JPS627008Y2 - - Google Patents

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JPS627008Y2
JPS627008Y2 JP6677982U JP6677982U JPS627008Y2 JP S627008 Y2 JPS627008 Y2 JP S627008Y2 JP 6677982 U JP6677982 U JP 6677982U JP 6677982 U JP6677982 U JP 6677982U JP S627008 Y2 JPS627008 Y2 JP S627008Y2
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JP
Japan
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gas
lip
gas injection
cylindrical portion
oil
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JP6677982U
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JPS58169234U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス封入式シヨツクアブソーバに圧力
ガスを注入するために使用されるシヨツクアブソ
ーバ用ガス注入具に関する。
緩衝用オイルと圧力ガスとを併用するシヨツク
アブソーバに対し、圧力ガスを注入するための改
良された方法及び装置が特開昭56−42733号公報
に開示されている。同公報記載のガス注入装置は
第1図に示すように、シヨツクアブソーバの外筒
1に対し、Oリング12を介して密封的に外挿さ
れ、段部13により外筒1に対する軸方向位置を
規制された大径円筒部11と、大径円筒部11と
同芯に伸び、オイルシール5のダストリツプ6と
ピストンロツド2との間に挿入される小径円筒部
15とを有し、頂壁16に穿たれたガス注入口1
7から注入された圧力ガスがガス注入用空室18
および小径円筒部15の内側に設けられたガス溝
19を径てダストリツプ6とオイルリツプ7の中
間に達し、オイルリツプ7を押し広げて内部へ進
入し、ガイドメタル21に穿たれた連通孔22を
径てガス室23へ注入される。上記した公開公報
には、小径円筒部15の先端縁がオイルリツプ7
を通過して内方へ進入するごとくなした構成も開
示されている。
上記したガス注入装置においては、小径円筒部
15の内壁に設けられたガス溝19が小径円筒部
15の端縁に達し、一方小径円筒部15はオイル
シール5とピストンロツド2の中間に挿入される
ところから薄肉に製せられているために、ガス溝
19の端縁が尖鋭になつてピストンロツド2とオ
イルシール5の間に挿入される時にオイルシール
5の内周端縁を損傷させて密封性能を低下させる
おそれが大である。
本考案は上記した問題点に鑑み、ピストンロツ
ドとオイルシールリツプとの間に挿入される円筒
体をオイルリツプより内方へ延伸させ、該延伸部
に円周方向に適宜配設された切欠部および互いに
隣り合せる切欠部を連接する円周方向溝を設ける
とともに、ガス注入用空室から上記円周方向溝へ
達する軸方向溝を設けて、円筒部の端部において
ガス注入用溝により尖鋭な端縁が形成されるのを
回避するものである。
以下、図面に基づいて本考案によるガス注入具
の実施例について説明する。第2図の実施例にお
いては、ピストンロツド2に対し密封的に外挿さ
れる頂壁16に対向してガス注入用空室18を形
成する径方向部25から軸方向に伸び、ピストン
ロツド2とオイルシール5のダストリツプ6およ
びオイルリツプ7の間に挿入された円筒部26の
先端部がオイルリツプ7の内方に延進しており、
この延伸部分に第3図に示すごとく複数個所(図
示は3個所)の切欠部27および隣り合せる切欠
部27,27を連接する円周方向溝28が設けら
れ、更に各円周方向溝27とガス注入用空室18
とを連接する軸方向溝29が設けられている。切
欠部27の中間に形成される舌状片は図示するよ
うに先端周面をテーパー面に形成するとともに両
側縁を先細に形成され、更に舌状片の先端縁およ
び両側縁並びに切欠部27の底部端縁を略円弧状
断面に形成されて、ピストンロツド2とオイルシ
ール5との中間への挿入を容易化するとともに、
挿入時におけるダストリツプ6およびオイルリツ
プ7の摺動周面の損傷を回避するように構成され
ている。
上記の構成になるガス注入具は第2図に示すよ
うに径方向部25がシールケース4の端面に当接
するに至るまで円筒部26をピストンロツド2と
オイルシール5の間に挿入されて、ガス注入口1
7から注入された圧力ガスをガス注入用空室1
8、軸方向溝29、円周方向溝28およびガイド
メタル21の連通孔22を経てガス室23へ導
き、ガス注入後にあつては、ガス注入用空室18
内を注入圧力に保つて急速に引き抜かれ、円筒部
26の先端がオイルリツプを通過した所で、オイ
ルリツプ7の自緊作用により内部に注入された圧
力ガスを封緘するものである。
本考案のシヨツクアブソーバ用ガス注入具は上
記したように、ピストンロツドとオイルシールと
の中間に挿入される円筒部分がオイルシールから
内方へ延進する部分を有し、該延進部分において
円周方向に配列された切欠部と、互いに隣り合せ
る切欠部を連接する円周方向溝と、円周方向溝お
よびガス注入用空室を連接する軸方向溝とを配設
された構成を備えていることにより、円筒部の端
縁に尖鋭な端縁が形成されないので、オイルシー
ルのリツプ部を損傷させて圧力ガスに対するシー
ル性を低下させるおそれが全くない。
尚、第2図の実施例においては、頂板26がピ
ストンロツド2に貫通されているが、第1図の場
合と同様に貫通孔を穿たれずピストンロツド2を
覆う構造となしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるシヨツクアブソーバ用
ガス注入装置の一例を示す断面図、第2図は本考
案によるシヨツクアブソーバ用ガス注入具の一実
施例を示す断面図、第3図は同要部拡大断面図で
ある。 1……外筒、2……ピストンロツド、4……シ
ールケース、5……オイルシール、6……ダスト
リツプ、7……オイルリツプ、11……大径円筒
部、12……Oリング、13……段部、15……
小径円筒部、16……頂板、17……ガス注入
口、18……ガス注入用空室、19……ガス溝、
21……ガイドメタル、22……連通孔、23…
…ガス室、25……径方向部、26……円筒部、
27……切欠部、28……円周方向溝、29……
軸方向溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス注入用空室18を形成し、シヨツクアブソ
    ーバの端部に当接する径方向部25および略円筒
    形状を呈して前記径方向部25から軸方向に伸
    び、ピストンロツド2とオイルシール5のリツプ
    6,7の間に挿入される円筒部26を有し、前記
    円筒部26の先端部を前記オイルシール5のオイ
    ルリツプ7から内方へ延進させ、該延進部分に円
    周方向に配設された切欠部27、互いに隣り合せ
    る切欠部27,27を連接する円周方向溝28お
    よび前記円周方向溝28と前記ガス注入用空室1
    8とを連接する軸方向溝29を備えているシヨツ
    クアブソーバ用ガス注入具。
JP6677982U 1982-05-08 1982-05-08 ショックアブソ−バ用ガス注入具 Granted JPS58169234U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6677982U JPS58169234U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 ショックアブソ−バ用ガス注入具

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JP6677982U JPS58169234U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 ショックアブソ−バ用ガス注入具

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Publication Number Publication Date
JPS58169234U JPS58169234U (ja) 1983-11-11
JPS627008Y2 true JPS627008Y2 (ja) 1987-02-18

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ID=30076631

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6677982U Granted JPS58169234U (ja) 1982-05-08 1982-05-08 ショックアブソ−バ用ガス注入具

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KR101090460B1 (ko) * 2011-09-20 2011-12-06 쌍용자동차서대구사업소(주) 가스 쇽업소버용 가스주입구

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Publication number Publication date
JPS58169234U (ja) 1983-11-11

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