JPS626751Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626751Y2 JPS626751Y2 JP1981076328U JP7632881U JPS626751Y2 JP S626751 Y2 JPS626751 Y2 JP S626751Y2 JP 1981076328 U JP1981076328 U JP 1981076328U JP 7632881 U JP7632881 U JP 7632881U JP S626751 Y2 JPS626751 Y2 JP S626751Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- sample
- signal
- hold
- full
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- Expired
Links
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、直流入力信号に重畳する交流電源
から誘起される誘導ノイズを除去する回路に関す
るものである。
から誘起される誘導ノイズを除去する回路に関す
るものである。
[従来の技術]
計器等においては、微少直流入力信号を増幅し
て指示・記録する必要があり、この直流入力信号
に、計器内部で使用する交流電源から誘起される
誘導ノイズが重畳してしまい、これを除去する必
要がある。従来、コンデンサC、抵抗R等よりな
るノイズフイルターを入力ラインに設け、ノイズ
の除去を行つていた。
て指示・記録する必要があり、この直流入力信号
に、計器内部で使用する交流電源から誘起される
誘導ノイズが重畳してしまい、これを除去する必
要がある。従来、コンデンサC、抵抗R等よりな
るノイズフイルターを入力ラインに設け、ノイズ
の除去を行つていた。
[この考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、50Hz、60Hzというような低周波
領域のノイズを除去するには、そのC・Rを大き
くしなければならず、どうしても応答性が悪くな
る欠点があつた。
領域のノイズを除去するには、そのC・Rを大き
くしなければならず、どうしても応答性が悪くな
る欠点があつた。
この考案の目的は、以上の点に鑑み、応答性が
良好で構成が簡単な誘導ノイズ除去回路を提供す
ることである。
良好で構成が簡単な誘導ノイズ除去回路を提供す
ることである。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、2個のサンプルホールド回路を互
いに180度の位相差をもつて駆動し、その両ホー
ルド信号の平均値をとるようにした誘導ノイズ除
去回路である。
いに180度の位相差をもつて駆動し、その両ホー
ルド信号の平均値をとるようにした誘導ノイズ除
去回路である。
[実施例]
第1図は、この考案の一実施例を示す構成説明
図である。
図である。
図において、1は、微少な直流入力信号が供給
される入力端子、21,22は、それぞれ、
FETのようなスイツチQ1,Q2、抵抗R1,R2、コ
ンデンサC1,C2が入力側に接続されたバツフア
アンプA1,A2よりなる第1のサンプルホールド
回路および第2のサンプルホールド回路、3は入
力抵抗R3,R4、帰還抵抗R5を反転入力端子に接
続し、抵抗R6を介してアースに接続された非反
転入力端子を有する演算増幅器A3よりなる平均
値回路、4は出力端子である。また、Eは50Hzま
たは60Hzの交流電源、Tは交流電源Eの交流信号
を取り出すトランス、DはトランスTの交流信号
のゼロクロス点を取り出すための全波整流回路、
5は全波整流回路Dの出力信号により電源周波数
のゼロクロス点に対応して互いに180度の位相差
を有する2種のパルス信号P1,P2を発生し、サン
プルホールド回路21,22の各スイツチQ1,
Q2に印加するパルス発生回路である。
される入力端子、21,22は、それぞれ、
FETのようなスイツチQ1,Q2、抵抗R1,R2、コ
ンデンサC1,C2が入力側に接続されたバツフア
アンプA1,A2よりなる第1のサンプルホールド
回路および第2のサンプルホールド回路、3は入
力抵抗R3,R4、帰還抵抗R5を反転入力端子に接
続し、抵抗R6を介してアースに接続された非反
転入力端子を有する演算増幅器A3よりなる平均
値回路、4は出力端子である。また、Eは50Hzま
たは60Hzの交流電源、Tは交流電源Eの交流信号
を取り出すトランス、DはトランスTの交流信号
のゼロクロス点を取り出すための全波整流回路、
5は全波整流回路Dの出力信号により電源周波数
のゼロクロス点に対応して互いに180度の位相差
を有する2種のパルス信号P1,P2を発生し、サン
プルホールド回路21,22の各スイツチQ1,
Q2に印加するパルス発生回路である。
つまり、全波整流回路Dの出力は、正弦波等の
負相側を上にもち上げた第2図イで示すような全
波整流信号となり、パルス発生回路5で、適当な
比較レベルec以下のときのパルス信号を取り出す
と第2図ロのような電源波形のゼロクロス点に対
応した、電源周波数の周期の周期1/2毎のパルス
信号P1,P2が得られ、このパルス信号P1,P2を交
互に取り出すことによつて、互いに180度位相の
異なつた1周期に1回毎の2種のパルス信号P1,
P2がパルス発生回路5から別々に出力される。
負相側を上にもち上げた第2図イで示すような全
波整流信号となり、パルス発生回路5で、適当な
比較レベルec以下のときのパルス信号を取り出す
と第2図ロのような電源波形のゼロクロス点に対
応した、電源周波数の周期の周期1/2毎のパルス
信号P1,P2が得られ、このパルス信号P1,P2を交
互に取り出すことによつて、互いに180度位相の
異なつた1周期に1回毎の2種のパルス信号P1,
P2がパルス発生回路5から別々に出力される。
そして、入力端子1に第2図ハで示すように、
直流入力信号eiに交流の誘導ノイズen(第2図イ
の交流信号と若干位相がずれているが周期は同
一)が重畳したとする。この信号は、第1のサン
プルホールド回路21、第2のサンプルホールド
回路22に供給され、第1のサンプルホールド回
路21、第2のサンプルホールド回路22は、パ
ルス発生回路5より発生する第2図ロで示すよう
な互いに180度位相の異なつたパルス信号P1,P2
が来るごとにスイツチQ1,Q2をそれぞれオンと
し、そのときの入力信号を取り込む。第1のサン
プルホールド回路21のホールド信号は第2図ニ
で示すように正しい入力信号eiより例えばノイズ
分だけ正であり、第2のサンプルホールド回路2
2のホールド信号は第2図ホで示すように正しい
入力信号eiよりノイズ分だけ負であり、これら両
信号は、常に正しい入力信号eiに対して同じ値だ
け異なり、しかも符号が逆である。これら両信号
は平均値回路3により平均値がとられ、第2図ヘ
で示すような正しい、ノイズの除去された信号ei
が出力端子4より取り出すことができる。
直流入力信号eiに交流の誘導ノイズen(第2図イ
の交流信号と若干位相がずれているが周期は同
一)が重畳したとする。この信号は、第1のサン
プルホールド回路21、第2のサンプルホールド
回路22に供給され、第1のサンプルホールド回
路21、第2のサンプルホールド回路22は、パ
ルス発生回路5より発生する第2図ロで示すよう
な互いに180度位相の異なつたパルス信号P1,P2
が来るごとにスイツチQ1,Q2をそれぞれオンと
し、そのときの入力信号を取り込む。第1のサン
プルホールド回路21のホールド信号は第2図ニ
で示すように正しい入力信号eiより例えばノイズ
分だけ正であり、第2のサンプルホールド回路2
2のホールド信号は第2図ホで示すように正しい
入力信号eiよりノイズ分だけ負であり、これら両
信号は、常に正しい入力信号eiに対して同じ値だ
け異なり、しかも符号が逆である。これら両信号
は平均値回路3により平均値がとられ、第2図ヘ
で示すような正しい、ノイズの除去された信号ei
が出力端子4より取り出すことができる。
つまり、第2図ハで示す交流ノイズ分は多くは
交流電源からのもので、電源周波数の周期と等し
い。従つて、互いに180度位相の異つたパルス信
号P1,P2でサンプリングするとノイズ分は相殺さ
れる。つまり、ノイズ分をsinχとし、パルス
P1,P2でサンプリングされる信号e1,e2は、互い
は180度(π)位相が異なるので、 e1=ei+sinx (1) e2=ei+sin(x+π) =ei−sinx (2) となる。(1)、(2)式の平均をとると (e1+e2)/2 =(ei+sinx+ei−sinx)/2 =ei (3) となり、ノイズ分の除去された正しい信号が得ら
れる。
交流電源からのもので、電源周波数の周期と等し
い。従つて、互いに180度位相の異つたパルス信
号P1,P2でサンプリングするとノイズ分は相殺さ
れる。つまり、ノイズ分をsinχとし、パルス
P1,P2でサンプリングされる信号e1,e2は、互い
は180度(π)位相が異なるので、 e1=ei+sinx (1) e2=ei+sin(x+π) =ei−sinx (2) となる。(1)、(2)式の平均をとると (e1+e2)/2 =(ei+sinx+ei−sinx)/2 =ei (3) となり、ノイズ分の除去された正しい信号が得ら
れる。
[考案の効果]
以上述べたように、この考案は、2個のサンプ
ルホールド回路を互いに180度の位相差をもつて
駆動し、その両ホールド信号の平均値をとるよう
にした誘導ノイズ除去回路である。
ルホールド回路を互いに180度の位相差をもつて
駆動し、その両ホールド信号の平均値をとるよう
にした誘導ノイズ除去回路である。
従つて、誘導ノイズが商用周波数と同一周期を
もつていることに着目し、この周期に対応して
180度毎に入力信号を取り込み、平均値をとつて
いるので交流ノイズは確実に除去できる。又、交
流の1サイクルを待てば、直ちにノイズ除去は
100%行うことができ、きわめて応答性が速いも
のである。
もつていることに着目し、この周期に対応して
180度毎に入力信号を取り込み、平均値をとつて
いるので交流ノイズは確実に除去できる。又、交
流の1サイクルを待てば、直ちにノイズ除去は
100%行うことができ、きわめて応答性が速いも
のである。
第1図は、この考案の一実施例を示す構成説明
図、第2図は、動作説明用の波形図である。 21,22……サンプルホールド回路、3……
平均値回路、5……パルス発生回路、D……全波
整流回路。
図、第2図は、動作説明用の波形図である。 21,22……サンプルホールド回路、3……
平均値回路、5……パルス発生回路、D……全波
整流回路。
Claims (1)
- 交流電源の交流信号を全波整流する全波整流回
路と、この全波整流回路の出力のゼロクロス点か
ら電源周波数の周期の1/2周期毎の信号を取り出
し互いに180度位相の異なつた1周期に1回毎の
2種のパルス信号を発生するパルス発生回路と、
このパルス発生回路の発生する互いに180度位相
の異なつたパルス信号によりそれぞれ駆動され直
流入力信号をサンプルホールドする第1のサンプ
ルホールド回路および第2のサンプルホールド回
路と、これら第1のサンプルホールド回路および
第2のサンプルホールド回路の両出力信号の平均
値をとる平均値回路とを備え、直流入力信号に重
畳する誘導ノイズを除去することを特徴とする誘
導ノイズ除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981076328U JPS626751Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981076328U JPS626751Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57188441U JPS57188441U (ja) | 1982-11-30 |
JPS626751Y2 true JPS626751Y2 (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=29872021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981076328U Expired JPS626751Y2 (ja) | 1981-05-25 | 1981-05-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626751Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815455U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-21 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55150158U (ja) * | 1979-04-16 | 1980-10-29 |
-
1981
- 1981-05-25 JP JP1981076328U patent/JPS626751Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4815455U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57188441U (ja) | 1982-11-30 |
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