入、圧接用ばね34に押圧され、又、真
空しや断器4の自閉力の作用も受けており、可動
電極棒10を介して可動電極12は固定電極11
に圧接されているとともに可動電極12と中間モ
ールド体3の上端との間にギヤツプgが形成され
ている。ここで、しや断用コイル1を励磁すると
可動鉄心16は固定鉄心2に吸引され、可動鉄心
16は投入、圧接用ばね34に抗して中間モール
ド体3の上端に接触するまで下動し、可動電極1
2は固定電極11から開離してしや断操作が行わ
れる。開離ギヤツプgの調整に際しては鉄心押え
17,18や接続導体15、ばね受け20の螺着
位置を調整して可動鉄心15の位置調整を行う。
又、組立に際してはフランジ部3aを介して支持
部24に取付けられた中間モールド体3の上下か
ら夫々可動鉄心16などを既に取付けられた上部
モールド体14および下部ケース21を被せて、
上部モールド体14および下部ケース21をフラ
ンジ部3aに取付け、次に投入、圧接用ばね34
を配置し、ばね受け33、リング導体32および
可動側リード27を一体にしたものを投入、圧接
用ばね34を圧縮するようにリード支え28およ
びリード押え31により下部ケース21に取付け
る。
上記の真空しや断装置では真空しや断器4を絶
縁板5も含めて上部モールド体14によりモール
ドしているので絶縁板5の外部側の絶縁沿面距離
の不足による耐電圧の低下を防止することができ
る。又、電流は例えば固定側リード13−真空し
や断器4−接続導体15−可撓リード35−可動
側リード27の経路で軸方向に流れるので、しや
断時に電極11,12間に発生したアークは径方
向の電磁力を受けることがなく電極11,12の
表面に均一に発生する。このため、金属蒸気の過
度の抑制をすることができ、しや断性能を向上す
ることができる。さらに駆動源であるしや断用電
磁石を上部モールド体14および下部ケース21
の内部においてしや断用電磁石のプランジヤを兼
ねる接続導体15の周囲に配設したので、構造が
簡単で小形になる。又、しや断用電磁石のしや断
用コイル1および固定鉄心2を一体のモールドし
た中間モールド体3に真空しや断器4をモールド
した上部モールド体14および投入、圧接機構を
収納、保持した下部ケース21を取付けることに
より組立を行うことができ、組立が容易になる。
又、真空しや断装置はほぼ重心位置に設けたフラ
ンジ部3aを介して支持部24に取付けており、
投入、しや断時の衝撃に対して強いものとなる。
縁板5も含めて上部モールド体14によりモール
ドしているので絶縁板5の外部側の絶縁沿面距離
の不足による耐電圧の低下を防止することができ
る。又、電流は例えば固定側リード13−真空し
や断器4−接続導体15−可撓リード35−可動
側リード27の経路で軸方向に流れるので、しや
断時に電極11,12間に発生したアークは径方
向の電磁力を受けることがなく電極11,12の
表面に均一に発生する。このため、金属蒸気の過
度の抑制をすることができ、しや断性能を向上す
ることができる。さらに駆動源であるしや断用電
磁石を上部モールド体14および下部ケース21
の内部においてしや断用電磁石のプランジヤを兼
ねる接続導体15の周囲に配設したので、構造が
簡単で小形になる。又、しや断用電磁石のしや断
用コイル1および固定鉄心2を一体のモールドし
た中間モールド体3に真空しや断器4をモールド
した上部モールド体14および投入、圧接機構を
収納、保持した下部ケース21を取付けることに
より組立を行うことができ、組立が容易になる。
又、真空しや断装置はほぼ重心位置に設けたフラ
ンジ部3aを介して支持部24に取付けており、
投入、しや断時の衝撃に対して強いものとなる。
第2図は本発明の第2の実施例を示し、36は
真空しや断器4の周囲の絶縁板5も含めてモール
ドするとともに中間モールド体3の周囲の上側部
分を覆う上部モールド体で、上部モールド体36
の上部には筒状の絶縁バリヤ部36aを設けると
ともに絶縁バリヤ部36aの周壁の一部に切欠部
36bを設ける。又、上部モールド体36の上部
には絶縁バリヤ36a内において埋込みナツト3
7を埋設する。38は固定電極棒8にナツト39
を介して直角方向に伸びるように締着された固定
側リードで、固定側リード38は切欠部36bを
通つて外部に突出するとともにボルト40により
埋込みナツト37に締着される。41は中間モー
ルド体3の下側部分などを覆う下部ケースで、上
部モールド体36および下部ケース41はフラン
ジ部3aに複数組のボルト22およびナツト23
により一体的に取付けられる。下部ケース41の
下部には筒状の絶縁バリヤ部41aを設けるとと
もに絶縁バリヤ部41aの周壁の一部に切欠部4
1bを設ける。又下部ケース41の下部には埋込
みナツト42を埋設し、埋込みナツト42には接
続導体15に対して直角方向に伸びるとともに切
欠部41bを通つて外部に突出する可動側リード
43をボルト44によつて締着し、可動側リード
43にはばね受け33のねじ部33aをリング導
体32を介して挿通し、ねじ部33aにリード押
え31を螺着する。他の構造は前記実施例と同様
である。
真空しや断器4の周囲の絶縁板5も含めてモール
ドするとともに中間モールド体3の周囲の上側部
分を覆う上部モールド体で、上部モールド体36
の上部には筒状の絶縁バリヤ部36aを設けると
ともに絶縁バリヤ部36aの周壁の一部に切欠部
36bを設ける。又、上部モールド体36の上部
には絶縁バリヤ36a内において埋込みナツト3
7を埋設する。38は固定電極棒8にナツト39
を介して直角方向に伸びるように締着された固定
側リードで、固定側リード38は切欠部36bを
通つて外部に突出するとともにボルト40により
埋込みナツト37に締着される。41は中間モー
ルド体3の下側部分などを覆う下部ケースで、上
部モールド体36および下部ケース41はフラン
ジ部3aに複数組のボルト22およびナツト23
により一体的に取付けられる。下部ケース41の
下部には筒状の絶縁バリヤ部41aを設けるとと
もに絶縁バリヤ部41aの周壁の一部に切欠部4
1bを設ける。又下部ケース41の下部には埋込
みナツト42を埋設し、埋込みナツト42には接
続導体15に対して直角方向に伸びるとともに切
欠部41bを通つて外部に突出する可動側リード
43をボルト44によつて締着し、可動側リード
43にはばね受け33のねじ部33aをリング導
体32を介して挿通し、ねじ部33aにリード押
え31を螺着する。他の構造は前記実施例と同様
である。
上記の真空しや断装置においては固定側リード
38および可動側リード43は真空しや断器4の
中心軸に対して直角方向に設けられているが、特
に可動側リード43はしや断用電磁石の中心を貫
通する長い接続導体15を介して真空しや断器4
と接続されているため、アークに対して径方向の
電磁力はあまり作用せず、やはりアークは電極1
1,12の表面に均一に発生することとなり、し
や断性能を向上することができる。他の効果は前
記実施例と同様である。
38および可動側リード43は真空しや断器4の
中心軸に対して直角方向に設けられているが、特
に可動側リード43はしや断用電磁石の中心を貫
通する長い接続導体15を介して真空しや断器4
と接続されているため、アークに対して径方向の
電磁力はあまり作用せず、やはりアークは電極1
1,12の表面に均一に発生することとなり、し
や断性能を向上することができる。他の効果は前
記実施例と同様である。
以上のように本発明に係る真空しや断装置にお
いては絶縁板と金属タンクとから真空容器を構成
したタンク形の真空しや断器を絶縁板も含めて上
部モールド体によりモールドしており、絶縁板の
大気側の絶縁沿面距離の不足による耐電圧の低下
を防止することができる。又、駆動源であるしや
断用電磁石を上部モールド体および下部ケースの
内部において真空しや断器の可動電極棒に接続し
たしや断用電磁石のプランジヤを兼ねる接続導体
の周囲に配設したので、構造が簡単で小形にな
る。さらに、しや断用電磁石のしや断用コイルお
よび固定鉄心を一体にモールドした中間モールド
体に、真空しや断器をモールドした上部モールド
体および投入、圧接機構を収納、保持した下部ケ
ースを取付けることにより組立を行うことがで
き、組立が容易になる。又、可動側リードがしや
断用電磁石の中心を貫通する長い接続導体を介し
て真空しや断器に接続されているので可動側リー
ドを流れる電流により発生する磁界によりアーク
に対して径方向の電磁力が発生することが抑制さ
れ、これによりアークは電極面に均一に発生する
こととなり、しや断性能を向上することができ
る。
いては絶縁板と金属タンクとから真空容器を構成
したタンク形の真空しや断器を絶縁板も含めて上
部モールド体によりモールドしており、絶縁板の
大気側の絶縁沿面距離の不足による耐電圧の低下
を防止することができる。又、駆動源であるしや
断用電磁石を上部モールド体および下部ケースの
内部において真空しや断器の可動電極棒に接続し
たしや断用電磁石のプランジヤを兼ねる接続導体
の周囲に配設したので、構造が簡単で小形にな
る。さらに、しや断用電磁石のしや断用コイルお
よび固定鉄心を一体にモールドした中間モールド
体に、真空しや断器をモールドした上部モールド
体および投入、圧接機構を収納、保持した下部ケ
ースを取付けることにより組立を行うことがで
き、組立が容易になる。又、可動側リードがしや
断用電磁石の中心を貫通する長い接続導体を介し
て真空しや断器に接続されているので可動側リー
ドを流れる電流により発生する磁界によりアーク
に対して径方向の電磁力が発生することが抑制さ
れ、これによりアークは電極面に均一に発生する
こととなり、しや断性能を向上することができ
る。
第1図A,Bは夫々本発明の第1の実施例に係
る真空しや断装置の縦断正面図および真空しや断
器の縦断正面図、第2図は本発明の第2の実施例
に係る真空しや断装置の縦断正面図。 1……しや断用コイル、2……固定鉄心、3…
…中間モールド体、3a……フランジ部、4……
真空しや断器、5……絶縁板、6……金属タン
ク、8……固定電極棒、10……可動電極棒、1
1……固定電極、12……可動電極、13,38
……固定側リード、14,36……上部モールド
体、15……接続導体、16……可動鉄心、1
7,18……鉄心押え、19,32……リング導
体、20,33……ばね受け、21,41……下
部ケース、22,25,29,40,44……ボ
ルト、23,26,39……ナツト、24……支
持部、27,43……可動側リード、28……リ
ード支え、30,37,42……埋込みナツト、
31……リード押え、34……投入、圧接用ば
ね、35……可撓リード。
る真空しや断装置の縦断正面図および真空しや断
器の縦断正面図、第2図は本発明の第2の実施例
に係る真空しや断装置の縦断正面図。 1……しや断用コイル、2……固定鉄心、3…
…中間モールド体、3a……フランジ部、4……
真空しや断器、5……絶縁板、6……金属タン
ク、8……固定電極棒、10……可動電極棒、1
1……固定電極、12……可動電極、13,38
……固定側リード、14,36……上部モールド
体、15……接続導体、16……可動鉄心、1
7,18……鉄心押え、19,32……リング導
体、20,33……ばね受け、21,41……下
部ケース、22,25,29,40,44……ボ
ルト、23,26,39……ナツト、24……支
持部、27,43……可動側リード、28……リ
ード支え、30,37,42……埋込みナツト、
31……リード押え、34……投入、圧接用ば
ね、35……可撓リード。
Claims (1)
- 1 しや断用コイルと固定鉄心とを一体にモール
ドした円筒状の中間モールド体に、絶縁板と金属
タンクとから成る真空容器内に一対の電極を接離
自在に対向配置した真空しや断器を絶縁板を含め
てモールドするとともに中間モールド体の外周の
一部を覆う上部モールド体を取付け、真空しや断
器の前記絶縁板を挿通した可動電極棒には中間モ
ールド体の中心部を貫通する接続導体の上端を連
結するとともにこの接続導体の外周には中間モー
ルド体の上面との間に開離ギヤツプを形成する可
動鉄心を保持し、接続導体の下端に投入、圧接用
機構を設け、前記中間モールド体に、投入、圧接
用機構を収納保持するとともに中間モールド体の
外周の一部を覆う下部ケースを取付けたことを特
徴とする真空しや断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103180A JPS56167222A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Vacuum breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103180A JPS56167222A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Vacuum breaker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56167222A JPS56167222A (en) | 1981-12-22 |
JPS628892B2 true JPS628892B2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=13448743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7103180A Granted JPS56167222A (en) | 1980-05-28 | 1980-05-28 | Vacuum breaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56167222A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2312606B1 (en) * | 2009-10-14 | 2013-02-27 | ABB Technology AG | Circuit-breaker with a common housing |
EP2460637B1 (en) | 2010-12-03 | 2013-11-13 | ABB Technology AG | A push rod of a vacuum interrupter and method of manufacturing the same |
-
1980
- 1980-05-28 JP JP7103180A patent/JPS56167222A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56167222A (en) | 1981-12-22 |
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