JPS626501Y2 - - Google Patents

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JPS626501Y2
JPS626501Y2 JP1981159313U JP15931381U JPS626501Y2 JP S626501 Y2 JPS626501 Y2 JP S626501Y2 JP 1981159313 U JP1981159313 U JP 1981159313U JP 15931381 U JP15931381 U JP 15931381U JP S626501 Y2 JPS626501 Y2 JP S626501Y2
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JP
Japan
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roll
flat plate
crushing
coal
test
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JP1981159313U
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JPS5863548U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は竪型ローラミルの粉砕メカニズム解明
のための粉砕試験装置に関する。
第1図は従来の試験装置の1例の概略図で、1
01は2個の粉砕用ロール、102は供試粉体を
投入するホツパ、103は供試粉体量調整弁で、
供試粉体104の供給量を調整する。104は粉
砕前の供試粉体、105は粉砕後の供試粉体、1
06は供試粉体層の厚さである。
供試粉体104を粉砕する場合は、片方又は両
方のロール101が駆動回転することで、上部か
ら下降してくる供試粉体104を上記両ロール1
01間に噛込み粉砕して下方へ吐き出すようにな
つている。石炭が供試粉体である場合、下記のご
とき欠点がある。
(ア) ロールへ噛込まれる前の炭層条件(炭層厚
み、粒径分布等)を調整することが困難。
(イ) 粉砕後の炭層を正確に採取することが困難。
(ウ) ロールに何回噛込まれたかの判定が困難。
(エ) 粉砕性の評価で重要な粉砕比(ロールに噛込
み後の平均粒径/ロール噛込み前の平均粒径)
を把握することが困難である。
(オ) 試験に多量の石炭、時間を要し、不経済であ
る。
本考案は上記アないしオの欠点を解消し、竪型
ローラミルの粉砕メカニズム解明のための試験装
置を提供することを目的とし、特に粉砕前の炭層
厚さを正確に設定できるとともに、更に粉砕後の
微粉炭採取、解析が正確に行なえて、竪型ローラ
ミルの粉砕特性を容易に解明できるようにしたも
ので、粉砕特性(圧縮粉砕、剪断粉砕)把握試
験、ロール摩耗と粉砕特性との関係把握試験、各
炭種の粉砕性比較試験に適用される。
以下、本考案を第2図に示された実施例に基い
て説明する。
第2図のa図において、1は円錐台の形をした
粉砕用ロール、2はロール駆動歯車、2′は従動
歯車、4は可変速モータ、5はロールバー、6は
支柱、8は油圧シリンダ、9は油圧ユニツト、1
0は油圧ホース、11はバランスウエート、12
a,12bはガイドレール、13はガイドロー
ル、14は平板、15は受圧台、16はスライド
ニードルベアリング、17は縦振れ防止車、18
a,18bは軸受板、19は横振れ防止車、20
は直流モータ、21は減速機、22は駆動ホイー
ルスプロケツト、23は従動ホイールスプロケツ
ト、24はチエーン、25a,25bはストツパ
壁、26は粉砕前の供試石炭、27は粉砕後の供
試石炭であり、それらによる構造は下記の通りで
ある。
円錐台の形をしたロール1は、その内部に軸受
を有し、同軸受を介してロールバー5に取付けら
れている。ロール1のロールバー5取付側の側面
には従動歯車2′が固着されており、同従動歯車
2′にはロール駆動歯車2が噛合つている。ロー
ルバー5に固着された可変速モータ4の駆動軸は
上記ロール駆動歯車2と連結しており、ロールバ
ー5は支柱6によつて支えられている。同支柱6
の上端部はロールバー5にU形部材6′を介して
ピン機構7aで連結してあり、下部は地面に固定
している。又ロール1の形状の変化に応じて上記
支柱6はライナー調整、あるいはねじ機構等でロ
ールバー5の高さを変えることができるようにな
つている。
ロールバー5には支柱6を中心に、ロール1と
反対側に油圧シリンダ8がピストン先端に取付け
たU形部材8′を介してピン7bで連結されてお
り、同油圧シリンダ8の下部は地面にピン機構
(図示省略)を介して固定している。油圧ユニツ
ト9は油圧ポンプ、油タンク、アキユームレー
タ、圧力計、各種制御弁等で構成されており、油
ホース10で上記油圧シリンダ8と連結してい
る。又ロールバー5のロール1を取付ける反対側
の端部、すなわち油圧シリンダ8外側にはバラン
スウエート11が吊り部材11aを介してピン7
cによつて垂下されている。上記油圧シリンダ8
はロール1と下記に述べる平板14間に粉砕荷重
をかけるためのものである。上記油圧シリンダ8
とバランスウエート11とでロール1の平板14
に当接する当接力の調整装置3を構成する。
ロール1の下側にはその回転中心軸と90゜ある
いは90゜近くの角度をもつて走行可能とする平板
14が粉砕前の供試石炭26の炭層をはさんで位
置しており、同平板14の両側には断面山形のガ
イドレール12a,12bが平板14の側端面と
側端縁上面との間にすき間をおいて対向して設け
られ、夫々その長手方向両端を地面に立設のスト
ツパ壁25a,25bに固定している。又同平板
14の両側にはその側面に沿つて切欠凹部30が
連続して設けられ該切欠凹部30には第2図のb
図に示すごとく、縦振れ防止車17と横振れ防止
車19とが交互に軸受板18a,18bにて回転
可能に取付けられており、その車17,19は
夫々が上記ガイドレール12a,12bに対応す
る側が同レールに接している。なお、縦振れ防止
車17と横振れ防止車19とは平板14の走行方
向先端部と後端部とのみに第3図に示すように設
けても良い。
受圧台15は支持台28上に固定されていて、
その上面に複数個のスライドニードルベアリング
16を有し、平板14は上記ベアリング16とロ
ール1とで挾まれている。同平板14の全走行区
域には受圧台15の位置する部分を除く全域にわ
たつて多数のサイドロール13が平板14の走行
中心線と直角をなしてロール受台(図示省略)に
平行に配設されている。
直流モータ20の出力軸は減速機21と連結
し、同減速機21の出力軸には駆動ホイールスプ
ロケツト22が固着され、同スプロケツト22は
上記平板14の走行区域の前方正面すなわち、ス
トツパ壁25aの外側に位置し、後方正面すなわ
ち、ストツパ壁25bの外側には従動ホイルスプ
ロケツト23が位置しており、これら両スプロケ
ツト22,23にはチエーン24が噛合つて架設
され、同チエーン24の両端部は夫々平板14の
前後端に固着している。すなわち、チエーン24
は一端を平板14の一端中央に固着され、他端は
ストツパ壁25aの上孔25a′を貫通してスプロ
ケツト22に掛け回わされてストツパ壁25aの
下孔25a″を貫通し、平板14の下方を通つてス
トツパ壁25bの下孔25b″を経てスプロケツ
ト23に掛け回わされ、更にストツパ壁25bの
上孔25b′を通つて平板14の他端中央に固着さ
れている。
竪型ローラミルにおける粉砕メカニズム解明の
ための各部の作用を説明すると、直流モータ20
の正逆回転により平板14はスプロケツト22、
チエーン24を介して前方、後方へガイドロール
13の上を走行する。
油圧シリンダ8の働きによりロール1は平板1
4上で炭層をはさんで押付ける。ロール1の回転
力は可変速モータ4から強制的に与えられる場合
と、このモータを取除いて平板14の走行力が炭
層の噛込みになり、炭層との摩擦力により与えら
れる力で回転する場合とがある。
平板14はロール1から押付け力を受けるた
め、前後端部が上方向になる様な曲がりを生じ
る。
この曲がりを防止するのが縦振れ防止車17で
ある。又ロール1は円錐台の形をしているので、
ロールの軸方向各点ではその周速が異なるために
平板14との間に速度差ができ、その分だけスリ
ツプする。スリツプで生じる炭層の剪断力が平板
14に横振れの力を与えるので、これを防止する
目的で横振れ防止車19が設置されている。バラ
ンスウエート11はロール1の自重とバランスさ
せ、自重が粉砕荷重に加わらない様にしておき、
粉砕特性の解析を容易にしている。
以上、供試石炭の粉砕試験装置につき説明した
が、要するに本考案は粉砕物を搭載する水平向に
移動可能な平板と、軸線が上記平板の移動方向と
直交し該軸線を中心軸として回転可能に配設さ
れ、上記平板に当接する円錐台形状のロールと、
同ロールの当接力を調整する調整装置と、上記平
板を上記ロールと挾むように上記平板の下側に設
置された受圧台とを有してなることを特徴とする
粉砕試験装置で、 () 停止中の平板上に粉砕前の粉砕物層を準
備することができるので、同粉砕物層の厚さを
自由正確に設定できる。
() 又粉砕後の微粉は停止した平板上にその
ままの形で残つているから、粉砕物のサンプリ
ング、調査が容易で正確にできる。
() ロールの回転数と平板の走行速度が自由
に設定できるので、相互のスリツプ率が正確に
選定できて試験がしやすい。
() 粉砕荷重を受ける受圧台を固定しておく
ことにより、粉砕荷重分布を容易に計測でき
る。
() ロールの形状は円錐台とするため、平板
とロールとの相対速度はロールの軸方向で変化
するので、平板上に層をなす粉体はその幅方向
で連続的に変化する剪断力により粉砕されるこ
とにより、一度の試験で多くの試験結果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粉砕試験装置の1例の概略図、
第2図は本考案の1実施例を示し、a図は全体の
斜視図で1部省略して示され、b図はa図中のA
部の拡大詳細図、第3図は第2図における平板の
他の実施例で、縦振れ防止車と横振れ防止車を平
板の前後端部のみに設けた平板の斜視図である。 1……ロール、3……ロール1の平板14に当
接する当接力の調整装置(油圧シリンダ8とバラ
ンスウエート11とで構成)、14……平板、2
6……供試石炭(粉砕物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉砕物を搭載する水平向に移動可能な平板と、
    軸線が上記平板の移動方向と直交し該軸線を中心
    軸として回転可能に配設され上記平板に当接する
    円錐台形状のロールと、同ロールの当接力を調整
    する調整装置と、上記平板を上記ロールと挾むよ
    うに上記平板の下側に設置された受圧台とを有し
    てなることを特徴とする粉砕試験装置。
JP15931381U 1981-10-26 1981-10-26 粉砕試験装置 Granted JPS5863548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15931381U JPS5863548U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 粉砕試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15931381U JPS5863548U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 粉砕試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863548U JPS5863548U (ja) 1983-04-28
JPS626501Y2 true JPS626501Y2 (ja) 1987-02-14

Family

ID=29951769

Family Applications (1)

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JP15931381U Granted JPS5863548U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 粉砕試験装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557886U (ja) * 1978-06-30 1980-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557886U (ja) * 1978-06-30 1980-01-18

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JPS5863548U (ja) 1983-04-28

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