JPS626399A - 自動販売機の商品収納コラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、缶、ビン等の円筒状の商品を販売する自動販
売機の商品収納コラムに関するものである。

従来の技術 従来の商品収納コラムの一般的な構成を第７図から第１
０図を参考に説明する。

図において、１は自動販売機本体で、前面に扉２が設け
られている。前記本体１の内部は仕切壁３により貯蔵室
４と機械室６とに区画形成されている。そして上記貯蔵
室４内には商品収納コラム６が設けられている。この商
品収納コラム６は複数の仕切板７をほぼ平行に配置しこ
れらの間を複数の連結板８ａ、８ｂ及び取付板９ａ　、
９ｂ　、９ｃにより互いに連結してなるものである。

ｔた、上記商品収納コラム６内には前後で交互に湾曲し
て、縦方向に延びる蛇行形の４系統の商品搬送路１０ａ
、１０ｂ、ＩＯＣ，１０ｄがそれぞれ前後に並置されて
いる。上記商品搬送路１０ａ〜１０ｄの上端部は上下４
段に形成された投入口いる。また下端部は、商品排出機
構１３ａ、１３ｂ。

１ａｃ、１ｓｄ及び、デリバリ−シュート１４を介して
販売口（図示せず）に連通ずるものである。

１５は商品冷却用の蒸発器、１６は庫内送風機でこれら
は、貯蔵室４の下方に配設されている。

前記４系統の商品搬送路１０ａ〜１０ｄは、湾曲した複
数の商品案内板２ｏをそれぞれ対向配置することにより
形成されている。そして上記商品案内板２０は、規制パ
イプ２１をその取付孔２０ａに挿入し、前記仕切板７間
に設けられる係止杆２２を挿通して仕切板７間に支持さ
れている。尚係止杆２２はその一側に抜は防止用のツバ
２２ｂが設けられている。

このような構成において、その組立方法は、係止杆２２
の一端２２ａを第９図で示す右端部の仕切板７の透孔７
ａに通し、次に規制パイプ２１を係止杆２２に挿入後、
商品案内板２０の取付孔２Ｑａｉ上記係止杆２２に嵌合
させ、以後同様に順次、複数の仕切板７．規制パルプ２
１及び商品案内板２０を交互に係止杆２２に挿通させて
組立て、最後に係止杆２１の一端２２ａにナツト等の固
定具２３を取付けて全体を一体的に締付けていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、複数の規制パイプ
２１を挿入する為、組立てに要する手間は多大であり、
また、部品の欠品による商品通路巾の寸法バラツキが多
く商品が止まったり、また複数の係止杆２２それぞれに
ナツト等の固定具２３を嵌合、締付けする必要上から組
立に要する手間は多大なものであった。さらに、複数の
固定具２３の嵌合ならびに締付は作業である為、締め忘
れ等ナツトの取付不良が発生する問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、商品収納コラムの組立てを
より効率よく行うことを提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明は、複数の仕切板で
構成される商品収納コラムの係止杆の両端に複数の係止
片を構成し−たものである。

作　　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、仕切板、商品案内板に上記係止杆全通し、最
後の仕切板を挿入後、両端係止片を押し拡げることによ
り、係止杆が仕切板に確実に固定されると同時に商品通
路巾の規制をするものであり、また組立作業を正確、か
つ効果的に行なえるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図から第６図に、もとづ
いて説明するが、従来例とは係止杆が異なり、その他の
構成は同一であるため同一番号と付けてその詳細な説明
を省略する。

２６は金属板から形成される円筒スリーブ状の係止杆で
あり、その両端は先端部周囲に複数なる切欠き部２６ａ
を有し、かつテーパー状の係止片２６ｂを形成するもの
である。そして、商品収納コラム６の組立てに当っては
、ペース板２７に立設して装着したピン２８に仕切板７
の透孔７ａを挿入し、次に切欠部２６ａを有した係止杆
２６をピン２８に挿入する。そして商品案内板２０の取
付孔２０ａを挿入して、順次必要な個数係止杆２６と商
品案内板２ｏを挿入するものである。そして複数の商品
案内板２０が係止杆２６に挿通された最終工程段階にお
いて、最外側に位置する仕切板７が係止杆２６の係止片
２６ｂに第３図に示すように当てられる。このとき、切
欠き部２６ａにより係止片２６ｂは仕切板７をまたぐ状
態である。

その後、先端の尖ったカシメ治具２９にて、係止杆２６
の係止片２６ｂは加圧され切欠き部２６ａより係止片２
６ｂを押し拡げ第４図２６ｃで示す２点鎖線の如く拡げ
られ次工程にてフラットな押圧子３ｏにて加圧され係止
片２６ｂを仕切板７と当接した第６図２６ｄで示す如く
なり、係止杆２６はその両端を相互同時に加圧され全体
を一体的に締付けて、固着するものである。このとき、
カシメ治具２９で係止片２ｓｂは仕切板７の取付孔７ａ
と当接させるのでガタッキがなくなる。すなわち仕切板
７間の間隔を規制する。尚上記実施例では係止杆２ｅの
両端に切欠き部２６ａを設けたが、アルミニウム等軟ら
かい材料を使用する場合は、切欠き部２６ａを設けずに
縮管後、加圧治具で拡げてもよい。このように仕切板７
と係止杆２６の一端の係止片２６ｂを加圧により拡げる
ことにより商品収納コラム６の組立作業が容易かつ効率
的に行なうことができるものである。

発明の効果 このように本発明は、係止杆に仕切板を挿入後、その先
端の係止片を拡げ、曲げることにより商品収納コラムの
巾規制と固着ができるものであり、従来のような規制パ
イプ及び固定具を必要とせず、係止杆の挿入作業だけで
よく、組立作業が従来方法に比べ、はるかに容易になり
、かつ係止杆の空洞を利用し、係止杆を組立治具の突出
したピンに挿入する為、手動で係止杆を挿入する場合に
も、又、自動作する場合にも自動供給を容易にし、作業
効率を大巾に高めることができ、又、固定具の締め忘れ
等も解消されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる自動販売機の商品収
納コラム部の分解斜視図、第２図は同第１図の係止杆の
断面図、第３図は係止杆の固定前の状態を示す断面図、
第４図、第６図は係止杆の加圧工程図、第６図は係止杆
の固着状態を示す断面図、第７図は一般的自動販売機の
構成を示す断面図、第８図は同商品収納コラムの斜視図
、第９図は従来の商品収納コラムの分解斜視図、第１０
図は商品案内板の要部斜視図である。 ７・・・・・・仕切板、２ｏ・・・・・・商品案内板、
２６・・・・・・係止杆、２６ａ・・・・・・切欠き部
、２６ｂ・・・・・・係止片。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第７
図 第８図 第９図 第１Ｏ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の仕切板と、この仕切板間に配設され商品案内通路
   を形成する複数の円弧状の商品案内板と、この商品案内
   板の取付孔を貫通して前記仕切板に固定する複数の係止
   杆とよりなり、前記係止杆は両端に仕切板をまたぐ状態
   の複数の係止片を有し、この係止片は押し拡ろげて仕切
   板と係止杆を固定してなる自動販売機の商品収納コラム
   。