JPS627857Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS627857Y2 JPS627857Y2 JP1978054317U JP5431778U JPS627857Y2 JP S627857 Y2 JPS627857 Y2 JP S627857Y2 JP 1978054317 U JP1978054317 U JP 1978054317U JP 5431778 U JP5431778 U JP 5431778U JP S627857 Y2 JPS627857 Y2 JP S627857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- spline
- shaft
- cup joint
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 238000013138 pruning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は刈払機、枝打機等においてみられるよ
うに、長尺のパイプとその内部に収容された回転
シヤフトからなる動力伝達装置の伝動軸ジヨイン
トに関するものである。
うに、長尺のパイプとその内部に収容された回転
シヤフトからなる動力伝達装置の伝動軸ジヨイン
トに関するものである。
携帯用刈払機は、第1図に示すように、エンジ
ン1の動力を遠心クラツチケース2に収められた
遠心クラツチを経て、長尺のメインパイプ3の中
に収納された回転シヤフト4によつてベベルギヤ
ーケース5内のベベルギヤーへ伝え、ここで方向
を変えて回転刃軸へ伝えて回転刃6を回転させる
ことにより、雑草、柴等を刈る装置である。この
ような装置は、小型、軽量ではあるが、長尺物で
あつて、その全長は2mにも及び、かつ先端に鋭
利な刃物が露出しているため、危険を伴いかつ運
搬に不便である。
ン1の動力を遠心クラツチケース2に収められた
遠心クラツチを経て、長尺のメインパイプ3の中
に収納された回転シヤフト4によつてベベルギヤ
ーケース5内のベベルギヤーへ伝え、ここで方向
を変えて回転刃軸へ伝えて回転刃6を回転させる
ことにより、雑草、柴等を刈る装置である。この
ような装置は、小型、軽量ではあるが、長尺物で
あつて、その全長は2mにも及び、かつ先端に鋭
利な刃物が露出しているため、危険を伴いかつ運
搬に不便である。
そこで、第1図のように長いメインパイプ部位
を2分割できるようにすると、上記欠点が排除で
きて好都合であり、これまで種々の接合方式が提
案されている。その最も代表的なものは、メイン
パイプをフランジ継手とし、回転シヤフトをスプ
ライン又は角形の伝動軸ジヨイントとする方式で
ある。ところが、スプライン軸継手はかみ合いク
ラツチに比べてジヨイント合せの困難な欠点があ
り、特に、メインパイプ同志の接合も同時に行わ
ねばならない刈払機等においては、回転シヤフト
の接合ができないかぎりメインパイプのフランジ
を合わせることができず、両者の接合に困難をき
たす。
を2分割できるようにすると、上記欠点が排除で
きて好都合であり、これまで種々の接合方式が提
案されている。その最も代表的なものは、メイン
パイプをフランジ継手とし、回転シヤフトをスプ
ライン又は角形の伝動軸ジヨイントとする方式で
ある。ところが、スプライン軸継手はかみ合いク
ラツチに比べてジヨイント合せの困難な欠点があ
り、特に、メインパイプ同志の接合も同時に行わ
ねばならない刈払機等においては、回転シヤフト
の接合ができないかぎりメインパイプのフランジ
を合わせることができず、両者の接合に困難をき
たす。
本考案は伝動軸ジヨイントにスプライン軸継手
を用いたものの改良に関するもので、上記欠点を
解決し、回転シヤフトのスプライン軸とスプライ
ン穴とが合わない状態であつてもメインパイプの
接合が可能であり、その後エンジンを始動させる
ことによりジヨイント合せが完了し、動力の伝達
が無理なく円滑に行えるようにしたものである。
その構造上の特徴は、分割した一方の回転シヤフ
ト先端をスプライン軸とし、他方の回転シヤフト
先端をカツプジヨイントとして、そのカツプ内に
上記スプライン軸よりも大きなスプライン穴を設
け、これらの間に可動スプラインジヨイントを圧
縮コイルバネによつて摺動可能に配置したことに
ある。
を用いたものの改良に関するもので、上記欠点を
解決し、回転シヤフトのスプライン軸とスプライ
ン穴とが合わない状態であつてもメインパイプの
接合が可能であり、その後エンジンを始動させる
ことによりジヨイント合せが完了し、動力の伝達
が無理なく円滑に行えるようにしたものである。
その構造上の特徴は、分割した一方の回転シヤフ
ト先端をスプライン軸とし、他方の回転シヤフト
先端をカツプジヨイントとして、そのカツプ内に
上記スプライン軸よりも大きなスプライン穴を設
け、これらの間に可動スプラインジヨイントを圧
縮コイルバネによつて摺動可能に配置したことに
ある。
第2図は本考案に係る伝動軸ジヨイントの縦断
面図であり、第3図は更にそれをわかりやすくす
るための分解斜視図である。第1図における伝動
軸ジヨイント7の内部構造を示す実施例である。
面図であり、第3図は更にそれをわかりやすくす
るための分解斜視図である。第1図における伝動
軸ジヨイント7の内部構造を示す実施例である。
分割されたメインパイプ3aと3bは、その接
合端にパイプジヨイント11と12とを挿入固定
し、パイプジヨイントのフランジ部13と14を
突き合せてクランパー15によりフランジのテー
パー部でしつかりと密着固定させる方式で接合す
るもので、メインパイプの接合方式としては従来
公知のものである。
合端にパイプジヨイント11と12とを挿入固定
し、パイプジヨイントのフランジ部13と14を
突き合せてクランパー15によりフランジのテー
パー部でしつかりと密着固定させる方式で接合す
るもので、メインパイプの接合方式としては従来
公知のものである。
分割された回転シヤフト4aと4bは、例え
ば、回転シヤフト4a先端にスプライン軸16を
設け、回転シヤフト4b先端に外カツプジヨイン
ト17をねじ18で固定する。外カツプジヨイン
ト17は、前記パイプジヨイント12の内部にス
ラストプレート19を介して回転自在かつスラス
ト方向へ僅かの遊びを設けて挿入固定されその外
カツプジヨイント内周にカツプジヨイントスプラ
イン穴20を有する内カツプジヨイント17′を
ねじ込みにより設ける。
ば、回転シヤフト4a先端にスプライン軸16を
設け、回転シヤフト4b先端に外カツプジヨイン
ト17をねじ18で固定する。外カツプジヨイン
ト17は、前記パイプジヨイント12の内部にス
ラストプレート19を介して回転自在かつスラス
ト方向へ僅かの遊びを設けて挿入固定されその外
カツプジヨイント内周にカツプジヨイントスプラ
イン穴20を有する内カツプジヨイント17′を
ねじ込みにより設ける。
カツプジヨイントスプライン穴20は前記スプ
ライン軸16よりはるかに大きな径であつて、そ
の間に円筒状の可動スプラインジヨイント21を
嵌挿し、可動スプラインジヨイント外周の可動ス
プライン軸22がカツプジヨイントスプライン穴
20とかみ合い摺動し、内周の可動スプライン穴
23がスプライン軸16とかみ合うのである。こ
の可動スプラインジヨイント21は、また、圧縮
コイルバネ24により、常時、図の右側へ押され
ており、可動スプラインジヨイント21の右側外
周は案内筒25内を回転摺動し、この案内筒25
とスラストプレート26が止め輪27により固定
されて、可動スプラインジヨイント21の抜けを
防いでいる。
ライン軸16よりはるかに大きな径であつて、そ
の間に円筒状の可動スプラインジヨイント21を
嵌挿し、可動スプラインジヨイント外周の可動ス
プライン軸22がカツプジヨイントスプライン穴
20とかみ合い摺動し、内周の可動スプライン穴
23がスプライン軸16とかみ合うのである。こ
の可動スプラインジヨイント21は、また、圧縮
コイルバネ24により、常時、図の右側へ押され
ており、可動スプラインジヨイント21の右側外
周は案内筒25内を回転摺動し、この案内筒25
とスラストプレート26が止め輪27により固定
されて、可動スプラインジヨイント21の抜けを
防いでいる。
なお、これらスプライン軸及びスプライン穴
は、特別のスプラインとする必要はなく、従来公
知のインボリユートスプライン、角型スプライ
ン、セレーシヨン、角軸、Kプロフイール、キイ
継手等から任意に選択して使用可能である。
は、特別のスプラインとする必要はなく、従来公
知のインボリユートスプライン、角型スプライ
ン、セレーシヨン、角軸、Kプロフイール、キイ
継手等から任意に選択して使用可能である。
以上のような構造の伝動軸ジヨイントにする
と、仮りにスプライン軸16と可動スプライン穴
23とがかみ合わなくとも、スプライン軸16の
先端が圧縮コイルバネ24の力に抗して可動スプ
ラインジヨイント21を第2図の左方の点線の位
置まで移動するため、パイプジヨイントのフラン
ジ部13,14が容易に密着し、難なくメインパ
イプ相互をクランパー15にてクランプすること
ができる。その後、エンジン1を始動させると、
そこではじめてスプライン軸16が可動スプライ
ン穴23とかみ合い、圧縮コイルバネ24に押さ
れて図の実線の位置へ戻り、回転シヤフト4aと
4bの接合が完了する。したがつて、2分割され
たメインパイプ部の接合が、回転シヤフトのかみ
合いが不完全でも、極めて容易に短時間で行える
こととなり、刈払機、枝打機その他これらと同様
な精度が要求される伝動軸とその保護パイプから
なる伝動軸ジヨイントにも広く応用できる。
と、仮りにスプライン軸16と可動スプライン穴
23とがかみ合わなくとも、スプライン軸16の
先端が圧縮コイルバネ24の力に抗して可動スプ
ラインジヨイント21を第2図の左方の点線の位
置まで移動するため、パイプジヨイントのフラン
ジ部13,14が容易に密着し、難なくメインパ
イプ相互をクランパー15にてクランプすること
ができる。その後、エンジン1を始動させると、
そこではじめてスプライン軸16が可動スプライ
ン穴23とかみ合い、圧縮コイルバネ24に押さ
れて図の実線の位置へ戻り、回転シヤフト4aと
4bの接合が完了する。したがつて、2分割され
たメインパイプ部の接合が、回転シヤフトのかみ
合いが不完全でも、極めて容易に短時間で行える
こととなり、刈払機、枝打機その他これらと同様
な精度が要求される伝動軸とその保護パイプから
なる伝動軸ジヨイントにも広く応用できる。
このように分割されたメインパイプとその内部
の回転シヤフト(伝動軸)の接合が極めて容易に
短時間で行えるようになつたので、長尺物の携帯
用刈払機等の作業機を分割して運搬することがで
き、運搬作業が容易、かつ露出した刃物による事
故を防ぐことができることとなつた。
の回転シヤフト(伝動軸)の接合が極めて容易に
短時間で行えるようになつたので、長尺物の携帯
用刈払機等の作業機を分割して運搬することがで
き、運搬作業が容易、かつ露出した刃物による事
故を防ぐことができることとなつた。
第1図は本考案に係る伝動軸ジヨイントを用い
た刈払機の斜視図であり、第2図は伝動軸ジヨイ
ント部の縦断面図である。第3図は同部分解斜視
図である。 3……メインパイプ、4a,4b……回転シヤ
フト、7……伝動軸ジヨイント、11,12……
パイプジヨイント、16……スプライン軸、17
……外カツプジヨイント、17′……内カツプジ
ヨイント、20……カツプジヨイントスプライン
穴、21……可動スプラインジヨイント、22…
…可動スプライン軸、23……可動スプライン
穴、24……圧縮コイルバネ。
た刈払機の斜視図であり、第2図は伝動軸ジヨイ
ント部の縦断面図である。第3図は同部分解斜視
図である。 3……メインパイプ、4a,4b……回転シヤ
フト、7……伝動軸ジヨイント、11,12……
パイプジヨイント、16……スプライン軸、17
……外カツプジヨイント、17′……内カツプジ
ヨイント、20……カツプジヨイントスプライン
穴、21……可動スプラインジヨイント、22…
…可動スプライン軸、23……可動スプライン
穴、24……圧縮コイルバネ。
Claims (1)
- エンジン側と作業機側とに分割された刈払機等
のメインパイプ及び回転シヤフトの接合部におい
て、メインパイプ3a,3bの接合端にフランジ
部13,14を有し互いにはめ合い構造となつた
1対のパイプジヨイント11,12をそれぞれ挿
入固定し、前記分割された一方の回転シヤフト4
a分割部先端をスプライン軸16とし、他方の回
転シヤフト4b分割部先端にカツプジヨイントを
固定し、該カツプジヨイント17はカツプ状かつ
内面ねじを有した外カツプジヨイント17と、前
記内面ねじにねじ込まれ前記スプライン軸16よ
り大なカツプジヨイントスプライン穴20を有す
る内カツプジヨイント17′とし、外カツプジヨ
イント17を前記パイプジヨイント12の内周面
内へ回転自在に挿入し、外周に前記カツプジヨイ
ントスプライン穴20内を摺動する可動スプライ
ン軸22をそして内周に前記スプライン軸16が
摺動する可動スプライン穴23を有する独立した
可動スプラインジヨイント21を圧縮コイルバネ
24で弾支して摺動可能に前記内カツプジヨイン
ト17′内に設けてなることを特徴とする刈払機
等の伝動軸ジヨイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978054317U JPS627857Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978054317U JPS627857Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54155848U JPS54155848U (ja) | 1979-10-30 |
JPS627857Y2 true JPS627857Y2 (ja) | 1987-02-24 |
Family
ID=28948681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978054317U Expired JPS627857Y2 (ja) | 1978-04-22 | 1978-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS627857Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166892A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Nishigaki Kogyo Kk | 手持ち式動力作業機及び動力伝達用ジョイント |
JP2010213634A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Hitachi Koki Co Ltd | 動力工具 |
EP2407021A1 (en) | 2010-07-15 | 2012-01-18 | Nishigaki Industrial Co., Ltd. | Hand-held powered working machine and power transmission joint therefor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918112U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-15 | ||
JPS52154949A (en) * | 1976-06-16 | 1977-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Power transmission device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348933Y2 (ja) * | 1973-11-21 | 1978-11-22 |
-
1978
- 1978-04-22 JP JP1978054317U patent/JPS627857Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918112U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-15 | ||
JPS52154949A (en) * | 1976-06-16 | 1977-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Power transmission device |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166892A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Nishigaki Kogyo Kk | 手持ち式動力作業機及び動力伝達用ジョイント |
JP2010213634A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Hitachi Koki Co Ltd | 動力工具 |
EP2407021A1 (en) | 2010-07-15 | 2012-01-18 | Nishigaki Industrial Co., Ltd. | Hand-held powered working machine and power transmission joint therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54155848U (ja) | 1979-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3990550A (en) | Shaft coupling | |
JPS627857Y2 (ja) | ||
JPS58118360A (ja) | 従動軸の回転方向変換装置 | |
JPH0345538Y2 (ja) | ||
JPS5831470Y2 (ja) | 刈払機 | |
JPS61135018U (ja) | ||
JPH0642126Y2 (ja) | 1モ−タギヤボツクス | |
US946204A (en) | Flue-cutter. | |
JPH058284Y2 (ja) | ||
JPS5938463B2 (ja) | Pto変速装置 | |
JPH0516413Y2 (ja) | ||
JPS603394Y2 (ja) | 軸連結装置 | |
JPS6228812Y2 (ja) | ||
JPH0118896Y2 (ja) | ||
FR2268453A1 (en) | Power transmission shaft for harvester - has shaft section sleeve couplings opposite bevel gears for cutters | |
FR2343161A1 (fr) | Joint de cardan et accouplement comportant un tel joint | |
JPH0220914Y2 (ja) | ||
JPS5926103Y2 (ja) | ユニバ−サルジヨイント | |
JPS5811128U (ja) | 高速回転用自動自在継手装置 | |
SU538779A1 (ru) | Вальцовка дл труб | |
JPH032702Y2 (ja) | ||
JPS6345423U (ja) | ||
JPS62167795U (ja) | ||
JPS6363337U (ja) | ||
JPS56127820A (en) | Expansion shaft coupling |