JPS6276456A - 有機酸分析方法 - Google Patents
有機酸分析方法Info
- Publication number
- JPS6276456A JPS6276456A JP21741985A JP21741985A JPS6276456A JP S6276456 A JPS6276456 A JP S6276456A JP 21741985 A JP21741985 A JP 21741985A JP 21741985 A JP21741985 A JP 21741985A JP S6276456 A JPS6276456 A JP S6276456A
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- Japan
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- analysis
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- Pending
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は、塩析法を用いた有機酸の分析方法に関する。
口、従来技術・
リンゴ酸や乳酸、クエン酩、コハク酸等の有機酸は、逆
相分配用カラムを用いた高速液体クロマトグラフ法を適
用して分析されている。
相分配用カラムを用いた高速液体クロマトグラフ法を適
用して分析されている。
ところで、有機酸は、人の味覚に大きな影響を及ぼす物
質であるため、飲食品の品質管理の一環として、その濃
度を分析することが要望されている。
質であるため、飲食品の品質管理の一環として、その濃
度を分析することが要望されている。
しかしながら、逆相分配用カラムは、アルコール等の極
性溶媒の存在下では十分な機能を発揮することができな
いため、醸造物の分析に適用できないという問題があっ
た。
性溶媒の存在下では十分な機能を発揮することができな
いため、醸造物の分析に適用できないという問題があっ
た。
ハ、目的
本発明このような問題に鑑み、極性溶媒の存在の有無に
関わりなく有機酸を高い精度により検出することができ
る分析方法を提案することを目的とする。
関わりなく有機酸を高い精度により検出することができ
る分析方法を提案することを目的とする。
二9発明の構成 。
すなわち、本発明が特徴とするところは、分析前に極性
溶媒を除去するようにした点にある。
溶媒を除去するようにした点にある。
ホ、実施例
そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本発明に使用される塩析クロマト法を実施す
る高速液体クロマトグラフ装置で、移動相液槽1、送液
ポンプ2、試料注入装置3、逆相分配用カラム4、及び
検出器5を直列に接続して構成されている。
る高速液体クロマトグラフ装置で、移動相液槽1、送液
ポンプ2、試料注入装置3、逆相分配用カラム4、及び
検出器5を直列に接続して構成されている。
今、アルコールを含む試料をアスピレータに収容して一
定時間の間、減圧下に置いた後、 この試料を注入装置
3からカラム4に注入すると、試料中の有機酸は、逆相
分配用カラム4で個々の有機酸に分離されて検出器5に
より検出される。
定時間の間、減圧下に置いた後、 この試料を注入装置
3からカラム4に注入すると、試料中の有機酸は、逆相
分配用カラム4で個々の有機酸に分離されて検出器5に
より検出される。
[実施例]
移動相液としてリン酸によりPH2、0に調整した1〜
2モル/文の硫酸ナトリウム水溶液を、また逆相分配用
カラムとして粒径5gmの球状シリカ坦体にオフダブシ
ル基を化学結合させた充てん剤を内径6鳳麿、長さ15
cmのカラムに充てんしたものを用いた。
2モル/文の硫酸ナトリウム水溶液を、また逆相分配用
カラムとして粒径5gmの球状シリカ坦体にオフダブシ
ル基を化学結合させた充てん剤を内径6鳳麿、長さ15
cmのカラムに充てんしたものを用いた。
一方、試料には醸造物の一種である日本酒を10m l
、アスピレータに収容して、温度45℃の下で減圧状態
に置いた。このようにして所定時間の濃縮工程により得
た残液に蒸留水を加えて全量を10mJ1に希釈ものを
20鉢見採取して分析したところ、第2図に示したよう
に試料に含まれているリンゴ酸、乳酸、クエン酸及びコ
ハク酸ヲ4’lL庖分から独立したピークとして検出す
ることができた。
、アスピレータに収容して、温度45℃の下で減圧状態
に置いた。このようにして所定時間の濃縮工程により得
た残液に蒸留水を加えて全量を10mJ1に希釈ものを
20鉢見採取して分析したところ、第2図に示したよう
に試料に含まれているリンゴ酸、乳酸、クエン酸及びコ
ハク酸ヲ4’lL庖分から独立したピークとして検出す
ることができた。
他方、試薬としてのリンゴ酸、乳酸、クエン酸、コハク
酸をそれぞれ2.7 mg/文、3.4mg/l、3.
5 mg/ fL、2.5 mg/ Qの割合で蒸留水
に溶解してなる標準試料を10用文注入してイボたクロ
マトグラム(第4図)と比較したところ、日本酒に含ま
れている有機酸のピークと同一のリテンション・タイム
で検出できることが確認できた。
酸をそれぞれ2.7 mg/文、3.4mg/l、3.
5 mg/ fL、2.5 mg/ Qの割合で蒸留水
に溶解してなる標準試料を10用文注入してイボたクロ
マトグラム(第4図)と比較したところ、日本酒に含ま
れている有機酸のピークと同一のリテンション・タイム
で検出できることが確認できた。
また、上述と同様の条件により処理したみりん酒を分析
したところ、第3図に示したように標準試料と同じよう
に個々の有機酸を分離して検出することができた。
したところ、第3図に示したように標準試料と同じよう
に個々の有機酸を分離して検出することができた。
さらに、醸造物から採取した試料を、アルコールを分離
吸着するプレカラムを通した後、上記高速液体クロマト
グラフ装置に注入して分析したところ、第2図及び第4
図に示したのと同様のクロマトグラムを得ることができ
た。
吸着するプレカラムを通した後、上記高速液体クロマト
グラフ装置に注入して分析したところ、第2図及び第4
図に示したのと同様のクロマトグラムを得ることができ
た。
へ、効果
以上、説明したよう°に本発明においては、分析・に先
立って試料中のアルコールを除去するようにしたので、
逆相分配用カラムの機能を十分に発揮させることができ
て、醸造物に含まれている有機酸を高い精度で分析する
ことが可能となった。
立って試料中のアルコールを除去するようにしたので、
逆相分配用カラムの機能を十分に発揮させることができ
て、醸造物に含まれている有機酸を高い精度で分析する
ことが可能となった。
第1図は、本発明に使用する装置の一例を示す構成図、
第2.3図は、それぞれ本発明による分析結果を示すク
ロマトグラム図、及び第4図は。 標準試薬による有機酸クロマトグラム図である。
第2.3図は、それぞれ本発明による分析結果を示すク
ロマトグラム図、及び第4図は。 標準試薬による有機酸クロマトグラム図である。
Claims (1)
- 採取した試料からアルコールを除去した分析用試料を調
製する工程と、前記分析用試料を塩析クロマト法により
分析する工程からなる有機酸分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21741985A JPS6276456A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 有機酸分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21741985A JPS6276456A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 有機酸分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276456A true JPS6276456A (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=16703914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21741985A Pending JPS6276456A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 有機酸分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6276456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213777A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Yamazen Corp | インジェクター及び液体クロマトグラフィの条件決定支援装置 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21741985A patent/JPS6276456A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213777A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Yamazen Corp | インジェクター及び液体クロマトグラフィの条件決定支援装置 |
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