JPS6271767A

JPS6271767A - スク−タ型車両の物入れ構造

Info

Publication number: JPS6271767A
Application number: JP21007385A
Authority: JP
Inventors: 中村　長利
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-09-25
Filing date: 1985-09-25
Publication date: 1987-04-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｌ１工匹皿ユ±１本発明は、スクータ型自動二輪車（三輪車も含む）にお
いて、前後車輪間に張設された低床式足載せ根土にヘル
メット等の物を収納することができる物入れ構造に関す
るものである。

え米且韮自動二輪車等においては、車体前方または後方にバスケ
ット、バックまたはキャリヤが配設されており、これら
に物を収納するようになっていた。

、１　　′しよへと　　ロところが、スクータ型自動二輪車では、車体全体がコン
パクトにまとめられているために、前記物入れも小型化
されて、収納空間が狭かった。

またヘルメットは大きいので、これを収納することが困
難であり、そのため、ヘルメットに付設された顎紐のリ
ング状留金を、車体に設けられたフックに掛けていたが
、このようなヘルメツ１〜の取付は状態では、ヘルメッ
トの内面が上に向き、雨が降った場合にヘルメット内部
に雨水が浸入する。

「１　　　　°Ｃるた　の−　ｒよび本発明は、このような難点を克服したスタータ型車両の
物入れ構造の改良に係り、萌後車輪間に位置して低床式
足載せ板が張設されたスクータ型車両において、車体前
後カバーのいずれか一方に接離自在に隣接しうる両側部
片を有する物入れ部材を、前記足載せ板の前後いずれか
一方に車巾方向を中心として起伏自在に設けることによ
り、前記両側部片が前記車体前後カバーのいずれかに隣
接するように、前記物入れ部材を倒伏させると、前記車
体カバーと物入れ部材に囲まれた空間に小物等を収納す
ることができる。

また本発明においては、前記両側部片が前記車体前後カ
バーより離れるように、前記物入れ部材を起立させると
、該物入れ部材本体が水平に展開されて、その上にヘル
メット等の大ぎな物を載せることができる。

支」Ｌ旦以下本発明をスクータ型自動二輪車に適用した口糸の物
入れ構造の一実施例について説明する。

スクータへ自動二輪車１には、前車輪２と後車輪３との
中間に位置し、地面に隣接した低い高さに足載せ板４が
張設され、その前方に車体前方カバーたるフロアレッグ
シールド５が配設されている。

また無端状の外枠７内に縦横に網状体８を編成してなる
物入れ枠体６では、略チャンネルに近い形状に底部材９
より両側部片１０が直角に折曲され、物入れ枠体６の両
側部片１０が前方へ倒伏された状態において、両側部片
１０がフロアレッグシールド５の曲面に沿うように弯曲
されている。

ざらにスタンド１２の頂片１３は、小体巾方向に指向し
たまま足載せ板４の前端縁に隣接して配置されたブラケ
ット１４に揺動自在に枢着され、この頂片１３に物入れ
枠体６の前端縁１１が一体に固着されている。

さ、らにスタンド１２とブラケット１４とに引張コイル
スプリング１５が張設されており、この引張コイルスプ
リング１５の引張ばね力によりスタンド１２は起立状態
または倒伏状態のいずれかを保持しろるようになってい
る。

しかも物入れ枠体６の底部材９にはロック装置１６が付
設されており、このロック装置１６は、ヘルメット１７
に付設された顎紐１８のリング状留金１９に係脱自在に
錠止しうるようになっている。

図示の実施例は前記したように構成されているので、ス
タンド１２を後方へ倒すと、第２図に図示されるように
、これと一体となって物入れ枠体６は前端縁１１を中心
として前方へ倒伏し、足載せ板４の前部上方はフロアレ
ッグシールド５と物入れ枠体６の底部＠９および両側部
片１０とで仕切られて、収納空間が形成される。

またスタンド１２を下方へ起立させると、第１図および
第３図に図示されるように、物入れ枠体６は前ｉｌａ縁
１１を中心として後方へ起立し、足載せ板４の前部上方
に物入れ枠体６の底部材９が接し、物入れ枠体６の底部
材つと両側部片１０とで仕切られた空間において、第４
図に図示されるように、ヘルメット１７０開ロ部２０が
下向きに向いた状態で足載せ板４上にヘルメット１７が
載置されうる。そしてヘルメット１７のリング状留金１
９をロック装置１６に引掛ｔＪてロック装置１６をロッ
ク状態にすることにより、ヘルメット１７の盗難を防止
できる。

このようにスタンド１２を倒して走行する状態において
は、物入れ枠体６を前方へ倒して、フロアレッグシール
ド５と底部材９および両側部片１０とで囲まれた空間に
小物を入れることができるとともに、スタンド１２を起
立させてスクータ型自動二輪車１を駐車した状態におい
ては、物入れ枠体６を後方へ起立させて物入れ枠体６に
ヘルメット１７を載置できるので、スクータ型自動二輪
車１の物品収納容量を著しく増すことができる。

しかも足載せ板４にドライバーの足を載せていない駐車
時に、足載せ板４上の物入れ枠体６にヘルメット１７の
間口部２０＠下向ぎに向けてヘルメット１７を置くこと
ができるので、ヘルメット１１の内部に埃や雨水等の浸
入を防ぎながらスクータ型自動二輪！！１の空間を有効
に利用できる。

さらに物入れ枠体６とスタンド１２とが直結されている
ため、物入れ枠体６の起伏状態を見てスタンド１２の起
伏状態を知ることができ、物入れ枠体６はスタンド１２
の起伏表示の役を果することができる。

ざらにまた引張コイルスプリング１５のばね力により、
スタンド１２の起立または倒伏状態を確実に保持させる
ことができる。

前記実施例では、操舵軸が鉛直に近く起立してフロアレ
ッグシールド５の上部も鉛直に近い形状に形成されてい
るが、操舵軸が後方へ傾斜して足載せ板４が前後に広く
なったスクータ型自動二輪車１では、走行時にも物入れ
枠体６が邪魔となることがない。

また前記実施例では、物入れ枠体６をフロアレッグシー
ルド５に隣接した足載せ板４の前部に配置したが、図示
されない車体後方カバ一部材たるセンターカバーに隣接
して足載せ板４の後部に物入れ枠体６を配置してもよい
。

免匪夏ｌ】このように本発明において、前記物入れ部材を倒伏状態
では、前記車体カバーと物入れ部材とに囲まれた空間内
に小物等を収納することができるのみならず、前記物入
れ部材を起立させた状態では、前記物入れ部材本体を水
平に展開させ、該物入れ部材本体上方でその両側部片で
仕切られた間にヘルメット等の大きな物を載置すること
ができ、スクータ型車両の物品収納能力を大巾に増大さ
せることができる。

しかもこの場合、前記車両部片で仕切られた物入れ部材
本体上のスペースが広いため、ヘルメットの開口部を下
向きに指向させて物入れ部材本体上にヘルメットを置く
ことができ、雨、雪等が降っても、該ヘルメット内に水
が溜る慣れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るスクータ型車両の物入れ構造の一
実施例を図示した側面図、第２図は物入れを前方へ倒伏
させた状態を図示した斜視図、第３図は上方へ起立させ
た状態を図示した斜視図、第４図は物入れにヘルメット
を載置した状態の斜視図である。１・・・スクータ型自動二輪車、２・・・前車輪、３・
・・後車輪、４・・・足載せ板、５・・・フロアレッグ
シールド、６・・・物入れ枠体、７・・・外枠、８・・
・網状体、９・・・底部材、１０・・・両側部片、１１
・・・前端縁、１２・・・スタンド、１３・・・頂片、
１４・・・ブラケット、１５・・・引張コイルスプリン
グ、１６・・・ロック装置、１７・・・ヘルメット、１
８・・・顎紐、１９・・・リング状留金、２０・・・開
口部。

Claims

【特許請求の範囲】

前後車輪間に位置して低床式足載せ板が張設されたスク
ータ型車両において、車体前後カバーのいずれか一方に
接離自在に隣接しうる両側部片を有する物入れ部材が、
前記足載せ板の前後いずれか一方に車巾方向を中心とし
て起伏自在に設けられたことを特徴するスクータ型車両
の物入れ構造。