JPS627653Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627653Y2 JPS627653Y2 JP1981160754U JP16075481U JPS627653Y2 JP S627653 Y2 JPS627653 Y2 JP S627653Y2 JP 1981160754 U JP1981160754 U JP 1981160754U JP 16075481 U JP16075481 U JP 16075481U JP S627653 Y2 JPS627653 Y2 JP S627653Y2
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- Japan
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- core
- paper tube
- water
- winding
- paper
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- Expired
Links
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Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フイルム、紙、ホイル、糸、フイ
ラメント(以下フイルム等という)を巻き取るた
めに用いられる巻芯に関する。
ラメント(以下フイルム等という)を巻き取るた
めに用いられる巻芯に関する。
従来から第4図に示すようにフイルム等を巻き
取る巻芯として、3層の紙層11からなる紙筒1
の外周面に耐水層2が形成されたものが知られて
いる。耐水層2は、紙にフエノール樹脂等の合成
樹脂を含浸させたもの、金属ホイル等を紙筒1の
外周面に貼着することにより形成される。この巻
芯は紙筒1の外周面に耐水層2が形成されている
から巻芯の外周面から紙筒1への水分の吸収を防
止できる。しかしながら、その紙筒1の端面およ
び内周面から紙筒1への水分の吸収を防止するこ
とができないので、巻芯の製造業者が巻芯の見込
生産を行なつた場合に、巻芯を長期間自然環境内
で保存すると、巻芯の紙筒1に水分が吸収され、
巻芯が伸縮したり巻芯の強度が減少したりする。
したがつてこの巻芯を見込生産する場合には、湿
度、温度等が調整できるようにした保存施設に巻
芯を保存しなければならず、そのための設備費が
高価となる。
取る巻芯として、3層の紙層11からなる紙筒1
の外周面に耐水層2が形成されたものが知られて
いる。耐水層2は、紙にフエノール樹脂等の合成
樹脂を含浸させたもの、金属ホイル等を紙筒1の
外周面に貼着することにより形成される。この巻
芯は紙筒1の外周面に耐水層2が形成されている
から巻芯の外周面から紙筒1への水分の吸収を防
止できる。しかしながら、その紙筒1の端面およ
び内周面から紙筒1への水分の吸収を防止するこ
とができないので、巻芯の製造業者が巻芯の見込
生産を行なつた場合に、巻芯を長期間自然環境内
で保存すると、巻芯の紙筒1に水分が吸収され、
巻芯が伸縮したり巻芯の強度が減少したりする。
したがつてこの巻芯を見込生産する場合には、湿
度、温度等が調整できるようにした保存施設に巻
芯を保存しなければならず、そのための設備費が
高価となる。
この考案は上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、上記欠点を解消して全体の耐水性の非常に
高い巻芯を提供し、したがつて巻芯の見込生産を
行なつた場合に、巻芯の自然環境内での長期保存
を可能としようとするものである。
つて、上記欠点を解消して全体の耐水性の非常に
高い巻芯を提供し、したがつて巻芯の見込生産を
行なつた場合に、巻芯の自然環境内での長期保存
を可能としようとするものである。
この考案による巻芯は、紙筒の外周面に耐水層
が形成された巻芯本体の両端部が内方に折曲さ
れ、この折曲端部に紙筒端面を含む巻芯本体の中
空内部を密閉する耐水性の閉鎖体が固着されてい
ることを特徴とする。耐水性の閉鎖体の材料とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ
ルなどの合成樹脂、アルミホイル、鉄ホイルなど
の金属ホイル、ゴム、合成樹脂ラメネート紙、金
属ホイルラミネート紙、合成樹脂コーテイング紙
が用いられる。閉鎖体を巻芯本体の両端部に固着
するには、接着剤による接着、閉鎖体が合成樹脂
であればヒータ、高周波、超音波による溶着、そ
の他閉鎖体を巻芯本体の端部にはめ止めるなどの
方法がある。接着剤としては耐水性のある接着剤
たとえば熱可塑性接着剤、エラストマ系接着剤を
用いることが好ましい。また閉鎖体の形状は、巻
芯本体の紙筒端面および開口部を閉鎖できれば、
平坦状、キヤツプ状、など任意の形状でよい。
が形成された巻芯本体の両端部が内方に折曲さ
れ、この折曲端部に紙筒端面を含む巻芯本体の中
空内部を密閉する耐水性の閉鎖体が固着されてい
ることを特徴とする。耐水性の閉鎖体の材料とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ
ルなどの合成樹脂、アルミホイル、鉄ホイルなど
の金属ホイル、ゴム、合成樹脂ラメネート紙、金
属ホイルラミネート紙、合成樹脂コーテイング紙
が用いられる。閉鎖体を巻芯本体の両端部に固着
するには、接着剤による接着、閉鎖体が合成樹脂
であればヒータ、高周波、超音波による溶着、そ
の他閉鎖体を巻芯本体の端部にはめ止めるなどの
方法がある。接着剤としては耐水性のある接着剤
たとえば熱可塑性接着剤、エラストマ系接着剤を
用いることが好ましい。また閉鎖体の形状は、巻
芯本体の紙筒端面および開口部を閉鎖できれば、
平坦状、キヤツプ状、など任意の形状でよい。
以下第1図から第3図を参照して、この考案の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第1図はこの考案の第1実施例を示しており、
この巻芯では、3層の紙層11からなる紙筒1の
外周面に耐水層2が形成されてなる巻芯本体3の
両端部が内方に折曲され、この折曲両端部の両端
に紙筒端面4を含む巻芯本体3の中空内部を閉鎖
する耐水性の閉鎖体5が固着されている。
この巻芯では、3層の紙層11からなる紙筒1の
外周面に耐水層2が形成されてなる巻芯本体3の
両端部が内方に折曲され、この折曲両端部の両端
に紙筒端面4を含む巻芯本体3の中空内部を閉鎖
する耐水性の閉鎖体5が固着されている。
閉鎖体5は円板状であつて、塩化ビニルで作ら
れており、この肉厚は、フイルム等を巻き取る際
に、指で破れるように薄肉となつている。閉鎖体
5は、その周縁部が巻芯本体3の折曲両端部の両
端に加熱溶着されている。Aは固着部を示してい
る。
れており、この肉厚は、フイルム等を巻き取る際
に、指で破れるように薄肉となつている。閉鎖体
5は、その周縁部が巻芯本体3の折曲両端部の両
端に加熱溶着されている。Aは固着部を示してい
る。
第2図および第3図はこの考案の他の実施例を
示している。なお、第2図および第3図におい
て、第1図と同じものには、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
示している。なお、第2図および第3図におい
て、第1図と同じものには、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
第2図はこの考案の第2実施例を示し、閉鎖体
5はゴムが断面略コの字状に成形されたものであ
り、きつくかつ着脱自在に巻芯本体3の折曲両端
部にはめ被せられている。そして、この閉鎖体5
は、フイルム等を巻き取る際に取りはずされ、巻
き取り後、再び巻芯本体3の折曲両端部にはめ被
せられる。この閉鎖体5は弾性のある合成樹脂を
成形してつくることもできる。
5はゴムが断面略コの字状に成形されたものであ
り、きつくかつ着脱自在に巻芯本体3の折曲両端
部にはめ被せられている。そして、この閉鎖体5
は、フイルム等を巻き取る際に取りはずされ、巻
き取り後、再び巻芯本体3の折曲両端部にはめ被
せられる。この閉鎖体5は弾性のある合成樹脂を
成形してつくることもできる。
第3図はこの考案の第3実施例を示し、閉鎖体
5はポリプロピレンでつくられ、底面部5Aと縁
部5Bとからなるキヤツプ状である。そして、閉
鎖体5は巻芯本体3の折曲両端部の内周面に加熱
溶着されている。
5はポリプロピレンでつくられ、底面部5Aと縁
部5Bとからなるキヤツプ状である。そして、閉
鎖体5は巻芯本体3の折曲両端部の内周面に加熱
溶着されている。
以上説明したように、この考案による巻芯は、
紙筒の外周面に耐水層が形成された巻芯本体の両
端部が内方に折曲され、この折曲端部に紙筒端面
を含む巻芯本体の中空内部を密閉する耐水性の閉
鎖体が固着されているから、巻芯の両端部を強固
にできるとともに、紙筒の外周面から紙筒への水
分の吸収を防止できることはもちろんのこと、紙
筒の端面および内周面から紙筒への水分の吸収を
も防止することができ、耐水性の非常に高い巻芯
が実現できる。したがつてこの巻芯の見込生産を
行なつた場合において、この巻芯の自然環境内で
の長期保存が可能となる。
紙筒の外周面に耐水層が形成された巻芯本体の両
端部が内方に折曲され、この折曲端部に紙筒端面
を含む巻芯本体の中空内部を密閉する耐水性の閉
鎖体が固着されているから、巻芯の両端部を強固
にできるとともに、紙筒の外周面から紙筒への水
分の吸収を防止できることはもちろんのこと、紙
筒の端面および内周面から紙筒への水分の吸収を
も防止することができ、耐水性の非常に高い巻芯
が実現できる。したがつてこの巻芯の見込生産を
行なつた場合において、この巻芯の自然環境内で
の長期保存が可能となる。
また巻芯本体の開口部は閉鎖体によつて閉鎖さ
れているから巻芯の中空部内にほこり、昆虫など
の不要物が入り込むのを防止できる。
れているから巻芯の中空部内にほこり、昆虫など
の不要物が入り込むのを防止できる。
第1図から第3図はそれぞれこの考案の第1〜
第3実施例を示す断面図であり、第4図は従来の
巻芯を示す部分断面図である。 1……紙筒、2……耐水層、3……巻芯本体、
4……紙層端面、5……閉鎖体。
第3実施例を示す断面図であり、第4図は従来の
巻芯を示す部分断面図である。 1……紙筒、2……耐水層、3……巻芯本体、
4……紙層端面、5……閉鎖体。
Claims (1)
- 紙筒の外周面に耐水層が形成された巻芯本体の
両端部が内方に折曲され、この折曲端部に紙筒端
面を含む巻芯本体の中空内部を密閉する耐水性の
閉鎖体が固着されている巻芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16075481U JPS5864669U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 巻芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16075481U JPS5864669U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 巻芯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5864669U JPS5864669U (ja) | 1983-04-30 |
JPS627653Y2 true JPS627653Y2 (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=29953142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16075481U Granted JPS5864669U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 巻芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5864669U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4630057B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-02-09 | 村角株式会社 | ロール体用止め具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4118107Y1 (ja) * | 1964-05-13 | 1966-08-23 | ||
JPS5240625A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-29 | Showa Prod | Composite cylindrical body and article thereof |
-
1981
- 1981-10-27 JP JP16075481U patent/JPS5864669U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4118107Y1 (ja) * | 1964-05-13 | 1966-08-23 | ||
JPS5240625A (en) * | 1975-09-22 | 1977-03-29 | Showa Prod | Composite cylindrical body and article thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5864669U (ja) | 1983-04-30 |
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