JPS627815B2 - - Google Patents

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JPS627815B2
JPS627815B2 JP54057173A JP5717379A JPS627815B2 JP S627815 B2 JPS627815 B2 JP S627815B2 JP 54057173 A JP54057173 A JP 54057173A JP 5717379 A JP5717379 A JP 5717379A JP S627815 B2 JPS627815 B2 JP S627815B2
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JP
Japan
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endosperm
corn
fractionation
fraction
wet
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Expired
Application number
JP54057173A
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English (en)
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JPS559796A (en
Inventor
Pii Kuareeku Uinsento
Emu Oruson Richaado
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unilever Bestfoods North America
Original Assignee
Unilever Bestfoods North America
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unilever Bestfoods North America filed Critical Unilever Bestfoods North America
Publication of JPS559796A publication Critical patent/JPS559796A/ja
Publication of JPS627815B2 publication Critical patent/JPS627815B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B30/00Preparation of starch, degraded or non-chemically modified starch, amylose, or amylopectin
    • C08B30/04Extraction or purification
    • C08B30/042Extraction or purification from cereals or grains
    • C08B30/044Extraction or purification from cereals or grains from corn or maize
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23JPROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
    • A23J1/00Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
    • A23J1/12Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from cereals, wheat, bran, or molasses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K10/00Animal feeding-stuffs
    • A23K10/30Animal feeding-stuffs from material of plant origin, e.g. roots, seeds or hay; from material of fungal origin, e.g. mushrooms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Zoology (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乾式ミリング法及び湿式ミリング法を
組合せ及び特有な湿式ミリング処理方法を使用す
ることに基ずき高品質のとうもろこし澱粉、動物
(家畜)飼料及び場合により又とうもろこし油も
得るためのとうもろこしを精製するための方法に
関する。とうもろこし油が製造される場合は、こ
れは単に乾燥し粉砕したとうもろこし胚芽からの
み得られ、従来技術で一般に行なわれているのと
は異なり、乾式又は湿式粉砕とうもろこし成品か
らは得られない。
とうもろこしを精製しとうもろこし澱粉を製造
するための今日の多くの方法は完全とうもろこし
粒に湿式ミリング法を使用して胚乳(とうもろこ
し荒挽き)から主体部分及び胚芽を分離し、次い
て胚乳から主体部分のコーンスターチを回収する
方法に基ずいている。一般にこれらの方法は、完
全とうもろこし粒を例えば亜硫酸のような酸性媒
質中に浸漬し、酸含浸粒を脱胚芽ミル、粉砕ミ
ル、洗滌スクリーン及びこれらに類するものを通
過せしめて胚乳から胚芽及び主体部分を分離し、
更に胚乳を精製してコーンスターチを得る処理法
を含む。回収されたコーンスターチは焙焼して湖
精を生成せしめ又は精製処理してなお更にコーン
シロツプ、ぶどう糖及びその他の食品甘味剤に使
用することが出来る。更にとうもろこし粒の精製
に当つてとうもろこし油及び動物飼料を製造する
ことが出来る。
得られる生成物の種類は極めて多いが、全く湿
式ミリング法を使用することに基ずく方法は、長
い浸漬時間、多量の処理水及び胚芽乾燥器及び主
体成分脱水用プレスのような高価な湿式ミリング
用装置を必要とするので不利益である。
アメリカンメイツコンパニー(American
maize Company)に譲渡されたポウエル
(Powell)等による米国特許第3909288号明細書に
は、湿式及び乾式のミリング法を一緒に組合せて
使用するとうもろこし精製法が提案されている。
この方法に於ては完全とうもろこし粒は先ず乾式
ミリング処理を行ない1つ以上の胚乳の分別から
その主体部分及びとうもろこし胚芽を分離し、少
なくとも胚乳分別のあるものは1段階の浸漬処理
を行ない、更に処理してコーンスターチ分別及び
湿式とうもろこしグルテン分別を得る。湿式とう
もろこしグルテンは、次いで別の装置中で乾燥さ
れ、とうもろこし胚芽及び好ましくは他のコーン
フラワー、主体部分及び微細な繊維性殻屑などと
混合し、次いで組成物を抽出してとうもろこし油
を分離する。
米国特許第3909288号明細書記載の方法は、胚
芽乾燥器及び主体部分の脱水プレスを含み、並び
に従つて更に短かい浸漬が得られるようにして
(第1欄、35〜41行)湿式ミリング装置の必要を
除去することについて記載している。又更に乾燥
した胚乳粒子を粉砕することによつて粒子の大き
さを小さくすることによつて浸漬時間を短縮する
ことが出来ることを記載している(第3欄、50〜
67行)。
しかし米国特許第3909288号明細書記載の方法
は、浸漬水蒸発及びとうもろこしグルテン乾燥装
置のような多数の装置設備を必要とするから全く
満足され得るものではない。更に乾式ミリング処
理した胚乳粒子を粉砕してその粒子の大きさを小
さくすることは、特許に教示する如く、屡々破壊
が起り胚乳基質中に含まれる多数の澱粉粒子を形
成する原因となることがある。その結果として、
破壊された澱粉顆粒は、次いで行なわれる浸漬処
理に於て膨潤し、破壊されていない顆粒と同じよ
うな速度で分離されることが出来なく、このこと
は澱粉収率に著るしく影響を及ぼす。更にとうも
ろこし油は、この特許の方法を経済的に可能なら
しめるためにとうもろこし胚芽の他にも他のとう
もろこし成分から抽出しなければならず、この特
許権者は第5欄、31〜33行には、工業的操業を可
能ならしめるためには少なくとも胚芽の流れ及び
乾燥されたとうもろこしグルテンの流れを溶剤抽
出段階処理することが必要であることを指摘して
いる。
本発明の目的はとうもろこしを精製してコーン
スターチ、動物用飼料及び場合によりとうもろこ
し油を製造するための、米国特許第3909288号明
細書に記載された方法よりも極めて多数の有利性
を有する乾式及び湿式ミリング法を組合せた新規
の方法を提供することにある。
更に本発明の目的は分離された段階である浸漬
水蒸発及びとうもろこしグルテン乾燥の設備を省
略することが出来て、労働力及び設備費を節約す
ることが出来る方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、米国特許第3909288
号明細書中に教示されているような胚乳が乾式粉
砕された場合に屡々起るような、澱粉の損失を避
けるために胚乳基質中に含まれる澱粉顆粒を粉砕
から防ぐような独特の分割式浸漬及び粒子の大き
さの低減法を提供するものである。
本発明のなお、更に他の目的は、油を胚芽のみ
から分離し米国特許第3909288号明細書記載の方
法の如く他のとうもろこし成分を使用しないとう
もろこし油の新規方法を提供するものであり、な
お、このような方法は上記の労力及び装置のため
に費用を節約するために工業上への可能性を有
す。
本発明の目的はここに一般的に記載するとうも
ろこし精製法を提供することによつて明白であ
る。
本発明はその最も広い態様に基ずいて、 (A) 完全とうもろこし粒を乾式ミリング処理して (a) 胚乳分別(fraction) (b) 胚芽分別 (c) 繊維(皮殻)分別及び (d) 清掃物(cleanings)分別を生成せしめ; (B) (i) 上記(A)(a)の胚乳分別を浸漬し、 (ii) 小型の湿つた胚乳粒子から大型の湿つた胚
乳粒子を分離し、 (iii) 大型の湿つた胚乳粒子をミリング処理して
その粒子の大きさを減小せしめ、 (iv) 上記(ii)及び(iii)の湿つた胚乳粒子を一つの

別に再び合一せしめ、 (v) この胚乳分別を再び浸漬して粉砕澱粉スラ
リーを形成せしめる というように上記(A)(a)の胚乳分別を湿式ミリン
グ処理し; (C) 上記(B)(v)の粉砕澱粉スラリーから微細な繊維
屑殻を分離し; (D) 上記(C)の脱繊維した粉砕澱粉スラリーを澱粉
に富む分別及び蛋白質に富む分別に分離し; (E) 上記(D)の蛋白質に富む分別を濃縮し; (F) 上記(A)の繊維(皮殻)分別及び清掃物分別、
上記(C)の微細な繊維屑殻分別、及び上記(E)の蛋
白質に富む濃縮物を、これからとうもろこし油
を分離することなく(A)の胚芽分別と直接混合し
て湿つた動物飼料生成物を形成せしめ; (G) 上記(F)の湿つた飼料生成物を乾燥して目的の
動物飼料生成物を製造する ことよりなるとうもろこし精製法を提供するもの
である。
好ましい一態様として、とうもろこし油は乾式
粉砕とうもろこし胚芽から、それを他のとうもろ
こし成分と混合する前に分離して動物飼料生成物
を形成せしめる方法を挙げることが出来る。
“乾式ミリング法”なる語は本明細書に於て
は、その慣用的意義に於て、完全とうもろこし粒
を浸漬することなく、本質上乾燥した状態でミリ
ング処理(粉砕)を行ない穀粒を例えば繊維(皮
殻)、胚芽及び胚乳(荒挽き)並びに少量成分と
してのとうもろこし清掃物部分に分離することを
意味する。
例解するに当つて、本発明方法は下記の如く行
なわれる: 完全とうもろこし粒は先ず清掃されてもみがら
及びその他外部より混入した植物性物質が除去さ
れる。清掃物質は後になつて動物飼料生成物の製
造に使用される。清浄化し、乾燥された穀粒は、
次に行なわれるミリング処理を容易ならしめるた
めに一行程として部分的に破砕され、次いで衝撃
脱胚芽ミルを通過せしめてとうもろこし胚芽の結
合をゆるめる。とうもろこし胚芽、繊維(皮殻)
及び胚乳を含む脱胚芽ミルからの排出物はその粒
子の大きさに従つて多数の分別に篩別される。篩
別した分別はエアーアスピレーターを使用して吸
引処理して皮殻を分離する。この繊維は結局動物
飼料生成物の形成のために使用される成分であ
る。エアー・アスピレーターから排出され、とう
もろこし胚芽及び胚乳を含む脱皮殻されたものは
振動重力板上を通過せしめて胚乳からとうもろこ
し胚芽を分離する。胚芽は重力板から集め、場合
によりとうもろこし油エキスペラー装置に送られ
る。これにより本方法の乾式ミリング段階が完了
する。
乾式ミリング処理を行なつた胚乳分別は次に湿
式ミリング処理を行なう。この方法に於ては、胚
乳分別の粒子は先ず浸漬され、次いで大型の含浸
された粒子は小型の含浸された胚乳粒子から分離
され、湿つたままの状態で選択的にミリング処理
されその粒子の大きさを小さくして、小型の、ミ
リング処理を行なつていない胚乳粒子と混合す
る。合一された粒子は、次いで第2段階の浸漬処
理を行なう。2段階の各々の浸漬段階では粒子の
滞留時間は変化させることが出来る。しかし一般
に組合された二つの浸漬段階中に於ける胚乳粒子
の全滞留時間は約2ないし約6時間の範囲が好ま
しい。
第1段階の浸漬処理は約1/2時間の期間行なわ
れる。胚乳粒子が含浸される浸漬媒質は例えば亜
硫酸のような酸又は水酸化ナトリウムのような塩
基の水性溶液を含む。亜硫酸を使用する場合に
は、水中SO2の約300ないし約1000ppmの初発濃
度が好ましい。水酸化ナトリウムの水性溶液を使
用する場合は、溶液は、初発濃度として約9.5な
いし約11.0のPH価に調整するのが好ましい。浸漬
媒質中に胚乳が残留しているから、二酸化硫黄濃
度又はPH価は変化させることが出来るものであ
る。従つてこれら両浸漬のいずれの段階に於ても
浸漬媒質を希望する値に調節するために追加量の
酸又は塩基を添加することが出来る。第1段階の
浸漬処理が終了した後、胚乳は、湿つた固体に基
ずき約40ないし約45重量%の水分含量を有するの
が好ましく、処理水(浸漬水)中に可溶性として
のその乾燥物質の約6ないし約7.5重量%が失な
われているのが好ましい。
浸漬された胚乳粒子は、次いで例えば直径が約
50〜75ミクロン以上であるような大型の粒子はス
クリーン上に保留され、例えば約50〜75ミクロン
以下の小型の粒子は通過するような適当な大きさ
の孔を有する篩又はスクリーンを通過せしめる。
大型の粒子は集めてなお湿つている間に、好まし
くは衝撃ミル中で粉砕して、例えば50〜75ミクロ
ン以下の小型の粒子位の粒子寸法にまで大きさを
減小せしめる。
粉砕された粒子は小型の粒子及びミルの周囲を
迂回した処理水と一緒にして、この混合物は次い
で第2段階の浸漬処理を行なう。これら両浸漬段
階には例えば約90ないし145〓の高められた温度
を使用し、且つスラリーの撹拌又は循環によるよ
うな適当な方法で胚乳粒子を処理水中に懸垂状態
に保つことが有利である。これによつて本法の湿
式ミリング処理が完了される。処理水(浸漬水)
中の胚乳粒子の粉砕澱粉スラリーにして、約7な
いし約9゜Be′の比重を有するスラリーが得られ
る。
湿式ミリング段階からの粉砕澱粉スラリーは次
いで処理されてなおも残留する微細なとうもろこ
し繊維を分離し、回収する。これはスラリーを約
37ないし660ミクロンの孔の大きさを有する篩又
はスクリーンを通過せしめることによつて便宜に
なされる。微細なとうもろこし繊維及び少量部分
の胚乳凝集体を含むスクリーン上に残留される清
掃した屑殻は動物飼料中の更に他の成分として使
用される。篩からのなお粉砕澱粉スラリーの形の
液は、次いで処理されてとうもろこし澱粉が分
離され回収される。適当な分離装置系には1976年
10月22日に出願した、出願中のセーリアルナンバ
ー第734683号に記載されているようなドールクロ
ーン系の総べてを含むもの;澱粉分離及び澱粉洗
滌のためのハイドロクローンのための遠心分離器
を含む系が好ましい。例えば上記の総べてのドー
ルクローン系のような多段カウンターカレント装
置に接続された2個以上のハイドロクロンを含む
分離系が好ましい。
ハイドロクローン、又は液体サイクロンは円錐
型の管状の装置であり、ここに粉砕澱粉スラリー
が圧入される。導入口の孔口角及び口径の大きさ
は、粒子の大きさ及び沈澱速度の相違に従つて粒
子の分離が充分に得られるような供給原料の回転
速度が得られるように選定される。即ち、重たい
澱粉に富む分別なアンダーフロー流として採集
し、とうもろこしグルテンを含む軽い蛋白質に富
む分別はオーバーフロー流れとして採集する。澱
粉に富む分別は乾燥されて、主要成分である高品
質のとうもろこし澱粉が得られる。
蛋白質に富む分別は採集し、好ましくは遠心分
離器中で濃縮し、乾燥粉砕皮殻(繊維)、清掃物
質及び胚芽分別及び湿つた微細な繊維洗浄屑殻と
混合し湿つた動物飼料生成物を形成させる。湿つ
た飼料生成物は最終的に加熱された容器中で乾燥
されて目的の飼料生成物が得られる。
場合により、及び好ましくは、乾燥された粉砕
とうもろこし胚芽分別のみが、他の動物飼料の他
の成分と混合する以前に処理してとうもろこし油
を分離する。好ましくは、油の大部分は機械的抽
出法を使用して回収される。油を分離した後得ら
れた乾燥胚芽塊、又は胚芽の荒粉は湿つた動物飼
料組成物中に混合し、その組成物は上記のように
乾燥する。
第1図は本発明による完全な行程を図解的に示
したものであり、胚芽油分離のための任意段階は
波線で示した。
第2図は本発明方法の湿式ミリング段階を行な
うための好ましい方法の図式的フローシートを示
す。
第3図は本発明方法の乾式ミリング段階を詳細
に示した図解的フローシートである。
第4図は本発明方法の湿式ミリング処理及び微
細な繊維の分離段階を詳細に示した図解式フロー
シートである。
第5図はコーンスターチ分離、蛋白質分別濃縮
段階及び動物飼料製造段階を詳細に図解式に示し
たフローシートである。
本発明方法は添付図面を参照して以下記載によ
り更に解説する。
第1図を参照して、乾燥された、清浄化されて
いない完全とうもろこし粒を乾式ミリング処理設
備に送り、そこでスクリーンで処理して大小の穀
屑及びその他の混入された植物系物質を除去し、
これは更に処理して繊維(皮殻)及びとうもろこ
し胚芽を胚乳(荒挽穀)から分離する。乾式ミリ
ング処理した胚乳分別は湿式ミリング処理を行な
い粉砕澱粉スラリーを生成せしめ、これから微細
なとうもろこし繊維屑殻を分離し、繊維を除去し
た粉砕澱粉スラリーは次いで処理して蛋白質に富
む分別及び別に澱粉に富む分別を生成せしめる。
とうもろこしグルテンを含む蛋白質に富んだ分別
は、次いで濃縮する。乾式ミリング処理段階から
の清掃物質、繊維(皮殻)及びとうもろこし胚芽
(又は胚芽から油が分離された場合は、胚芽過
塊)、湿つた微細繊維屑殻及び湿つた蛋白質に富
む濃縮化物は総べて合一せしめて目的とする動物
飼料生成物を製造する。
第2図を参照して、乾式ミリング段階に於て、
乾式ミリング段階からの胚乳分別は、次いで浸漬
され、大型の含浸された胚乳粒子は分離され、な
お湿つた状態に於てミリング処理して粒子の大き
さを小さくし、粉砕された胚乳粒子はミリング処
理が行なわれていない胚乳粒子と合一され、そし
て合一された胚乳分別は再び浸漬され粉砕澱粉ス
ラリーが形成される。
第3図を参照して、完全とうもろこし粒は重量
測定装置2で測定され、連続ベルト供給により予
備砕細ロール6及び8に送られ、ここで粒子の皮
殻は部分的に崩壊される。予備砕細ロール6及び
8からのとうもろこし粒は衝撃脱胚芽ロール1
0,12,14,16,18及び20、例えばビ
ユーラーマイアグ、インコーポレイテツド、モデ
ルNo.MHXA又はそれに相当するものに送られ、
ここでとうもろこし胚芽は除去される。脱胚芽ミ
ルから排出されたものはホツパー22に供給さ
れ、篩24例えばビユーラー・マイアグ・インコ
ーポレーテツドで市販されているモデルMPAD又
は均等物を通して篩別される。最も荒い流れ26
はホツパー28に送られ、脱胚芽ミルを通して再
循環される。コーンフラワーを含む最も微細な流
れは篩24から集められ湿式ミリング処理に送ら
れる。中間の流34,36及び38は夫々エアア
スピレータ40,42及び44(ビユーラーマイ
アグインコーポレイテツドのモデルMUSA)を
通過し荒いとうもろこし繊維(皮殻)は脱胚芽処
理された胚乳から分離され、集められて後で動物
飼料生成物の製造のために使用される。
エアアスピレーター40,42及び44からの
胚乳流は夫々振動重量板52,54及び56(例
えばフオルスブルグイインコーポレーテツド製の
モデルNo.40V)を通過して胚乳からとうもろこし
胚芽が分離される。胚芽流は集められ、一緒にさ
れて、場合により油分離装置に送られてとうもろ
こし油が分離される。次に胚芽残留塊は動物飼料
製造装置に送られる。油を分離しない場合は、胚
芽は重量板から直接動物飼料製造装置に送られ
る。
振動重量板52,54及び56からの胚芽流
(荒挽き)は集められ、コーンフラワー流32と
合一され組成物胚乳分別が形成され、これはとう
もろこし清掃物質以外の元のとうもろこし乾物量
の約85重量%に相当する。
第4図を参照して、乾式ミリング段階からの分
別は計量器58で測定されて浸漬タンク60に供
給され、ここで乾燥胚乳粒子は水及び二酸化硫黄
ガスのような酸又は例えば水酸化ナトリウムのよ
うな苛性アルカリと混合される。処理水対胚乳固
体物質の重量比は約6:1ないし約7:1の範囲
を使用するのが好ましい。二酸化硫黄又は水酸化
ナトリウムの量は、水相に基ずき約300ないし約
1000PPmの二酸化硫黄初発濃度又は水酸化ナト
リウムの場合は約9.5ないし約11.0の初発PH価が
得られるために充分量の水の中に溶解される。こ
の第1浸漬段階の間は処理水は約90ないし約145
〓、殊に約130〓の室温以上の高められた温度に
保つのが好ましい。不溶性のとうもろこし固体物
質を浸漬中懸垂状態に保つために激しく撹拌され
る。一般に約11/2時間の浸漬時間で充分である が、例えば1〜2時間というような僅かに延長さ
れた時間も使用することが出来る。
第1段階の浸漬処理が終つた後、含浸された胚
乳粒子は浸漬タンク60からポンプで送られ、例
えばインデイアナ・カニングマシン・コンパニ
ー・モデルNo.77(Indiana Canning machine Co.
)又はその均等物のような、約50ないし75ミクロ
ンの孔の大きさを有する遠心分離バドルスクリー
ン64を通過される。処理水及び小型の粒子、即
ち約50〜75ミクロン又はそれより小さいものを含
む液流66は通過するが、50〜75ミクロンより
大型の粒子68はスクリーン上に保留される。ス
クリーン64から集められた大型粒子68は、例
えば40インチエントレーター(Entoleter)衝撃
ミルのような衝撃ミル70中で、好ましくは
3100rpmの操作速度に於て粉砕されてその粒子の
大きさが約50〜75ミクロンより大きくないような
粒子の大きさに減小される。
大部分の処理水に伴つて衝撃ミル70の回りを
迂回する液流66及び衝撃ミルからの排出流7
2は一緒に合一され、湿式ミリング過程の第2段
階の浸漬タンク74,76及び78に送られる。
浸漬タンク74,76及び78は撹拌器が装備さ
れており、一連のオーバーフローが接続されてい
るものが好ましい。胚乳粒子及び処理水は撹拌す
ることによつて約4時間浸漬タンク中で懸垂状態
に保たれる。第1段階の浸漬処理の如く温度は約
90ないし約145〓の範囲に保たれる。このことは
処理水を浸漬タンクに結合された熱交換器を通し
て再循環させることによつて都合よく行なわれ
る。必要あればSO2濃度又はPH価を希望する値に
調整するために適当量の二酸化硫黄又は水酸化ナ
トリウムを添加することが出来る。
第2段階の浸漬が終了した後、胚乳粒子及び処
理水の粉砕澱粉スラリーの形の胚乳分別80は浸
漬タンクから排出させて、スラリーから微細なと
うもろこし繊維屑穀を除去するために微細繊維の
分離及び清浄化のためのスクリーン82を通過さ
せる。約37ないし約660ミクロンの孔の大きさの
スクリーンが好ましい。湿つた微細繊維清掃屑穀
84は動物飼料製造のために集められる。なお粉
砕澱粉スラリーの形の残留する胚乳粒子86はス
クリーン82を通過し、粉砕澱粉貯蔵タンク88
に集められる。
第5図を参照して、粉砕澱粉タンク88から
の、約7ないし約9゜Be′の比重を有する粉砕澱
粉スラリーは、ポンプ処理によりポンプ90を通
りハイドロクロン分離系92に送られる。ハイド
ロクロン系92は、例えば約10ないし約14段階の
10mm内径ドールクロン(Dorr Clone)単位〔ド
ールオリバー会社(Dorr―Oliver Co.)〕のよう
に複数個含むものが好ましい。粉砕澱粉スラリー
は先ずハイドロクロン段階94に通される。とう
もろこしグルテンを含む蛋白質に富んだ流れを含
むハイドロクローン段階94からのオーバーフロ
ー96はポンプによりハイドロクロン単位98を
通過する。なお蛋白質に富む流れを含むハイドロ
クロン単位98からのオーバーフローは集められ
濃縮される。
コーンスターチに富む流れを含むハイドロクロ
ン段階94からのアンダーフローは、ハイドロク
ロン系92中の残りのハイドロクロン単位を順次
直接通過し、この際増加しつつある澱粉に富むア
ンダーフローが引続き各々の単位から得られる。
最後に、主としてコーンスターチを含む澱粉に富
む分別102が集められる。ハイドロクロン系9
2を通して反対から対流的に供給される新鮮な処
理水は、全体行程中に供給される唯一の新鮮な水
である。
更に第5図を参照して、ハイドロクロン単位9
8からの蛋白質に富むオーバーフローは、
MERCO BH―30遠心分離装置又はこの均等物を
含む濃縮段階104に送られる。湿つた蛋白質に
富む濃縮化物を含むアンダーフロー106は動物
飼料乾燥器108に送られ、ここで予じめ集めら
れたとうもろこし清掃物質、繊維(皮殻)、胚芽
及び微細な繊維性屑殻と合一される。単に僅かな
量のとうもろこし不溶性成分を含む使用した処理
水を含むオーバーフローは更に浸漬使用するため
の行程中に差戻し循環される。
上記行程中の最終生成物は主要部分としてのコ
ーンスターチ分別、動物飼料生成物及び場合によ
りとうもろこし油である。
本発明方法は回分式でなく連続式であるので、
系中の装置の経費は減少され及び全体の操作は如
何なる時点に於ても速かに開始又は終結せしめる
ことが出来る。本方法は又別個の浸漬水蒸発段階
並びに皮殻繊維脱水段階及びとうもろこしグルテ
ンの脱水及び乾燥段階を使用する必要が無いこと
は特筆すべきことである。他方、これらは米国特
許第3909288号記載の慣用の方法にも要求される
ことである。
本発明方法は更に下記諸例により例解する。
例 1 生来の水分含量約14ないし約16重量%を含む清
浄化されていない乾燥とうもろこし粒102ポン
ドを、−1/2インチ×5/8インチの長円形及び+3/3
2インチの孔の大きさを有する篩を通過せしめ、
穀屑及び他部からのその他の植物系物質を粒から
分離する。清浄化後乾燥とうもろこし粒はコンベ
アベルト上でビユラー―マイアグ・インコーポレ
ーテツド(Buhler―miag Inc.)製のモデルNo.
ZWMBの予備砕細ロール上を通過せしめ、本質
上総べての皮殻を破壊し、内部の核粒を暴露せし
める。
破砕された核粒はビユーラー―マイアグ衝撃脱
胚芽ミル(Model No.MHXA)を通過せしめ、ミ
ルからの排出物は篩別して5つの分離された流れ
となし、最も荒いものは衝撃脱胚芽ミルを再循環
せしめ、最も微細なものは集めて、直ちに湿式ミ
リング処理を行なう。のこりの3つの中間の粒子
の大きさのものはエアアスピレーター(ビユーラ
ー―マイアグのモデルNo.MVSA)を通過せしめて
荒いとうもろこし繊維を分離し、荒い繊維を除去
したエアアスピレーターからの残留物は振動重量
板〔フオルベルグス(Forsbergs)インコーポレ
ーテツドモデルNo.40V〕を通過せしめてとうもろ
こし荒挽又は胚乳からとうもろこし胚芽を除去す
る。とうもろこし荒挽は集めて湿式ミリング処理
を行なう。
全部で16.83ポンドの繊維(皮殻)及びとうも
ろこし胚芽を混合し及びかくして85.17ポンドの
胚乳を得る。胚乳分別は下記組成を有する; 乾燥物質 重量% 澱粉 83.0 蛋白質 8.7 脂肪 1.8 繊維(皮殻) 0.8 その他 5.7 合計100 乾燥粉砕胚乳分別は、二酸化硫黄約1000ppm
の濃度を有する水性亜硫酸のタンク中に約90〜
145〓の温度に於て浸漬し、1/2時間の間激しく撹
拌する。この期間後、含浸とうもろこし核粒及び
処理水はタンクから約50ミクロンの孔の大きさを
有するスクリーン(Model No.77、ICM Co.)を
通過させる。50ミクロン以上の大型の胚乳粒子は
スクリーン上に残留する。残留した粒子は内径約
40インチを有し3100rpmの速度で操作しているエ
ントレーター(Entolater)衝撃ミル上で粉砕す
る。胚乳粒子の大きさは約50ミクロン以下に減小
される。粉砕された粒子は50ミクロン粒子及びミ
ルの周囲を迂回する処理水を含むスクリーンから
の液を再び混合され、再混合された胚乳分別及
び処理水は第二の浸漬タンク中に送られ、ここで
約90〜145〓の温度に激しい撹拌のもとに約4時
間保たれる。
8゜Beの比重を有する粉砕澱粉スラリーを含
む不溶性とうもろこし胚乳粒子の懸垂物を第二の
浸漬タンクから回収し、これを約37ミクロンの孔
の大きさを有する布の装備されたスタルコツサ
(Starcosra)遠心分離スクリーンを通過せしめ
る。微細なとうもろこし繊維屑殻及び少量の胚乳
凝集物は篩上に保留されるから、これを集める
が、残りのスラリーはこれを通過する。遠心分離
スクリーンを通過した粉砕澱粉スラリーの部分は
ドールオリーバー会社製の内径10mmを有する11段
階のドールクローンハイドロクローンの11段階よ
りなるものに直接通す。これらはカウンターカレ
ント装置と結合されている。とうもろこしグルテ
ンを含む、蛋白質に富んだオーバーフロー及び主
体のとうもろこし澱粉を含む澱粉に富んだアンダ
ーフローはハイドロクローン系から除去される。
蛋白質に富む流れはMERCO BH―30遠心分離器
中で濃縮されて蛋白質に富む濃縮化物質が得られ
る。
なお湿つた状態のBH―30遠心分離器からの蛋
白質に富む濃縮化物は乾式粉砕とうもろこし清掃
物分別、乾式粉砕とうもろこし胚芽分別、乾式粉
砕繊維皮殻分別及び遠心分離スクリーンからの湿
つた微細繊維清掃物分別と混合して湿つた動物飼
料生成物が形成される。湿つた飼料は215〓のオ
ーブン中約4時間乾燥して目的の動物飼料生成物
を得る。
主要部分であるコーンスターチの収率は65.6ポ
ンド又は64.2重量%の収量及び動物飼料は36.4ポ
ンド又は35.7重量%の収率である。
例 2 本例では例1記載の方法を繰返えして行なつた
が、その間唯、乾燥粉砕とうもろこし胚芽は動物
飼料生成物のその他の成分と混合する前にとうも
ろこし油の分離を行なつた。これはとうもろこし
胚芽粒子をプレス〔フレツド・エス・カーバーイ
ンコーポレーテツド(Fred.S.Carver Inc.)の
ModelNo.17100;又はブイ・デイー・アンダース
ンモデル(V.D.Anderson Model)No.N3334のス
クリユープレス〕のようなプレス中でとうもろこ
し胚芽を処理し、圧を掛けて本質上総べての胚芽
油を分離した。得られた胚芽塊は乾式粉砕繊維
(皮殻)分別、乾式粉砕とうもろこし清掃物分
別、乾式粉砕とうもろこし清掃物分別、湿つた蛋
白質に富む濃縮化物及び湿つた微細繊維清浄屑殻
と混合して湿つた動物飼料生成物を得るが、これ
は更に上記の如く乾燥される。
とうもろこし油の収率は2.0ポンド即ち約2重
量%、動物飼料36.0ポンド即ち35.3重量%及び
64.0ポンドの主要とする澱料が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の完全な行程を図解的に示
したものであり、任意段階である胚芽油分離処理
は波線で示した。第2図は本発明方法の湿式ミリ
ング段階を行なうための好ましい方法の図解的フ
ローシートを示す。第3図は本発明方法の乾式ミ
リング段階を詳細に示した図解的フローシートで
ある。図中とうもろこし粒は2の重量測定装置で
計量され、予備砕細ロール6及び8で皮殻部分が
破壊され、とうもろこし粒は衝撃脱胚芽ロール1
0,12,14,16,18及び20で胚芽が除
去され、次にホツパー22に送られ、篩24で篩
別され、荒い粒子は26からホツパー28に送ら
れ再循環される。コーンフラワーを含む微細な粒
子は32から集められる。中間の荒挽き34,3
6及び38はエアアスピレーター40,42を通
り、振動重量板52,54,56を通り各々集め
られる。第4図は本発明方法の湿式ミリング処理
及び微細な繊維の分離段階を示す。胚乳は計量器
58で測量され浸漬タンク60に供給されて浸漬
され、次に遠心分離スクリーン64を通過し、小
型粒子及び浸漬水は66を通過して浸漬タンク7
4に直接送られるが、大型粒子68は衝撃ミル7
0で小型の粒子に粉砕され浸漬タンク74に合一
される。更に76及び78の浸漬タンクを経て、
含浸した粒子80はスクリーン82を通過し、清
掃物屑穀は84から集められ、粉砕澱粉86は貯
蔵タンク88に集められる。第5図はコーンスタ
ーチ分離、蛋白質分別濃縮段階及び動物飼料製造
段階を図解式に示したフローシートである。粉砕
澱粉タンク88より澱粉スラリーはポンプ90に
よりハイドロクロン分離系92に送られる。ハイ
ドロクロン系は例えば10〜14段階を含む。粉砕澱
粉スラリーはハイドロクロン段階94を通過され
る。94からのオーバーフロー96はハイドロク
ロン98を通り、これからのオーバーフローは集
められる。コーンスターチに富むアンダーフロー
は更にハイドロクロンを通過してコーンスターチ
を含む澱粉に富む102が集められる。98から
の蛋白質に富むオーバーフローは濃縮段階104
で濃縮され動物飼料乾燥器108に集められ、こ
こで清掃物質、繊維(皮殻)、胚芽及び微細な繊
維性屑穀と合一される。更に乾燥されて動物飼料
が形成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 完全とうもろこし粒を乾式ミリング処理
    して (a) 胚乳分別 (b) 胚芽分別 (c) 繊維(皮殻)分別及び (d) 清掃物分別を形成せしめ; (B) (i) 上記(A)(a)の胚乳分別を浸漬し、 (ii) 小型の湿つた胚乳粒子から大型の湿つた胚
    乳粒子を分離し、 (iii) 大型の湿つた胚乳粒子をミリング処理して
    その粒子の大きさを減小せしめ、 (iv) 上記(ii)及び(iii)の湿つた胚乳粒子を一つの

    別に再び合一せしめ、 (v) この胚乳分別を再び浸漬して粉砕澱粉スラ
    リーを形成せしめる というように上記(A)(a)の胚乳分別を湿式ミリン
    グ処理し; (C) 上記(B)(v)の粉砕澱粉スラリーから微細な繊維
    屑殻を分離し; (D) 上記(C)の脱繊維した粉砕澱粉スラリーを澱粉
    に富む分別及び蛋白質に富む分別に分離し; (E) 上記(D)の蛋白質に富む分別を濃縮し; (F) 上記(A)の繊維(皮殻)分別及び清掃物分別、
    上記(C)の微細な繊維屑殻分別、及び(E)の蛋白質
    に富む濃縮物を、これらからとうもろこし油を
    分離することなく(A)の胚芽分別と直接混合して
    湿つた動物飼料生成物を形成せしめ; (G) 上記(E)の湿つた動物飼料生成物を乾燥して目
    的とする動物飼料生成物を得る ことを特徴とする連続的にとうもろこしを精製す
    る方法。 2 上記(A)のとうもろこしの胚芽分別からとうも
    ろこし油を分離する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 上記(A)のとうもろこしの胚芽分別からとうも
    ろこし油を分離しない特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4 上記(B)の湿式ミリング処理に於て処理水(浸
    漬水)対胚乳粒子の初発重量比が約6:1ないし
    約7:1の範囲である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 5 上記(B)(i)の第一段階浸漬処理及び上記(B)(v)の
    第二段階浸漬処理は酸性の又はアルカリ性のPHの
    水性媒質で行なう特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 6 浸漬媒質が酸性である特許請求の範囲第5項
    記載の方法。 7 浸漬媒質が水中二酸化硫黄の溶液よりなる特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8 浸漬媒質がアルカリ性である特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 9 浸漬媒質が水中水酸化ナトリウムの溶液より
    なる特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 上記(B)(i)及び(B)(v)の浸漬段階中の胚乳粒子
    の全滞留時間が約2ないし約6時間の範囲である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 11 上記(B)(iii)のミリング段階に於て約50ないし
    約75ミクロンより大きい寸法を有する胚乳粒子を
    約50ないし75ミクロンまたはそれ以下の大きさに
    減小させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 12 段階(D)は粉砕澱粉スラリーを複数個のハイ
    ドロクロンを通過させることにより行なう特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 13 粉砕澱粉スラリーは約7゜ないし約9゜
    Be′の比重を有するものである特許請求の範囲第
    12項記載の方法。 14 (A) 完全とうもろこし粒を乾式ミリング処
    理して (a) 胚乳分別 (b) 胚芽分別 (c) 繊維(皮殻)分別 (d) 清掃物分別を生成せしめ; (B) (i) 上記(A)(a)の胚乳分別を、処理水(浸漬
    水)対胚乳粒子の初発重量比が約6:1ない
    し約7:1の範囲で水中二酸化硫黄の溶液中
    に浸漬し、 (ii) 小型の湿つた胚乳粒子から約50ミクロン以
    上の大きさを有する湿つた胚乳粒子を分離
    し、 (iii) 約50ミクロン以上の大きさを有する湿つた
    胚乳粒子を衝撃ミリング処理してその粒子の
    大きさを約50ミクロンまたはそれ以下の大き
    さに減小せしめ、 (iv) 上記(ii)及び(iii)の胚乳分別を再び合一せし

    て単一の分別となし、 (v) この胚乳分別を水中の二酸化硫黄の溶液に
    再び浸漬して粉砕澱粉スラリーとなし、かつ
    上記(i)及び(v)の浸漬段階の全体の滞留時間が
    約2ないし約6時間の範囲であるようにする というように上記(A)(a)の胚乳分別を湿式ミリン
    グ処理し; (C) 上記(B)(v)の粉砕澱粉スラリーから微細なとう
    もろこし繊維屑殻を分離し; (D) 約7゜ないし約9゜Be′の比重を有する上記
    (C)の脱繊維した粉砕澱粉スラリーを複数個ハイ
    ドロクロンを通過せしめて澱粉に富む分別より
    なるアンダーフロー及び蛋白質に富む分別より
    なるオーバーフローを得; (E) 上記(D)の蛋白質に富む分別を濃縮し; (F) 上記(A)の繊維(皮殻)分別及び清掃物分別、
    上記(C)の微細な繊維屑殻分別及び上記(E)の蛋白
    質に富む濃縮物を、これらからとうもろこし油
    を分離することなく上記(A)の胚芽分別と直接混
    合して湿つた動物飼料生成物を形成せしめ; (G) 上記(F)の湿つた飼料生成物を乾燥して、目的
    とする飼料生成物を得る ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の連
    続的とうもろこし精製法。 15 とうもろこし油を上記(A)の胚芽分別から分
    離する特許請求の範囲第14項記載の方法。 16 とうもろこし油を上記(A)の胚芽分別から分
    離しない特許請求の範囲第14項記載の方法。
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