JPS6287276A - 球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置 - Google Patents

球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置

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Publication number
JPS6287276A
JPS6287276A JP22778885A JP22778885A JPS6287276A JP S6287276 A JPS6287276 A JP S6287276A JP 22778885 A JP22778885 A JP 22778885A JP 22778885 A JP22778885 A JP 22778885A JP S6287276 A JPS6287276 A JP S6287276A
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JP
Japan
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spherical
fluid
floating
coating liquid
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP22778885A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamane
山根 勝弘
Toshiaki Ito
俊明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6287276A publication Critical patent/JPS6287276A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真珠等の球状装飾品の表面に施されるコーテ
ィング被膜のキュア装置に関する。
[従来の技術] 真珠やリンゴ等の装飾品の品位を向上させるために、表
面にコーティング被膜を形成する方法が知られている。
たとえば、養殖真珠をアクリル系の熱可塑性樹脂で被覆
し、その品位の向上をはかることがすでに一部で実tI
f!、されている。
また、未だ出願公開されていないが、天然産の装飾品の
表面に有機物含有硬化性物質を0.01ミクロン〜30
ミクロンの膜厚で被覆し、装飾品の独特な色調や艶など
を保持したまま、硬度の高いコーティング被膜を(qる
技術が、先に本出願人により出願されている(特願昭6
0−185900@)。
このようなコーティング被膜を有する装飾品においては
、装飾品の表面に塗布されたコーティング液は、常温で
或いは所定の温度で、フローマーク等を発生さけること
なく極力均一な厚みでキュアされる必要がある。
[発明が解決しようとづる問題点] ところが、真珠等の球状体からなる球状装飾品でしかも
該装飾品を保持するための穴等が設けられていない装飾
品にあっては、いかにキュアを行うか、すなわち表面全
面に塗イ11されたコーティング液に悪影響を与えずに
球状装飾品をいかに保持しかつキュアするかが問題とな
る。
本発明は、上記の問題点を解決するために、コーティン
グ液の塗イ「された球状装飾品を非接触で支持ししかも
むらのない均一なコーティング被膜を形成可能なコーテ
ィング被膜キュア装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的に沿う本発明の球状装飾品のコーティング被膜
キュア装置は、球状体からなる装飾品の表面に塗イ1さ
れたコーティング液をキュアする装置であって、前記装
飾品をフローティング支持可能なフローティング用流体
を上方に向けて噴射するとともに前記装飾品に向けて案
内するノズルと、このノズルに前記フローティング支持
に必要なmのフローティング用流体を供給する流体供給
源と、を備えた装置からなっている。
そして、上記流体供給源からノズルに向けてフ〔1−テ
ィング用流体を送る経路には、キュアの条件に応じてフ
ローティング用流体を加熱制御するヒータ等の加熱制御
装置か設【)られる。
[作用] このようなキュア装置においては、流体供給源から送ら
れてくるフ[1−ティング用流体は、ノズルから上方へ
向りて球状装飾品へと案内されながら噴射され、球状装
飾品の下面側に当てられるとともに球状装飾品の表面に
治って流れ、上方へと逃がされる。流れが球状装飾品の
下面側に当てられるので、球状装飾品は流れの動圧を下
方から受けることになるが、球状装飾品の徂mに応じた
吊と速度のフローティング用流体が噴射されるので、球
状装飾品はノズルとは非接触状態でフローティング支持
される。したがって、コーティング液が球状装飾品の表
面仝而に存在する状態がキュア中を通じて確保されるこ
とになる。
また、装飾品が球状体であるため、下面側に当てられた
フローティング用流体は球状装飾品の外周部に治ってほ
ぼ均一な流れで上方へと吹き恢けるが、微妙な吹き扱は
流の流れ状態の差異に応じて、球状装飾品の表面位置間
で球状装飾品の表面と吹き扱は流との間に作用する摩擦
抵抗に僅かの差異が生じ、この差異によって球状装飾品
は任意な方向に、任意な速度で自転する。この自転によ
り、硬化前のコーティング液は、その自重により球状装
飾品の表面上をコーティング液の塗布厚みが均一になる
ように適当に移動される。
したがって、コーティング液は球状装飾品の表面全面に
わたって均一な厚み状態に保持されつつキュアされるの
で、むらのない均一なコーティング被膜が形成される。
[実施例] 以下に本発明の望ましい実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係る球状装飾品のコーテ
ィング被膜キュア装置を示している。図において、1は
球状装飾品を示しており、本実施例の場合は真珠である
。ただし、この球状装飾品1は球状体からなる装飾品で
あれば、真珠に限定されない。球状装飾品1の表面には
全面にわたってコーティング液が塗イ「されており、コ
ーティング液の塗イ「はキュア前に球状装飾品をピンセ
ラ1〜等によりつかんでビー力等に収容されているコー
ティング液中に漬けること等により行われる。
2は、上記の表面にコーティング液が塗イ1iされた球
状体からなる装飾品1をフローティング支持可能なフロ
ーティング用流体3を、上方に向けて噴射するとともに
球状装飾品1に向けて案内するノズルである。ノズル2
は、フローティング用流体3を上方に向けて所定の流速
で噴CJ−する円筒状の噴射ノズル部2aと、噴射され
たフローティング用流体3を球状装飾品1の下面側及び
その周囲に向けて案内する案内ノズル部2bとからなっ
ている。噴射ノズル部2aの内径は、後述のフローティ
ング用流体の動圧を適切に保つため適当に細い径とされ
ている。また、案内ノズル部2bは、本実施例では上方
に向()てラッパ状に拡がる逆円Kf[状のものに形成
されている。
ノズル2には、流体供給源4からフローティング用流体
3か供給される。流体供給源4は、ファン又はブロワ等
の手段からなっており、図の如く流量調整弁5を設(プ
ることにより或いはファン又はブロワ自体を流量調整可
能に構成づることににす、フローティング用流体3のノ
ズル2への供給量を調整可能となっている。この流体供
給源4から供給されるフローティング用流体3は、球状
装飾品1のコーティング液のキュア条件に応じて選択さ
れ、たとえば、空気、水蒸気、窒素、不活性カス等から
なる。
流体供給源4とノズル2との間は、本実施例では流体通
路6によって接続されている。流体通路6は、ノズル2
直前部にてノズル径よりも大径の管状に延びており、そ
の管状部6a内にはヒータ7が挿入されている。そして
、フローティング用流体3は管状部6a内をヒータ7に
沿って流れるようになっている。ヒータ7は、適当なヒ
ータ用電源(図示略)に接続されており、ノズル2に設
けられた温度検出計8からの信号に応じTlC9を介し
て、所定の温度にコントロールされるようになっている
上記のように構成された実施例装置においては、まず球
状装飾品1の表面仝而にコーティング液か塗イ5され、
コーティング液の塗イ5された球状装飾品1がノズル2
上にセットされる。このときノズル2からは上方に向け
てフローティング用流体3が噴射されているので、球状
装飾品1の下面側にフローティング用流体3が当たり、
球状装飾品1はフローティング用流体3から動圧を受け
る。流体供給源4から供給されノズル2から噴射される
フローティング用流体3の流量及び流速は、球状装飾品
1を下方からフローティング支持するに十分な値に制御
されているので、上述の動圧によって球状装飾品1は、
ノズル2と完全に非接触状態にてフローティング支持さ
れる。その結果、キュア中には、コーティング液にはコ
ーティング液自体の自重と、フローティング用流体3の
流れから受ける力のみしか作用しない。したがって、球
状装飾品1の表面全面にコーティング液が存在する状態
がキュア中を通じて確保される。
また、フローティング用流体3は、その一部が球状装飾
品1の下面に当たった後、残りは球状装飾品1の下面に
当たらずに、球状装飾品1の外周面に沿って上方へと吹
き恢ける。このとき、球状装飾品1とフローティング用
流体3との間の摩隙抵抗は球状装飾品1の周方向に完全
には均一でなく微妙な差異がおるので、その差異に応じ
て球状装飾品1にはいずれかの方向の回転力が作用し、
微小回転力により球状装飾品1は低速度で自゛転する。
前述の如くコーティング液にはその山手が作用している
ので、コーティング液は常に球状装飾品1の表面上を下
方へ流動しようとするが、球状装飾品1の自転により下
位に位置する球状装飾品1の表面が常に変化するため、
結局コーティング液は球状装飾品1の表面をまんべんな
く均一に覆うように流動する。したがって、キュア中に
]−ティング液の塗イH厚みも調整されることになり、
厚みの調整された状態で時間の経過とともにコーティン
グ液が硬化されていき、球状装飾品1の仝而にわたって
均一な厚さのコーティング被膜か形成される。
キュアの終了した球状装飾品1は、そのまま取り出され
るか、又はフローティング用流体3の噴射が停止されノ
ズル2上に落とされた後に取り出される。取り出しの際
にはもはやコーティング液は硬化しているので、取り出
し用具等に接触してもコーティング被膜には悪影響はな
い。
なお、本実施例の如く流量調整弁5を、設ければ、上述
の球状装飾品1のフローティング支持に必要なフローテ
ィング用流体3の流量を容易に調整することかでき、さ
らにヒータ7により、キュアに最適なフローティング用
流体3の温度条件か容易に設定される。
つぎに、第2図に本発明の応用例を示す。
本実施例においては、ノズル10か複数段けられ、各ノ
ズル10から同]1.1にフローティング用流体11が
噴射される。また、第2図はネックレス等の球状装飾品
12が糸13で連結されているものをキュアηる場合を
示しており、糸13だけがノズル10に適当に固定され
球状装飾品12はフローティング用流体11によってフ
ローティング支持される。なお、14はフローティング
用流体11加熱用のピークを示している。
このように、ノズル10を複数段ければ、一度に多数の
球状装飾品12のキュアを行うことができ、作業能率か
向上される。また、第2図に示すようにフローティング
支持される球状装飾品12を上下方向に位置拘束したと
しても、球状装飾品12は糸13を中心軸とする方向に
は自転できるので、前述の実施例と同様にコーティング
被膜は均一な厚みに形成される。
[発明の効果] 以上説明したにうに、本発明によるとぎは、流体供給源
から供給されてくるフローティング用流体をノズルから
噴射して、表面にコーティング液のサイロされた球状装
飾品をフローティング支持しながらかつ自転させながら
キュアするようにしたので、コーティング液を球状装飾
品の全面にわたって均一な厚みで硬化させることができ
、欠点のない均一な]−ティング被膜を形成することか
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る球状装飾品のコーティ
ング被膜キュア装置の概略構成図、第2図は別の実施例
に係る球状装飾品のコーティング被膜キュア装置の概略
構成図、 である。 1.12・・・・・・球状装飾品 2.10・・・・・・ノズル 3.11・・・・・・フローティング用流体4・・・・
・・流体供給源 7.14・・・・・・ヒータ (他1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)球状体からなる装飾品の表面に塗布されたコーテ
    ィング液をキュアする装置であって、前記装飾品をフロ
    ーティング支持可能なフローティング用流体を上方に向
    けて噴射するとともに前記装飾品に向けて案内するノズ
    ルと、該ノズルに前記フローティング支持に必要な量の
    前記フローティング用流体を供給する流体供給源と、を
    備えたことを特徴とする球状装飾品のコーティング被膜
    キュア装置。
  2. (2)前記フローティング用流体が加熱制御された流体
    である特許請求の範囲第1項記載の球状装飾品のコーテ
    ィング被膜キュア装置。
JP22778885A 1985-10-15 1985-10-15 球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置 Pending JPS6287276A (ja)

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JP22778885A JPS6287276A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置

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JP22778885A JPS6287276A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6287276A true JPS6287276A (ja) 1987-04-21

Family

ID=16866391

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JP22778885A Pending JPS6287276A (ja) 1985-10-15 1985-10-15 球状装飾品のコ−テイング被膜キユア装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059004A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 有限会社浦野技研 塗布装置及び塗布方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059004A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 有限会社浦野技研 塗布装置及び塗布方法

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