JPS6262890A - 海水を用いた人工石油の製造方法 - Google Patents
海水を用いた人工石油の製造方法Info
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- JPS6262890A JPS6262890A JP60204091A JP20409185A JPS6262890A JP S6262890 A JPS6262890 A JP S6262890A JP 60204091 A JP60204091 A JP 60204091A JP 20409185 A JP20409185 A JP 20409185A JP S6262890 A JPS6262890 A JP S6262890A
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- JP
- Japan
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- sulfur
- seawater
- composition
- chloride
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P30/00—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry
- Y02P30/20—Technologies relating to oil refining and petrochemical industry using bio-feedstock
Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はNa1l、 MgC;12. MgSO4,C
aSO4,K2SO3゜CaC0MgBr2などを含有
する海水を主原料として、3゛ 第1の人工石油(アルコール)と、第2の人工石油(天
然石油に類似)とを製造する方法に関する。
aSO4,K2SO3゜CaC0MgBr2などを含有
する海水を主原料として、3゛ 第1の人工石油(アルコール)と、第2の人工石油(天
然石油に類似)とを製造する方法に関する。
[従来の技術]
脱石油のため、わが国でも新エネルギー源の開発がす−
められており、太陽エネルギー、地熱エネルギー、石炭
液化、ガス化、水素エネルギーなど原子力以外の新エネ
ルギーについても、研究そして実施の段階にあるが、こ
れらは何れも大変な費用と時間を要し、脱石油の実現は
極めて難事とされており、石油以上に長期間安定供給が
できる低コストの熱エネルギー源はまだ開発されていな
い。
められており、太陽エネルギー、地熱エネルギー、石炭
液化、ガス化、水素エネルギーなど原子力以外の新エネ
ルギーについても、研究そして実施の段階にあるが、こ
れらは何れも大変な費用と時間を要し、脱石油の実現は
極めて難事とされており、石油以上に長期間安定供給が
できる低コストの熱エネルギー源はまだ開発されていな
い。
[jil−明が解決しようとする問題点]本発明は、上
記の問題に解決を与えるため検討されたもので、天然石
油の地球史的な成因につき究明することにより、地球の
全面積の約70%以上を占めている海、すなわち海水の
利用に着目すると共に、この海水を燃えるアルコールに
変化させるための有機炭素の生成を可能とし、アルコー
ルとしての人工石油を得ると共に、さらに当該アルコー
ルから自然石油と同等の人工石油を製造しようとするの
が、その目的である。
記の問題に解決を与えるため検討されたもので、天然石
油の地球史的な成因につき究明することにより、地球の
全面積の約70%以上を占めている海、すなわち海水の
利用に着目すると共に、この海水を燃えるアルコールに
変化させるための有機炭素の生成を可能とし、アルコー
ルとしての人工石油を得ると共に、さらに当該アルコー
ルから自然石油と同等の人工石油を製造しようとするの
が、その目的である。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記の目的を達成するために、第1発明では、
数倍量程度の海水中に、鉄を溶かした王水と、塩化亜鉛
、塩化マンガン、塩化第1鉄、塩化カルシウム、塩化第
1銅、塩化ニッケル、塩化マグネシウムの全部または一
部を希硫酸に溶解したものと、ロウ石、硫黄、炭酸カル
シウムを酢酸に溶解してこれを沸騰させたものとを攪拌
混合する第1工程としての有機炭素組成のための化学化
合物組成工程と、当該第1工程で得ら、れた化学化合物
である緑色液体に、炭酸カルシウム、ロウ石、硫黄入り
酢酸を加える第2工程としての炭化物組成工程と、第2
工程で得られた炭化物に、硫黄、アルミニウム、塩化第
1鉄の全部または一部を添加攪拌して有機炭素を得る第
3工程としての有機炭素組成工程と、前記第2工程で得
た炭化物に、アルミニウムと第1工程による緑色の液体
とを加えて有機アルミ炭素を得る第4工程としての有機
アルミ炭素組成工程と、第3工程で得た有機炭素を数十
倍程度の海水に加え、さらにロウ石、硫黄、炭酸カルシ
ウム入りの酢酸を加える第5工程としての人工石油原料
組成工程と、この第5工程で得た人工石油原料を、数十
倍程度の海水に混入し、さらに硝石、尿素、ロウ石、硫
黄入り酢酸、炭酸カルシウム、塩化第1銅を加え、さら
にまた、これに第4工程で得た有機アルミ炭素も加え、
苛性ソーダ等のアルカリを入れて攪拌し、これを放置し
て液体とスラッヂに分離したならば、濾過して得た液体
を加圧下において熟成し、熟成後エチルアルコール、ア
セトン、グリセリンを加えるようにした第6工程である
人工石油組成工程とからなることを特徴とする海水を用
いた人工石油の製造方法を提供しようとしており、さら
に第2発明では、上記第1乃至第6工程に続いて、同工
程で得たものに動物油、バナジウムを加えて加圧、加温
下におき、これにより得られたものを濾過するようにし
た第7工程としての第2人工石油組成工程とを付加した
海水を用いた人工石油の製造方法を提供しようとしてい
る。
数倍量程度の海水中に、鉄を溶かした王水と、塩化亜鉛
、塩化マンガン、塩化第1鉄、塩化カルシウム、塩化第
1銅、塩化ニッケル、塩化マグネシウムの全部または一
部を希硫酸に溶解したものと、ロウ石、硫黄、炭酸カル
シウムを酢酸に溶解してこれを沸騰させたものとを攪拌
混合する第1工程としての有機炭素組成のための化学化
合物組成工程と、当該第1工程で得ら、れた化学化合物
である緑色液体に、炭酸カルシウム、ロウ石、硫黄入り
酢酸を加える第2工程としての炭化物組成工程と、第2
工程で得られた炭化物に、硫黄、アルミニウム、塩化第
1鉄の全部または一部を添加攪拌して有機炭素を得る第
3工程としての有機炭素組成工程と、前記第2工程で得
た炭化物に、アルミニウムと第1工程による緑色の液体
とを加えて有機アルミ炭素を得る第4工程としての有機
アルミ炭素組成工程と、第3工程で得た有機炭素を数十
倍程度の海水に加え、さらにロウ石、硫黄、炭酸カルシ
ウム入りの酢酸を加える第5工程としての人工石油原料
組成工程と、この第5工程で得た人工石油原料を、数十
倍程度の海水に混入し、さらに硝石、尿素、ロウ石、硫
黄入り酢酸、炭酸カルシウム、塩化第1銅を加え、さら
にまた、これに第4工程で得た有機アルミ炭素も加え、
苛性ソーダ等のアルカリを入れて攪拌し、これを放置し
て液体とスラッヂに分離したならば、濾過して得た液体
を加圧下において熟成し、熟成後エチルアルコール、ア
セトン、グリセリンを加えるようにした第6工程である
人工石油組成工程とからなることを特徴とする海水を用
いた人工石油の製造方法を提供しようとしており、さら
に第2発明では、上記第1乃至第6工程に続いて、同工
程で得たものに動物油、バナジウムを加えて加圧、加温
下におき、これにより得られたものを濾過するようにし
た第7工程としての第2人工石油組成工程とを付加した
海水を用いた人工石油の製造方法を提供しようとしてい
る。
[実施例]
本発明を実施例によって詳記すれば、
(1)先ず第1工程としての有a炭素組成のための化学
化合物組成工程につき説示する。
化合物組成工程につき説示する。
(a) 既知の王水(塩酸3と硫酸1)に鉄粉を加え
、15時間〜32時間、例えば24時間熟成することで
、王水に飽和状態となるまで鉄粉を溶解する。
、15時間〜32時間、例えば24時間熟成することで
、王水に飽和状態となるまで鉄粉を溶解する。
(b) 酢酸にロウ石粉を加えて、これまた例えば2
4時間熟成し、酢酸に飽和状態となるまで、ロウ石を溶
かした黄色の飽和溶液を得、さらに硫黄粉を加えよく攪
拌し30分間〜3時間熟成するが、こ\で酢酸250c
cに対し硫黄50g〜70gとし、後述の海水1見に対
し用いられる。
4時間熟成し、酢酸に飽和状態となるまで、ロウ石を溶
かした黄色の飽和溶液を得、さらに硫黄粉を加えよく攪
拌し30分間〜3時間熟成するが、こ\で酢酸250c
cに対し硫黄50g〜70gとし、後述の海水1見に対
し用いられる。
(C) 塩化亜鉛2.5、塩化マンガン1/2、塩化
第1鉄1、塩化カルシウム2.5、塩、化第1銅l/3
.塩化ニッケル1/10、塩化マグネシウム1、を混合
し、これに当該混合物の10倍〜15倍の希硫酸を加え
る。
第1鉄1、塩化カルシウム2.5、塩、化第1銅l/3
.塩化ニッケル1/10、塩化マグネシウム1、を混合
し、これに当該混合物の10倍〜15倍の希硫酸を加え
る。
(d) 海水を50″C〜80℃程度に加温し、これ
に(a)の鉄粉入り王水、(c)の化学物質入り希硫酸
を加えるが、この際海水の量は、(a)の鉄粉入り王水
と(b)のロウ石、硫黄入り酢酸そして(C)の化学物
質入り希硫酸の総合計量に対し約10倍とする。
に(a)の鉄粉入り王水、(c)の化学物質入り希硫酸
を加えるが、この際海水の量は、(a)の鉄粉入り王水
と(b)のロウ石、硫黄入り酢酸そして(C)の化学物
質入り希硫酸の総合計量に対し約10倍とする。
(e) 炭酸カルシウムを150℃前後にて焼成した
ところに、(b)のロウ石、硫黄入り酢酸を加えるが、
この際、CaC03の量は、上記の(d)における海水
看と略同量とする。
ところに、(b)のロウ石、硫黄入り酢酸を加えるが、
この際、CaC03の量は、上記の(d)における海水
看と略同量とする。
(f) 上記(e)のロウ石、硫黄、酢酸、炭酸カル
シウムを沸騰させ、これに(d)の((a)+(c)
)入り海水を加え、海水はこのとき泡状になるが、よく
攪拌する。
シウムを沸騰させ、これに(d)の((a)+(c)
)入り海水を加え、海水はこのとき泡状になるが、よく
攪拌する。
こ−で、 (e)にあって、炭酸カルシラムラ焼き、ロ
ウ石、硫黄入り酢酸を加える際には、3回以上に分注し
て行うのがよく、(f)の((a)÷(C))入り海水
を加えるにも3回以上に分けるのが望ましく、これは海
水に炭酸カルシウム、硫黄がよく溶けるようにするため
であり、泡がなくなり、炭酸カルシウムが沈澱すると緑
色の液体ができる。
ウ石、硫黄入り酢酸を加える際には、3回以上に分注し
て行うのがよく、(f)の((a)÷(C))入り海水
を加えるにも3回以上に分けるのが望ましく、これは海
水に炭酸カルシウム、硫黄がよく溶けるようにするため
であり、泡がなくなり、炭酸カルシウムが沈澱すると緑
色の液体ができる。
また、前記のように酢酸に硫黄を化合させることで、酢
酸は中和し、酸分かなくなって水素を発生するから、後
述のアルコール中に酢酸臭が残らず、また硫黄は酢酸の
酸により焼かれて硫黄臭がなくなるばかりか、焼かれた
炭酸カルシウム中に混入されて、海水中に溶ける硫黄と
なり、後述のように有機炭素となり、そしてアルコール
に変化していくこと覧なる。
酸は中和し、酸分かなくなって水素を発生するから、後
述のアルコール中に酢酸臭が残らず、また硫黄は酢酸の
酸により焼かれて硫黄臭がなくなるばかりか、焼かれた
炭酸カルシウム中に混入されて、海水中に溶ける硫黄と
なり、後述のように有機炭素となり、そしてアルコール
に変化していくこと覧なる。
(2)次に第2工程である炭化物組成工程につき説示す
る。
る。
こ−では前記第1工程で得られた緑色の液体を、よく攪
拌しながら60℃〜80℃程度に加温したところに、新
規にlOO℃〜150℃程度で焼かれた炭酸カルシウム
と、ロウ石、硫黄入り酢酸を加える。こ−で炭酸カルシ
ウム、ロウ石、硫黄、酢酸の量は、第1工程における量
の2/3前後とし、これも何回かに分けて加えるのがよ
く、これは泡だけとなったところで冷やすと炭化物(炭
化上)となる。
拌しながら60℃〜80℃程度に加温したところに、新
規にlOO℃〜150℃程度で焼かれた炭酸カルシウム
と、ロウ石、硫黄入り酢酸を加える。こ−で炭酸カルシ
ウム、ロウ石、硫黄、酢酸の量は、第1工程における量
の2/3前後とし、これも何回かに分けて加えるのがよ
く、これは泡だけとなったところで冷やすと炭化物(炭
化上)となる。
(3)第3工程の有機炭素組成工程につき説示する。
こ\では、上記第2工程で得られた炭化物と同量である
硫黄粉3割、アルミニウム粉4割、塩化第1鉄3′!1
を用意し、当該炭化物に上記硫黄粉を加えて、よく攪拌
し、次に、アルミニウム粉、塩化第1鉄を順次加えて夫
々攪拌すると、5秒〜10秒位で、SOO℃〜700℃
の熱膨張(炭化物の約10倍)を起し、瞬時に有機炭素
となる。
硫黄粉3割、アルミニウム粉4割、塩化第1鉄3′!1
を用意し、当該炭化物に上記硫黄粉を加えて、よく攪拌
し、次に、アルミニウム粉、塩化第1鉄を順次加えて夫
々攪拌すると、5秒〜10秒位で、SOO℃〜700℃
の熱膨張(炭化物の約10倍)を起し、瞬時に有機炭素
となる。
(4)第4工程である有機アルミ炭素組成工程は次の通
りである。
りである。
前記第2工程で得た炭化物に、これと同量のアルミニウ
ム粉を混えて、よく攪拌したところに、第1工程による
緑色の液体を加えるが、この際当該液体の量は第2工程
の炭化物に上記アルミニウム粉を攪拌した量の約1/2
gでよく、どろどろした状態となり、攪拌と同時に泡状
となるが、しばらくして泡が治まると有機アルミ炭素と
なり、この際もちろん発熱する。
ム粉を混えて、よく攪拌したところに、第1工程による
緑色の液体を加えるが、この際当該液体の量は第2工程
の炭化物に上記アルミニウム粉を攪拌した量の約1/2
gでよく、どろどろした状態となり、攪拌と同時に泡状
となるが、しばらくして泡が治まると有機アルミ炭素と
なり、この際もちろん発熱する。
こへで、この第4工程は、海水を後述の如く燃えるアル
コールにした際、発熱量を高くするため可及的にアルミ
ニウム粉を海水に溶かしておくことが重要となるところ
から実施されている。
コールにした際、発熱量を高くするため可及的にアルミ
ニウム粉を海水に溶かしておくことが重要となるところ
から実施されている。
(5)第5工程である人工石油原料組成工程は次の通り
である。
である。
こ\では、第3工程で得た有機炭素100 ccに対し
て、約30倍の海水3!lを用意し、これを60°C〜
80’0に加温した中に、上記有機炭素を加え、さらに
ロウ石、硫黄入り酢酸を、100℃〜150℃前後に焼
いた炭酸カルシウムに加えたものを、当該海水に加える
が、これにより液色は黒色となり、この際加える酢酸は
約750cc、硫黄は約150g、ロウ石は酢酸に溶け
るだけの量、炭酸カルシウムは約450gであり、さら
にこの工程では硝石粉約450gと尿素的300gを同
30倍海水に加える。
て、約30倍の海水3!lを用意し、これを60°C〜
80’0に加温した中に、上記有機炭素を加え、さらに
ロウ石、硫黄入り酢酸を、100℃〜150℃前後に焼
いた炭酸カルシウムに加えたものを、当該海水に加える
が、これにより液色は黒色となり、この際加える酢酸は
約750cc、硫黄は約150g、ロウ石は酢酸に溶け
るだけの量、炭酸カルシウムは約450gであり、さら
にこの工程では硝石粉約450gと尿素的300gを同
30倍海水に加える。
(6)第6工程である第1人工石油(アルコール)組成
工程につき説示する。
工程につき説示する。
第5工程での人工石油原料の40倍海水を60℃〜80
°Cに加温して、これに当該原料をよく攪拌して加え、
さらに当該海水4文に対し、約450gの硝石粉、間約
300gの尿素モしてロウ石、硫黄入り酢酸を、150
℃程度に焼いた炭酸カルシウムに加えたものを同海水に
加えるが、この際硫黄は海水4文に対し200g〜28
0g、酢酸は同海水4文に対し1000cc程度、ロウ
石は当該酢酸に溶けるだけ、炭酸カルシウムは海水4見
に対し約600gであり、これによって海水に硫黄がよ
く溶け、炭酸カルシウムと化合させる誘発剤として塩化
第1銅少量を調えて調整する。
°Cに加温して、これに当該原料をよく攪拌して加え、
さらに当該海水4文に対し、約450gの硝石粉、間約
300gの尿素モしてロウ石、硫黄入り酢酸を、150
℃程度に焼いた炭酸カルシウムに加えたものを同海水に
加えるが、この際硫黄は海水4文に対し200g〜28
0g、酢酸は同海水4文に対し1000cc程度、ロウ
石は当該酢酸に溶けるだけ、炭酸カルシウムは海水4見
に対し約600gであり、これによって海水に硫黄がよ
く溶け、炭酸カルシウムと化合させる誘発剤として塩化
第1銅少量を調えて調整する。
この塩化第1銅の添加により、液体の中に溶けずに残っ
ている硫黄が溶けるので、よく攪拌して硫黄が液体の中
に溶けずに残っているかどうかを確認するのがよく、こ
へで硫黄が溶けるとはSが化学変化によりSでなくなる
ということである。
ている硫黄が溶けるので、よく攪拌して硫黄が液体の中
に溶けずに残っているかどうかを確認するのがよく、こ
へで硫黄が溶けるとはSが化学変化によりSでなくなる
ということである。
次に第4工程の有機アルミ′炭素を所望量加え、さらに
苛性ソーダを海水4文に対し約200g加えて攪拌する
と、液体は石のように凝結し、箸がやっと突き刺さる位
の硬さとなるが、温度は常温にもどり、2日間位で液体
とスラッヂに分離する。
苛性ソーダを海水4文に対し約200g加えて攪拌する
と、液体は石のように凝結し、箸がやっと突き刺さる位
の硬さとなるが、温度は常温にもどり、2日間位で液体
とスラッヂに分離する。
これを濾過して得た液体を、lO気圧以上で5日間位タ
ンク内で加圧熟成したところに、エチルアルコール原液
20%、アセトン原液20%、グリセリン現役3%を加
えることで、アルコールである第1人工石油が得られる
。
ンク内で加圧熟成したところに、エチルアルコール原液
20%、アセトン原液20%、グリセリン現役3%を加
えることで、アルコールである第1人工石油が得られる
。
尚こ−で1記のロウ石、i<a入り酢酸、炭酸カルシウ
ムの添加は3回以上に分けて行うのがよい。
ムの添加は3回以上に分けて行うのがよい。
(7)第7工程である第2人工石油組成工程は以下の通
りである。
りである。
第6工程のアルコールに動物油10%程度を加え、さら
にバナジウム約0.1%を加えて、これをタンク内で、
空気圧約10kgを約500時間、温度約50℃〜60
℃を約200時間以上加えた後、取り出したものを濾過
することで第2人工石油となる。
にバナジウム約0.1%を加えて、これをタンク内で、
空気圧約10kgを約500時間、温度約50℃〜60
℃を約200時間以上加えた後、取り出したものを濾過
することで第2人工石油となる。
尚この第7工程では石油ガスが発生するので、これの利
用ができ、また石灰スラッヂについては有機性肥料とし
て利用することができ、このような人工石油を生産する
には場所や海の深さによって海水中の塩分の濃度に違い
があるので、海水の塩分などが常に安定しているところ
を選ぶことが望ましい。
用ができ、また石灰スラッヂについては有機性肥料とし
て利用することができ、このような人工石油を生産する
には場所や海の深さによって海水中の塩分の濃度に違い
があるので、海水の塩分などが常に安定しているところ
を選ぶことが望ましい。
また第6工程によって得られたアルコールにつき、その
品質調査を行った結果は次の通りであった。
品質調査を行った結果は次の通りであった。
発熱m (JIS K2279) 4,345 c
al/g比 重 (浮計り) 1.008 (25
°C)pH(JIS 28802) 8.0
(20°C)[発明の効果] 本発明に係る人工石油は、公害となる物質の混入がない
ので、公害の心配がなく、その生成工程も海水を用いた
比較的少ない工程ですむから、低コストでしかも多量長
期にわたる提供が可能になる。
al/g比 重 (浮計り) 1.008 (25
°C)pH(JIS 28802) 8.0
(20°C)[発明の効果] 本発明に係る人工石油は、公害となる物質の混入がない
ので、公害の心配がなく、その生成工程も海水を用いた
比較的少ない工程ですむから、低コストでしかも多量長
期にわたる提供が可能になる。
現在世界の自動車業界夢のエンジンとされていルカスタ
ービンエンジンについては、そのエンジン油として軽油
にセラミックを混ぜたものが使用され、当該エンジン油
は長期の研究にも拘らず、やっとコストが5割高止りで
、実用化がエンジンそのものでなくエンジン油によって
阻害されているが、本発明に係る人工石油はこのタービ
ン油に適合するものとなる。
ービンエンジンについては、そのエンジン油として軽油
にセラミックを混ぜたものが使用され、当該エンジン油
は長期の研究にも拘らず、やっとコストが5割高止りで
、実用化がエンジンそのものでなくエンジン油によって
阻害されているが、本発明に係る人工石油はこのタービ
ン油に適合するものとなる。
Claims (2)
- (1)数倍量程度の海水中に、鉄を溶かした王水と、塩
化亜鉛、塩化マンガン、塩化第1鉄、塩化カルシウム、
塩化第1銅、塩化ニッケル、塩化マグネシウムの全部ま
たは一部を希硫酸に溶解したものと、ロウ石、硫黄、炭
酸カルシウムを酢酸に溶解してこれを沸騰させたものと
を攪拌混合する第1工程としての有機炭素組成のための
化学化合物組成工程と、当該第1工程で得られた化学化
合物である緑色液体に、炭酸カルシウム、ロウ石、硫黄
入り酢酸を加える第2工程としての炭化物組成工程と、
第2工程で得られた炭化物に、硫黄、アルミニウム、塩
化第1鉄の全部または一部を添加攪拌して有機炭素を得
る第3工程としての有機炭素組成工程と、前記第2工程
で得た炭化物に、アルミニウムと第1工程による緑色の
液体とを加えて有機アルミ炭素を得る第4工程としての
有機アルミ炭素組成工程と、第3工程で得た有機炭素を
数十倍程度の海水に加え、さらにロウ石、硫黄、炭酸カ
ルシウム入りの酢酸を加える第5工程としての人工石油
原料組成工程と、この第5工程で得た人工石油原料を、
数十倍程度の海水に混入し、さらに硝石、尿素、ロウ石
、硫黄入り酢酸、炭酸カルシウム、塩化第1銅を加え、
さらにまた、これに第4工程で得た有機アルミ炭素も加
え、苛性ソーダ等のアルカリを入れて攪拌し、これを放
置して液体とスラッヂに分離したならば、濾過して得た
液体を加圧下において熟成し、熟成後エチルアルコール
、アセトン、グリセリンを加えるようにした第6工程で
ある人工石油組成工程とからなることを特徴とする海水
を用いた人工石油の製造方法。 - (2)数倍量程度の海水中に、鉄を溶かした王水と、塩
化亜鉛、塩化マンガン、塩化第1鉄、塩化カルシウム、
塩化第1銅、塩化ニッケル、塩化マグネシウムの全部ま
たは一部を希硫酸に溶解したものと、ロウ石、硫黄、炭
酸カルシウムを酢酸に溶解してこれを沸騰させたものと
を攪拌混合する第1工程としての有機炭素組成のための
化学化合物組成工程と、当該第1工程で得られた化学化
合物である緑色液体に、炭酸カルシウム、ロウ石、硫黄
入り酢酸を加える第2工程としての炭化物組成工程と、
第2工程で得られた炭化物に、硫黄、アルミニウム、塩
化第1鉄の全部または一部を添加撹拌して有機炭素を得
る第3工程としての有機炭素組成工程と、前記第2工程
で得た炭化物に、アルミニウムと第1工程による緑色の
液体とを加えて有機アルミ炭素を得る第4工程としての
有機アルミ炭素組成工程と、第3工程で得た有機炭素を
数十倍程度の海水に加え、さらにロウ石、硫黄、炭酸カ
ルシウム入りの酢酸を加える第5工程としての人工石油
原料組成工程と、この第5工程で得た人工石油原料を、
数十倍程度の海水に混入し、さらに硝石、尿素、ロウ石
、硫黄入り酢酸、炭酸カルシウム、塩化第1銅を加え、
さらにまた、これに第4工程で得た有機アルミ炭素も加
え、苛性ソーダ等のアルカリを入れ攪拌し、これを放置
して液体とスラッヂに分離したならば、濾過して得た液
体を加圧下において熟成し、熟成後エチルアルコール、
アセトン、グリセリンを加える第6工程としての第1人
工石油(アルコール)組成工程と、この第6工程で得た
ものに動物油、バナジウムを加えて加圧、加温下におき
、これにより得られたものを濾過するようにした第7工
程としての第2人工石油組成工程とからなることを特徴
とする海水を用いた人工石油の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60204091A JPS6262890A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 海水を用いた人工石油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60204091A JPS6262890A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 海水を用いた人工石油の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262890A true JPS6262890A (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=16484634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60204091A Pending JPS6262890A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | 海水を用いた人工石油の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6262890A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4852992A (en) * | 1986-10-23 | 1989-08-01 | Atsushi Nasu | Combustion aids |
JP2013245347A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Dai Sasagawa | 石油その3 |
-
1985
- 1985-09-14 JP JP60204091A patent/JPS6262890A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4852992A (en) * | 1986-10-23 | 1989-08-01 | Atsushi Nasu | Combustion aids |
JP2013245347A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Dai Sasagawa | 石油その3 |
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