JPS6266834A - 眼内液圧測定用の眼科用器具 - Google Patents

眼内液圧測定用の眼科用器具

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JPS6266834A
JPS6266834A JP60210916A JP21091685A JPS6266834A JP S6266834 A JPS6266834 A JP S6266834A JP 60210916 A JP60210916 A JP 60210916A JP 21091685 A JP21091685 A JP 21091685A JP S6266834 A JPS6266834 A JP S6266834A
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pressure
fluid
eyeball
instrument
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JP60210916A
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コンスタンチン デモステネス アルメニアデス
ルイス コープ ムーアヘツド
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Astra Meditec AB
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Astra Meditec AB
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は眼のm微手術用器械特に眼の外科手術−の継続
中、眼球液気圧を連続的に監視し、調節する外科手術用
器械に関するものである。
(発明の背景) 眼内部の顕微手術を「閉じた系」(closed si
stems)で数多く行なわれている。これは顕微手術
用器具が一個所またはそれ以上の小切開を通して挿入し
ている間(第1図参照)、統合性(integrity
)を維持し、眼球の内部圧を維持するものである。
例えば、これら器具によって実施される行為として次の
らのがある。
断 裂(frag+1enLation)これは白内障
手術の際の水晶体や網膜の内側に生じた繊維体や膜状体
を切取り分離することである(ガラス体手術、膜切除術
)。
乳 化(emulsif 1cition)これは組織
体(通常はガラス体)を、超音波を用いて機械的に消化
し、小切開を通過させ容易に除去するものである。
潅 流(注入) これは食塩水を重力により又は積極的に圧力を加えて手
術個所に導入する方法である。
吸 引(吸入) 液体/及び又は取り出し状態に設定された組織片を真空
によって除去することである。
施術者は潅流及び吸引法を組み合わせて手術部位から組
織片の運びだしを行なう、施術者はまたこれらの方法ご
使用して外科手術中眼圧の維持を計っている。
潅流の圧力及び吸引圧力を調節することは極めて重要で
ある。もし吸引力が強すぎたときく過度の真空による〉
前房手術中に内皮細胞を損傷し、又ガラス体手術におい
て網膜剥離を起こすことがある。潅流圧力が高すぎたり
潅流液の圧力変動又は流量の変動が過大であると眼の組
織を損傷させるのである。伝統的な機械操作では潅流液
の水深と吸引真空度は施術者の指示によって手術助手が
調節していた。現在使われている装置では施術者がこれ
らの調節器具を指先操牛により又は足ペダルスイッチに
よって行ない、吸込み圧力(真空)及び潅流液を目で見
、又は耳で聞くようにしている。
例えばアメリカ特許第4168707号「m微手術用器
具の調節装置」を参照されたい。
一般的には上記圧力悉知器は、手術部位から1〜2輪離
れた場所に置かれた器具棚中に設置されており、食塩水
を含んだ薄くて可視性のプラスチックチューブによって
繋がれている。このように離れた場所で圧力を監視する
ことは、チューブの応2答性及び手術部位と圧力検出位
置との間に存在する液の慣性及び粘性が原因となって圧
力測定に際し重大な間違いを犯す危険がある。この間違
いは手術部位と器具棚との間で液体を流通させている可
撓性管に空気泡や組織片が侵入したとき更に顕著となる
施術者は原則的に手術部位を目で見、惑じて吸引圧力と
潅流液量を調節せねばならないがら、手術部位の組織片
に加える圧力又は真空力を正確に知ることは手術を著し
く容易に且つ安全にするのである、更に眼科手術中及び
最終の傷口閏塞時に眼圧を正確に調節することによって
、術後に起こる過大圧力を最小にし、それに伴なって患
者への危険を最小とすることに役立つ眼科手術用の器具
 −は数多くあるが、手術中に眼圧を正確に監視するも
のは未だ知られていない0例えば、ソビエト特許第73
3670号には外科手術用器具の切刃先端にストレイン
ゲージを取り付けて、切開中に器具が受ける組織圧力に
応じて可聴信号を発するものが開示されているが、これ
は内圧の測定はしていない。
米国特許第3945375号は組織を除去するための眼
科手術用器具を開示しており、それはプローブ中に溝付
き回転カッターを収納し、組織片を除去すべき身体部分
へ挿入するようになっている。この器具は潅流液をプロ
ーブを通じて手術部位へ注入し、カッターが作業した後
、プローブを通じて組織を排出するものであるが、これ
は内圧の計測は出来ないものである。
米国特許第4117843号には眼の様な閉塞手術部位
で組織の切除が出来ることに加えて更に該部位へ注入す
る液体を予め設定された圧力に調節し、切除された材料
を液中の浮遊物として、又は懸濁物として排出すること
が開示されている。
しかしこれは内圧の計測は行なわない。
米国特許第4168707号には、眼科手術の際に使用
する顕微手術用器具を電子的に制御するものである。施
術者の足元の制御ユニットから発せられた指令によって
、従来は外科助手が手動操作で行なっていた様々な吸引
機能が行なわれるのである。眼科手術の際に行なうべき
注入と吸引の典型的な制御装置が詳細に記述されている
血圧測定に使用されるストレインゲージに関する特許は
多数存在する0例えば米国特許第2959056号、第
3550583号、第3946724号、第42744
23号等である。動脈又は静脈へ埋込み出来る血圧変換
器が米国特許第3724274号、第3748623号
に開示されている。米国特許第4274423号には血
管及び心臓内部の圧力計測用のカテーテルが開示されて
いる。
米国特許第4175566号には液体流速を計るプロー
ブが開示されている。
米国特許第3776238号には2本の管を同軸に配置
し、該管の端部の近くに開口を有するものが開示されて
いる。出血を起こした眼内でガラス体及び繊維体の切除
が行なわれる。これは外管端部の内面に対し内管の鋭利
な端部が切断作用をなし、繊維体は内管を通って吸出さ
れるのである。
ガラス体を除去すると共に食塩水が器具を通して眼内へ
注入され連続的に置換えられるものである。
これ等先行技術の器具の何れにも眼科順微手術用器具で
あって、眼科手術中に眼内液圧を安全に且つ正確に監視
し、調節するものは示されていない。
(本発明の要旨) 本発明は眼科手術中、眼球内部の液圧を計測し、調節す
る器具及び装置に関するものである。
本発明装置は顕微手術用器具の先端に加わる眼圧を感知
し、又は吸引によって除去される組織への局部的吸引力
を検出する。相対的な圧力変動によって生じる電気信号
は吸引の真空圧又は潅流液流量を許容出来る範囲に自動
的に調節し、外科手術を更に安全に行なえるようにする
本発明は圧力変換器を備えた針状器具を具備しており、
器具を眼球に挿入したとき、変換器は眼球のごく近傍又
は内部に位置し、液体と直に接するのである。
変換器は器具周囲の圧力からの相対的な眼圧又は病変し
た組織を吸引する際、器具開口部に生じる局部的吸引圧
を計測する。眼■4器具は薄い可撓性ダイヤフラムを介
して、小型圧力センサーを備えている。ダイヤフラムは
変換器に連繋され、ダイヤフラムに作用する2つの周囲
圧力差によって作用力を変換器へ加えるものである。変
換器は適度の感度と安定性を有する小型化された圧力変
換器であって電気信号を発生し、器具棚に送られ増幅し
た後、表示される。信号は公知のフィードバック回路を
働かせ、吸込み真空用の弁、或は潅流液流の弁、その他
の器具の弁を調節或は制限する。
器具が使用される装置に於いては、閉じた糸路を構成し
、ポンプによって眼内液と同等な食塩水を連続的に循環
させている。眼内の圧力変動が所 一定範囲を越えたこ
とを変換器が検出したとき、変換器は信号を発生しマイ
クロプロセッサ−コントローラに送られ、ポンプの回転
を上昇又は低下せしめて閉じた系路中の液圧を変え、閉
じた糸路に接続された導管を通じて眼内へ液の供給又は
排出を行なうものである。本発明は眼科手術用器具であ
って、m微手術中の部位が受ける眼内液或は組織の圧力
を正確且つ安全に計測することを目的とする。
本発明の池の目的は、正確な圧力弁の信号をフィードバ
ック制御回路に送り、自動的に吸込み真空を調節及び又
は制限し、潅流液の流量と圧力を検出された眼内圧力に
応じて調節するものである。
本発明に係る器具によって、前房又は白内障手術に際し
次の様な多くの制御が可能となる。
(1)前房深さの調節(角膜と光彩間の空間)(2)圧
力変測を正確に行なうことによって出血の調節を改良す
る (3)傷口閉塞中、2次的部位を通じて眼内圧力の正確
な31測 (4)傷口閉塞時の縫合線張力を調節し乱視を回避する (5〉傷口閉鎖後の生理的眼内圧力の近似度を向上する ガラス体手術に際して、本発明によって次の様な調節が
行なわれる。
(1)病変組織の切除術に際して該部位に加わる吸引力
の計測と調節を行ない、上記吸引力を制限することによ
って網膜剥離を回避する (2)2次的部位からガラス体圧力を調節し、手術中の
出血を制御する。
(3)傷口閉塞後の生理的眼内圧力の近似度を向上する 第1図は眼球(12)を示しており、水晶体(13)、
角膜(14)、前房り15)、光彩(16)、毛様体(
17)、ガラス体く18)、視神経(20)、網膜り2
1)、強膜(22)、脈絡膜(23)を含んでいる。器
具(9) (25)は、その先端部を拡大し第2図に詳
細に示しているが、これは手術用針であって、ステンレ
ス鋼によって形成され外径は0.4乃至1.0mmであ
り、ハンドピース(図示せず〉に取付け、施術者の手技
が行なわれる。
ハンドピースは可撓性音成樹脂チューブ(図示せず)に
よって潅流用食塩水容器(図示せず)及び吸引用ポンプ
装置(r7I示せず)に夫々接続される。
図示することを省略した部分の詳細はこの技術分野に於
て通常の知議を有する者であれば知っており、本発明の
実施に際して詳細に記述することは不必要なものである
器具(25)は潅流吸引用切除針として知られており、
第1図に示す様にガラス体り18)中へ挿入される。
病変組織(35)を吸引するため器具(25)の横開口
(31)に吸込力が生じる。第2図に最もよく示されて
いるように、器具(25)中に摺動可能に設けられ施術
者によって操作される湾曲した小型ギロチン刃(32)
が組織を切除する。食塩水又はこれと同種なものが開口
(13) (14)から放出され、手術部位に注入され
る。注入は開口(31)からの制御された吸引と組合わ
されて組織片(30)が刃(32)によって切除された
後、器具(25)中へ容易に排出されるようになすもの
である。
第2図に於て矢印(36)は上記した食塩水の放出と吸
込作用を示している。
第1図及び第2図に示した従来の器具は、切除する前に
器具(25)中へ病変組織り30)を吸引するための局
部的吸入力を正確に測定する手段を有していない。ガラ
ス体手術によって切り雛された組織は通常は網膜(21
)の極めて近傍に位置しているから、ガラス体手術中に
過度の吸引力によって網膜(21)や他の健全な組織を
不用意に損傷させる虞れはある。
第3図及び第5図に示した本発明の実施例では吸引力を
常時監視することによってこの問題を解決している。第
1図、第2図に類似した器具が、切除及び吸引端の内部
と外部間の圧力差を測定する様に作られている3実施例
では引用符号〈60)がそれを示しており、長手方向に
延びる外ハウジング(61)が同心円上の内側ギロチン
(70)を囲んでおり、該ギロチンは刃(62)を有し
、上述した通り開口(66)と共同作用して組織片を切
除する。
内部空間である通路(63)は液体及び/又は組織を通
過させる。
第3図には該器具の先端部だけを示しており、説明を簡
単化するため第2図に示されている放出口(33) (
34>等の特徴部分は省略した。圧力変換器(65)が
吸込口(66)の近くに設けられた室(65a)中に配
備されている。該室(65a)は直径約1+aa+のシ
リコンゴムで作られた2枚の平行なダイヤフラム(67
) (68)によって形成されている。ダイヤフラム(
67) (68)はエポキシ樹脂によって器具(60)
へ取付けられる。変換器(65〉はハウジング(61)
の先端部の外端(61a)に取付けることが望ましい。
圧力変換器は当業者にとって知られているピエゾ−電気
又は光電気を応用したものであって、眼圧測定を必要な
感度(±lll−水銀柱)、安定性そして直線性を有し
て行なう、他の形式の変換器例えば光学繊維を用いた光
ガイドを使ったものが利用できる。これは圧力差によっ
て反射面を動かし、信号を光の強さに変えて送るもので
あって、器具の寸法、形状、機能を殆んど変えることな
〈実施出来る。変換器(65)から発せられた電気信号
は導線(71)を経て、公知のとおり電源及び変調、増
幅、測定圧力表示を行なう必要な電気回路を有する監視
装置へ送られる。
ピエゾ−電気素子(65b)が片持レバーと剛体ベース
(65c)に取り付けられ、器具壁へ固定される。
導線(71)は変換器(65)からの電気信号を送り、
器具(60)の外表面へ接続することによってギロチン
刃(70)の動きの邪魔とならないようにしている。
導線(71)は器具(60)へ接着され外表面を平滑と
なるようにしている。ガラス体吸入器具(60)は吸引
力従って手術中の眼圧を検出することによって安全性を
著しく向上する。施術者が病変組織の繊維を開口部(6
6)へ吸込む時、ダイヤフラム(6))(68)の間で
変換器(65)によって計測された局部圧力差は相対的
圧力値を示しており、組織の繊維が吸込み開口部(66
)へ侵入するときに加わる力を表すものである。この吸
引力は切除した組織の粘弾性の相異と周囲ガラス体の粘
性の相異によって絶えず変動する。任意の瞬間における
吸引力力大きさは平均値から大きく離れていることがあ
り、その場合は真空通路の圧力を、変動している吸引力
の大きさに合わせて調節することが出来る。変換2W(
65)を使用することによって局部圧力が予め設定され
た値を越え、吸込み力は許容される範囲から外れた時、
信号は公知の通り(図示せず)真空装がし弁を作動させ
て吸込み力を調節する。これによって器具(60)は局
部吸込み力が不意に過度のピーク値を生じることを防ぎ
、健全な組織を損傷する危険を著しく減少させる。
第4図と第6I21には本発明の他の実施例を図示して
いる。これは潅流又は吸引を行ないながら眼圧測定が出
来る外科用器具である。該器具は符号(40)で示して
おり、長く延びる本体(41)は外科手術用に適合する
等級のステンレス鋼で作られ、外径は約1+amである
0本体(41)は内壁(49)によって分離され略全長
に亘って平行な通路(42) (43)を形成している
0通路(43)は潅流吸引用通路であって、ハンドピー
ス(112示せず)を通って真空装置(図示せず)又は
食塩水容器に繋がれている0通路(43)は器具(40
)先端部の頂端(45)の近くに出口開口(44)を備
えている。
変換器(50)が通路(42)中に於て器具(40)の
先端部の近くに配備されており、通路(42)は手術部
位から離れた適当な位置で外部に通じている。変換器(
50)は第3図、第5図の実施例で説明した形式なもの
であって、変換H(50)を介し器具(40)に連結さ
れている。器具(40)の先端部で変換器通路(42)
は出口開口(44)の近傍に設けた窓部(46)まで延
びている。窓(46)は直径が約1−であり、シリコン
ゴムで作られたダイヤフラム(47)が取り付けられる
。ダイヤフラム(47)はエポキシ樹脂によって窓(4
6)へ連結している。符号り52)で示した導線が変換
器(50)で生じた信号を適当な設備(例えば後述する
もの)に伝え、該信号を眼圧を監視し調節するために必
要なデータに変換する。眼庄川プローブ(40)はガラ
ス体室(18)中と同じく前房(15)中で閉じた経路
の操作を行ないながら、眼圧を計測し調節するために適
当なものである。器具(40)は手術用切開部から離れ
た部位に挿入され、手術 −の間中その位置に保持する
ことにより栓塞(tamp。
nade)の時、縫合線の張力の調節及び傷口閉鎖の終
了時の物理的圧力の近似値の決定の際に判断し、そして
/又は眼圧調部のための独立した手段を与えるのである
。器具<40> (60) (第4図及び第3図に夫々
示すもの)について行なわれたように、眼球へ挿入すべ
きプローブ中に変換器を配備したことによって間圧とな
る点は、それを設けなかった場合と比べてプローブの直
径が大きくなることである。この問題は圧力検出ダイヤ
フラムと変換器を眼の外側であって、眼圧の変動に応答
して信号を発生出来る位置に配置することにより解決出
来る第7図は上記問題に対する実施例を示している。
器具は符号(95)で示し、開口部(97)を有する針
部(96)を延長しており、眼球に挿入出来る様になっ
ている。
針部(96)の他端は眼球の外部に保持されるようにな
った室(98)へ開口している。変換器(99)は開口
(97)の反対側に於て室(98)中に設置される。変
換器は眼球の内部には位置していないが、眼球に向けら
れた開口に接近して位置することにより、眼球内部に設
けた変換器によって得られる圧力値と殆んど同じ精度の
値を得ることが出来る。変換器(99)は第3図乃至第
6図の実施例に於て説明したものと同じ型式又はニュー
ジャージ州フェアフィルド所在エントランデバイス社の
製造に係るエントラン形番号EPIL−FO80−55
の様な溶融シリコン型のものが使用出来る。これはバラ
ライン(PARALYNE)又は同種の材料によって作
られたダイヤフラム(100)によって室(99)を隔
離したものである。導線(102)が変換器(99)で
生じた電気信号を以下に述べる外部機器へ通じる室(9
8)は入力開口(103)を有しており、可撓性プラス
チックチューブ(104)を接続して適当な量の液を眼
球へ供給出来る。
第3乃至5図及び第7図に示された器具は眼球(1Δ)
内の圧力を調節するため、任意の数の装置に接続出来る
0例えば変換器で生じた信号は該変換器を内蔵している
同じプローブ(第1図、第2図)又は施術者が眼球を通
って液を循環させる事を必要とした時は第2プローブを
通じて吸込力を調節するために使用出来る。その他の外
科手術では単一プローブを用いて眼圧を所定範囲に維持
することが出来る。
上述の器具は第8図に示す装置に使用することが出来、
これは圧力値を従来知られているいかなる装置よりも正
確に圧力値を所定範囲に維持し制御出来る。これは閉じ
た糸路に食塩水を絶えず循環することによって実現され
る。糸路は眼球に通じているから変換器が圧力変化を検
出すると殆んど同時に循環速度を速めたり、遅らせたり
して眼球への液の供給又は排出をする。
第8図に於て第3図乃至第6図、第7図の形式の器具I
が眼球(12)へ挿入されこ液体導管(104)に接続
されている。流体系路(110)が流体分離管(109
)によって導管(104)へつながれる。装置が作動す
る時、容積型ポンプ(107)が糸路(110>で矢印
(111)の方向に食塩水を絶えず循環させる。溶液の
容器(108)が糸路(110)につながれ、必要な時
には溶液を補充する。圧力逃がし弁(112)が分離つ
なぎ管(109)に配設されているが、これは循環を良
好に行なう上で絶対必要なものではない、器具(95)
が眼球(12)中で圧力変化を検出したとき、信号が回
路(102)を通って当業者であれば公知の形式の監視
装置(105)へ送られる。監視装置には調節し、増幅
し、圧力計測値を表示する必要な電気回路の他に、適当
な電源を備えている0次いてゴこ号はポンプ(107)
に対し制御可能に設けられた当業者にとって公知な形式
のマイクロプロセッサ−コントローラ(106)へ送ら
れる。
マイクロプロセッサ−コントローラは変換器からの信号
が眼内液圧が所定範囲であることを示している時には、
ポンプが糸路(110)へ液を所定流量循環せしめるこ
とを許している。この流量は眼球内部に於て所定に維持
出来るものである。しかし、装置Iが圧力低下を検出し
たとき、信号はマイクロプロセッサーコントローラを作
動させ、ポンプを所定度まで回転を速めて眼球への食塩
水注入量を増加させる。
逆に圧力増大が検出された時、ポンプの回転速 。
度は低下する。
流体分離管を器具(95)の近くへ配置することにより
(例えば患者の額の上へ置く)、そして食塩水を糸路(
110)中で絶えず循環させた時、もし長い流体カラム
を使用したり、圧力変動のたびにポンプが駆動される場
合と比べて、遥かに速く眼球の圧力変動に応答出来る。
本発明の他の実施例を第9図と第10図に示している。
緩衝室(120)が液体導管(104)上で分離接続部
(109)の下流(第9図)又は分離管(109)の位
置(第10図)に設けている。該[部室(120)は眼
球を押さえたり、眼筋を引いたり、縫合線をしめる等の
外科操作を行なうことによって圧力を高めた場合或は切
開を始めたり拡大することによって圧力を低下させた場
合に眼球内の圧力が急激変動する際、対応させるもので
ある。このような圧力変動は極めて急激に起こり、1秒
間に10−2乃至10−′のオーダーである。第8図に
示す様な装!では、装置中及びこれにつながる流体回路
中での慣性と賓擦力のため、頻繁に生じる上記圧力変動
に応答するには未だ十分速くない。
このような急激な変動に対し、より速く対応するために
は、眼球につながる流体系路中で眼球のすぐ近くに緩衝
室(120)が設けられる。緩衝室(120)は針部(
96a)先端から6〜10cIIの位置が望ましい。
緩衝室(120)は直径4〜8c輪の小さな球型に作ら
れ、高い弾性の壁によって形成されている。緩衝室(1
20)には流体通路(102) (104)(第10図
)を流れる流体Fが完全に充満している。最初に室(1
20)に空気又はその池の気体Gを第9図に示すように
充満させ、気体Gの大きな圧縮性によって圧力変動に対
し素早く適応するようにして眼圧の変動に対する反応時
間を増加することが出来る。
第9図に示す通り反応室(120)は分離接続管(10
9)の下流で導管(104)の一部として又は接続して
形成することが出来る。この場合導管(104)は導管
(102)から分離して形成され、夫々針部(96)(
96a)を別々に有し、上述の通り流体通路(104)
と器具Iへ接続されている。それに変えて第10図に示
す様に緩衝室(120)を流体分離接続部(109)の
位置で糸路(110)に連結することが出来る。器具及
び装置に現れた上述した本発明は、眼科手術の間、眼液
圧力と吸込力を絶えず監視し、調節する為に有効である
。施術者がこの形式の装置を使用することによって従来
の推量による最適眼圧を手術中維持する問題は解消され
、手術がより一層安全に且つ正確に行なえる様になった
。そればかりか、予め命令を設定しておくことによって
制御装置は眼圧調節を自動的に、然も従来と比べてより
速く正確に行なうことが可能である。
本発明の実施例が異なれば細部に於て相異するけれども
、それらは上記した本発明の概念に含まれるべきもので
ある。望ましい実施例について行なった上述の詳細な説
明は、説明のためのものであっていかなる意味に於いて
も限定するためのものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は目を「閉じた糸路」で手術する状況を説明する
部分断面図、第2図はガラス体手術に使用する公知の閉
微手術用器具の先端部断面図である。 第3図は本発明の実施例の断面図であって圧力変換器を
設けることにより眼球内部と第2図に示した形式の器具
の内部通路との間を連繋している。 第4図は本発明の他の実施例であって、変換器は眼球内
部と直接に通じている。 第5図は第3図の5−5線に沿って破断した断面図。 第6図は第4[26−6線に沿って破断した断面図 第7図は第3図乃至第6図の実施例と同様の他の実施例
に係る器具の断面図であって、変換器は器具が眼球に挿
入された時、眼球内部と通じる開口の近傍で且つ眼球の
外側に配置されている。 第8図は制御装置の実施例の説明図であって第7図に示
す器具を包含している。 第9図は本発明の他の実施例の説明図であって、眼球へ
の流路上に緩衝室を連結している。 第10図は第9図のPi衝部室備えた実施例に対応する
説明図である。 (12)・・・眼球     (13)・・・水晶体(
18)・・・ガラス体   (25)(60)・・・器
具(30)・・・組織     (50) (65) 
(99)・・・変換器(106)・・・制御装置1t 
  (107)・・・ボンブbぴ、 5       
       FIG、 6゜FIG、 7

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)眼球内の液圧を所定値に維持する装置であって次
    の構成を有している。 a、眼球内部と連通し、液を通過させ眼球内の液圧を選
    択的に上昇又は低下せしめる第1通路手段 b、前記第1通路手段が接続されており、液が絶えず循
    環している回路 c、流通路を通して液を循環せしめる速度可変型ポンプ d、流通路へ液を供給するため流通路へ接続された液容
    器 e、眼球液と関連し、眼球液の相対圧力の変動に応じて
    信号を発する圧力検出手段 f、圧力検出手段から信号を受けポンプ速度を制御する
    制御手段であって、眼球液の液圧変動に応じて通路中の
    液圧を自動的に変化させ、予め設定された指示に合わせ
    て眼球内の液圧を上昇又は低下させるもの。
  2. (2)圧力検出手段は、眼球に挿入し眼球内と関連する
    ようにした外科用器具と該器具上の眼球液の圧力変化を
    検出出来る位置に取り付けられた圧力変換器である特許
    請求の範囲第1項の装置。
  3. (3)圧力変換器は、球状の眼球内に挿入される部分に
    取り付けられたピエゾー抵抗型素子である特許請求の範
    囲第2項の装置。
  4. (4)圧力変換器は、ピエゾー抵抗型素子であって眼球
    の外側に位置する球状であって、且つ眼球内部と関連し
    ている器具部分の極近傍に取り付けられている特許請求
    の範囲第2項の装置。
  5. (5)制御手段は、眼球に液を供給し又は眼球から液を
    流出させて眼球内の液圧を上昇又は低下させる特許請求
    の範囲第1項の装置。
  6. (6)制御手段は圧力範囲を予め設定する手段と、圧力
    検出手段が圧力が設定範囲から外れたことを示す信号を
    受けてポンプ手段の信号を調節する手段とを備えている
    特許請求の範囲第2項の装置。
  7. (7)制御手段はマイクロプロセッサーコントローラを
    備えている特許請求の範囲第6項の装置。
  8. (8)ポンプ手段は容積型ポンプを含んでいる特許請求
    の範囲第2項の装置。
  9. (9)流体通路は所定値に設定した圧力逃がし弁を更に
    備えている特許請求の範囲第2項の装置。
  10. (10)通路手段には緩衝室手段が更に接続され、多量
    の液が圧力状態で満たされており眼球の液体圧力の変動
    に対応している特許請求の範囲第1項の装置。
  11. (11)緩衝室手段は、弾性壁で形成された室である特
    許請求の範囲第10項の装置。
  12. (12)緩衝室手段は、第1通路手段と通路経路の間に
    接続されている特許請求の範囲第10項の装置。
  13. (13)緩衝室手段は、これが第1通路手段と接続され
    る接続部から遠い部分に多量のガスを収納するように形
    成されている特許請求の範囲第10項の装置。
JP60210916A 1985-09-16 1985-09-24 眼内液圧測定用の眼科用器具 Pending JPS6266834A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US775257 1985-09-16
US06/775,257 US4722350A (en) 1984-09-21 1985-09-16 Ophthalmic instrument for measuring intraocular fluid pressure

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JPS6266834A true JPS6266834A (ja) 1987-03-26

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ID=25103830

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JP60210916A Pending JPS6266834A (ja) 1985-09-16 1985-09-24 眼内液圧測定用の眼科用器具

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GR (1) GR852316B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019514452A (ja) * 2016-04-27 2019-06-06 ノバルティス アーゲー 眼圧検出システム、デバイス、及び方法
JP2021073003A (ja) * 2015-08-14 2021-05-13 イバンティス インコーポレイテッド 圧力センサを備えた眼用インプラントおよび送達システム
WO2024057926A1 (ja) * 2022-09-16 2024-03-21 株式会社イナミ 眼内圧測定用プローブ及び眼内圧計

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JP2024042888A (ja) * 2022-09-16 2024-03-29 株式会社イナミ 眼内圧測定用プローブ及び眼内圧計

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GR852316B (ja) 1986-01-24

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