JPS627076B2 - - Google Patents
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- JPS627076B2 JPS627076B2 JP53093235A JP9323578A JPS627076B2 JP S627076 B2 JPS627076 B2 JP S627076B2 JP 53093235 A JP53093235 A JP 53093235A JP 9323578 A JP9323578 A JP 9323578A JP S627076 B2 JPS627076 B2 JP S627076B2
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- tank
- section
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- ballast
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B25/00—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
- B63B25/02—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods
- B63B25/08—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid
- B63B25/12—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for bulk goods fluid closed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B11/00—Interior subdivision of hulls
- B63B11/04—Constructional features of bunkers, e.g. structural fuel tanks, or ballast tanks, e.g. with elastic walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D88/00—Large containers
- B65D88/54—Large containers characterised by means facilitating filling or emptying
- B65D88/58—Large containers characterised by means facilitating filling or emptying by displacement of walls
- B65D88/60—Large containers characterised by means facilitating filling or emptying by displacement of walls of internal walls
- B65D88/62—Large containers characterised by means facilitating filling or emptying by displacement of walls of internal walls the walls being deformable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えばオイルタンカーのような船舶に
使用されるタンクに関し、特に物理的に分離され
た積荷スペース中への膨脹を可とするタンクに関
する。近年、オイルの海上輸送は、運ばれるオイ
ル量およびオイルを運ぶ船のサイズの双方におい
て大型化した。一般に、オイルの積荷は生産地か
ら消費地へ長距離の輸送が行なわれている。オイ
ルタンカーとして知られる特殊船はオイルを運ぶ
ために使用される。オイルの荷おろし後、オイル
タンカーは、通常、次のオイルの積み込みのため
に空で生産地へ戻る。
使用されるタンクに関し、特に物理的に分離され
た積荷スペース中への膨脹を可とするタンクに関
する。近年、オイルの海上輸送は、運ばれるオイ
ル量およびオイルを運ぶ船のサイズの双方におい
て大型化した。一般に、オイルの積荷は生産地か
ら消費地へ長距離の輸送が行なわれている。オイ
ルタンカーとして知られる特殊船はオイルを運ぶ
ために使用される。オイルの荷おろし後、オイル
タンカーは、通常、次のオイルの積み込みのため
に空で生産地へ戻る。
オイルタンカーは極めて安全でありまた積荷状
態にあるときには安定性および機動性の観点から
信頼のおける船である。しかしながら、完全に空
荷の状態においては、不安定でありかつ実際的に
機動性を欠くものである。これらの欠点を克服す
るために、空荷状態にあるときオイルタンカーは
オイルの積み込みに向けての航海の間最大積荷量
のほぼ三分の一に当る海水が底荷すなわちバラス
トとして積み込まれる。
態にあるときには安定性および機動性の観点から
信頼のおける船である。しかしながら、完全に空
荷の状態においては、不安定でありかつ実際的に
機動性を欠くものである。これらの欠点を克服す
るために、空荷状態にあるときオイルタンカーは
オイルの積み込みに向けての航海の間最大積荷量
のほぼ三分の一に当る海水が底荷すなわちバラス
トとして積み込まれる。
最近まで、このバラスト水たる海水はほとんど
空のタンクが清浄化されたのちオイルタンク中の
直接的に積み込まれているが、これは通常7万重
量トンより小型のオイルタンカーの場合である。
オイルタンカーは清浄化し難いので、この方式は
重大な欠点となりがちであり、特に、バラスト水
がオイルの積み込みに先立つて船外に放出される
と、海の汚染を生じる危険がある。このため、多
くの船主は今や船が生産地へオイル積み込みのた
めに戻る際もつぱらバラスト水を運ぶために使用
される、オイルタンクとは別なバラストタンクを
設けている。この別個のバラストタンクは汚染防
止の観点からは実際に百パーセント有効である
が、船が積荷状態にあるときに積荷の運搬には使
用できない余分なバラストタンク容積を設けねば
ならないことから船主にとつて非常に不経済であ
る。多くの政府は今やその領海内において船舶の
ための分離されたバラストタンクを求めているの
で、船主は分離バラストタンクに構造および操作
上の多額の経費に直面している。
空のタンクが清浄化されたのちオイルタンク中の
直接的に積み込まれているが、これは通常7万重
量トンより小型のオイルタンカーの場合である。
オイルタンカーは清浄化し難いので、この方式は
重大な欠点となりがちであり、特に、バラスト水
がオイルの積み込みに先立つて船外に放出される
と、海の汚染を生じる危険がある。このため、多
くの船主は今や船が生産地へオイル積み込みのた
めに戻る際もつぱらバラスト水を運ぶために使用
される、オイルタンクとは別なバラストタンクを
設けている。この別個のバラストタンクは汚染防
止の観点からは実際に百パーセント有効である
が、船が積荷状態にあるときに積荷の運搬には使
用できない余分なバラストタンク容積を設けねば
ならないことから船主にとつて非常に不経済であ
る。多くの政府は今やその領海内において船舶の
ための分離されたバラストタンクを求めているの
で、船主は分離バラストタンクに構造および操作
上の多額の経費に直面している。
本発明は、百パーセントの無汚染を達成しつつ
前記の問題を克服する目的をもつて創作されたも
のである。
前記の問題を克服する目的をもつて創作されたも
のである。
従来の企ては、相互汚染すなわち混じり合いな
しに積荷スペース中にバラスト水を収容する船舶
用コンテナの構造を提供しようとするものであつ
た。例えば、米国特許第3707937号明細書はタン
カーの区画室中に設置されたコンテナを開示して
おり、このコンテナなはこれを折りたたませるよ
うに間隔をおいて取り付けられた収縮リングを有
する周壁によつて構成されている。この折りたた
み動作は折りたたみの中間で前記周壁に取り付け
られたリングにより案内される。このコンテナは
コンテナ中にバラスト流体が注入する際に膨脹し
またオイルや他の積荷によつて区画室を満たせる
ようにコンパクトに折りたたまれる。
しに積荷スペース中にバラスト水を収容する船舶
用コンテナの構造を提供しようとするものであつ
た。例えば、米国特許第3707937号明細書はタン
カーの区画室中に設置されたコンテナを開示して
おり、このコンテナなはこれを折りたたませるよ
うに間隔をおいて取り付けられた収縮リングを有
する周壁によつて構成されている。この折りたた
み動作は折りたたみの中間で前記周壁に取り付け
られたリングにより案内される。このコンテナは
コンテナ中にバラスト流体が注入する際に膨脹し
またオイルや他の積荷によつて区画室を満たせる
ようにコンパクトに折りたたまれる。
また、米国特許第3943873号明細書には、オイ
ルタンクをその四分の一点で積荷セクシヨンとバ
ラストセクシヨンとに分離すべく、オイルタンク
内でその上部構造、隔壁および底部に液密関係で
取り付けられた可撓性の部材から成る船舶用バラ
ストシステムが開示されている。
ルタンクをその四分の一点で積荷セクシヨンとバ
ラストセクシヨンとに分離すべく、オイルタンク
内でその上部構造、隔壁および底部に液密関係で
取り付けられた可撓性の部材から成る船舶用バラ
ストシステムが開示されている。
さらに、米国特許第2696185号明細書は、別個
の区画室を形成すべく壁に取り付けられた一対の
可撓性の部材すなわち隔壁を有する貨物船を開示
している。この船は数種の荷を同時に運ぶことが
できる。このシステムは、船内に水平に取り付け
られた全体に可撓の膜を使用している。
の区画室を形成すべく壁に取り付けられた一対の
可撓性の部材すなわち隔壁を有する貨物船を開示
している。この船は数種の荷を同時に運ぶことが
できる。このシステムは、船内に水平に取り付け
られた全体に可撓の膜を使用している。
さらに、米国特許第3922985号明細書は荷物を
収容しかつ該荷物をバラストから絶縁するための
膨脹性の内側ブラダを含む潜水タンカーを開示し
ている。このブラグは区画された貯蔵室中に担持
されている。
収容しかつ該荷物をバラストから絶縁するための
膨脹性の内側ブラダを含む潜水タンカーを開示し
ている。このブラグは区画された貯蔵室中に担持
されている。
荷物からバラストを分離しおよび/または種々
の目的のために荷物収容部中に可撓性の膜を設け
る他の形状えよび技術を開示する別なレフアレン
スとして、米国特許第2394607、2991906、
3085533、3356251、3477401、3844239、3957009
各号明細書がある。
の目的のために荷物収容部中に可撓性の膜を設け
る他の形状えよび技術を開示する別なレフアレン
スとして、米国特許第2394607、2991906、
3085533、3356251、3477401、3844239、3957009
各号明細書がある。
本発明は、船舶のための新型の二重底タンクま
たは深底タンクもしくは液体の積荷および液体の
バラストの双方または時を違えて船中の同じスペ
ース中において運ばれる異種の積荷を可とし、し
かもおろされた積荷またはバラストの残留物また
は蒸気と積み込まれた新たなバラストまたは積荷
とを混合させないタンクに関する。
たは深底タンクもしくは液体の積荷および液体の
バラストの双方または時を違えて船中の同じスペ
ース中において運ばれる異種の積荷を可とし、し
かもおろされた積荷またはバラストの残留物また
は蒸気と積み込まれた新たなバラストまたは積荷
とを混合させないタンクに関する。
本発明に係るタンクは、望ましくは船の積荷ス
ペースまたは二重底スペース中に設置される液体
用二重底タンクから成る。このタンクは上方セク
シヨンおよび下方セクシヨンに分れる。また、こ
のタンクは下方セクシヨンの頂部または上方セク
シヨンの底部である垂直方向へ可動の剛性仕切り
を備える。この剛性の仕切りは、上方位置と下方
位置との間で可動であり、適当な案内手段の間で
案内される。不浸透性の可撓性シート材が前記仕
切りおよびタンクの側部に固定され、上下両セク
シヨン間での液体の流通を妨げる。適当な液体入
口および出口手段が各セクシヨンに設けられ、こ
れにより異種の液体を同一の物理的スペース中に
おける各セクシヨンで時を異にして運搬すること
ができ、しかもその間に一方のセクシヨンから他
方のセクシヨンへ残留物を混入させることはな
い。可撓性のシート材は、ゴムまたは他の不浸透
性の材料もしくはオイルタイト材からなり、常
時、タンクの固定部分と可動部分とを連結してい
る。このシート材は、仕切りが船内の最下方位置
すなわち積荷位置にあるとき、船の側部の内部形
状を呈するに十分な長さとされている。
ペースまたは二重底スペース中に設置される液体
用二重底タンクから成る。このタンクは上方セク
シヨンおよび下方セクシヨンに分れる。また、こ
のタンクは下方セクシヨンの頂部または上方セク
シヨンの底部である垂直方向へ可動の剛性仕切り
を備える。この剛性の仕切りは、上方位置と下方
位置との間で可動であり、適当な案内手段の間で
案内される。不浸透性の可撓性シート材が前記仕
切りおよびタンクの側部に固定され、上下両セク
シヨン間での液体の流通を妨げる。適当な液体入
口および出口手段が各セクシヨンに設けられ、こ
れにより異種の液体を同一の物理的スペース中に
おける各セクシヨンで時を異にして運搬すること
ができ、しかもその間に一方のセクシヨンから他
方のセクシヨンへ残留物を混入させることはな
い。可撓性のシート材は、ゴムまたは他の不浸透
性の材料もしくはオイルタイト材からなり、常
時、タンクの固定部分と可動部分とを連結してい
る。このシート材は、仕切りが船内の最下方位置
すなわち積荷位置にあるとき、船の側部の内部形
状を呈するに十分な長さとされている。
前記の可動の仕切りおよびアタツチメントはタ
ンクの頂部や側部の固定部分に連結される可撓性
シート材と共に隔壁を構成する。
ンクの頂部や側部の固定部分に連結される可撓性
シート材と共に隔壁を構成する。
この隔壁は、液圧シリンダまたはラム、空気シ
リンダまたはラム、蒸気シリンダまたはラム、バ
ラストスペース中において隔壁に作用する空気
圧、バラストスペース中において隔壁に作用する
水圧、またはデツキ上のウインチからのフツクお
よびワイヤのような適当な手段の1つまたはそれ
らの組合せ手段によつて昇降される。
リンダまたはラム、蒸気シリンダまたはラム、バ
ラストスペース中において隔壁に作用する空気
圧、バラストスペース中において隔壁に作用する
水圧、またはデツキ上のウインチからのフツクお
よびワイヤのような適当な手段の1つまたはそれ
らの組合せ手段によつて昇降される。
中央ラムおよびシリンダの密な嵌合に加えて、
タンクの可動の仕切りすなわち隔壁蓋は、ガイド
バー、凹所を備えた受け口および差し口、液圧固
定ピン、および中央ラムにあつて固定案内ベアリ
ングキイーにより噛合するスプラインの1つまた
はそれらの組合せを含む適当な機械的手段によ
り、種々の位置に堅く保持されたまたは案内され
る。
タンクの可動の仕切りすなわち隔壁蓋は、ガイド
バー、凹所を備えた受け口および差し口、液圧固
定ピン、および中央ラムにあつて固定案内ベアリ
ングキイーにより噛合するスプラインの1つまた
はそれらの組合せを含む適当な機械的手段によ
り、種々の位置に堅く保持されたまたは案内され
る。
可撓シートは、その吊持がゆるいとき、必要に
応じてばねまたは弾性材のピースにより保持され
る。
応じてばねまたは弾性材のピースにより保持され
る。
本発明によるタンクの船での使用は、タンクか
ら放出されるバラス水を、荷が積積されている状
態すなわち積荷残留物または蒸気によつて完全に
汚染されていない一般的な状態とすることによつ
て、海域の汚染を避けることを可能にする。さら
に、船主は分離バラストタンクを設置した小型船
の場合より、同一の積荷運搬容量をもつたより小
さな排水量の船を所有することができる。
ら放出されるバラス水を、荷が積積されている状
態すなわち積荷残留物または蒸気によつて完全に
汚染されていない一般的な状態とすることによつ
て、海域の汚染を避けることを可能にする。さら
に、船主は分離バラストタンクを設置した小型船
の場合より、同一の積荷運搬容量をもつたより小
さな排水量の船を所有することができる。
分離バラストタンクを備えた船の積荷容量に比
較して、本発明によるタンクの排水量比に対して
より大きい積荷容量のために、船が積荷状態であ
ろうとあるいはバラスト状態であろうと船主に燃
料費の追加的な節約をもたらす。本発明による装
置は、常に船内にあつて運ばれるバラスト水量に
柔軟性をもたらし、船長に普通の気象条件に適合
するようにバラスト水の量を任意に決めさせるこ
とができ、これによりバラスト状態でのより高い
安全性と経済性とを実現することができる。
較して、本発明によるタンクの排水量比に対して
より大きい積荷容量のために、船が積荷状態であ
ろうとあるいはバラスト状態であろうと船主に燃
料費の追加的な節約をもたらす。本発明による装
置は、常に船内にあつて運ばれるバラスト水量に
柔軟性をもたらし、船長に普通の気象条件に適合
するようにバラスト水の量を任意に決めさせるこ
とができ、これによりバラスト状態でのより高い
安全性と経済性とを実現することができる。
各積荷スペース中に本発明につき隔壁つほタン
クを設置すれば、船長は船内におけるバラスト水
の配置を決めるに際してより大きな柔軟性をもつ
ことができ、船体構造に不必要な歪の発生を避け
ることができる。
クを設置すれば、船長は船内におけるバラスト水
の配置を決めるに際してより大きな柔軟性をもつ
ことができ、船体構造に不必要な歪の発生を避け
ることができる。
さらに、本発明は、必要とあらば、最下方位置
にある際の隔壁蓋と船底との間にスペースを設
け、これを船が積荷状態にある際に、船主の求め
によつて、二重底スペースとすることができる。
本発明によるタンクのバラストスペースは、例え
ばカナダと中東との間の航海で工業または農業用
の真水を運ぶといつたことが、空荷での戻り航海
において求められるならば、バラスト水に代えて
積荷のために使用し得ることが理解されよう。こ
れに代えて、タンクはこれの設けられている積荷
スペースが無積荷状態にある場合、バラストスペ
ース内でオイル燃料庫を運ぶのに用いることもで
きる。
にある際の隔壁蓋と船底との間にスペースを設
け、これを船が積荷状態にある際に、船主の求め
によつて、二重底スペースとすることができる。
本発明によるタンクのバラストスペースは、例え
ばカナダと中東との間の航海で工業または農業用
の真水を運ぶといつたことが、空荷での戻り航海
において求められるならば、バラスト水に代えて
積荷のために使用し得ることが理解されよう。こ
れに代えて、タンクはこれの設けられている積荷
スペースが無積荷状態にある場合、バラストスペ
ース内でオイル燃料庫を運ぶのに用いることもで
きる。
本発明に係る装置は、分離バラストシステムを
備えた同一積荷容量の船の場合より建造中鋼材使
用量が少ないことによつてタンクの設置コストを
補償することができる。
備えた同一積荷容量の船の場合より建造中鋼材使
用量が少ないことによつてタンクの設置コストを
補償することができる。
本発明のタンクを備えたオイルタンカーは、さ
らに、分離バラストタンクを設置した、積荷容量
が近似するオイルタンカーより乾舷が小さい。従
つて、両者の船が満載されたとき、前者のタンカ
ーにおいて喫水線上方のオイルの圧力ヘツドが小
さいことにより、両者のタンカーの水面下の損害
が同一である場合において、前者のタンカーから
海へ逃げるオイルの量は少ない。
らに、分離バラストタンクを設置した、積荷容量
が近似するオイルタンカーより乾舷が小さい。従
つて、両者の船が満載されたとき、前者のタンカ
ーにおいて喫水線上方のオイルの圧力ヘツドが小
さいことにより、両者のタンカーの水面下の損害
が同一である場合において、前者のタンカーから
海へ逃げるオイルの量は少ない。
本発明が特徴とするところは、図示の実施例に
関する以下の説明により明らかとなろう。
関する以下の説明により明らかとなろう。
図示の実施例は本発明をオイルタンカーに適用
した例であるが、貨物船のような船舶のほか陸上
タンクのような船舶以外の用途にも若干の変更を
加えて適用することができる。
した例であるが、貨物船のような船舶のほか陸上
タンクのような船舶以外の用途にも若干の変更を
加えて適用することができる。
また、隔壁はタンクの側部に、すなわち仕切り
たる隔壁蓋を垂直位置に設置することもできる。
たる隔壁蓋を垂直位置に設置することもできる。
図中、積荷タンクは横方向のフレーム構成で示
されているが縦方向のフレーム構成もしくは他の
型式の補鋼構造を船主の要請により隔壁タンクシ
ステムと共に使用することができる。
されているが縦方向のフレーム構成もしくは他の
型式の補鋼構造を船主の要請により隔壁タンクシ
ステムと共に使用することができる。
第1図を参照するに、破断線前部(図上左側部
分)の船10の部分はバラストのみを運んで航行
しているときの船の状態を示している。この状態
において、隔壁蓋すなわち仕切り16は可撓性シ
ート18に対して最も高い位置に調整されかつ固
定されており、隔壁の部分は弾性材料の帯片20
により所定位置に拘束もしくは保持されている。
可動シリンダ22と固定ラム24との間に作用す
る液圧が隔壁蓋16を図示の位置へ上昇させる。
隔壁蓋16上方の積荷セクシヨンまたはスペース
14は空であり、他方隔壁蓋16下方のバラスト
セクシヨンまたはスペース12はバラスト水で満
たされている。
分)の船10の部分はバラストのみを運んで航行
しているときの船の状態を示している。この状態
において、隔壁蓋すなわち仕切り16は可撓性シ
ート18に対して最も高い位置に調整されかつ固
定されており、隔壁の部分は弾性材料の帯片20
により所定位置に拘束もしくは保持されている。
可動シリンダ22と固定ラム24との間に作用す
る液圧が隔壁蓋16を図示の位置へ上昇させる。
隔壁蓋16上方の積荷セクシヨンまたはスペース
14は空であり、他方隔壁蓋16下方のバラスト
セクシヨンまたはスペース12はバラスト水で満
たされている。
破断線後部(図上右側部分)の船10の部分
は、オイルを満載しての航行時における船の状体
を示す。この状態において、隔壁蓋16はその最
下方位置に調整されており、積荷スペース14は
オイルおよびバラストで満たされるかあるいは任
意の二重底スペース12が空の状態にある。
は、オイルを満載しての航行時における船の状体
を示す。この状態において、隔壁蓋16はその最
下方位置に調整されており、積荷スペース14は
オイルおよびバラストで満たされるかあるいは任
意の二重底スペース12が空の状態にある。
航海ブリツジ26、垂組員施設28、船首スペ
ース30、ボイドスペース32、横方向隔壁34
およびメインデツキ36は従来構造である。
ース30、ボイドスペース32、横方向隔壁34
およびメインデツキ36は従来構造である。
船10の底部38もまた従来構造であるが、内
部の補剛は隔壁16が最下方位置にあるときにこ
れを受けるように再配置されてもよい。
部の補剛は隔壁16が最下方位置にあるときにこ
れを受けるように再配置されてもよい。
推進機スペース40もまた従来構造であるが、
このスペース中に隔壁を作動するための機械を配
置してもよい。この機械は、例えば液圧シリンダ
22に関する液圧ポンプ44を駆動する電気モー
タ42である。
このスペース中に隔壁を作動するための機械を配
置してもよい。この機械は、例えば液圧シリンダ
22に関する液圧ポンプ44を駆動する電気モー
タ42である。
第2図は第1図の破断線前部部分の横断面図で
あり、左舷50、縦方向隔壁52および右舷54
は従来通りである。
あり、左舷50、縦方向隔壁52および右舷54
は従来通りである。
第3図は第1図の破断線の後部部分の横断面図
である。
である。
第4図を参照するに、隔壁蓋16はその最下方
位置近くに示されている。
位置近くに示されている。
隔壁蓋16は、第4図に示すように、ボルト6
2およびナツト64で固定されたクランプバー6
0により液密性織布からなる可撓性のシート18
に取り付けられている。シート18の一端でのク
ランプバー60と隔壁蓋16との間の締めつけお
よびシート18の他端でのクランプバーと固定タ
ンク頂部との間の締めつけは、ジヨイント部を水
密ないし油密のものとする。
2およびナツト64で固定されたクランプバー6
0により液密性織布からなる可撓性のシート18
に取り付けられている。シート18の一端でのク
ランプバー60と隔壁蓋16との間の締めつけお
よびシート18の他端でのクランプバーと固定タ
ンク頂部との間の締めつけは、ジヨイント部を水
密ないし油密のものとする。
円形のピースが隔壁蓋16の中央部から切り取
られ、液圧シリンダ22がボルト70およびナツ
ト72により隔壁蓋16に取り付けられている。
液圧ラム24は、船10の底部に設けられた横方
向補剛フレーム76に、ボルト78およびナツト
80により止められている。パツキン押え82が
液圧シリンダ22の下端部に嵌合されている。ピ
ストンリング84または他の液圧油拘束装置がラ
ム24の上端部に嵌合されている。液圧油入口お
よび戻り用導管86が液圧ラム24の内側に嵌め
られており、これらの導管はラムが中空であるか
または充実しているかによりパイプまたはドリル
穿孔穴のいずれかにすることができる。
られ、液圧シリンダ22がボルト70およびナツ
ト72により隔壁蓋16に取り付けられている。
液圧ラム24は、船10の底部に設けられた横方
向補剛フレーム76に、ボルト78およびナツト
80により止められている。パツキン押え82が
液圧シリンダ22の下端部に嵌合されている。ピ
ストンリング84または他の液圧油拘束装置がラ
ム24の上端部に嵌合されている。液圧油入口お
よび戻り用導管86が液圧ラム24の内側に嵌め
られており、これらの導管はラムが中空であるか
または充実しているかによりパイプまたはドリル
穿孔穴のいずれかにすることができる。
ガイドバー88が隔壁蓋16に取り付けられ
る。このガイドバー88は、タンク頂部66の固
定部分に取り付けられるガイドプレート90に設
けられた嵌合孔を貫通している。
る。このガイドバー88は、タンク頂部66の固
定部分に取り付けられるガイドプレート90に設
けられた嵌合孔を貫通している。
隔壁蓋16がその最高位置にあるとき、タンク
頂部66の固定部分に取り付けられている固定ピ
ン92は隔壁蓋16に取り付けられる固定板94
に設けられた孔中に嵌入する。固定ピン92は小
径の液圧油管98により液圧ポンプへ供給されま
た戻される液圧油を用いる小型液圧シリンダ96
により作動される。この小型液圧シリンダ96を
作動すべく使用される液圧ポンプは小型の液圧シ
リンダ22を作動させるのと同じポンプとするこ
とができ、あるいは適宜別のポンプとすることも
できる。複数のガイドバー88および固定ピン9
2が各隔壁蓋16のために用いられる。
頂部66の固定部分に取り付けられている固定ピ
ン92は隔壁蓋16に取り付けられる固定板94
に設けられた孔中に嵌入する。固定ピン92は小
径の液圧油管98により液圧ポンプへ供給されま
た戻される液圧油を用いる小型液圧シリンダ96
により作動される。この小型液圧シリンダ96を
作動すべく使用される液圧ポンプは小型の液圧シ
リンダ22を作動させるのと同じポンプとするこ
とができ、あるいは適宜別のポンプとすることも
できる。複数のガイドバー88および固定ピン9
2が各隔壁蓋16のために用いられる。
積荷としてのオイルがない場合、シート18は
該シートおよびタンクの適当な固定部分に取り付
けられる弾性材料の帯片またはばね20の作用に
より固定位置に保持される。積荷が積荷スペース
14中に積み込まれるとき、積荷の圧力ヘツドは
シート18を支持プレート100に対して強圧す
る。シート18のための支持プレート100に
は、該プレート100とシート18との間に空間
が封じ込められるのを防ぐために小さな孔102
が穿孔されている。シート18を損うような鋭利
な突出物がない場合、シート18はバラストスペ
ース12の輪かくに従いかつタンク板金上に直接
載せることができる。
該シートおよびタンクの適当な固定部分に取り付
けられる弾性材料の帯片またはばね20の作用に
より固定位置に保持される。積荷が積荷スペース
14中に積み込まれるとき、積荷の圧力ヘツドは
シート18を支持プレート100に対して強圧す
る。シート18のための支持プレート100に
は、該プレート100とシート18との間に空間
が封じ込められるのを防ぐために小さな孔102
が穿孔されている。シート18を損うような鋭利
な突出物がない場合、シート18はバラストスペ
ース12の輪かくに従いかつタンク板金上に直接
載せることができる。
積荷オイルのための船底井104が隔壁蓋16
に形成されている。この船底井104には可撓性
の補強吸引ホース106およびストレーナ108
が設けられている。
に形成されている。この船底井104には可撓性
の補強吸引ホース106およびストレーナ108
が設けられている。
着床部110が船底部の横方向補剛フレーム7
6の頂部に取り付けられかつ必要に応じて散在さ
れ、積荷が積み込まれる際に積荷の重量に加えて
の隔壁蓋16の重量を取り去る。着床部110の
高さは船10が積荷状態にあるとき二重底タンク
スペースとして許されるスペースの嵩を左右す
る。
6の頂部に取り付けられかつ必要に応じて散在さ
れ、積荷が積み込まれる際に積荷の重量に加えて
の隔壁蓋16の重量を取り去る。着床部110の
高さは船10が積荷状態にあるとき二重底タンク
スペースとして許されるスペースの嵩を左右す
る。
液圧シリンダ22の作動により隔壁蓋16はア
イ・ボルト112に取り付けられたワイヤおよび
フツクを操作するデツキ上のウインチにより上昇
される。フツクおよびワイヤは、メインデツキ3
6にあつてしかも液圧シリンダ22の中心の真上
に設けられた孔114に通される。
イ・ボルト112に取り付けられたワイヤおよび
フツクを操作するデツキ上のウインチにより上昇
される。フツクおよびワイヤは、メインデツキ3
6にあつてしかも液圧シリンダ22の中心の真上
に設けられた孔114に通される。
バラストサウンデイング管120およびバラス
トスペース空気抜き管122はタンク頂部66の
固定部分に取り付けられている。
トスペース空気抜き管122はタンク頂部66の
固定部分に取り付けられている。
積荷スペースのサウンデイング管126は隔壁
蓋16上に設けられかつ該隔壁蓋が最高位置にあ
るときこの隔壁蓋16との間にわずかに間隙を残
す。横方向補剛フレーム76には、バラストスペ
ース充填管130およびバラストスペース吸引管
132のための孔128が穿たれている。
蓋16上に設けられかつ該隔壁蓋が最高位置にあ
るときこの隔壁蓋16との間にわずかに間隙を残
す。横方向補剛フレーム76には、バラストスペ
ース充填管130およびバラストスペース吸引管
132のための孔128が穿たれている。
積荷スペース空気抜き口134、積荷スペース
充填管136、ねじ蓋138、側方補剛フレーム
140および横方向補剛フレーム76は従来通り
である。
充填管136、ねじ蓋138、側方補剛フレーム
140および横方向補剛フレーム76は従来通り
である。
第5図に示すタンクは基本的に第4図に示した
と同じ形態であるが、隔壁蓋16は、油圧に代え
て空気圧あるいはバラスト水圧により昇降される
ことが大きく相違するところである。すなわち、
実質的に隔壁蓋16はバラストスペース12内で
低圧空気あるいは水によつて作動されるピストン
となる。
と同じ形態であるが、隔壁蓋16は、油圧に代え
て空気圧あるいはバラスト水圧により昇降される
ことが大きく相違するところである。すなわち、
実質的に隔壁蓋16はバラストスペース12内で
低圧空気あるいは水によつて作動されるピストン
となる。
ガイドシリンダ150は隔壁蓋16の頂部に取
り付けられている。このガイドシリンダ150は
ガイドスプライン152、隔壁蓋16が最下方位
置にあるとき該隔壁蓋を保持するための円筒形の
固定ピン着床部154および隔壁蓋16が最高位
置にあるとき該隔壁蓋を保持するための円筒形の
固定ピン着床部156を備える。
り付けられている。このガイドシリンダ150は
ガイドスプライン152、隔壁蓋16が最下方位
置にあるとき該隔壁蓋を保持するための円筒形の
固定ピン着床部154および隔壁蓋16が最高位
置にあるとき該隔壁蓋を保持するための円筒形の
固定ピン着床部156を備える。
水平ビーム158は図示のとおり箱型とするこ
とができ、積荷スペース14の両側に溶着された
両端を有する。水平ビーム158はその中央部近
傍で切り取られており、図示のとおりソリツドベ
アリング160が取り付けられている。ガイドシ
リンダ150のための青銅製のガイドベアリング
162がソリツドベアリング160に設けられて
いる。
とができ、積荷スペース14の両側に溶着された
両端を有する。水平ビーム158はその中央部近
傍で切り取られており、図示のとおりソリツドベ
アリング160が取り付けられている。ガイドシ
リンダ150のための青銅製のガイドベアリング
162がソリツドベアリング160に設けられて
いる。
隔壁蓋16がその最下方位置にあるとき矩形の
位置決め差し込み164は差し込み着床部166
に嵌合する。
位置決め差し込み164は差し込み着床部166
に嵌合する。
バラストスペース空気抜き管122には気密ね
じキヤツプ168および低圧バラストデイスク1
70が設けられている。
じキヤツプ168および低圧バラストデイスク1
70が設けられている。
バラストスペース12のための低圧空気注入管
172には、圧力計174、空気逃し弁176お
よび手動式空気放出弁178が設けられている。
172には、圧力計174、空気逃し弁176お
よび手動式空気放出弁178が設けられている。
隔壁蓋16は必要に応じてL字形状のバー18
0あるいはこれと同様な部材により補強すること
ができる。
0あるいはこれと同様な部材により補強すること
ができる。
火花防止用接地線182が隔壁蓋16と水平ビ
ーム158或は船10の電気的に接地された部分
との間に設けられている。
ーム158或は船10の電気的に接地された部分
との間に設けられている。
第6図を参照するに、ガイドシリンダ150の
側部に設けらたガイドスプライン152はガイド
ベアリング162に切り込まれたキー溝190に
摺動可能に嵌合されている。
側部に設けらたガイドスプライン152はガイド
ベアリング162に切り込まれたキー溝190に
摺動可能に嵌合されている。
補強吸引ホース106の上端は固定された積荷
オイル吸引管192に取り付けられている。
オイル吸引管192に取り付けられている。
タンク前方仕切壁194およびタンク後方仕切
り壁196は船の左舷50および縦仕切り壁52
に取り付けられている。
り壁196は船の左舷50および縦仕切り壁52
に取り付けられている。
タンクの頂部66には、点検のためバラストス
ペース12に出入りできるように気密的に閉鎖さ
れるマンホール210が設けられている。
ペース12に出入りできるように気密的に閉鎖さ
れるマンホール210が設けられている。
水平ビーム158には、ナツト64の操作を容
易にするために必要に応じて孔198が穿たれて
いる。
易にするために必要に応じて孔198が穿たれて
いる。
第7図に示するタンクは、基本的には、第5図
に示したと同様である。すなわち隔壁蓋16は低
圧空気或はバラスト水により昇降する。しかしな
がら、深底タンクはその名の通り一般的により深
い二重底タンクであるため次のような変更或は付
加がなされている。
に示したと同様である。すなわち隔壁蓋16は低
圧空気或はバラスト水により昇降する。しかしな
がら、深底タンクはその名の通り一般的により深
い二重底タンクであるため次のような変更或は付
加がなされている。
隔壁蓋16の昇降時により長いシリンダガイド
150に特別な安定性を与えるために、ベアリン
グ202および青銅製ガイドベアリング204が
設けられた付加水平ビーム200が設けられてい
る。
150に特別な安定性を与えるために、ベアリン
グ202および青銅製ガイドベアリング204が
設けられた付加水平ビーム200が設けられてい
る。
付加され弾性材料である帯片すなわちスプリン
グ20が必要に応じてより長い織物のシート18
の配置のために設けられている。
グ20が必要に応じてより長い織物のシート18
の配置のために設けられている。
補強吸収ホース106の底端部は中空のガイド
シリンダ150内に嵌合された垂直な積荷オイル
吸引管206に取り付けられている。積荷オイル
ドレインホール208がガイドシリンダ150の
底部穿たれており、ドレインホール208は積荷
オイルの再配置積荷オイルのための船底井104
への排出を許す。
シリンダ150内に嵌合された垂直な積荷オイル
吸引管206に取り付けられている。積荷オイル
ドレインホール208がガイドシリンダ150の
底部穿たれており、ドレインホール208は積荷
オイルの再配置積荷オイルのための船底井104
への排出を許す。
矩形の位置決め差し込み164および差し込み
着床部166が異つた位置に配置されており、ま
た必要に応じて付加差し込みおよび差し込み着床
部が付加されている。
着床部166が異つた位置に配置されており、ま
た必要に応じて付加差し込みおよび差し込み着床
部が付加されている。
タンク底部186は船の底部とすることができ
る。
る。
垂直ビーム170は付加水平ビーム200を支
持するのを助ける。
持するのを助ける。
メインデツキレベル上およびこれに設けられる
全ての付属機器は、第7図には示されていないが
第5図に示されたと同様である。
全ての付属機器は、第7図には示されていないが
第5図に示されたと同様である。
第7図に示された隔壁蓋16は、わずかなそし
て明らかな変形例として、第4図に示された液圧
シリンダによつて昇降されることができる。
て明らかな変形例として、第4図に示された液圧
シリンダによつて昇降されることができる。
本発明の作動は次のとおりである。
第4図を参照するに、積荷スペース14が空
で、バラストスペース12が汚染されていない浄
水バラストで満された状態で隔壁蓋16がその最
高位置に固定されているとき、浄水バラストを放
出してスペース14に積荷オイルを積み込むこと
が望まれる。初めにバラストポンプが始動されバ
ラストスペース12内のバラスト水がバラストス
ペース吸入管132を経て船外に排出される。次
に、第1図に示した液圧ポンプ44が始動され、
一方の液圧管86より液圧シリンダ22が圧力を
かけられる。また、小型液圧シリンダ96が一方
の液圧管98より圧力をかけられる。液圧シリン
ダ22および96は都合のよい箇所から遠隔操作
される。固定ピン92は次に固定板94の孔から
引き込まれる。液圧シリンダ22内の液圧は他方
の液圧管98を経て除々に解除され、隔壁蓋16
は着床部110上の最下方位置に静かに降りる。
隔壁蓋16はガイドプレート90の孔に摺動可能
に嵌合するガイドバー88によつて常時案内され
る。
で、バラストスペース12が汚染されていない浄
水バラストで満された状態で隔壁蓋16がその最
高位置に固定されているとき、浄水バラストを放
出してスペース14に積荷オイルを積み込むこと
が望まれる。初めにバラストポンプが始動されバ
ラストスペース12内のバラスト水がバラストス
ペース吸入管132を経て船外に排出される。次
に、第1図に示した液圧ポンプ44が始動され、
一方の液圧管86より液圧シリンダ22が圧力を
かけられる。また、小型液圧シリンダ96が一方
の液圧管98より圧力をかけられる。液圧シリン
ダ22および96は都合のよい箇所から遠隔操作
される。固定ピン92は次に固定板94の孔から
引き込まれる。液圧シリンダ22内の液圧は他方
の液圧管98を経て除々に解除され、隔壁蓋16
は着床部110上の最下方位置に静かに降りる。
隔壁蓋16はガイドプレート90の孔に摺動可能
に嵌合するガイドバー88によつて常時案内され
る。
第1図を参照するに、液圧ポンプ44およびバ
ラストポンプが停止され、積荷オイル充填管13
6を経てスペース14内に積荷オイルが積み込ま
れる。
ラストポンプが停止され、積荷オイル充填管13
6を経てスペース14内に積荷オイルが積み込ま
れる。
スペース14が満たされるに従つてオイルの横
方向圧力は穏やかにシート18をバラストスペー
ス12の両側に向けてまたシート支持プレート1
00に向けて押しつける。シート18およびシー
ト支持プレート100間に封じ込められたわずか
な空気でも小孔102を経て排出される。
方向圧力は穏やかにシート18をバラストスペー
ス12の両側に向けてまたシート支持プレート1
00に向けて押しつける。シート18およびシー
ト支持プレート100間に封じ込められたわずか
な空気でも小孔102を経て排出される。
積荷オイルを荷おろししようとする場合、カー
ゴポンプが始動され、積荷オイル吸引ホース10
6によりスペース14が空にされる。第1図に示
した液圧ポンプ44が再び始動され、シリンダ2
2は除々に圧力をかけられ、このシリンダ22は
隔壁蓋16をその最上方位置へ上昇させる。弾性
材料の帯片すなわちスプリング20は、シート1
8が移動する隔壁蓋16と固定されたタンク頂部
66との間で狭み込まれないために配置されてい
る。固定ピン92は液圧シリンダ96により固定
プレート94の孔に押し出される。第1図に示す
液圧ポンプ44は次に停止され、バラストスペー
ス12がバラストスペース充填管130により水
で満される。わずかなそして明らかな変形例とし
て隔壁蓋16を移動させるための手段として液圧
シリンダ22に空気あるいは蒸気を適用できるこ
とが理解されよう。
ゴポンプが始動され、積荷オイル吸引ホース10
6によりスペース14が空にされる。第1図に示
した液圧ポンプ44が再び始動され、シリンダ2
2は除々に圧力をかけられ、このシリンダ22は
隔壁蓋16をその最上方位置へ上昇させる。弾性
材料の帯片すなわちスプリング20は、シート1
8が移動する隔壁蓋16と固定されたタンク頂部
66との間で狭み込まれないために配置されてい
る。固定ピン92は液圧シリンダ96により固定
プレート94の孔に押し出される。第1図に示す
液圧ポンプ44は次に停止され、バラストスペー
ス12がバラストスペース充填管130により水
で満される。わずかなそして明らかな変形例とし
て隔壁蓋16を移動させるための手段として液圧
シリンダ22に空気あるいは蒸気を適用できるこ
とが理解されよう。
第5図を参照するに、積荷スペース14が空に
なりバラストスペース12が浄水バラストで満さ
れた状態で隔壁蓋16がその最上方位置に固定さ
れている時、浄水バラストを放出してスペース1
4に積荷オイルを積み込むことが望まれる。
なりバラストスペース12が浄水バラストで満さ
れた状態で隔壁蓋16がその最上方位置に固定さ
れている時、浄水バラストを放出してスペース1
4に積荷オイルを積み込むことが望まれる。
隔壁蓋16を動作させる手段として低圧空気が
使用される場合、初めにキヤツプ168がバラス
トスペース空気抜き管122から取り外される。
そして、スペース12内にバラスト水が吸引管1
32を経て船外に汲み出される。バラストスペー
ス12が空になるとキヤツプ168が元の位置に
取り付けられ、キヤツプ138はその密封性を点
検される。次に、管172に接続されたエアーコ
ンプレツサが始動され、圧縮空気がバラストスペ
ース12内に導かれる。広いピストンエアと隔壁
蓋16が比較的軽量であることを考慮すると、圧
縮空気は極めて低圧でよい。隔壁蓋16の下方に
作用する低圧空気が隔壁蓋16の重量とつり合つ
た時、固定ピン92が着床部156から引き抜か
れる。次に、エアーコンプレツサが停止され、バ
ルブ178よりスペース12内の空気が除々に排
出される。これにより隔壁蓋16はその最下方位
置に静置される。隔壁蓋16はその最下方位置で
着床部154に向けて押し出されたピン92によ
りその位置に係止される。次に、積荷オイルが管
136より積み込まれる。
使用される場合、初めにキヤツプ168がバラス
トスペース空気抜き管122から取り外される。
そして、スペース12内にバラスト水が吸引管1
32を経て船外に汲み出される。バラストスペー
ス12が空になるとキヤツプ168が元の位置に
取り付けられ、キヤツプ138はその密封性を点
検される。次に、管172に接続されたエアーコ
ンプレツサが始動され、圧縮空気がバラストスペ
ース12内に導かれる。広いピストンエアと隔壁
蓋16が比較的軽量であることを考慮すると、圧
縮空気は極めて低圧でよい。隔壁蓋16の下方に
作用する低圧空気が隔壁蓋16の重量とつり合つ
た時、固定ピン92が着床部156から引き抜か
れる。次に、エアーコンプレツサが停止され、バ
ルブ178よりスペース12内の空気が除々に排
出される。これにより隔壁蓋16はその最下方位
置に静置される。隔壁蓋16はその最下方位置で
着床部154に向けて押し出されたピン92によ
りその位置に係止される。次に、積荷オイルが管
136より積み込まれる。
前記した元の状態すなわちバラストスペース1
2が満たされまた積荷スペース14が空の状態で
隔壁蓋16を動作させる手段としてバラスト水を
用いる場合には、始めにキヤツプ168およびキ
ヤツプ138が取り外される。続いてバラストポ
ンプおよびバラスト充填管130が使用され、バ
ラストスペース空気抜き管122内のバラスト水
が圧縮され、水位チエツクのためにサウンデイン
グ管120が使用される。バラスト水の水頭圧が
隔壁蓋16の重量とつり合うと、固定ピン92が
着床部156から引き抜かれる。次に、バラスト
水が吸引管132から船外に汲み出される。これ
により隔壁蓋16はその最下方位置に静置され、
この最下方位置で着床部154内に押し込まれる
固定ピン92により係止される。次に、積荷オイ
ルはスペース14内に管136より積み込まれ
る。
2が満たされまた積荷スペース14が空の状態で
隔壁蓋16を動作させる手段としてバラスト水を
用いる場合には、始めにキヤツプ168およびキ
ヤツプ138が取り外される。続いてバラストポ
ンプおよびバラスト充填管130が使用され、バ
ラストスペース空気抜き管122内のバラスト水
が圧縮され、水位チエツクのためにサウンデイン
グ管120が使用される。バラスト水の水頭圧が
隔壁蓋16の重量とつり合うと、固定ピン92が
着床部156から引き抜かれる。次に、バラスト
水が吸引管132から船外に汲み出される。これ
により隔壁蓋16はその最下方位置に静置され、
この最下方位置で着床部154内に押し込まれる
固定ピン92により係止される。次に、積荷オイ
ルはスペース14内に管136より積み込まれ
る。
積荷オイルを排出しまたバラスト水を積み込む
ことが望まれるときにはわずかなそして明らかな
変更を伴なつて前記した手順が逆に行なわれる。
ことが望まれるときにはわずかなそして明らかな
変更を伴なつて前記した手順が逆に行なわれる。
第1図は積荷スペース中に隔壁タンクを設けた
大型原油輸送船の縦断面図、第2図は第1図に示
した船の前部の横断面図、第3図は第1図に示し
た船の後部の横断面図、第4図はオイルタンカー
の積荷タンク中に設けられた隔壁二重底タンクの
横断面図であつて、隔壁が液圧シリンダにより作
動されている状態を示し、第5図はオイルタンカ
ーの積荷タンク中に設けられた、隔壁二重底タン
クの横断面図であつて、隔壁が空気圧によつて作
動されている状態を示し、第6図は第5図に示し
たタンクの平面図、第7図は船の積荷タンク中に
設けられた、深底タンクの縦断面図である。 12……バラストスペース(下方セクシヨ
ン)、14……積荷スペース(上方セクシヨン)、
16……隔壁蓋(仕切り)、18……可撓性材料
のシート、20……弾性材料の帯片、22……液
圧シリンダ、24……ラム、106……吸引ホー
ス、130,136……充填管、132……吸引
管。
大型原油輸送船の縦断面図、第2図は第1図に示
した船の前部の横断面図、第3図は第1図に示し
た船の後部の横断面図、第4図はオイルタンカー
の積荷タンク中に設けられた隔壁二重底タンクの
横断面図であつて、隔壁が液圧シリンダにより作
動されている状態を示し、第5図はオイルタンカ
ーの積荷タンク中に設けられた、隔壁二重底タン
クの横断面図であつて、隔壁が空気圧によつて作
動されている状態を示し、第6図は第5図に示し
たタンクの平面図、第7図は船の積荷タンク中に
設けられた、深底タンクの縦断面図である。 12……バラストスペース(下方セクシヨ
ン)、14……積荷スペース(上方セクシヨン)、
16……隔壁蓋(仕切り)、18……可撓性材料
のシート、20……弾性材料の帯片、22……液
圧シリンダ、24……ラム、106……吸引ホー
ス、130,136……充填管、132……吸引
管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上方セクシヨンおよび下方セクシヨンに分割
された流体用のタンクであつて、該タンクは前記
下方セクシヨンの頂部でありまた前記上方セクシ
ヨンの底部でもある、垂直方向へ移動手段により
可動の剛性を有する仕切りを備え、該仕切りは上
方位置と下方位置との間で可動でありまたその間
を案内手段により案内され、前記タンクが、前記
上方セクシヨンと下方セクシヨンとの間での流体
の流通を阻止すべく前記可動仕切りとタンクの側
部または前記下方セクシヨンの頂部の固定部分と
に取り付けられた不浸透性を有する可撓性材料の
シートと、前記上方セクシヨンおよび下方セクシ
ヨンのそれぞれのために設けられた流体入口およ
び流体出口とを備え、これにより一方のセクシヨ
ンから他方のセクシヨンへ残留物を混入させるこ
となく、異種の流体が同一の物理的スペース内に
おいて時を異にして各セクシヨン中で運搬される
ことを特徴とするタンク。 2 船の積荷タンクまたは船倉の内部に設置さ
れ、これにより船の積荷タンクまたは船倉を上方
セクシヨンとして利用する、特許請求の範囲第1
項に記載のタンク。 3 前記仕切りが、上方位置と下方位置との間
で、液圧シリンダにより移動可能である、特許請
求の範囲第1項に記載のタンク。 4 前記仕切りが、液圧シリンダにより支持さ
れ、底部を仕切りに固定したガイドシリンダが経
過するガイドベアリングにより拘束されかつ案内
される、特許請求の範囲第1項に記載のタンク。 5 前記可撓性のシートを拘束しかつ支持する手
段が、前記可撓性シートおよび船のバラストスペ
ースの対応側に固定される弾性材料の帯片からな
る、特許請求の範囲第2項に記載のタンク。 6 前記下方セクシヨンが排気管および下方セク
シヨンを気密にしかつ過剰な空気圧から守る手段
を備える、特許請求の範囲第2項に記載のタン
ク。 7 下方セクシヨンがさらにゲージおよび制御手
段を有する空気送給管を備える、特許請求の範囲
第6項に記載のタンク。 8 前記仕切りが下方セクシヨンの底部に近接し
た下方位置と上方セクシヨンの頂部に近接した上
方位置との間を可動である、特許請求の範囲第1
項に記載のタンク。 9 積荷が上方セクシヨン中に積み込まれている
とき、可動の仕切りと船底との間にスペースを残
し、これにより積荷状態下で二重底スペースを形
成する手段を備えた、特許請求の範囲第2項に記
載のタンク。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/820,703 US4117796A (en) | 1977-08-01 | 1977-08-01 | Double sectioned tank |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5426517A JPS5426517A (en) | 1979-02-28 |
JPS627076B2 true JPS627076B2 (ja) | 1987-02-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
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