JPS626589A - Ｃａｔｖコンバ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不正利用を図ったＣＡＴＶコンバーターに関す
る。

〔従来の技術〕

昨今のＣＡＴｖでは加入料金だけで放送を見ることが出
来る基本サービスと加入料金以外の特別な契約料金を支
払う有料放送（いわゆるペイテレ　　　　　　−ビ）な
どが有り、必要な情報は通常ポーリングと呼ばれる通信
手段でセンターと加入者端末の間で行なわれる。

第２図にこのようなＣＡＴＶのシステムの構成の概要を
示す系統図と第３図にこのシステムで使用されるコンバ
ーターの簡単な構成図を示す。

先ず第１図について説明すると１はＣＡＴＶの送信側で
あるセンター、２はＣＡＴＶの加入者側に設置されたＣ
ＡＴＶコンバーター、３はセンター１と加入者側占を接
続するＣＡＴＶの幹線ケーブル４は分岐器、５は加入者
への引込ケーブルである。センター１にはＴＶ信号等を
送出する送信機６、加入者側からの上りの信号を受信す
る受信機７及びセンター１と加入者側との各種の情報の
送信及びその処理を制御する制御装置８が設置されてい
る。なお９は分岐器である。一方コンバーター２には分
岐器１０．送信機１１、データ受信機１２％広帯域チュ
ーナ１３及び制御回路１４等があり送信機１１、データ
受信機１２、広帯域チューナ１３は分岐器１０を介して
引込ケーブル２０に接続されるとともにそれぞれが制御
回路１４にも接続されている。制御回路１４にはマイク
ロプロセッサ１５、このマイクロプロセッサ１５に接続
されたバックアップメモリ１６及びバックアップ回路１
７がありバックアップメモＩＪ１６とバックアップ回路
１７とはスイッチ１８で接続されるようになっている。

次に動作を説明する。

有料放送等の契約、解約情報やＣＡＴＶが動作する為に
必要な制御信号はセンター１の送信機６より送信され映
像信号等と同じＣＡＴＶ回線３を通ってＣＡＴＶコンバ
ーター２に入る。ＣＡ’ｒＶコンバーター２に入力され
た信号は分岐器１０によって映像信号と契約解約情報及
び制御信号に分けられる。映像信号は広帯域チューナ１
３に入力されＴＶ放送の無いチャンネル周波数（例えば
２チヤンネル）に変換され出力される。

一方契約・解約情報及び制御信号はデータ受信機■２に
入り復調されて制御回路１４に入力され適宜処理されマ
イクロプロセッサ１５に入力すれる。マイクロプロセッ
サ１５に入力された信号はメモリ１６に書き込まれた制
菌情報によってＣＡＴｖコンバーターの各部分を制御し
動作させ、また必要情報を送信機１１を用いてセンタ１
に送出する。送信機１１からの信号は分岐器ｌＱ、ＣＡ
’１４回線３、センタ１の分岐器９を通しセンタ側受信
機７に入力され制御装置８によって適宜処理される。

またメモリの有効利用上から契約ｅ解約情報も同一メモ
リ上に保存されておりこの契約−解約情報によってマイ
クロプロセッサＩ５は制御回路を動作させ広帯域チュー
ナ１３を制御して画面のディスクランブル動作のＯＮ・
ＯＦＦを行なう。

メモリ１６には制御情報が保存されているためこの情報
が消えてしまうとＣＡ　’１’　Ｖコンバーターとして
の動作が出来なくなるので停電等に供えてメモリのバッ
クアップ回路１７を有している。またメモリ１０には契
約・解約情報が保存されておりこの情報を知られると特
別な契約料金を払わずに有料放送を視聴されるいわゆる
盗視の可能性があるためスイッチ１８を設けてこれを防
止するようにしている。この様子を第３図を用いて説明
する。

第３図はコンバーターの簡単な構成を示すものでコンバ
ーター全体の回路２１を蓋１９で覆っている。

またスイッチ１８は蓋をつけたききこの蓋に設けられた
突起２０によってその接点が閉じられるようになってい
る。したがって仮にＣＡＴＶコ／バーターの蓋１９が開
けられた場合メモリ１６に供給される電源及びバックア
ップ回路１７を切断して不正な盗視ができないように構
成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしこの様に構成されたＣＡＴＶコンバーターでは仮
に蓋を開けられた場合、メモリの内容が全て消えてしま
うため、蓋を再び閉めて設置しても制御信号が再び入力
されるまでの開動作出来ず、またセンタ側でもコンバー
ターが不正に扱われた事を検出できないという欠点があ
った。

本考案の目的は上記した欠点を除くことにある。

〔間唄を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明はペイテレビ用ｃＡＴ
Ｖコンバーターにおいて、ディスクランブルを制御する
マイクロプロセッサ七、該マイクロプロセッサに接続さ
れた外部メモリと、バックアップ回路と蓋の開閉を検出
するスイッチと、送信機とを備え、前記マイクロプロセ
ッサと前記外部メモリとを前記バックアップ回路に接続
するとともに前記マイクロプロセッサと前記バックアッ
プ回路とを前記スイッチを介して接続し、前記マイクロ
プロセッサは前記蓋の開状態によりて前記外部メモリの
内容を消去するとともに前記開状態の信号を前記送信機
に入力するようにした。

〔作用〕

本発明は以上のような構成にしたので次のように作用す
る。張力Ｓ開けられた時、外部メモリの内容は消えず、
先ずマイクロプロセッサが蓋の開状態を検出する。つい
でマイクロプロセッサは外部メモリの一部即ちコンバー
ターの基本動作に必要な情報以外の情報を選択的に書き
替え、消去しかつ送信機を用いて著を開けた事をセンタ
ーに通知することができる。

〔発明の実施例〕

以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第１
図は本考案の一実施例を示すＣＡＴＶコンバーターの構
成例であり第２図と同一部品には同一番号を付してその
説明を省略する。

第１図に於いてコンバーターｎは本考案によるコンバー
ター、幻はマイクロプロセッサ１５の入力端子または割
込要求端子である。

本考案ではマイクロプロセッサ１５はメモリ１６す同様
にバックアップされており、停電等の異常事態でも動作
している。またスイッチ１８は従来例と同様に例えば第
３図の様に取り付けられている。

蓋１９が開けられるとスイッチ１８がＯＮまたはＯＦ　
Ｆ　Ｌ、、マイクロプロセッサ１５の入力端子（または
割込要求端子）２３がＨからＬ（またはＬからＨ）に変
化する。マイクロプロセラ？１５は入力端子（または割
込要求端子）のレベルが変化した事によりプログラムに
よってあらかじめ決められたメモリ領域の内容を選択的
に消去または書き替えを行うと同時に蓋１９が開けられ
た事をメモリ上に保存させる。以上の動作はマイクロプ
ロセッサ１５七メモリ１６がバックアップされているた
め電源状態の影響を受けない。

ＣＡＴＶが使用状態のまま蓋が開けられた場合は蓋を開
けてから最初のポーリングによりメモリ上に保存したＮ
蓋を開けた〃という情報を送信機１１を用いて送出する
。

電源及び引込線５の片方、または両方が外された状蝮で
蓋が開けられた場合囁蓋を開けた〃情報はメモリ内に保
持され再び正常な使用状態に戻りだ後の最初のポーリン
グにより１蓋を開けた〃という情報を送信機１１を用い
て送出する。

送出された情報はＣＡＴＶ回線３を通りセンター１に達
し分岐器９を経てセンタ側受信機７を経てセンタ側制御
装置８により処理される。

〔発明の効果〕

以上説明した様に本発明によればＣＡＴＶコンバーター
の蓋を開けられた事によってメモリの内容の全てを失な
わないため通常使用状態に戻ればＣＡＴＶコンバーター
は即時に基本動作を行う事ができ、またセンタに対して
蓋を開けた事を通知できるため不正利用をセンタで検出
でき適宜処理することも可能である。従って有料放送の
盗視や不当な改造等ＣＡＴＶコンバーターの不正利用を
検出・防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例構成図、第２図は従来例の構
成図、第３図は検出スイッチの取付構造例の図である。 １・・・センタ ２．２２・・・コンバーター ３・・・幹線ケーブル １１・・・送信機 １２・・・受信機 １３・・・広帯域チューナ １５・・・マイクロプロセッサ １６・・・外部メモリ １７・・・バックアップ回路 １８・・・スイッチ １９・・・コンバーターの蓋体 特許出願人　アルプス電気株式会社 に＃１　　図 第　２　囚

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ペイテレビ用ＣＡＴＶコンバーターにおいて、ディスク
   ランブルを制御するマイクロプロセッサと、該マイクロ
   プロセッサに接続された外部メモリと、バックアップ回
   路と、蓋の開閉を検出するスイッチと、送信機とを備え
   、前記マイクロプロセッサと前記外部メモリとを前記バ
   ックアップ回路に接続するとともに前記マイクロプロセ
   ッサと前記マイクロプロセッサと前記バックアップ回路
   とを前記スイッチを介して接続し、前記マイクロプロセ
   ッサは前記蓋の開状態によって前記外部メモリの内容を
   消去するとともに前記開状態の信号を前記送信機に入力
   するようにしたことを特徴とするＣＡＴＶコンバーター
   。