JPS6275472A - コロトロン装置 - Google Patents
コロトロン装置Info
- Publication number
- JPS6275472A JPS6275472A JP21421885A JP21421885A JPS6275472A JP S6275472 A JPS6275472 A JP S6275472A JP 21421885 A JP21421885 A JP 21421885A JP 21421885 A JP21421885 A JP 21421885A JP S6275472 A JPS6275472 A JP S6275472A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corotron
- ribbon
- wire
- amorphous metal
- corrosion resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、電子複写別、ファクシミリ等に用いられるコ
ロトロン装置に関するものである。
ロトロン装置に関するものである。
し従来の技術〕
従来知られているコロトロン装置は、一般に、断面略コ
字状のハウジングの長手方向両端部に一対のターミナル
ブロックを設け、該一対のターミナルブロック間にコロ
トロンワイヤを張設することによって、ハウジング内側
空間部に放電用電極としてのコロトロンワイヤを配設せ
しめ、該コロトロンワイヤとハウジング間に高電圧を印
加してコロナ放電させるものである。
字状のハウジングの長手方向両端部に一対のターミナル
ブロックを設け、該一対のターミナルブロック間にコロ
トロンワイヤを張設することによって、ハウジング内側
空間部に放電用電極としてのコロトロンワイヤを配設せ
しめ、該コロトロンワイヤとハウジング間に高電圧を印
加してコロナ放電させるものである。
しかしながら、このような構成のコロトロン装置にあっ
ては、長期間の使用によりコロトロンワイヤ及びハウジ
ング内部が汚れ、コロナ放電に悪影響を及ぼしたり、コ
ロトロンワイヤの寿命に影響を与えることが知られてい
る。このため、ハウジング内部に清1m部材を設け、コ
ロトロン装置17を適宜清掃すること等も提案されてい
る(特開昭58−186761号公報)が、構成が複雑
になることなどから、より好ましい構成のコロトロン装
置の出現が望まれていた。
ては、長期間の使用によりコロトロンワイヤ及びハウジ
ング内部が汚れ、コロナ放電に悪影響を及ぼしたり、コ
ロトロンワイヤの寿命に影響を与えることが知られてい
る。このため、ハウジング内部に清1m部材を設け、コ
ロトロン装置17を適宜清掃すること等も提案されてい
る(特開昭58−186761号公報)が、構成が複雑
になることなどから、より好ましい構成のコロトロン装
置の出現が望まれていた。
[発明が解決しようとする問題点]
特に、従来、コロトロンワイヤとしては直径が数10μ
rTIないし 1100u程度のタングステンワイヤが
用いられているが、汚れによる腐食のために半年〜1年
程度で断線したり、あるいは画像ムラが生ずるなどの事
故が多発している。このため、サービスマンが定期的に
巡回し、断線前にコロトロンワイヤの張替を行っている
のが実状である。
rTIないし 1100u程度のタングステンワイヤが
用いられているが、汚れによる腐食のために半年〜1年
程度で断線したり、あるいは画像ムラが生ずるなどの事
故が多発している。このため、サービスマンが定期的に
巡回し、断線前にコロトロンワイヤの張替を行っている
のが実状である。
本発明の目的は、上記従来のコロトロン装置のもつ類寿
命という問題点を解決し、長寿命の装置を提供すること
である。
命という問題点を解決し、長寿命の装置を提供すること
である。
本発明において、上記アモルファス金属としては、Ni
lアモルファス合金、Or含有Fe基アモルファス合金
などの他、Cr若しくはRn等の耐蝕性を向上せしめる
効果のある合金元素を添加したFemまたはCO基アモ
ルファス合金等が使用される。
lアモルファス合金、Or含有Fe基アモルファス合金
などの他、Cr若しくはRn等の耐蝕性を向上せしめる
効果のある合金元素を添加したFemまたはCO基アモ
ルファス合金等が使用される。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、コロトロン装置における放電用電極であるコ
ロトロンワイヤとして、耐蝕性が良好で強度の高いアモ
ルファス金属を用いたことを特徴とするものである。
ロトロンワイヤとして、耐蝕性が良好で強度の高いアモ
ルファス金属を用いたことを特徴とするものである。
また、アモルファス金属からなるコロトロンワイヤの形
態は、ワイヤあるいはリボンを用いることができるが、
リボンの場合には、強度等の関係から、幅が0,11I
III1以上で厚さが10μm以上のリボンを用いるこ
とが長寿命化を図る上でより好ましい。
態は、ワイヤあるいはリボンを用いることができるが、
リボンの場合には、強度等の関係から、幅が0,11I
III1以上で厚さが10μm以上のリボンを用いるこ
とが長寿命化を図る上でより好ましい。
尚、リボン幅が3mmを越えると放電時等にリボンが振
動して画像にムラが生ずる場合があり、また、リボンの
厚さが10μm未満の場合は、強度が弱くなり実用上充
分な寿命が得られず、はなはだしいときは張設する際に
、断線する危険性らあるため好ましくない。
動して画像にムラが生ずる場合があり、また、リボンの
厚さが10μm未満の場合は、強度が弱くなり実用上充
分な寿命が得られず、はなはだしいときは張設する際に
、断線する危険性らあるため好ましくない。
また、本発明において、アモルファス金属リボンを張設
する場合、例えば第1図(a)に示すが如く、リボン1
をハウジング2の開口端面に対して垂直(換言すればハ
ウジング両側面に対して平行)に配置し、用紙4を介し
て対向する感光体ドラム3に対し垂直になるようにする
方法と、第1図(b)に示すように水平に配置する方法
が考えられるが、放電効率の点から垂直配置とする方が
より好ましい。
する場合、例えば第1図(a)に示すが如く、リボン1
をハウジング2の開口端面に対して垂直(換言すればハ
ウジング両側面に対して平行)に配置し、用紙4を介し
て対向する感光体ドラム3に対し垂直になるようにする
方法と、第1図(b)に示すように水平に配置する方法
が考えられるが、放電効率の点から垂直配置とする方が
より好ましい。
[実施例]
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
第1表
第1表に示す試料NO31〜7の組成および形状のアモ
ルファスリボンおよびワイヤをコロトロンワイヤとして
用いて本発明コロトロン装置を作製した。また、比較の
ため、従来から使用されているタングステン(W>ワイ
ヤ(試料No、8)を用いたもの、及び耐蝕性のあまり
良くない試料No。
ルファスリボンおよびワイヤをコロトロンワイヤとして
用いて本発明コロトロン装置を作製した。また、比較の
ため、従来から使用されているタングステン(W>ワイ
ヤ(試料No、8)を用いたもの、及び耐蝕性のあまり
良くない試料No。
9の組成および形状のアモルファスリボンを用いたもの
も作製した。
も作製した。
尚、アモルファス金属の作製は、よく知られているよう
に、所定組成の合金溶湯を石英ノズルを介し、周速的2
0m/秒で回転するロール表面に噴出して作製する、い
わゆる溶湯超急冷法等により作製した。
に、所定組成の合金溶湯を石英ノズルを介し、周速的2
0m/秒で回転するロール表面に噴出して作製する、い
わゆる溶湯超急冷法等により作製した。
また、耐蝕性の良否は、20%HCl溶液(温度50℃
)中に材料を24時間浸漬し、表面の腐食状況を!l!
察して判定を行ったものである。
)中に材料を24時間浸漬し、表面の腐食状況を!l!
察して判定を行ったものである。
次に、上記コロトロン装置に高電圧を印加し、11i電
時の電気特性を評価した。0′!2図に1′!1定回路
の概略構成を示す。図において、DC電源5によりコ[
Jトロンワイヤ6およびハウジング7間に高電圧を印加
し、回路中に設置された電流計8により、電極電流およ
びケース電流を測定するものである。第3図は代表例と
して試料NO,1、NO,=1およびNo、8の評価結
果をそれぞれ曲線41口。
時の電気特性を評価した。0′!2図に1′!1定回路
の概略構成を示す。図において、DC電源5によりコ[
Jトロンワイヤ6およびハウジング7間に高電圧を印加
し、回路中に設置された電流計8により、電極電流およ
びケース電流を測定するものである。第3図は代表例と
して試料NO,1、NO,=1およびNo、8の評価結
果をそれぞれ曲線41口。
おにびハとして示したものである。第3図から明らかな
ように、垂直配置したリボンを用いたもの(曲線イ)は
タングステンワイヤを用いたしの(曲線ハ)や水平配置
したリボンを用いたちのく曲線口)に比べ、全面放射率
が高く良好な電気特性を示す。
ように、垂直配置したリボンを用いたもの(曲線イ)は
タングステンワイヤを用いたしの(曲線ハ)や水平配置
したリボンを用いたちのく曲線口)に比べ、全面放射率
が高く良好な電気特性を示す。
第2表
第2表に、各試料についての評価結果をまとめて示す。
ここで電気特性は、上述した方法で評価したものであり
、また画像ムラは各試料を用いて作製したコロトロン装
置を電子複写態に実装し、10、000枚複写した場合
の画像ムラを良否でもって判定し、いずれも実用上全く
問題ないものを良。
、また画像ムラは各試料を用いて作製したコロトロン装
置を電子複写態に実装し、10、000枚複写した場合
の画像ムラを良否でもって判定し、いずれも実用上全く
問題ないものを良。
実用し得すいものを不良とした。また、繰り返し放電テ
ストを連続して行い、コロトロンワイヤが破断するまで
の時間を求め、破断時間として示した。
ストを連続して行い、コロトロンワイヤが破断するまで
の時間を求め、破断時間として示した。
第2表より明らかなように、本発明のコロトロン装置は
、従来のタングステンワイヤを使用した場合に比べ、寿
命が著しく長いことがわかる。
、従来のタングステンワイヤを使用した場合に比べ、寿
命が著しく長いことがわかる。
[発明の効果コ
本発明によれば、画像ムラや電気特性を大きく損うこと
なく、長寿命のコロトロン装置を提供することができ、
その工業上の効果は極めて大であ・る。
なく、長寿命のコロトロン装置を提供することができ、
その工業上の効果は極めて大であ・る。
第1図は、本発明コロトロン装置におけるアモルファス
金属リボンの配置方法の説明図。 第2図は、電気特性の評価方法説明図。 第3図は、電気特性の評価結果を示す曲線図である。 1:コロトロンワイヤ、2:ハウジング、3:感光体ド
ラム、42用紙。
金属リボンの配置方法の説明図。 第2図は、電気特性の評価方法説明図。 第3図は、電気特性の評価結果を示す曲線図である。 1:コロトロンワイヤ、2:ハウジング、3:感光体ド
ラム、42用紙。
Claims (3)
- (1)耐蝕性が良好で強度の高いアモルファス金属から
なるコロトロンワイヤを用いたことを特徴とするコロト
ロン装置。 - (2)上記コロトロンワイヤが、幅3mm以下、厚さ1
0μm以上のアモルファス金属リボンからなることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコロトロン装
置。 - (3)上記アモルファス金属リボンが、ハウジングの開
口端面に対し垂直となるように配置したことを特徴とす
る特許請求の範囲第(2)項記載のコロトロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21421885A JPS6275472A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | コロトロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21421885A JPS6275472A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | コロトロン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275472A true JPS6275472A (ja) | 1987-04-07 |
Family
ID=16652168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21421885A Pending JPS6275472A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | コロトロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6275472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62222270A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 放電電極用細線 |
JP2009004269A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Toshiba Corp | レニウムタングステンリボンかしめ部品 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP21421885A patent/JPS6275472A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62222270A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 放電電極用細線 |
JP2009004269A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Toshiba Corp | レニウムタングステンリボンかしめ部品 |
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