JPS6287452A - 誘電体磁器組成物 - Google Patents
誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6287452A JPS6287452A JP60224680A JP22468085A JPS6287452A JP S6287452 A JPS6287452 A JP S6287452A JP 60224680 A JP60224680 A JP 60224680A JP 22468085 A JP22468085 A JP 22468085A JP S6287452 A JPS6287452 A JP S6287452A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic composition
- dielectric
- dielectric ceramic
- resonator
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、誘電体共振器材料として好適なバリウム、ニ
ッケル、亜鉛、ニオブおよび酸素からなる誘電体磁器組
成物に関するものである。
ッケル、亜鉛、ニオブおよび酸素からなる誘電体磁器組
成物に関するものである。
更に詳しくは7本発明はマイクロ波周波数帯で使用され
る誘電体共振器としたときに無負荷Q(Qu)および比
誘電率(εr)が大きく、共振周波数の温度係数(τf
)の安定度がすぐれた誘電体磁器組成物に関するもので
ある。
る誘電体共振器としたときに無負荷Q(Qu)および比
誘電率(εr)が大きく、共振周波数の温度係数(τf
)の安定度がすぐれた誘電体磁器組成物に関するもので
ある。
誘電体共振器の大きさは一般に缶に反比例し、比誘電率
が大きいほど、共振器を小さくでき回路を小型化できる
ので共振器材料の磁器組成物としては、無負荷Qが大き
く、共振周波数の温度係数の安定度がすぐれていると共
に、一般に比誘電率の大きなものが望ましいが、比誘電
率が極端に大きすぎるとあまシにも共振器が小さくなり
すぎかえって取扱いが困難になるだめ、共振器が使用さ
れる周波数帯によって要求される比誘電率の値も異なっ
てくる。
が大きいほど、共振器を小さくでき回路を小型化できる
ので共振器材料の磁器組成物としては、無負荷Qが大き
く、共振周波数の温度係数の安定度がすぐれていると共
に、一般に比誘電率の大きなものが望ましいが、比誘電
率が極端に大きすぎるとあまシにも共振器が小さくなり
すぎかえって取扱いが困難になるだめ、共振器が使用さ
れる周波数帯によって要求される比誘電率の値も異なっ
てくる。
従来誘電体共振器材料として共振器に使用される磁器組
成物としては+ Ba(MSi’% Tag )03系
(特公昭59−23048号公報) + Ba(Zn3
(Ta、50o3 系(特公昭59−48484号公報
)。
成物としては+ Ba(MSi’% Tag )03系
(特公昭59−23048号公報) + Ba(Zn3
(Ta、50o3 系(特公昭59−48484号公報
)。
Ba(Zn3(Nb% )03系(特開昭56−654
53号公報) + Ba(Mf3(Nbq)03系(特
開昭55−55345号公報) 、 0aTi03−
MfTi03−La2O2・2Ti02系+ 5r(Z
n3(NbH)03−8rTi03系等すでに多数提案
されている。
53号公報) + Ba(Mf3(Nbq)03系(特
開昭55−55345号公報) 、 0aTi03−
MfTi03−La2O2・2Ti02系+ 5r(Z
n3(NbH)03−8rTi03系等すでに多数提案
されている。
しかしながら従来の磁器組成物は、無負荷Qが小さかっ
たり、比誘電率が小さいため共振器にしたときの形状が
かなり大きくなったり、また温度係数が大きかったシし
て、マイクロ波周波数帯で使用される共振器材料として
はいずれかに難点があり、実際の使用において不都合な
点が多い。
たり、比誘電率が小さいため共振器にしたときの形状が
かなり大きくなったり、また温度係数が大きかったシし
て、マイクロ波周波数帯で使用される共振器材料として
はいずれかに難点があり、実際の使用において不都合な
点が多い。
本発明の目的は、誘電体共振器材料、特にマイクロ波(
ミリ波を含む)周波数帯で使用される誘電体共振器材料
として好適な誘電体磁器組成物を提供することにある。
ミリ波を含む)周波数帯で使用される誘電体共振器材料
として好適な誘電体磁器組成物を提供することにある。
また本発明の目的は、無負荷Qおよび比誘電率が大きく
、かつ共振周波数の温度係数が±30ppnSC以下、
好ましくは±10 ppm/’C程度以下で安定度のす
ぐれた誘電体磁器組成物を提供することにあるO 〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の目
的は、 Ba(Zn3(Nbq)03系のZnの一部ま
たは全部をN1で置換した磁器組成物によって達成され
る。
、かつ共振周波数の温度係数が±30ppnSC以下、
好ましくは±10 ppm/’C程度以下で安定度のす
ぐれた誘電体磁器組成物を提供することにあるO 〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の目
的は、 Ba(Zn3(Nbq)03系のZnの一部ま
たは全部をN1で置換した磁器組成物によって達成され
る。
本発明は、バリウム、ニッケル、亜鉛、ニオブおよび酸
素からなる式。
素からなる式。
Ba ((N 11−x ZnX)3A ”% :”3
(式中、0≦X〈1.好ましくは0.1≦X≦0.6)
で表わされる誘電体磁器組成物に関するものである。
(式中、0≦X〈1.好ましくは0.1≦X≦0.6)
で表わされる誘電体磁器組成物に関するものである。
本発明の誘電体磁器組成物において、ニッケルは共振周
波数の温度係数の改善に大きく作用している。なおニッ
ケルを含有していない誘電体磁器組成物は、共振周波数
の温度係数が大きすぎるという大きな難点がある。
波数の温度係数の改善に大きく作用している。なおニッ
ケルを含有していない誘電体磁器組成物は、共振周波数
の温度係数が大きすぎるという大きな難点がある。
本発明による誘電体磁器組成物は、バリウム。
ニッケル、亜鉛、ニオブ等の炭酸塩、酸化物等の出発原
料を混合して仮焼した後、成形、焼成して焼結させる方
法で製造することができる。
料を混合して仮焼した後、成形、焼成して焼結させる方
法で製造することができる。
例えば、炭酸バリウム、酸化ニッケル、酸化亜鉛および
五酸化ニオブの各所定量を水、アルコール等の溶媒と共
に湿式混合する。続いて、水、アルコール等を除去した
後、粉砕し、酸素含有ガス雰囲気(例えば空気雰囲気)
下に800〜1400°Cで約10時間程度仮焼する。
五酸化ニオブの各所定量を水、アルコール等の溶媒と共
に湿式混合する。続いて、水、アルコール等を除去した
後、粉砕し、酸素含有ガス雰囲気(例えば空気雰囲気)
下に800〜1400°Cで約10時間程度仮焼する。
これによって形成された仮焼物を粉砕した後、ポリビニ
ルアルコールの如き有機バインダと共に混合して均質に
し、乾燥、粉砕して加圧成形(圧力100〜1000K
g/cd ’)する。そして、この成形物を空気の如き
酸素含有ガス雰囲気下に1400〜1600°Cで焼成
すれば1本発明の誘電体磁器組成物が得られる。
ルアルコールの如き有機バインダと共に混合して均質に
し、乾燥、粉砕して加圧成形(圧力100〜1000K
g/cd ’)する。そして、この成形物を空気の如き
酸素含有ガス雰囲気下に1400〜1600°Cで焼成
すれば1本発明の誘電体磁器組成物が得られる。
こうして得られた誘電体磁器組成物は、これをそのまま
又は必要に応じて適量な形状およびサイズに加工すると
誘電体共振器になる。また本発明の誘電体磁器組成物は
、マイクロ波IC用誘電体基板、誘電体調整棒等の材料
として利用することができる。
又は必要に応じて適量な形状およびサイズに加工すると
誘電体共振器になる。また本発明の誘電体磁器組成物は
、マイクロ波IC用誘電体基板、誘電体調整棒等の材料
として利用することができる。
実施例1
炭酸バリウム(BaO03)粉末0.6モル、酸化ニッ
ケル粉末(Nto )0.124モル、酸化亜鉛粉末(
Zn0)0.076モルおよび五酸化ニオブ粉末(Nb
205) 0.2モルをエタノールと共にボールミルに
入れ、16時時間式混合した。この混合物をボールミル
から取シ出して溶媒のエタノールを蒸発させ、らい潰機
で2時間粉砕した。粉砕物は。
ケル粉末(Nto )0.124モル、酸化亜鉛粉末(
Zn0)0.076モルおよび五酸化ニオブ粉末(Nb
205) 0.2モルをエタノールと共にボールミルに
入れ、16時時間式混合した。この混合物をボールミル
から取シ出して溶媒のエタノールを蒸発させ、らい潰機
で2時間粉砕した。粉砕物は。
空気雰囲気下に1600°Cで仮焼した後、再びらい潰
機で1時間粉砕した。この粉砕物は適量のポリビニルア
ルコール溶液を加えて均一に混合した後、直径15簡φ
、厚さ7111IHの円盤状ペレットに成形して空気雰
囲気下に1510°Cで4時間焼成。
機で1時間粉砕した。この粉砕物は適量のポリビニルア
ルコール溶液を加えて均一に混合した後、直径15簡φ
、厚さ7111IHの円盤状ペレットに成形して空気雰
囲気下に1510°Cで4時間焼成。
焼結して本実施例の誘電体磁器組成物を得た。
こうして得られた磁器組成物を直径11mm。
厚さ4.3鱈の大きさにカットした後、誘電共振法によ
って測定し、共振周波数fO(4,5〜5.5 GH2
)における無負荷Qおよび比誘電率ε、を求めた。
って測定し、共振周波数fO(4,5〜5.5 GH2
)における無負荷Qおよび比誘電率ε、を求めた。
また、共振周波数の温度依存性については一40〜50
°Cの範囲で測定し温度係数τfを求めた。
°Cの範囲で測定し温度係数τfを求めた。
その結果を第1表に示す。
実施例2〜11
実施例1の酸化ニッケルの使用量をかえ、焼成温度をか
えたほかは、実施例1と同様にして9式。
えたほかは、実施例1と同様にして9式。
ea〔(Nit−XznX)3(NbH:]Osにおけ
るXの値が第1表に記載の誘電体磁器組成物を製造し、
実施例1と同様にして電気的特性を測定した 。
るXの値が第1表に記載の誘電体磁器組成物を製造し、
実施例1と同様にして電気的特性を測定した 。
その結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1の酸化ニッケルを使用せずに実施例1と同様に
して誘電体磁器組成物[(Ba(Zn3(Nb%)o3
〕を製造し、実施例1と同様にして電気的特性を測定し
た。
して誘電体磁器組成物[(Ba(Zn3(Nb%)o3
〕を製造し、実施例1と同様にして電気的特性を測定し
た。
その結果、 Q、=11000. g、==313.9
. Tf==36ppm/’Cであった。
. Tf==36ppm/’Cであった。
本発明の誘電体磁器組成物は、無負荷Qが大きいだけで
なく、適度に大きな比誘電率を有し、共振周波数の温度
係数が小さく安定度がすぐれているので、誘電体共振器
材料として好適である。
なく、適度に大きな比誘電率を有し、共振周波数の温度
係数が小さく安定度がすぐれているので、誘電体共振器
材料として好適である。
また本発明の誘電体磁器組成物を用い1例えばマイクロ
波周波数帯用共振器にして使用すると受信機の性能を大
幅に向上させることができ、小型化できるという利点が
ある。
波周波数帯用共振器にして使用すると受信機の性能を大
幅に向上させることができ、小型化できるという利点が
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 バリウム、ニッケル、亜鉛、ニオブおよび酸素からな
る式、 Ba〔(Ni_1_−_xZn_x)_1_/_3Nb
_2_/_3〕O_3(式中、0≦x<1) で表わされる誘電体磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224680A JPS6287452A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224680A JPS6287452A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 誘電体磁器組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287452A true JPS6287452A (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=16817539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60224680A Pending JPS6287452A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6287452A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860660A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | 株式会社村田製作所 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
JPS5860661A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | 株式会社村田製作所 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP60224680A patent/JPS6287452A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860660A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | 株式会社村田製作所 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
JPS5860661A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-11 | 株式会社村田製作所 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
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