JPS627753Y2 - - Google Patents

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JPS627753Y2
JPS627753Y2 JP5753181U JP5753181U JPS627753Y2 JP S627753 Y2 JPS627753 Y2 JP S627753Y2 JP 5753181 U JP5753181 U JP 5753181U JP 5753181 U JP5753181 U JP 5753181U JP S627753 Y2 JPS627753 Y2 JP S627753Y2
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JP
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outer tube
tip
sampler
split barrel
sample
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JP5753181U
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JPS56171889U (ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデニソン型サンプラを改良した回転式
サンドサンプラに関するものである。
従来よりデニソン型サンプラは、所謂ダブルコ
アチユーブを改良したものとして広く知られてお
り、シンオールサンプラ等では押込困難な硬質粘
性土地盤における土質試料の採取に使用されてい
る。
しかしながら、このような特別な目的に対して
優れた性能を発揮するデニソン型サンプラにおい
ても、砂層特にゆるい砂層においてはサンプリン
グが困難である。その主な原因は、サンプラの引
上時において、サンプリングチユーブ内に上部か
ら水、空気等入つて採取した試料が脱落する為で
ある。最近、サンプリングチユーブ上部に弁機構
を設けて、水、空気等の侵入を防止たサンプラも
多く提案されているが、これら弁機構にはサンプ
リング時泥水が通過するので、弁の閉鎖機能が充
分でなく、水、空気等の侵入を完全に防止できな
いものが多い。
また、仮りにサンプルの引上げができたとして
も、採取されたサンプルより砂層中における自然
の状態の土の密度を測定することが困難である。
即ち、従来のサンプラでは、サンプリングチユ
ーブの内周面と採取された試料との摩擦によつて
試料が圧密された状態で採取される。
また、地上へ引上げられたサンプラよりサンプ
リングチユーブを取出し、これを2つ割りする等
の手段により、粘性土の場合は円柱状の形状の一
定体積の試料を取出すことができるが、砂の場合
は試料取出の際に崩壊してしまい一定体積の試料
を取出すことはできない。即ち、仮に圧密されず
に採取された試料であつても、その試料より砂層
における砂の密度を測定することはできない。砂
層よりのサンプリングは、砂の成分、粒度等と共
に砂層における密度を知ることが重要な目的であ
る。従つて、このようなサンプラではその目的を
完全に果すことができない。
本考案の目的は、従来のサンプラによる砂層よ
りの試料採取の問題点を解決した新規なサンドサ
ンプラを提供するにある。
本考案による回転式サンドサンプラは、ロツド
にカツプリンクヘツドを介して連結され、先端に
ビツトを有しロツドと共に回転する外管と、外管
内に同心状に配置され、カツプリングヘツドにベ
アリングを介して保持され、外管とは一体的に回
転しないスプリツトバーレルを有するデニソン型
サンプラにおいて、カツプリングヘツド内に水抜
孔により外部に連通する空洞部を設け、該空洞部
内にスプリツトバーレル内に連通する導管を露呈
させ、その露呈部に弾性体からなる弁座を形成
し、該弁座上にスプリングにより押圧するボール
バルブを設け、スプリツトバーレル内には軸方向
に複数個に分割された内管を嵌装し、スプリツト
バーレル先端に内管の内径より僅かに小な内径を
有し、内管19の離脱を防止し、外管先端のビツ
トより突出するシユーを螺着してあることを特徴
とするサンプラである。
以下、本考案の回転式サンドサンプラを実施例
の図面の第1図に基づいて詳述する。第1図にお
いて、1は外管で、ロツド2の先端に固定された
カツプリングヘツド3に連結管4を介して固定さ
れている。外管1の先端には、先端にビツト5を
有するメタルクラウン6が螺着されている。
カツプリングヘツド3の中心には空洞部7が設
けられ、空洞部7は水抜孔21により外部へ連通
されている。
スプリツトバーレル18は外管1内に、外管1
と同心状に配置され、内部に軸方向に複数個に分
割された内管19が嵌装されている。スプリツト
バーレル18の先端には、内管19の径よりその
径が小さく、ビツト5より突出するシユー20が
螺着されている。
スプリツトバーレル18の外管1内の端部に
は、導管8を有するヘツド17が螺着され、ロツ
クナツト16によつて固定されている。スプリツ
トバーレル18内は導管8に連通している。導管
8はカツプリングヘツド3の空洞部7内に露呈し
ている。スプリツトバーレル18は導管8部で、
カツプリングヘツド3より外管1内に延伸し該ヘ
ツド3に固定されている円筒13に、ベアリング
14,15を介在して外管1と同心状に保持され
ている。従つて、スプリツトバーレル18は外管
1とは一体的に回転しない。9及び9aはベアリ
ング14,15部への水の侵入を防止するシール
材である。
導管8の先端の空洞部7内の露呈部には、ゴム
等の弾性体からなる弁座10が形成され、弁座1
0上にはスプリング11により押圧しているボー
ルバルブ12が配置されている。
次に、このサンプラの作動要領について説明す
る。
サンプラ先端を地面、又はサンプリングの為に
予め掘削した孔の底面に押当て、図示していない
駆動装置によつてロツド2を回転すると、外管が
回転し、ビツト5が回転し地盤を掘削し、シユー
20は回転することなく土中に進入し、シユー2
0先端より試料が内管19内に取込まれる。
この間、ロツド2中を通して外管とスプリツト
バーレル18との間には常に循環泥水が供給さ
れ、ビツト部5周辺を冷却する。ところが、シユ
ー20の先端はビツト5の先端より突出している
ので、シユー20内に取込まれる試料は循環泥水
による洗浄を受けない自然状態で採取される。
一方、シユー20の内径は内管19の内径より
小さいので、採取試料がシユー20中を通過する
ときには、その内周面との間に摩擦を生じるが、
大口径の内管19内に入ると摩擦をほとんど生じ
なくなり、圧密作用をほとんど受けず、自然の密
度と同じ密度で試料が内管19内に取込まれる。
この間スプリツトバーレル18、導管8は回転し
ない。
他方、掘進中の地中にある地下水等は導管8中
を通つて上昇し、その圧力がスプリング11の圧
力よりも大となると、スプリング11の押圧力に
抗してボールバルブ12を押上げて、地下水、空
気等は水抜孔21から外部へ放出される。
試料の採取が完了してサンプラが引上げられる
ときは、ボールバルブ12を下から押上げる圧力
はなく、ボールバルブ12は自重及びスプリング
11により弾性体の弁座10に押圧されている
為、外部より水、空気が侵入することなく、採取
された試料は脱落しない。
サンプラを引上げたのち、外管1を連結管より
取りはずし、スプリツトバーレル18を両端のシ
ユー20及びヘツド17より取りはずすと、スプ
リツトバーレル18は2つ割にされる。このとき
採取された試料は複数個の短い内管19中に収容
されたままであるので、注意して試料の入つてい
る個々の内管19の重量を測定すれば、すでに内
管19の内容量、重量は精密に算定されているの
で、採取された試料の自然状態における密度を正
確に測定することができる。
以上の説明から明らかなように、本考案による
回転式サンドサンプラは空気、水の侵入を許さな
い弁機構と、複数個に分割された短い内管と、内
管より小口径のシユーを有するため、サンプラ引
上時における試料の脱落が全くなく、採取時にお
ける試料の圧密が防止され、サンプラ引上後、こ
の試料にもとづいて自然状態の密度を測定できる
等サンドサンプラとしての優れた効果を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転式サンドサンプラの
一実施例の縦断面図である。 1……外管、2……ロツド、3……カツプリン
クヘツド、5……ビツト、7……空洞部、10…
…弁座、11……スプリング、12……ボールバ
ルブ、18……スプリツトバーレル、19……内
管、20……シユー、21……水抜孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツドにカツプリングヘツドを介して連結さ
    れ、先端にビツトを有しロツドと共に回転する外
    管と、外管内に同心状に配置され、カツプリング
    ヘツドにベアリングを介して保持され、外管とは
    一体的に回転しないスプリツトバーレルを有する
    デニソン型サンプラにおいて、カツプリングヘツ
    ド内に水抜孔により外部に連通する空洞部を設
    け、該空洞部内にスプリツトバーレル内に連通す
    る導管を露呈させ、その露呈部に弾性体からなる
    弁座を形成し、該弁座上にスプリングにより押圧
    するボールバルブを設け、スプリツトバーレル内
    には軸方向に複数個に分割された内管を嵌装し、
    スプリツトバーレル先端に内管の内径より僅かに
    小な内径を有し、外管先端のビツトより突出する
    シユーを螺着してあることを特徴とする回転式サ
    ンドサンプラ。
JP5753181U 1981-04-21 1981-04-21 Expired JPS627753Y2 (ja)

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JPS56171889U JPS56171889U (ja) 1981-12-18
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ID=29652020

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