JPS628073A - 受波器位置のキヤリブレ−シヨン方式 - Google Patents

受波器位置のキヤリブレ−シヨン方式

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JPS628073A
JPS628073A JP14568585A JP14568585A JPS628073A JP S628073 A JPS628073 A JP S628073A JP 14568585 A JP14568585 A JP 14568585A JP 14568585 A JP14568585 A JP 14568585A JP S628073 A JPS628073 A JP S628073A
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JP
Japan
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error
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calibration
time difference
receiver
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JP14568585A
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English (en)
Inventor
Masao Igarashi
正夫 五十嵐
Hideki Sugimori
秀樹 杉森
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空間上に配列した複数の受波器の相対位置を
、位置が既知な複数の信号源又は移動可能な信号源を用
いて推定する、パッシブ・ソーナーやアクティブ・ソー
ナーにおける受波器位置のキャリブレーション方式に関
する。
(従来の技術) 信号源からの信号を空間上に配列された複数の受波器で
受信し、該受信信号の受波器間における到達時間差から
該信号源の方位、距離2位置およびそれら変化率などを
推定する信号源の状態推定装置がパッシブソーナーやア
クティプソーナーで広く用いられている。
該装置に゛おいては、前記受波器の相対位置が既知であ
るという前提のもとに、信号源から各受波器までの信号
の伝搬時間又は各受波器間における伝搬時間差情報を用
いて、前記受波器配列を基準とした信号源の方位、レン
ジ及びそれら変化率等を求めている。
従って、該受波器の相対位置に誤差が存在する場合には
、該誤差により信号源の状態推定にも誤差を生ずること
になる。このため、予め該受波器の相対位置を正確に求
めておくことが装置全体の性能を高める上で重要である
通常、該受波器は艦船等のプラットホーム上に取付けら
れるので該受波器の相対位置は予め既知であるとしても
問題のない場合が多い。しかし、パッシブ方式による信
号源状態の推定や、アクティブ方式による高精度な信号
源状態の推定の場合には、受波器及びプラットホームの
製造精度の制約によシ生ずる相対位置誤差が無視できず
、この場合には実海域において位置の既知な信号源を用
いて該受波器の相対位置を較正(キヤリプレーショ/)
することが必要となる。例えば、3つの受波器を用い2
組の伝搬時間差から信号源の位置を推定するパッシブレ
ンジングと呼ばれる信号源状態推定装置では、必要とす
る信号源位置精度を得るためには、受波器配列間隔の1
0 〜10  のオダの精度で受波器の相対位置を決め
ておく必要があり、該間隔を仮にIomとすると0.1
〜1箇のオーダで該相対位置を決めなければならない。
第11図は、位置の既知な信号源を用いる受波器位置の
キャリブレーションの原理を説明する幾可的な関係図で
ある。同図で、11 + 12は各々受波器、2112
2.・・・+ 2j−1y2j+・・・、2Nは各々サ
ーベイ点、x、yは原点を前記受波器1.上に置く直角
座標系のx、y軸、×2は該直角座標系における前記受
波器、12の位置ベクトル、X8(1)、Xs(2)、
・・・。
Xs(J 1) 、xs(D I −、xs(N) ハ
各々該直角座MA 系K オける前記サーベイ点24,
2□、・・・r 2j−1,2j t・・・、2Nの位
置ベクトル、r8(j)は前記受波器11と前記第j番
目す−ベイ点2.を結ぶ直線の長さく以下サーペコ イレンジという)、θ8(j)は該直線がy軸となす角
度、r、(j)は前記受波器1□と前記第j番目す−ベ
イ点2.を結ぶ直線の長さである。ここでは、前コ 記受波器11,1□及び前記サーベイ点2j:(j=1
.・・・、N)は全てx−y平面上にある場合のみを考
え、前記位置ヘクトル×2及ヒ×8(j)=(j=1.
・・・、N)ハ各々X2=(X2.)’2)”+ X、
(j)=(x、(j)、y8(j))”:(j=l 、
−、N)の2次元ベクトルで表わすものとする。ただし
添字Tはベクトルの転置を示す。前記サーベイ点2j:
(j=1.・・・、N)は受波器位置のキャリブレーシ
ョンに用いる信号源の位置情報及び前記伝搬時間差等゛
 のデータ(以下サーベイデータという)を得たときの
信号源の位置を示す点である。
第11図において、サーベイ点2jに置かれた信号源か
ら送信された信号は前記距離r、(j)及びr2(j)
を伝搬して前記受波器11 +12に到達する。
信号の伝搬速度をCとすれば、受波器11を基準とする
受波器12の該信号の受信時間差τ2(j)はτ2(J
)=(r2(j)−FB(j月パであシ、又ベクトルの
ノルムを1・1で表わすとr2(j)=lX、(j)−
X2I 。
rsU)=lXs(j]であるから、前記サーベイデー
タX5(j)、τ2 (j ) : (j=x 、・、
N)と前記受波器12の位置ベクトルx2との間には次
のN個の方程式が成り立つ。
r2(j)=−(lX、(j)−X21−IXs(j)
I) : Cj=1.−、N) D)従って、N≧2の
f −ヘイ7”−1’ X8(j)、r2(j)   
 ’: (j==l t・・・、N)が与えられれば、
前記式(1)から、受波器1□の位置ベクトル×2を求
めることができる。一般にはN>2とし、最小二乗法等
によって該位置ベクトル×2を求める。
第11図の説明は、受波器個数が2つの場合を示したが
、受波器個数が一般にM個になったとしても、前記受波
器1.以外の各受波器に対応した数だけの前記式(1)
と同様の関係式が得られるので、受波器個数が2個の場
合と基本的な差違はない。
このため、以下の説明では第11図に示すような、受波
器個数が2つの場合のみについて述べる。
さて既述のように、前記サーベイデータx8(j)。
τ2(j):(j=1.・・・、N)が完全に既知であ
れば、すなわち該データに誤差が含まれなければ、前記
式(1)から受波器位置ベクトル×2も誤差なく求めら
れ、受波器位置のキャリブレーションは完全に行fxb
れる。
しかし、サーベイデータX8(j)、τ2(j):(j
=1.・・・、N)も何らかの方法で測定しなければな
らないから、一般に該サーベイデータにも誤差が含まれ
る。このため、前記式(1)に基づいて求められる前記
受波器位置ベクトルX2の推定値にも誤差釘生ずること
になる。
従来のキャリブレーションにおいては、前記キャリブレ
ーションデータの一部である前記サーベイ点2.におけ
る信号源位置ベクトル×8(J)の測定精度が、キャリ
ブレーション終了後の信号源状態られる受波器位置ベク
トルx2の推定精度は実用上充分であるという前提に立
ち、前記サーベイポイント2jのサーベイレンジr8(
j)=(j=1肖N)のとシ方に対する合理的な基準が
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、信号に水中音波を用いるソーナーシステ
ムに前記従来のキャリブレーション方式を適用した場合
、一般に周囲雑音が高いので前記サーベイレンジrs(
j)の選び方によっては前記時間差τ2(j)の測定値
に大きな誤差を生じ、又前記サーベイ点の位置ベクトル
X8(j)の誤差の影響の仕方も変るので、前記キャリ
ブレーション結果に大きな誤差を生ずることになったシ
、又場合によっては実用に耐えなくなシ必要な精度が得
られるまでキャリブレーションを繰返さなければならな
くなるという欠点があった。
本発明は上記従来技術の欠点を除去し、精度の高い受波
器位置のキャリブレーション−が6行なうことができ、
かつむだなサーベイデータの収集作業を大幅に減らすこ
とのできる受波器位置のキャリブレーション方式を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は空間上に配列された複数の受波器の相対位置を
、空間上に配列した信号源の位置情報と該信号源からの
信号が前記受波器に到達する時間差情報とから求める受
波器位置のキャリブレーション方式を対象とするもので
、前記従来技術の問題点を解決するため、前記時間差情
報に含まれる誤差を推定する第1の手段と、該第1の手
段により推定された時間差誤差と前記信号源の位置情報
に含まれる誤差及び前記受波器と前記信号源位置間の距
離であるサーベイレンジからキャリブレーションによる
受波器位置の推定誤差を算出する第2の手段とを設け、
サーベイレンジを変えながら前記第2の手段によシ前記
キャリプレー、ジョンによる受波器位置の推定誤差を算
出し、該推定誤差が最小もしくは所定のスレシュホール
ド値以下となるサーベイレンジを求め、該サーベイレン
ジに基づき前記受波器位置のキャリブレーションを行な
うようにしたものである。
(作用) キャリブレーションによる受波器位置の推定誤差は、時
間差誤差及び信号源の位置情報に含まれる誤差によυ影
響を受け、その影響の仕方はサーベイレンジによシ異な
る。そこでサーベイデータ収集前に、サーベイレンジを
変化させながら第2の手段は第1の手段が求めた時間差
誤差等に基づき各サーベイレンジにおける推定誤差を算
出する。
そしてこの推定誤差が最小もしくは所定値以下となるサ
ーベイレンジを求めそれを真のサーベイレンジとするこ
とによシ受波器位置のキャリブレーション精度を向上す
ることが可能となる。
(実施例) はじめに、本発明の原理について説明する。
本発明は、前記サーがイデータの中の時間差τ2(j)
の誤差(以下時間差誤差)がキャリブレーション誤差に
与える影響と前記サーベイ点位置ベクトルX、(j):
(j=x、・・・、N)の誤差(以下サーベイ点位置誤
差)がキャリブレーション誤差に与える影響が前記サー
ベイレンジによって変化し、かつ両者の変化の仕方が異
なることを利用することによシ、キャリブレーション誤
差すなわち前記受波器1□の位置ベクトル×2の推定誤
差を極力小さくしようとするものであシ、前記時間差誤
差とサーベイ点位置誤差及びサーベイレンジから前記キ
ャリブレーション誤差を予測し、該キャリブレーション
誤差を最小とするサーベイレンジ又は予め定めた値以下
の誤差となるサーベイレンジを求め、該レンジを実際の
サーベイレンジとして前記サーベイデータを収集しよう
とするものである。
本発明は、次の関係に基づくものである。
■ 前記式(1)から、サーベイデータτ2(j)、x
s(j):(j=1.・・・、N)に含まれる誤差を各
々Δτ2(j)、ΔX、(j)=〔ΔX B (J )
 tΔy5(j))T:(j=1.・・・、N) 、該
サーベイデータの誤差により生ずる前記受波器1□の位
置ベクトルx2に生ずる推定誤差をΔx2=〔Δx2.
Δy2〕7とすると、該サーベイデータの誤差が充分に
小さくかつサーベイ点数Nが2以上であれば、次の関係
が収り立つ。
Δx2=AΔT+BΔY            (2
)ただし、 ΔT!〔ACL(1)肖Δτ2(N))”:N次元ベク
トル  (3)ΔY!〔Δx:(1)肖Δx:(N)〕
T=2N次元ベクトル(4)であシ、AとBは前記位置
ベクトルx2及びx3(j): (j=1 、・・・、
N)によって決まる係数行列で、各々2×N行列、2×
2N行列である。
■ サーベイ点2j:(j=1.・・・、N)のサーベ
イレンジすなわち第11図におけるr8(j)を各jに
対してほぼ同じ値にと’) r、(j)=r8:(j=
L・IN)とすると、前記式(3) 、 (4)で与え
られる誤差ΔT、ΔYの統計量に対して、一般に次の関
係が成り立つ。
くΔTT・ΔY>りo(5) 〈ΔT↑、ΔT>夕12N、σ72;1□N(6)くΔ
YT・ΔY>夕IN・σz2           (
7)ただし、〈・〉は期待値を示し、1□、は2NX2
Nの単位行列、INはNXNの単位行列、σ′T2及び
08′はサーベイデータの誤差の分散で、σ7 は前記
時間差の誤差の分散、σ8′は前記サーベイ点数ョンベ
クトルの各座標の誤差の分散であり、サーベイデータの
収集中周囲雑音レベルはほぼ一定であると仮定している
■ 前記式(2)〜(7)の関係から、前記誤差Δx2
の共分散くΔx2T・Δx2〉は次式で与えられる。
(JXl−ΔX2)=(AAT)σ、”+(Bn”)c
r、’    (8)■ 前記式(8)から、前記誤差
Δx2のX+3’成分の分散の和J<Δx22> + 
<Δy2′〉は次式で与えられる。
ex=(trace (AAT) ) ・σ、’+(t
race (BBT) )−σ8′=ξ ・σ +ξ 
・σ2(9) τ   τ    8   S ただし、 ξrA trace (AA”)          
 αQξ、 A trace (BBT)      
      α力であシ、ξ7.ξ8は各々前記位置ベ
クトル×2とX8(j): (j=1 、・・・、N)
で与えられるスカラ量である。以下ξ7は時間差誤差倍
率係数、ξ8はサーベイ位置誤差倍率係数と呼ぶ。
■ 前記■におけるサーベイレンジに対する制約r8(
j)りrs’(j=x・・・・・N)をおいて、前記式
αQ、αηで与えられる誤差倍率係数ξ7.ξ8を算出
すると、l X21(r sすなわち前記受波器1□と
1.の間隔と比べてサーベイレンジr8が充分に長いと
き、次のように与えられる。
ξTりf(θ1 : l=1 t・・・、N)    
        (2)ただし、f(・)9g(・)は
いずれも第11図に示すサーベイ点2.のX軸に関する
方位角度θ1のみで決まる関数である。
上記式(6)、に)は、時間差誤差倍率係数ξ7はサー
ベイレンジr8に対して変化せず一定であるのに対し、
サーベイ位置誤差倍率係数ξ8はサーベイレンジr8の
2乗に反比例して減少することを表わしている。第8図
はβ4 r s7’ l X2 l に対するξ7の計
算例、第9図はβに対するξ8の計算例である。なお、
計算条件は D  x2(x2+o〕”p従って1X21=lX21
ii)  N=5.すなわちサーベイ点数を5111)
  θa(1)>45°、θ8(2)=−22,5°、
θ8(3)=O°。
θ8(4)=22.5°、θs、(5)=45゜とした
場合である。
■ 一方、前記時間差誤差の分散σ1は前記受波器11
 e12における前記信号源からの信号を受信するとき
の信号対雑音比にほぼ反比例して変化し、t −に;l
!?iyN“fJtUMfE?−44v=yy r・0
1はぼ2乗に反比例するので、前記時間差誤差の分  
 I散σ7 は該サーベイレンジr8のほぼ2乗に比例
して増加する。
■ 従っ゛て、前記サーベイ点位置誤差の分散σ8′が
前記サーベイレンジr8に対して変化しない場合や、変
化するとしても前記時間差誤差の分散σ7′の変化と比
較して変化の度合が少ない場合は、■、■、■の関係か
ら、前記式(9)で与えられるキャリブレーション誤差
exを最小とするサーベイレンジrBが存在することに
なる。第1O図は、この関係を示す説明図である。第1
0図において、時間差誤差によって生ずるキャリブレー
ション誤差の1分散ξ7・σ7はほぼサーベイレンジr
8の2乗に比例して増大するので、サーベイ点位置誤差
によって生ずるキャリブレーション誤差の分散ξ8・σ
8′がサーベイレンジr8に対して減少する限りは、す
なわちサーベイ点位置誤差の分散σ8 がサーベイレン
ジr8の2乗以下の階乗に比例する限りは、該ξ7・σ
T′とξ8・ξ8′の和であるキャリブレーション誤差
exを最小とするサーベイレンジr8が存在することに
なる。
本発明は、該誤差倍率係数ξ7及びξ8が、サーベイレ
ンジrs及び方位角度分布θ、(j):(j=1.・・
・、N)のみで与えられ、かつξ7はr8に対してほぼ
一定となるのに対して、ξ8はrBの2乗に比例して減
少することを利用したものであシ、サーベイデータの収
集に先だって、サーベイレンジr8を変えながら前記キ
ャリブレーション誤差eXのr ’sに対する変化から
該e を最小とするようなサーベイレンジrs又は該e
Xが予め定めた値以下となるr8を求め、該rB上にサ
ーベイポイントを配列してサーベイデータを収集しよう
とするものである。−次に本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例を示−す機能構成図であ
って、11.1□は各々受波器、101,10□は各々
増幅器、111,11□は各々フィルタ、12は時間差
測定装置、13は信号源位置測定装置、14は時間差誤
差推定器、15はサーベイ位置誤差レジスタ、16は入
力端子、17はキャリブレーション誤差算出器、18は
最小点検出器、19は出力端子、20はサーベイデータ
記憶器、21は受波器位置算出器、22は出力端子であ
シ、X、(m:i)は第m番目のサーベイレンジにおけ
る第i番目の信号源位置ベクトルの測定値、τ2(m:
1)は第m番目のサーベイレンジにおける第i番目の時
間差の測定値、σr(m)は第m番目のサーベイレンジ
における時間差誤差の分散の推定値、ex(m)は第m
番目のサーベイレンジにおけるキャリブレーション誤差
の算出値s ’s、minは最小キャリブレーション誤
差サーベイレンジである。
第1図において、受波器11,1□の出力信号は前記増
幅器101.10□で各々適正全レベルまで増幅された
後、前記フィルタ111,11□で適正な帯域に帯域制
限され、時間差測定装置12に入力される。時間差測定
装置12は受波器11と12の出力信号間の時間差τ2
(m:i)を求め、該時間差τ2 (m : i )は
前記時間差誤差推定器14と前記サーベイデータ記憶器
20に入力される。時間差測定装置12は、例えば良く
知られた受波器1□と1□の出力信号間の相関をとる相
関器と該相関器出力の最大点検出器等で実現することが
できる。前記時間差誤差推定器14は前記2m番目のサ
ーベイレンジにおける第1番目のデータτ2(m:i)
のiに関する時系列入力から、時間差誤差の分散σT2
(rn)を推定し、該σ、’ (m)を前記キャリブレ
ーション誤差算出器17に入力する。前記サーベイ位置
誤差レジスタ15はサーベイ位置誤差の分散σ8 を記
憶しておくレジスタであシ、第1図の実施例は該位置誤
差の分散σ8′が前記第m番目のサーベイレンジr8(
m)に対して一定の場合を示している。前記信号源位置
測定装置i3は前記受波器1.に対する信号源位置を測
定し、第m番目のサーベイレンジrB(m)における第
i番目のデータXs (m : 1 )を前記キャリブ
レーション誤差算出器17と前記サーベイデータ記憶器
20に入力する。
前記入力端子16は、実際のキャリブレーション計算に
用いるサーベイデータ数Nとサーベイレンジrs(m)
上の方位角分布θs (j ) : (j=1.−、N
)を前記キャリブレーション誤差算出器17に入力する
ための入力端子であシ、前記キャリブレーション誤差算
出器17は前記第m番目のサーベイレンジr、(m)と
該N及び該θs(D”(j=i、−eN)から、前記式
(9)に基づいて第m番目のサーベイレンジr8(m)
におけるキャリブレーション誤差の予測値eX(m)を
算出する。最小点検出器18は前記キャリブレーション
誤差の算出値eX(m)を最小とする前記サ   □゛
−ベイレンジr 、+・を求める最小点検出器であり、
8+mln 出力端子19は該  ・ を出力する出力端子であrs
 Imt庁 る。前記サーベイデータ記憶器20は前記サーベイデー
タを記憶する記憶器であシ、サーベイレンジが前記r 
B 1m1n!上に配列された信号源位置X、(j)”
Cr B )mld ’ CQSθB (j ) + 
r B、mtn’l −dnθ5(j):l”:(j=
i、−2N)におけるサーベイデータxs(j)、τ2
(j):(j=1.・・・、N)を記憶する。また、前
記受波器位置算出器21は該サーベイデータX、(j)
tτ2(j):(j=t、・・・、N)を用いて前記式
(1)に基づいて前記受波器12の位置ベクトルの推定
値×2を算出し、出力端子22は該推定値X2をキャリ
ブレーション結集として出力する出力端子である。
第2図は前記時間差誤差推定器14の詳細な例であシ、
30は前記時間差測定装置12の出力τ2(m:i)が
入力される入力端子、31は第1の平滑器、32は加算
器、33は2乗算出器、34は第2の平滑器、35は前
記時間差誤差推定器14の出力端子である。第2図にお
いて、第1の平滑器31は、入力データτ2(m:i)
を1.領域において平滑化する平滑器であり、例えば平
滑後の時間差算出し出力する。ただしKはi領域におけ
る使用データ数である。前記加算器32は前記入力デー
タτ(、、:i)と前記平滑後の時間差データ下□(m
)との差Δτ2(m:i)=τz(m:i) ”□(m
)を算出し、前記2乗算出器33は該出力Δτ2(m:
i)の2乗値Δτ2(m:、i)を算出して、前記第2
の平滑器34は゛該2乗値Δτ2’ (m : 1 )
をi領域において平滑化する平滑器であシ、例えば該平
滑後の出力Δτ2′(m)すなわち時間/にのように算
出して、前記出力端子35に出力する。
第3図は前記キャリブレーション誤差算出器17の詳細
な例であり、40は前記サーベイ位置誤差レジスター5
の出力である。サーベイ位置誤差の分散σS′の入力端
子、41は前記時間差誤推定器14の出力である時間差
誤差の分散σ、’(m)の入力端子、42は前記信号源
位置測定装置13の出力である第m番目のサーベイレン
ジにおける第1番目の信号源位置測定値Xs (rn 
: i)の入力端子、43は前記入力端子16から前記
サーベイデータ数Nとサーベイレンジr8(m)上の方
位角分布θB(j):(j=1.・・・、N)を入力す
る入力端子、44はサーベイレンジ算出器、45はサー
ベイ位置誤差倍率係数算出器、46は時間差誤差倍率係
数算出器、47は第1の掛算器、48は第2の掛算器、
49は加算器、50は該キャリブレーション誤差算出器
17の出力端子である。第3図において、前記サーベイ
レンジ算出器44は前記データXs(m:i)から第m
番目のサーベイレンジrs(m)を算出し、前記サーベ
イ位置誤差倍率係数算出器45は該サーベイレンジrs
(m)と前記サーベイデータ数N及び方位角分布θ8(
j):(j=1.・・・、N)から前記式θカ又は01
に基づいてサーベイ位置誤差倍率係数ξ8を算出し、前
記時間差誤差倍率係数算出器46は前記サーベイデータ
数N及び方位角分布θ8(j):(j=1.・・・、N
)から前記式01又は(ロ)に基づいて時間差誤差倍率
係数ξ7を算出する。第1の掛算器47は前記サーベイ
位置誤差倍率誤差倍率係数ξ8と前記サーベイ位置誤差
の分散σ8′との積を算出し、前記第2の掛算器48は
前記時間差誤差倍率係数ξ7と前記時間差誤差の分散σ
7′との積を算出する。前記加算器49は前記第1の掛
算器47の出力ξ8・σ♂と前記第2の掛算器48の出
力ξ7・σ1の和を算出して、第m番目サーベイレンジ
におけるキャリブレーション誤差ex(m)=ξ8・0
8′+ξ7・σア′を算出し、前記出力端子50に出力
する。
第4図は、本発明の第2の実施例を示す機能構成図であ
シ、第1図と同じ要素には同一符号を付して各要素の詳
細説明は省略する(第6図及び第7図も同様とする)。
第4図の23はサーベイ位置誤差推定器である。サーベ
イ位置誤差推定器23は前記信号源位置測定器13の出
力Xs (m : 1 )のサーベイレンジr、(m)
毎のサーベイ位置の誤差の分散σ、’(m)を推定して
、前記キャリブレーション誤差算出器17に出力する。
前記第1の実施例は前記サーベイ位置誤差の分散が一定
とみなされる場合であったが、本第2の実施例は該誤差
の分散がサーベイレンジr、(m)によりて変化する場
合の本発明の実施例でちる。前記キャリブレーション誤
差算出器17は該サーベイ位置誤差推定器23から各m
番目のサーベイレンジr8(m) 毎に算出される該サ
ーベイ位置誤差の分散σ8’(m)を用いて、第1の実
施例と同様に前記キャリブレーション誤差ex(m)を
算出する。
第5図は前記サーベイ位置誤差推定器23の詳細な例で
あり、51は前記信号源位置測定装置゛13の出力Xs
(m:i)が入力される入力端子、52は第1の平滑器
、53は加算器、54はノルム2乗値算出器、55は第
2の平滑器、56は前記サーベイ位置誤差推定器23の
出力端子である。第5図において、第1の平滑器52は
、入力データXs(m二i)をl領域において平滑化す
る平滑器である。前記加算器53は前記入力データXs
(m:i)と前記平滑後のサーベイ位置データXs (
m)との差Δxs (m : i )αs (m : 
t ) X s (m)を算出し、前記ノルム2乗値算
出器54は該ベクトルΔXs (m : i)のノルム
の2乗値すなわちX、Y成分の2乗和(V2)1ΔX 
s (m : i) l 2を算出する。前記第2の平
滑器55は該ノルムの2乗値(1/’2月ΔX s (
rn : i) l 2をl領域において平滑化する平
滑器であり、例えば該平滑後の出力CV2月ΔX、(m
12すなわ出して、前記出力端子56に出力する。
第6図は本発明の第3の実施例を示′す機能構成図であ
シ、24は比較器、25は入力端子である。
この実施例は、前記第1の実施例の最小点検出器18を
比較器24でおきかえたものであシ、前記キャリブレー
ション誤差算出器17で算出される第m番目のサーベイ
レンジにおけるキャリブレーション誤差e (m)は、
前記入力端子25から入力されるスレシュホールド値e
  と前記比較器x、th 24において比較され、該誤差の算出値ex(m)が該
スレシュホールド値e  以下になるときのすx、 t
h −ペイレンジ範囲r8,1〜r s 、 2が前記出力
端子19に出力される。前記サーベイデータ記憶器20
は、サーベイレンジrsがr8,1≦rs≦rs、2と
なるようなサーベイレン・ゾ上に配列された信号源位置
X5(D=Crs・邸θ5(j)、rs−*θs (j
 )]: (]j=1.−、Nにオケるサーベイデータ
X5(j)、τ2(j):(j=1.・・・、N)を記
憶し、以下第1の実施例と同様にしてキャリブレーショ
ン結果×2を得る。
第7図は本発明の第4の実施例を示す機能構成図である
。この実施列は前記第3の実施例では前記サーベイ位置
誤差の分散がサーベイレンツrs(m)に対して一定と
仮定できるような場合の実施例であるのに対して、水筒
4の実施例は前記第2の実施例と同様、誤差の分散がサ
ーベイレンジra(m)に対して変化するような場合の
実施例である。第4の実施例は第3の実施例の前記サー
ベイ位置誤差レジスタ15を前記第2の実施例の前記サ
ーベイ位置誤差推定器23でおきかえたものであシ、前
記キャリブレーション誤差算出器17に入力、されるサ
ーベイ位置誤差の分散値が各m番目のサーベイレンジr
8(m)毎に変化するだけであシ、以下第3の実施例と
同様にしてキャリブレーション結果×2を得ることがで
きる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明では、受波器位置の
キャリブレーションにおけるサーベイデータの収集に先
だって、サーベイ位置誤差と時間   □差誤差及びサ
ーベイレンジから該サーベイレンジにおけるキャリブレ
ーション誤差を算出し、該キャリブレーション誤差を予
測するとともに、該サーベイレンジを変化させて該サー
ベイレンジに対する前記キャリブレーション誤差の変化
から該キャリブレーション誤差を最小とするサーベイレ
ンジ又は予め定めた規定値以下になるサーベイレンジを
求め、このようにして求めたサーベイレンジ上に信号源
を配列して実際のキャリブレーションのだめのサーベイ
データを収集するので、精度の高い受波器位置のキャリ
ブレーションを行つことができるとともに、むだなサー
ベイデータの収集ブレーションに好適に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す機能構成図、第2
図は時間差誤差推定器の構成例を示す図、第3図はキャ
リブレーション誤差算出器の構成例を示す図、第4図は
本発明の第2の実施例を示す機能構成図、第5図はサー
ベイ位置誤差推定器の構成例を示す図、第6図は本発明
の第3の実施例を示す機能構成図、第7図は本発明の第
4の実施例を示す機能構成図、第8図はサーベイレンジ
に対するサーベイ位置誤差倍率係数の計算例を示す図、
第9図はサーベイレン・ジに対する時間差誤差倍率係数
の計算例を示す図、第10図はサーベイレンジに対する
キャリブレーション誤差の関係を示す説明図、第11図
は受波器位置のキャリブレーションの原理を説明する幾
何的関係図である。 11.1□・・・受波器、24,2□、・・・、2N・
・・サーベイ点、104,10□・・・増幅器、111
.112・・・フィルタ、12・・・時間差測定装置、
13・・・信号源位置測定装置、14・・・時間差誤差
推定器、15・・・サーベイ位置誤差レジスタ、17・
・・キャリブレーション誤差算出器、18・・・最小点
検出器、2o・・・サーベイデータ記憶器、21・・・
受波器位置算出器、23・・・サーベイ位置誤差推定器
、24・・・比較器、31・・・第1の平滑器、32・
・・加算器、33・・・2乗算出器、34・・・第2の
平滑器、44・・・サーベイレンジ算出器、45・・・
サーベイ位置誤差倍率係数算出器、46・・・時間差誤
差倍率係数算出器、47・・・第1の掛算器、48・・
・第2の掛算器、49・・パ加算器、52・・・第1の
平滑器、53・・・加算器、54・・・ノルム2乗値算
出器、55・・・第2の平滑器。 特許出願人  沖電気工業株式会社 特許出願代理人弁理士 山 本 恵 −ρ= is/n
x2n

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 空間上に配列された複数の受波器の相対位置を、空間上
    に配列した信号源の位置情報と該信号源からの信号が前
    記受波器に到達する時間差情報とから求める受波器位置
    のキャリブレーション方式において、 前記時間差情報に含まれる誤差を推定する第1の手段と
    、 該第1の手段により推定された時間差誤差と前記信号源
    の位置情報に含まれる誤差及び前記受波器と前記信号源
    位置間の距離であるサーベイレンジからキャリブレーシ
    ョンによる受波器位置の推定誤差を算出する第2の手段
    とを設け、 前記サーベイレンジを変えながら前記第2の手段により
    前記キャリブレーションによる受波器位置の推定誤差を
    算出し、該推定誤差が最小もしくは所定のスレシュホー
    ルド値以下となるサーベイレンジを求め、該サーベイレ
    ンジに基づき前記受波器位置のキャリブレーションを行
    なうことを特徴とする受波器位置のキャリブレーション
    方式。
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