JPS6263429A - レジスト露光方法と装置 - Google Patents

レジスト露光方法と装置

Info

Publication number
JPS6263429A
JPS6263429A JP60202741A JP20274185A JPS6263429A JP S6263429 A JPS6263429 A JP S6263429A JP 60202741 A JP60202741 A JP 60202741A JP 20274185 A JP20274185 A JP 20274185A JP S6263429 A JPS6263429 A JP S6263429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
resist film
refractive index
wafer
resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60202741A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Takano
耕至 高野
Masahiro Sato
正広 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatsu Electric Co Ltd filed Critical Iwatsu Electric Co Ltd
Priority to JP60202741A priority Critical patent/JPS6263429A/ja
Publication of JPS6263429A publication Critical patent/JPS6263429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は微細加工技術に関し、ざらには被加工物の表面
にレジスト膜を施して露光する加工方法および装置に関
する。具体的には超LSIを製造するために用いられる
ウェハーに密着したレジスト膜を露光するための近接露
光および密着露光の改良された方法および装置に関する
[従来の技術] 超LSIを製造するために用いられるウェハーに密着し
たレジスト側を露光するには、マスクとウェハーとの間
に一定の間隔をとって露光する近接露光と、マスクをウ
ェハーに密着せしめて露光する密着露光とがある。
第4図は近接露光装置における露光を概略的に示してい
る。1は平面度およびその断面の平行度の良い、たとえ
ば、石英ガラスであって図面上の下側の面に露光すべき
マスク・パターンが形成されているマスクである。2は
超LSIを形成するための、たとえばシリコンのウェハ
ーである。3はウェハー2の図面上の上側の仝而に密る
”したレジスト膜である。マスク1とつ1バー2とは一
定の間隔4を設けて平行に配設されており、マスク1の
鉛直上方からはレジスト膜3を感光せしめるための、た
とえば、遠紫外線である光5(以下、直接光という)に
示すようにマスク1およびウェハー2に対して垂直に入
射せしめる。ただし、図面上は、説明の都合上、やや傾
斜して入射するように直接光5は示されている。
この直接光5によってマスク1のマスク・パターンがウ
ェハー2のレジスト膜3に転写されるようになっている
この入射された直接光5の一部はウェハー2の表面のレ
ジスト膜3で反射しそれがマスク1の図面上の下の面で
反射してレジスト膜3に再び達する。この反射する光を
6によって示している(以下これを反射光という)。マ
スク1とウェハー2の表面のレジスト膜3との間には、
空気、窒素、酸素などの屈折率n。がほぼ1である媒体
7が満されている。
第5図および第6図には密着露光装置にお(プる露光を
概略的に示している。すなわち、マスク1がウェハー2
の表面のレジスト膜3に接しており、鉛直上方からの直
接光5によって露光せしめるものである。
しかし、この密着露光においても、マスク1やウェハー
2の平坦性の悪い部分やそりなどがあるため、第6図に
示すようにマスク1とレジスト膜3との間に、部分的に
間隙(図面上に記号4で示した)ができ、その間隙には
、空気、窒素、酸素などの媒体7が満されている。
[発明が解決しようとする問題点] 第4図に示した近接露光の場合に、遠紫外線などでおる
直接光5がレジスト膜3を露光するばかりでなく、レジ
スト膜3の表面で反射し、古びマスク1の図面上の下側
の面で反射する反射光6もレジスト膜3に作用する。こ
の反射光6は、直接光5と同じ波長(λ)であって、レ
ジスト膜3の表面上で異なった位相をもつ。マスク1と
レジスト膜3との間隔4は、マスク1の平坦性、レジメ
ト膜3の平坦性、間隔4の精度にかかわり、場所により
異なっているから、この直接光5と反射光6との位相差
がλ/2(またはその奇数倍)になるところでは、干渉
により打消し合って暗となり、位相差がλ(またはその
整数倍)になるところでは干渉により強め合って明とな
るために、干渉縞が生ずる。
このような干渉縞はマスク・パターンに重畳してレジス
ト膜3を露光するから、このようなウェハー2は、通常
の半導体の製造プロセスによるならば、干渉縞の影響を
うけて、ウェハー2上の線幅に変動をきたし、そのウェ
ハー2から製造されるデバイスの性能は著しく低下した
ものとなるために、不良率が高くなるという問題点があ
った。
密着露光装置においても、第6図に示すように、マスク
1とレジスト膜3との間に部分的に間隙4が生じ近接露
光装置における場合と同様に干渉縞が生じてしまい、デ
バイスの不良率が高くなるという問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 干渉縞がレジスト膜3上に生ずる原因は、間隔4を精度
よくレジスト膜3の全面にわたって設定することができ
ないこと、および、マスク1ヤレジスト膜の平坦性が全
面にわたり十分なものを得ることができないことにある
しかし、これらの原因を除去することは極めて困難であ
り、かりにそれが可能であったとしても著しいコストの
上昇は避けられない。
そこで本発明では、これらの問題点を解決するために、
反射光6が生じないか、生じてもレジスト膜3を露光し
ない程度の弱いものとするようにした。
そのために、マスク1とレジスト膜3との間の間隔4に
、マスク1の基板材料であるたとえば、石英ガラスの屈
折率(ng=1.5>に等しいか、あるいはそれに近似
の屈折率nを有するマツチング液を満すことにした。
[作用] マスク1の屈折率ngと間隔4を満1マツチング液の屈
折率nとが等しければ、そこにはフレネル反射は生じな
いから、反射光6の発生を防止することができる。また
、両屈折率ngとnとが近似でおる場合には、反射光6
の強度は微弱であり、レジスト膜3に感光せしめないの
で問題はない。
[実施例] 本発明の実施例を第1図および第2図に示し説明する。
図中において、第4図ないし第6図に示したものに対応
する要素には同じ符号を何した。
第1図は近接露光装置に本発明を適用した場合を示して
おり、8は間隔4を満すための液体の媒質であるマツチ
ング液(屈折率n)である。
マスク1の図面上の下面にお(プる反射率rは、周知の
ように、次式によって示される。
この(1)式から、マスク1の基板材料の屈折率ngと
マツチング液8の屈折率nが等しい場合には、r=Qと
なり反射が生じないことを示している。r=Qにおいて
は、レジスト膜上に干渉縞を生ずることもない。
従来技術を示す第4図および第6図においては、間隔4
を満す媒質7は気体(屈折率n。)であり、その場合の
反射率r。は次式に示すようになる。
r□= (ng−n□ )2/(ng+n□ )”ここ
で、マスク1の基板材料がたとえば石英の場合、その屈
折率ngは1.5程度であり、気体の屈折率n□は、は
ぼ1であるから、(2)式の分子は零とはならない。し
たがって、干渉縞が生ずることを示している。
そこで、従来技術における反射率r。と本発明を実施し
た場合の反射率rとを比較するために、r < r 0
となる条件を求める。
r−ro<0(3) (3)式に(1)式および(2)式を代入し、n > 
n oなる条件を入れて計算すると、n<n  2/n
            (4)g。
が得られる。
この(4)式の意味するところは、nをn□ <n<n
、  /n□        (5)のように選ぶなら
ば、そのときの反射率rは従来装置における反射率r□
よりも小さくなる。すなわち、改善されたものとなるこ
とを示している。
これは、第1図に示す近接露光装置の場合に効果がおる
のみでなく、第2図に示す密着露光装置の場合にも、マ
ツチング液8をマスターとレジスト膜3との間の間隙4
に満すことによって、同じ効果を得ることができる。
第1図および第2図に示した本発明装置のより具体的な
一実施例を第3A、8図に示し説明する。
ここで、9はマスク支持台で、マスターを真空配管(図
示せず)を通して、真空吸着している。
10はウェハー支持台で、真空配管(図示せず)を通し
て、レジスト膜3を密着させたウェハー2を真空吸着し
ている。11はディスペンサーで、マツチング液である
、たとえば水に接続され、そのL字形の先端は、第3A
図の矢印12の方向に移動し、点線で示すように、ウェ
ハー2の中心軸付近で静止し、レジスト膜3のほぼ全面
を覆うように水を滴下する。つぎに、ディスペンサ11
を矢印12とは逆方向に移動させて、実線の位置にもど
し、矢印13の方向に支持台10を上昇せしめて、第3
B図に示すように、レジスト膜3とマスク1との間隔(
または間隙)4にマツチング液8を満たした状態で接す
るようにする。そこで直接光5を照射して、これによっ
て、レジスト膜3への干渉縞の転写を防止し、精度よく
マスク・パターンを転写することができる。
第3A、8図に示した装置は一実施例であるから、他の
手段によって、マスク1とレジスト膜3との間にマツチ
ング液8を満たしても同様の効果が得られることは以上
の説明から明らかであろう。
実験 本発明の効果を実測するために、近接露光方式により、
マスク1として、屈折率n g−1−48,9の石英ガ
ラスを用い、従来方法を試みたところ、デバイスの良品
率は30%以下であった。
同じ石英ガラスを用いて、レジスト膜3との間にマツチ
ング液8として水を満して、同じ装置で露光して処理し
たところ、デバイスの不良はほとんど無く、はぼ100
%の良品率が得られた。
この実験のマツチング液8として用いられた水は屈折率
n=1゜33であり(5)式の要件を満足している。こ
の水は一般に疎水性であるレジスト膜3を変質させるこ
ともない。
この実験における屈折率rおよびr。を(1)式および
(2)式により求めると、それぞれr=Q。00318
、r□ =Q、0386となる。ただしn、=1とした
このように、マツチング液8として水を用いた場合でも
、従来例の10分の1以Fの反射率rが得られ、干渉縞
の問題を完全に解決することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、マツチング液としてそ
の屈折率nが(5)式を満足するものであるならばその
効果が得られるので、水の他、光学用に用いられる多く
の種類のマツチング液などを使用することができ、本発
明を使用した場合には、超LSIの良品率を著しく向上
することができるので、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すためのレジスト近接露光
装置の露光部分の拡大断面図、第2図は本発明の実施例
を示すためのレジスト密着露光装置の露光部分の拡大断
面図、第3A、8図は本発明露光装置のより具体的実施
例を説明するための図、第4図は従来のレジスト近接露
光装置の露光部分の拡大断面図、第5図および第6図は
、それぞれ従来のレジスト密着露光装置の露光部分の理
想的な場合と、そうでない場合を示す拡大断面図)であ
る。 1・・・マスク      2・・・ウェハー3・・・
レジスト膜    4・・・間隔(間隙)5・・・直接
光      6・・・反射光7・・・媒質     
  8・・・マツチング液9・・・マスク支持台   
10・・・ウェハー支持台11・・・ディスペンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面にレジスト膜を有するウェハーと、前記レジ
    スト膜にパターンを露光するためのマスク・パターンを
    有する屈折率n_gなる材料からなるマスクとがあり、 前記マスクと前記レジスト膜との間に、前記マスクおよ
    び前記ウェハーの雰囲気である気体の屈折率n_0より
    は大きく、n_g^2/n_0よりは小さな値の屈折率
    を有するマッチング液を満たし、前記マスクを通して前
    記レジスト膜に露光することを特徴とするレジスト露光
    方法。
  2. (2)前記マッチング液が水である特許請求の範囲第1
    項記載のレジスト露光方法。
  3. (3)表面にレジスト膜を有するウェハーを支持するた
    めのウェハー支持手段と、 前記ウェハーに平行に配設されて、前記レジスト膜にパ
    ターンを露光するためのマスク・パターンを有する屈折
    率n_gなる材料からなるマスクを支持するためのマス
    ク支持手段と、 前記マスクと前記レジスト膜との間に、前記マスクおよ
    び前記ウェハーの雰囲気である気体の屈折率n_0より
    は大きく、n_g^2/n_0よりは小さな値の屈折率
    を有するマッチング液を満たすためのディスペンサ手段
    と、 前記マスクを通して前記レジスト膜に露光する露光手段
    とを具備し、 前記マスクと前記レジスト膜との間の距離を所定の値に
    保つようにして、前記露光をすることを特徴とするレジ
    スト露光装置。
  4. (4)前記マッチング液が水である特許請求の範囲第3
    項記載のレジスト露光装置。
  5. (5)前記ウェハー支持手段が上下に移動可能なもので
    ある特許請求の範囲第3項記載のレジスト露光装置。
JP60202741A 1985-09-13 1985-09-13 レジスト露光方法と装置 Pending JPS6263429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60202741A JPS6263429A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 レジスト露光方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60202741A JPS6263429A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 レジスト露光方法と装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6263429A true JPS6263429A (ja) 1987-03-20

Family

ID=16462390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60202741A Pending JPS6263429A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 レジスト露光方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6263429A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921467A (ja) * 1972-06-20 1974-02-25
JPS51108577A (ja) * 1975-03-19 1976-09-25 Kogyo Gijutsuin
JPS5490965A (en) * 1977-12-27 1979-07-19 Toshiba Corp Removal unit of cutting trash
JPS5710232A (en) * 1980-06-23 1982-01-19 Nec Corp Forming method for resist pattern

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921467A (ja) * 1972-06-20 1974-02-25
JPS51108577A (ja) * 1975-03-19 1976-09-25 Kogyo Gijutsuin
JPS5490965A (en) * 1977-12-27 1979-07-19 Toshiba Corp Removal unit of cutting trash
JPS5710232A (en) * 1980-06-23 1982-01-19 Nec Corp Forming method for resist pattern

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1159160A (en) Pattern forming apparatus
JPH08153676A (ja) アライメントマーク及びその製造方法と、このアライメントマークを用いた露光方法及びこの露光方法を用いて製造された半導体装置
JP3393947B2 (ja) 半導体回路パターンの評価方法と評価システム及び描画方法及び描画システム
CN108885289A (zh) 线栅偏振器制造方法
US5916717A (en) Process utilizing relationship between reflectivity and resist thickness for inhibition of side effect caused by halftone phase shift masks
TW201543138A (zh) 反射型空白光罩、反射型光罩、反射型光罩之製造方法、曝光方法及曝光裝置
Hershel Pellicle protection of integrated circuit (IC) masks
JPS6263429A (ja) レジスト露光方法と装置
KR0144489B1 (ko) 반도체소자의 공정결함 검사방법
JPH0423816B2 (ja)
KR0143340B1 (ko) 위상반전 마스크
KR100206594B1 (ko) 반도체 소자의 공정 결함 검사방법
JPH07261369A (ja) 上シフター型位相シフトフオトマスク用ブランクス及び上シフター型位相シフトフオトマスクとそれらの製造方法
JP3068398B2 (ja) レチクルの製造方法およびその製造装置
KR100228767B1 (ko) 중첩도 측정장비를 이용한 박막의 두께 측정방법
US6741333B2 (en) Multiple image photolithography system and method
JPS62132318A (ja) 露光装置
US6567153B1 (en) Multiple image photolithography system and method
JPS62113424A (ja) 半導体装置製造用基板
KR20220027764A (ko) 기판 처리 방법, 기판 보유지지 장치, 성형 장치, 및 물품 제조 방법
JP2017084837A (ja) 反射型フォトマスクブランクおよび反射型フォトマスクの製造方法ならびに反射型フォトマスク
JPS6281024A (ja) レジスト露光方法と装置
JPS5543542A (en) Exposure method and exposure mask used for this
JPH03211719A (ja) レジスト塗布方法
JPH04240851A (ja) プロキシミティ露光用マスク及びプロキシミティ露光方法