JPS6268831A - 有機材料の光安定化組成物 - Google Patents
有機材料の光安定化組成物Info
- Publication number
- JPS6268831A JPS6268831A JP20713785A JP20713785A JPS6268831A JP S6268831 A JPS6268831 A JP S6268831A JP 20713785 A JP20713785 A JP 20713785A JP 20713785 A JP20713785 A JP 20713785A JP S6268831 A JPS6268831 A JP S6268831A
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- Japan
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- formula
- organic material
- group
- thiobis
- tert
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機材料にチオビス−アルキルフェノール・ニ
ッケルヒンダードアミン鉗化合物を添加してなる光安定
化組成物に関する。
ッケルヒンダードアミン鉗化合物を添加してなる光安定
化組成物に関する。
樹脂、ゴム等の光安定剤としては従来よりサリチル酸エ
ステル系、ベンゾトリアゾール系、ヒドロキシベンゾフ
ェノン系等、多くのものが知られているが、未だ充分満
足するものはない。
ステル系、ベンゾトリアゾール系、ヒドロキシベンゾフ
ェノン系等、多くのものが知られているが、未だ充分満
足するものはない。
本発明の目的は高度に安定化された、有機材料の光安定
化組成物を提供することである。
化組成物を提供することである。
本発明の光安定化組成物は有機材料に式(1):(式中
R1及びR2は同一でも異なっていててもよく、水素、
アルキル基、シフロアH3 は水素、1価のアシル基、N−置換力ルバモイル基、N
−置換チオカルバモイル基、酸素酸から1個の水酸基を
除去して得られる1価基、アルキル基、シクロアルキル
基、アラルキル基又はアリール基を示す。) で表わされるチオビス−アルキルフェノール・ニッケル
−ヒンダードアミン錯化合物を添加してなるものである
。
R1及びR2は同一でも異なっていててもよく、水素、
アルキル基、シフロアH3 は水素、1価のアシル基、N−置換力ルバモイル基、N
−置換チオカルバモイル基、酸素酸から1個の水酸基を
除去して得られる1価基、アルキル基、シクロアルキル
基、アラルキル基又はアリール基を示す。) で表わされるチオビス−アルキルフェノール・ニッケル
−ヒンダードアミン錯化合物を添加してなるものである
。
本発明で使用される前記式(1)の化合物は例えば式(
n) R。
n) R。
(式中R1及びR2は前述の通り。)
で表わされるチオビス−アルキルフェノール・ニッケル
化合物と式(I■): (式中Xは前述の通り。) で表わされるヒンダードアミン化合物とをベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族溶媒中で加熱還流させるこ
とにより製造される。
化合物と式(I■): (式中Xは前述の通り。) で表わされるヒンダードアミン化合物とをベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族溶媒中で加熱還流させるこ
とにより製造される。
次に弐H)で表わされる化合物の具体例を下記表−1に
示す。
示す。
(以下余白)
J−
z
表−1
表−1(続)
一方、これらの光安定化剤によって安定化される有機材
料としてはポリオレフィン、特に低密度又は高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン;及びブテン−1、ペンテン
−1−1ご3−メチルペンテン−1、ヘキセン−4,4
−メチルペンテン−1゜4−メチルヘキセン−1−及び
4,4−ジメチルペンテン−1等のモノマーの重合体又
はこれら千ツマ−とオレフィン、特にエチレン又はプロ
ピレンとの二元又は三元共重合体が特に有効で、その他
、天然又は合成ゴム(合成ゴムとしてはアクリロニトリ
ル、ブジエン又はスチレンの重合体又はそれらの二元又
は三元共重合体が挙げられる。)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、及びエーテル、エステル(カルボン酸、
スルホン酸又は炭酸)アミド又はメタングループから誘
導された縮重合体、表面被覆媒体(例えば油又は樹脂ベ
ース、例えばアルキド樹脂、ポリアミド樹脂ペースを有
するペイント又はラッカーからなる媒体)も有効である
。
料としてはポリオレフィン、特に低密度又は高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン;及びブテン−1、ペンテン
−1−1ご3−メチルペンテン−1、ヘキセン−4,4
−メチルペンテン−1゜4−メチルヘキセン−1−及び
4,4−ジメチルペンテン−1等のモノマーの重合体又
はこれら千ツマ−とオレフィン、特にエチレン又はプロ
ピレンとの二元又は三元共重合体が特に有効で、その他
、天然又は合成ゴム(合成ゴムとしてはアクリロニトリ
ル、ブジエン又はスチレンの重合体又はそれらの二元又
は三元共重合体が挙げられる。)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、及びエーテル、エステル(カルボン酸、
スルホン酸又は炭酸)アミド又はメタングループから誘
導された縮重合体、表面被覆媒体(例えば油又は樹脂ベ
ース、例えばアルキド樹脂、ポリアミド樹脂ペースを有
するペイント又はラッカーからなる媒体)も有効である
。
本発明において有機材料に添加される式(1)の化合物
の量は有機材料の性質、光照射の強度及び露光時間によ
って変化するが、通常、未処理の有機材料に対し0.0
1〜10重量%、好ましくは0.1〜10重量%、好ま
しくは0.1〜2重量%の範囲である。
の量は有機材料の性質、光照射の強度及び露光時間によ
って変化するが、通常、未処理の有機材料に対し0.0
1〜10重量%、好ましくは0.1〜10重量%、好ま
しくは0.1〜2重量%の範囲である。
本発明の光安定化組成物を作るには有機材料と式(1)
の化合物とを常法に従って混合すればよい、混合手段と
しては例えばミキサーが使用される。また有機材料及び
式(1)の化合物は各々溶液又はスラリー状で混合する
ことができ、この場合は混合後、溶剤を除去する。
の化合物とを常法に従って混合すればよい、混合手段と
しては例えばミキサーが使用される。また有機材料及び
式(1)の化合物は各々溶液又はスラリー状で混合する
ことができ、この場合は混合後、溶剤を除去する。
本発明の光安定化組成物にはこの種の組成物に用いられ
る添加物、例えば酸化防止剤、他の光安定剤、金属不活
性剤や更に通常の着色剤、スリップ防止剤、帯電防止剤
、充填剤等を添加することができる。
る添加物、例えば酸化防止剤、他の光安定剤、金属不活
性剤や更に通常の着色剤、スリップ防止剤、帯電防止剤
、充填剤等を添加することができる。
酸化防止剤としてはヒンダードフェノール類、例えば2
.6−ジ−ターシャリブチル−P−クレゾール、2.6
−ビス(2−フェニルイソプロピル)−p−クレゾール
、2,6−ジ−ターシャリブチル−4−ノニルフェ□ノ
ール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ−ターシャ
リブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
2,2−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリブ
チルフェノール)、2.2′−メチレンビス(4−メチ
ル−6−α−メチルシクロヘキシルフェノール)、4.
4′−チオビス(2−ターシャリブチル−5−メチルフ
ェノール)、4,4′−チオビス(2−ターシャリブチ
ル−6−メチルフェノール)、4,4′−メチレンビス
(2−ターシャリブチル−5−メチルフェノール)、4
.4′−メチレンビス(2,6−ジ−ターシャリブチル
フェノール)、4,4′−ブチリデンビス(2−ターシ
ャリブチル−5−メチルフェノール)、4,4′−ブチ
リデンビス(2−イソプロピル−5−メチルフェノール
)、2,4−ビス(3,5−ジ−ターシャリブチル−4
−ヒドロキシフェノキシ)−6−(n−オクチルチオ)
−1,3,5−トリアジン、1,3.5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−ターシャリブチル−
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、1,1.3−トリ
ス(5−ターシャリブチル−4−ヒドロキシ−2−メチ
ルフェニル)ブタン、テトラキス〔メチレン−β−(3
,5−ジ−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニル
)プロピオネートコメタン及びそれらの混合物が挙げら
れる。
.6−ジ−ターシャリブチル−P−クレゾール、2.6
−ビス(2−フェニルイソプロピル)−p−クレゾール
、2,6−ジ−ターシャリブチル−4−ノニルフェ□ノ
ール、n−オクタデシル−β−(3,5−ジ−ターシャ
リブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
2,2−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリブ
チルフェノール)、2.2′−メチレンビス(4−メチ
ル−6−α−メチルシクロヘキシルフェノール)、4.
4′−チオビス(2−ターシャリブチル−5−メチルフ
ェノール)、4,4′−チオビス(2−ターシャリブチ
ル−6−メチルフェノール)、4,4′−メチレンビス
(2−ターシャリブチル−5−メチルフェノール)、4
.4′−メチレンビス(2,6−ジ−ターシャリブチル
フェノール)、4,4′−ブチリデンビス(2−ターシ
ャリブチル−5−メチルフェノール)、4,4′−ブチ
リデンビス(2−イソプロピル−5−メチルフェノール
)、2,4−ビス(3,5−ジ−ターシャリブチル−4
−ヒドロキシフェノキシ)−6−(n−オクチルチオ)
−1,3,5−トリアジン、1,3.5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−ターシャリブチル−
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、1,1.3−トリ
ス(5−ターシャリブチル−4−ヒドロキシ−2−メチ
ルフェニル)ブタン、テトラキス〔メチレン−β−(3
,5−ジ−ターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニル
)プロピオネートコメタン及びそれらの混合物が挙げら
れる。
別の光安定剤としては、置換されたベンゾトリアゾール
類、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’ −ヒドロキシ
−3’ 、5’−ジ−ターシャリブチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’ −ヒドロキ
シ−3′−ターシャリブチル−5′−メチル−フェニル
)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3’ 、5’−ジ−ターシャリアミルフェニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’
、5’−ジ−ターシャリブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−ターシャリオ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ヒドロキシベン
ゾフェノン類1例えば、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、ヒンダードフェノール類、例え
ば、2,4′−ジ−ターシャリブチルフェニル−3,5
−ジ−ターシャリブチル−4−オキシベンゾエート、及
びそれらの混合物が挙げられる。
類、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’ −ヒドロキシ
−3’ 、5’−ジ−ターシャリブチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’ −ヒドロキ
シ−3′−ターシャリブチル−5′−メチル−フェニル
)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−3’ 、5’−ジ−ターシャリアミルフェニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’
、5’−ジ−ターシャリブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−ターシャリオ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ヒドロキシベン
ゾフェノン類1例えば、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、ヒンダードフェノール類、例え
ば、2,4′−ジ−ターシャリブチルフェニル−3,5
−ジ−ターシャリブチル−4−オキシベンゾエート、及
びそれらの混合物が挙げられる。
金属不活性剤としては、サリチリデン−プロピレンジア
ミン、3,3′−メチレン−ビスベンゾトリアゾール、
サリチルアミノグアニジン等が挙げられる。
ミン、3,3′−メチレン−ビスベンゾトリアゾール、
サリチルアミノグアニジン等が挙げられる。
以上のような添加物を添加する場合はその量は未処理の
有機材料に対し0.01〜10重量%が適当である。
有機材料に対し0.01〜10重量%が適当である。
以下に本発明を実施例によって説明する。
実施例1〜17
ポリプロピレンに表−2に示す式(,1)の化合物を規
定量添加し、ミキサーで充分混合した後、230℃で押
出機に通して造粒した。得られたペレット230℃で厚
さ0.5mmのシートに圧縮成形し、試験片とした。次
にこの試験片をフェードオメータにセットし、試験片が
破壊される迄の時間を調べた。その結果を表−2に示し
た。
定量添加し、ミキサーで充分混合した後、230℃で押
出機に通して造粒した。得られたペレット230℃で厚
さ0.5mmのシートに圧縮成形し、試験片とした。次
にこの試験片をフェードオメータにセットし、試験片が
破壊される迄の時間を調べた。その結果を表−2に示し
た。
表−2
代理人 弁理士 月 村 茂 外1名=11−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1及びR_2は同一でも異なっていててもよ
く、水素、アルキル基、シクロア ルキル基又は▲数式、化学式、表等があります▼基を示
し、X は水素、1価のアシル基、N−置換カル バモイル基、N−置換チオカルバモイル 基、酸素酸から1個の水酸基を除去して 得られる1価基、アルキル基、シクロア ルキル基、アラルキル基又はアリール基 を示す。) で表わされるチオビス−アルキルフェノール・ニッケル
−ヒンダードアミン錯化合物を添加してなる光安定化組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20713785A JPS6268831A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 有機材料の光安定化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20713785A JPS6268831A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 有機材料の光安定化組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268831A true JPS6268831A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16534810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20713785A Pending JPS6268831A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 有機材料の光安定化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997031066A1 (fr) * | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Kaneka Corporation | Composition durcissable |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20713785A patent/JPS6268831A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997031066A1 (fr) * | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Kaneka Corporation | Composition durcissable |
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