JPS6287402A - 空気から高純度窒素を分離回収する方法 - Google Patents

空気から高純度窒素を分離回収する方法

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JPS6287402A
JPS6287402A JP60213489A JP21348985A JPS6287402A JP S6287402 A JPS6287402 A JP S6287402A JP 60213489 A JP60213489 A JP 60213489A JP 21348985 A JP21348985 A JP 21348985A JP S6287402 A JPS6287402 A JP S6287402A
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JP
Japan
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nitrogen
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air
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JP60213489A
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Ichiro Funada
一郎 船田
Teiji Muroya
室屋 禎司
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、圧力スイング式吸着法を利用し空気から高純
度窒素を高収率で回収することのできる技術に関するも
のである。
[従来の技術1 周知の通り空気には約415体積%の窒素と約175体
積%の酸素が含まれているところから、これらを高純度
の酸素又は窒素として分離回収し有効利用することはか
なり以前から実用化されている。殊に圧力スイング式吸
着法によれば、適正な吸着剤を選釈使用し加圧・減圧を
繰り返すことによって、例えば窒素を選択的に吸着除去
して高純度の酸素を回収し、又選択的に吸着した窒素を
減圧脱着することによって高純度の窒素を回収すること
ができ、しかもこれらの操作は複数の吸着塔を組合わせ
たバルブ操作によって連続切換え運転が可能であるとこ
ろから最近急速に普及してきており、また改良研究も種
々提案されている。例えば特公昭54−22428号公
報には、圧力スイング吸着法を利用して空気から高純度
の酸素を回収する方法が開示されており、又特公昭54
−3823号公報にも同様に圧力スイング吸着法を利用
して空気から高純度の酸素及び窒素を回収する方法が開
示されている。例えば特公昭54−22428号に記載
された技術は特殊な吸着剤を使用するところに最大の特
徴を有するものであるが、その他、操業面では吸着塔y
1圧川ガスとして高純度の酸素を使用し、吸着処理ガス
中への窒素の混入を可及的に防II: して回収酸素の
純1■を高めるという点にも特徴が存在している。また
特公昭54−3823号公報には、易吸着成分と難吸着
成分を含む混合ガス、例えば空気から高純度の酸素と窒
素を分離回収する技術が開示されており、この方法によ
ると、(a)吸着処理に程で高純度の酸素を得る為にy
1圧ガスとして酸素純度の高いガスを使用し、(b)一
方説着丁程では該脱着に先j′fっで高純度の窒素ガス
で吸着塔内を洗浄し、塔内の酸素を可及的に除去した後
減圧説着を行なうことにより高純度の窒素ガスを1すて
いる。
[発明が解決しようとする問題点1 ところがこれらの方法は、何れも高純度の酸素又は窒素
を得る為にy1圧ガスとして相当b1の高純度酸素を使
用し、或は窒素の1悦着回収に先立って相当量の高純度
窒素を洗炸用ガスとして使用する為、これらの消費星を
差し引けば酸素や窒素の分離回収率は必ずしも高い値が
得られるとは言えない。本発明はこうした状況のもとで
殊に窒素の回収に主眼を置き、空気から高純度の窒素を
収率良く分離回収することのできる技術を確立しようと
するものである。
E問題点を解決する為の手段] 本発明に係る高純度窒素の分離回収方法は、圧力スイン
グ式吸着法を利用し、並列に配設した複数の窒素吸着塔
により空気中の窒素の吸着と該窒素の脱着回収を順次繰
返して実施するに当たり、y1圧ガスとして原料空気を
利用する他、減圧による窒素の脱着回収に先立って該吸
着塔内に、他の吸着塔から脱着回収される高純度窒素の
一部を供給して該吸着塔内に残留する不純02を置換除
去し、その置換廃ガスは更に他の吸着塔へ送って窒素を
吸着させるところに要旨を有するものである。
[作用] 本発明では窒素吸着能の優れた吸着剤を充填してなる複
数の吸着塔を並列に配設し、これらを順次切換え運転す
ることにより空気中の窒素の吸着、及び吸着窒素の脱着
回収を行なうものであるが、この間の窒素の純IW及び
回収率を高めるべく以下に詳述する様な工夫を加えてい
る。
第1図は木発1N+の実施例を示すフロー図であり、3
基の吸着剤充填塔A、B、Cを併設しパルプ切替えによ
って連続運転することができる様に構成きれている。そ
して原料空気は圧縮機りで例え”ば4.OKg/cya
2  ・G程度まで圧縮した後、前処理塔Eで水分や炭
酸ガス塔の不純物を除去し、原料空気導入ラインT、 
l から充填塔A(又はB。
C)へ送られる。そして充fat塔A’(又はB 、 
C)による吸着が終了後は脱着回収が行なわれるが、こ
の工程は、脱着窒素回収ラインL2に接続した真空ポン
プFを作動して充填塔A(又はB 、 C)内を減圧す
ることにより吸着窒素を脱着し、回収される窒素は順次
貯留タンクGへ送る。尚回収窒素の一部は、真空ポンプ
Fの下流側から抜き出して所定の充填塔へ送り、塔内を
洗浄することにより回収窒素の純度アップを図る(図中
L3は洗浄用窒素供給ラインを示す)。
以下、各充填塔A、B、Cを切換え運転し、窒素の吸着
、脱着回収、塔内洗浄等を連続的に行なう手法を、バル
ブ1〜21の開閉操作、第2図(充填塔A、B、C内の
圧力変動パターン)及び第3図(充填塔A、B、C内の
窒素濃度変動パターン)を含めて具体的に説明する。充
填塔Aによる空気中窒素の吸着を行なう場合(この時点
で充填塔B、Cの吸着操作は完了しているものとする)
は、バルブ2を開とし他のバルブはすべて閉の状態とし
、前処理塔Eで清浄化された空気を導入ラインL1から
バルブ2を通して充填塔A内へ供給し、該塔A内を所定
の圧力(通常800Torr程度)に高める。次いでバ
ルブ4を開き、塔内を所定圧力に維持しつつバルブ2が
ら空気を送り込むことにより、窒素の吸着が行なわれる
。この間非吸着成分(主として酸素)はバルブ4から排
気ラインL4を通して系外へ放出される。窒素の吸着が
完了すると該充填塔Aは一旦体Iトさせる。この間充填
塔Cでは、バルブ18のみを開として真空ポンプFによ
る吸着窒素の脱着1nIl収が行なわれ、回収窒素(高
純度窒素)は貯留タンクGへ貯留されると共に、 一部
の高純1■窒素は真空ポンプFの下流側から抜き出し、
浄化用窒素供給ラインL3からバルブ11を通して充填
塔Bへ送り込み、充填塔B内へ一緒に吸着されている酸
素を窒素で置換すると共に、充■1塔B内を高純度窒素
で充満Sせる。置換排カス中には多聞の酸素が含まれて
いるので、当初の置換梼刀スはバルブ20から排ガスラ
インL5を通して系外へ排出する。そして塔B内の排ガ
ス置換がすすむにつれて該IJlガス中の窒素濃度は徐
々に高くなってくるが、その窒素濃度が空気中の窒素濃
度よりも高くなった時点で、バルブ20を閉、バルブ3
を開とし、窒素濃度の高い排ガスは充111塔A内へ送
り、該置換排ガス中の窒素を捕集すると共に塔内な窒素
濃度の高い該排ガスで置換し、残りのガスはバルブ1か
ら排ガスラインL5を経て系外へ放出する。この間に充
填塔B内は、バルブ11から送られてくる高純度窒素で
完全置換され、不純酸素の混入醍は実質的に皆無となる
。こうして充填塔B内の窒素置換が完了すると、該充填
塔Bに付随するバルブのうち12のみを開とし他のバル
ブ3.7.8.1O111,20はすべて閉として減圧
回収ラインL2を通して充填塔B内を減圧し、吸着窒素
の脱着回収が行なわれる。この間充填塔Cでは、バルブ
14から送り込まれる空気による昇圧及び窒素の吸着が
行われる。また充@塔Bから回収される高純度窒素の一
部は浄化用窒素供給ラインL3からバルブ5を経て充填
塔A内へ送り込まれ、塔内に一緒に吸着されている酸素
を置換すると共に塔内の空気を高純度窒素で置換し、置
換排ガスは吸着処理を終えた充填塔Cへ送り、該充填塔
C内における窒素濃度アップに利用される。充填塔Bの
脱着回収が終了すると、該充填塔Bは昇圧及び吸着工程
に切替えると共に、充填塔Aは脱着回収工程、充填塔C
は塔内窒素洗浄工程に切替え、これらの操作を繰り返す
ことによって第2.3図に示す如く連続操業が行なわれ
る。尚上記切換え周期は各充填塔A、B、C内に充填さ
れた吸着剤の性能や充填に或は空気の供給速度(処理量
)等に応じて適宜定めるべきものであって、−・律に定
めることはできない。又図例では3基の充填塔を組合せ
て実施する例を、1ぺしたが、2基或は4基以1−の充
填塔を用いて切換え辻転することも勿論可能であり、配
管構造についても必要により任意に設工1変更を加える
こよができる。またvrpj!え用のバルブ操作は、電
磁バルブやタイマーを組合わせて自動化することも好ま
しく、それらの程度の変更はすべて本発明の技術的範囲
に含まれる。
[発明の効果] 本発明は以」二の様に構成されるが、あくまでも空気か
ら高純度窒素の専用回収法として開発されたものであり
、吸着剤充填塔のVt圧ガスとして空気をそのまま使用
しているので、酸素を封圧ガスとする従来法に比べて窒
素の吸着を経済的に効率良く行なうことができ、また脱
着回収される高純度窒素の一部を塔内浄化用ガスとして
利用する構成としているので高純IWの窒素を回収する
ことができ、しかも塔内洗浄に用いた高純度窒素は再度
他の吸着剤充填塔に通して窒素の吸着捕集を行なう様に
しているので窒素の回収率も高められる等、実用に即し
た多くの利益を享受することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略フロー図、第2.3
図は、連続操業峙における各吸着剤充填塔内の圧力変動
パターン及び窒素濃度変動パターンを例示する図である
。 A、B、C・・・吸着剤充填塔 D・・・圧縮機       E・・・前処理塔F・・
・真空ポンプ     G・・・貯蔵タンク1〜21・
・・バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧力スイング式吸着法により空気から高純度の窒素を分
    離回収する方法において、並列に配設した複数の窒素吸
    着塔により空気中の窒素の吸着と該窒素の脱着回収を順
    次繰返して実施するに当たり、昇圧ガスとして原料空気
    を利用する他、減圧による窒素の脱着回収に先立って該
    吸着塔内に、他の吸着塔から脱着回収される高純度窒素
    の一部を供給して該吸着塔内に残留する不純O_2を置
    換除去し、その置換廃ガスは更に他の吸着塔へ送って窒
    素を吸着させることを特徴とする空気から高純度窒素を
    分離回収する方法。
JP60213489A 1985-09-25 1985-09-25 空気から高純度窒素を分離回収する方法 Granted JPS6287402A (ja)

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JPH0429408B2 JPH0429408B2 (ja) 1992-05-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428208A (en) * 1987-07-22 1989-01-30 Sumiyoshi Heavy Ind Equipment for production and supply of nitrogen gas

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543823A (en) * 1977-06-07 1979-01-12 Sorg Gmbh & Co Kg Metho and apparatus for electric heating in glass melting furnace
JPS5517614A (en) * 1978-07-21 1980-02-07 Hitachi Ltd Vane for gas turbine
JPS5742367A (en) * 1980-08-28 1982-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd Atomizer

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