JPS627651A - 化学処理されたガラス繊維 - Google Patents

化学処理されたガラス繊維

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JPS627651A
JPS627651A JP61154965A JP15496586A JPS627651A JP S627651 A JPS627651 A JP S627651A JP 61154965 A JP61154965 A JP 61154965A JP 15496586 A JP15496586 A JP 15496586A JP S627651 A JPS627651 A JP S627651A
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    • C03C25/10Coating
    • C03C25/24Coatings containing organic materials
    • C03C25/26Macromolecular compounds or prepolymers
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • Y10T428/2964Artificial fiber or filament

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は加工を施すあいだに破壊される傾向が減少され
た繊維からなる、化学的に処理されたガラス繊維、撚り
がかけられたおよび撚りがかけられていないストランド
、ストランドの紡玉(bundles of’ 5tr
ands)、織布および不織布に関する。
[従来の技術および問題点] 製織される撚りがかけられたまたは撚りがかけられてい
ないストランドおよびヤーンとして用いられるガラス繊
維は、あまり多くの破壊された繊維やあまり多くの毛羽
(f’uzz)を発生しないで加熱および/または製織
のきびしさに耐えなければならない。未処理のガラス繊
維は脆く、撚りがかけられたり、製織されたばあいには
破壊されるであろう。いったんスターチ・オイル(st
arch−oil)の化学処理組成物で被覆されれば、
ガラス繊維はよりしなやかになる。これらの処理された
ガラス繊維は、繊維破壊および毛羽発生の許容レベルで
加熱され、織られている。
スターチ・オイルで処理されたガラス繊維ストランドか
ら織布を作製する際に、繊維上のスターチ・オイル残渣
は熱洗浄(heat cleanlng)によって除去
される。この除去は、ガラス繊維の本来の強度を減少さ
せ、結果として熱洗浄された織物上に灰(ash)を存
在させることになる。
電気回路盤への適用においては、補強布(relnf’
orclng f’abric)の灰分の量は、布(f
’abric)の電気伝導度(conductivit
y)を最小とするために低く保たれなければならない。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明の目的は、加熱、製織またはさらに加工する際に
繊維破壊または毛羽発生が減少した傾向を有する化学的
に処理されたガラス繊維を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前述の目的および後述する記載から導かれる他の目的は
、本発明によって達成される。本発明の化学的に処理さ
れたガラス繊維は、水性化学処理組成物から生じる潤滑
相(1ubrlclousphase)を有する不均質
な残渣をもつガラス繊維である。水性化学処理組成物は
水、潤滑相および軟質フィルムを形成するフィルム形成
ポリマーを有する。水性化学処理組成物の固形分の少な
くとも約30重量%中に存在する潤滑系(lubric
ating 5ysteIll)は1種または2種以上
のポリオキシアルキレンポリオールまたは有効高分子*
 (er[’ect1ve high 1Iolecu
lar weight)を宵するポリアルキレンポリオ
ールと1種または2種以上のカチオン性潤滑剤を有する
。潤滑系には、その1種または2種以上のポリオールは
水性化学処理組成物の不均質な残渣の潤滑相を形成する
潤滑系の有効量だけ存在する。軟質フィルムは、ポリビ
ニルピロリドン、カルボキシル化されたスチレン−ブタ
ジエンコポリマー、ポリウレタンポリマーやデンプン(
starch)のようなフィルム形成材料によって形成
される。フィルム形成ポリマーは、フィルムを形成する
のに有効な量で存在している。水は、繊維の形成時また
はいく分か後の時点でガラス繊維ストランドを製造する
際にガラス繊維が水性化学処理組成物で処理されうるの
に有効な量だけ存在する。水性化学処理組成物にはまた
つぎのような1種または2種以上の成分を存在させるこ
とができる。すなわち、1種または2種以上のオルガノ
シランカップリング剤、1種または2種以上の潤滑剤で
変性されたオルガノシランカップリング剤、1種または
2種以上のワックス、1種または2種以上の非イオン性
潤滑剤を存在させることができる。使用の際にはワック
スおよび非イオン性潤滑剤は潤滑系の一部分である。
化学的に処理されたガラス繊維は、大気状態で乾燥され
うるかまたは水性化学処理組成物の水分含量を減らし、
該水性化学処理組成物から不均質な潤滑相含有残渣を形
成するのに充分な時間で温度をあげて乾燥されうる。
[実施例] いかなる繊維にもなりうるガラス組成物のガラス繊維は
、本発明に用いうる。たとえば、「E−ガラス」、「B
21−ガラスJおよびこれらの低ボロンまた。は自由ボ
ロン(free boron)および/またはフッ素誘
導体を使用しつる。ガラス繊維は、当業者に知られてい
るいかなる方法によってそれらに適用される水性化学処
理組成物を有することができる。適用の時期は、ガラス
繊維ストランドの製造工程においていかなる段階であっ
てもよいが、好ましくは直接溶融加熱炉または間接溶融
加熱炉からガラス繊維組成物が供給され、ブツシュにお
ける小さなオリフィスから繊維が形成された直後に適用
されるのが好ましい。また水性化学処理組成物はガラス
繊維の製造工程におけるどのようなその後の時点におい
てもガラス繊維に適用することができる。
水性化学処理組成物の潤滑系は、有効分子量(efTe
ctive molecular weight)をも
つポリアルキレンポリオールまたはポリオキシアルキレ
ンポリオールの少なくとも1種または2種以上を有する
。ポリオキシアルキレンおよびポリアルキレンポリオー
ルはポリエーテルポリオールとして知られている化合物
の類に属するものである。有効分子量をもつ水分散性ポ
リオキシアルキレンポリオールは、アルキレンオキシド
の塩基触媒反応(base catalyzed re
action) 、ツまりメチレンオキシド、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなど
のようなアルキレンオキシドと、グリセロール、トリメ
チロールプロパンおよび1.2.6−ヘキサントリオー
ルのようなトリオールとの塩基触媒反応のごとく、当業
者に知られている適切な方法によって作製することがで
きる。4またはそれ以上の水酸基をもつポリオールは、
同様にアルキレンオキシドと反応をしてオキシアルキル
化された誘導体をつくる。生成した固形物質が水中で界
面活性剤とともに好適に乳化するのであれば、高級アル
キレン材料、ペンタエリスリトールのような高級ポリオ
ール材料および糖アルコール(sugar alcoh
ols)を用いることができる。このことは、ポリオキ
シアルキレンポリオールの水分散性に関係している。し
たがって、ポリオキシアルキレンポリオールはそれが水
中で分散、乳化または溶解が可能であるかぎり、固体ま
たは液体のいずれであってもよい。好ましくはポリオー
ルはガラス繊維上の水性化学処理組成物の不均質残渣中
で液体潤滑相を生じる液体であるのがよい。ポリオール
が液体ではなく、乳化したまたは分散した固体であるば
あい、もし液体潤滑相が望まれるのなら、残渣中にさら
に多くの水分が保たれなければならないであろう。
さもないと残渣中に固体潤滑相が形成されるかもしれな
い。1または2以上のこれらのポリオキシアルキレンポ
リオールの量は水性サイジング組成物の約0.5〜約5
重量%の範囲内である。
これらのポリエーテルポリオールの例としては、トリメ
チロールプロパンのポリ(オキシプロピレン)付加物、
グリセロールのポリ(オキシプロピレン)付加物;トリ
メチロールプロパンのポリ(オキシプロピレン−B−オ
キシエチレン)付加物(poly(oxypropyl
ene−B−oxyethylene)adducls
)などがあげられる。ポリオールの有効分子量とは、軟
質フィルム形成ポリマーとともに不均質潤滑相(IH−
h□l110gH60us 1ubrlciousph
ase)を形成する分子量のことである。これらのポリ
エーテルポリオールの好適な平均分子量の範囲の例は、
一般に約300〜約12.000、好ましくは約700
〜約10.000である。また、これらのポリエーテル
ポリオールの混合物としては平均分子量7000の液体
ポリアルキレンポリオールと平均分子量10.000の
液体ポリオキシアルキレンポリオールの混合物が好まし
く用いられる。
この混合物においては、ポリオキシアルキレンポリオー
ルはトリメチロールプロパンのポリ(オキシプロピレン
)付加物である。この混合物においては、その2つの材
料の割合はいかなるものを有していてもよいが、50/
 50の割合の混合物であるのが好ましい。この混合物
は、米国ミシガン州、ワイアンドットにあるBASF−
ワイアンドットコーポレーション(BASF−Wyan
dotte Corporation)の工業化学グル
ープ(Industrial Chemicals G
roup)から入手しうるプルラコール■(Plura
col” ) V−7ポリオールという名前で市販され
ている液体ポリアルキレンポリオールとプルラコール■
V−10ポリオールという名前で市販されている液体ポ
リオキシアルキレンポリオールを組合せることによって
調製される。
プルラコール■V−7ボリオールは以下のような性質を
有する。
性 比  重 (25℃/25℃)      1.090
引火点          2B5.8℃(510下)
燃焼点          304.4°C(5H丁)
流動点          −3,9℃(+25’F)
2.5%水溶液の逆くもり点  82°C(180″F
)溶 解 性 水、アルコール類、グリコール類に可溶 川沿系においてプルラコール■V−7との混合物に好ま
しく用いられるプルラコール[F]■−10ポリオール
は以下のような性質を有する。
性 外 観  透明淡黄色粘稠液 比 重(15,8℃(60下)/15.8℃(60’F
))1.089 (BWC試験) 引火点  265.8℃(510”F) (ASTM 
D92−52)発火点  279.4℃(535”l?
) (ASTM D92−52)せん断安定度 +1%
(nod、VVL791 method(基準耐火液中
、12,000サイクル、1,000psiの条件下で
の粘度変化) 有効分子量をもつポリエーテルポリオールに加えて、川
沿系は1種または2種以上のカチオン性潤滑剤を含む。
カチオン性潤滑剤は、ガラス繊維に対して外部潤滑剤(
externa]1ubricant)として作用し、
アミド化されたポリアミン(amidated pol
yamine)/I!ll滑剤またはポリアルキレンペ
ンタミンとステアリン酸のアルキルイミダゾリン反応(
alkyl 1m1dazolinereact Io
n)生成物のようなファイバーガラスサイジング(ri
ber glass sizing)の当業者に知られ
ているいかなるカチオン性潤滑剤をも用いることができ
る。部分的アミド化されたポリアミンの好適な例として
は炭素数2〜約18の脂肪酸    ・と分子量約12
00のポリエチレンイミンの混合物の反応生成物のよう
な部分的にアミド化されたポリアルキレンイミンである
エメリーラブ(Efflerylube)材料がある。
この反応生成物は約300〜400の残留アミン値(r
esidual aminevalue)をもつ。また
この材料の希釈液を用いて    :′もよい。酸をア
ミド化する脂肪酸としてはペラルゴン酸が好ましい。こ
れらの材料は米国オハイオ州、シンシナティーにある二
バー◆イン    、、1ダストリーズ・インコーホレ
ーテッド(E+++eryIndustr1es、 I
nc、)から商品名エメリー(Eg+ery)6717
、エメリー6760、エメリー6717の50%活性′
<−ジョン(active verslon)として入
手しつる。    □ア7.や7.イE 9’ V+)
 >ヤヵヵ第2□□。つj   ′)□ としてはカチオン−X(Cation X)潤滑剤とし
て入     □→ 手しうる材料があげられる。            
 ′1潤滑系には、有効分子量をもつポリエーテルポリ
オールの1種または2種以上を潤滑系の固形分の有効量
だけ存在させる。有効量とは、ガラス繊維上の水性化学
処理組成物の残渣中の不均質潤滑相の形成によって生じ
る有効分子量と同時に与えられる量のことである。潤滑
系におけるポリオールの量は、潤滑系の固形分に基づく
卓越量(predominant amount)であ
るのが好ましい。ポリエーテルポリオールとカチオン性
潤滑剤との割合は、もしポリエーテルポリオールの量が
減れば、カチオン性潤滑剤の量が増加されうるように変
えることができる。潤滑系におけるカチオン性潤滑剤の
量は通常、ポリオールの量に比べて少ない。好ましくは
、カチオン性潤滑剤の量は、潤滑系の固形分の約2〜約
20重量%の範囲内でかつ、水性化学処理組成物の固形
分の約1〜約20重量%の範囲内である。水性化学処理
組成物中の潤滑系の量は、残渣の不均質潤滑相を形成す
るように該組成物の固形分の少なくとも約30重量%で
あるべきである。好ましくは、潤滑系の量は固形分の約
50〜約80重量%である。
ポリエーテルポリオールおよびカチオン性潤滑剤に加え
て、潤滑系には、また他の成分を、必要ではないが、1
種または2種以上含宵させてもよい。該潤滑系には、基
本的には液体石油や液体植物油(liquid veg
etable oil)がないのが好ましい。付加成分
にはその材料を液体とするような約1000以下の低分
子量を有するカルボワックス(Carbovax)材料
、微結晶(microcrystalline)ワック
スおよび内部潤滑(internally lubrl
cating)オルガノシランエステルカップリング剤
が含まれる。
ポリエチレングリコールおよびワックスは、ガラス繊維
に対する水性化学処理組成物に用いられる、当業者に知
られCいるいかなるポリエチレングリコールおよびワッ
クスであってもよい。用いられるポリエチレングリコー
ルの量は、カチオン性潤滑剤とほぼ同量から水性化学処
理組成物の固形分に基づくポリエーテルポリオールの約
1/2の量までとることができる。潤滑系中のワックス
の量は、一般に水性化学処理組成物の固形分に基づく潤
滑系におけるカチオン性潤滑剤の量よりも若干少ない量
からその約2倍量までとりうる。潤滑系中に存在するポ
リエチレングリコールおよびワックスの好ましい量は、
ポリエチレングリコールの量がポリエーテルポリオール
の半量よりもわずかに少ない量で、ワックスの量がカチ
オン性潤滑剤と同量前後である。好ましいポリエチレン
グリコールの例としては、ユニオン・カーバイド社(υ
n1on CarbideCorporation)か
ら人手しうるカルボワックス(Carbowax) 3
00がある。
使用しうるワックスエマルジョン (wax emulslon)の例としては、微結晶ワ
ックス、パラフィンワックス(paraf’f’1ni
c wax)またはこれらの混合物、あるいは一般に使
用されている量で用いられる適当なワックスエマルジョ
ンが含まれる。適切なワックスエマルジョンとしてはモ
ービル・オイルφカンパニー(Mobil Ollco
mpany)から商品名「モービルサーワックス」(M
obilcer waxes)を人手することができる
。これらのワックス類は、一般に50℃以上の融点をも
ち、微結晶ワックスに対しては好ましい融点は約100
℃以上、さらに好ましくは約135℃である。パラフィ
ンワックスを使用するときは、その融点は、一般に約5
0〜約80℃のあいだで変えるべきである。
微結晶ワックスの例としてはモービル・ケミカル・カン
パニー (Mobil Chemical Compa
ny)    ・から商品名モービルサー・キューワッ
クス(Mobilcer−Q wax)または商品名ポ
リメコン(Polymekon)SPP−Wが入手しう
る材料である。
内部潤滑オルガノシランエステルカップリング剤が存在
しているばあいには、潤滑系中の力  “チオン性潤滑
剤の量を減らすことができる。内部潤滑オルガノシラン
エステルカップリング剤は、内部潤滑剤として機能する
。この原料は、シランカップリング剤に対して高分子量
を有しており、その粘度は、ガンマアミノブ口ピルトリ
エトキシシランのようなシランカップリング剤の3〜6
倍程度である。内部潤滑剤は繊維間およびストランドに
潤滑性を与える。好適な内部潤滑剤シランカップリング
剤の例としては、ユニオン・カーバイト社から入手しう
る実験番号Y−9682のオルガノシランエステルがあ
げられる。この材料は、潤滑系の一部として水性化学処
理組成物の固形分の約2重量%以上で用いることができ
る。
水性化学処理組成物には、潤滑系に加えて軟質または非
脆性フィルムを形成する水分散性または乳化性のフィル
ム形成ポリマーの1種または2種以上が存在している。
フィルム形成ポリマーは、もし該フィルム形成ポリマー
それ自体から作製されたフィルムが非可塑化ポリ酢酸ビ
ニルから作製されたフィルムと似ているのなら、きわめ
て硬いフィルムを形成する。さら、に連続したフィルム
を形成するフィルム形成ポリマーとしては、これらの材
料の量は、好ましくは連続したフィルムよりも小さいも
のを形成する水性化学処理組成物に限定すべきである。
フィルム形成ポリマーは、ストランドやヤーンのような
繊維の束(bundle)のなかの繊維のあいだに保全
性(integrity )を提供するが、そのフィル
ムは、潤滑系およびフィルム形成ポリマーがガラス繊維
上に均一相を形成する程度には連続していない。これら
のフィルム形成ポリマーの例としては、ポリビニルピロ
リドン、カルボキシル化スチレン−ブタジエンコポリマ
ー、エラストマー性ポリウレタン詞よびデンプンがある
水中で乳化しつるまたは分散しつるフィルム形成ポリマ
ーはいずれも水性化学処理組成物に添加する前に、あら
かじめ乳化(pre−ea+ulsi f’y)するか
またはあらかじめ分散(pre−disperse)す
るのが好ましい。水性化学処理組成物中におけるフィル
ム形成ポリマーの量は、フィルムを形成するに冑効な量
である。この量は、ガラスファイバー上にアト−オン(
2dd−on)を供給し、ガラス繊維の表面上にフィル
ム形成ポリマーの水分が減少された残渣の少なくとも断
続的な被覆を提供する量である。このフィルムは軸方向
に目体保持性を有する必要はないが、少なくとも容認し
うる厚さをもつ断続的な被覆を形成しなければならない
「ポリビニルピロリドン」とは、下記のように一般式: %式% (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素
原子または低級アルキル基を示す)で表わされるモノマ
ーの付加重合反応によってえられるホモポリマーのいか
なるものをも意味する。このようなモノマーの例として
、N−ビニル−2−ピロリドン、5−メチル−N−ビニ
ル−2−ピロリドン、4−メチル−N−ビニル−2−ピ
ロリドン、5−エチル−N−ビニル−2−ピロリドン、
4−エチル−N−ビニル−2−ピロリドン、3−メチル
−N−ビニル−2−ピロリドン、3−エチル−N−ビニ
ル−2−ピロリドン、3.3−ジメチル−N−ビニル−
2−ピロリ下ン、3.5−ジメチル−N−ビニル−2−
ピロリドンなどがあげられる。これらのモノマーおよび
これらの単独重合生成物は当業界に知られているもので
ある。ポリビニルピロリドンは、約5.000〜100
,000の平均分子量をもっていることが好ましく、さ
らにに−3り (分子量約30,000)ポリビニルピ
ロリドンを用いることがもっとも好ましい。
カルボキシル化されたブタジェンポリマーまたはカルボ
キシル化されたブタジェン−スチレンコポリマーは約8
0重量%以下の結合スチレン含m (bound 5t
yrene cotent)を存し、そのコポリマーの
約1〜10重量%の範囲でカルボキシル化されたffi
 (amount ol’ carboxylatlo
n)を有することができる。カルボキシル化されたスチ
レン−ブタジエンコポリマーまたはカルボキシル化され
たブタジェンポリマーはポリマー鏡上にカルボキシル基
がグラフトされるという共重合波術またはグラフト重合
技術を介して製造されうる。結合スチレンの量は、ポリ
マーまたはコポリマーの約85重量%まで高くなりうる
。カルボキシ化する量は、結合スチレンの量によって間
接的に変えうる。本発明において使用される好適なカル
ボキシル化されたスチレン−ブタジエンコポリマーはア
クロポリマーズ社(Acr。
Polymers、 Inc、)によって商品名ダイレ
ックス(Dylex) 55Eとして市販されているコ
ポリマーである。この材料は、コポリマーの60重量%
の結合スチレン、コポリマーの約1〜5重量%の範囲で
カルボキシル化された量、50重量%の総固形分、pu
to、90センチボイズの平均粘度および30ダイン/
cmの表面張力を有する。カルボキシル化されたスチレ
ン−ブタジエンコポリマーは、酸や無水物のようなモノ
塩基またはジ塩基カルボキシル化剤によってうろことが
できる。
使用しうるフィルム形成ポリマーのもうひとつの例とし
てデンプン、変性されたデンプンまたはデンプンと変性
されたデンプンの混合物があげられるが、これらは、ガ
ラス繊維に対して水性化学処理組成物に使用される当業
者によって知られているように、使用することができる
好ましいデンプンの例としては、米国特許第3.227
,192号明細書および第3.2135.516号明細
書に開示されているものがあげられ、これらのものはと
もに参考として本明細書中に盛込まれている。水に溶解
しつる、分散しうるまたは乳化しうるフィルム形成ポリ
マーの量は、水性化学処理組成物の固形分の約45重量
%以上である。
使用しうるもうひとつの好ましいフィルム形成ポリマー
は1種または2種以上のポリウレタンポリマーである。
「ポリウレタン」という語は、少なくとも2つの活性水
素とジおよび/またはポリイソシアネートとを含有する
有機化合物の反応生成物を意味する。ここで生成ポリマ
ーはエラストマーの硬化性のポリウレタンまたはポリウ
レタンウレア(urea)タイプのポリマーである。[
エラストマーの(elastomerlc) Jとはポ
リウレタン単独のフィルムが100%伸長時のモジュラ
スが200〜2.000psl程度であることを意味す
る。好ましくは、ポリウレタンは約lOのショア(Sh
ore) A硬度から約75〜80のシヨアD硬度をも
つ。ショア硬度試験は、ショア・デュロメーター(Sh
ore duroa+eter)で標準的な手順で行な
われ、伸びはASTHの試験手順D412にしたがって
測定される。好ましくは、少なくとも2つの活性水素を
有する有機化合物は、ポリエステルポリオールまたはポ
リエーテルポリオールのようなポリオールであり、もっ
とも好ましくは、直鎖のポリオールである。ポリエステ
ルをベースにしたポリウレタンエラストマーの例として
はそのポリエステルがアジピン酸のようなカルボン酸か
ら調製されたものが含まれ、そのグリコール部分がエチ
レングリコール、1.2−プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコールおよび1.4−ブチレングリコ
ールなどの材料からえらばれつる。使用しつる多官能 Cpolyrunctlonal)ポリエステルの例と
してはさらに、フタル酸無水物、アジピン酸、エチレン
グリコール、トリメチロールプロパンなどをベースとす
るものである。ポリオールの分枝がわずかであるのは容
認できるが、分枝が増せば、よりじん性が増し、より硬
くモして可撓性において劣ったフィルムとなるので、官
能性度(degree of f’uctionall
ty)やポリオールの分枝は最小限に保たなければなら
ない。通常ポリウレタンを形成するために用いられるジ
またはポリイソシアネートは、芳香族イソシアネート、
脂肪族イソシアネートおよびこれらの混合物から選択さ
れるが、脂肪族イソシアネートが好ましい。用いられう
るポリイソシアネートの例としては、トルエンジイソシ
アネートの芳香族イソシアネートおよびヘキサメチレン
ジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、そ
の脂肪族基がメチルまたはエチルであるリシンジイソシ
アネート、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート
、ビス(2−イソシアナトエチル)カーボネートおよび
有機基が、本質的に炭素数36の炭化水素残基であるジ
メリルジイソシアネートである。他の用いてもよいイソ
シアネートとしては、4,4−ジフェニルメタンジイソ
シアネートがある。ポリウレタンポリマーは非硬化性ま
たは硬化性材料として当業者によって知られている適当
な方法でつくられる。たとえば、ジイソシアネート、ポ
リオールまたはエポキシのような付加的なモノマーをポ
リマーに添加されうるし、および/または硬化しうる残
渣をそのポリマー中に導入されうる。ポリウレタンポリ
マーは、当業者に知られているワン−ショット(one
−shot)法またはシングルステップ法によって、ま
たは水分散性ポリウレタンを製造するために当業者に知
られているジイソシアネートの必要とされるモル部分(
lecessarymolar portions)を
有する直鎖またはわずかに分枝したポリオールを用いた
2ステツプ鎖延長法(tvo 5tep chain 
extension process)によってつくら
れうる。これら種々のエラストマーの硬化性のポリウレ
タンの1種または2種以上は、本発明の水性コーティン
グ組成物中で用いられうる。とくに、2種または3種以
上のポリウレタンがサイジング処理がなされたガラス繊
維上の被膜物に対して所望の硬度および/または伸び特
性を達成するために混合されうる。これらのエラストメ
リックな硬化性ポリウレタンは、非イオン性、カチオン
性および/またはアニオン性および/または両性(af
fll)hoterie)または双性(zvitter
ionle)を有しうる分散剤および乳化剤を用いるこ
とによって水に溶解しえ、乳化しえ、または分散しうる
。さらに、ポリウレタンポリマーは、1種または2種以
上の分散剤または乳化剤をポリウレタンポリマーをつく
るための他のポリウレタン製造(producing)
モノマーと組み合わせることによって内部的に乳化(1
nternally emullt’iy)されうる。
硬化性ポリウレタンは、水性化学処理組成物の残渣の固
形分にもとづいて、または乾燥基準にもとづいて約10
%またはそれ以下を架橋することによって、硬化性を有
する。
商業的に入手しうるポリウレタンポリマーの特定の例と
しては、ウィチコーケミカル・コーポレーションCW1
tco Chea+1cal Corporatfon
)から入手しつるウイチコボンド(Vitcobond
)W−290−)1のようなポリエステルをベースにし
たポリウレタン分散剤とモバイーケミカルOコーポレー
ション(Mobay Chemical Corpor
ation)から入手しうるXシー110分散剤の混合
物があげられる。XW−110材料は、水/N−メチル
ー2−ピロリドン中に分散している、充分に反応したポ
リウレタンでありフリー・イソシアネート(freel
socyanates)は含まない。この分散液は、か
すんだオフ −ホワイトの外観を呈しており、35%の
固形分(solid 1evel)を有し、密度は8.
7ボンド/ガロンである。25℃(77下)における粘
度は、130epsで表面張力は41ダイン/■である
。このフィルムの物性は、つぎのとおりである。
外観:透明 引張り強度: 8.800ps1 破断時の伸び2170% 100%伸長モジュラス: 5200psi降伏率(y
ied fllodulus) : 57DOpslウ
ィチコボンドW−290−Hポリウレタンは、乳白色の
外観を呈し、化学的な分類においては脂肪族性のもので
あり、固形分は65%で陰イオン性の電荷を有し、粒径
は約2μ凹で25℃(77下)におけるpH値は7.5
であり、25℃(77下)におけるブルックフィールド
(Brookl’1eld) LVFによる粘度は20
0cpsであり、表面張力は42ダイン/(2)である
。該1−290−)1材料のフィルム特性は、引張り強
度が4500ps1 、伸びが720%で、100%伸
長時のモジュラスが250psi、300%において5
40psl、  500%において1550psfであ
る。これらの分散剤の混合物は、所望の範囲におけるモ
ジュラスを与えればいかなる割合でもよい。
好ましくは、混合物はXソー100材料: W−290
−)1材料が1:3の混合比であるのがよい。
潤滑系およびフィルム形成ポリマーに加えて、水性化学
処理組成物は、また1種または2種以上のオルガノカッ
プリング剤をもつことができる。これらの材料の存在は
、とりわけスクリーニング塗布(screenig a
pplication)によって塗布されるべきガラス
繊維ヤーンに有用である。
使用されうるオルガノカップリング剤の例としては、ユ
ニオン・カーバイド・コーポレーションから商品名A−
174として入手しうるガンマメタクリロキシプロピル
トリメトキシシランのようなビニル−ファンクショナル
(vinyl−1’ unct Ional )オルガ
ノシランカップリング剤があげられる。他の例としてユ
ニオン・カーノくイド・コーポレーションから商品名Y
−5987として人手しうるシリル化されたポリアザミ
ド(polyazamide)がある。この材料は78
00mmHgで64.5°Cの沸点(メタノール) 、
25/25℃での比重が0.97.20℃での蒸気圧が
ほぼ95mmHg、氷点が0℃以下、水中における分散
性が20%、そしてシリル化されたポリアザミドとメタ
ノールと混合比が50/ 50である混合物である。
存在させることのできる他の2つのオルガノファンクシ
ョナルシランの例としてはガンマグリシドキシプロピル
トリメトキシシランのような、エポキシオルガノファン
クショナルシランファンクナショナルシランがある。シ
ラン類は、加水分解されていない、加水分解された、ま
たは部分的に加水分解されたかたちで存在させることが
できる。用いられうるオルガノシランカップリング剤の
量は、ガラス繊維を処理するための水性化学処理組成物
の当業者によって代表的に使用されるいかなる量をもと
りうる。
ガラス繊維を処理するために水性化学処理組成物には少
量の通常用いられている他の成分が、本発明においても
また用いられうる。その例外は、水性化学処理組成物に
は基本的に液体石油および液体野菜油がないという前記
具体例などが特別に除外された組成物である。
水性化学処理組成物中の水の量は、ガラス繊維を処理す
るのに充分である水性化学処理組成物の総固形分く非水
性成分)を与える量である。
慣例的には、水性化学処理組成物は水性化学処理組成物
の溶液の粘度が20℃で100センチポイズよりも大き
くならいような固形分量を与える水量をもたなければな
らない。それよりも大きい粘度をもつ溶液は、適用して
いるあいだに、繊維の連続性を破壊しないで標準型のア
プリケータ装置を用いてガラス繊維に適用することは困
難である。水性化学処理組成物は、固形含量を約1〜約
25重量%、好ましくは約3〜約10重量%の範囲内に
ある固形分量をもつことができる。また、もっともよい
結果をつるためには、水性化学処理組成物の粘度は20
°Cで約1〜20センチポイズのあいだであるのが好ま
しい。水性化学処理組成物を適用する他の手段は、チキ
ソトロピック剤(thixotroplc agent
s)がチキントロピックサイズ(thixotropi
c 5ize)に利用されうるように用いられうる。水
性化学処理組成物は、ガラス繊維を処理するために水性
化学処理組成物を形成するための成分のすべてを同時ま
たはそれぞれ規則的に連続して加えることによって調製
されうる。水にきわめて溶解しにくい成分のほとんどは
、予備希釈(predilute)するのが望ましい。
たとえば、ポリエーテルポリオール、カチオン性潤滑剤
、フィルム形成ポリマー、ポリエチレングリコール、ワ
ックスモしてシランカップリング剤はすべて予備希釈さ
れる。
水性化学処理組成物は強熱減量(LOl)を約1〜約3
重量%の範囲内とするために、ガラス繊維の束(bun
dle)上に水分が減少された残渣を与えるような方法
でガラス繊維に適用される。化学的に処理されたガラス
繊維ストランドは、当業者に知られた任意の方法で大気
温度(ambienttemperature)または
炉内で温度を上げてそのストランドまたは束から相当な
m (substantlalamount)の水分を
除去するために乾燥される。
化学処理組成物の水分が減少された残渣を有するガラス
繊維のストランドは、ヤーンをつくるために撚りがかけ
られるか、または、撚りがかけられない状態で用いられ
うる。ヤーンをつくるだめのガラス繊維ストランドの撚
りをかけるいかなる方法も、本発明において用いられう
る。
化学的に処理されたガラス繊維のストランドまたは束の
表面は、乾燥後ガラス表面上に水性化学処理組成物の不
均質な潤滑相を含む水分が減少された残渣をもつ。この
残渣中には、潤滑系が通常、フィルム形成ポリマーの表
面上、またはその下、およびガラス表面上のフィルム形
成ポリマーのフィルム表面通じて単一の液体相として存
在する。
つぎに本発明を実施例にもとづいてさらに詳細に説明す
るが、本発明はもとよりこれら実施例のみに限定される
ものではない。
「E−ガラス」または「62I−ガラス」のいずれか一
方のガラス組成物を直接溶融ガラス繊維製造工程(di
rect melt glass f’1berian
uf’acturing process)によって、
水性化学処理組成物で処理する。水性化学処理組成物は
、ベルト型アプリケーター(belt−t’1peap
p1tcator)のような接触型7 フ!J ’IT
” −ター(contact type appljc
ator)によってブッシング中のオリフィスから細か
くされるときにガラス繊維に塗布される。
水性化学処理組成物は、ポリオキシアルキレンポリオー
ルであるプルラコール■v−10とポリアルキレンポリ
オールであるプルラコール■V−7の50/ 50混合
物、部分的にアミド化されたポリアミン潤滑剤であるカ
チオン潤滑剤、約300の分子量をもつポリエチレング
リコール、内部潤滑(internally 1ubr
icated)オルガノシランエステルカップリング剤
Y−9862、そして追加の内部潤滑アミノシランオル
ガノカップリング剤A−1108からなる潤滑系を含む
のが好ましい。
フィルム形成ポリマーは、61%の結合されたスチレン
量をもつカルボキシル化されたスチレン−ブタジエンコ
ポリマーが好ましい。
水性化学処理組成物は、用いられるポリオールの約10
倍量の温脱イオン水をメインミックスタンク(agai
n mix tank)に加え、そして各ポリオールを
溶解するまで加えることによって好ましく調製される。
約49℃(120″F)の脱イオン水はセパレートミッ
クスタンク(separate ll1ixtank)
に、用いられるカチオン潤滑剤の約20倍量だけ加えら
れる。カチオン潤滑剤を熱水に加え、溶解するまで攪拌
し、メインミックスタンクに移す。用いられるカルボキ
シル化されたスチレン−ブタジエンコポリマーの約50
倍量の冷水がセパレートミックスタンクに加えられる。
カルボキシル化されたスチレン−ブタジエンコポリマー
をそのミックスタンク内の水に加え、溶解するまで攪拌
し、ついでメインミックスタンクに移す。用いられるポ
リエチレングリコールの約13倍量の冷水をセパレート
ミックスタンクに加え、ポリエチレングリコールを、溶
解するまで攪拌しながら水中に加え、メインミックスタ
ンクに移す。用いられる全シランの2倍強の量の冷脱イ
オン水をセパレートミックスタンクに加え、その2種類
のシランカップリング剤をひきつづいて約5〜15分間
撹拌しながら加えつぎにそのシランカップリング剤をメ
インミックスタンクに加える。そのバインダーが室温で
用いられうる。そして、サイジング組成物にはまったく
またはほんの痕跡量の石油しか含まれていないので、こ
れはまたフィルム形成剤(f’i1m f’ormar
)として使用されるデンプンを含むバインダーのためで
あることはもちろんのことである。
水性化学処理組成物をガラス繊維と接触させ、そして処
理されたガラス繊維をたといフィラメントの直径がガラ
ス繊維として使用されうるちのであってもおよびガラス
繊維の数がストランドをつくるように結合されていても
G−50またはG−75ストランドのようなG−150
ガラス繊維に集められる。化学的に処理されたガラス繊
維ストランドは形成するパッケージ(f’orming
 package)上で空気乾燥され、標準テキスタイ
ル撚糸機(standard、textile twi
sting package)上で撚られたヤーンをつ
くるために撚りをかける。
撚りがかけられたまたは撚りがかけられていないガラス
繊維ストランドは、種々の織布および不織布の製造に用
いられうる。
第1表は、本発明で用いられうる水性化学処理組成物の
21種類の実施例を示す。水性化学処理組成物を、好ま
しい実施例と同様の予備希釈法(predllutlo
n method)によって調製される。
異なったフィルム形成ポリマーを実施例において用いた
ばあい、それらは好ましい実施例のカルボキシ化された
スチレン−ブタジエンコポリマーと同様の方法で予備希
釈される。実施例17においては、ポリウレタンフィル
ム形成ポリマーは、双方の分散剤をミックスタンクに添
加し、希釈されたポリウレタンをメインミックスタンク
に移し、そしてポリアルキレンポリオールV−7をシリ
ル化されたポリアザミドのようにメインミックスタンク
に直接加えることによって混合される。その他の成分は
、予備希釈した後に加えられる。実施例18においては
ポリウレタンは予備希釈され、希釈されたポリオールの
混合物に添加され、そしてその他の成分はすべて予備希
釈され、メインミックスタンクに加えられる。
[以下余白コ 第1表の水性化学処理組成物の9組成物を撚りがかけら
れたG−75ガラス繊維ストランドヤーンを製造するの
に用いた。これらのガラス繊維ストランドヤーンについ
て引張り強度、キル・カウント(qutll coun
t) 、フィラメント破壊(broken 「llam
ent) 、そして毛羽だま(1’uzzballs)
を試験した。同様に、商業的に入手しうるスターチ・オ
イル(starch−of 1)でサイズされた、ビー
ピージー・インダストリーズ・インコーホレーテッド(
PPG IndustrIes、Inc、)から入手し
うるストランドヤーンについて同様の試験を行なった。
その試験結果を第2表に示す。
[以下余白] 第2表において、引張り強度試験はスタンダードAST
M法にしたがって行なった。キル・カウント試験は、ヤ
ーン(yarn)を長さ20.24cm (8インチ)
および直径0.8cm (5/16インチ)のスプール
に巻きつかせ、巻きつけが終わった後、キル(quil
l)の表面上の破壊されたフィラメント数をかぞえた。
つぎに破壊されたフィラメント数を記録した。その数は
いくつかのキル・カウントの平均から小数点下第1位ま
であげた。破壊フィラメント試験は、10個のボビンの
まわりの破壊フィラメントを視覚的に測定し、ボビン1
個あたりの平均値をとることによって行なった。2つの
試験値については、その試験は10個のボビンの2セツ
トで行なわれた。ヤーン末端10D0.000あたりの
毛玉は以下の方法で2回の測定を行なった。その方法に
は撚りがかけられたガラス繊維ストランドをパッケージ
からワービング(warping)するための引張り装
置(tenslonIng device)まで含まれ
る。ストランド上に毛羽は通常、毛羽立ちを毛だまとし
てとり壊すまでに引張り装置またはくしでたてられる。
これらの毛玉は、視覚と光度計 (photometrlcally)の双方でかぞえら
れ、ストランドの91.4cm (1ヤード)あたりの
末端1.000,000についての毛玉の数がかぞえら
れた。
小さい数は発生した毛玉が少ないことを示し、このこと
はガラス繊維ヤーンの品質がよいことを示しそいる。
実施例1〜8および15と市販のヤーンのサンプルとを
(らべると、キルカウントおよび毛玉が改善されている
のがわかる。また、引張り強度も改善されうる。
第3表は、第1表であげられた処理組成物で処理された
ヤーンの5つの実験用サンプルと市販のヤーンのサンプ
ルとの特性の結果を示す。
市販のヤーンのサンプルは、ビーピージー・インダスト
リーズ・インコーホレーテッドから入手しうるスターチ
・オイルのガラス繊維ヤーンである。すべてのヤーンは
実験サンプルおよび市販のヤーンのサンプルのためのG
−150を構成しているものである。その試験は、実験
サンプルおよび市販のサンプルに対して同じ方法で行な
われ、平面あたりの破壊されたフィラメントの数(nu
mber of broken f’1lalIent
s per plane)、1ポンドあたりの破壊数、
1ボビンあたりの破壊数および実験用サンプルに対して
試験された総重量およびくず(vaste)の重量を第
3表に示す。
平面あたりの破壊されたフィラメントの数は以下の方法
で決定された。平面あたりの破壊されたフィラメントの
数は20ボビンの周囲の1点または平面で破壊されたフ
ィラメントの数を目視でかぞえ、20ボビンに対する平
均値を示した。
測定は、ボビンからヤーンがはなれる初期、中期および
終期の3カ所で行なった。
破壊されたフィラメントの数は、ダイコーター (di
e coatcr)を介してヤーンを製造する際に、1
ポンドを基準にした破麺数と1ボビンを基準にした破壊
数とを計算した。
第3表から、水性化学処理組成物で処理された実験用ガ
ラス繊維を有するヤーンに対するヤーンの特性は、0.
45 kg (1ポンド)あたりの破壊において、市販
のヤーンとくらべて良好であるのがわかり、また第3表
は、平面あたりの破懐されたフィラメントの数にすぐれ
ていたことを示す。
第4表に、化学的に処理されたガラス繊維のストランド
の洗浄性が、水洗および熱洗浄の双方に対して示されて
いる。ガラス繊維ストランドヤーンの水洗に対しては、
第1表に示されたバインダーをもっG−75ヤーンを4
−インチニードル織機(needle 1ooII)で
織る。これらの織物の構成は44/ 52であった。ヤ
ーンはフィル方向(flll direction)に
、ダブルピーク(doubleplek)上を経過する
が、これがこの特別の織機の特徴である。しかしながら
、この織物の空気透過性は、44/ 32の構成をもつ
織物と同じであった。連続水洗に対しては、織物を23
.9℃(74″F)または68.3℃(155″F)で
、5秒間浸し、その織物をひきつづいて25pslでテ
キスタイルパドル(textile paddle)を
通して絞り出(squeeze) L、た。同じ手順を
2回くりかえした。
その織物を93.3℃(200″F)、3分間乾燥させ
た。バッチ洗浄に対しては、その操作はソックスレー抽
出器中で68.3℃(155″F)で2時間(4サイク
ル)、織物を抽出することが含まれ、93.3℃(20
0″F)で3分間乾燥させた。残留バインダーは、最初
のLotから決定した。熱洗浄(heat clean
lng)に対しては、その織物を848.9℃(120
0丁)、2時間で灰にし、そして灰の割合(perce
nt ash)を測定した。また、電気伝導度(μ・Ω
−1)脱イオン水200 mlで灰をスラリー状にして
測定した。
[以下余白] 第4表は、本発明のガラス繊維のヤーンの水洗に対して
は、68.3℃(155丁)、10秒間のきわめて穏や
かな洗浄(scouring)で水溶性成分をもつバイ
ンダーの80%および部分的に溶解しうるバインダーの
40%を除去することができる。
熱洗浄の結果は市販のスターチ・オイルヤーンよりも減
少された灰含量をもつほうが熱洗浄にすぐれていること
を示す。
特許出願人  ビービージー・インダストリーズ・イン
コーボレーテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性化学処理組成物の固形分の少なくとも約30重
    量%が有効高分子量をもつポリオキシアルキレンポリオ
    ール、ポリアルキレンポリオールおよびこれらの混合物
    からなる群よりえらばれた1種または2種以上の、潤滑
    系の潤滑相を形成するのに有効な量のポリオールおよび
    1種または2種以上のカチオン性潤滑剤を有する潤滑系
    と、 フィルムを形成するのに有効な量をもつ軟質フィルムを
    形成する、水溶性、水分散性または水乳化性のフィルム
    形成ポリマーと、 水性化学処理組成物でガラス繊維を処理するのに充分な
    水 とからなる水性化学処理組成物から生じる残渣である、
    潤滑相をもつ不均質な水分が減少された残渣を有するガ
    ラス繊維。 2 潤滑系がポリエチレングリコール、ワックス、内部
    潤滑オルガノシランカップリング剤およびこれらの潤滑
    剤の2種または3種以上の混合物からなる群よりえらば
    れた付加的な潤滑剤を有するものである特許請求の範囲
    第1項記載のガラス繊維。 3 内部潤滑オルガノシランカップリング剤がガンマア
    ミノプロピルトリエトキシシランの約3倍の粘度をもつ
    内部潤滑オルガノシランエステル、内部潤滑ガンマアミ
    ノプロピルトリエトキシシランおよびこれらの混合物か
    らえらばれたものである特許請求の範囲第2項記載のガ
    ラス繊維。 4 潤滑系が分子量が約10,000のポリオキシアル
    キレンポリオールおよび分子量が約7,000のポリア
    ルキレンポリオールの両方を有し、存在するポリオール
    の全量が、水性化学処理組成物の固形分の約40〜約7
    0重量%の範囲内である特許請求の範囲第1項記載のガ
    ラス繊維。 5 カチオン性潤滑剤がアルキレンポリアミンと脂肪酸
    のアルキルイミダゾリン反応生成物、および部分的にア
    ミド化された脂肪酸ポリアミンまたはポリアルキレンイ
    ミンからなる群よりえらばれ、水性化学処理組成物の固
    形分の約1〜約15重量%存在する特許請求の範囲第1
    項記載のガラス繊維。 6 潤滑系が水性化学処理組成物の固形分の約50〜約
    90重量%存在する特許請求の範囲第1項記載のガラス
    繊維。 7 フィルム形成ポリマーがポリビニルピロリドン、カ
    ルボキシル化されたスチレン−ブタジエンコポリマー、
    エラストマー性ポリウレタン、デンプンおよびこれらの
    2種または3種以上の混合物からえらばれたものである
    特許請求の範囲第1項記載のガラス繊維。 8 水性化学処理組成物が1種または2種以上のオルガ
    ノシランカップリング剤を有するものである特許請求の
    範囲第1項記載のガラス繊維。 9 オルガノシランカップリング剤がビニル基含有オル
    ガノシランカップリング剤、アミノ基含有オルガノシラ
    ンカップリング剤、グリシドキシ基含有オルガノファン
    クショナルシランカップリング剤、ウレイドファンクシ
    ョナルオルガノシランカップリング剤およびこれらのカ
    ップリング剤の2種または3種以上の混合物からえらば
    れたものである特許請求の範囲第8項記載のガラス繊維
    。 10 潤滑系が液体石油を実質的に含まないものである
    特許請求の範囲第1項記載のガラス繊維。 11 ガラス繊維が加熱されたガラス繊維である特許請
    求の範囲第1項記載のガラス繊維。 12 潤滑系の固形分の優勢量にある、有効高分子量も
    つポリオキシアルキレンポリオールおよびポリアルキレ
    ンポリオールの混合物、1種または2種以上のカチオン
    性潤滑剤、1種または2種以上の外部ノニオン性潤滑剤
    および1種または2種以上の潤滑オルガノシランカップ
    リング剤を有する水性化学処理組成物の固形分の優勢量
    をもつ潤滑系と、 フィルムを形成するのに有効な量をもつ軟質フィルムを
    形成する、水溶性、水分散性または水乳化性のフィルム
    形成ポリマーと、 ガラス繊維を処理するための水性化学処理組成物に粘度
    を与える量の水 とからなる水性化学処理組成物から生じる残渣である、
    不均質な水分が減少された残渣を有するガラス繊維スト
    ランド。 13 ポリオキシアルキレンポリオールとポリアルキレ
    ンポリオールが50:50の混合物であって、該混合物
    が水性化学処理組成物の固形分の約50〜約90重量%
    の量で存在する特許請求の範囲第12項記載のガラス繊
    維ストランド。 14 カチオン性潤滑剤がアルキレンポリアミンと脂肪
    酸とのアルキレンイミダゾリン反応生成物および、部分
    的にアミド化された脂肪酸ポリアミンまたはポリアルキ
    レンイミンからなる群よりえらばれ、水性化学処理組成
    物の固形分の約1〜約13重量%存在する特許請求の範
    囲第12項記載のガラス繊維ストランド。 15 外部ノニオン性潤滑剤がポリエチレングリコール
    、ワックスおよびこれらの混合物からえらばれ、ポリオ
    キシアルキレンポリオールとポリアルキレンポリオール
    の混合物の約半量存在する特許請求の範囲第12項記載
    のガラス繊維ストランド。 16 内部潤滑剤がガンマアミノプロピルトリエトキシ
    シランの約3倍の粘度をもつ内部潤滑オルガノシランエ
    ステルおよび水性化学処理組成物の固形分の約0.1〜
    約2重量%の範囲の量をもつ潤滑化されたガンマアミノ
    プロピルトリエトキシシランからえらばれたものである
    特許請求の範囲第12項記載ガラス繊維ストランド。 17 水性化学処理組成物がビニル基含有オルガノシラ
    ンカップリング剤、アミノ基含有オルガノシランカップ
    リング剤、グリシドキシ基含有オルガノファンクショナ
    ルシランカップリング剤、ウレイドファンクショナルオ
    ルガノシランカップリング剤およびこれらのカップリン
    グ剤の2種または3種以上の混合物からえらばれたオル
    ガノシランカップリング剤を有する特許請求の範囲第1
    2項記載のガラス繊維ストランド。 18 フィルム形成ポリマーがポリビニルピロリドン、
    カルボキシル化されたスチレン−ブタジエンコポリマー
    、デンプンおよびフィルムの100%伸長時のモジュラ
    スが約200〜2000%である1種または2種以上の
    ポリウレタンポリマーおよびこれらの2種または3種以
    上の混合物からなる群よりえらばれたものである特許請
    求の範囲第12項記載のガラス繊維ストランド。 19 ガラス繊維が加熱されたものである特許請求の範
    囲第12項記載のガラス繊維ストランド。 20 分子量が約10,000であるポリオキシアルキ
    レンポリオールと、分子量が約7,000であるポリア
    ルキレンポリオールの50/50の混合物であって、潤
    滑系の固形分の優勢量を有する混合物、アルキレンポリ
    アミンと脂肪酸アミンのアルキルイミダゾリン反応生成
    物および、部分的にアミド化された脂肪酸ポリアミンま
    たはポリアルキレンイミンからなる群よりえらばれ、水
    性化学処理組成物の固形分の約1〜約13重量%の量で
    存在するカチオン潤滑剤、ポリオキシアルキレンポリオ
    ールとポリアルキレンポリオールの混合物の固形分の約
    半量存在し、約100〜約500の分子量を有するポリ
    エチレングリコール、該ポリエチレングリコールの約5
    倍量のワックス、およびガンマアミノプロピルトリエト
    キシシランの約3倍の粘度をもつ内部潤滑オルガノシラ
    ンエステルおよび内部潤滑ガンマアミノプロピルトリエ
    トキシシランからえらばれた、水性化学処理組成物の固
    形分の約0.1〜約2重量%の量を有する1種または2
    種以上の潤滑オルガノシランカップリング剤を有する水
    性化学処理組成物の固形分の約50〜約95重量%の量
    で存在する潤滑系、 ポリビニルピロリドン、カルボキシル化されたスチレン
    −ブタジエンコポリマー、デンプンおよび約200〜約
    2000%の範囲内でフィルム伸長率を与える、水性化
    学処理組成物の約1〜約15重量%のポリウレタンポリ
    マーの混合物からなる群よりえらばれた水溶性、水分散
    性または水乳化性の、軟質フィルムを形成するフィルム
    形成ポリマー、 水性化学処理組成物の固形分の約0〜約2重量%の量で
    存在する1種または2種以上のオルガノシランカップリ
    ング剤、および約1〜約20重量%の範囲内で水性化学
    処理組成物に固形分量を与える量の水 からなる水性化学処理組成物から生じる残渣である、潤
    滑相をもつ水分が減少された不均質な残渣を有するガラ
    ス繊維ストランド。 21 ガラス繊維が加熱されたガラス繊維である特許請
    求の範囲第20項記載のガラス繊維ストランド。 22 カチオン性潤滑剤がペラルゴン酸アミド化剤とポ
    リアルキレンイミンとの反応生成物である、部分的にア
    ミド化されたポリアルキレンイミンである特許請求の範
    囲第20項記載のガラス繊維ストランド。
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