JPS6287797A - 充填塔用の充填材 - Google Patents
充填塔用の充填材Info
- Publication number
- JPS6287797A JPS6287797A JP22770485A JP22770485A JPS6287797A JP S6287797 A JPS6287797 A JP S6287797A JP 22770485 A JP22770485 A JP 22770485A JP 22770485 A JP22770485 A JP 22770485A JP S6287797 A JPS6287797 A JP S6287797A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- coating
- water
- filler
- film
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
5産業上の利用分野〕
本発明は、冷却塔、凝縮基、脱臭塔、除塵塔などの如く
、水又は水を溶媒の生体とする/8液と空気との間で熱
移動及び/又は物質移動を行う充填塔に充填される充填
材であって、合成樹脂を基材とするものに関するもので
ある。
、水又は水を溶媒の生体とする/8液と空気との間で熱
移動及び/又は物質移動を行う充填塔に充填される充填
材であって、合成樹脂を基材とするものに関するもので
ある。
この種の充填材として、例えば水を冷却媒体とする冷却
塔用の充填材として、安価であり、また成されずにムラ
を生し、従って十分な茎発作用が行われず、冷却効果が
t員なねれる、という問題点を有するものであった。
塔用の充填材として、安価であり、また成されずにムラ
を生し、従って十分な茎発作用が行われず、冷却効果が
t員なねれる、という問題点を有するものであった。
本発明は、従来のものの上記の問題点を解決し、充填材
のほぼ全表面に水膜又は/8液膜が形成され、効率のよ
い執移動及び/又は物質移動が行われる充填塔用の充填
材を提供することを目的とするものである。
のほぼ全表面に水膜又は/8液膜が形成され、効率のよ
い執移動及び/又は物質移動が行われる充填塔用の充填
材を提供することを目的とするものである。
C問題点を解決するための手段〕
発明者らは上記の問題点を解決するために実験、研究を
重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなされたので
ある。
重ね、その折に得た知見に基づき本発明がなされたので
ある。
本発明は、上記の従来のものの問題点を解決する手段と
して、充填塔の中に充填され、水又は水を溶媒の生体と
する溶液と空気との間の鎮移動及び/又は物質移動に与
かる充填十ASこおいて、合成樹脂製のノ、(材の表面
に高吸水性樹脂を含有する塗キー[による現水性塗膜を
形成したことを1.¥、徴とする充填塔用の充填材を提
Ukせんとするものである。
して、充填塔の中に充填され、水又は水を溶媒の生体と
する溶液と空気との間の鎮移動及び/又は物質移動に与
かる充填十ASこおいて、合成樹脂製のノ、(材の表面
に高吸水性樹脂を含有する塗キー[による現水性塗膜を
形成したことを1.¥、徴とする充填塔用の充填材を提
Ukせんとするものである。
本発明は、上記の構成を有することによって、成形、加
工が容易であるところから合成樹脂、特に熱可塑性合成
樹脂を基材とする充填材が広く使用されている。
工が容易であるところから合成樹脂、特に熱可塑性合成
樹脂を基材とする充填材が広く使用されている。
しかしながら、−Cに熱可塑性樹脂は疎水性であるため
、該樹脂を基材とする充填材の表面は水をはじき、その
表面に全体にわたって十分な水膜を形成することができ
ないため、部分的に乾いた面が現れ伝熱面のムラを生じ
、熱交換性能が十分とならない場合がある、という問題
点があった。
、該樹脂を基材とする充填材の表面は水をはじき、その
表面に全体にわたって十分な水膜を形成することができ
ないため、部分的に乾いた面が現れ伝熱面のムラを生じ
、熱交換性能が十分とならない場合がある、という問題
点があった。
例えば冷却塔の場合に、充填材は第4図の如く、多数の
基材1が間隔を置いて平行に、垂直に配備されて形成さ
れ、その間に上方から水流2が、下方から気流3が通過
するようになっており、基材1の表面を伝わって流下す
る水4に気流が触れて蒸発が生し、その際に気化の潜熱
が奪われて水4が冷却され下方から流出するようになっ
ている。
基材1が間隔を置いて平行に、垂直に配備されて形成さ
れ、その間に上方から水流2が、下方から気流3が通過
するようになっており、基材1の表面を伝わって流下す
る水4に気流が触れて蒸発が生し、その際に気化の潜熱
が奪われて水4が冷却され下方から流出するようになっ
ている。
基材1が熱可塑性樹脂で作られている場合は、その表面
は水をはじき易く、部分的に濡れずに乾いている部分5
が発生し、水膜が平均に全体に形親水性の塗膜により水
が保持され、充填材の全表面が水で濡れた状態となり全
表面にて広い面積で、比較的長い時間気液の接触が行わ
れ効率の高い熱移動及び/又は物質移動を行うことがで
きる。
は水をはじき易く、部分的に濡れずに乾いている部分5
が発生し、水膜が平均に全体に形親水性の塗膜により水
が保持され、充填材の全表面が水で濡れた状態となり全
表面にて広い面積で、比較的長い時間気液の接触が行わ
れ効率の高い熱移動及び/又は物質移動を行うことがで
きる。
本発明において、充填材の基材を形成するための合成樹
脂としては特に制限されず、例えば、成形性が良好なる
ために多く用いられる熱可塑性樹脂としては、塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン樹脂、ウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル
などが用いられるが、安価であり、成形性や耐久性にす
くれていることで塩化ビニル樹脂を用いることが好まし
い。
脂としては特に制限されず、例えば、成形性が良好なる
ために多く用いられる熱可塑性樹脂としては、塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン樹脂、ウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル
などが用いられるが、安価であり、成形性や耐久性にす
くれていることで塩化ビニル樹脂を用いることが好まし
い。
また、耐熱性、耐薬品性が要求される場合には、熱硬性
樹脂として、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、などが用
いられる。
樹脂として、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、などが用
いられる。
本発明に使用される塗料は、基本的には高吸水性樹脂、
塗料用ビヒクル及び有機溶剤から構成されるが、その他
必要に応じて反応性希釈剤、無機充填材、バインダー、
接着剤、各種安定剤、着色剤などが配合されていてもよ
い。
塗料用ビヒクル及び有機溶剤から構成されるが、その他
必要に応じて反応性希釈剤、無機充填材、バインダー、
接着剤、各種安定剤、着色剤などが配合されていてもよ
い。
ここで、間吸水性樹脂としては特に制限されることなく
、従来より公知の各種のものが使用され、具体的には酢
酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体ケン化物、イソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体変性物の架橋物、架
橋構造を有するポリアクリル酸(塩)、デンプン−アク
リル酸(塩)グラフト重合体などが例示されるが、これ
らのうちでも分子中にカルボン酸塩を含む高分子化合物
(例えば酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重合体ケン化
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体変性物の架
橋物)、は耐久性にすぐれているため、特に好ましく使
用される。
、従来より公知の各種のものが使用され、具体的には酢
酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体ケン化物、イソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体変性物の架橋物、架
橋構造を有するポリアクリル酸(塩)、デンプン−アク
リル酸(塩)グラフト重合体などが例示されるが、これ
らのうちでも分子中にカルボン酸塩を含む高分子化合物
(例えば酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重合体ケン化
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体変性物の架
橋物)、は耐久性にすぐれているため、特に好ましく使
用される。
このような高吸水性樹脂は1種のみでもよく、2種以上
を併用してもよい。
を併用してもよい。
これら高吸水性樹脂は吸水性能の点からは吸水量20g
/g以上、特に100 g/g以上であることが好まし
く、高吸水性樹脂の平均粒径は小さい程好ましく、一般
には平均粒径が100μm以下、特に30μm以下であ
ることがより好ましい。
/g以上、特に100 g/g以上であることが好まし
く、高吸水性樹脂の平均粒径は小さい程好ましく、一般
には平均粒径が100μm以下、特に30μm以下であ
ることがより好ましい。
平均粒径が100μmを越えると、形成された塗膜から
高吸水性樹脂が脱落し易くなる。
高吸水性樹脂が脱落し易くなる。
また、塗料のビヒクル成分としては有a溶剤に可溶なも
のであれば特に制限なく使用され、例えばアクリル系樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン
、エポキシ樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂などを挙げること
ができる。
のであれば特に制限なく使用され、例えばアクリル系樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン
、エポキシ樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂などを挙げること
ができる。
本発明に使用される■料において、各成分の配合割合は
使用される充填材の種類、形状、使用方法などの条件に
より種々異なり、特に限定されるものではない力ぐ、高
吸水性樹脂含量としては、少なくとも形成された塗膜が
長期にわたって親水性を有する程度は配合すべきである
。
使用される充填材の種類、形状、使用方法などの条件に
より種々異なり、特に限定されるものではない力ぐ、高
吸水性樹脂含量としては、少なくとも形成された塗膜が
長期にわたって親水性を有する程度は配合すべきである
。
かかる塗膜1)を製造するにあたり、高吸水性樹脂は塗
料中に十分に分+lkさせることが必要であり、必要あ
れば塗料成分を混合後、ミキンングロール、ボールミル
、ホモジナイザー、ペイントシェーカー等を使用して均
一分散される。
料中に十分に分+lkさせることが必要であり、必要あ
れば塗料成分を混合後、ミキンングロール、ボールミル
、ホモジナイザー、ペイントシェーカー等を使用して均
一分散される。
かかる塗料を充填材表面に塗布する方法としては、浸漬
法、噴霧法、ローラーコート法、カーテンフローコート
法、刷毛塗法、ローラー塗り法、静電塗装法など任意の
方法が選ばれ、具体的には充填材の種類、形状、塗膜の
厚さなどを考慮して選ばれる。
法、噴霧法、ローラーコート法、カーテンフローコート
法、刷毛塗法、ローラー塗り法、静電塗装法など任意の
方法が選ばれ、具体的には充填材の種類、形状、塗膜の
厚さなどを考慮して選ばれる。
なお、塗膜の厚さは充填材の種類、形状、使用条件など
によって決められ、特に制限されないが、樹脂粒子の脱
落を防ぐためには粒径に対して薄過ぎない方がよく、例
えば粒径が10μm程度のものに対しては塗膜の厚さは
15μm以上必要であり、30μm以上あるのが好まし
い。
によって決められ、特に制限されないが、樹脂粒子の脱
落を防ぐためには粒径に対して薄過ぎない方がよく、例
えば粒径が10μm程度のものに対しては塗膜の厚さは
15μm以上必要であり、30μm以上あるのが好まし
い。
塗料塗布後、通常の乾燥手段、例えば赤外線乾燥、加熱
熱風乾燥、加熱ロール、風乾、紫外線乾燥などの方法に
より塗布面を乾燥させるのが好ましい。
熱風乾燥、加熱ロール、風乾、紫外線乾燥などの方法に
より塗布面を乾燥させるのが好ましい。
合成樹脂基材の表面に親水性被膜を設けて基材全面の広
い面積に水膜を保持形成し、効果的な気液接触を行わし
めて熱移動及び/又は物質移動を行わしめる本発明の技
(イ・iは、冷却塔用に適用できるほかに、保持された
水膜により気体を冷却して凝縮を行う凝縮基、保持され
た水膜により濡れ装作用にて除塵又は脱臭を行う除塵塔
、脱臭塔などの充填塔用の充填材にも適用できる。
い面積に水膜を保持形成し、効果的な気液接触を行わし
めて熱移動及び/又は物質移動を行わしめる本発明の技
(イ・iは、冷却塔用に適用できるほかに、保持された
水膜により気体を冷却して凝縮を行う凝縮基、保持され
た水膜により濡れ装作用にて除塵又は脱臭を行う除塵塔
、脱臭塔などの充填塔用の充填材にも適用できる。
基材の形状は、平板或いは波形のプレートのほか、ハニ
カム形、パイプ状、棒状、或いはランヒリング状など種
々な形状を用いることができる。
カム形、パイプ状、棒状、或いはランヒリング状など種
々な形状を用いることができる。
本発明の実施例として冷却塔用の場合につき図面を用い
て説明する。
て説明する。
充填材の基材の形状は特に制限されず、従来から冷却塔
に用いられている公知の各種の形状のものでよく、例え
ば、第1図の如き波形の断面の基材1が用いられる。こ
の場合に基材1の表意全面に高吸水性樹脂を含有する塗
料を塗布して親水性塗膜を形成してもよい。
に用いられている公知の各種の形状のものでよく、例え
ば、第1図の如き波形の断面の基材1が用いられる。こ
の場合に基材1の表意全面に高吸水性樹脂を含有する塗
料を塗布して親水性塗膜を形成してもよい。
また、第1図、第2図に示す如く、下の方に向いている
下向き部分6に親水性塗膜7を帯状に形成し、上の方に
向いている上向き部分8には形成しないようにしてもよ
い。上向き部分8には水流2の水膜ができ易いが、下向
き部分6に水が付着するのは極めて困難であるので、こ
の部分に親水性塗膜7を形成し、充填材基材1の表面に
水膜を保持し、さらにその上に、流下する水膜を形成し
易くする。
下向き部分6に親水性塗膜7を帯状に形成し、上の方に
向いている上向き部分8には形成しないようにしてもよ
い。上向き部分8には水流2の水膜ができ易いが、下向
き部分6に水が付着するのは極めて困難であるので、こ
の部分に親水性塗膜7を形成し、充填材基材1の表面に
水膜を保持し、さらにその上に、流下する水膜を形成し
易くする。
このようにして充填材の基材1全面にわたって一様な水
膜を形成せしめ、上向する気流3と、広い面積にわたっ
て比較的長時間接触することを可能となし、十分な蒸発
作用を生し、橿めて大なる冷却効果を生ずるので、ある
。
膜を形成せしめ、上向する気流3と、広い面積にわたっ
て比較的長時間接触することを可能となし、十分な蒸発
作用を生し、橿めて大なる冷却効果を生ずるので、ある
。
第3図は別の実施例であり、基材1の表面に、高吸水性
樹脂を含有する塗料により、親水性塗膜を多数の斑点9
として形成せしめてもよい。このような部分的な塗布で
あって、熱可塑性樹脂の地肌が現れていても、冷却塔の
使用時には、水の表面張力のために親水性の斑点以外の
部分にも水膜が連続して形成され、基材1の殆ど全面に
水n々を形成することができ、効率の裔い冷却効果をも
たらすことができる。
樹脂を含有する塗料により、親水性塗膜を多数の斑点9
として形成せしめてもよい。このような部分的な塗布で
あって、熱可塑性樹脂の地肌が現れていても、冷却塔の
使用時には、水の表面張力のために親水性の斑点以外の
部分にも水膜が連続して形成され、基材1の殆ど全面に
水n々を形成することができ、効率の裔い冷却効果をも
たらすことができる。
本発明による充填材の親水性について行った多くの実験
のうちの若干例を以下に示す。
のうちの若干例を以下に示す。
(実験例1)塩素下ポリプロピレン(50%キシレン溶
液)50g、スミカゲル(住友化学社商4M)SP−5
10(酢酸ビニル−アクリル酸Sステル共重合体ケン化
物系高吸水性樹脂、平均粒径15μm、住友化学社品)
7g、デキシークレー20g、ノニオン系界面活性剤1
g、キシレン5 Qml及び赤色着色剤0.5gを栓つ
きポリエチレン製ビンに入れ、更にガラスピーズ(3m
mφ)20gを追加したのちペイントシェーカーでよく
振3うする。その後ガラスピーズを除去し、塗料を得た
。
液)50g、スミカゲル(住友化学社商4M)SP−5
10(酢酸ビニル−アクリル酸Sステル共重合体ケン化
物系高吸水性樹脂、平均粒径15μm、住友化学社品)
7g、デキシークレー20g、ノニオン系界面活性剤1
g、キシレン5 Qml及び赤色着色剤0.5gを栓つ
きポリエチレン製ビンに入れ、更にガラスピーズ(3m
mφ)20gを追加したのちペイントシェーカーでよく
振3うする。その後ガラスピーズを除去し、塗料を得た
。
この塗料を厚さ5mmの硬質ポリ塩化ビニル製シートの
表面に刷毛で塗布し、風乾した。
表面に刷毛で塗布し、風乾した。
塗膜の厚さは約120μmであった。
得られた上記シートの表面は親水性となり、その表面に
水を流したところきれいな水膜を形成した。
水を流したところきれいな水膜を形成した。
(実験例2)
硬質ポリ塩化ビニル製シートの代わりにポリプロピレン
製シートを用いる以外は実験例1と同様に処理してその
表面に塗膜を形成させた。このときの塗膜は約1.00
μmであった。
製シートを用いる以外は実験例1と同様に処理してその
表面に塗膜を形成させた。このときの塗膜は約1.00
μmであった。
得られたシートの表面は親水性となり、その表面に水を
流したところきれいな水膜を形成した。
流したところきれいな水膜を形成した。
(実験例3)
スミカゲル(住友化学社商標)SP−510の代わりに
クラレイソプレンゲルKr201K(イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体変性物の架橋物系高吸水性樹脂、
平均粒150μm、クラレイソプレン社商標)を平均粒
径10μmに粉砕した高吸水性樹脂を用いる以外は実験
例1と同様にして塗料を作成した。
クラレイソプレンゲルKr201K(イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体変性物の架橋物系高吸水性樹脂、
平均粒150μm、クラレイソプレン社商標)を平均粒
径10μmに粉砕した高吸水性樹脂を用いる以外は実験
例1と同様にして塗料を作成した。
この塗料を厚さ5mmの硬質ポリ塩化ビニル製シートの
表面に5mm間隔で1cflI巾となるように帯状に1
11毛で塗布し、風乾した。
表面に5mm間隔で1cflI巾となるように帯状に1
11毛で塗布し、風乾した。
塗膜の平均j7さは杓100μmであった。
得られたノートの表面は帯状に親水性塗膜が形成された
が、この表面に水を流したところ、殆どムラなくきれい
な水膜を形成した。
が、この表面に水を流したところ、殆どムラなくきれい
な水膜を形成した。
(比較実験例)
スミカゲル(住友化学社商標)SP−510を使用しな
い以外は実験例1と同様にして塗料を作成したに の塗料を実験例1と同様に硬質ポリ塩化ビニル製シート
の表面に塗布した。塗膜の厚さは約90μmであった。
い以外は実験例1と同様にして塗料を作成したに の塗料を実験例1と同様に硬質ポリ塩化ビニル製シート
の表面に塗布した。塗膜の厚さは約90μmであった。
得られたシートの表面に水を流したところ、塗膜は水を
はじき、水膜にムラを生じて均一な水膜を得ることがで
きなかった。
はじき、水膜にムラを生じて均一な水膜を得ることがで
きなかった。
(発明の効果〕
本発明により、疏水性の合成樹脂を使用するにも拘わら
ず、充填材の基材全面にわたって均一な連続的な水膜を
形成せしめることができ、伝熱効果が向上し、高性能の
熱移動及び/又は物質移動を行うことができる充填塔用
の充填材を提供することができ、実用上極めて大なる効
果を奏するものである。
ず、充填材の基材全面にわたって均一な連続的な水膜を
形成せしめることができ、伝熱効果が向上し、高性能の
熱移動及び/又は物質移動を行うことができる充填塔用
の充填材を提供することができ、実用上極めて大なる効
果を奏するものである。
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図はその垂直面
による一部の断面図、第3図は別の実施例の斜視図、第
4図は従来例の斜視図である。 ■・・・基材、2・・・水流、3・・・気流、4・・・
水、5・・・乾いている部分、6・・・下向き部分、7
・・・親水性塗膜、8・・・上向き部分、9・・・斑点
。 特許出願人 株式会社荏原総合研究所同
住友化学工業株式会社同 信和産業株式会
社 代理人弁理士 高 木 正 行間
薬 師 捻回 依1)孝
次部
による一部の断面図、第3図は別の実施例の斜視図、第
4図は従来例の斜視図である。 ■・・・基材、2・・・水流、3・・・気流、4・・・
水、5・・・乾いている部分、6・・・下向き部分、7
・・・親水性塗膜、8・・・上向き部分、9・・・斑点
。 特許出願人 株式会社荏原総合研究所同
住友化学工業株式会社同 信和産業株式会
社 代理人弁理士 高 木 正 行間
薬 師 捻回 依1)孝
次部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、充填塔の中に充填され、水又は水を溶媒の主体とす
る溶液と空気との間の熱移動及び/又は物質移動に与か
る充填材において、 合成樹脂製の基材の表面に高吸水性樹脂を含有する塗料
による親水性塗膜を形成したことを特徴とする充填塔用
の充填材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22770485A JPS6287797A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 充填塔用の充填材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22770485A JPS6287797A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 充填塔用の充填材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287797A true JPS6287797A (ja) | 1987-04-22 |
Family
ID=16865040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22770485A Pending JPS6287797A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 充填塔用の充填材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6287797A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7861549B2 (en) | 2002-04-26 | 2011-01-04 | Oxycom Beheer B.V. | Dewpoint cooler |
CN106767015A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 四川迈铁龙科技有限公司 | 蒸发冷却换热系统快速启闭重力式布水装置 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP22770485A patent/JPS6287797A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7861549B2 (en) | 2002-04-26 | 2011-01-04 | Oxycom Beheer B.V. | Dewpoint cooler |
CN106767015A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 四川迈铁龙科技有限公司 | 蒸发冷却换热系统快速启闭重力式布水装置 |
CN106767015B (zh) * | 2016-12-30 | 2019-02-22 | 四川迈铁龙科技有限公司 | 蒸发冷却换热系统快速启闭重力式布水装置 |
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