JPS6266190A - 核融合装置の中性子遮蔽体構造 - Google Patents
核融合装置の中性子遮蔽体構造Info
- Publication number
- JPS6266190A JPS6266190A JP60206992A JP20699285A JPS6266190A JP S6266190 A JPS6266190 A JP S6266190A JP 60206992 A JP60206992 A JP 60206992A JP 20699285 A JP20699285 A JP 20699285A JP S6266190 A JPS6266190 A JP S6266190A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sector
- fusion device
- neutron
- vacuum vessel
- nuclear fusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は核融合装置の中性子遮蔽体構造に関する。
現在、最も実現可能な核融合装置は重水素（Ｄ）とトリ
チウム（Ｔ）のＤ−Ｔ反応を利用したものであり、この
Ｄ−Ｔ炉は例えば第３図に示すような構成となっている
。同図において符号１は内部にプラズマ２を封じ込め、
高真空状態を維持するトーラス状の真空容器である。こ
の真空容器１はセミパーマネント遮蔽体３と中性子遮蔽
体４から構成され、中性子遮蔽体４の内側にはブランケ
ット５が一体に設けられている。このブランケット５は
内部にトリチウム増殖材としてのリチウムを内蔵し、こ
のリチウムを冷却する冷却材流路を備えている。すなわ
ちブランケット５は、プラズマ２から放出される高エネ
ルギの中性子と上記リチウムを反応させてトリチウムを
生成し、このとき発生する熱エネルギを前記冷却材流路
を流れる冷却材で外部へ取り出すものである。
チウム（Ｔ）のＤ−Ｔ反応を利用したものであり、この
Ｄ−Ｔ炉は例えば第３図に示すような構成となっている
。同図において符号１は内部にプラズマ２を封じ込め、
高真空状態を維持するトーラス状の真空容器である。こ
の真空容器１はセミパーマネント遮蔽体３と中性子遮蔽
体４から構成され、中性子遮蔽体４の内側にはブランケ
ット５が一体に設けられている。このブランケット５は
内部にトリチウム増殖材としてのリチウムを内蔵し、こ
のリチウムを冷却する冷却材流路を備えている。すなわ
ちブランケット５は、プラズマ２から放出される高エネ
ルギの中性子と上記リチウムを反応させてトリチウムを
生成し、このとき発生する熱エネルギを前記冷却材流路
を流れる冷却材で外部へ取り出すものである。
前記真空容器１のトロイダル方向にはトロイダルコイル
６が設けられ、またポロイダル方向には主ポロイダルコ
イル７、副ポロイダルロイル８およびダイバータコイル
９が設けられている。これらのコイル６〜９は真空容器
１と共に架台１０上に設置されており、トロイダルコイ
ル６と主・副側ポロイダルコイル７．８で磁界発生コイ
ルが形成され、ダイバータコイル９で真空容器１内のプ
ラズマ２の形状が制限されるようになっている。
６が設けられ、またポロイダル方向には主ポロイダルコ
イル７、副ポロイダルロイル８およびダイバータコイル
９が設けられている。これらのコイル６〜９は真空容器
１と共に架台１０上に設置されており、トロイダルコイ
ル６と主・副側ポロイダルコイル７．８で磁界発生コイ
ルが形成され、ダイバータコイル９で真空容器１内のプ
ラズマ２の形状が制限されるようになっている。
また、真空容器１の中空部を貫通する中心支柱１１には
変流器コイル１２が巻装されている。この変流器コイル
１２は前記磁界発生コイルと変流器を形成し、コイルに
高電流を流して真空容器１の内部に磁界を発生させ、真
空容器１内のプラズマ２を上記磁界によって生ずる電流
でジュール加熱するように構成されている。なお、真空
容器１の周囲には例えばＩＣＲＦ （イオンサイクロト
ロン共鳴加熱装置）等の高周波２次加熱装置が配置され
ている。また図中１３はアクセスドア、１４は排気管で
、この排気管１４は真空排気装置１５と接続して真空容
器１内を高真空に維持するものである。
変流器コイル１２が巻装されている。この変流器コイル
１２は前記磁界発生コイルと変流器を形成し、コイルに
高電流を流して真空容器１の内部に磁界を発生させ、真
空容器１内のプラズマ２を上記磁界によって生ずる電流
でジュール加熱するように構成されている。なお、真空
容器１の周囲には例えばＩＣＲＦ （イオンサイクロト
ロン共鳴加熱装置）等の高周波２次加熱装置が配置され
ている。また図中１３はアクセスドア、１４は排気管で
、この排気管１４は真空排気装置１５と接続して真空容
器１内を高真空に維持するものである。
上記の如き構造の核融合装置では、中性子遮蔽体４及び
その内側に一体に設けられたブランケット５はプラズマ
２に面する第１壁の損傷等を考慮して真空容器１のトー
ラス方向に複数個（通常はトロイダルコイルの２倍）に
分割されており、トロイダルコイル６と干渉せずに引抜
くことができるようになっている。
その内側に一体に設けられたブランケット５はプラズマ
２に面する第１壁の損傷等を考慮して真空容器１のトー
ラス方向に複数個（通常はトロイダルコイルの２倍）に
分割されており、トロイダルコイル６と干渉せずに引抜
くことができるようになっている。
第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ断面を示すものであり、同
図に示すように中性子遮蔽体４及びブランケット５はト
ロイダルコイル６．６間でセクターＡとセクターＢに２
分割されている。セクターＡは第５図（ａ）（ｂ）に示
すようにセクターＢを引抜いた後に引抜かれる構造とな
っており、トロイダルコイル間で最後に引抜かれるもの
である。そして、セクターＡとセクターＢの外側接触部
には７段付部１６が設けられ、真空容器外側への中性子
ストリーミングを防止する構造となっている。
図に示すように中性子遮蔽体４及びブランケット５はト
ロイダルコイル６．６間でセクターＡとセクターＢに２
分割されている。セクターＡは第５図（ａ）（ｂ）に示
すようにセクターＢを引抜いた後に引抜かれる構造とな
っており、トロイダルコイル間で最後に引抜かれるもの
である。そして、セクターＡとセクターＢの外側接触部
には７段付部１６が設けられ、真空容器外側への中性子
ストリーミングを防止する構造となっている。
ところで、このようにトロイダルコイル間でセクターＡ
とセクターＢに２分割された従来の中性子遮蔽体構造は
、セクターＡとセクターＢの内側接触部が段付き構造と
なっていない。これはセクターＡとセクターＢの内側接
触部に外側接触部と同様な段付部１６を設けた場合、セ
クターＡを第５図（ｂ）の矢印ａで示す方向に移動させ
ることが困難となり、セクターＡを引抜くことができな
くなるためである。しかし、セクターＡとセクターＢの
内側接触部に段付部がないと、プラズマからの高速中性
子が上記接触部の隙間を通って真空容器内側へ漏洩し、
この真空容器内側への中性子ストリーミングによりコイ
ルｔｉ傷の増大をもたらす可能性がある。そこで、従来
では第４図に示すようにセミパーマネント遮蔽体３の内
側の厚さｔを厚くすることにより、真空容器内側への中
性子ストリーミングを防止する構造となっていたが、こ
のような構造は炉寸法の増大につながり、コスＩ・の上
昇を招くという欠点があった。
とセクターＢに２分割された従来の中性子遮蔽体構造は
、セクターＡとセクターＢの内側接触部が段付き構造と
なっていない。これはセクターＡとセクターＢの内側接
触部に外側接触部と同様な段付部１６を設けた場合、セ
クターＡを第５図（ｂ）の矢印ａで示す方向に移動させ
ることが困難となり、セクターＡを引抜くことができな
くなるためである。しかし、セクターＡとセクターＢの
内側接触部に段付部がないと、プラズマからの高速中性
子が上記接触部の隙間を通って真空容器内側へ漏洩し、
この真空容器内側への中性子ストリーミングによりコイ
ルｔｉ傷の増大をもたらす可能性がある。そこで、従来
では第４図に示すようにセミパーマネント遮蔽体３の内
側の厚さｔを厚くすることにより、真空容器内側への中
性子ストリーミングを防止する構造となっていたが、こ
のような構造は炉寸法の増大につながり、コスＩ・の上
昇を招くという欠点があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、セミパーマネント遮蔽体の内側厚さ
を余分に増加させることなく真空容器内側への中性子ス
トリーミングを防止できる核融合装置の中性子遮蔽体構
造を提供することにある。
的とするところは、セミパーマネント遮蔽体の内側厚さ
を余分に増加させることなく真空容器内側への中性子ス
トリーミングを防止できる核融合装置の中性子遮蔽体構
造を提供することにある。
本発明による核融合装置の中性子遮蔽体構造は、真空容
器のトーラス方向に複数個に分割された各中性子遮蔽体
の外側接触部と内側接触部を段付き構造とし、かつトロ
イダルコイル間で最後に引抜かれる順番の中性子遮蔽体
の内側接触部を所定角度に傾斜した段付き構造としたこ
とを特徴とするものである。
器のトーラス方向に複数個に分割された各中性子遮蔽体
の外側接触部と内側接触部を段付き構造とし、かつトロ
イダルコイル間で最後に引抜かれる順番の中性子遮蔽体
の内側接触部を所定角度に傾斜した段付き構造としたこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明を第１図および第２図を参照して説明する
。
。
第１図は本発明の一実施例を示すもので、図中第４図と
同一部分には同一符号が付しである。第１図において、
中性子遮蔽体４及びその内側に一体に設けられたブラン
ケット５はトロイダルコイル６．６間でセクターＡとセ
クターＢに２分割されており、セクターＡは第２図（ａ
）（ｂ）に示すようにセクターＢを引抜いた後に引抜か
れる順番となっている。セクターＡとセクターＢの外側
接触部には段付部１６が設けられ、真空容器外側への中
性子ストリーミングを防止する構造となっている。また
セクターＡとセクターＢの内側接触部には段付部１７ａ
、１７ｂ、１７ｃが設けられ、真空容器内側への中性子
ストリーミングを防止する構造となっている。そして、
セクターＡの内側接触部に設けられた段付部１７ｃは第
２図（ｂ）に示すように０２の傾斜角度を持っており、
この傾斜角度θ２はセクターＡを矢印ａ方向に移動させ
るときの角度θ１と等しいか、あるいはθ２〉θ１とな
っている。
同一部分には同一符号が付しである。第１図において、
中性子遮蔽体４及びその内側に一体に設けられたブラン
ケット５はトロイダルコイル６．６間でセクターＡとセ
クターＢに２分割されており、セクターＡは第２図（ａ
）（ｂ）に示すようにセクターＢを引抜いた後に引抜か
れる順番となっている。セクターＡとセクターＢの外側
接触部には段付部１６が設けられ、真空容器外側への中
性子ストリーミングを防止する構造となっている。また
セクターＡとセクターＢの内側接触部には段付部１７ａ
、１７ｂ、１７ｃが設けられ、真空容器内側への中性子
ストリーミングを防止する構造となっている。そして、
セクターＡの内側接触部に設けられた段付部１７ｃは第
２図（ｂ）に示すように０２の傾斜角度を持っており、
この傾斜角度θ２はセクターＡを矢印ａ方向に移動させ
るときの角度θ１と等しいか、あるいはθ２〉θ１とな
っている。
このようにトロイダルコイル６．６間で最後に引抜かれ
る順番のセクターＡの内側接触部を所定角度（θ２≧０
１）に傾斜した段付き構造とすることにより、セクター
Ａ、Ｂを順番通りに引抜くことができ、しかも従来のよ
うにセミパーマネント遮蔽体３の内側厚さを余分に厚く
することなく真空内側への中性子ストリーミングを防止
できる。
る順番のセクターＡの内側接触部を所定角度（θ２≧０
１）に傾斜した段付き構造とすることにより、セクター
Ａ、Ｂを順番通りに引抜くことができ、しかも従来のよ
うにセミパーマネント遮蔽体３の内側厚さを余分に厚く
することなく真空内側への中性子ストリーミングを防止
できる。
以上のように本発明によれば、セミパーマネント遮蔽体
の内側厚さを余分に厚くすることなく真空内側への中性
子ストリーミングを防止できるので、炉の小型化および
コストの低減を図ることができる。
の内側厚さを余分に厚くすることなく真空内側への中性
子ストリーミングを防止できるので、炉の小型化および
コストの低減を図ることができる。
第１図および第２図は本発明の一実施例を示し、第１図
は核融合装置の一部を示す水平断面図、第２図（ａ）（
ｂ）はトロイダルコイル間で２分割された中性子遮蔽体
の引抜き順序を示す説明図、第３図は核融合装置の概略
構成図、第４図は従来の中性子遮蔽体構造を示す第３図
のＩＶ−ＩＶ断面図、第５図（ａ）（ｂ）はトロイダル
コイル間で２分割された中性子遮蔽体の引抜き順序を示
す説明図である。 １・・・真空容器、４・・・中性子遮蔽体、５・・・ブ
ランケット、６・・・トロイダルコイル、１６，１７ａ
。 １７ｂ、１７ｃ・・・段付き部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図（ａ） 第２図（ｂ） 第４図 第５図（ａ） 第 ５図（ｂ）
は核融合装置の一部を示す水平断面図、第２図（ａ）（
ｂ）はトロイダルコイル間で２分割された中性子遮蔽体
の引抜き順序を示す説明図、第３図は核融合装置の概略
構成図、第４図は従来の中性子遮蔽体構造を示す第３図
のＩＶ−ＩＶ断面図、第５図（ａ）（ｂ）はトロイダル
コイル間で２分割された中性子遮蔽体の引抜き順序を示
す説明図である。 １・・・真空容器、４・・・中性子遮蔽体、５・・・ブ
ランケット、６・・・トロイダルコイル、１６，１７ａ
。 １７ｂ、１７ｃ・・・段付き部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図（ａ） 第２図（ｂ） 第４図 第５図（ａ） 第 ５図（ｂ）
Claims (1)
- 真空容器のトーラス方向に複数個に分割された各中性子
遮蔽体の外側接触部と内側接触部を段付き構造とし、か
つトロイダルコイル間で最後に引抜かれる順番の中性子
遮蔽体の内側接触部を所定角度に傾斜した段付き構造と
したことを特徴とする核融合装置の中性子遮蔽体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206992A JPS6266190A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 核融合装置の中性子遮蔽体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60206992A JPS6266190A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 核融合装置の中性子遮蔽体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6266190A true JPS6266190A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16532388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60206992A Pending JPS6266190A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 核融合装置の中性子遮蔽体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6266190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110574122A (zh) * | 2017-04-26 | 2019-12-13 | 托卡马克能量有限公司 | 组合的中子护罩和螺线管 |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP60206992A patent/JPS6266190A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110574122A (zh) * | 2017-04-26 | 2019-12-13 | 托卡马克能量有限公司 | 组合的中子护罩和螺线管 |
| CN110574122B (zh) * | 2017-04-26 | 2021-05-14 | 托卡马克能量有限公司 | 用于托卡马克核聚变反应堆的中心柱的中子屏蔽装置 |
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