JPS6269465A - ニツケル・カドミウムアルカリ蓄電池用陽極板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ニッケル・カドぜラムアルカリ蓄電池用陽極
板の改良に関し、特に、エネルギー密度の向上と高率放
電時における陽極板の性能向上に関するものである。

従来の技術 従来、ニッケル・カドミウム蓄電池において、陽極板は
ニッケル焼結体の細孔中に活物質である水酸化ニッケル
を化学的あるいは電気化学的−ζ保持させる焼結式がほ
とんどであった。最近になって、電池の高容量化、製造
プロセスの面から酸化ニッケル粉末な粘結剤粉末！溶融
させた溶媒で混練し、芯材として用いるパンチングメタ
ルに塗布する方法いわゆるペースト式、あるいはスラリ
一式と呼ばれる陽極板製造法と、ペースト状の水酸化ニ
ッケルをスポンジ状の多孔体金属中に加圧充填する方法
、いわゆる発泡金属充填万式と呼ばれる陽極板製造法が
注目されてきている。

発明が解決しようと下る問題点 ペースト式、あるいはスラリ一式と呼ばれる製造方法や
、ペースト状の活物質全スポンジ状の多孔体金属中ｆこ
加圧充填する方法によって得られる陽極板は、エネルギ
ー密度が大きいけれども、水酸化ニッケルやオキシ水酸
化ニッケルいため、高率放電時の放電持続時間が著しく
短かいという欠点があった。

間１点を解決下るための手段 本発明は上記の如き欠点乞除去下るもので、ニッケルメ
ッキを施こしたカーボンＲ維を、バンチングメタルや多
孔体金属のような集電体として用いたもので、カーボン
繊維は空隙率９０部程度の適度ｌこ厚みのある布伏さし
、それに、スラリー状のニッケル酸化物あるいは水酸化
物を布状のカーボン繊維目の空隙に充填したものである
。

作用 活物質が集電体であるニッケルメッキを施こしたカーボ
ン繊維の近傍にあるため、高率放電時の分極抵抗を小さ
くすることができ、またカーボン繊維にニッケルメッキ
を施こしているため、活物質と集電体との密着性もよく
なる。

実施例 水酸化ニッケル粉末８０部、金属ニッケル粉末５部、水
酸化コバル）３ｇ、ポリビニルアルコール溶液１２部を
２時間混練したペーストを、ニッケルメッキを施こした
カーホン繊維を布状妻 ｌこした集電体Ｅこ充填する０このときに使用した繊維
状カーボン布の寸法は、淳み０．５０ＩＱ１％幅３３蛎
、長さ２２０日で、これは通常のＳＧ形アルカリ電池に
相当し、充填できた理論活物ｗｆは１４８０ｍＡｈであ
った。なお、ここで用いた寸法と同じ焼結基板および多
孔体金Ｊ！！４を用い極板を作製した場合に充填できた
理論活物質容量はそれぞれ１．２２０　ｍＡ　ｓ　ｌ、
５１０　ｍＡｈであり、焼結式の約２０％アップ、また
、多孔体金属を用いた場合と同等の容量を得ることがで
きた。この陽極板を３ＯＳ水酸化カリウム溶液中で１２
Ａで放電した場合の放電曲線を焼結式、発泡金属充填方
式および本発明ｌこよる方式と？比較して、図面に示す
。

体金属方式Ｃに比べて、放電持続時間は同等であるが、
放電電圧は約３　Ｑ　ｍｖ　扁くなっている。

発明の効果 上述のように、本発明に（、ｎば陽極板を高さエネルギ
ー密度化でき、また、多孔体金属を用いた場合に比して
、量率放電時の放電電圧を高くすることができる等工業
的価値きわめて大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は焼結式、発泡金属充填方式、本発明方式の各比較
で放電電流はＡで放電した場合の光′ｇＸ當圧面圧曲線
図る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ニッケルメッキを施こしたカーボン繊維を集電体とし
   て用いることを特徴とするニッケル・カドミウムアルカ
   リ蓄電池用陽極板。