JPS6267029A - アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤 - Google Patents

アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤

Info

Publication number
JPS6267029A
JPS6267029A JP60205340A JP20534085A JPS6267029A JP S6267029 A JPS6267029 A JP S6267029A JP 60205340 A JP60205340 A JP 60205340A JP 20534085 A JP20534085 A JP 20534085A JP S6267029 A JPS6267029 A JP S6267029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mycoplasma
abrin
killed
mold
pneumonia
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60205340A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP60205340A priority Critical patent/JPS6267029A/ja
Publication of JPS6267029A publication Critical patent/JPS6267029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 5%明の一軸な説明 本発明はυ!現なアプリン含有マイコプラズマ性肺炎予
防治療剤に関する。
マイコプラズマ性肺炎とはマイコプラズマが病原菌とな
って兜症する肺炎であって、動物一般が罹患するが、た
だし%徴的なことは動物種に応じて、病&菌となるマイ
コプラズマの菌種が異なる点である。従って、マイコプ
ラズマ性肺炎の予防治療、とりわけ畜産上における予防
治療にあたっては罹患動物に応じて複雑な、かつ適切な
処理がなされなければならない。しかしながら、マイコ
プラズマが分離され、その分布、生態が知られるように
なったのF′i最近である。したがって、予防治療のた
めの過切な処理に至っては、いまだ十分に確立されてお
らず、ワクチンf44’kによる予防あるいはテトラサ
イクリン、タイロシン等の抗生物lXKよる治療が試み
られているにすぎない。これまでの報告例によれば、こ
れらの処理はいまた明瞭な幼果を発揮していない。特に
近年においては、マイコプラズマ死菌の投与による免疫
治療、免疫予防が試みられ、多数の報告例があるが、い
まだ十分な効果がみられないのが現状である。下記に示
す文献はマイコプラズマ死菌による免役について記述し
たものであり、参考のために夕1]挙する。
1 ) Immunogenic Potencyof
 Oil=EmulsifiedM、 gallise
pticum BacterinAvianDia、v
ol、25.821−826(1981)2 ”l S
ome experiments relating 
to artificial immunityin 
enzootic prseumonia at pi
gsJ、 )lyg、 、 Camb、 67、465
−476(1969)5  )  M3’coplas
mal  Pneumonia  of  5w1ne
  :  Active  andPosaive I
mmunizationsAm、J、Vet、Res、
51. ’I757−1741(1971)4  ) 
 Immunization Against Myc
oplasma Infectionsof Poul
try Am、J、Vet、Res、21.482−485(1
960’)5  )Local Immunizati
on in chickenRespiratoryT
ract with K11led Mycoplas
ma gallisepticumVaccine Jap、 J、 Vet、 Sci、 56.311−
519(1974)6  ) Acquired Im
munity toMycoplasma pneum
oniaspneumonia  in Hamste
rMicrobiol、 Immunol、22.18
1−195(1978)7  )  Immunopr
ophylaxis of Experimental
 kiycoplasmapneumoniae D 
1seasaI nfect、 Immunity 1
6.88−92. (1977)8  ) Prote
ctive Effect of Vaccines 
in ExperimentalM、 pneumon
iac DiseasesI nfect、 Immu
nity’ 1.559−565. (197CJ )
9  )  Induction of Immuni
ty in calves toMycoplasma
bovis 1nfection of the re
spiratory tractYet、 Micro
biol、 2.29−57(1977)111 ) 
 Itrununity to :vlycoplas
ma bovis 1nfections of th
erespirator)’ tract of ca
lvesRes、Yet、  Sci、 28. 24
2−249.(1979)11 ) Enzootic
 pneumonia of pigs : Immu
nizationattempts Inoculat
ingM、 suipneumoniae antig
enby various routes and w
ith different adjuvantsBr
it、 Vet、 J、 129.456−464(1
975)12) Cell−mediated and
 Humoral Immune Re5ponsei
n 5w1ne after Vaccination
 and Natural Infectionwit
h Mycoplasma h)ropneumoni
aeAm、 J、 Vet、 Res、 42.784
−788(1981)かかる現状にかんがみ、本発明者
はり[現なマイコブ2ズマ性肺炎の予防治療剤の提供を
目的として鋭意研究した。かくて、マイコプラズマ死菌
にアプリンを添加して投与することKよって所期の目的
が達成されることを知り、本発明を完成するに至った。
すなわち、以上より明らかなごとく本発明の目的は新規
なマイコプラズマ性肺炎の予防治療剤の提供でるり、該
目的の達成のために1本発明はマイコプラズマ死菌およ
びアプリンを必須の成分とする構成を開示するものであ
る0次に本発明を計測に説明する。
本発明に係るマイコプラズマの語はマイコブ2ズマ属V
c栖する11gmを意味する。従って具体例をもって示
せば、 Mycoplasma mycotdes v
ar、 Tn3’eO1dea+Mycoplasma
 hyopneumoniae、 Mycoplasm
a Pneumoniae*Fdycoplasma 
Ga1lisepticus、 Mycoplasma
 dispar。
FilIycoplasma Pu1monis+ M
ycoplasma Mycoides、 var c
apri寺を言う。マイコプラズマの分類、命名、−膜
性状1分布については最近ようやく明瞭となり、確立さ
れた記述が与えられるようになった。下記に示す文献は
マイコプラズマについての総説を記述しており、本発明
に係るマイコプラズマの分類。
命名、−膜性状9分布の説明として参照される。
15 ) Shmuel Razin : The h
lycoplasmaMicrobiolagical
 Reviews、 June 197B、 Vol、
 42  ム2p、 414−470 14)長谷用武治編「微生物の新しい分類学J(!J談
社)51〜50頁、 マイコプラズマ本発明に係るマイ
コプラズマ死菌とは本発明に係るマイコプラズマに死菌
化処理を施こして得られるものを官い、例えば、マイコ
プラズマにアジ化ナトリウムを加えてインキユベートシ
、次に4’CK保存して陳死せしめて得られる。
本発明において使用するアプリン(Abrin )は、
熱帯および亜熱帯地方に自生するマメ科植物であるトウ
アズキ(Abrua precatorius )の柚
子から単朧されるレクチンで、分子量約65,000を
有する抛蛋白葦である。
アプリ/は安定な物質である0特にpH6,0の水溶液
の状態で4℃に保存すると、数年間は活性に変化が見ら
れず保有される。この物質は凍結乾燥も可能である。
しかして、マイコプラズマ死菌と共に投与するととくよ
ってマイコプラズマ性肺炎に対して予防治療の作用を示
すことを具体的に開発したのは本発明において初めてな
されたものである。
本発明においてマイコプラズマ死菌の投与貨(財)菌数
)はヒト、又は動物の1個体当り通常1[J5〜101
0個が適当である。
また、アプリンの最少用量は体重の多寡にかかわらすヒ
ト、又は動物の1個体当り3 ns’であり、他方最大
用員は一般に1〜15μt7kf、B度である。
アフリ/の急性毒性は印、。= 12tr?/に?(マ
ウスIIP)であるから、上記用蓋範囲はアプリンの急
性毒性僅に比しきわめて低用量である。
本発明が通用されるマイコプラズマ性肺炎は前記したご
とく罹患動物の檜によってその病原菌であるマイコプラ
ズマの両種が異なり、発症、臨床所見、臨床病理、剖検
b[見9診断等もそれぞれ異なる。下記に示す文献は罹
患動物の極毎に異なるマイコプラズマ性肺炎についての
記述であり、本発明が適用されるマイコプラズマ性肺炎
の説明として参照される。
15)臨床獣医学(文永堂) 9.625−63516
)豚病学(近代出版) 1982. p、 535−5
4817)獣医伝染病学(近代出版) 1979. p
、 576−578および9.227−229 18)午病字(近代出版)1980. p、 582−
58719)感染症学、基礎と臨床(メディカルレビュ
ー社)1981、p、655−659 20)鶏病図説(日本畜P5振雫会’> p、187−
211くし 本発明組成物は主として皮下、筋肉内、腹腔内。
静脈内、胸腔内投与され、さらに場合によっては経皮投
与とすることも可能である。
例えは注射剤とする態様を示せば、水元轟成物はマイコ
プラズマ死菌およびアプリ/が同一注射剤に配合された
ものでもよく、また各々を独立の注射剤として組合せく
したものでもよい。後者の場合に¥′i各々の注射剤を
投与にあたって混合して用いるか、または一定時間をお
いて逐次的に投与して用いる。注射剤とするためには生
理食塩水あるいは中性ないし弱酸性の緩衝液に@解して
アンプルに充填して製するとか、あるいは充填後凍結乾
燥して製すればよい。
以下に示す実施例をもって本発明を具体的に説明する。
実施例1    “ 試料と方法 Mycoplasma pulmonis m55− 
p5株を液体培地で3日間培養し、09%食塩水で3同
洗浄した。アジ化ナトリウムを01%となるように添加
し、37℃で50分子i:lインキュベートし、4℃に
保存した。ここに得られた液をOD620nm値が1.
0となるように希釈して死菌液とした。この死菌液0.
1 ml K所定嬢度のアプリン液0.1 mlを加え
て、それぞれアプリ/として0.1n′!含有紗、1.
0nr言有液、10nP含有液をE、’l製し、試料A
、HおよびCとした。試料りは死菌のみの試料でおり、
死菌i0.1mtに生理食塩水0、1 mlを加えてF
A製した。
ICR系マウスを5匹づつ5群に分け、マウス頚部皮下
にそれぞれ試料を注射により投与した。
試料投与後1過目にDTHテストをおこなって腫脹率を
求めた。すなわち、左足足部に生理食塩水を投与し、右
足足取にMycoplasma pulmonis 9
25 T死菌液を投与し、24時曲後における腫脹を測
定し、次式により腫脹率を求めた。
左足足粘腫脹 結果 図は腫脹率と各試料との関係を示すグラフであシ、試料
Cと試料りとにおける各腫脹率の差は統計学的に有意で
おった( p<o、o 1)。すなわち、Mycopl
asma pu1monis死菌に7プリンを添加する
ことにより、アプリ/投与量に依存してDTH反応が増
大しており、細胞性免疫反応が7C進されることが判明
した。
実施例2(感染防御試験) 材料および方法 Mycoplasma pu1moni3 m53−p
5株はChanockの培地にて37℃で5日間培養し
、培養液を8.000〜10.000 rpmで60分
遠沈し、沈さを生理*塩水にて3同洗浄した。免疫用抗
原としてアジ化ナトリウムを0.1%となるように象加
し、37’Cで60分間加温処理して不活化した。この
抗原をO,D。
(6200mN、0に希釈して死菌液とした61.この
死菌液0.1mtK所定濃度のアプリン液α1mlを加
えてそれぞれアプリンとして0.1n?含有故、1.0
℃g含有液、10 nf含有液を調整し、試料A、Bお
よびCとした。試料Dii死菌のみの試料であり、死菌
液0.1mtに生理食塩水0.1 mlを加えて調整し
た。
ICR系SPFマウスを10匹づつ4群に分け、マウス
頚部皮下に上記試料を投与した。
生国による感染は、試料投与後7日目にMiycopl
−asma pulmonis m55−p5a′を5
7℃で一夜培養したものをILI[J倍に希釈して、0
.03rr+tを杯腔に吸入させて行なった0 感染防御効果は、感染後2九0に層殺し、肺病度の程!
f、を観察し、判定した。その結果を、次表に示す。
試J−)A    10       4 (4L]%
)   1615(J(32%)試料B    1(J
       3(30%*)  11150(22%
*)β十CIQ           1(10%#)
  5150(6%本*)*、**  試料りと比軟し
て肺病変が有急に少ない(それぞれp(0,05,p<
0.[l 1 )。
衣は!v1ycoplasma pulmonis r
n 55− p 5株に対゛する試料A−Dの感染防御
効果を示したものである。
Mycoplasma pulmonis m55−p
5株?u7k(K科D)を前処置した併と比軟して死麺
猷にアプリンをh5加した#+(試料A、B、、C)に
肺の納置が少なく、感染防御効果はアブ9ノに憐存して
いた0
【図面の簡単な説明】
図は独眼率と各試料との閃賃ζを示すクランで必る0 袢許出願人 エーザイ株式会社 一一一。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マイコプラズマ死菌およびアプリンを含有するマイコプ
    ラズマ性肺炎予防治療剤。
JP60205340A 1985-09-19 1985-09-19 アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤 Pending JPS6267029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60205340A JPS6267029A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60205340A JPS6267029A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6267029A true JPS6267029A (ja) 1987-03-26

Family

ID=16505280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60205340A Pending JPS6267029A (ja) 1985-09-19 1985-09-19 アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6267029A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Andervont Studies on immunity induced by mouse sarcoma 180
Rosendal et al. Vaccination against pleuropneumonia of pigs caused by Haemophilus pleuropneumoniae
EP3549600A1 (en) A vaccine for protection against streptococcus suis
Irwin et al. Enhanced resistance to Corynebacterium pseudotuberculosis infections associated with reduced serum immunoglobulin levels in levamisole-treated mice
US3395218A (en) Nonliving nematode vaccines
Tahir et al. Preparation and comparative evaluation of different adjuvanted toxoid vaccines against enterotoxaemia.
Fattom et al. Staphylococcal vaccines: a realistic dream
Smith The immunity to Salmonella gallinarum infection in chickens produced by live cultures of members of the Salmonella genus
JPS62502839A (ja) 乳腺炎ワクチン
CA1252721A (en) Composition for prevention and treatment of mycoplasmal pneumonia
JP6712760B2 (ja) サルモネラワクチン
JPS6267029A (ja) アブリン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤
DE1792256C3 (de) Oral applizierbare, polyvalente Impfstoffe gegen lokale Darminfektionen
Griffith HUMAN TUBERCLE BACILLI IN THE MILK OF A VACCINATED COW. ¹
Gay et al. AN EXPERIMENTAL STUDY OF METHODS OF PROPHYLACTIC IMMUNIZATION AGAINST TYPHOID FEVER: STUDIES IN TYPHOID IMMUNIZATION. V
PT1387693E (pt) Vacina de micoplasma inactivado por saponina
JPS6267030A (ja) クロスリンクリシン含有マイコプラズマ性肺炎予防治療剤
JPH07505629A (ja) パスツレラ・ヘモリティカ・タイプa−1・バクテリン−トキソイドワクチン
Smith The basis of immunity to anthrax
Cowan Variation phenomena in streptococci: further studies on virulence and immunity in mice and rabbits
RAWAT et al. Immunomodulation of water-in-oil-in-water (w/o/w) emulsion vaccines of killed Pasteurella multocida (P52) whole cells grown under iron-regulated conditions
Philip Leptospirosis: New Zealand's no. 1 dairy occupational disease
Han et al. Determination of alpha-toxin antibodies against Staphylococcus aureus and phagocytic ability postimmunization in rabbits
Durairajan et al. Safety and Cross Protective Efficacy of Bacteriophage Lysate against Pasteurella multocida Infection in Mice
Cullor Safety and efficacy of gram-negative bacterial vaccines