JPS6278242A - 糸量測定給糸機 - Google Patents

糸量測定給糸機

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JPS6278242A
JPS6278242A JP21586385A JP21586385A JPS6278242A JP S6278242 A JPS6278242 A JP S6278242A JP 21586385 A JP21586385 A JP 21586385A JP 21586385 A JP21586385 A JP 21586385A JP S6278242 A JPS6278242 A JP S6278242A
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JP
Japan
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yarn
feeding device
knitting
yarn feeding
insertion hole
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沢田 貞夫
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CHUO SEIKI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術的分野〕 この発明は、編機に対する給糸と、給糸量の測定を兼だ
糸量測定給糸機に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
周知の如く丸編機や横編機等によって編物を編成する場
合、予め編物の編成具合を見たり、1枚の編物の編成に
要する総糸長を調べるために、必ず適宜長さの試し編を
行い1.試し編した分の編目数を調べて編地の密度であ
る度目を調査し、度目が適正になるまで試し編を繰返し
ていた。しかしこの試し編は、編物の編方やデザインの
一部を変更する毎に、或は別途編物を新しく編成したり
、編成に用いる糸の種類を変える毎に行なわなければな
らないし、同じ編物を同一機種の編機によって編成する
場合でも、針の働きが編機毎に多少相違するので、総べ
ての編機について試し編をしなければならない。その結
果、試し編に多くの糸と労力を要した。又数種類の色糸
を用いて1枚の編物を編成する場合、色糸毎の使用長さ
が異なるにも拘らず、一定量巻いたボビンより使用され
るため、編成後に残る糸量が多く、その残糸と試し編に
使用した糸量を製品価格に入れて販売しなければならな
いので、製品が高価になる欠点があった。
更に1製品の編成終了後、これを解糸し、各配色糸を区
分けして計量し、1製品の編成に要する糸の重さを色別
に算出していた。しかしこの算出方法は温度や湿度、ワ
インダー等の性能によって著しく変化するし、編成中に
糸がしごかれて毛羽もとれるため、基本となる重さの算
出には高度の熟練と経験を要するし、熟練者であっても
おおよその糸足しか求めることができないので、必要以
上の糸量を配色毎に染色したり、発注確保しなければな
らない大きな無駄があった。更にボビンより編針に給糸
する糸は、天バネやサイドテンションに挿通され、編針
に給糸する糸が緊張状態にあるようにされているが、そ
の張力が約16〜18gであるため、編成に細い糸や弱
い糸を使用することが困難であるし、高速編成もできな
い欠点があった。
〔発明の目的〕
そこでこの発明は、バネで緊張していた編成糸を空気流
で緊張し、給糸張力を小さくして細い糸の使用を可能に
すると共に、コンピューターに接続する検知器にて、編
成糸毎の糸量と総光量を簡単にしかも正確に測定するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明の糸量測定給糸機は、編機の側方に配置する基台
より直立した円柱に、編成糸の緊張給糸装置を上下及び
回動可能に取付け、給糸装置は空胴部を有する躯体の上
部に、空胴部より前方に向けて貫通する糸挿通孔と、該
挿通孔より小径の挿通孔を空胴部より後方に向けて一線
上に貫通し、躯体の下部に空胴部と連通する空気吸引口
を設け、給糸装置の前方に糸切れ検知器を、又後方に編
成糸の送り装置を設け、給糸装置の手前に、編成糸に追
従して回動するプリーと、プリーを回動自在に軸支する
胴体、及びプリーの回動検知器から成る糸長検出装置を
取付け、基台上部に給糸装置の躯体吸引口に接続する吸
気装置と、検知器から伝送されるデータ信号を処理する
コンピュータを備え、編成糸を通す給糸装置の躯体挿通
孔が、躯体空胴部を介して吸気装置の吸気口に連通し、
給糸装置の後方に軸支する送り装置が、吸気装置の排気
口から排出する空気によって回動するローラーで構成さ
れ、糸長検出装置が給糸装置の上部に取付けられ、検出
装置のプリーが胴体に片持支持されているものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による糸量測定給糸機の構造を実施例の図
面に基づき説明すると、Aは周知の横編機で、横編機A
は左右方向に往復動するキャリッジCと、配色転換用レ
ールRに沿って左右に往復動するキャリアボックスBを
設け、横編機Aの背部にボビンEの支持台りを有してい
る。1は横編機Aの側方に配置する本発明の糸量測定給
糸機で、給糸機1は移動可能となる基台10に円柱11
を直立し、円柱11に編成糸Yを緊張状態で送る給糸装
置2を上下、及び回動自在に固定し、給糸装置2の上部
に編成糸Yの糸長検出装置3を取付け、基台10の上部
に給糸装置2より空気を吸引する吸気装置6と、検出装
置3等にて得られたデータ信号の処理用コンピュータ8
を有している。給糸機1を構成する基台10は下部に車
軸12を取付け、走行自在となると共に、基台10より
降下するジヤツキ13にて移動不能となる。基台10の
円柱11に固定する給糸装置2は、固定具29を緩める
ことによって円柱11に沿って上下動可能となると共に
、円柱11を中心にして回動可能となる。この給糸装置
2は空)18部21を有する躯体20の上部に、空胴部
21より前方に向けて貫通する糸挿通孔22と、該挿通
孔22より小径の挿通孔23が空胴部21より後方に向
けて一線上に貫通し、挿通孔22と23が空胴部21を
貫通して前後に抜け、少なくとも3列以上平行に穿設す
るもので、躯体20の下部に空胴部21と連通する空気
吸引口24を設け、空胴部21を介して挿通孔22゜2
3と吸引口24が連通するようにされていると共に、躯
体20の前方に糸切れ検知器5を取付け、躯体20の後
方に糸送り装置4を有している。送り装置4は給糸装置
2の糸挿通孔23より下方に軸支する上段ローラー41
と、該ローラー41の下方に平行して軸支する下段ロー
ラー42、及びモーターMより両ローラー41.42に
跨って張架するベルトVから成り、又はローラー軸43
の一端に羽根44を設け、羽根44に向けて吹き付ける
空気により、編成糸Yの送り方向に同一速度で回動する
。糸切れ検知器5は給糸装置2の各挿通孔22に対応す
るよう取付けられ、具体的にはスイッチ箱50を挿通孔
22より下方に取付け、自重によって検知器5を接にす
る可動片5】の先に糸挿入環52を設け、挿入環52に
通した編成糸Yが緊張状態にある時、検知器5は開放状
態にあり、糸切れが生じた時、検知器5は接となる。基
台10の上部に設けた吸気装置6は、吸気ブロアー61
のケース60の一方に吸気口62を、他方に排気口63
を設け、吸気口62と前記給糸装置2の躯体吸引口24
との間にホースHを取付け、給糸装置2の挿通孔22よ
り空胴部21を介して空気を吸引し、排気口63より排
出する。排気口63には前記ローラー41の羽根44に
向けて空気を噴射するノズル9を接続することもできる
し、給糸装置2の挿通孔23に向けて空気を噴射する自
在ノズル19を接続することもできる。編成糸Yの使用
数に応じて取付ける糸長検出装置3は、編成糸Yの使用
に従って回動するプリー32と、プリー32を回動自在
に軸支する胴体30、及びプリー32の回動を検出する
検知器34.35から成り、プリー32は糸Yをスリッ
プ不能に掛けることができて、しかも慣性回動が少ない
よう胴体30に片持支持され、胴体30は締付具36に
て給糸装@2の適所、又は任意器物に取付は可能となり
、検知器34.35はプリー開口部33の通過位置に対
応する胴体30と、胴体30に相対する腕部31に分け
て取付けられ、プリー32の回動に従ってデータ信号を
発生する。7は横編機Aのボビン支持台りに設けた電子
計量器で、計量器7はボビンEの支持数だけ設けられ、
計量値を伝送するコード17を有している。8は基台1
0の上部に取付けたコンピュータで、コンピュータ8は
少なくともCPLIを備えた本体80とキーボード81
、 ディスプレイ82及びフロッピー・ディスク・ドラ
イブ83から構成され、糸長検出装置3の検知器34.
35と計量器7のコード17を接続し、ボビンEの重量
を編成開始前と編成終了後に計量し、その計量値と使用
面をディスプレイ82に表示し得るよう制御すると共に
、編成糸Y毎の使用糸長と、複数編成糸Yの合計糸長、
及び全編成糸Yの総糸長等を表示する。
又コンピュータ8によって糸切れ検知器5が作動した際
、吸気装置6とモーターM、及び横編機Aを停止するよ
う制御することも可能である。
本発明の給糸機は上記構造であるから、予め横編機Aの
側方に位置するよう基台10を移動固定し、円柱11に
固定する給糸装置2の高さと向きを横編fiAに合わせ
て調整しておく。この給糸機1より横編機Aに編成糸Y
を張架するには、先ずボビンEより送り装置4の上下ロ
ーラー41.42に糸Yを跨がって掛け、その余光を給
糸装置2の躯体挿通孔23に入れた後、挿通孔23より
前方に向けて空気を吹き付け、その空気流によって糸Y
を挿通孔23から空胴部21を介してニー線上に穿設す
る挿通孔22に挿入し、躯体20を貫通して前方まで挿
通する。
次で躯体20を通り抜けた糸Yを糸切れ検知器5の可動
片挿入環52に通し、横編機AのキャリアボックスBま
で張架すると共に、ボビンEより送り装置4に張架する
編成糸Yを、糸長検出装置3のプリー32に掛ける。編
成に使用する糸Yの夫々を前記手段にて給糸装置2の挿
通孔23より挿通孔22に1本づつ通すと共に、各基Y
が夫々の糸長検出装置3と糸切れ検知器5を通るように
しておく。
本発明の給糸機を作動すれば、吸引装置6の吸気口62
はホースHを介して給糸装置2の躯体空胴部21に接続
し、空胴部21に挿通孔22.23が貫通しているため
、挿通孔22より空胴部21を通って空気が吸引される
。挿通孔22.23は空胴部21の前後に穿設するもの
であるが、前部挿通孔22が後部挿通孔23より大きい
ため、前部挿通孔22より吸引される。この吸引によっ
て挿通孔22に通した編成糸Yに3〜6g程度の張力が
作用する。給糸機1の始動によって送り装置4のローラ
ー41.42も回動するが、横編機Aによって糸Yが使
用されるまでローラー41.42はスリップ回動し、糸
Yの使用に従って送り出す。給糸装置2の上部に設けた
糸長検出装置3は、編成糸Yの使用に追従してプリー3
2が回動することにより、検知器34.35よりコンピ
ュータ8に信号を送るもので、吸引装置6や送り装置4
に左右されることがない。給糸機1より横編機Aに張架
する糸Yは、吸気装置6によって緊張されているので、
糸切れが生じた際、切れた糸Yが吸気装置6の吸引によ
って躯体空胴部21まで一瞬に吸い込まれる。一方糸Y
の緊張によって浮上している糸切れ検知器5の可動片5
1は、糸切れが生じた際、自重によって速やかに降下し
、吸気装置6や横g機Aを停止する。
尚、本発明の給糸機は上記実施例に限定されるものでは
なく、給糸装置2の躯体20を、一本の編成糸Yを挿通
可能にしたブロック25、具体的には枠状板26の片面
に仕切板27を取付け、枠状板26の上部に空部28と
連通する大小挿通孔22.23を一線上に穿設し、仕切
板27の下部に空部28と連通する吸引口24を設け、
このブロック25を数体並列に集合固定して構成しても
同様の目的を達するし、給糸装置2の挿通孔22.23
に編成糸Yを通す際、躯体空胴部21からの吸引を止め
て行えば、一段と糸Yの挿通が容易になるし、糸長検出
装置3のプリー32に掛ける編成糸Yは、ボビンEより
送り装置4に張架する前、戒は張架後の何れにおいても
掛けることができる。又送り装置4の駆動手段、吸気装
置6の吸気手段、各装置2,3,4.6の形状構造、及
び取付位置は、本発明の要旨に反しない限り適宜変更可
能である。
〔発明の効果〕
従って本発明の給糸機は、給糸装置の糸挿通孔より吸気
装置によって空気を吸引し、そ9空気流によって挿通孔
に通した編成糸を緊張するものであるから、糸に加わる
張力を天バネやサイドテンションの1/3以下にするこ
とができる。その結果。
今まで使用困難であった細い糸や弱い糸も糸切れするこ
となく使用できるし、同じ糸でも高速で編成し得る。又
糸切れが生じても、糸を緊張している空気流によって一
瞬に戻されるため、糸切れ検知器による吸気装置や編機
等の停止はバネ式より早い。その結果、糸切れによって
編物が編機から落ちることがないので、落だ編物を編機
に掛ける面倒がない。又ボビンは給糸機に接続する計量
器にて保持するもまのであるから、編成糸が天候や季節
によって変化しても、その重量を簡単にしかも正確に計
測し得る。その結果、重さ単位で染色を行うのに好都合
であるし、重さ単位で編成業者に供給するのに最適であ
るばかりか、従来の様に高度の熟練を要しないし、高度
熟練者による感と異なり、誤差やロスも生じることが少
ない。更に編成糸の糸量を糸長検出装置によって検知し
、コンピュータによって計算処理するものであるから、
色糸毎の糸量や総光量を簡単にしかも正確に測定し得る
。その結果、 (イ)仕入原糸の不良率(ロス無駄)を50〜300%
も低減できるし、製品編成後の残糸量も少なくでき、そ
の分製品価格を安価にし得る。
(ロ) 試し編を著しく少なくし、試し編に使用されて
いた糸を有効利用し得る。
(ハ) 度目調整を高度の熟練を要しないで簡単にしか
も正確に成し得るし、錫膜や編斑等の不良編成も防止で
きる。
(ニ)編成糸の使用量が色毎に相違しても、各色糸に応
じた使用量を予めボビンに巻いておけるので、ボビンの
交換時機を同じにして、ボビン交換の労力を省力化する
ことができる。
(ホ)編成の不良率を50%以上低減し得る。
更に本発明の給糸機は、構造が簡単で取扱い操作も容易
である等、編成糸の使用量を正確に測定し、多様な編物
の編成を可能にした前記特徴と共に、編物の編成向」二
に実用的顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は横編機に対する本発明給糸機の使用状態図、第
2図は従来横編機の正面図、第3図は計虻器の取付例を
示す支持台の一部拡大断面図、第4図は糸長検出装置の
構造例を示す断面図、第5図はその要部平面図、第6図
は給糸装置の構造例を示す断面図、第7図は吸気装置の
使用例を示す側面図、第8図は給糸装置の躯体構造例を
示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)編機Aの側方に配置する基台10より直立した円柱
    11に、編成糸Yの緊張給糸装置2を上下及び回動可能
    に取付け、給糸装置は空胴部21を有する躯体20の上
    部に、空胴部より前方に向けて貫通する糸挿通孔22と
    、該挿通孔より小径の挿通孔23を空胴部より後方に向
    けて一線上に貫通し、躯体の下部に空胴部と連通する空
    気吸引口24を設け、給糸装置の前方に糸切れ検知器5
    を、又後方に編成糸の送り装置4を設け、給糸装置の手
    前に、編成糸に追従して回動するプリー32と、プリー
    を回動自在に軸支する胴体30、及びプリーの回動検知
    器34、35から成る糸長検出装置3を取付け、基台上
    部に給糸装置の躯体吸引口に接続する吸気装置6と、検
    知器から伝送されるデータ信号を処理するコンピュータ
    8を備えた糸量測定給糸機。 2)編成糸Yを通す給糸装置2の躯体挿通孔22、23
    が、躯体空胴部21を介して吸気装置6の吸気口62に
    連通し、給糸装置の後方に軸支する送り装置4が、吸気
    装置の排気口63から排出する空気によって回動するロ
    ーラー41、42で構成され、糸長検出装置3が給糸装
    置の上部に取付けられ、検出装置のプリー32が胴体3
    0に片持支持されている特許請求の範囲第1項に記載の
    糸量測定給糸機。
JP21586385A 1985-09-27 1985-09-27 糸量測定給糸機 Granted JPS6278242A (ja)

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JP21586385A JPS6278242A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 糸量測定給糸機

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JP21586385A JPS6278242A (ja) 1985-09-27 1985-09-27 糸量測定給糸機

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JPS6278242A true JPS6278242A (ja) 1987-04-10
JPH0138897B2 JPH0138897B2 (ja) 1989-08-17

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ID=16679517

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369966A (en) * 1992-06-17 1994-12-06 Shima Seiki Manufacturing Limited Method and apparatus for yarn processing position control of flat knitting machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5369966A (en) * 1992-06-17 1994-12-06 Shima Seiki Manufacturing Limited Method and apparatus for yarn processing position control of flat knitting machine

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JPH0138897B2 (ja) 1989-08-17

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