JPS626824Y2 - - Google Patents

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JPS626824Y2
JPS626824Y2 JP17144181U JP17144181U JPS626824Y2 JP S626824 Y2 JPS626824 Y2 JP S626824Y2 JP 17144181 U JP17144181 U JP 17144181U JP 17144181 U JP17144181 U JP 17144181U JP S626824 Y2 JPS626824 Y2 JP S626824Y2
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JP
Japan
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current
gas
carrying conductor
conductor
heat dissipation
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JP17144181U
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JPS5878724U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス絶縁母線に係り特に通電導体の冷
却構造を改良したガス絶縁母線に関する。
近年、電力需要の増大に伴つて送電電圧は上昇
し、通電電流も増大する傾向にある。このため、
変電機器もこの趨勢に対処しなければならず、ガ
ス絶縁母線も例外ではない。
一般に、ガス絶縁母線は、絶縁ガスが充填され
た接地ケース内に通電導体が配設されている。と
ころで発熱した通電導体の冷却は、もつぱら絶縁
ガスの単なる自然対流現象によつていた。このた
め、通電電流の増大に伴う通電導体の発熱、温度
上昇を所定範囲内に抑えるためには、上記のよう
な絶縁ガスの単なる自然対流現象のみでは限界が
あるという問題点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、
通電導体の冷却構造を改良したガス絶縁母線に関
する。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。第1図において、絶縁ガス1が充填された
接地ケース2内に中空状の通電導体3を配設す
る。通電導体3には軸方向に沿つてその上部及び
下部壁を貫通する開口4a,4bを設け導体3の
内外空間を連通させる。開口4a,4bは通電導
体の軸方向において、鉛直方向においては直線状
には連通しては設けない。即ち、図示上、下の開
口4a,4bは千鳥状に配置されている。又、第
2図及び第3図に示す様に、導体3の内壁面に、
放熱フイン5を設ける。次に本考案の作用につい
て説明する。
通電導体3の表面から放熱発散する熱量をQと
すると次式が成立する。
Q=αA(T1−T2) α:熱伝達率、A:導体放熱表面積、T1:通
電導体の温度、T2:絶縁ガスの温度 即ち、本考案の様に導体3の内壁面に放熱フイ
ン5を設けたことにより導体放熱表面積Aの拡大
をはかることができる。これにより導体3より絶
縁ガス1への伝熱量の大幅な増大をはかることが
できる。又開口4を設けたことにより第3図に矢
印で示す様に、絶縁ガス1の対流現象が促進され
又流速も大となり熱伝達率αが向上する。
これにより従来に比して、大幅な導体の冷却効
果の向上をはかることができる。
第4図に本考案の他の実施例を示す。
第1図乃至第3図と同一部品には同符号を符し
ている。本実施例においては、放熱フイン5を導
体3の内壁面にらせん状に設ける。第3図に示す
ように、導体3の内外空間を対流する絶縁ガス1
は図示矢印の様に流れる。この際、放熱フイン5
間に絶縁ガス1の滞留現象が発生する可能性が大
きい。これに対して放熱フイン5をらせん状に設
けたことによりフイン5間にガス1の滞留現象が
発生する可能性を低減でき、且つガス1の流れが
よりスムーズになるため放熱効果を向上させるこ
とができる。
第5図に本考案の更に他の実施例を示す。
第1図乃至第4図と同一部分には同符号を符し
ている。通電導体3の上部壁に設けた開口4aの
少なくとも鉛直上部に位置する部分を含んで円周
状に接地ケース2の外壁面に放熱フイン6を設け
る。
加熱された絶縁ガス1は開口4aの鉛直上部に
上昇し、この部分に位置する接地ケース2の内壁
面2aを加熱する。しかしながら、内壁面2aと
対向する外壁面2bには放熱フイン6が設けら
れ、これにより放熱表面積の拡大がはかられてい
るため放熱効果はより一層向上する。
以上説明した様に、本考案によれば通電導体の
冷却構造を改良したガス絶縁母線を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のガス絶縁母線の一
部断面で示した構成図、第2図は第1図の−
断面図、第3図は第2図における絶縁ガスの対流
状況を説明する図、第4図は本考案の他の実施例
のガス絶縁母線の縦断面図、第5図は本考案の更
に他の実施例のガス絶縁母線の一部断面で示した
構成図である。 1……絶縁ガス、2……接地ケース、3……通
電導体、4a,4b……開口、5,6……放熱フ
イン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絶縁ガスを充填した接地ケース内にこの接地
    ケースの軸方向に通電導体を配設したガス絶縁
    母線において、前記通電導体の内壁面に放熱フ
    インを設けるとともに、前記通電導体の上部壁
    及び下部壁を貫通する開口をこの通電導体の軸
    方向に設け、上部壁及び下部壁を貫通する夫々
    開口は、通電導体の軸方向において千鳥状に配
    置したことを特徴とするガス絶縁母線。 2 通電導体の上部壁に設けられた開口の少なく
    とも鉛直上部に位置する部分を含んで円周状に
    接地ケース外壁面に放熱フインが設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のガス絶
    縁母線。
JP17144181U 1981-11-19 1981-11-19 ガス絶縁母線 Granted JPS5878724U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17144181U JPS5878724U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ガス絶縁母線

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17144181U JPS5878724U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ガス絶縁母線

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Publication Number Publication Date
JPS5878724U JPS5878724U (ja) 1983-05-27
JPS626824Y2 true JPS626824Y2 (ja) 1987-02-17

Family

ID=29963366

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JP17144181U Granted JPS5878724U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 ガス絶縁母線

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JPS5878724U (ja) 1983-05-27

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